JPH08270808A - ケージ弁及びケージ弁の加工方法 - Google Patents
ケージ弁及びケージ弁の加工方法Info
- Publication number
- JPH08270808A JPH08270808A JP7381395A JP7381395A JPH08270808A JP H08270808 A JPH08270808 A JP H08270808A JP 7381395 A JP7381395 A JP 7381395A JP 7381395 A JP7381395 A JP 7381395A JP H08270808 A JPH08270808 A JP H08270808A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- valve
- valve seat
- valve plug
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
Abstract
しかもクリアランス・フローの低減されたケージ弁を得
ることを目的とする。 【構成】 ケージ10の内周壁と弁プラグ26の外周壁
とのクリアランスが該ケージ10の下部弁座14付近に
おいてのみ小さくなるように、該ケージ10の下部弁座
14付近の内直径Dを該ケージ10の下部弁座14付近
以外の内直径Dよりも小さく形成した。
Description
を調節するケージ弁とそのケージ弁の加工方法に関する
ものである。
7−192677号公報に開示されたものがある。以
下、かかる従来のケージ弁を図について説明する。図9
は従来のケージ弁を示す縦断面図、図10は従来のケー
ジ弁の要部を示す縦断面図である。図において、ケージ
弁1は弁本体2とその上端開口部にボルト3で接合され
た上蓋4とを備えており、弁本体2の内部には隔壁5に
よって2つの流路6と7とが隔成されている。そして、
両方の流路6,7は図示しない管路と鍔部で接合されて
おり、流体は図に矢印Aで示す方向から流路6内へ流入
するように構成されている。
縁部は、隔壁5に開口された弁座口8にはめ込まれてお
り、上端部は弁本体2と上蓋4とに挟持されて設けられ
ている。また、かかるケージ10の下端部には、上流側
の流路6と連通する流入口11が該ケージ10と同軸に
開口されており、ケージ10の側壁には下流側の流路7
と連通する複数個の流出口12が開口されている。
弁座13及び下部弁座14がケージ10の内周壁に沿っ
て形成されている。
キン押え22で押圧されて設けられており、弁軸23は
このパッキン21を介して上蓋4に上下動自在に軸支さ
れている。そして、この弁軸23の上端部には、図示し
ない駆動部に連結されて弁軸23を上下動させる軸ボタ
ン24がナット25で固定され、弁軸23の下端部に
は、弁プラグ26がノックピン27で固定されてはめ合
わされている。
する有底円筒状に形成され、ケージ10の内周壁と所定
間隙を有して該ケージ内10に進退自在に支持されてい
る。また弁プラグ26には、前記ケージ10に形成され
た上部弁座13と下部弁座14にそれぞれ係合可能な着
座部26a,26bが形成されている。なお、弁プラグ
26の開口端内側面26cは、大きく面取りされて全体
をラッパ状に形成されている。さらに弁プラグ26の天
井面には、ケージ10の内部と連通する貫通孔28が穿
設されている。
形成されたケージ弁1において、流入口11からケージ
10内へ流入した流体は、流出口12から下流側の流路
7へ流出し、この流量の調節は弁プラグ26を上下動さ
せて流出口12の開口面積を変化させることによって行
われる。
上のように構成されているので、ケージ10内で弁プラ
グ26を進退自在とするためには、その構造上、ケージ
10と弁プラグ26との間に所定のクリアランスを必要
とし、かかるクリアランスのために弁プラグ26を完全
に閉じたときであっても、流体の漏れ(以下、「クリア
ランス・フロー」という。)が生じてしまうという問題
点があった。
アランスをケージ10の内周壁若しくは弁プラグ26の
外周壁の全域に渡ってさらに狭くする手段も提供された
が、ケージ10と弁プラグ26との間隙にゴミや異物が
かみ込んでしまい、ケージ10内で弁プラグ26が進退
できなくなるという問題点があった。
合における、ケージ10の下部弁座14と弁プラグ26
の下端部とがなすストローク長さLの10%程度に相当
する範囲に渡って、クリアランスを狭くする場合にあっ
