JPH08264630A - キャリアラック - Google Patents

キャリアラック

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JPH08264630A
JPH08264630A JP7977395A JP7977395A JPH08264630A JP H08264630 A JPH08264630 A JP H08264630A JP 7977395 A JP7977395 A JP 7977395A JP 7977395 A JP7977395 A JP 7977395A JP H08264630 A JPH08264630 A JP H08264630A
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JP
Japan
Prior art keywords
substrates
boards
carrier rack
guide
guides
Prior art date
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Pending
Application number
JP7977395A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Wada
英二 和田
Takekatsu Moriya
全克 森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJITA SEISAKUSHO KK
Hitachi Ltd
Fujita Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
FUJITA SEISAKUSHO KK
Hitachi Ltd
Fujita Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJITA SEISAKUSHO KK, Hitachi Ltd, Fujita Manufacturing Co Ltd filed Critical FUJITA SEISAKUSHO KK
Priority to JP7977395A priority Critical patent/JPH08264630A/ja
Publication of JPH08264630A publication Critical patent/JPH08264630A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ICや各種の回路素子等を搭載したプリント基
板、多数のソケットを有し、それに同様のICや各種の
回路素子等を搭載、接続した試験用基板等(以下基板類
という)を並列に多数並べて支持し、この基板類ごと恒
温槽等に収容して恒温槽等内のコネクタに基板類を接続
した上、電気的、熱的ストレスを加えてバーンイン、エ
ージング等を行なったりするためのキャリアラックに関
する。 【構成】基板類を並列に多数収納するための枠本体を備
え、枠本体は前後面が開放され、かつ開放面を備えた側
壁部分には多数のガイド体が所定の間隔で複数列植設さ
れていて、このガイド体間に基板類が挿入されて保持さ
れるようになっていることを特徴とする。 【効果】簡単にかつ精度よく組み立てることが容易であ
り、得たキャリアラックも軽量化することができ、かつ
基板類の挿入に際しての接触抵抗が少ない等の、取扱い
が非常に簡単なキャリアラックを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はICや各種の回路素子
等を搭載したプリント基板、多数のソケットを有し、そ
れに同様のICや各種の回路素子等を搭載、接続した試
験用基板等(以下基板類という)を並列に多数並べて支
持し、この基板類ごと恒温槽等に収容して恒温槽等内の
コネクタに基板類を接続した上、電気的、熱的ストレス
を加えてバーンイン、エージング等を行なったりするた
めのキャリアラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種、バーンイン、エージング等
のテストを行なう恒温槽等においては、作業者が恒温槽
等内に設けられた多段状の収納棚に基板類を1枚1枚挿
入し、その奥に設けたコネクタに基板類の端子部を差し
込んで、外部に設けたテスト装置から電気的ストレス等
をかけたり、熱的ストレスをかけたりすることが行なわ
れている。そして所要時間上記ストレスを加えた後、基
板類を再度1枚1枚コネクタから抜き取って恒温槽等の
外部に取り出していた。
【0003】しかしながらこのような基板類の取扱い作
業は非常に手間がかかるものであり、例えばテストを自
動化しようとする上で大きな障害となっていた。
【0004】また、このような基板類の搬送や保管にも
多大の労力が必要であり、作業効率が悪いという欠点が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、多数の基板類
を並列に保持できる(例えば米国特許第4,600,2
31号)のようなキャリアラックを使用して、基板類ご
と恒温槽等内へ収容して作業効率を改善することが考え
られる。
【0006】しかしながら、上記多数の基板類を並列に
保持できるキャリアラックにおいては、一般的に側壁部
分に多数のルーバが設けられ、各ルーバ間に基板類を挿
入するガイドが形成されている。この多数のルーバの形
成は側壁を構成する金属板に、プレス等の手段で一挙に
行なうことが通例である。
【0007】その際、各ルーバ間を狭く形成しなければ
ならないため、非常に精度よくプレス等を行なう必要が
