JPH08265193A - 多重放送用受信装置 - Google Patents

多重放送用受信装置

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JPH08265193A
JPH08265193A JP9011295A JP9011295A JPH08265193A JP H08265193 A JPH08265193 A JP H08265193A JP 9011295 A JP9011295 A JP 9011295A JP 9011295 A JP9011295 A JP 9011295A JP H08265193 A JPH08265193 A JP H08265193A
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一生 菊地
Takuro Takada
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 いかなる下位階層であっても単一操作にて最
上位階層に迅速に移行することができる操作性及び安全
性に優れた多重放送用受信装置を提供することにある。 【構成】 到来する放送電波に多重化された多重データ
に含まれる階層データを各階層毎に表示部23に表示さ
せるシステム用マイコン14及び表示用マイコン27
と、当該表示中の階層データを従属する上位階層に係わ
る階層データを当該表示部23に表示させる指令を前記
表示用マイコン27に入力するキー入力部21のCキー
47とを有する多重放送用受信装置であって、前記シス
テム用マイコン14及び表示用マイコン27は、前記C
キー47からの指令入力を継続して所定時間以上検知し
た場合、当該表示中の階層データに係わる階層の全てを
従属する最上位階層に係わる階層データを前記表示部2
3に表示させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばFM放送電波に
多重化された多重データを受信して、当該受信された多
重データを画面表示させる表示機能を備えた多重放送用
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばFM放送電波に様々な情報
に係わる多重データを多重化したFM多重放送が行われ
ている。
【0003】このようなFM多重放送を受信する多重放
送用受信装置としては、当該FM多重放送を受信し、当
該受信されたFM多重放送から通常のFM放送電波であ
る音声信号を抽出し、当該抽出された音声信号を音声出
力する通常のラジオ機能と、前記FM多重放送から多重
データを抽出し、当該抽出された多重データを記憶し、
当該記憶された多重データを画面表示させる多重データ
表示機能とを有するFM多重受信機が知られている。
【0004】つまり、当該FM多重受信機の特徴とする
ところは、ユーザーが通常の音声放送を受聴しながら、
当該表示機能の画面表示により放送局側から送信される
様々な情報を認識することができるというものである。
【0005】また、当該FM多重放送局から送信される
多重データとしては、例えば歌番組等にて演奏中の曲に
係わる情報、例えば曲名や歌手名等の情報を通知するた
めの補完情報番組や、各地域の交通状況に係わる情報、
例えば渋滞に係わる区間名及びその距離等の情報を通知
するための交通情報番組や、各地域の天候状態に係わる
情報、例えば各地域の天気予報等の情報を通知するため
の天気情報番組や、地震等の災害時に発する緊急事態に
係わる情報を通知するための緊急情報番組や、ニュース
を通知するためのニュース情報番組や、これら各情報番
組を識別するための目次を通知する目次情報番組等と様
々である。
【0006】また、これらの各情報番組は、通常の音声
放送における音声出力に連動して多重データを表示出力
させることにより機能する前記補完情報番組等の逐次番
組と、通常の音声放送における音声出力に連動する必要
もなく、多重データを表示出力させることにより機能す
る前記交通情報番組、天気情報番組、ニュース情報番組
といった記録番組と、他のモード中であっても受信され
ると現在表示中の表示を中断して割込表示させる前記緊
急情報番組等の割込番組との3種類の情報番組に分別さ
れる。
【0007】また、当該多重データは、次に説明するよ
うなFM多重放送局側の基本フォーマットにより次に説
明するような階層構造から構成されている。図8は当該
多重データの階層構造を端的に示す説明図である。
