JPH08268297A - 自動車の圧縮式操向コラム - Google Patents
自動車の圧縮式操向コラムInfo
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- JPH08268297A JPH08268297A JP8000082A JP8296A JPH08268297A JP H08268297 A JPH08268297 A JP H08268297A JP 8000082 A JP8000082 A JP 8000082A JP 8296 A JP8296 A JP 8296A JP H08268297 A JPH08268297 A JP H08268297A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/09—Control elements or operating handles movable from an operative to an out-of-the way position, e.g. pedals, switch knobs, window cranks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/18—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/192—Yieldable or collapsible columns
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B62D1/19—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
- B62D1/197—Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible incorporating devices for preventing ingress of the steering column into the passengers space in case of accident
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- Transportation (AREA)
- Steering Controls (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の衝突時に操向コラムが運転者に向かっ
て移動せず、運転者が操向ハンドルと衝突する際に受け
る衝撃力を最小化できる圧縮式操向コラム装置を提供す
る。 【解決手段】 内部にガスを充填すると剛性が増加し、
ガスを排出すると柔軟性が増加する材質の構成になる操
向ハンドルと、コントローラの制御にしたがって変化す
るガスの圧力により長さ方向にスライド移動して車両の
衝突時に運転者が操向ハンドルに衝突する2次衝撃を減
少させる、操向ハンドルに連結した操向コラム部とを備
え、操向コラム部は複数個の中空コラムを有し、コント
ローラの制御によって操向コラムの内部に供給しそこか
ら排出される貯蔵容器に貯えた加圧ガスとを有し、車両
の衝突を検知すると、操向コラム内部のガスが外部に排
出され操向コラムは長さ方向に収縮して運転者と操向ハ
ンドルとの間の距離が遠くなり、内部のガスを排出した
操向ハンドルの柔軟性が増加して運転者に一種のエアー
クッションとして作用する。
て移動せず、運転者が操向ハンドルと衝突する際に受け
る衝撃力を最小化できる圧縮式操向コラム装置を提供す
る。 【解決手段】 内部にガスを充填すると剛性が増加し、
ガスを排出すると柔軟性が増加する材質の構成になる操
向ハンドルと、コントローラの制御にしたがって変化す
るガスの圧力により長さ方向にスライド移動して車両の
衝突時に運転者が操向ハンドルに衝突する2次衝撃を減
少させる、操向ハンドルに連結した操向コラム部とを備
え、操向コラム部は複数個の中空コラムを有し、コント
ローラの制御によって操向コラムの内部に供給しそこか
ら排出される貯蔵容器に貯えた加圧ガスとを有し、車両
の衝突を検知すると、操向コラム内部のガスが外部に排
出され操向コラムは長さ方向に収縮して運転者と操向ハ
ンドルとの間の距離が遠くなり、内部のガスを排出した
操向ハンドルの柔軟性が増加して運転者に一種のエアー
クッションとして作用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の圧縮式操向コラ
ムに関し、特に自動車の衝突時に操向ハンドルによって
運転者に加えられる衝撃を吸収及び減少させることが可
能な圧縮式操向コラムに関するものである。
ムに関し、特に自動車の衝突時に操向ハンドルによって
運転者に加えられる衝撃を吸収及び減少させることが可
能な圧縮式操向コラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の操向ハンドル10と操向コ
ラム20との分解斜視図である。操向ハンドル10は運
転者が操向のために手で把持するリム12と、操向ハン
ドル10の回動力を操向コラム20に伝達するハブ14
と、そしてリム12とハブ14とを連結するスポーク1
6とを備える。スポーク16とリム12との内部は鋼又
は軽合金の層などで補強され、外側は合成樹脂で成形さ
れる。
ラム20との分解斜視図である。操向ハンドル10は運
転者が操向のために手で把持するリム12と、操向ハン
ドル10の回動力を操向コラム20に伝達するハブ14
と、そしてリム12とハブ14とを連結するスポーク1
6とを備える。スポーク16とリム12との内部は鋼又
は軽合金の層などで補強され、外側は合成樹脂で成形さ
れる。
【0003】また、自動車が衝突する際に操向ハンドル
10と運転者との衝突による運転者の負傷を減少させる
ために、ハブ14及びスポーク16を合成樹脂で包んで
運転者の身体との接触面積を広く作ったものが多い。
10と運転者との衝突による運転者の負傷を減少させる
ために、ハブ14及びスポーク16を合成樹脂で包んで
運転者の身体との接触面積を広く作ったものが多い。
【0004】自動車の衝突はいわゆる1次衝撃といわゆ
る2次衝撃を含む。1次衝撃は自動車が別の自動車や障
碍物などと衝突する際に発生する衝撃を言い、2次衝撃
は1次衝撃によって運転者が操向ハンドルに衝突する際