ある。また金属板に多数のルーバを一挙に形成するの
で、大型のプレス装置が必要となる上、得たキャリアラ
ックも重く、取扱いが面倒となっていた。
【0008】さらに、プレス等のために高い圧力を加え
る必要があり、金型等の消耗が早いという欠点もあり、
狭いルーバ間でのバリ取り作業等が非常に面倒であると
いう欠点があった。そして、いずれにしても製造コスト
がかさんでしまうという欠点があった。
【0009】この発明のキャリアラックは従来例の上記
欠点を解消したもので、簡単にかつ精度よく組み立てる
ことが容易であり、得たキャリアラックも軽量化するこ
とができるので取扱いが簡単で、商品価値において非常
に優れたキャリアラックを提供しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明のキャ
リアラックは、基板類を並列に多数収納するための枠本
体を備え、枠本体は前後面が開放され、かつ開放面を備
えた側壁部分には多数のガイド体が所定の間隔で複数列
植設されていて、このガイド体間に基板類が挿入されて
保持されるようになっていることを特徴とするものであ
る。
【0011】この発明のキャリアラックは、ガイド体の
列が、ガイド体を支持する枠本体の側壁部分を構成する
よう所定の間隔で設けた支持レールに配設されているこ
とも特徴としている。
【0012】さらにこの発明のキャリアラックは、ガイ
ド体間に挿入される基板類をガイドするテーパ付きガイ
ド部が、支持レールに形成されていることをも特徴とす
るものである。
【0013】
【作用】この発明のキャリアラックは以上のように構成
したので、簡単にかつ精度よく組み立てることが容易で
あり、得たキャリアラックも軽量化することができ、か
つ基板類の挿入に際しての接触抵抗が少ない等の、取扱
いが非常に簡単なキャリアラックを提供することが可能
となった。
【0014】すなわち、基板類を1枚1枚ではなく、多
数の基板類ごと恒温槽等内へ収容したり、他工程への搬
送や保管を行なう場合に、非常に効率よく作業ができる
ようになった。
【0015】また、製造に際して大型の装置が不要であ
るので製造コストも大幅に低減することができ、しかも
個々のガイド体の取付位置を調節することにより、基板
類の取付精度の調整が簡単で、商品価値において非常に
優れたキャリアラックを提供することが可能となった。
【0016】
【実施例】以下、この発明のキャリアラックを図面に基
づいて詳細に説明する。
【0017】図1ないし図3はこの発明のキャリアラッ
クの一実施例を示すもので、1は基板類を並列に多数収
納するための枠本体で、枠本体1は上下両端にほぼ4隅
を支柱2で連結したそれぞれ板状部分3,4が形成され
ている。この枠本体1は前後面が開放され、かつ支柱2
間の側壁部分にも開放面が形成されていて、所定の間隔
で支持レール5が形成されている。
【0018】この側壁部分の各支持レール5は対向する
側壁部分の各支持レール5とほぼ等しい間隔で向き合う
ように形成されており、そして各支持レール5にはその
長さ方向に沿って多数のガイド体6が所定の間隔で複数
列植設されていて、対向する各支持レール5に設けた一
対のガイド体6間に基板類が差し渡して支持され、かつ
上下のガイド体6間に挟みつけるようにして保持される
ようになっている。
【0019】上記ガイド体6は図4および図6に示すよ
うに、周壁にガイド部7を備え、このガイド部7でガイ
ド体6間に挿入される基板類11をガイドするようにな
っている。上記ガイド体6は図では円形であるが、楕円
形や矩形、その他の形状であってもよく、いずれにして
も基板類11がスムーズに挿入できる形状であればよ
い。また上記ガイド部7の高さは、基板類11を確実に
保持できる寸法であれば、軽量化や基板類11の挿入し
やすさ等の面からみて、できるだけ低い方がよい。
【0020】次に上記ガイド体6の列は、側壁部分に配
設した支持レール5により保持されている。この支持レ
ール5は断面C字状の長尺部材からなっており、その背
面をガイド体6の背面に向けて突き合わせ、スポット溶
接やリベットによるカシメ等によってガイド体6を連結
固定している。なおこの支持レール5は断面C字状であ
り、非常に良好な強度および剛性を備えていて、基板類
11の挿入時に変形したりすることを防ぐので、多数の
基板類11を確実に保持することができる。
【0021】また上記支持レール5には、その端面にガ
イド体6間に挿入される基板類11をガイドするテーパ
付きガイド部8が形成されている。このテーパ付きガイ
ド部8は、基板類11が板面に沿って水平方向に横ぶれ
し、支柱部分に突き当たるのを防止するためのものであ
る。もちろん、上記テーパの角度や幅は適宜決定するこ
とが可能である。
【0022】以上の構成を有するこの発明のキャリアラ
ックは、図6のように枠本体1の開放された前面から基
板類11を挿入し、基板類11の側縁部を枠本体1の前
部の対向する支持レール5に設けた一対のガイド体6間
に差し渡して挿入すれば、基板類11は確実に上下のガ
イド体6間に挟みつけるようにして保持される。
【0023】その状態で基板類11をさらに奥へ押し込
むと、基板類11は次の列の対向する支持レール5に設
けた一対のガイド体6間に差し渡して挿入され、同様に
確実に上下のガイド体6間に挟みつけるようにして保持
される。その際、支持レール5に形成したテーパ付きガ
イド部8が、基板類11が板面に沿って水平方向に横ぶ
れして支持レール5部分に突き当たって挿入が阻害され
るのを防止し、基板類11を無理なく支持レール5に設
けた一対のガイド体6間に挿入されるようガイドする。
次の列の対向する支持レール5に設けた一対のガイド体
6間でも同様に保持される。
【0024】このように各支持レール5に設けた一対の
