JPH08263844A - デジタルビデオディスクプレーヤ - Google Patents

デジタルビデオディスクプレーヤ

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JPH08263844A
JPH08263844A JP9002995A JP9002995A JPH08263844A JP H08263844 A JPH08263844 A JP H08263844A JP 9002995 A JP9002995 A JP 9002995A JP 9002995 A JP9002995 A JP 9002995A JP H08263844 A JPH08263844 A JP H08263844A
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JP
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digital video
video disc
disc player
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JP9002995A
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Akihiro Arisaka
明浩 有坂
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前回再生した部分を短時間で再生することに
よって前回までのストーリを使用者に思い出させ、引き
続いて新たな部分の再生に移ることができるデジタルビ
デオディスクプレーヤを提供する。 【構成】 再生指示時におけるデジタルビデオディスク
上の再生開始位置データと再生停止指示時におけるデジ
タルビデオディスク上の再生停止位置データとをメモリ
18に書き込ませる書き込み制御回路13Bと、再再生
指示キースイッチ14Cにより再再生指示がなされたと
きメモリ18に書き込まれている再生開始位置データに
基づくデジタルビデオディスク上の位置からメモリ18
に書き込まれている再生停止位置データに基づくデジタ
ルビデオディスク上の位置までの範囲内であって、かつ
予め区分された各区分内の所定範囲の画像データを順次
再生させる再再生制御回路13Cとを備え、再再生制御
回路13Cによる再生の終了に続いて通常の再生を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルビデオディスク
プレーヤに関し、更に詳細にはデジタルビデオディスク
に記録されている画像データの再生を一時中断した場合
に、直前に再生した場面を再度再生した後、中断位置か
ら再生をさせるデジタルビデオディスクプレーヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクプレーヤにおいては、メ
モリ機能やしおり機能と称して一度再生を中断しても次
回は前回再生を中断したところから再生を開始する機能
を有しているものがあった。また、一度再生を中断する
と前回再生を開始した場面から再生を開始する機能を有
するものもがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、連続し
た内容が記録されたデジタルビデオディスクにおいて前
回再生を中断したところから再生を開始させても、使用
者が前回再生した部分の内容を記憶していないとストー
リが続かず、結局最初から再び再生を行うことになって
しまうという問題点があった。また、前回再生を開始し
たところから再生を開始させても、使用者が前回再生し
た部分を重複して見ることになり、前回使用者が見たス
トーリを思い出すには、時間を要するという問題点もあ
った。
【0004】本発明は、前回再生した部分を短時間で再
生することによって前回までのストーリを使用者に思い
出させ、引き続いて新たな部分の再生に移ることができ
るデジタルビデオディスクプレーヤを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
るデジタルビデオディスクプレーヤは、画像データが記
録されたデジタルビデオディスクを再生するデジタルビ
デオディスクプレーヤにおいて、再生指示時におけるデ
ジタルビデオディスク上の再生開始位置データと再生停
止指示時におけるデジタルビデオディスク上の再生停止
位置データとを記憶手段に書き込ませる書き込み制御手
段と、再生済み部分の再再生を指示する再再生指示手段