の衝撃を言う。2次衝撃は運転者の胸部又は顔面に加え
られるために、自動車の衝突時で運転者の首が折られた
り胸に酷い衝撃を受けて死亡する場合が多い。結局、運
転者の命を保護するためには2次衝撃の衝撃力を最小化
する必要がある。このような目的のために開発された装
置がいわゆる圧縮式操向シャフトであり、このシャフト
は強力な衝撃力を受けると全長が減少する構成を有す。
る2次衝撃を含む。1次衝撃は自動車が別の自動車や障
碍物などと衝突する際に発生する衝撃を言い、2次衝撃
は1次衝撃によって運転者が操向ハンドルに衝突する際
の衝撃を言う。2次衝撃は運転者の胸部又は顔面に加え
られるために、自動車の衝突時で運転者の首が折られた
り胸に酷い衝撃を受けて死亡する場合が多い。結局、運
転者の命を保護するためには2次衝撃の衝撃力を最小化
する必要がある。このような目的のために開発された装
置がいわゆる圧縮式操向シャフトであり、このシャフト
は強力な衝撃力を受けると全長が減少する構成を有す。
【0005】自動車の衝突時に発生する2次衝撃を減少
させるための従来装置の一例が1995年1月3日付で
Mikio Yamaguchi et al に許与された米国特許第5、3
78、021号明細書(日本国実用新案登録出願平成4
ー21980号)に開示されている。山口の装置を図2
〜図4に示す。図2はエネルギー吸収部材40を用いた
前記山口式の操向コラム装置30を示す図面であり、図
3は図2のA−A線に沿う断面図である。そして図4は
図2及び図3に用いたエネルギー吸収部材40を示す図
である。
させるための従来装置の一例が1995年1月3日付で
Mikio Yamaguchi et al に許与された米国特許第5、3
78、021号明細書(日本国実用新案登録出願平成4
ー21980号)に開示されている。山口の装置を図2
〜図4に示す。図2はエネルギー吸収部材40を用いた
前記山口式の操向コラム装置30を示す図面であり、図
3は図2のA−A線に沿う断面図である。そして図4は
図2及び図3に用いたエネルギー吸収部材40を示す図
である。
【0006】図2及び図3に示すように、山口の圧縮式
操向コラム装置30は操向軸26及びエネルギー吸収部
材40を挿入した操向コラム22を備える。操向軸26
の前方端に操向ハンドル10を固着する。エネルギー吸
収部材40の後方端42を操向コラム22の外周面に固
着し、前方端46を自動車ボデー52に固定した支持ブ
ラケット24にボルト48とナット50により連結す
る。エネルギー吸収部材40は金属板材をパンチングし
て製造する。エネルギー吸収部材40は横に(幅方向
に)波打つ形状44を有する。
操向コラム装置30は操向軸26及びエネルギー吸収部
材40を挿入した操向コラム22を備える。操向軸26
の前方端に操向ハンドル10を固着する。エネルギー吸
収部材40の後方端42を操向コラム22の外周面に固
着し、前方端46を自動車ボデー52に固定した支持ブ
ラケット24にボルト48とナット50により連結す
る。エネルギー吸収部材40は金属板材をパンチングし
て製造する。エネルギー吸収部材40は横に(幅方向
に)波打つ形状44を有する。
【0007】自動車の衝突時に発生する第2衝撃によっ
て図2に示す方向の力(F)が操向コラム22に加えら
れると、操向コラム22は長さ方向に動く。そのとき、
後方端42を操向コラム22の外周面に固着し、前方端
46を支持ブラケット24に連結したエネルギー吸収部
材40は、図4に示すような力(F)(上下矢印方向)
によって縦方向に収縮し、そして横方向に伸長される。
て図2に示す方向の力(F)が操向コラム22に加えら
れると、操向コラム22は長さ方向に動く。そのとき、
後方端42を操向コラム22の外周面に固着し、前方端
46を支持ブラケット24に連結したエネルギー吸収部
材40は、図4に示すような力(F)(上下矢印方向)
によって縦方向に収縮し、そして横方向に伸長される。
【0008】エネルギー吸収部材40に伸長を生じさせ
るために必要な力は大幅に増加しない。結局、操向コラ
ム22の縦方向の変位は滑らかに始まる。操向コラム2
2の縦方向の変位が進行している間、エネルギー吸収部
材40は縦方向に収縮すると同時に横方向に伸長しなが
ら力(F)を吸収する。
るために必要な力は大幅に増加しない。結局、操向コラ
ム22の縦方向の変位は滑らかに始まる。操向コラム2
2の縦方向の変位が進行している間、エネルギー吸収部
材40は縦方向に収縮すると同時に横方向に伸長しなが
ら力(F)を吸収する。
【0009】さらに、エネルギー吸収部材40は図4に
示すように波打つ形状44を有しているために、エネル
ギー吸収部材40の波打つ形状44の横方向伸長は減少
する。エネルギー吸収部材40に伸長を生じさせるのに
必要な力は初期段階では比較的小さいが、エネルギー吸
収部材40の伸長が進むにつれ横方向伸長をさらに少し
でも生じさせるのに必要な力は初期段階より大きくなけ
ればならない。従って、エネルギー吸収部材40の変位
が減少する結果、操向コラム22の縦方向の動きもしだ
いに小さくなる。
示すように波打つ形状44を有しているために、エネル
ギー吸収部材40の波打つ形状44の横方向伸長は減少
する。エネルギー吸収部材40に伸長を生じさせるのに
必要な力は初期段階では比較的小さいが、エネルギー吸
収部材40の伸長が進むにつれ横方向伸長をさらに少し
でも生じさせるのに必要な力は初期段階より大きくなけ
ればならない。従って、エネルギー吸収部材40の変位
が減少する結果、操向コラム22の縦方向の動きもしだ
いに小さくなる。
【0010】上述したように、山口の圧縮式操向コラム
装置30は自動車の衝突による力をエネルギー吸収部材
40により吸収して運転者に達わる衝撃を減少させる。
しかし、山口の装置30は操向コラム22が運転者に向
かって動くことを阻止することはできない問題点を有す
る。エネルギー吸収部材40は塑性変形するために再使
用はできず、使用後は新品と交換しなければならない問
題点があった。また、操向ハンドル10は鋼材製である
ために、自動車衝突時に運転者の身体が操向ハンドル1
0に衝突すると運転者の身体は深刻な衝撃を受ける問題
点があった。
装置30は自動車の衝突による力をエネルギー吸収部材
40により吸収して運転者に達わる衝撃を減少させる。
しかし、山口の装置30は操向コラム22が運転者に向
かって動くことを阻止することはできない問題点を有す
