JPH08264135A - 偏向ヨーク - Google Patents
偏向ヨークInfo
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- JPH08264135A JPH08264135A JP7065893A JP6589395A JPH08264135A JP H08264135 A JPH08264135 A JP H08264135A JP 7065893 A JP7065893 A JP 7065893A JP 6589395 A JP6589395 A JP 6589395A JP H08264135 A JPH08264135 A JP H08264135A
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- magnetic piece
- magnetic
- curved surface
- insulating frame
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- Prior art date
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Abstract
とを目的とする。 【構成】 水平偏向コイル11と垂直偏向コイル6とを
絶縁する絶縁枠2に装着される磁性片1は、その主曲面
の少なくとも一部に、該主曲面とは曲率の異なる曲面お
よび平面4a〜4cの少なくとも一方を有して構成され
ている。 【効果】 磁性片1に作用する力を分散でき、これによ
って、振動の振幅を小さくしてうなり音を低減できるこ
とになる。
Description
ヨークに関し、さらに詳しくは、水平偏向コイルと垂直
偏向コイルとを絶縁する一対の絶縁枠(コイルセパレー
タ)に装着されて画面の左右の糸巻き歪を補正する磁性
片(リアクロスアーム)を具備した偏向ヨークに関す
る。
ら見た平面図であり、図6は、その側面図である。
と、環状コア12に巻装されたトロイダル型の垂直偏向
コイル6と、それらの間を絶縁する一対の絶縁枠(コイ
ルセパレータ)2とを備えており、一対の各絶縁枠2の
外周には、画面の左右の糸巻き歪を補正する磁性片10
が装着されている。なお、図6において、13はコア止
め、14はコア止め挿入穴である。
着された部分を示す斜視図であり、図8は、磁性片10
の斜視図である。
ら中間部にかけて、該絶縁枠2に沿った円筒の周壁の一
部を構成するような円弧状の曲板となっており、陰極線
管の管軸と一致する偏向ヨークの軸を中心に左右対象
に、絶縁枠2と垂直偏向コイル6とに挟まれるように、
一対の各絶縁枠2にそれぞれ装着されている。
10を、かかる位置に設置することにより、磁界分布を
急峻に変えて、セルフコンバージェンスや歪補正無しの
偏向ヨークを実現するものである。
磁性片10は、垂直偏向のための交流磁界によって60
Hzの周期で振動するため、それによってうなり音を生
じるという問題があった。
る。
の静止画像をブラウン管に写し出すことによって動画と
して見せており、このため、偏向ヨークの垂直偏向コイ
ル6に、60Hzのノコギリ波電流を流して静止画像の
切り替えを行っている。
波電流を示し、図10は、垂直偏向を1周期行ったとき
の図6あるいは図7の断面Aにおける垂直偏向磁界の状
態を示す図であり、図10(a),(b)は、それぞれ
図9の期間a,bにそれぞれ対応している。
まで走査したときには、図10(a)に示されるよう
に、垂直偏向コイル6の磁界吹き出し部7はN極、磁界
収拾部8はS極であり、磁性片10の素材であるケイ素
鋼板は、強磁性体であるため、吹き出し磁界が入る部分
9に対してはS極を、吹き出し磁界が出る部分10に対
してはN極を作る。
直偏向コイル6の磁界吹き出し部7及び磁界収拾部8に
引かれるため、その分力が、磁性片10を水平方向へ引
っ張り、磁性片10の曲率が大きくなるように変形し、
いわゆる、弦が張った状態となる。
bにおいては、垂直偏向コイル6の磁界は逆転している
が、磁性片10はそのヒステリシス特性のため、外部磁
界の変化に追従できず、残留磁束となる。
出し部7及び磁界収拾部8と、磁性片10の磁界が入る
部分9及び磁界が出る部分10とが、それぞれ同じ極と
なるため、互いに反発し合うこととなり、したがって、
磁性片10の曲率が小さくなるように変形し、いわゆ
る、弦がゆるんだ状態となる。
ことで、弦が振動しているのと同じ状態となり、うなり
音が発生することとなる。
れたものであって、うなり音を低減した偏向ヨークを提
供することを目的とする。
を達成するために、次のように構成している。
コイルと垂直偏向コイルとを絶縁する絶縁枠と、該絶縁
枠に沿った主曲面を有して前記絶縁枠に装着される磁性
片とを具備する偏向ヨークにおいて、前記磁性片は、前
記主曲面の少なくとも一部に、該主曲面とは曲率の異な
る曲面および平面の少なくとも一方を有している。
直偏向コイルとを絶縁する絶縁枠と、該絶縁枠に沿った
主曲面を有して前記絶縁枠に装着される磁性片とを具備
する偏向ヨークにおいて、前記磁性片は、前記主曲面の
少なくとも一部に、角度の異なる複数の平面を有し、か
つ、前記平面の部分の厚みは、前記主曲面の部分の厚み
以上である。
の少なくとも一部に、曲率の異なる曲面および平面の少
なくとも一方を有しているので、主曲面だけであった従
来例の磁性片に比べて、該磁性片に作用する力を分散で
きる、すなわち、振動の方向が各面によって異なること
になり、これによって、振動の振幅を小さくしてうなり
音を低減できることになる。
の厚みを有する角度の異なる複数の平面部分を有してい
るので、請求項1の本発明と同様の作用効果に加えて、
磁性片の強度が高まって歪曲しにくくなり、これによっ
て、振動が一層抑制されてうなり音が低減できることに
なる。
詳細に説明する。
視図であり、図2は、図1の磁性片1を絶縁枠2に装着
した状態の一方の絶縁枠2の正面図であり、図3は、そ
の側面図であり、従来例に対応する部分には、同一の参
照符号を付す。
磁性片10と同様に、絶縁枠2に沿った円筒の周壁の一
部を構成するような円弧状の主曲面3を有するととも
に、この主曲面3の一方の縁には、傾斜角度の異なる3