と、再再生指示がなされたとき記憶手段に書き込まれて
いる再生開始位置データに基づくデジタルビデオディス
ク上の位置から記憶手段に書き込まれている再生停止位
置データに基づくデジタルビデオディスク上の位置まで
の範囲内であって、かつ予め区分された各区分内の所定
範囲の画像データを順次再生させる再再生制御手段を備
え、再再生制御手段による再生の終了に続いて通常の再
生を行うことを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2にかかるデジタルビデオ
ディスクプレーヤは、画像データが記録されたデジタル
ビデオディスクを再生するデジタルビデオディスクプレ
ーヤにおいて、装着されたデジタルビデオディスクがビ
デオコンパクトディスクであることを判別する判別手段
と、判別手段によってビデオコンパクトディスクと判別
されたとき再生指示時におけるビデオコンパクトディス
ク上の再生開始位置データと再生停止指示時におけるビ
デオコンパクトディスク上の再生停止位置データとを記
憶手段に書き込ませる書き込み制御手段と、再生済み部
分の再再生を指示する再再生指示手段と、再再生指示が
なされたとき記憶手段に書き込まれている再生開始位置
データに基づくビデオコンパクトディスク上の位置から
記憶手段に書き込まれている再生停止位置データに基づ
くビデオコンパクトディスク上の位置までの範囲内であ
って、かつ予め区分された各区分内の所定範囲の画像デ
ータを順次再生させる再再生制御手段を備え、再再生制
御手段による再生の終了に続いて通常の再生を行うこと
を特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の請求項1にかかるデジタルビデオディ
スクプレーヤは、再再生指示がなされたとき、記憶手段
に書き込まれている再生開始位置データに基づくデジタ
ルビデオディスク上の位置から、記憶手段に書き込まれ
ている再生停止位置データに基づくデジタルビデオディ
スク上の位置までの範囲内であって、かつ予め区分され
た各区分内の所定範囲の画像データが再再生制御手段に
よる制御のもとに順次再生させられ、続いて通常の再生
が行われるため、通常の再生によって指定された範囲内
の画像が前記所定範囲づつ飛び飛びに順次再生されて、
引き続く次の通常の再生に入る前にその直前部分のスト
ーリが思い出されることになる。
【0008】本発明の請求項2にかかるデジタルビデオ
ディスクプレーヤは、再再生指示がなされたとき、記憶
手段に書き込まれている再生開始位置データに基づくビ
デオコンパクトディスク上の位置から、記憶手段に書き
込まれている再生停止位置データに基づくビデオコンパ
クトディスク上の位置までの範囲内であって、かつ予め
区分された各区分内の所定範囲の画像データが再再生制
御手段による制御のもとに順次再生させられ、続いて通
常の再生が行われるため、通常の再生によって指定され
た範囲内の画像が前記所定範囲づつ飛び飛びに順次再生
されて、引き続く次の通常の再生に入る前にその直前部
分のストーリが思い出されることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明にかかるデジタルビデオディスクプレーヤの第
1実施例の構成を示すブロック図である。
【0010】本発明にかかるデジタルビデオディスクプ
レーヤの第1実施例はビデオコンパクトディスクプレー
ヤの場合を例示している。本明細書においてはビデオコ
ンパクトディスクをビデオCDと記す。
【0011】本第1実施例のビデオCDプレーヤは、ビ
デオCDを装着するトレイ機構、ビデオCDをターンテ
ーブルにクランプするクランプ機構、クランプテーブル
にクランプされたビデオCDを回転させるためのディス
クモータ、ビデオCDにレーザ光を照射して戻り光の変
化によりビデオCDに記録されている信号を読み出す光
ピックアップ、光ピックアップをビデオCDの半径方向
に駆動する送り機構を含み、回転駆動されているビデオ
CDから記録信号を読み出す記録信号読み出し部1から
信号が読み出される。
【0012】光ピックアップから読み出された出力信号
中のフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号が
サーボ回路2に供給されて、サーボ回路2によって光ピ
ックアップのフォーカス位置の制御が行われ、また光ピ
ックアップをしてトラック上を追従させるトラッキング
制御およびピックアップの送り機構の制御が行われる。
【0013】記録信号読み出し部1から読み出された信
号はEFM復調回路3に供給されて、EFM復調回路3