【0008】当該階層構造としては、図8に示すように
最上位階層と、当該最上位階層に従属される第1階層
と、当該第1階層に従属される第2階層とにより構成さ
れている。尚、各階層の従属関係に基づいて上位階層又
は下位階層という用語を使用するが、例えば第1階層に
従属される第2階層は、第1階層に対して下位階層であ
り、当該第1階層は第2階層に対して上位階層とするも
のである。
【0009】前記最上位階層には初期画面としての前記
目次情報番組が配置されており、前記第1階層には当該
目次情報番組内の前記情報番組が配置されており、前記
第2階層には当該情報番組内の項目情報が配置されてい
る。尚、当該多重データの基本フォーマットとしては、
前記目次情報番組には最大6つまでの情報番組が、各情
報番組には最大6つまでの項目情報が、これら各項目情
報には最大64ページまでのデータ内容に相当するペー
ジデータが配置されている。
【0010】このような多重データを受信するFM多重
受信機としては、通常のラジオチューナー機能と、当該
ラジオチューナー機能により受信されたFM多重放送電
波から多重データを抽出するデコーダ部と、当該抽出さ
れた多重データを記憶するメモリと、当該メモリに記憶
中の多重データから所望データを選択するキー入力部
と、当該キー入力部により選択された所望データを表示
する表示部とを有している。
【0011】当該キー入力部としては、最上位階層であ
る初期画面として表示された目次情報番組内から第1階
層としての所望情報番組を選択したり、当該選択された
所望情報番組内の第2階層としての所望項目情報を選択
する番組・項目選択キーと、同階層内にて表示中項目の
前項目を表示指定する同階層前項目指定キーと、同階層
内にて表示中項目の次項目を表示指定する同階層次項目
指定キーと、例えば“第2階層から第1階層へ”といっ
たように表示中階層の前階層を表示指定する前階層指定
キーと、前記項目情報毎に含まれる各ページデータを選
択するページ指定キーとを有している。
【0012】では、当該一般的なFM多重受信機の動作
について説明する。
【0013】当該メモリに記憶中の多重データから所望
の情報番組に係わる所望のページデータを前記表示部に
表示させたい場合には、まず、当該表示部に最上位階層
としての目次情報番組を表示させる。
【0014】次に当該表示中の目次情報番組から前記同
階層前項目指定キー又は前記同階層次項目指定キーを利
用することにより所望情報番組を表示させ、当該表示中
の目次情報番組から前記番組・項目選択キーにて所望情
報番組を選択する。尚、当該所望情報番組選択時に最上
位階層から第1階層に移行する。
【0015】当該番組・項目選択キーにて所望情報番組
が選択されると、当該所望情報番組に係わる複数の項目
情報が表示され、当該複数の項目情報から前記同階層前
項目指定キー又は同階層次項目指定キーを利用すること
により所望の項目情報を表示させ、当該表示中の項目情
報から前記番組・項目選択キーにて所望項目情報を選択
する。尚、当該所望項目情報選択時に第1階層から第2
階層に移行する。
【0016】当該番組・項目選択キーにて所望項目情報
が選択されると、当該所望項目に係わる複数のページデ
ータが表示され、当該複数のページデータから前記ペー
ジ指定キーを利用することによりスクロール表示させ、
所望のページデータを表示選択する。
【0017】従って、当該一般的なFM多重受信機によ
れば、通常のラジオ放送である音声放送を受聴しなが
ら、当該音声放送の受聴を中断する事なく、当該FM多
重放送電波から多重データを抽出し、当該抽出された多
重データをメモリに記憶させ、当該メモリに記憶中の多
重データから所定操作に応じて多重データ内に含まれる
所望情報番組内の所望ページデータを選択し、当該選択
された所望ページデータを前記表示部に表示させるよう
にしたので、ユーザーは当該表示部の表示により当該多
重放送局から提供される様々な情報を認識することがで
きる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記一
般的な多重放送用受信装置を適用したFM多重受信機に
よれば、当該メモリに記憶中の多重データから所望のペ
ージデータを前記表示部に表示させるような場合、前記
キー入力部の所定操作に応じて最上位階層から第1階
層、第2階層といった具合に奥の下位階層へと移行する
ことにより、所望のページデータを検索し、当該検索さ
れた所望のページデータを前記表示部に表示させるよう
にしたが、当該所望データの検索中に再び最上位階層で
