JPH0826919B2 - 遊星歯車変速装置 - Google Patents

遊星歯車変速装置

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JPH0826919B2
JPH0826919B2 JP4128875A JP12887592A JPH0826919B2 JP H0826919 B2 JPH0826919 B2 JP H0826919B2 JP 4128875 A JP4128875 A JP 4128875A JP 12887592 A JP12887592 A JP 12887592A JP H0826919 B2 JPH0826919 B2 JP H0826919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構成をコンパクトにしな
がら高変速比が得られるようにした遊星歯車変速装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、遊星歯車機構の変速装置に
よれば一般の歯車変速装置に比べて構成をコンパクトに
しながら高い変速比を得ることができる。しかし、太陽
歯車の周囲に複数の遊星歯車を配置しているため、1組
の遊星歯車機構から得られる変速比の大きさは、上記複
数の遊星歯車同士が干渉し合わない範囲までが限度であ
る。それ以上に大きな変速比を得るためには、遊星歯車
機構を2組以上連結するようにしなければならなくな
る。しかし、2組以上もの遊星歯車機構を連結すれば、
軸方向の長さが大きくなるため装置が大型化し、大きな
設置スペースが必要になるためコスト高になることは避
けられなくなる。
【0003】また、以下に説明する本発明のように、遊
星歯車機構の遊星歯車を遊星大歯車と遊星小歯車との結
合から構成し、複数の遊星大歯車に太陽歯車に同時に噛
合させ、かつ複数の遊星小歯車を内歯車に同時に噛合さ
せる構成にした場合は、この遊星歯車機構はロックドト
レーンになるため、上記遊星大歯車と遊星小歯車との位
相関係が複数の遊星歯車群の相互間において完全に一致
していなければ、遊星機構の組み付けは不可能になり、
実用化することができなくなるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
の遊星歯車からなる遊星歯車機構をコンパクトな構成に
しながら、高変速比が得られるようにした遊星歯車変速
装置を提供することにある。本発明の他の目的は、高変
速比を得るため遊星歯車を遊星大歯車と遊星小歯車との
結合にしたロックドトレーンの遊星歯車機構において、
各組の遊星大歯車と遊星小歯車の歯の位相関係を複数組
の遊星歯車群相互において完全一致できるようにした遊
星歯車変速装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、太陽歯車と内
歯車との間に複数の遊星歯車を介在させた遊星歯車機構
からなる変速装置において、前記内歯車を軸方向に直交
する面で二分割した二つの分割内歯車から構成する一
方、前記複数の遊星歯車を、それぞれ径の大きな遊星大
歯車に径の小さな遊星小歯車を該遊星小歯車と同形のイ
ンボリュートスプラインで同軸状に結合して、該遊星大
歯車の両側にそれぞれ遊星小歯車の歯部を臨ませ、しか
も該結合を前記複数の遊星大歯車を重ねた状態で軸部に
前記遊星小歯車と同形のインボリュートメススプライン
を同時加工し、そのメススプラインに前記遊星小歯車を
スプライン結合することにより、前記複数の遊星歯車相
互間において遊星大歯車と遊星小歯車との歯の位相を一
致させた構成にし、前記二つの分割内歯車をそれぞれ前
記遊星大歯車の両側に臨む遊星小歯車に噛合させると共
に、前記太陽歯車を前記遊星大歯車に噛合させたロック
ドトレーンとし、さらに前記複数の遊星歯車に荷重等配
機構を付設し、該荷重等配機構を前記遊星小歯車を遊星
軸に遊動中介輪を介して軸支し、該遊星小歯車と遊動中
介輪との間に油膜を介して共回り可能な隙間を形成した
構成にしたものである。
【0006】このように遊星歯車を遊星大歯車と遊星小
歯車とから構成し、その遊星大歯車に太陽歯車を、遊星
小歯車に内歯車をそれぞれ噛合させるようにしたため、
遊星歯車機構を1段だけにしたコンパクトな構成によっ
て高変速比を得ることができる。また、本発明では、前
述したように複数の各遊星歯車を遊星大歯車に遊星小歯
車を同軸状に結合し、太陽歯車を複数の遊星大歯車に、
また複数の遊星小歯車に内歯車を噛合させたロックドト