ては、流動抵抗(圧力損失)が小さいため、クリアラン
ス・フローを抑制し難いという問題点があった。
1に示されるケージ弁も提供された。ここで図11は従
来の他のケージ弁の要部を示す部分断面図である。すな
わち、かかるケージ弁は、弁プラグ26の先端部に延設
部26dを設けることによって、当該部分でのはめ合い
を高めようとするものである。
ラグ26の全長が長くなり、最大開度における弁通過流
量の値(以下、「Cv値」という。)が減少したり、ま
た、高速の流体ジェットが延設部26dに衝突し、剥離
や再付着等の流れの不安定性が繰り返し励起され、その
結果、ステムの振動が発生するという問題点があった。
動を回避しつつ、Cv値の高い、しかもクリアランス・
フローの低減されたケージ弁を提供することに苦慮して
いた。
ためになされたもので、ステムの振動を回避しつつ、C
v値の高い、しかもクリアランス・フローの低減された
ケージ弁を得ることを目的とする。
ージ弁の加工方法を提供することを目的とする。
ージ弁は、ケージの内周壁と弁プラグの外周壁との間隙
が該ケージの下部弁座付近においてのみ小さくなるよう
に、該ケージの下部弁座付近の内直径を該ケージの下部
弁座付近以外の内直径よりも小さく形成し、又は該弁プ
ラグの下部付近の外直径を該弁プラグの下部付近以外の
外直径よりも大きく形成したものである。
の内周壁と弁プラグの外周壁との間隙が該ケージの下部
弁座付近においてのみ小さくなるように、該ケージの下
部弁座付近の内直径を該ケージの下部弁座付近以外の内
直径よりも小さく形成し、かつ、該弁プラグの下部付近
の外直径を該弁プラグの下部付近以外の外直径よりも大
きく形成したものである。
1又は請求項2記載のケージ弁において、ケージの下部
弁座から上方に厳公差形成長さに相当する範囲に渡って
該ケージの内直径を小さく形成し、若しくは該弁プラグ
の下端部から上方に厳公差形成長さに相当する範囲に渡
って該弁プラグの外直径を大きく形成したものである。
1乃至請求項3記載のケージ弁において、流体通用窓の
下端部を、ストローク長さの5%程度に相当する長さ分
だけ、ケージの下部弁座から上方に位置させたものであ
る。
は、ケージの内直径を小さく形成し始める位置又は弁プ
ラグの外直径を大きく形成し始める位置に周方向の加工
用溝を設けた後、該加工用溝を境界として所定の径に加
工するものである。
下部弁座付近の内直径が該ケージの下部弁座付近以外の
内直径よりも小さく形成され、又は該弁プラグの下部付
近の外直径が該弁プラグの下部付近以外の外直径よりも
大きく形成されるので、ケージの内周壁と弁プラグの外
周壁との間隙が該ケージの下部弁座付近においてのみ小
さくなり、ステムの振動を回避しつつ、Cv値の高い、
しかもクリアランス・フローの低減されたケージ弁を得
る。
ジの下部弁座付近の内直径が該ケージの下部弁座付近以
外の内直径よりも小さく形成され、かつ、該弁プラグの
下部付近の外直径が該弁プラグの下部付近以外の外直径
よりも大きく形成されるので、ケージの内周壁と弁プラ
グの外周壁との間隙が該ケージの下部弁座付近において
のみ小さくなり、ステムの振動を回避しつつ、Cv値の
高い、しかもクリアランス・フローの低減されたケージ
弁を得る。
ジの下部弁座から上方に厳公差形成長さに相当する範囲
に渡って該ケージの内直径を小さく形成され、若しくは
該弁プラグの下端部から上方に厳公差形成長さに相当す
る範囲に渡って該弁プラグの外直径を大きく形成される
ので、ケージの内周壁と弁プラグの外周壁との間隙が当
該範囲においてのみ小さくなり、ステムの振動を回避し
つつ、Cv値の高い、しかもクリアランス・フローの低
減されたケージ弁を得る。
通用窓の下端部を、ストローク長さの5%程度に相当す
る長さ分だけ、ケージの下部弁座から上方に位置させた
ので、ストローク長さの5%程度に相当する弁開度まで
流体通用窓が閉じられ、クリアランス・フローの低減さ
れたケージ弁を得る。
法は、ケージの内直径を小さく形成し始める位置又は弁
プラグの外直径を大きく形成し始める位置に周方向の加
工用溝を設けた後、該加工用溝を境界として所定の径に
加工するので、該境界箇所での加工が容易となる。
する。図1はケージの公差と弁プラグの公差との関係を
示す平面図、図2はこの発明の一実施例によるケージ弁
の要部を示す縦断面図、図3は弁プラグの弁開度を示す
要部縦断面図、図4はこの発明の一実施例によるケージ