ガイド体6間に差し渡して保持させることにより、基板
類11のキャリアラックへの挿入に際しての接触抵抗が
少なく、基板類11のキャリアラックへの着脱操作が非
常に行ないやすい。
【0025】多数の基板類11をこのようにして並列に
所定の間隔で保持した上、基板類11をモータ駆動や油
空圧利用のシリンダ等で駆動される自動挿抜装置等を使
用してキャリアラックごと恒温槽等へ収容すれば、ワン
タッチで基板類11のソケットを恒温槽等のコネクタと
接続することができる。その後、電気的ストレスや熱的
ストレスを所要時間かけることにより、基板類11に対
して所定のテストを行なうことができる。
【0026】その際、枠本体1は前後面が開放され、か
つ支柱2間の側壁部分にも開放面が形成されているので
恒温槽等内での通気性がよく、キャリアラック内のすべ
ての基板類11が均等な温度、通気条件で信頼性の高い
テストを行なうことができる。
【0027】テストが終了したら、やはり基板類11を
自動挿抜装置等を使用してキャリアラックごと恒温槽等
から取り出し、次の工程への搬送、保管等を効率よく行
なうことができる。もちろん、自動挿抜装置等により基
板類11をキャリアラックから一挙に、あるいは個々に
取り出すことも可能である。
【0028】
【発明の効果】この発明のキャリアラックは以上のよう
に構成したので、簡単にかつ精度よく組み立てることが
容易であり、得たキャリアラックも軽量化することがで
き、かつ基板類の挿入に際しての接触抵抗が少ない等
の、取扱いが非常に簡単なキャリアラックを提供するこ
とが可能となった。
【0029】すなわち、基板類を1枚1枚ではなく、多
数の基板類ごと恒温槽等内へ収容したり、他工程への搬
送や保管を行なう場合に、非常に効率よく作業ができる
ようになった。
【0030】また、製造に際して大型の装置が不要であ
るので製造コストも大幅に低減することができ、しかも
個々のガイド体の取付位置を調節することにより、基板
類の取付精度の調整が簡単で、商品価値において非常に
優れたキャリアラックを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のキャリアラックの一実施例を示す斜
視図である。
【図2】概略縦断面図である。
【図3】平面図である。
【図4】図3の要部拡大断面図である。
【図5】(イ)および(ロ)はそれぞれガイド体の背面
図、および側面図である。
【図6】使用状態の概略拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 枠本体 2 支柱 3,4 板状部分 5 支持レール 6 ガイド体 7 ガイド部 8 テーパ付きガイド部 11 基板類
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板類を並列に多数収納するための枠本
    体を備え、枠本体は前後面が開放され、かつ開放面を備
    えた側壁部分には多数のガイド体が所定の間隔で複数列
    植設されていて、このガイド体間に基板類が挿入されて
    保持されるようになっていることを特徴とするキャリア
    ラック。
  2. 【請求項2】 ガイド体の列が、ガイド体を支持する枠
    本体の側壁部分を構成するよう所定の間隔で設けた支持
    レールに配設されている請求項1に記載のキャリアラッ
    ク。
  3. 【請求項3】 ガイド体間に挿入される基板類をガイド
    するテーパ付きガイド部が、支持レールに形成されてい
    る請求項1または2に記載のキャリアラック。
JP7977395A 1995-03-10 1995-03-10 キャリアラック Pending JPH08264630A (ja)

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JP7977395A JPH08264630A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 キャリアラック

Applications Claiming Priority (1)

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JP7977395A JPH08264630A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 キャリアラック

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JPH08264630A true JPH08264630A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13699532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7977395A Pending JPH08264630A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 キャリアラック

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JP (1) JPH08264630A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022216427A1 (en) * 2021-04-05 2022-10-13 Microsoft Technology Licensing, Llc Loader tool

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