ある初期画面に戻したい場合には、図8に示すよう前記
前階層指定キーを当該最上位階層に戻すまでに各階層毎
に何回も入力しなければならず、操作性が良くないとい
った問題点があった。
【0019】また、当該階層構造が第3階層、第4階
層、第5階層といったようにより深い階層構造をとる場
合には、例えば第5階層から最上位階層に戻す場合に
は、前記前階層指定キーを何回も繰り返し入力しなけれ
ばならず、非常に操作性が良くないといった問題点があ
った。
【0020】また、当該階層構造が複雑な階層を有する
ような場合には、前記前階層指定キーの他に同階層前項
目指定キーや同階層次項目指定キー等の入力を実行しな
ければならず、従って、当該表示部の表示画面を目視し
ながらこれらキーを入力しなければならず、当該装置を
車載用に適用した場合には、その安全性が非常に良くな
いといった問題点があった。
【0021】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、いかなる下位階層で
あっても単一操作にて最上位階層に移行することができ
る操作性及び安全性に優れた多重放送用受信装置を提供
することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の多重放送用受信装置によれば、到来する放送
電波に多重化され、かつ、複数に階層化された階層デー
タを有する多重データを抽出する多重データ抽出手段
と、当該抽出された多重データを記憶する記憶手段と、
当該記憶手段に記憶された多重データに含まれる階層デ
ータを各階層毎に表示手段に表示させる制御手段と、当
該表示手段に表示中の階層データに従属された下位階層
を選択し、当該選択された下位階層に係わる階層データ
を当該表示手段に表示させる指令を前記制御手段に入力
する順階層選択手段と、当該表示手段に表示中の階層デ
ータを従属する上位階層を選択し、当該選択された上位
階層に係わる階層データを当該表示手段に表示させる指
令を前記制御手段に入力する逆階層選択手段とを有する
多重放送用受信装置であって、前記制御手段は、前記逆
階層選択手段からの指令入力を継続して所定時間以上検
知した場合、当該表示手段に表示中の階層データに係わ
る階層の全てを従属する最上位階層を選択し、当該選択
された最上位階層に係わる階層データを前記表示手段に
表示させることを特徴とする。
【0023】
【作用】かかる構成により、本発明の多重放送用受信装
置によれば、前記逆階層選択手段からの指令入力を継続
して所定時間以上検知した場合、当該表示手段に表示中
の階層データがいかなる階層であっても、これら階層全
てを従属する最上位階層を選択し、当該選択された最上
位階層に係わる階層データを前記表示手段に表示させる
ようにしたので、いかなる下位階層にいても単一操作に
より最上位階層に迅速に移行することができることによ
り、その操作性を良好にすることができると共に、当該
操作性を良好にしたことにより、当該多重放送用受信装
置を車載用に適用した場合には当該運転者の安全性向上
を図ることができる。
【0024】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の多重放送用受
信装置を適用したFM多重受信機の実施例について説明
する。図1は本発明を適用したFM多重受信機の概略構
成を示すブロック図である。図3は当該FM多重受信機
における表示部を示す平面図である。
【0025】当該FM多重受信機は、主にラジオチュー
ナー機能と当該ラジオチューナー機能にて受信されたF
M放送電波に多重化された多重データを抽出する多重デ
ータ抽出機能とを主体とするシステム機能部10と、当
該多重データ抽出機能にて抽出された多重データを選択
し、当該選択された多重データを表示させる選択表示機
能を主体とする表示機能部20とを有している。
【0026】前記システム機能部10は、多重放送局か
ら到来するFM多重放送電波を受信する受信アンテナ1
1と、後述するPLL回路12からの電圧信号により所
望周波数を前記受信アンテナ11より受信し、当該受信
されたFM多重放送電波を同調するチューナー部13
と、後述するシステム用マイコン14からのコントロー
ルデータに基づいて受信周波数に対応した前記電圧信号
を発生するPLL回路12と、当該チューナー部13に
て同調されたFM多重放送電波から多重データを解読す
る多重データ抽出手段であるデコーダ部15と、当該解
読された多重データを記憶する記憶手段であるSRAM