においてEFM復調を行うと共にエラー検出および検出
エラーに基づくエラー訂正が行われ、エラー訂正された
EFM復調データ中のサブコードのQチャンネルデータ
はシステムコントローラ13へ送出され、サブコード以
外のデータはCD−ROM復調回路4に送出されると共
に切り換えスイッチ回路10に一方の入力として送出さ
れる。またEFM復調回路3における復調に際してビッ
トクロック信号と基準クロック信号との比較を行い、比
較結果に基づいてサーボ回路2によりディスクモータの
回転制御が行われる。
【0014】EFM復調回路3からの出力を受けたCD
−ROM復調回路4においては、CD−ROMフォーマ
ットに対応したデスクランブルが行われ、セクター同期
信号を検出してEFM復調データの復調が行われ、セク
ター同期信号の検出信号、ヘッダーデータがバス8を経
てシステムコントローラ13に送出される。システムコ
ントローラ13からCD−ROM復調回路4の内部メモ
リにデータ書き込み指示がなされるとシステムコントロ
ーラ13によって指定されたメモリアドレスから、CD
−ROM復調回路4の内部メモリにヘッダデータより書
き込みが行われる。システムコントローラ13からCD
−ROM復調回路4の内部メモリにデータ書き込み終了
指示が来るとセクター同期信号を書き込んでデータの書
き込みが終了させられる。また、CDーROM復調回路
4の内部メモリに書き込まれたデータは、システムコン
トローラ13からの指示に基づいてバス8上に出力さ
れ、デマルチプレクサ5との専用ラインによるデータ転
送も行われる。
【0015】CD−ROM復調回路4からのデータが供
給されたデマルチプレクサ5はシステムコントローラ1
3からデマルチプレクス指示信号が供給されて、CD−
ROM復調回路4からのデータがMPEGビットストリ
ーム以外であればそのデータは捨てられ、MPEGビッ
トストリームであればそのデータがビデオデータとオー
ディオデータとに分離され、それぞれ各別にMPEGビ
デオデコーダ6、MPEGオーディオデコーダ9に送出
されて、MPEGビデオデコーダ6においてビデオデー
タがデコードされ伸長されて、映像データに変換され、
MPEGオーディオデコーダ9においてオーディオデー
タがデコードされ、伸長されて音声データに変換され
る。
【0016】ここで、MPEGビデオデコーダ6には、
伸長・復調のためのメモリとデータを格納する内部メモ
リとを備え、後記するシステムコントローラ13から静
止画の表示指示がきたとき内部メモリに格納してあるデ
ータを保持し、一定の周期によって順次読み出されて、
D/A変換器7へ送出される。
【0017】また、デマルチプレクサ5から送出されて
きたデータ中のシステムクロックリァレンス(SCR)
とデコーデイングタイムスタンプ(DTS)とプレゼン
テーションタイムスタンプ(PTS)と呼ばれる映像と
音声との同期用のデータを用いて、MPEGビデオデコ
ーダ6とMPEGオーディオデコーダ9とにおいて映像
信号と音声信号との同期がとられる。また、システムコ
ントローラ13からの指示に基づき通常の再生、静止
画、こま送り、スローモーションなどの処理が行われ
る。
【0018】MPEGビデオデコーダ6からの出力映像
データはD/A変換器7によってアナログ映像信号に変
換のうえ同期信号が付加されて出力される。
【0019】MPEGオーディオデコーダ9において
は、デマルチプレクサ5から出力されるデータ中のSC
RとPTSと呼ばれる映像と音声との同期用データを用
いて圧縮されたオーディオデータの伸長が開始される。
MPEGオーディオデコーダ9では、システムコントロ
ーラ13からの指示を受けて通常のステレオ再生、モノ
ラル再生、左チャンネルのみの再生、右チャンネルのみ
の再生、ミュート、ディエンファシス等のデータ処理が
行われて、オーディオ再生データとして切り換えスイッ
チ回路10へ出力される。
【0020】システムコントローラ13からの指示を受
けた切り換えスイッチ回路10によってMPEGオーデ
ィオデコーダ9からの出力とEFM復調回路3からの出
力との一方が選択されて、D/A変換器11においてア
ナログ音声信号に変換されて出力される。
【0021】システムコントローラ13は、ビデオCD
再生に必要なディスク管理情報などを記憶するための、
例えばEEPROMからなる書き込み可能な不揮発性の
メモリ16と協働してビデオCDプレーヤを制御するマ
イクロコンピュータを内蔵し、記録信号読み出し部1か
らメカニズム制御信号を受けてメカニズム制御信号に基
づく制御信号を生成してサーボ回路2に送出すると共