弁の流量特性を示すグラフ図であり、従来技術である図
9乃至10に示した相当部分には同一符号を付しその説
明を省略し、異なる構成部分について説明する。
の関係は、図1に示されるようになっており、上記各図
において、Dはケージ10の内直径、dは弁プラグ26
の外直径、α,β,εは公差である。また、Lは図3に
示すように、弁プラグ26の開度が100%の場合にお
けるケージ10の下部弁座14と弁プラグ26の着座部
26bとがなす「ストローク長さ」である。
から上方にストローク長さLの5分の1に相当する範囲
に渡ってのみ、ケージ10の内直径Dを小さく形成した
ものである。すなわち、弁プラグ26の外直径dを、−
α〜−βの公差範囲で形成した場合に、1/5Lに相当
する範囲以外のケージ10の内直径Dを、+ε〜0の公
差範囲で形成し、さらに1/5Lに相当する範囲のケー
ジ10の内直径Dを、+(ε−β)/2〜−α/2の公
差範囲で形成したものである。
の内直径Dを小さく形成する範囲として、上記1/5L
に相当する範囲としたが、この実施例に限らず、1/5
L乃至1/3Lに相当する長さである「厳公差形成長
さ」の範囲としてもよい。
は、次の理由による。すなわち、上述したように、1/
3L〜Lの範囲で公差を狭くすれば、ケージ10と弁プ
ラグ26との間隙にゴミや異物がかみ込んでしまい、ケ
ージ10内で弁プラグ26が進退できなくなるからであ
り、また1/5L未満の範囲で公差を狭くしても、流動
抵抗(圧力損失)が小さいため、クリアランス・フロー
の抑制効果が期待できないからである。
形成されたケージ弁1において、流入口11からケージ
10内へ流入した流体は、流出口(流体通用窓)12か
ら下流側の流路7へ流出し、この流量の調節は弁プラグ
26を上下動させて流出口12の開口面積を変化させる
ことによって行われる。
うな流量特性を得ることができる。すなわち、破線で示
す従来技術によるものが低レンジアビリティー(Rb
30:1)であるのに対し、実線で示す高レンジアビリ
ティー(Rb 75:1)性能のものを得ることができ
る。
る範囲でケージ10の内直径Dを小さく形成してあるの
で、弁プラグ26の開度が0%(L=0)の場合であっ
ても、該部分からのクリアランス・フローを低減するこ
とができる。また、従来技術のように、クリアランス・
フローを低減すべく、弁プラグ26の先端部に延設部2
6dを設ける必要がないので、Cv値を高めることがで
きると共に、ステムの振動をも回避できる。
説明する。図5はこの発明の他の実施例によるケージ弁
の要部を示す縦断面図である。この実施例は、弁プラグ
26の着座部26bから上方にストローク長さLの5分
の1に相当する範囲に渡ってのみ、弁プラグ26の外直
径dを大きく形成したものである。すなわち、ケージ1
0の内直径Dを+ε〜0の公差範囲で形成した場合に、
弁プラグ26の外直径dを、1/5Lに相当する範囲以
外において−α〜−βの公差範囲で形成し、1/5Lに
相当する範囲において、−(β−ε)/2〜−α/2の
公差範囲で形成したものである。
の外直径dを大きく形成する範囲として、上記1/5L
に相当する範囲として説明したが、この実施例に限ら
ず、1/5L乃至1/3Lに相当する長さである「厳公
差形成長さ」の範囲としてもよい。
ば、1/5Lに相当する範囲で弁プラグ26の外直径d
を大きく形成してあるのでクリアランスを小さくでき、
従って、弁プラグ26の開度が0%(L=0)の場合で
あっても、該部分からのクリアランス・フローを低減す
ることができる。また、実施例1の場合と同様に、Cv
値を高めることができると共に、ステムの振動をも回避
できる。
て説明する。図6はこの発明の他の実施例によるケージ
弁の要部を示す縦断面図である。この実施例は、ケージ
10の下部弁座14から上方にストローク長さLの5分
の1に相当する範囲に渡ってのみ、ケージ10の内直径
Dを小さく形成し、かつ、弁プラグ26の着座部26b
から上方にストローク長さLの5分の1に相当する範囲
に渡ってのみ、弁プラグ26の外直径dを大きく形成し
たものである。すなわち、1/5Lに相当する範囲のケ
ージ10の内直径Dを、+β/2〜0の公差範囲で形成
し、かつ、1/5Lに相当する範囲の弁プラグ26の外
直径dを、−β/2〜−α/2の公差範囲で形成したも
のである。
内直径Dを小さく形成し、かつ、弁プラグ26の外直径
dを大きく形成する範囲として、上記1/5Lに相当す
る範囲として説明したが、この実施例に限らず、1/5