16と、当該装置全体に電力を供給する電源部17と、
当該システム機能部10全体を制御するシステム用マイ
コン14とを有している。
【0027】前記表示機能部20は、様々な指令を入力
するキー入力部21と、様々な情報を点灯表示するイル
ミネーション部22と、様々な情報を表示する表示手段
である表示部23と、当該表示部23を駆動制御する表
示用ドライバー24と、当該表示部23に表示する文字
データを格納した漢字ROM25と、様々な情報をビー
プ音にて報知するビープ部26と、当該表示機能部20
全体を制御する表示用マイコン27とを有している。
尚、前記システム用マイコン14と当該表示用マイコン
27とは、両者間にてデータ通信を行うと共に、当該シ
ステム用マイコン14は前記電源17から当該表示用マ
イコン27に対して電力供給を行うものである。また、
請求項1記載の制御手段は、前記システム用マイコン1
4及び表示用マイコン27に相当するものである。
【0028】前記表示機能部20の表示部23は、図3
に示すように補足的な情報、例えば現在実行中のモード
名や情報番組名を表示する31文字×0.5行のコメン
ト表示領域23aと、本文情報、例えば前記情報番組名
や当該情報番組に係わるデータ内容であるページデータ
を表示する15.5文字×2行の本文情報表示領域23
bとを有している。
【0029】また、当該FM多重受信機は、通常のFM
ラジオ放送を受聴するチューナーモードと、当該SRA
M16に記憶中の多重データを前記表示部23に表示さ
せる多重モードとを有している。従って、前記表示機能
部20のキー入力部21は、各モードに応じて各キー毎
に機能を異にするものである。
【0030】では、各モード毎に異なる各キーの機能に
ついて説明する。図2は当該FM多重受信機における前
記表示機能20の外観であるエスカッション部20aを
示す平面図である。
【0031】図2に示すように当該エスカッション部2
0aにおけるチューナーモード時のキー入力部21とし
ては、各放送局の放送電波をシークするシークUP/D
OWNキー40と、各放送局の放送電波をマニュアル操
作にてシークするマニュアルUP/DOWNキー41
と、様々な機能を呼び出すアジャストキー42と、当該
装置への電力供給に対するON・OFF及びモードを切
り換える電源・モード切換キー43と、現在時刻を前記
表示部23に表示させるクロックキー44と、ワンタッ
チ操作により自動的に各放送局の放送電波を受信して、
当該受信された最大6放送局までの受信周波数を当該装
置内に自動登録させるオートストアキー45と、当該オ
ートストアキー45により自動登録された受信周波数の
放送局をワンタッチ操作で受信することができる6つの
プリセットキー46とを有している。尚、前記電源・モ
ード切換キー43は、電源OFF中に当該キー43を押
下すると当該電源をONとし、電源ON中に当該キー4
3を短押しするとモードを切り換え、当該電源ON中に
当該キー43を長押しすると電源をOFFとするもので
ある。
【0032】また、各プリセットキー46に割り当てら
れた番号部分46aには、前記表示機能部20のイルミ
ネーション部22が夫々備えられている。
【0033】次に当該エスカッション部20aにおける
多重モード時のキー入力部21としては、前記アジャス
トキー42、電源・モード切換キー43及びクロックキ
ー44に関してはチューナーモード時と同一機能を有す
るものであるが、前記マニュアルUP/DOWNキー4
1は階層化された多重データにおける同階層内の次項目
を表示指定する同階層次項目指定キー(以下、単にAキ
ーと称する)41a及び同階層内の前項目を表示指定す
る同階層前項目指定キー(以下、単にBキーと称する)
41bとし、前記シークUP/DOWNキー40は最下
位階層である第2階層に従属するページデータを指定す
るページ指定キー40aとし、前記オートストアキー4
5は情報メモリキー45aとし、前記プリセットキー4
6は当該表示部23に表示中の目次・項目を表示番号に
て選択する目次・項目選択キー46bとし、これらキー
以外に現在表示中の階層から当該階層を従属する上位階
層を前階層として表示指定する前階層指定キー(以下、
単にCキーと称する)47とを有している。尚、請求項
1記載の順階層選択手段は前記目次・項目選択キー46
bに相当するものであり、請求項1記載の逆階層選択手
段は当該Cキー47に相当するものである。
【0034】先にも説明したように多重データは、図4
に示すよう複数の階層構造から構成されている。尚、前