レーンを構成しているが、上記遊星大歯車と遊星小歯車
とをスプライン結合するに当り、複数の遊星大歯車を重
ねた状態で軸部に遊星小歯車と同形のメススプラインを
同時加工し、そのメススプラインに遊星小歯車を嵌合さ
せるようにしたので、各遊星大歯車と遊星小歯車の歯の
位相関係を複数の遊星歯車相互間において完全に一致さ
せることができ、従来極めて困難とされていたロックド
トレーンの機構の組み付けを容易にすることができる。
【0007】また、本発明は、上記遊星歯車機構におけ
る荷重等配機構として、遊星小歯車を遊星軸に遊動中介
輪を介して軸支し、該遊星小歯車と前記遊動中介輪との
間に油膜を介して共回り可能な隙間を形成するように
たので、これによって複数の遊星歯車に動力を均等に
配可能にし、運転を円滑にすることができる。また、こ
の荷重等配機構として、遊星歯車を3組に限定して設け
た場合に、各組の遊星小歯車を遊星軸と一体構造にして
キャリヤに回転自在に軸支し、かつ太陽歯車の軸にギヤ
カップリングを付設するようにしたので、同様に円滑な
運転を可能にする。また、内歯車を左右二つの分割内歯
車から構成し、これら分割内歯車を遊星大歯車を跨いで
その両側に臨む遊星小歯車にそれぞれ噛合させた場合
は、単一の内歯車が片側の遊星小歯車だけに噛合する場
合のように、遊星軸に曲げモーメントを発生させないた
め、一層円滑かつ安定化した運転を可能にする
【0008】
【実施例】図1及び図2は、本発明の一実施例を示す遊
星歯車変速装置である。図において、1は入力軸、2は
出力軸、3は遊星歯車機構、4はケーシングである。遊
星歯車機構3は、入力軸1に一体に設けられた太陽歯車
5と、その周囲に配置した複数(図示の例では3個)の
遊星歯車6と、さらにこれら遊星歯車6の外側に配置さ
れた内歯車7とから構成されている。遊星歯車6は遊星
軸8を介してキャリヤ9に支持され、そのキャリヤ9は
出力軸2に連結されている。
【0009】内歯車7は軸方向に直交する面で分割され
た前後2個の分割内歯車7a,7bから構成され、この
2個の分割内歯車7a,7bは軸方向前後をケーシング
4,4に挟まれ、図示しないボルトとナットにより一体
に結合されている。一方、遊星歯車6は、歯数の多い遊
星大歯車6aとこれよりも歯数の少ない遊星小歯車6b
との組合せからなり、遊星小歯車6bが遊星大歯車6a
の軸部に対して同軸状に遊星小歯車6bと同形のインボ
リュートスプラインで結合することにより、遊星大歯車
6aの軸方向両側に歯部を臨ませるように構成されてい
る。
【0010】上記構成において、遊星大歯車6aと太陽
歯車5はヘリカル歯車から構成されて互いに噛合する一
方、遊星小歯車6bと分割内歯車7a,7bはスパー歯
車から構成されて互いに噛合している。二つの分割内歯
車7a,7bは、それぞれ遊星大歯車6aを跨ぎ、その
両側に臨む遊星小歯車6bの歯部に噛合している。この
ように両側に跨いで噛合させることにより遊星軸8に曲
げモーメントが作用せず、安定した回転を可能にする。
また、内歯車のヘリカル歯車としての加工は不可能であ
るが、遊星大歯車6aと太陽歯車5とがヘリカル歯車で
あることによって、騒音の発生を低減することができ
る。
【0011】上述のような噛合関係において、入力軸1
から太陽歯車5に入力した動力は遊星大歯車6aに伝達
され、さらに分割内歯車7a,7bに噛合する遊星小歯
車6bを介して減速され、出力軸2へ出力される。この
ように遊星歯車6が、歯数の多い遊星大歯車6aと歯数
の少ない遊星小歯車6bから構成されることによって、
著しく大きな変速比(減速比)が得られる。しかも、1
段の遊星歯車機構だけで可能になるから装置をコンパク
トに、かつ低コストにすることができる。
【0012】また、上記構成の変速装置は遊星歯車機構
であると同時に、各遊星歯車が遊星大歯車と遊星小歯車
とから構成されていることによって、前述したようにロ
ックドトレーンになっている。そのため、円滑な稼働を
行うためには、各遊星大歯車6aと遊星小歯車6bの歯
の位相が、複数の遊星歯車群の間において互いに完全に
一致している必要がある。
【0013】本発明では、このように遊星大歯車6aと
遊星小歯車6bの歯の位相を、複数の遊星歯車群の間に
おいて完全に一致させるため、遊星大歯車の軸部に遊星
小歯車をその遊星小歯車と同形のインボリュートスプラ
インによって同軸状にスプライン結合させるようにして
ある。また、このようにスプライン結合にするために、
メススプラインの加工に際し、複数の遊星大歯車6aを
重ねた状態でその軸部に遊星小歯車6bと同形のメスス