に、通常再生、ポーズ、ストップ、サーチの指示をサー
ボ回路2に送出してサーボ回路2を制御する。さらに、
EFM復調回路3からビデオCDに記録されているサブ
コードのQチャンネルのデータを受け、ビデオCDの内
周部に記録されている記録内容情報を示すTOCデータ
の解読などを行い、装着CDがビデオCDであるか否か
の判別および装着されたCDがビデオCDのときにCD
−DA記録トラックの有無等を判別する。
【0022】さらに、システムコントローラ13はCD
−ROM復調回路4からの信号をデコードしたヘッダー
データ、サブヘッダデータ、同期パルスなどの情報を得
て、TOCデータ情報およびCD−ROM復調回路4に
おいて復調した出力中からディスク情報に関する管理用
情報を含む必要なデータをメモリ16に転送してメモリ
16に格納させる。また、システムコントローラ13は
CD−ROM復調回路4からデマルチプレクサ5へのデ
ータの転送の開始、終了指示をすると共に、デマルチプ
レクサ5、MPEGビデオデコーダ6およびMPEGオ
ーディオデコーダ9に通常再生、スチル、こま送りなど
の動作制御信号を出力して、通常再生、スチル、こま送
りなどの制御を行う。
【0023】システムコントローラ13には、上記のほ
かに、TOCデータ中のディスク種別情報を参照してビ
デオCDプレーヤに装着されたCDがビデオCDである
ことを判別する判別回路13Aと、判別回路13Aによ
ってビデオCDと判別されたとき再生指示時におけるビ
デオCD上の再生開始位置データと再生停止指示時にお
けるビデオCD上の再生停止位置データとを例えばEE
PROMからなる書き込み可能な不揮発性のメモリ18
に書き込ませる書き込み制御回路13Bと、再生済み部
分の再再生を指示する後記の再再生指示キースイッチ1
4Cによって再再生指示がなされたときメモリ18に格
納されている再生開始位置データに基づくビデオCD上
の位置からメモリ18に格納されている再生停止位置デ
ータに基づくビデオCD上の位置までの範囲内における
画像データ記録部分を順次再生させる再再生制御回路1
3Cを機能的にかつ基本的に備え、さらに再再生制御回
路13Cによる再生の終了に続いて通常の再生を行わせ
る等の機能を備えている。
【0024】キースイッチ群14中には、通常再生指
示、ポーズ指示、ストップ指示、サーチ、再再生の指示
など種々の指示を行うキースイッチを備えており、キー
スイッチ群14からの出力はシステムコントローラ13
に送出して、システムコントローラ13の制御のもとに
ビデオCDプレーヤを指示に基づく状態に制御させる。
【0025】なお、15は表示装置であって、再再生中
であることを示す表示、再再生中の再生速度表示等の種
々の表示を行う。
【0026】次に、本第1実施例の作用の説明に先立っ
てビデオCDの記録内容について説明する。ビデオCD
には図2に示すごとくリードイン側からトラック♯1に
インフォメーションVCDエリア、エントリーズVCD
エリアなどに区分されそれぞれのデータが記録され、続
いてトラック♯2、…、♯(n−1)に動画データが記
録され、例えばトラック♯nにはCD−DA(従来のコ
ンパクトディスクにおけるのと同様)のオーディオデー
タが記録されている。
【0027】さらに、インフォメーションVCDエリア
およびエントリーズVCDエリアの先頭位置は図2に示
すようにトラック♯1の先頭位置を基準にした時間表示
によるアドレスデータ(分)、(秒)、(フレーム)と
して定められている。図2において例えば04;05;
00という表記は4分5秒0フレームという意味であ
る。また、インフォメーションVCDエリアには図3に
示すように、ディスクがVIDEOCDであることを示
す情報、さらにディスクの名称識別データ、アルバム数
データ、アルバム内における該ディスクの順番データが
記録されている。
【0028】ここで、アルバム数データとは1つの映画
の画像がディスク3枚に収納されている場合のように一
まとまりを構成する枚数データであり、アルバム内での
順番データとはアルバム内での順番、例えばアルバム数
が3のときにおいて上、中、下と区分したとき当該ディ
スクが上であるか、中であるか、下であるかを示すデー
タである。したがって、ディスク名称識別データを参照
することによって装着されたディスクの名称が判り、ア
ルバム数データを参照することによってアルバムを構成
するディスクの枚数が判り、アルバム内での順番データ
を参照することにより装着されたディスクのアルバム中
における順番が判ることになる。
【0029】つぎに、エントリーズVCDエリアの記録
内容について説明する。図4はエントリーズVCDエリ