記システム用マイコン14は、これら階層化された多重
データの各情報を識別する識別データを予め把握してい
るものとする。
【0035】当該Cキー47は、本発明の主眼となるも
のであり、当該キー47の短押しにて現在表示中の階層
を従属する直前の上位階層を図8に示すように表示指定
するものであるが、当該キー47の長押しにて現在表示
中の階層全てを従属する最上位階層を図4に示すように
直接表示指定するものである。
【0036】では、次に当該FM多重受信機の動作につ
いて説明する。
【0037】前記システム用マイコン14は、前記キー
入力部21から多重モードに移行するための電源・モー
ド切換キー43の入力を前記表示用マイコン27を介し
て受けると、当該FM多重受信機のモードを多重モード
に移行する。
【0038】当該システム用マイコン14は、多重モー
ドに移行すると、当該SRAM16から最上位階層に配
置された目次情報番組を前記表示用マイコン27を介し
て前記表示部23に表示させる。この際、当該表示部2
3の本文表示領域23bには図5に示すように「1.補
完情報」、「2.交通情報」が表示され、前記コメント
表示領域23aには「タジュウモード」が表示される。
【0039】先に説明したように最大6番組までの情報
番組に係わる多重データを放送局側から送信されるもの
であるが、現在表示中の「1.補完情報」及び「2.交
通情報」以外の次の情報番組に相当する情報番組を表示
したい場合には前記Aキー41aを入力すれば良く、当
該Aキー41aが入力されると、当該表示部23の本文
表示領域23bには次の情報番組である「3.ニュース
情報」及び「4.天気情報」が表示される。
【0040】また、再び当該本文表示領域23bに
「1.補完情報」及び「2.交通情報」を表示させたい
場合には、前記Bキー41bを入力すれば良い。
【0041】当該本文表示領域23bにおいて「1.補
完情報」及び「2.交通情報」の表示中に前記目次・項
目選択キー46bの“1”が入力されると、「1.補完
情報」が選択されたことになり前記SRAM16から
「1.補完情報」に係わる第1階層としての補完情報番
組を読み出し、当該読み出された補完情報番組を前記表
示用マイコン27を介して図5(a)に示すように前記
本文表示領域23bに反転表示させると共に、当該補完
情報番組名を前記コメント表示領域23aに表示させ
る。
【0042】次に前記システム用マイコン14は、当該
SRAM16から第2階層としての当該補完情報番組に
係わる項目情報を読み出し、当該読み出された項目情報
を前記表示用マイコン27を介して前記本文表示領域2
3bに表示させる。この際においても、当該項目情報は
最大6つまでの項目情報が放送局側から送信されるもの
であり、各項目情報を選択する場合には前記Aキー41
a又はBキー41bを使用するものである。
【0043】当該本文表示領域23bに表示された項目
情報を前記目次・番組選択キー46bにより所望の項目
情報を選択し、当該選択された項目情報に係わるページ
データを前記SRAM16から読み出し、当該読み出さ
れたページデータを前記本文表示領域23bに各ページ
毎に表示させる。尚、当該項目情報としては、最下位階
層である第2階層に従属するページデータを有し、各ペ
ージデータは最大64ページのデータを有している。
【0044】当該所望ページデータの選択操作は前記ペ
ージ指定キー40aにより選択し、当該選択されたペー
ジデータを前記SRAM16から読み出し、当該読み出
されたデータを前記本文表示領域23bに表示させる。
【0045】尚、当該表示部23の本文表示領域23b
には、補完情報番組を選択した場合には図5(b)に示
すように補完情報番組に係わるページデータが、又は交
通情報番組を選択した場合には図5(c)に示すように
交通情報番組に係わるページデータが、又は天気情報番
組を選択した場合には図5(d)に示すように天気情報
番組に係わるページデータが表示される。
【0046】では、本発明の主眼とする前記Cキー47
を利用した目次番組ジャンプ処理について説明する。
【0047】当該目次番組ジャンプ処理とは、現在表示
中のデータがいかなる階層に存在しようとも、単一操作
により初期画面である最上位階層を前記表示部23に表
示させるようにしたものである。尚、当該目次番組ジャ
ンプ処理に移行するためには、当該FM多重受信機のS
RAM16に総目次番組データが記憶されていることが
前提である。尚、総目次番組データとは、目次情報番組