プラインを同時加工するようにし、そのメススプライン
に遊星小歯車6bをスプライン結合させるようにしてい
る。このような加工及び組み付けによって、遊星大小両
歯車6a,6bの歯の位相関係を、複数の遊星歯車群の
相互間において容易に一致させることができる。
【0014】また、遊星歯車6を、遊星大歯車6aに遊
星小歯車6bを同軸状にスプライン結合させる構成にし
たことにより、後述する遊動中介輪11を複数の遊星歯
車6に対する荷重等配機構として適用することが可能に
なる。上記変速装置の変速比は、次のような計算によっ
て簡単に求めることができる。いま、太陽歯車5の歯数
をZ1 、遊星大歯車6aの歯数をZ2 ,遊星小歯車6b
の歯数をZ3 、内歯車7(分割内歯車7a,7b)の歯
数をZ4 とし、かつ太陽歯車5の回転数を1、出力軸2
の回転数を0と仮に置くと、各歯車の回転数は表1のよ
うに示すことができる。
【0015】
【表1】 ここで、内歯車7は回転しないから、その回転数を0に
するため、上記表1の各歯車の回転数にそれぞれ内歯車
7の回転数(Z1 /Z2 )・(Z3 /Z4 )を加算する
と、 太陽歯車(入力軸)の回転数N1 は 1+(Z1
2 )・(Z3 /Z4 ) 出力軸の回転数N5 は (Z1 /Z2 )・(Z3
4 ) (内歯車の回転数N4 は0)となる。
【0016】したがって、変速比RをR=N1 /N5
すれば、 R=N1 /N5 =(Z2 4 /Z1 3 )+1 として計算することができる。また、上記変速装置にお
いて、太陽歯車5の周りに配置された複数の遊星歯車6
は、それぞれ遊星小歯車6bを介して遊星軸8に軸支さ
れているが、その軸受構造は図3に示すような構成にな
っている。この構成は複数の遊星歯車6に荷重分担を等
配する荷重等配機構を設けるようにしたものであって、
遊星軸8にニードル軸受10を介して遊動中介輪11を
回動自在に装着し、この遊動中介輪11に小さな隙間δ
を介して遊星小歯車6bを軸支するようにしたものであ
る。現状の工作技術においては各歯車に微小な工作誤差
が生ずるのを皆無にすることは不可能であるので、この
ような荷重等配機構を設けることは重要である。
【0017】図3に示す荷重等配機構は、遊星小歯車6
b(遊星歯車6)が回転することにより遊動中介輪11
が共回りし、遊星小歯車6bと遊動中介輪11との間の
隙間δに共回り軸受理論による大きな油膜を発生する。
この油膜は遊星歯車6にかかる荷重を調整し、複数個の
遊星歯車6に対して荷重を等配する作用を行うことがで
きる。
【0018】図4は、他の実施態様の荷重等配機構を有
する本発明の実施例を示すものである。この実施例は、
図1,2の実施例の場合と荷重等配機構が異なるだけ
で、他の部分は実質的に同じ構成になっている。図4に
示すように、遊星歯車6には遊動中介輪は設けられず、
遊星小歯車6bと遊星軸8とが一体構造とされ、その遊
星軸8の両端部がキャリヤ9に対して軸受12を介して
回動自在に軸支されてた構造になっている。さらに、太
陽歯車5に連結する入力軸1にギヤカップリング13が
介在させてあり、3個の遊星歯車6による中心決定作用
と相まって、遊動中介輪に対応する荷重等配作用を行う
ようになっている。
【0019】この変速装置は、遊星歯車6の数を3組
(個)に限定した場合に適用することができる。かつ、
遊星歯車の径を小さくする必要があり、上述した遊動中
介輪を使用することができない場合に有利に使用するこ
とができる。
【0020】以上説明した各実施例は、いずれも減速装
置の場合について例示したが、本発明は増速装置にも適
用することができる。すなわち、図示の実施例におい
て、出力軸2を入力軸に、入力軸1を出力軸にすること
によって、動力の伝達経路を逆にするようにすれば増速
装置として使用可能になる。
【0021】
【発明の効果】上述したように本発明の遊星歯車変速装
置では、複数の遊星歯車を配置した遊星歯車機構におい
て、各遊星歯車を遊星大歯車と遊星小歯車とを同軸状に
スプライン結合した構成にし、太陽歯車を遊星大歯車
に、内歯車を遊星小歯車にそれぞれ噛合させる構成にし
たため、1組だけのコンパクトな遊星歯車機構にしても
高い変速比を得ることができる。
【0022】また、遊星歯車が遊星大歯車と遊星小歯車
とから構成され、太陽歯車を遊星大歯車に、内歯車を遊
星小歯車にそれぞれ噛合させたことによってロックドト
レーンを構成するが、このロックドトレーンにおいて、
遊星大歯車に遊星小歯車を同軸状に遊星小歯車と同形の
インボリュートスプラインによって結合させ、かつ加工