アの記録内容を模式的に示す。ここで、エントリは関連
する1群の動画に対して他の群と区別するために区分さ
れたものであり、エントリーズVCDエリアには図4に
示すように、エントリが記録されているトラック番号
と、エントリの先頭位置情報としてのアドレスデータ、
すなわちトラック♯1の先頭位置を基準にした時間表示
によるアドレスデータ(分)、(秒)、(00)がエン
トリ番号順に記録されており、1トラック内におけるエ
ントリの最大数は99に制限され、ビデオCD上におけ
る全エントリの最大数は500に制限されている。
【0030】例えば図4に示すように、エントリ番号
(001)および(002)のエントリはトラック♯2
に記録され、エントリ番号(003)および(004)
のエントリはトラック♯3に記録され、エントリ番号
(005)〜(007)のエントリはトラック♯4に記
録され、エントリ番号(008)〜(009)のエント
リはトラック♯5に記録され、……のように記録され
る。この場合に、エントリ番号(002)のエントリは
エントリ番号(001)のエントリに対して追加のエン
トリであり、エントリ番号(004)のエントリはエン
トリ番号(003)のエントリに対して追加のエントリ
であり、エントリ番号(006)および(007)のエ
ントリはエントリ番号(005)のエントリに対して追
加のエントリであり、エントリ番号(009)のエント
リは番号(008)のエントリに対して追加のエントリ
である。以下、番号を記号♯によって示す場合もある。
【0031】したがって、上記のトラック番号とエント
リとの関係を図4に示すエントリの記録内容から模式的
に示せば図5に示すごとくであり、光ピックアップのデ
ィスク上におけ位置に対するエントリ番号がエントリー
ズVCDエリアに記録のアドレスデータを参照すること
によって算出することができる。
【0032】つぎに、上記のように構成された第1実施
例のビデオディスクプレーヤの作用について、図6〜図
10に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0033】本第1実施例のプログラムの実行に入ると
デフォルト再生速度が表示装置15に表示され(ステッ
プS10)、キースイッチ群14の出力がスキャンニン
グされて(ステップS11)、プレイキースイッチ14
Aがオン状態にされたか否かがチェックされる(ステッ
プS12)。ここでデフォルト再生速度は通常の再生の
ときおける再生速度よりも早い再生速度に設定されてい
る。ステップS12においてプレイキースイッチ14A
がオン状態にされていないと判別されたときは、再再生
指示キースイッチ14Cがオン状態にされたか否かがチ
ェックされる(ステップS20)。
【0034】ステップS20において再再生指示キース
イッチ14Cがオン状態にされていると判別されたとき
はステップS20に続いて装着されているディスクがC
D−DAディスク(デジタルオーディオデータのみのデ
ィスク)か否かがチェックされる(ステップS21)。
ディスクがCD−DAディスクか否かはディスクに記録
されているTOCデータに基づいて判別される。ステッ
プS21においてCD−DAディスクであると判別され
たときはステップS11から再び実行される。
【0035】ステップS12においてプレイキースイッ
チ14Aがオン状態にされていると判別されたときは、
ステップS12に続いてCD−DAディスクか否かがチ
ェックされ(ステップS13)、CD−DAディスクで
はないと判別されたときは、光ピックアップの現在位置
に基づいて実質的に再生が開始される位置が再再生の開
始アドレス位置(以下、単に開始アドレス位置と記す)
として再生経過テーブルに書き込まれる(ステップS1
4)。ここで、実質的に再生が開始される位置としたの
は再生が開始される位置は光ピックアップの現在位置よ
りずれるためである。ステップS14に続いて開始アド
レス位置に光ピックアップが移動させられて再生が開始
される(ステップS15)。ステップS13においてC
D−DAディスクであると判別されたときは、ステップ
S14がスキップされて開始アドレス位置に光ピックア
ップが移動させられて再生が開始される。
【0036】ステップS15に続いてディスクの最後の
位置にまで光ピックアップが移動しているか否かがチェ
ックされ(ステップS16)、ディスクの最後の位置に
まで移動していないと判別されたときはステップS16
に続いてキースイッチ群14の出力がスキャンニングさ
れ(ステップS18)、ストップキースイッチ14Bが
オン状態にされているか否かがチェックされて(ステッ