る。エネルギー吸収部材40は塑性変形するために再使
用はできず、使用後は新品と交換しなければならない問
題点があった。また、操向ハンドル10は鋼材製である
ために、自動車衝突時に運転者の身体が操向ハンドル1
0に衝突すると運転者の身体は深刻な衝撃を受ける問題
点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の問題点を解決するためのものとして、自動車の衝
突時に操向コラムが運転者に向かって移動せず、運転者
が操向ハンドルと衝突する際に受ける衝撃を最小化でき
る圧縮式操向コラム装置を提供することである。
従来の問題点を解決するためのものとして、自動車の衝
突時に操向コラムが運転者に向かって移動せず、運転者
が操向ハンドルと衝突する際に受ける衝撃を最小化でき
る圧縮式操向コラム装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】内部に中空部を形成した
操向ハンドルと、前記操向ハンドルに固着し、内部に充
填ガスを有し、長さ方向に摺動自在に移動する少なくと
も一つの操向コラムを具備する操向コラム部と、そして
前記操向ハンドル及び前記操向コラム部の内部にガスを
供給し、前記操向ハンドル及び前記操向コラム部の内部
の圧力を所定レベルに維持し、前記操向ハンドル及び前
記操向コラム部の内部の圧力が所定レベル以下に下降す
るとき、警報を発し、そして自動車の衝突を検知して前
記操向ハンドル及び前記操向コラム部からガスを排出す
る制御手段とを備えることを特徴とする自動車の圧縮式
操向コラム装置。
操向ハンドルと、前記操向ハンドルに固着し、内部に充
填ガスを有し、長さ方向に摺動自在に移動する少なくと
も一つの操向コラムを具備する操向コラム部と、そして
前記操向ハンドル及び前記操向コラム部の内部にガスを
供給し、前記操向ハンドル及び前記操向コラム部の内部
の圧力を所定レベルに維持し、前記操向ハンドル及び前
記操向コラム部の内部の圧力が所定レベル以下に下降す
るとき、警報を発し、そして自動車の衝突を検知して前
記操向ハンドル及び前記操向コラム部からガスを排出す
る制御手段とを備えることを特徴とする自動車の圧縮式
操向コラム装置。
【0013】前記操向ハンドルは30PSI〜100P
SIの範囲内の許容応力を有する材質で構成する。前記
操向コラム部は、上端に前記操向ハンドルを固着し、下
部の内周面に所定の長さだけ形成した第1スプライン及
び前記第1スプラインの先端部に形成した第1フランジ
を具備する、両端開放の第1操向コラムと、上部の内周
面にほぼ所定の長さだけ形成して、前記第1スプライン
と摺動自在に係合する第2スプラインを、前記第2スプ
ライン先端部に形成した第2フランジを、下部の内周面
に所定の長さだけ形成した第3スプラインを、下部の内
周面に所定の長さだけ形成される第4スプラインを、そ
して前記第3及び第4スプライン先端部に形成した第3
フランジをそれぞれ具備する、両端開放の第2操向コラ
ムと、上部の外周面に所定の長さだけ形成して前記第3
スプラインと摺動自在に係合する第5スプライン及び前
記第5スプライン先端部に形成した第4フランジを具備
する、一端開放の第3操向コラムと、上部の内周面に所
定の長さだけ形成して前記第4スプラインと摺動自在に
係合する第6スプライン及び前記第6スプライン先端部
に形成した第5フランジを具備する第4操向コラムと、
そして一方端内側面を前記第1操向コラムの下部外周面
に固着し、他方端を前記第4操向コラムの上部外周面に
固着することにより前記第1、第2、第3及び第4操向
コラムの気密を維持するベローズとを具備する。
SIの範囲内の許容応力を有する材質で構成する。前記
操向コラム部は、上端に前記操向ハンドルを固着し、下
部の内周面に所定の長さだけ形成した第1スプライン及
び前記第1スプラインの先端部に形成した第1フランジ
を具備する、両端開放の第1操向コラムと、上部の内周
面にほぼ所定の長さだけ形成して、前記第1スプライン
と摺動自在に係合する第2スプラインを、前記第2スプ
ライン先端部に形成した第2フランジを、下部の内周面
に所定の長さだけ形成した第3スプラインを、下部の内
周面に所定の長さだけ形成される第4スプラインを、そ
して前記第3及び第4スプライン先端部に形成した第3
フランジをそれぞれ具備する、両端開放の第2操向コラ
ムと、上部の外周面に所定の長さだけ形成して前記第3
スプラインと摺動自在に係合する第5スプライン及び前
記第5スプライン先端部に形成した第4フランジを具備
する、一端開放の第3操向コラムと、上部の内周面に所
定の長さだけ形成して前記第4スプラインと摺動自在に
係合する第6スプライン及び前記第6スプライン先端部
に形成した第5フランジを具備する第4操向コラムと、
そして一方端内側面を前記第1操向コラムの下部外周面
に固着し、他方端を前記第4操向コラムの上部外周面に
固着することにより前記第1、第2、第3及び第4操向
コラムの気密を維持するベローズとを具備する。
【0014】前記操向コラム部は、前記第1操向コラム
の前記第1スプラインと前記第2操向コラムの前記第2
スプラインとの間に挿入した複数個の第1ボールと、前
記第2操向コラムの前記第3スプラインと前記第3操向
コラムの前記第5スプラインとの間に挿入した複数個の
第2ボールと、そして前記第2操向コラムの前記第4ス
プラインと前記第4操向コラムの前記第6スプラインと
の間に挿入した複数個の第3ボールとを具備し、前記第
1ボール、前記第1フランジ及び前記第2フランジによ
り前記第1操向コラムのスライド移動を阻止し、前記第
2ボール、前記第3ボール、前記第3フランジ及び前記
第4フランジにより前記第2操向コラムのスライド移動
を阻止する。前記ベローズは30PSI〜100PSI
の範囲内の許容応力を有する材質で構成される。
の前記第1スプラインと前記第2操向コラムの前記第2
スプラインとの間に挿入した複数個の第1ボールと、前
記第2操向コラムの前記第3スプラインと前記第3操向
コラムの前記第5スプラインとの間に挿入した複数個の
第2ボールと、そして前記第2操向コラムの前記第4ス
プラインと前記第4操向コラムの前記第6スプラインと
の間に挿入した複数個の第3ボールとを具備し、前記第
1ボール、前記第1フランジ及び前記第2フランジによ
り前記第1操向コラムのスライド移動を阻止し、前記第
2ボール、前記第3ボール、前記第3フランジ及び前記