L乃至1/3Lに相当する長さである「厳公差形成長
さ」の範囲としてもよい。
ば、1/5Lに相当する範囲でケージ10の内直径Dを
小さく形成し、かつ、弁プラグ26の外直径dを大きく
形成してあるので、該部分のみでのクリアランスを小さ
くでき、従って、弁プラグ26の開度が0%(L=0)
の場合であっても、該部分からのクリアランス・フロー
を低減することができる。また、Cv値を高めることが
できると共に、ステムの振動をも回避できる。
説明する。図7はこの発明の他の実施例によるケージ弁
の流出口の配設位置を示す側面図である。この実施例
は、流出口12の下端部を、前記ストローク長さLの5
%程度に相当する長さ分だけ、ケージ10の下部弁座1
4から上方に位置させたものである。
グ26によって、ストローク長さLの5%程度に相当す
る弁開度まで閉じられ、クリアランス・フローが低減さ
れる。
うな流量特性を得ることができる。すなわち、破線で示
す従来技術によるものが低レンジアビリティー(Rb
30:1)であるのに対し、一点鎖線で示す高レンジア
ビリティー(Rb 100:1)性能のものを得ること
ができる。
る弁プラグを示す縦断面図である。この実施例は、ケー
ジ10の内直径Dを小さく形成し始める位置に周方向の
加工用溝30を設けた後、該加工用溝30を境界として
弁プラグ26を所定の径に加工するケージ弁の加工方法
に係るものである。この加工用溝30は、弁プラグ26
の着座部26bから上方に1/5L程度に相当する位置
に設けられ、R1〜R3程度の大きさに形成される。
として、弁プラグ26を所定の径に容易に機械加工する
ことができる。
例4において用いることができる。
ば、ケージの下部弁座付近の内直径を該ケージの下部弁
座付近以外の内直径よりも小さく形成し、又は弁プラグ
の下部付近の外直径を該弁プラグの下部付近以外の外直
径よりも大きく形成して構成したので、ケージの内周壁
と弁プラグの外周壁との間隙が該ケージの下部弁座付近
においてのみ小さくなり、ステムの振動を回避しつつ、
Cv値の高い、しかもクリアランス・フローの低減され
たケージ弁を得ることができる。
座付近の内直径を該ケージの下部弁座付近以外の内直径
よりも小さく形成し、かつ、弁プラグの下部付近の外直
径を該弁プラグの下部付近以外の外直径よりも大きく形
成して構成したので、ケージの内周壁と弁プラグの外周
壁との間隙が該ケージの下部弁座付近においてのみ小さ
くなり、ステムの振動を回避しつつ、Cv値の高い、し
かもクリアランス・フローの低減されたケージ弁を得る
ことができる。
求項2記載のケージ弁において、ケージの下部弁座から
上方に厳公差形成長さに相当する範囲に渡って該ケージ
の内直径を小さく形成し、若しくは該弁プラグの下端部
から上方に厳公差形成長さに相当する範囲に渡って該弁
プラグの外直径を大きく形成して構成したので、ケージ
の内周壁と弁プラグの外周壁との間隙が当該範囲におい
てのみ小さくなり、ステムの振動を回避しつつ、Cv値
の高い、しかもクリアランス・フローの低減されたケー
ジ弁を得ることができる。
求項3記載のケージ弁において、流体通用窓の下端部
を、ストローク長さの5%程度に相当する長さ分だけ、
ケージの下部弁座から上方に位置させて構成したので、
ストローク長さの5%程度に相当する弁開度まで流体通
用窓が閉じられ、クリアランス・フローの低減されたケ
ージ弁を得ることができる。
を小さく形成し始める位置又は弁プラグの外直径を大き
く形成し始める位置に周方向の加工用溝を設けた後、該
加工用溝を境界として所定の径に加工するので、該境界
箇所での加工が容易となるケージ弁の加工方法を得るこ
とができる。
平面図である。
す縦断面図である。
を示すグラフ図である。
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
の配設位置を示す側面図である。
面図である。
る。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 周壁に穿設された流体通用窓と該流体通
用窓の上下に設けられた上部弁座及び下部弁座を有する
円筒状のケージと、該ケージ内周壁と所定間隙を有して
該ケージ内に進退自在に配設され前記両弁座にそれぞれ
着離可能な着座部を有する弁プラグとを備えたケージ弁
において、前記ケージの内周壁と前記弁プラグの外周壁
との間隙が該ケージの前記下部弁座付近においてのみ小