プS19)、ストップキースイッチ14Bがオン状態に
されていないと判別されたときはステップS19に続い
てステップS16から再び実行される。
【0037】ステップS19においてストップキースイ
ッチ14Bがオン状態にされていると判別されたときは
ステップS19に続いて現在の光ピックアップ位置が再
生経過テーブルに記憶されている開始アドレス位置より
大きいか否かが判別され(ステップS23)、大きいと
判別されたときは光ピックアップの現在位置が再再生の
終了アドレス位置(以下、単に終了アドレス位置と記
す)として再生経過テーブルに書き込まれ(ステップS
24)、ディスクの回転駆動が停止させられる(ステッ
プS22)。
【0038】ステップS23において光ピックアップの
現在位置が再生経過テーブルの開始アドレスより大きく
ないと判別されたときは、再生経過テーブルの記憶内容
がクリアされ(ステップS25)、ステップS22が実
行されてディスクの回転駆動が停止させられる。
【0039】ステップS16において光ピックアップが
ディスクの最後の位置にまで移動していると判別された
ときはステップS16に続いてディスクの最後の位置が
終了アドレス位置として再生経過テーブルに書き込まれ
(ステップS17)、ステップS22が実行されてディ
スクの回転駆動が停止させられる。
【0040】したがって、ステップS11〜ステップS
19およびステップS23〜ステップS25の実行によ
って、メモリ18の再生経過テーブル領域に、図11に
示すような再生経過テーブルが形成される。開始アドレ
ス位置および終了アドレス位置はディスク上における位
置として分(mm);秒(ss);フレーム(ff)に
よって記憶される。図11において分(mm);秒(s
s);フレーム(ff)の夫々が1つのアドレスを使用
するものとして示してある。開始アドレス位置はプレイ
キースイッチ14Aをオン状態にした位置、すなわち再
生開始指示をしたときにおける光ピックアップ位置であ
り、終了アドレス位置はストップキースイッチ14Bを
オン状態にした位置、すなわち再生停止指示をしたとき
の光ピックアップ位置であって、ストップキースイッチ
14Bをオン状態にせずにディスクの最後の位置に達し
たときはディスクの最後の位置である。
【0041】ステップS20において再再生指示キース
イッチ14Cがオン状態にされていないと判別されたと
きは、ステップS20に続いてタイマ時間が指定された
か否かがチェックされ(ステップS26)、タイマ時間
が指定されたと判別されたときは指定されたタイマ時間
に設定時間が変更され(ステップS27)、ステップS
11から再び実行される。このでタイマ時間は後記の再
再生を行うときの単位再生期間を定めるものである。
【0042】ステップS26においてタイマ時間が指定
されないと判別されたときは再生速度が指定されたか否
かがチェックされ(ステップS28)、再生速度の指定
が行われないと判別されたときはステップS28に続い
てステップS11から再び実行される。この場合におい
ては再再生時の再生速度はステップS10において表示
されたデフォルト再生速度で行われることになる。ステ
ップS28において再生速度の指定が行われたと判別さ
れたときは、ステップS28に続いて指定された再生速
度に再生速度が変更されて(ステップS29)、表示装
置15に指定された再生速度が表示され(ステップS3
0)、ステップS11から再び実行される。この場合は
デフォルト再生速度に代わって指定された再生速度によ
って再再生が行われることになる。ここで、ステップS
28における再生速度の指定においては、通常再生のと
きの再生速度以上の再生速度に指定されることが好まし
い。
【0043】ステップS21においてCD−DAディス
クでないと判別されたときは、すなわち再再生が指示さ
れ、かつ装着ディスクがビデオCDのときはステップS
21に続いて、再生経過テーブルに再生経過の記録、す
なわち開始アドレス位置および終了アドレス位置が再生
経過テーブルに記憶されているか否かがチェックされ
(ステップS31)、記録がないと判別されたときはス
テップS11から再び実行される。
【0044】ステップS31において再生経過テーブル
に再生経過の記録があると判別されたときは、ステップ
S31に続いて再生経過テーブルから開始アドレス位置
が読み出され、読み出された開始アドレス位置へ光ピッ
クアップが移動させられ(ステップS32)、エントリ
ーズVCDエリア内の分、秒、フレーム情報が参照され
て、移動させられた光ピックアップ位置に対応するエン
トリ番号が求められ(ステップS33)、指定再生速度