第4フランジにより前記第2操向コラムのスライド移動
を阻止する。前記ベローズは30PSI〜100PSI
の範囲内の許容応力を有する材質で構成される。
【0015】前記制御手段は、自動車の衝突を検知して
衝突信号を発生する、自動車の前方に設置した衝突セン
サーと、前記操向コラム部の内部の圧力を検知して圧力
信号を発生する、前記操向コラム部の内部に設置した圧
力センサーと、ガスを加圧して貯える貯蔵容器と、一方
端を前記貯蔵容器に連結した第1パイプと、一方端を前
記操向コラム部に連通させて連結した第2パイプと、そ
して一方端を前記第1パイプに連結し、他方端を前記第
2パイプに連結して前記貯蔵容器の加圧ガスを前記操向
コラム部の内部に供給し、前記操向コラム部の内部圧力
を所定レベルに維持し、そして前記操向スプライン部の
ガスを排出して前記操向コラム部の圧力を減少させるソ
レノイドバルブと、前記衝突センサーから前記衝突信号
を受信したとき前記ソレノイドバルブを制御して前記操
向コラム部のガスを外部に排出させ、前記操向コラム部
の圧力が所定値以下に低下したとき、前記圧力センサー
から前記圧力信号を受信することにより警報信号を発生
すると同時に前記ソレノイドバルブを制御して前記貯蔵
容器のガスを前記操向コラム部に供給し、前記操向コラ
ム部の内部の圧力が所定レベルに到達すると、前記圧力
センサからの圧力信号を受信して前記ソレノイドバルブ
を制御して前記操向コラム部の圧力を所定レベルに維持
するコントローラと、そして前記警報信号により作動し
て運転者に警報を発する警報ランプとを具備する。前記
ガスは空気であること、又は前記ガスは窒素ガスであ
る。
衝突信号を発生する、自動車の前方に設置した衝突セン
サーと、前記操向コラム部の内部の圧力を検知して圧力
信号を発生する、前記操向コラム部の内部に設置した圧
力センサーと、ガスを加圧して貯える貯蔵容器と、一方
端を前記貯蔵容器に連結した第1パイプと、一方端を前
記操向コラム部に連通させて連結した第2パイプと、そ
して一方端を前記第1パイプに連結し、他方端を前記第
2パイプに連結して前記貯蔵容器の加圧ガスを前記操向
コラム部の内部に供給し、前記操向コラム部の内部圧力
を所定レベルに維持し、そして前記操向スプライン部の
ガスを排出して前記操向コラム部の圧力を減少させるソ
レノイドバルブと、前記衝突センサーから前記衝突信号
を受信したとき前記ソレノイドバルブを制御して前記操
向コラム部のガスを外部に排出させ、前記操向コラム部
の圧力が所定値以下に低下したとき、前記圧力センサー
から前記圧力信号を受信することにより警報信号を発生
すると同時に前記ソレノイドバルブを制御して前記貯蔵
容器のガスを前記操向コラム部に供給し、前記操向コラ
ム部の内部の圧力が所定レベルに到達すると、前記圧力
センサからの圧力信号を受信して前記ソレノイドバルブ
を制御して前記操向コラム部の圧力を所定レベルに維持
するコントローラと、そして前記警報信号により作動し
て運転者に警報を発する警報ランプとを具備する。前記
ガスは空気であること、又は前記ガスは窒素ガスであ
る。
【0016】
【実施例】以上のような本発明の目的と別の特徴及び長
所などは添付図に基づき好適な実施例を詳細に記述する
ことで明白になる。以下、本発明を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図5は本発明の望ましい実施例による
自動車の圧縮式操向コラム装置100の分解斜視図であ
り、図6は図5に図示した自動車の圧縮式操向コラム装
置100の制御部120を示すブロックダイヤグラムで
ある。図5、6に示すように、好適実施例による圧縮式
操向コラム装置100は操向ハンドル110と多数の中
空操向コラム、たとえば、第1、第2、第3及び第4操
向コラム130、140、150、160を有する操向
コラム部120を備え、操向ハンドル110を操向コラ
ム部120に連結する。
所などは添付図に基づき好適な実施例を詳細に記述する
ことで明白になる。以下、本発明を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図5は本発明の望ましい実施例による
自動車の圧縮式操向コラム装置100の分解斜視図であ
り、図6は図5に図示した自動車の圧縮式操向コラム装
置100の制御部120を示すブロックダイヤグラムで
ある。図5、6に示すように、好適実施例による圧縮式
操向コラム装置100は操向ハンドル110と多数の中
空操向コラム、たとえば、第1、第2、第3及び第4操
向コラム130、140、150、160を有する操向
コラム部120を備え、操向ハンドル110を操向コラ
ム部120に連結する。
【0017】制御部200は操向コラム部120にガス
を供給することによって操向コラム部120の中空部と
操向ハンドル110とは一定圧力を維持することが可能
である。また、制御部200は自動車の衝突を検知して
操向ハンドル110と操向コラム部120の内部のガス
を排出して圧力を減少させる。
を供給することによって操向コラム部120の中空部と
操向ハンドル110とは一定圧力を維持することが可能
である。また、制御部200は自動車の衝突を検知して
操向ハンドル110と操向コラム部120の内部のガス
を排出して圧力を減少させる。
【0018】操向コラム部120は、操向ハンドル11
0を固着する第1操向コラム130、一方端の外周面を
第1操向コラム130の内周面に摺動自在に連結する第
2操向コラム140、第2操向コラム140の他方端内
周面に摺動自在に連結する第3操向コラム150、そし
て第2操向コラム140の他方端外周面に摺動自在に連
結する第4操向コラム160を備える。第1操向コラム
130の外周面及び第4操向コラム160の各外周面に
おける気密状態をベローズ170により維持する。前記
第1、第2、第3及び第4操向コラム130、140、
150、160を全て中空軸で形成する。
0を固着する第1操向コラム130、一方端の外周面を
第1操向コラム130の内周面に摺動自在に連結する第
2操向コラム140、第2操向コラム140の他方端内
周面に摺動自在に連結する第3操向コラム150、そし
て第2操向コラム140の他方端外周面に摺動自在に連
結する第4操向コラム160を備える。第1操向コラム
130の外周面及び第4操向コラム160の各外周面に
おける気密状態をベローズ170により維持する。前記
