JPH08270904A - 炭素融合炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】無煙、無害排気の完全燃焼炉を提供する。 【構成】耐火物で構成した密閉型の燃焼炉を構造の炭素
融合炉の上部燃焼物投入口１５から石炭や他の燃料や燃
焼物を投入して着火し、フタを閉めてロックする。下部
空気送風鉄管２３から空気を動圧で吹き上げ、これを一
次として酸化をさせ、この熱気体を機密炉内、与圧スト
リンガー内壁に沿ってサイクロン気体に混同回流させ、
未燃中のＰＭ粒子や酸化物を水素や可燃ガスと溶融させ
て二次燃焼をさせこれを高速で回転させることにより炉
内をマグマ状の火炎熱気の塊りとさせる。この高熱塊を
大気に排出する前に点火トロン７に吸熱させて高エネル
ギー電磁波を放射させる様に作用させ、酸化物や不燃物
質の光プラズマをグリッドで触媒させ無害化した清熱に
させたあと、融合トロン６で整熱、高品質の平均密度を
もつ優れた熱源とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】当概、本発明は煙突やバーナー、
特殊機械や大気汚染の有害物を除去する高度な技術、費
用を必要としなく、低価格で誰れでも扱える簡易なる構
造体のものから又原子力や火力発電所に相当する装置ま
で可能とし、今迄、不可能とされてきた燃料難燃性の稠
密体心立方格子の超近接炭素原子の固りである石炭やコ
ークスなど勿論煙突無し無煙で全んど１００％熱を取り
出すことが可能で温水や蒸気、暖房や熱気乾燥熱源も自
由で数百度から数千度まで簡易に制御できるのも特長と
し、並びに燃やすだけの目的なら、燃えるものなら何ん
でも燃やすことが可能にして小型のものは電気やブロー
も必要とせず、農業から海産物、一般廃棄物から家庭の
ゴミまで無公害にて燃焼ができるので、用途はほぼ無限
であり、特に林業から農業過疎地に於ける新産業の核と
なる程の要素も含んでおり、何よりも大気を汚染せず放
射性廃棄物を出さないのが産業上の利用分野に大きく貢
献するものである。 【０００２】 【従来の技術】燃える物質を現在の燃焼技術による方法
で煙や媒塵など有害なる公害物を出さずクリーン燃焼さ
せることは不可能とされている、現在の燃焼方法では必
ず煙突等を必要とし、大気中に多くの汚染物質を放出し
て酸性化の主原因を醸し出している、従って必然的にガ
スや液体燃料を使用し利便性の面からも、これを産業や
一般のエネルギー源としている、併しこれらの液体燃料
やガスも資源量の間題や設備費用電気を必要とするため
に、結果は先進国だけの恩恵として利用されている、原
在の固形燃料は一旦燃焼させたあと別途の副室炉に排気
を誘導してガスや液体燃料等でバーナーを使って二次燃
焼させて無害化しこれを煙の出ない焼却炉とし又ボイラ
ーなどで最高の技術として普及させている、併し煙突を
用いた拡散燃焼には間違なく黒煙やＰＭ粒子の媒塵を最
初から出さないという技術はなく、あらゆる酸化物等も
二次処理で解決しているのが従来の技術である、 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】世界中、誰れもが豊富
なエネルギーを必要としておるが、最も手軽な石油燃料
は先進国が自分だけの特権の様にふんだんに使って経済
発展を成し遂げてきたものでこれも限界にきており、
又、後進国も外貨不足や流通間題も含めて、これを自由
に使用することもできず、並びに過疎地や未開地、山林
や荒地などは、為す全もなく苦慮している、従って手元
にある固形燃料を使ってエネルギー源にしているが、特
に石炭は酸性雨の間題や媒塵など大気汚染の主原因とな
っているので無条件でこの石炭を燃料としたエネルギー
源を用いることは問題が大きすぎ世界中が困惑し悩んで
いる、依ってこの炭素融合炉を世界に位置づけることで
豊富にある固形燃料特に石炭を使ってエネルギー源とし
て活用できるので地球規模のエネルギー間題や公害問題
も解決され、更に基幹産業の樹立、発電、コスト低減、
農林海畜の熱源に又、稠密度炭素を使ってフロンやＰＣ
Ｂ，感染性医療廃棄物、放射性廃棄物、悪臭あらゆる廃
棄物の処理も本件、炭素融合炉の発明によって解決され
るものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】図１に開陳為したる適