つの平面4a〜4cを有しており、これら平面4a〜4
c部分の厚みは、主曲面3の部分と同等以上の厚みとな
っている。
にケイ素鋼板で構成されており、従来と同様の絶縁枠2
に、固定用のリブ5を用いて装着される。
偏向ヨークの全体の構成は、図6および図7の従来例と
同様であるので、図示を省略する。
おいて、垂直偏向を1周期行ったときの垂直偏向磁界の
状態を示す断面図であり、上述の図10に対応する図で
ある。
まで走査したときには、図4(a)に示されるように、
垂直偏向コイル6の磁界吹き出し部7はN極、磁界収拾
部8はS極であり、磁性片1の素材であるケイ素鋼板
は、強磁性体であるため、吹き出し磁界が入る部分9に
対してはS極を、吹き出し磁界が出る部分10に対して
はN極を作る。
偏向コイル6の吹き出し部7及び収拾部8に引かれる
が、磁性片1は、角度の異なる3つの平面4a〜4c部
分を有しているので、従来の磁性片10に比べて強度が
増して歪曲しにくく、さらに、図4(a)のP1〜P3
に示されるように、磁界によって生じる力を3方向に分
散することができ、これによって、磁性片1を水平方向
へ引っ張る力を弱めることができ、磁性片1の変形を低
減できることになる。
間においては、垂直偏向コイル6の磁界は逆転している
が、磁性片1はそのヒステリシス特性のため、外部磁界
の変化に追従できず、残留磁束となる。
出し部7及び磁界収拾部8と、磁性片1の磁界が入る部
分9及び磁界が出る部分10とが、それぞれ同じ極とな
るため、互いに反発し合うこととなるが、上述と同様
に、角度の異なる3つの平面4a〜4c部分によって、
図4(b)のP4〜P6に示されるように、磁界によっ
て生じる力を3方向に分散することができ、これによっ
て、磁性片1を縮めようとする力を弱めることができ、
磁性片1の変形を低減できることになる。
でき、うなり音を低減することが可能となる。
は、従来の磁性片と同等であった。
なる平面4a〜4cを有していたけれども、本発明の他
の実施例として、主曲面3とは、曲率の異なる曲面を有
するように構成してもよく、あるいは、平面および曲率
の異なる曲面の両者を有するように構成してもよく、ま
た、曲面や平面の数あるいはその位置は、任意に選定し
てもよい。
面、すなわち、垂直偏向コイル6側の主曲面3に、平面
を形成したけれども、本発明の他の実施例として、磁性
片1の内表面、すなわち、絶縁枠2側の主曲面に、平面
あるいは曲率の異なる曲面を形成するようにしてもよ
い。
は、その主曲面の少なくとも一部に、曲率の異なる曲面
および平面の少なくとも一方を有しているので、主曲面
だけであった従来例の磁性片に比べて、該磁性片に作用
する力を分散でき、これによって、振動の振幅を小さく
してうなり音を低減できることになる。
する角度の異なる複数の平面部分を有しているので、磁
性片の強度が高まり歪曲しにくくなるので、一層振動し
にくくなり、うなり音を低減できることになる。
る。
る。
態を示す断面図である。
ある。
す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 水平偏向コイルと垂直偏向コイルとを絶
縁する絶縁枠と、該絶縁枠に沿った主曲面を有して前記
絶縁枠に装着される磁性片とを具備する偏向ヨークにお
いて、 前記磁性片は、前記主曲面の少なくとも一部に、該主曲
面とは曲率の異なる曲面および平面の少なくとも一方を
有することを特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項2】 水平偏向コイルと垂直偏向コイルとを絶
縁する絶縁枠と、該絶縁枠に沿った主曲面を有して前記
絶縁枠に装着される磁性片とを具備する偏向ヨークにお
いて、 前記磁性片は、前記主曲面の少なくとも一部に、角度の
異なる複数の平面を有し、かつ、前記平面の部分の厚み
は、前記主曲面の部分の厚み以上であることを特徴とす
る偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7065893A JPH08264135A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 偏向ヨーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7065893A JPH08264135A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 偏向ヨーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08264135A true JPH08264135A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13300107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7065893A Pending JPH08264135A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 偏向ヨーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08264135A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100422053B1 (ko) * | 2002-02-27 | 2004-03-11 | 삼성전기주식회사 | 편향요크 |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP7065893A patent/JPH08264135A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100422053B1 (ko) * | 2002-02-27 | 2004-03-11 | 삼성전기주식회사 | 편향요크 |
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Legal Events
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