第1、第2、第3及び第4操向コラム130、140、
150、160を全て中空軸で形成する。
【0019】図7乃至図10は第1操向コラム130と
第2操向コラム140とを相互に連結した状態及び第2
操向コラム140を第3及び第4操向コラム150、1
60に連結した状態を示す断面図である。所定の長さで
第2操向コラム140に摺動自在に連結する第1操向コ
ラム130の内周面に第1スプライン132を形成し、
第1スプライン132の先端部に第1フランジ134を
形成する。
第2操向コラム140とを相互に連結した状態及び第2
操向コラム140を第3及び第4操向コラム150、1
60に連結した状態を示す断面図である。所定の長さで
第2操向コラム140に摺動自在に連結する第1操向コ
ラム130の内周面に第1スプライン132を形成し、
第1スプライン132の先端部に第1フランジ134を
形成する。
【0020】第2操向コラム140の上部外周面には所
定長さだけ第2スプライン142を形成し、その先端部
には第2フランジ144を形成する。第2スプライン1
42を第1操向コラム130の第1スプライン132に
摺動自在に連結する。また、第2操向コラム140の下
部の内周面には所定長さだけ第3スプライン146を形
成し、かつ外周面には所定長さだけ第4スプライン14
8を形成する。第3及び第4スプライン146,148
の先端部に第3フランジ149を形成する。
定長さだけ第2スプライン142を形成し、その先端部
には第2フランジ144を形成する。第2スプライン1
42を第1操向コラム130の第1スプライン132に
摺動自在に連結する。また、第2操向コラム140の下
部の内周面には所定長さだけ第3スプライン146を形
成し、かつ外周面には所定長さだけ第4スプライン14
8を形成する。第3及び第4スプライン146,148
の先端部に第3フランジ149を形成する。
【0021】第3操向コラム150の上部外周面には所
定長さだけ第5スプライン152を形成し、その端部に
は第4フランジ154を形成する。第3操向コラム15
0の第5スプライン152を第2操向コラム140の第
3スプライン146に摺動自在に連結する。
定長さだけ第5スプライン152を形成し、その端部に
は第4フランジ154を形成する。第3操向コラム15
0の第5スプライン152を第2操向コラム140の第
3スプライン146に摺動自在に連結する。
【0022】第4操向コラム160の上部の内周面には
所定長さだけ第6スプライン162を形成し、その端部
には第5フランジ164を形成する。第6スプライン1
62は第3操向コラム150の第4スプライン146と
係合し、それで第4操向コラム160を第3操向コラム
150に摺動自在に連結する。
所定長さだけ第6スプライン162を形成し、その端部
には第5フランジ164を形成する。第6スプライン1
62は第3操向コラム150の第4スプライン146と
係合し、それで第4操向コラム160を第3操向コラム
150に摺動自在に連結する。
【0023】前述した第1及び第2操向コラム130、
140は中空軸形状を有するように形成する。第3及び
第4操向コラム150、160は下端部を密閉し上端部
を開放した中空軸形状を有するように形成する。
140は中空軸形状を有するように形成する。第3及び
第4操向コラム150、160は下端部を密閉し上端部
を開放した中空軸形状を有するように形成する。
【0024】図7及び図9に示すように、第1操向コラ
ム130の第1スプライン132と第2操向コラム14
0の第2スプライン142との間には複数個の第1ボー
ル190を挿入する。複数個の第1ボール190を図7
に示すように第1スプライン132と第2スプライン1
42との間に所定の間隔で挿入し、第1フランジ134
と第2フランジ144によって動きを制限する。
ム130の第1スプライン132と第2操向コラム14
0の第2スプライン142との間には複数個の第1ボー
ル190を挿入する。複数個の第1ボール190を図7
に示すように第1スプライン132と第2スプライン1
42との間に所定の間隔で挿入し、第1フランジ134
と第2フランジ144によって動きを制限する。
【0025】第2操向コラム140の第3スプライン1
46と第3操向コラム150の第5スプライン152と
の間には、図8と図10とに示すように、複数個の第2
ボール192を所定間隔で挿入する。第3フランジ14
9及び第4フランジ154によって第2ボール192の
動きを制限する。
46と第3操向コラム150の第5スプライン152と
の間には、図8と図10とに示すように、複数個の第2
ボール192を所定間隔で挿入する。第3フランジ14
9及び第4フランジ154によって第2ボール192の
動きを制限する。
【0026】また、第2操向コラム140の第4スプラ
イン148と第4操向コラム160の第6スプライン1
62との間にも複数個の第3ボール194を所定間隔で
挿入する。第3フランジ149及び第5フランジ164
によって第3ボール194の動きを制限する。
イン148と第4操向コラム160の第6スプライン1
62との間にも複数個の第3ボール194を所定間隔で
挿入する。第3フランジ149及び第5フランジ164
によって第3ボール194の動きを制限する。
【0027】第1操向コラム130の上端に固着した操
向ハンドル110は、運転者の手が握るリム116、操
向ハンドル110を第1操向コラム130に固着するハ
ブ112、そしてハブ112とリム116とを連結する
スポーク118を備える。リム116、ハブ112そし
てスポーク118は内部に形成した中空部114を有す
る。操向ハンドル110の中空部114を操向コラム部
120の中空部と連通させ、内部をガスで満たす。
向ハンドル110は、運転者の手が握るリム116、操
向ハンドル110を第1操向コラム130に固着するハ
ブ112、そしてハブ112とリム116とを連結する
スポーク118を備える。リム116、ハブ112そし
てスポーク118は内部に形成した中空部114を有す
る。操向ハンドル110の中空部114を操向コラム部
120の中空部と連通させ、内部をガスで満たす。
【0028】ガスを満たすと、操向ハンドル110は3
0気圧以上に耐えられる充分な剛性を有し、内部の圧力
が減少すると操向ハンドル110を収縮させ、そのため
弾性を回復してクッション状となるポリウレタン、ナイ
ロンそしてネオプレンのような材質で構成する。操向ハ