寸、適効材を以って全体を構成した炭素融合炉を基準と
し法則上、規定した寸法をもって全体機能が作用する様
にした構造体を為して成り、まず上部適位置に開閉、緊
締め自由の機密開閉フタ、２，を嵌着遊架し、燃焼物投
入口、１５，として機能させ燃料投入後は機密を保つた
めロックができる様にし静圧炉室、与圧ストリンガーと
なして、次に１０の可燃ガス発生器と、１１の水素ガス
発生器を前面下部に併設して装備なさしめ更に前面最下
部に灰が取り出せる様窓口を設け開閉自在の灰出し機密
フタ１２を丁番で垂下なさしめて枢着し、本体の後面、
中心位置に炭素融合反応室、４，を突出形成させて更に
低辺部の一辺にしてブロー送風機，１３，を連接して装
備し全体の構成を為して成したものである、炉内は図
８、前後縦切断図で明示した通り、まず炉内を２５の耐
火物で構成した上、融合反応室の上部より理論上、確立
された角度をもって燃料受け、ロストルを間隙をもって
図８，２０の様に配備し炭素燃料や石炭、他の燃焼物を
戴着できる様耐熱性の適材料を用いて配備して上段部分
とし、ロストルの下、中心部は炭素融合反応室の作用を
中心とした機構とし、後部中心位置部分に放射線点火ト
ロン、７，を係合、軸架し、その外側、適位置、適間隔
をおいて、融合トロン、６、を捏合、芯着させて形成
し、この融合反応室に内蔵され位置付けされた機能のト
ロンを主体に炉内全体の作用を促進、制御、媒介が行わ
れ完全クリーンなる酸化燃焼の主要部となしてなり、下
部、中心位置あたりに可燃ガスと水素ガスが噴出できる
様な細管をもってしたインジュクション、１１，１２，
をバッフル炉内に設け、外側プールタンク容器と可調通
流できるように連管し、炉内細管は燃焼熱で内部気化
し、その圧力で自噴をする様な機構とした装置となし、
１３のブロー送風機の空気吹き上げは完全法則に従っ
て、風量、動圧、拡散、などと、壁面、トロン、ロスト
ル、との距離や高さ等規則にかんがみた位置付けとし、
この空気の流体力学とトロンの物理学上の理論が併合し
て相乗効果を発揮して炭素融合を行わせる手段をもって
爲して成る。 【０００５】 【 作 用 】燃焼、酸化反応には三つの条件が必要で
あり、１に燃料、２に酸素、３に点火源これらが適条件
に合致したとき燃焼が起きる、液体燃料の様に揮発性の
成分が多い燃料では二原子構成による分子組成のため容
易に酸化反応が起き間題ではないが、石炭やコークスの
様な固体燃料は金属と同じ結晶構造をしているため原子
間上のつながりが強く特に面心立方格子の炭素原子は最
強に近くこの近接原子間の密度を電離崩壊して分離させ
ることは至難である、酸素Ｏや水素Ｈは化学的に活性が
大で容易に様々な原子と結び付くが固体である六方稠密
炭素原子と結びつくときは、まずその表面から反応して
いく、まず炭素は酸素Ｏと反応しＣＯ一酸化炭素となっ
て一次酸化し更にもう一度酸素Ｏと結びつき二酸化炭素
ＣＯ_２となり完全燃焼をして固定化される、併しこのと
きバネ状でつながっている原子間が熱をもつことによっ
て、体積膨張いわゆるブラウン現象が発生し強い斤力で
結ながったまま、不完全燃焼のまま浮上大気に拡散され
てしまう、本発明による炭素融合炉の作用は不完全燃焼
の分子も含め、この熱気を煙突等で外気放散せず、炉内
のサイクロン流に合流させて次々と炉内に熱を蓄積させ
て熱の缶詰めを溶融させておき、この機密炉内に閉じ込
めた多数の分子を高熱で攝動させ相対する物質間や原子
間同志の往復衝突から起きる反作用を創出させて、これ
らを二酸化チタンやアルミナを中心にしたセラミックで
構成したトロンに吸熱させた上ポンシャルで共鳴振動を
起させ光スペクトルに変換し温度の積と近似的に等温作
用を起させたものである、高温になると熱放射が起きる
が、この放射は電磁波の種で電子、原子、イオン、素粒
子からなり、この吸熱した熱を光触媒トロンに作用させ
高エネルギー電子を飛び出させて酸化を促進させた作用
とするものである。この作用の特長は不燃分子ＰＭ黒煙
粒子や酸化物を静圧５０ミリから１００ミリ位の気密圧
力内でサイクロンの気体回転流に乗せて高熱で分子分壊
し酸化に必要な原子を接触させてトロンで融合させ安定
した清熱が取り出せる作用を特長とする。 【０００６】 【 実 施 例 】以下、本件発明に係わる実施例図に