に相当するデータである。
【0048】では、当該総目次番組データを受信する総
目次番組データについて説明する。図6は当該FM多重
受信機の総目次番組データ受信処理におけるシステム用
マイコン14の処理動作を示すフローチャートである。
【0049】図6において当該システム用マイコン14
は、現在FM多重放送を受信しているか否かを判定する
(ステップS11)。当該FM多重放送を受信していれ
ば、当該多重データ中の総目次番組データを受信してい
るか否かを判定する(ステップS12)。当該総目次番
組データを受信していれば、前記目次番組ジャンプ処理
の許可を設定し(ステップS13)、当該処理動作を終
了する。
【0050】また、ステップS11にてFM多重放送を
受信中でなければ、又は当該総目次番組データを受信し
ていなければ、当該処理動作を終了する。
【0051】従って、当該総目次番組データ処理によれ
ば、総目次番組データの受信に応じて当該目次番組ジャ
ンプ処理の許可を設定する。
【0052】では、次に当該目次番組ジャンプ処理につ
いて説明する。図7は当該目次番組ジャンプ処理におけ
るシステム用マイコン14の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【0053】図7においてシステム用マイコン14は、
前記Cキー47が押下されたか否かを判定する(ステッ
プS21)。当該Cキー47が押下されたのであれば、
当該Cキー47の押下と同時に監視タイマーをスタート
させ(ステップS22)、当該Cキー47の押下がなお
も継続しているか否かを判定する(ステップS23)。
当該Cキー47の押下が継続しているのであれば、ステ
ップS22にてスタートされた監視タイマーがタイムア
ップしたか否かを判定する(ステップS24)。
【0054】ステップS24にて当該監視タイマーがタ
イムアップしたのであれば、当該Cキー47の押下を長
押しと判断し、図6に示す総目次番組データ受信処理に
おけるステップS13にて設定された目次番組ジャンプ
処理の許可が設定されているか否かを判定する(ステッ
プS25)。当該目次番組ジャンプ処理の許可が設定さ
れていれば、当該記憶中の総目次番組データに基づいて
最上位階層である初期画面としての目次情報番組を前記
表示部23に表示させ(ステップS26)、当該目次番
組ジャンプ処理を終了する。
【0055】また、ステップS21にてCキー47が押
下されたのでなければ、当該目次番組ジャンプ処理を終
了する。
【0056】また、ステップS23にてCキー47の押
下が継続されていなければ、短押しと判断し、現在表示
中のデータの階層を従属する上位階層である前階層を選
択する対応選択制御データがあるか否かを判定する(ス
テップS27)。当該対応選択制御データがあれば、当
該対応選択制御データに基づいて当該前階層に相当する
前階層データを前記SRAM16から検索実行し(ステ
ップS28)、当該前階層データに相当する該当データ
が当該SRAM16内にあるか否かを判定する(ステッ
プS29)。
【0057】当該該当データが当該SRAM16内にあ
れば、該当データに基づいて前記表示部23に表示処理
させ(ステップS30)、当該目次番組表示処理を終了
する。尚、ステップS25及び26の処理動作が、本発
明の主眼となる目次番組ジャンプ処理であり、ステップ
S27、28、29及び30の処理動作が通常の前階層
へのジャンプ処理に相当するものである。
【0058】従って、上記実施例によれば、多重モード
中であって当該表示部23に表示中のデータに係わる階
層がいかなる階層であれ、当該Cキー47の長押し操作
により、現在表示中の階層から最上位階層としての初期
画面である目次情報番組を前記表示部23に表示させる
ようにしたので、いかなる階層にいても単一操作により
最上位階層に移行することができることにより、その操
作性を良好にすることができると共に、当該操作性を良
好にしたことにより、当該多重放送用受信装置を車載用
に適用した場合には当該運転者の安全性向上を図ること
ができる。
【0059】尚、上記実施例においては、当該表示部2
3を15.5文字×2行の本文情報表示領域23bを有
する形式を例にとり説明したが、他の表示形式の表示部
23に適用しても良いことはいうまでもない。
【0060】また、当該多重データの階層構造を最上位
階層、第1階層、第2階層といった3階層構造を例にと
り説明したが、これ以上の階層構造であっても良く、こ
の場合には当該発明における効果を著しく発揮するもの