ンドル110の材質は30PSI〜100PSIの範囲
内の許容応力を有する。
0気圧以上に耐えられる充分な剛性を有し、内部の圧力
が減少すると操向ハンドル110を収縮させ、そのため
弾性を回復してクッション状となるポリウレタン、ナイ
ロンそしてネオプレンのような材質で構成する。操向ハ
ンドル110の材質は30PSI〜100PSIの範囲
内の許容応力を有する。
【0029】制御部200は自動車の衝突を検知して衝
突信号を発生する衝突センサー210と、操向コラム部
120の圧力を検知して圧力信号を発生する圧力センサ
ー220と、加圧ガスを貯える貯蔵容器230と、操向
コラム部120に加圧ガスを供給し、また操向コラム1
20のガスを大気圧になるまで排出するソレノイドバル
ブ240と、衝突センサー210及び圧力センサー22
0からそれぞれ衝突信号及び圧力信号を入力してソレノ
イドバルブ240を制御することによって操向コラム部
120の内部圧力を調節し、警報信号を発生するコント
ローラ250と、そしてコントローラ250から警報信
号を受信して警報する警報ランプ260とを備える。
突信号を発生する衝突センサー210と、操向コラム部
120の圧力を検知して圧力信号を発生する圧力センサ
ー220と、加圧ガスを貯える貯蔵容器230と、操向
コラム部120に加圧ガスを供給し、また操向コラム1
20のガスを大気圧になるまで排出するソレノイドバル
ブ240と、衝突センサー210及び圧力センサー22
0からそれぞれ衝突信号及び圧力信号を入力してソレノ
イドバルブ240を制御することによって操向コラム部
120の内部圧力を調節し、警報信号を発生するコント
ローラ250と、そしてコントローラ250から警報信
号を受信して警報する警報ランプ260とを備える。
【0030】衝突センサー210は自動車の前部又は操
向コラム部120の前端部に設置して衝突信号を発生す
る。圧力センサー220は第3操向コラム150の内周
面に設置し、操向コラム部120の内部圧力を検知して
圧力信号を発生する。
向コラム部120の前端部に設置して衝突信号を発生す
る。圧力センサー220は第3操向コラム150の内周
面に設置し、操向コラム部120の内部圧力を検知して
圧力信号を発生する。
【0031】貯蔵容器230とソレノイドバルブ240
とを第1パイプ232により相互に連結し、第2パイプ
234の一方端をソレノイドバルブ230に連結し、他
方端を第3及び第4操向コラム150、160を介して
第3操向コラム150の内周面に連結する。貯蔵容器2
30に加圧空気又は加圧窒素ガスを貯蔵する。
とを第1パイプ232により相互に連結し、第2パイプ
234の一方端をソレノイドバルブ230に連結し、他
方端を第3及び第4操向コラム150、160を介して
第3操向コラム150の内周面に連結する。貯蔵容器2
30に加圧空気又は加圧窒素ガスを貯蔵する。
【0032】警報ランプ260を操向ハンドル110又
は計器板(図示せず)に設置する。操向コラム部120
の内部圧力が所定値(好適には30気圧)以下に落ちる
と警報ランプ260がこの状態を運転者に警報する。
は計器板(図示せず)に設置する。操向コラム部120
の内部圧力が所定値(好適には30気圧)以下に落ちる
と警報ランプ260がこの状態を運転者に警報する。
【0033】上述した本発明の好適実施例による圧縮式
操向コラム装置100の作動及び効果を以下に述べる。
まず、操向コラム部120の内部の圧力が大気圧状態に
あるとき、圧力センサー220は圧力信号を発生してこ
の信号をコントローラ250に伝達する。その際に、圧
力信号を受信したコントローラ250はソレノイドバル
ブ230を開放するように制御する。結局、貯蔵容器2
40に加圧して貯蔵している空気や窒素ガスは第1パイ
プ232、ソレノイドバルブ230そして、第2パイプ
234を通じて操向コラム部120に流れ込む。
操向コラム装置100の作動及び効果を以下に述べる。
まず、操向コラム部120の内部の圧力が大気圧状態に
あるとき、圧力センサー220は圧力信号を発生してこ
の信号をコントローラ250に伝達する。その際に、圧
力信号を受信したコントローラ250はソレノイドバル
ブ230を開放するように制御する。結局、貯蔵容器2
40に加圧して貯蔵している空気や窒素ガスは第1パイ
プ232、ソレノイドバルブ230そして、第2パイプ
234を通じて操向コラム部120に流れ込む。
【0034】操向コラム部120の内部に向かってガス
が流動すると圧力を上昇させ、第1及び第2操向コラム
130、140はそれぞれ長さ方向に移動(上昇)す
る。そのとき、操向ハンドル110の中空部114にも
第1操向コラム130を通じてガスが流動して剛性を高
め続ける。
が流動すると圧力を上昇させ、第1及び第2操向コラム
130、140はそれぞれ長さ方向に移動(上昇)す
る。そのとき、操向ハンドル110の中空部114にも
第1操向コラム130を通じてガスが流動して剛性を高
め続ける。
【0035】第1スプライン132と第2スプライン1
42との間に挿入した第1ボール190の移動を第1フ
ランジ及び第2フランジ134、144により阻止する
ので、操向コラム部120の内部圧力の上昇により摺動
する第1操向コラム130は停止する。
42との間に挿入した第1ボール190の移動を第1フ
ランジ及び第2フランジ134、144により阻止する
ので、操向コラム部120の内部圧力の上昇により摺動
する第1操向コラム130は停止する。
【0036】また 第3スプライン146と第5スプラ
イン152との間に挿入した第2ボール192の移動を
第3フランジ及び第4フランジ149,154により阻
止し、そして第4スプライン148と第6スプライン1
62との間に挿入した第3ボール194の移動を第3フ
ランジ149及び第5フランジ164により阻止するの
で、第1操向コラム130と一緒に摺動していた第2操
向コラム140は停止する。
イン152との間に挿入した第2ボール192の移動を
第3フランジ及び第4フランジ149,154により阻
止し、そして第4スプライン148と第6スプライン1
62との間に挿入した第3ボール194の移動を第3フ
ランジ149及び第5フランジ164により阻止するの
で、第1操向コラム130と一緒に摺動していた第2操
向コラム140は停止する。
【0037】操向コラム部120の内部の圧力が所定
値、好適には30気圧まで上昇すると、コントローラ2