にて再生が開始され、再生速度が表示装置15に表示さ
れる(ステップS34)。ステップS34に続いて再再
生中である旨の表示が表示装置15になされる(ステッ
プS35)。
【0045】ステップS35に続いてタイマの計時が開
始され(ステップS36)、再再生中における光ピック
アップの現在位置が読み込まれて(ステップS37)、
光ピックアップの現在位置は再生経過テーブルに記録さ
れている終了アドレス位置か否かがチェックされる(ス
テップS38)。光ピックアップの現在位置が再生経過
テーブルに記憶されている終了アドレス位置に達してい
ないと判別されたときは、ステップS38に続いて次の
エントリ番号の位置に達したか否かがチェックされる
(ステップS39)。ステップS39におけるチェック
は、ステップS33の場合と同様に、エントリーズVC
Dエリア内の分、秒、フレーム情報が参照されて、移動
させられた光ピックアップ位置に対応するエントリ番号
が次のエントリ番号の先頭位置の直前に達したか否かに
よって行われる。
【0046】ステップS39において、達していないと
判別されたときは指定されたタイマ設定時間経過したか
否かがチェックされ(ステップS41)、指定されたタ
イマ設定時間経過していないときはステップS37から
再び実行される。なお、ステップS39において次のエ
ントリ番号のアドレス位置に達したと判別されたとき
は、ステップS39に続いてエントリ番号に+1される
エントリ番号の更新がなされて(ステップS40)、ス
テップS36から再び実行される。ステップS40が実
行される場合は一つのエントリの区間を再生する時間が
タイマ設定時間より短い場合などに生ずる。
【0047】ステップS41においてタイマ設定時間経
過したと判別されたときはステップS41に続いて(次
のエントリ番号のアドレス位置>再生経過テーブルに記
憶の終了アドレス位置)か否かがチェックされる(ステ
ップS42)。(次のエントリ番号のアドレス位置>再
生経過テーブルに記憶の終了アドレス位置)でないと判
別されたとき、すなわち終了アドレス位置が次のエント
リ番号のアドレス位置より大きいときは、次のエントリ
番号の位置へ光ピックアップが移動させられ(ステップ
S47)、エントリ番号に+1されるエントリ番号の更
新がなされて(ステップS48)、ステップS34から
再再生の実行がされて、再再生が継続される。
【0048】したがって、タイマ設定時間の再生が実行
される毎に次のエントリに進んで再再生が設定された再
生速度で実行される。この状態は図12に示すようにエ
ントリ番号♯iにおいてその一部分である♯i部分中の
期間tの間、再再生が行われ、次いで次のエントリ番号
♯(i+1)に進み、次のエントリ番号♯(i+1)の
一部分である♯(i+1)部分中の期間tの間、再再生
が行われる。ここでtはステップS26において指定さ
れたタイマ設定時間を示している。この場合の再再生速
度はデフォルト再生速度、またはステップS28におい
て指定された再生速度である。
【0049】ステップS42において(次のエントリ番
号のアドレス位置>再生経過テーブルに記憶の終了アド
レス位置)であると判別されたとき、すなわち次のエン
トリ番号のアドレス位置が終了アドレス位置を超えてい
るときは、再生経過テーブルに記憶してある終了アドレ
ス位置へ光ピックアップが移動させられて(ステップS
43)、光ピックアップ位置が開始アドレス位置として
再生経過テーブルに書き込まれて、再生経過テーブルに
記憶の開始アドレス位置が更新される(ステップS4
4)。ステップS44に続いて再再生中であることを示
す表示が消灯されて(ステップS45)、通常の再生が
開始され(ステップS46)、ステップS16から再び
実行される。このステップS46からの通常の再生の実
行中において、ストップキースイッチ14Bにて再生の
停止指示をしたときは光ピックアップ位置が終了アドレ
ス位置として再生経過テーブルの終了アドレス位置が更
新される。
【0050】上記したように、プレイキースイッチ14
Aをオン状態にし、その後、ストップキースイッチ14
Bをオン状態にした通常の再生中における範囲が開始ア
ドレス位置から終了アドレス位置として再生経過テーブ
ルに記憶され、次の通常の再生に入る前に再再生指示キ
ースイッチ14Cをオン状態にすることによって再再生
の指示がなされて、直前の再生範囲の画像が高速で、飛
び飛びに再再生されることになって、前の内容が思い出
されて、次いで通常の再生に入ることになる。この再再
生後の通常の再生によって、この通常の再生開始位置に