組み付けに当り、複数の遊星大歯車を重ねた状態で遊星
小歯車と同形のメススプラインを同時加工し、それに遊
星小歯車を結合するようにしたので、各遊星大歯車と遊
星小歯車の歯の位相関係を複数の遊星歯車群の間におい
て相互に完全一致させることができる。また、本発明に
よれば、遊星歯車或いは太陽歯車の入力軸に、複数の遊
星歯車に対する荷重等配機構を設けたので、この荷重等
配機構によって歯車の工作誤差を吸収させ、円滑な運転
を可能にする。さらに内歯車を左右二つの分割内歯車か
ら構成し、これら分割内歯車を遊星大歯車を跨いでその
両側に臨む遊星小歯車にそれぞれ噛合させるようにした
場合は、単一の内歯車を片側の遊星小歯車だけに噛合さ
せる場合のように、遊星軸に曲げモーメントを発生させ
ないため、一層円滑かつ安定化した運転を可能にする
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例からなる遊星歯車変速装置の縦
断面図である。
【図2】図1のA−A矢視による断面図である。
【図3】本発明の変速装置に使用される荷重等配機構を
構成する遊動中介輪の詳細を示す側面図である。
【図4】本発明の他の実施例からなる遊星歯車変速装置
の縦断面図である。
【符号の説明】
1 入力軸 2 出力軸 3
遊星歯車機構 5 太陽歯車 6 遊星歯車 6a
遊星大歯車 6b 遊星小歯車 7 内歯車 7
a,7b 分割内歯車 8 遊星軸 9 キャリヤ 10
ニードル軸受 11 遊動中介輪 12 軸受 13
ギヤカップリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽歯車と内歯車との間に複数の遊星歯
    車を介在させた遊星歯車機構からなる変速装置におい
    て、前記内歯車を軸方向に直交する面で二分割した二つ
    の分割内歯車から構成する一方、前記複数の遊星歯車
    を、それぞれ径の大きな遊星大歯車に径の小さな遊星小
    歯車を該遊星小歯車と同形のインボリュートスプライン
    で同軸状に結合して、該遊星大歯車の両側にそれぞれ遊
    星小歯車の歯部を臨ませ、しかも該結合を前記複数の遊
    星大歯車を重ねた状態で軸部に前記遊星小歯車と同形の
    インボリュートメススプラインを同時加工し、そのメス
    スプラインに前記遊星小歯車をスプライン結合すること
    により、前記複数の遊星歯車相互間において遊星大歯車
    と遊星小歯車との歯の位相を一致させた構成にし、前記
    二つの分割内歯車をそれぞれ前記遊星大歯車の両側に臨
    む遊星小歯車に噛合させると共に、前記太陽歯車を前記
    遊星大歯車に噛合させたロックドトレーンとし、さらに
    前記複数の遊星歯車に荷重等配機構を付設し、該荷重等
    配機構を前記遊星小歯車を遊星軸に遊動中介輪を介して
    軸支し、該遊星小歯車と遊動中介輪との間に油膜を介し
    て共回り可能な隙間を形成した構成にした遊星歯車変速
    装置。
  2. 【請求項2】 太陽歯車と内歯車との間に3個の遊星歯
    車を介在させた遊星歯車機構からなる変速装置におい
    て、前記内歯車を軸方向に直交する面で二分割した二つ
    の分割内歯車から構成する一方、前記3個の遊星歯車
    を、それぞれ径の大きな遊星大歯車に径の小さな遊星小
    歯車を該遊星小歯車と同形のインボリュートスプライン
    で同軸状に結合して、該遊星大歯車の両側にそれぞれ遊
    星小歯車の歯部を臨ませ、しかも該結合を前記複数の遊
    星大歯車を重ねた状態で軸部に前記遊星小歯車と同形の
    インボリュートメススプラインを同時加工し、そのメス
    スプラインに前記遊星小歯車をスプライン結合すること
    により、前記複数の遊星歯車相互間において遊星大歯車
    と遊星小歯車との歯の位相を一致させた構成にし、前記
    二つの分割内歯車をそれぞれ前記遊星大歯車の両側に臨
    む遊星小歯車に噛合させると共に、前記太陽歯車を前記
    遊星大歯車に噛合させたロックドトレーンとし、さらに
    前記複数の遊星歯車に荷重等配機構を付設し、該荷重等
    配機構を前記各組の遊星小歯車を遊星軸と一体構造にし
    てキャリヤに回転自在に軸支し、前記太陽歯車の軸にギ
    ヤカップリングを付設することにより構成した遊星歯車
    変速装置。
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