50は圧力センサー220から圧力信号を受信してソレ
ノイドバルブ230を閉じ、その結果操向コラム部12
0の圧力は一定に維持される。
値、好適には30気圧まで上昇すると、コントローラ2
50は圧力センサー220から圧力信号を受信してソレ
ノイドバルブ230を閉じ、その結果操向コラム部12
0の圧力は一定に維持される。
【0038】このようにして、操向コラム部120及び
操向ハンドル110の内部に所定の圧力でガスを充填す
ると、操向ハンドル110は充分な剛性を備えるので運
転者は操向作動を行うことができ、そして操向コラム部
120は操向ハンドル110の回動運動を車両の車輪に
伝達する。
操向ハンドル110の内部に所定の圧力でガスを充填す
ると、操向ハンドル110は充分な剛性を備えるので運
転者は操向作動を行うことができ、そして操向コラム部
120は操向ハンドル110の回動運動を車両の車輪に
伝達する。
【0039】走行中に自動車が障碍物又は他の自動車と
衝突すると、自動車の前方に設置した衝突センサー21
0は自動車の衝突を検知して衝突信号を発生し、この信
号をコントローラ250に伝達する。そのとき、衝突セ
ンサー210から衝突信号を受信したコントローラ25
0はソレノイドバルブ230を開放して操向コラム部1
20及び操向ハンドル110の内部に充填されたガスを
外部に排出する制御を行う。
衝突すると、自動車の前方に設置した衝突センサー21
0は自動車の衝突を検知して衝突信号を発生し、この信
号をコントローラ250に伝達する。そのとき、衝突セ
ンサー210から衝突信号を受信したコントローラ25
0はソレノイドバルブ230を開放して操向コラム部1
20及び操向ハンドル110の内部に充填されたガスを
外部に排出する制御を行う。
【0040】操向コラム部120及び操向ハンドル11
0の内部のガスを外部に排出すると、操向コラム部12
0及び操向ハンドル110の内部の圧力は減少する。そ
のとき操向ハンドル110の弾性は増加し、第1及び第
2操向コラム130、140は長さ方向に摺動自在に下
降する。結局、操向コラム部120は長さ方向に収縮
し、操向ハンドル110は柔くなる。
0の内部のガスを外部に排出すると、操向コラム部12
0及び操向ハンドル110の内部の圧力は減少する。そ
のとき操向ハンドル110の弾性は増加し、第1及び第
2操向コラム130、140は長さ方向に摺動自在に下
降する。結局、操向コラム部120は長さ方向に収縮
し、操向ハンドル110は柔くなる。
【0041】従って、運転者の身体が操向ハンドル11
0に衝突したとき、操向ハンドル110は比較的大きな
値の柔軟性を有している結果、運転者は操向ハンドル1
10から受ける衝撃を吸収する。そのとき、操向コラム
部120は長さ方向に一層下降し、運転者の身体の操向
ハンドル110との衝突による衝撃を吸収し、これによ
り運転者が受ける衝撃を最小限に抑える。結局、運転者
を自動車の2次衝撃から保護する。
0に衝突したとき、操向ハンドル110は比較的大きな
値の柔軟性を有している結果、運転者は操向ハンドル1
10から受ける衝撃を吸収する。そのとき、操向コラム
部120は長さ方向に一層下降し、運転者の身体の操向
ハンドル110との衝突による衝撃を吸収し、これによ
り運転者が受ける衝撃を最小限に抑える。結局、運転者
を自動車の2次衝撃から保護する。
【0042】また、運行中に操向ハンドル110及び操
向コラム部120の内部の圧力が所定値(好適には30
気圧)以下に下降すると、圧力センサー220は圧力信
号を発生してその信号をコントローラ250に送信す
る。圧力信号を受信したコントローラ250は警報信号
を発生して警報ランプ260を作動させて運転者に警告
すると同時にソレノイドバルブ230を開放して操向ハ
ンドル110及び操向コラム部120の内部に圧縮ガス
を供給して内部の圧力を所定値に維持する。
向コラム部120の内部の圧力が所定値(好適には30
気圧)以下に下降すると、圧力センサー220は圧力信
号を発生してその信号をコントローラ250に送信す
る。圧力信号を受信したコントローラ250は警報信号
を発生して警報ランプ260を作動させて運転者に警告
すると同時にソレノイドバルブ230を開放して操向ハ
ンドル110及び操向コラム部120の内部に圧縮ガス
を供給して内部の圧力を所定値に維持する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による自動
車の圧縮式操向コラム装置は、操向コラム部が収縮する
ことによって自動車衝突時に運転者と操向ハンドル間の
距離を大きくし、操向ハンドルを柔らかくすることによ
って運転者が操向ハンドルとぶつかる際の衝撃を吸収し
て衝撃を最小化する効果がある。本発明を実施例で詳細
に説明したが、本発明が属する技術分野の通常の知識を
有する者が本明細書を通じて他の変形例を明らかに実施
できる。また、本発明の変形と変更などは本発明の思想
と範囲に属するものであり、本発明は特許請求の範囲に
よって限定されるものではない。
車の圧縮式操向コラム装置は、操向コラム部が収縮する
ことによって自動車衝突時に運転者と操向ハンドル間の
距離を大きくし、操向ハンドルを柔らかくすることによ
って運転者が操向ハンドルとぶつかる際の衝撃を吸収し
て衝撃を最小化する効果がある。本発明を実施例で詳細
に説明したが、本発明が属する技術分野の通常の知識を
有する者が本明細書を通じて他の変形例を明らかに実施
できる。また、本発明の変形と変更などは本発明の思想
と範囲に属するものであり、本発明は特許請求の範囲に
よって限定されるものではない。
【図1】従来の操向コラム及び操向ハンドルの分解斜視
図である。
図である。
【図2】エネルギー吸収部材を用いた従来の操向コラム
装置を示す図である。
装置を示す図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2及び図3に用いるエネルギー吸収部材を示
す図である。
す図である。
【図5】本発明の一実施例による圧縮式操向コラム装置
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】図5に図示した圧縮式操向コラム装置の制御部
を示すブロックダイヤグラムである。
を示すブロックダイヤグラムである。
【図7】図5のB−B線に沿う断面図である。
【図8】図5のC−C線に沿う断面図である。