基づいて説明する、図１，本体斜視図の、１開閉フタ取
手をもって、２，の機密開閉フタのフタを開けて、図１
１の１５燃焼物投入口から石炭や木材、コークスや燃焼
物、又は焼却廃棄物を投入して着火した後適時間、経過
したのちフタを緊締めして図２の１３のブロー送風機を
作動させた上空気を図１１の２３空気送風鉄管を介して
動圧空気を吹き上げて、ロストル先端を中心にロストル
低面全体を燃焼させて第一次の酸化とし、次に図１の１
１に一般の普通の水を入れ、１０に灯油などを入れて細
管を連接し炉内に誘引してインジュクションで加熱気化
して細霧を発生させ、不完全燃焼中の気体と混合させて
再度ロストル先端に吹き上げ点火トロンで完全燃焼をさ
せてから図１の炭素融合反応室で清熱に融合させてクリ
ーンな熱を放出させ、灰出は１２の灰出機密フタを開け
て取り出し、これをもって全実施とするものである、 【０００７】 【 発明の効果 】人間、生きる上に於いて地球上あら
ゆるところで熱源となる、エネルギーが必要で特に産業
に費消されるエネルギーは想像を絶するものがある、今
迄、先進国は手軽で安価な石油をふんだんに使って経済
の発展を遂げてきたが最早限界とされ、特に後進国は様
々な条件が整わず追随することもかなわず片よったエネ
ルギー事情に陥ちいっているのが現状で、その石油もあ
と数十年しかなく大きな間題となり、更に大気汚染だけ
は進行し酸性雨やフロン、ＰＣＢからダイオキシン、一
般家庭から産業界の廃棄物の焼却、これらの環境汚染の
ほとんどは石炭燃焼と煙突による拡散燃焼による媒塵、
酸性物質に原因があるとされている、あとは原子力に依
存を併しウランやプルトニウームの放射性廃棄物の間題
で世界中が反対している、本、炭素融合炉は無煙突で有
害物も出さずに石炭を中心にあらゆる燃焼物を清く完全
に酸化燃焼をさせることができ、当、概、発明がもたら
す効果はいちじるしく顕著で優れた効果はあらゆる方面
に及んでいくものと思料されるものである。

【図面の簡単な説明】 【図１】本体斜視図 【図２】前面図 【図３】後面図 【図４】右側面図 【図５】左側面図 【図６】上面図 【図７】下面図 【図８】前後縦切断図 【図９】右左縦切断図 【図１０】上部横切断図 【図１１】炭素融合作用説明 【符合の説明】 【 １】開閉フタ取手 【 ２】機密開閉フタ 【 ３】炭素融合炉本体 【 ４】炭素融合反応室 【 ５】融合熱吹出口 【 ６】単原子間融合トロン 【 ７】放射線点火トロン 【 ８】点火トロングリッド 【 ９】融合トロンカソード 【１０】可燃ガス発生器 【１１】水素ガス発生器 【１２】灰出し機密フタ 【１３】プロー送風機 【１４】耐火物底ベース 【１５】燃焼物投入口 【１６】可燃ガス発生室 【１７】炭素燃料石炭 【１８】熱分解炭化室 【１９】一次酸化燃焼 【２０】燃料受ロストル 【２１】未燃分子分解 【２２】高圧空気噴射 【２３】空気送風鉄管 【２４】動圧サイクロン室 【２５】耐火物レンガ 【２６】ブラウン現象単原子攝動

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項，１】 図１に開陳為したる，適寸，適形状、
   適効材を以って形成なさした静圧発生の機密缶体、与圧
   ストリンガーを構成した炭素融合炉を基準本体３として
   炉内上部に燃料や燃焼物を投入、充填して着火なさし
   め，一般燃焼をさせ一次とし この不完全燃焼ガスを１３のブロー送風機の力で炉内下
   部を回転している流体に合流させ微量の可燃ガスや水素
   ガスを混入させた上、分子を熱分解し一旦、原子に独立
   させて、再度、必要なる原子を適比で混合、完全燃焼を
   する分子構成と為して動圧サイクロンの噴射で二次酸
   化、完全爆発燃焼をさせる様にした融合炉で、この爆発
   燃焼を烈起させる点火源は６、７、８、９のトロン機構
   が作用なさしめ燃焼熱を一旦７と８の放射線点火トロン
   に蓄熱し熱コンデンサーとし各，原子間がブラウン現象
   で攝動している炭素原子間を切断する熱エネルギー放射
   線に変換して光量子相転移トロンと為して最後に単原子
   を総て６，９で炭素融合して為して成る無煙，無害排
   気、安定清熱、廃棄物無害焼成を為し遂げた炭素融合
   炉。