さくなるように、該ケージの下部弁座付近の内直径を該
ケージの下部弁座付近以外の内直径よりも小さく形成
し、又は該弁プラグの下部付近の外直径を該弁プラグの
下部付近以外の外直径よりも大きく形成したことを特徴
とするケージ弁。 - 【請求項2】 周壁に穿設された流体通用窓と該流体通
用窓の上下に設けられた上部弁座及び下部弁座を有する
円筒状のケージと、該ケージ内周壁と所定間隙を有して
該ケージ内に進退自在に配設され前記両弁座にそれぞれ
着離可能な着座部を有する弁プラグとを備えたケージ弁
において、前記ケージの内周壁と前記弁プラグの外周壁
との間隙が該ケージの前記下部弁座付近においてのみ小
さくなるように、該ケージの下部弁座付近の内直径を該
ケージの下部弁座付近以外の内直径よりも小さく形成
し、かつ、該弁プラグの下部付近の外直径を該弁プラグ
の下部付近以外の外直径よりも大きく形成したことを特
徴とするケージ弁。 - 【請求項3】 前記弁プラグの開度が100%の場合に
おける前記ケージの下部弁座と該弁プラグの下端部とが
なすストローク長さの5分の1乃至3分の1に相当する
長さを「厳公差形成長さ」とした場合に、該ケージの下
部弁座から上方に厳公差形成長さに相当する範囲に渡っ
て該ケージの内直径を小さく形成し、若しくは該弁プラ
グの下端部から上方に厳公差形成長さに相当する範囲に
渡って該弁プラグの外直径を大きく形成したことを特徴
とする請求項1又は請求項2記載のケージ弁。 - 【請求項4】 前記流体通用窓の下端部を、前記ストロ
ーク長さの5%程度に相当する長さ分だけ、前記ケージ
の下部弁座から上方に位置させたことを特徴とする請求
項1乃至請求項3記載のケージ弁。 - 【請求項5】 周壁に穿設された流体通用窓と該流体通
用窓の上下に設けられた上部弁座及び下部弁座を有する
円筒状のケージと、該ケージ内周壁と所定間隙を有して
該ケージ内に進退自在に配設され前記両弁座にそれぞれ
着離可能な着座部を有する弁プラグとを備えたケージ弁
の加工方法において、前記ケージの下部弁座付近の内直
径を該ケージの下部弁座付近以外の内直径よりも小さく
形成し、又は前記弁プラグの下部付近の外直径を該弁プ
ラグの下部付近以外の外直径よりも大きく形成するため
に、該ケージの内直径を小さく形成し始める位置又は該
弁プラグの外直径を大きく形成し始める位置に周方向の
加工用溝を設けた後、該加工用溝を境界として所定の径
に加工することを特徴とするケージ弁の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7073813A JP3022240B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ケージ弁及びケージ弁の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7073813A JP3022240B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ケージ弁及びケージ弁の加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08270808A true JPH08270808A (ja) | 1996-10-15 |
JP3022240B2 JP3022240B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=13528981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7073813A Expired - Fee Related JP3022240B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ケージ弁及びケージ弁の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022240B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004526111A (ja) * | 2001-05-07 | 2004-08-26 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 高性能流体制御弁 |