【図9】図5のD部分の拡大断面図である。
【図10】図5のE部分の拡大断面図である。
10 操向ハンドル 12 リム 14 ハブ 16 スポーク 20 操向コラム 22 操向コラム 24 支持ブラケット 26 操向軸 30 操向コラム装置 40 エネルギー吸収部材 42 後方端 44 波打つ形状 46 前方端 48 ボルト 50 ナット 52 自動車ボデー 100 圧縮式操向コラム装置 110 操向ハンドル 114 中空部 120 操向コラム部 130 第1操向コラム 132 第1スプライン 134 第1フランジ 140 第2操向コラム 142 第2スプライン 144 第2フランジ 146 第3スプライン 148 第4スプライン 149 第3フランジ 150 第3操向コラム 152 第5スプライン 154 第4フランジ 160 第4操向コラム 162 第6スプライン 164 第5フランジ 170 ベローズ 190 第1ボール 192 第2ボール 194 第3ボール 210 衝突センサー 220 圧力センサー 230 ソレノイドバルブ 232 第1パイプ 234 第2パイプ 240 貯蔵容器 250 コントローラ 300 制御部
Claims (8)
- 【請求項1】 内部に中空部を形成した操向ハンドル
と、 前記操向ハンドルに固着し、内部に充填ガスを有し、長
さ方向に摺動自在に移動する少なくとも一つの操向コラ
ムを具備する操向コラム部と、そして前記操向ハンドル
及び前記操向コラム部の内部にガスを供給し、前記操向
ハンドル及び前記操向コラム部の内部の圧力を所定レベ
ルに維持し、前記操向ハンドル及び前記操向コラム部の
内部の圧力が所定レベル以下に下降するとき、警報を発
し、そして自動車の衝突を検知して前記操向ハンドル及
び前記操向コラム部からガスを排出する制御手段とを備
えることを特徴とする自動車の圧縮式操向コラム装置。 - 【請求項2】 前記操向ハンドルは30PSI〜100
PSIの範囲内の許容応力を有する材質で構成すること
を特徴とする請求項1に記載の自動車の圧縮式操向コラ
ム装置。 - 【請求項3】 前記操向コラム部は、 上端に前記操向ハンドルを固着し、下部の内周面に所定
の長さだけ形成した第1スプライン及び前記第1スプラ
インの先端部に形成した第1フランジを具備する、両端
開放の第1操向コラムと、 上部の内周面にほぼ所定の長さだけ形成して、前記第1
スプラインと摺動自在に係合する第2スプラインを、前
記第2スプライン先端部に形成した第2フランジを、下
部の内周面に所定の長さだけ形成した第3スプライン
を、下部の内周面に所定の長さだけ形成される第4スプ
ラインを、そして前記第3及び第4スプライン先端部に
形成した第3フランジをそれぞれ具備する、両端開放の
第2操向コラムと、 上部の外周面に所定の長さだけ形成して前記第3スプラ
インと摺動自在に係合する第5スプライン及び前記第5
スプライン先端部に形成した第4フランジを具備する、
一端開放の第3操向コラムと、 上部の内周面に所定の長さだけ形成して前記第4スプラ
インと摺動自在に係合する第6スプライン及び前記第6
スプライン先端部に形成した第5フランジを具備する第
4操向コラムと、そして一方端内側面を前記第1操向コ
ラムの下部外周面に固着し、他方端を前記第4操向コラ
ムの上部外周面に固着することにより前記第1、第2、
第3及び第4操向コラムの気密を維持するベローズとを
具備することを特徴とする請求項1に記載の自動車の圧
縮式操向コラム装置。 - 【請求項4】 前記操向コラム部は、 前記第1操向コラムの前記第1スプラインと前記第2操
向コラムの前記第2スプラインとの間に挿入した複数個
の第1ボールと、 前記第2操向コラムの前記第3スプラインと前記第3操
向コラムの前記第5スプラインとの間に挿入した複数個
の第2ボールと、そして前記第2操向コラムの前記第4
スプラインと前記第4操向コラムの前記第6スプライン
との間に挿入した複数個の第3ボールとを具備し、 前記第1ボール、前記第1フランジ及び前記第2フラン
ジにより前記第1操向コラムのスライド移動を阻止し、
前記第2ボール、前記第3ボール、前記第3フランジ及
び前記第4フランジにより前記第2操向コラムのスライ
ド移動を阻止することを特徴とする請求項3に記載の自
動車の圧縮式操向コラム装置。 - 【請求項5】 前記ベローズは30PSI〜100PS
Iの範囲内の許容応力を有する材質で構成されることを
特徴とする請求項3に記載の自動車の圧縮式操向コラム
装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、 自動車の衝突を検知して衝突信号を発生する、自動車の
前方に設置した衝突センサーと、 前記操向コラム部の内部の圧力を検知して圧力信号を発
生する、前記操向コラム部の内部に設置した圧力センサ
ーと、 ガスを加圧して貯える貯蔵容器と、 一方端を前記貯蔵容器に連結した第1パイプと、 一方端を前記操向コラム部に連通させて連結した第2パ
イプと、 そして一方端を前記第1パイプに連結し、他方端を前記
第2パイプに連結して前記貯蔵容器の加圧ガスを前記操
向コラム部の内部に供給し、前記操向コラム部の内部圧
力を所定レベルに維持し、そして前記操向スプライン部
のガスを排出して前記操向コラム部の圧力を減少させる
ソレノイドバルブと、 前記衝突センサーから前記衝突信号を受信したとき前記
ソレノイドバルブを制御して前記操向コラム部のガスを
外部に排出させ、前記操向コラム部の圧力が所定値以下
に低下したとき、前記圧力センサーから前記圧力信号を
受信することにより警報信号を発生すると同時に前記ソ
レノイドバルブを制御して前記貯蔵容器のガスを前記操
向コラム部に供給し、前記操向コラム部の内部の圧力が
所定レベルに到達すると、前記圧力センサからの圧力信
号を受信して前記ソレノイドバルブを制御して前記操向
コラム部の圧力を所定レベルに維持するコントローラ
と、そして前記警報信号により作動して運転者に警報を
発する警報ランプとを具備することを特徴とする請求項
1に記載の自動車の圧縮式操向コラム装置。 - 【請求項7】 前記ガスは空気であることを特徴とする
請求項1に記載の自動車の圧縮式操向コラム装置。 - 【請求項8】 前記ガスは窒素ガスであることを特徴と
する請求項1に記載の自動車の圧縮式操向コラム装置。
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