である。
【0061】また、上記実施例においては、Cキー47
の長押しにより当該目次番組ジャンプ処理を起動するよ
うにしたが、他のキーであっても良いことは言うまでも
ない。
【0062】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の多重放
送用受信装置によれば、前記逆階層選択手段からの指令
入力を継続して所定時間以上検知した場合、当該表示手
段に表示中の階層データがいかなる階層であっても、こ
れら階層全てを従属する最上位階層を選択し、当該選択
された最上位階層に係わる階層データを前記表示手段に
表示させるようにしたので、いかなる下位階層にいても
単一操作により最上位階層に迅速に移行することができ
ることにより、その操作性を良好にすることができると
共に、当該操作性を良好にしたことにより、当該多重放
送用受信装置を車載用に適用した場合には当該運転者の
安全性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重放送用受信装置を適用したFM多
重受信機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用したFM多重受信機における表示
機能部のエスカッション部を示す平面図である。
【図3】本発明を適用したFM多重受信機における表示
部を示す平面図である。
【図4】一般的な多重データの階層構造を端的に示すと
共に、本発明を適用したFM多重受信機における最上位
階層への移行動作を示す説明図である。
【図5】本発明を適用したFM多重受信機の表示部にお
ける表示状態を示す説明図である。 (a)所望番組選択時における表示状態 (b)補完情報番組に係わるページデータ選択時におけ
る表示状態 (c)交通情報番組に係わるページデータ選択時におけ
る表示状態 (d)天気情報番組に係わるページデータ選択時におけ
る表示状態
【図6】本発明を適用したFM多重受信機の総目次番組
データ受信処理におけるシステム用マイコンの処理動作
を示すフローチャートである。
【図7】本発明を適用したFM多重受信機の目次番組ジ
ャンプ処理におけるシステム用マイコンの処理動作を示
すフローチャートである。
【図8】一般的な多重データの階層構造を端的に示すと
共に、一般的なFM多重受信機における最上位階層への
移行動作を示す説明図である。
【符号の説明】
15 デコーダ部(多重データ抽出手段) 16 SRAM(記憶手段) 14 システム用マイコン(制御手段) 21 キー入力部 23 表示部(表示手段) 27 表示用マイコン(制御手段) 46b 目次・項目選択キー(順階層選択手段) 47 前階層指定キー(Cキー;逆階層選択手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 到来する放送電波に多重化され、かつ、
    複数に階層化された階層データを有する多重データを抽
    出する多重データ抽出手段と、 当該抽出された多重データを記憶する記憶手段と、 当該記憶手段に記憶された多重データに含まれる階層デ
    ータを各階層毎に表示手段に表示させる制御手段と、 当該表示手段に表示中の階層データに従属された下位階
    層を選択し、当該選択された下位階層に係わる階層デー
    タを当該表示手段に表示させる指令を前記制御手段に入
    力する順階層選択手段と、 当該表示手段に表示中の階層データを従属する上位階層
    を選択し、当該選択された上位階層に係わる階層データ
    を当該表示手段に表示させる指令を前記制御手段に入力
    する逆階層選択手段とを有する多重放送用受信装置であ
    って、 前記制御手段は、前記逆階層選択手段からの指令入力を
    継続して所定時間以上検知した場合、当該表示手段に表
    示中の階層データに係わる階層の全てを従属する最上位
    階層を選択し、当該選択された最上位階層に係わる階層
    データを前記表示手段に表示させることを特徴とする多
    重放送用受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2013158054A (ja) * 2013-05-07 2013-08-15 Mobilemedia Ideas Llc 携帯無線情報端末装置、画面操作方法、記録媒体およびマイクロコンピュータ装置

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