JP5692416B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-04-01 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | スプール弁および潤滑油供給装置 |
EP2927545A1 (en) | 2014-03-31 | 2015-10-07 | Azbil Corporation | Cage valve |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7073813A patent/JP3022240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004526111A (ja) * | 2001-05-07 | 2004-08-26 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 高性能流体制御弁 |
JP4688404B2 (ja) * | 2001-05-07 | 2011-05-25 | フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー | 高性能流体制御弁 |
JP5692416B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-04-01 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | スプール弁および潤滑油供給装置 |
JPWO2013099747A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-05-07 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | スプール弁および潤滑油供給装置 |
EP2927545A1 (en) | 2014-03-31 | 2015-10-07 | Azbil Corporation | Cage valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3022240B2 (ja) | 2000-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2824675C (en) | Bonnet for three-way valve | |
US5172728A (en) | Three-way-valve | |
KR100281476B1 (ko) | 밸브장치 | |
JP6167186B2 (ja) | ウェイストゲートバルブ装置 | |
JP2004526111A (ja) | 高性能流体制御弁 | |
JP2005528569A (ja) | 制御弁 | |
WO2003052302A3 (en) | Annular valve | |
JPH08270808A (ja) | ケージ弁及びケージ弁の加工方法 | |
CA3227959A1 (en) | Fluid flow control devices and systems, and methods of flowing fluids | |
JP2005201089A (ja) | 内燃機関のポート構造 | |
JP2021071102A (ja) | Egrバルブシステム | |
JPH11201294A (ja) | 多孔オリフィス弁 | |
WO2020200266A1 (zh) | 一种电动阀 | |
JP3950283B2 (ja) | 流量加減弁 | |
JPH01193488A (ja) | 弁装置 | |
JPH11248031A (ja) | ポペット弁 | |
JPH0972430A (ja) | 蒸気加減弁 | |
JPH0242153B2 (ja) | ||
KR930006513B1 (ko) | 밸브장치 | |
JPH0648069B2 (ja) | 弁装置 | |
JP3145320B2 (ja) | 調整弁 | |
JPH04262173A (ja) | 調節弁 | |
JP2652470B2 (ja) | 調節弁 | |
JP3862165B2 (ja) | 流量制御装置 | |
JP2761676B2 (ja) | 調節弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |