JPH08266032A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JPH08266032A
JPH08266032A JP6440195A JP6440195A JPH08266032A JP H08266032 A JPH08266032 A JP H08266032A JP 6440195 A JP6440195 A JP 6440195A JP 6440195 A JP6440195 A JP 6440195A JP H08266032 A JPH08266032 A JP H08266032A
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JP
Japan
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armature
coil spring
linear motor
coil
fixed
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JP6440195A
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English (en)
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Masuo Sugiura
万寿夫 杉浦
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力を長時間供給することなく電機子を所望
の位置に固定することができるリニアモータを提供す
る。 【構成】 リニアモータ100においては、第2のコイ
ルバネ42を所定の温度以上に通電加熱すると、形状記
憶合金製の第2のコイルバネ42は結晶変態を生じ、第
1のコイルバネの付勢力に抗して押圧部材41を可動部
分33から離間させる。したがって、可動部分33とヨ
ーク20の固定部分23との間に生じる押圧力が解消
し、可動部分33と一体に往復動する電機子30は変位
することができる。また、逆に第2のコイルバネ42に
通電しない場合には、第2のコイルバネ42は付勢力を
失い、第1のコイルバネが押圧部材41を付勢して可動
部分33を固定部分23の側壁に押圧するので、可動部
分33に接続されている電機子30は固定されることに
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリニアモータに関し、よ
り詳しくはモータコイルに連続的に通電することなく電
機子を固定することができるリニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に自動車等のドアミラーは、運転
席に設けられているスイッチを操作することによりミラ
ーの角度を変化させ、ミラーに映る車両後方の視界を調
節できるようになっている。このようなドアミラーにお
いては、通常、直流モータが発生する回転駆動力を、例
えばウォームギヤなどの複数の減速ギヤを介してミラー
に伝達することによりミラーの角度を変える方式が採用
されている。ところが、このような複数の減速ギヤを介
してモータの回転駆動力をミラーに伝達する方式は、構
造が複雑であることに加えて部品点数も多く、製造コス
トが高いものとならざるを得ない。
【0003】そこで、電機子が直線往復運動するリニア
モータに着目し、ミラーと電機子とをリンクを介して直
接接続することによりドアミラーの構造を簡素化するこ
とが提案されている。しかしながら、リニアモータにお
いては電機子の位置を保持することができないため、単
にミラーと電機子とをリンクを介して接続したのではミ
ラーの角度を固定することができない。
【0004】したがって、電機子を所望の位置に保持す
ることができるように改良されたリニアモータが、実開
昭61−46891号公報等に開示されている。図8に
示すように、このリニアモータ10の矩形状の枠体から
なるヨーク11の中央には、長手方向に直線的に伸びる
コア12が一体的に形成されている。そして、ヨーク1
1の内側にはコア12に沿って直線的に伸びる一対の固
定磁石13が配設され、コア12に固定磁界が生じるよ
うにされている。また、このコア12には電機子16が
往復動自在に取り付けられている。さらに、この電機子
16には一対のモータコイル16a,16bが同一方向
に巻き回されているとともに、これらのモータコイル1
6a,16bにはそれぞれリード線17を介して直流電
源15が独立して接続されている。
【0005】このような構造のリニアモータ10を作動
させる際には、一対のモータコイル16a,16bに同
一極性の直流電流を供給する。これにより、電機子16
に生じる磁界と固定磁石13に生じている磁界とが相互
作用し、電機子16を移動させることができる。これに
対して、電機子16を所望の位置に保持する際には、一
対のモータコイル16a,16bにそれぞれ極性の異な
る直流電流を供給する。これにより、一対のモータコイ
ル16a,16bには互いに逆方向の磁界が発生するの
で、電機子16には同一の大きさで逆方向の移動力が作
用することとなり、電機子6を所望の位置に固定するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成のリニアモータ10においては、電機子16の位
置を所望の位置に保持するために、一対のモータコイル
16a,16bにそれぞれ極性の異なる直流電流を供給
し続けなければならない。したがって、長時間にわたっ
て電機子16の位置を保持する必要があるドアミラー等
には、電力消費およびモータコイル16a,16bの発
熱の観点から上述のリニアモータ10を用いることが困
難であった。
【0007】本発明の目的は、上記の事情に鑑みてなさ
れたものであり、電力を長時間供給することなく電機子
を所望の位置に固定することができるリニアモータを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、直
線状に伸張するコアに沿って固定磁界を発生する磁石が
取り付けられているヨークと、コアが伸びる方向に往復
動自在とされているとともにモータコイルが巻き回され
てなる電機子と、電機子と一体に往復動する可動部分を
ヨークに押圧することにより電機子を固定する固定機構
とを備え、固定機構が可動部分に対して接離自在とされ
ている押圧部材と、押圧部材を可動部分に向かって付勢
する付勢手段とを備え、付勢手段が押圧部材を可動部分
に向かって常に付勢する第1のコイルバネと、所定温度
以上に加熱された時に第1のコイルバネの付勢力に抗し
て押圧部材を可動部分から離間させる形状記憶合金製の
第2のコイルバネとを備えていることを特徴とするリニ
アモータによって達成することができる。また上記目的
は、モータコイルに駆動電流を通電する際に、第2のコ
イルバネを通電し加熱するようにされていることで達成
することができる。
【0009】
【作用】本発明に係わる上記構成のリニアモータにおい
ては、モータコイルに通電して電機子に磁界を生じさ
せ、磁石が発生する固定磁界と相互に作用させることに
より電機子をコアが伸びる方向に往復動させることがで
きる。一方、電機子の可動部分は第1のコイルバネによ
り常に付勢されている押圧部材によりヨークに押圧され
るので電機子は固定される。そして、第2のコイルバネ
を所定の温度以上に加熱すると、形状記憶合金製の第2
のコイルバネは結晶変態を生じ、第1のコイルバネの付
勢力に抗して押圧部材を可動部分から離間させる。した
がって、可動部分とヨークとの間に生じている押圧力に
よる固定が解除され、電機子は再び往復動することがで
きる。即ち、本発明のリニアモータにおいては、第2の
コイルバネが所定の温度以上に加熱されている間は、モ
ータコイルに通電することにより電機子を往復動させる
ことができる。そして、第2のコイルバネが所定の温度
以下にあるときは、モータコイルや第2のコイルバネに
通電することなく電機子を固定することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明に係るリニアモータの一実施例を
図1乃至図7に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係る一実施例のリニアモータの全体斜視図、図2は図
1に示す固定機構が可動部分を固定した状態を示す要部
断面図、図3は図1に示す固定機構が可動部分の固定を
解除した状態を示す要部断面図、図4は図1に示すリニ
アモータを用いてミラーの向きを調整するドアミラーを
部分的に破断して示す斜視図、図5はリニアモータの作
動を制御する回路図、図6はリニアモータの作動を説明
するフローチャート図、図7は本発明のリニアモータに
係る他の実施例を示す全体斜視図である。
【0011】図1に示すように、本実施例のリニアモー
タ100は、主にヨーク20、電機子30、この電機子
30を固定する固定機構40から構成されている。
【0012】前記ヨーク20は、その中央部には長手方
向に直線状に伸張するセンターコア21が設けられ、か
つセンターコア21に沿って一対の磁石22が配設され
て固定磁界を発生するようにされている。
【0013】前記電機子30は、センターコア21に跨
るように取り付けられてセンターコア21が伸びる方向
に往復動自在とされているボビン31と、このボビン3
1に巻回されている一対のモータコイル32とを備えて
いる。そして、このモータコイル32に通電することに
より生じる磁界と、固定磁界とが相互作用することによ
り、電機子30は図中に示す矢印Bの方向に往復動する
ことができる。また、電機子30には、ヨーク20の固
定部分23のガイド溝に嵌合する可動部分33が、電機
子30の移動方向に伸びるリンク34を介して接続され
ている。
【0014】図1乃至図3に示すように固定機構40
は、、ヨーク20の固定部分23に設けられている凹溝
25内に収納されて、電機子30が往復動する方向に対
して垂直な方向に変位自在とされている。しかも、可動
部分33に対して接離自在とされている押圧部材41
と、この押圧部材41を常に可動部分33に向かって付
勢する第1のコイルバネ43と、所定温度以上に加熱さ
れた時に前記第1のコイルバネ43の付勢力に抗して前
記押圧部材41を可動部分33から離間させる形状記憶
合金製の第2のコイルバネ42を2個備えている。そし
て、これらの第1のコイルバネ43と第2のコイルバネ
42とは、それぞれの両端部がヨーク20の固定部分2
3および押圧部材41に固着されている。
【0015】前記第2のコイルバネ42は、一般に実用
化されているチタン−ニッケル合金(Ti-Ni 合金) や銅
−アルミニウム−ニッケル合金(Cu-Al-Ni 合金) 等の非
鉄系の形状記憶合金から形成されているものである。
【0016】この第2のコイルバネ42が加熱されてい
ない通常時に押圧部材41を可動部分33から離間する
ように付勢する付勢力は、第1のコイルバネ43が押圧
部材41を可動部分33に向かって付勢する付勢力より
も低く設定されている。これにより、第2のコイルバネ
42が加熱されていない通常時は、前記押圧部材41が
第1のコイルバネ43により付勢されて可動部分33に
押圧され、この可動部分33がガイド溝24の側壁に押
圧されている。
【0017】これに対して、第2のコイルバネ42を通
電加熱により所定の温度以上に加熱すると、第2のコイ
ルバネ42の結晶組織が低温双晶から高温母相へと変化
し、その全長が短くなるとともに第1のコイルバネ43
の付勢力を上回る付勢力を生じて押圧部材41を可動部
分33から離間させる。なお、第2のコイルバネ42の
結晶組織が変化する変態点温度は、本実施例のリニアモ
ータ100が使用される温度範囲よりも高く設定されて
いる。
【0018】次に、上述のように構成されているリニア
モータ100を用いてミラーの向きを調整するドアミラ
ーの構造を図4を用いて簡略的に説明する。図4に示す
ようにドアミラー1は、自動車のドア近傍部分に固定さ
れるボデー2と、このボデー2の内側に設けられている
図示されないボールジョイントに球面嵌合して支持され
ている基板3の表面に固着されたミラー4とを備えてい
る。そして、基板3に設けられているボールジョイント
との球面嵌合部5の図中上方および図中左方には、一対
の駆動機構110,120が取り付けられている。
【0019】これらの駆動機構110,120は、リニ
アモータを液密に内蔵したもので、リニアモータの可動
部分と基板3は、リンク6,7により連結されている。
そして、図中上方の駆動機構110を作動させることに
よりミラー4の上下方向の向きを、また図中左方の駆動
機構120を作動させることによりミラー4の左右方向
の向きをそれぞれ調整できるようにされている。
【0020】次に、上述した構成の本実施例のリニアモ
ータ100の作動制御は、図5に示すような制御回路5
0によって行われる。この制御回路50は、ミラーの向
きを上下及び左右方向に調節するスイッチ51と、この
スイッチ51から送出される信号を処理して作動回路に
信号を送出する演算装置52を備えている。また、一対
の駆動機構110,120にそれぞれ接続される作動回
路53,54と、駆動機構110,120に取り付けら
れているリニアモータの形状記憶合金製コイル42を加
熱する通電加熱回路55,56を備えている。これによ
り、車両の運転者がミラーの向きを調節しようとしてス
イッチを操作すると、演算装置52は、例えば通電加熱
回路55に通電するとともに、作動回路53に通電して
ミラーの向きを変化させる動作を行う。
【0021】次に、上述した構成の本実施例のリニアモ
ータ100の作動について、図6に示すフローチャート
70で説明する。先ず、ステップ71において運転者が
ミラーの向きを調整するスイッチを操作しているか否か
を判別し、その結果がNOの場合にはスタートに復帰す
る。この状態において、形状記憶合金製の第2のコイル
バネ42は通電加熱されないので、図2に示すように固
定機構40の押圧部材41は第1のコイルバネ43によ
り矢印C方向に付勢され、電機子30の可動部分33を
ガイド溝24の側壁に押圧することで固定されることに
なる。
【0022】次に、ステップ72において、スイッチが
操作されていると判別した時にはステップ72に進み、
図5に示した通電加熱回路55,56に通電して形状記
憶合金製の第2のコイルバネ42を加熱する。すると、
図3中の通電加熱により第2のコイルバネ42の温度が
変態点温度以上に達するとコイルバネ42は圧縮状態と
なり、固定機構40の押圧部材41が第2のコイルバネ
42に生じる付勢力によって矢印D方向に移動されるこ
とで可動部分33から離間させられ、電機子30の固定
が解除される。
【0023】次に、ステップ73において、図4に示し
た運転者のスイッチ操作に対応する駆動機構110ある
いは120に設けられているリニアモータ100のモー
タコイル32に通電してミラーの向きを調整する。
【0024】次に、ステップ74においては、再びスイ
ッチが操作されているか否かを判別し、スイッチ操作が
継続されている時にはステップ71に戻り、リニアモー
タの作動を継続する。これに対して、スイッチが操作さ
れていないと判別したときには、ステップ75に進み、
図1に示した一対のモータコイル32の一方の側に通電
する電流を他方の側に通電する電流と逆特性にする。こ
れにより、電機子30に作用する磁力を釣り合わせて電
機子30を停止させる状態を継続する。
【0025】次に、ステップ76において、図2に示し
た第2のコイルバネ42への通電を停止する。これによ
り、第2のコイルバネ42の温度が次第に低下する。そ
して、その結晶組織が逆変態すると第2のコイルバネ4
2は押圧部材41を可動部分33から離間させる付勢力
を失うので、押圧部材41は第1のコイルバネ43の付
勢力により可動部分33に押圧されて電機子30が固定
される。
【0026】次に、ステップ77からステップ80にお
いて、レジスタのメモリカウントの値が所定値Tになる
までループを繰り返すことにより、第2のコイルバネ4
2の温度が充分に低下するまで待機する。なお、待機し
ている間に運転者がスイッチを操作したときには、ステ
ップ78からステップ72にリターンするようにされて
いる。
【0027】次に、メモリカウントが所定値Tに達した
とき、即ち第2のコイルバネ42の温度が充分に低下す
るだけの時間が経過したとき、可動部分33は固定機構
40により完全に固定されるので電機子30は変位する
ことができない。したがって、ステップ81において、
リニアモータ100のモータコイル32への逆特性通電
を停止する。
【0028】以上説明したように本実施例のリニアモー
タ100によれば、電機子30のモータコイル32およ
び第2のコイルバネ42のいずれにも通電することな
く、電機子30が動かないように固定することができ
る。そして、電機子30を変位させるモータコイル32
に通電する際には、形状記憶合金製の第2のコイルバネ
42を通電加熱することによって電機子30の固定を解
除して電機子30を変位させることができる。したがっ
て、本発明によれば、電力を供給することなく電機子を
所望の位置に保持することができるリニアモータを提供
することができる。
【0029】なお、本発明のリニアモータは、上述した
実施例によって限定されるものではなく、本発明の主旨
に基づいて種々の変更が可能であることは言うまでもな
い。例えば、電機子30のモータコイル32に通電する
回路中にタイマ回路を組み込むことにより、第2のコイ
ルバネ43への通電が遮断された後に、その温度が徐々
に低下して固定機構40による電機子30の固定が確実
なものとなるまでの間、一対のモータコイル32にそれ
ぞれ逆特性の電流を通電して電機子30を固定するよう
にしても良い。この場合は、図6に示すフローチャート
70のステップ73においてタイマーをスタートさせる
ことが良い。
【0030】また、固定機構40による電機子30の固
定が確実なものとなるまでの間、別に設けた電磁ソレノ
イドを用いて可動部分33をガイド溝24の側壁に押圧
することにより、電機子30を固定することも可能であ
る。
【0031】また、モータコイル32を単一のコイルと
するとともに、この単一のモータコイルにパルス状に逆
方向の電流を印加することにより、固定機構40による
電機子30の固定が確実なものとなるまでの間、電機子
30を固定することも可能である。
【0032】更に、上述した実施例においては、ヨーク
20の固定部分23を、矩形状とされているヨーク20
の長手方向に延長するように並設しているが、例えば図
7に示すようにリニアモータ200のように、ヨーク2
0と固定部分23とを積層する構成とすることで、電機
子30が移動する方向の長さを大幅に短縮することがで
きる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明のリニアモー
タにおいては、押圧部材を可動部分に向かって付勢する
付勢手段が押圧部材を可動部分に向かって常に付勢する
第1のコイルバネと、所定温度以上に加熱された時に第
1のコイルバネの付勢力に抗して押圧部材を可動部分か
ら離間させる形状記憶合金製の第2のコイルバネを備え
ている。また、モータコイルに駆動電流を通電する際
に、第2のコイルバネを通電し加熱するようにされてい
る。したがって、電力を長時間供給することなく電機子
を所望の位置に保持することができ、電力の供給量が限
られている自動車のドアミラーやパワーシートの駆動部
分に用いて好適なリニアモータを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のリニアモータの全体斜
視図である。
【図2】図1に示した固定機構が可動部分を固定した状
態を示す要部断面図である。
【図3】図1に示した固定機構が可動部分の固定を解除
した状態を示す要部断面図である。
【図4】図1に示したリニアモータを用いてミラーの向
きを調整するドアミラーを部分的に破断して示す斜視図
である。
【図5】リニアモータの作動を制御する回路図である。
【図6】リニアモータの作動を説明するフローチャート
図である。
【図7】本発明に係る他の実施例のリニアモータの全体
斜視図である。
【図8】従来のリニアモータの平面図である。
【符号の説明】
1 ドアミラー 2 ボデー 3 基板 4 ミラー 5 球面嵌合部 6,7 リンク 20 ヨーク 21 コア 22 磁石 23 固定部分 24 ガイド溝 25 収納凹部 30 電機子 31 ボビン 32 モータコイル 33 可動部分 40 可動部分固定機構 41 押圧部材 42 第2のコイルバネ 43 第1のコイルバネ 50 制御回路 51 スイッチ回路 52 演算装置 53,54 リニアモータ作動回路 55,56 通電加熱回路 100 リニアモータ 110,120 ミラー駆動機構 200 リニアモータ(別実施例)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状に伸張するコアに沿って固定磁界
    を発生する磁石が取り付けられているヨークと、前記コ
    アが伸びる方向に往復動自在とされているとともにモー
    タコイルが巻き回されてなる電機子と、前記電機子と一
    体に往復動する可動部分を前記ヨークに押圧することに
    より前記電機子を固定する固定機構とを備え、前記固定
    機構が、前記可動部分に対して接離自在とされている押
    圧部材と、該押圧部材を前記可動部分に向かって付勢す
    る付勢手段とを備え、前記付勢手段が、前記押圧部材を
    前記可動部分に向かって常に付勢する第1のコイルバネ
    と、所定温度以上に加熱された時に前記第1のコイルバ
    ネの付勢力に抗して前記押圧部材を前記可動部分から離
    間させる形状記憶合金製の第2のコイルバネとを備えて
    いることを特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 前記モータコイルに駆動電流を通電する
    際に、前記第2のコイルバネを通電し加熱するようにさ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のリニアモー
    タ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110445345A (zh) * 2019-08-23 2019-11-12 瑞声科技(南京)有限公司 振动电机
WO2021000174A1 (zh) * 2019-06-30 2021-01-07 瑞声声学科技(深圳)有限公司 电机和驱动装置

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