再生経過テーブルの開始アドレス位置が更新される。
【0051】次に本発明にかかるビデオディスクプレー
ヤの第2の実施例について説明する。本第2の実施例は
複数の再生経過テーブルを有する場合として、例えば2
つの再生経過テーブルを備えた場合の例であり、再生経
過テーブル〃1〃と再生経過テーブル〃2〃として区別
してある。
【0052】本第2実施例の作用について、図13〜図
17のフローチャートに基づいて説明する。
【0053】本第2実施例のプログラムの実行に入る
と、キースイッチ群14の出力がスキャンニングされて
(ステップS51)、プレイキースイッチ14Aがオン
状態にされたか否かがチェックされる(ステップS5
2)。プレイキースイッチ14Aがオン状態にされたと
判別されたときは、図15に示すように、再生経過テー
ブル〃1〃の開始アドレス記憶領域に記憶内容が存在す
るか否か(以下、単に空きか否かと記す)がチェックさ
れ(ステップS70)、空きと判別されたときは再生が
開始される位置が開始アドレス位置として再生経過テー
ブル〃1〃に書き込まれ(ステップS76)、記録〃1
〃の表示が表示装置15になされて再生経過テーブル〃
1〃に開始アドレス位置が書き込まれたことが表示され
る(ステップS77)。ステップS77に続いて再生経
過テーブル〃1〃から開始アドレス位置が読み出され
て、読み出された開始アドレス位置に光ピックアップが
移動させられて、その位置から通常の再生が実行される
(ステップS78)。
【0054】ステップS70において再生経過テーブル
〃1〃は空きでないと判別されたときは、再生経過テー
ブル〃2〃は空きか否かがチェックされて(ステップS
71)、空きであると判別されたときは再生が開始され
る位置が開始アドレス位置として再生経過テーブル〃2
〃に書き込まれて(ステップS74)、記録〃2〃の表
示が表示装置15になされて再生経過テーブル〃2〃に
開始アドレス位置が書き込まれたことが表示される(ス
テップS75)。ステップS75に続いて再生経過テー
ブル〃2〃から開始アドレス位置が読み出されて、読み
出された開始アドレス位置に光ピックアップが移動させ
られて、その位置から通常の再生が実行される(ステッ
プS78)。
【0055】ステップS71において再生経過テーブル
〃2〃は空きでないと判別されたときは、再生経過テー
ブル〃2〃に記憶されている開始アドレス位置および終
了アドレス位置が再生経過テーブル〃1〃に転送されて
上書きされ(ステップS72)、開始アドレス位置およ
び終了アドレス位置が記憶されていた再生経過テーブル
〃2〃のアドレスがクリアされる(ステップS73)。
ステップS73においてクリアされて空きとなったアド
レスに開始アドレス位置が書き込まれる(ステップS7
4)。
【0056】したがって、ステップS70〜ステップS
78の実行によって開始アドレス位置が記憶されていな
い場合、すなわち空きがある場合、再生経過テーブル〃
1〃、または再生経過テーブル〃2〃の空いている方に
開始アドレス位置が記憶される。一方、再生経過テーブ
ル〃1〃および再生経過テーブル〃2〃に空きがないと
きは、再生経過テーブル〃2〃に記憶されている開始ア
ドレス位置と終了アドレス位置とが再生経過テーブル〃
1〃に上書きされて、直前に記憶されていた開始アドレ
ス位置および終了アドレス位置の更新がなされ、再生経
過テーブル〃2〃の記憶内容はクリアされ、クリアされ
て空きとなったアドレスに開始アドレス位置が書き込ま
れる。
【0057】ステップS78の実行、すなわち通常再生
の実行が開始されると、図16に示すように、ディスク
の最後まで再生が行われたか否かがチェックされ(ステ
ップS79)、ディスクの最後まで再生が実行されてい
ないと判別されたときはキースイッチ群14の出力がス
キャンニングされて(ステップS80)、ストップキー
スイッチ14Bがオン状態にされているか否かがチェッ
クされる(ステップS81)。ステップS81において
ストップキースイッチ14Bがオン状態にされていない
ときはステップS81に続いてステップS79から再び
実行される。
【0058】ステップS81においてストップキースイ
ッチ14Bがオン状態にされたと判別されたときはステ
ップS81に続いて、図17に示すように、再生経過テ
ーブル〃1〃の終了アドレス位置記憶領域に記憶内容が
あるか否か(以下、単に空きがあるか否かと記す)がチ
ェックされる(ステップS87)。ステップS87にお
いて再生経過テーブル〃1〃に記憶されている終了アド
レス位置がない、すなわち空きであると判別されたとき
はステップS87に続いて光ピックアップの現在位置、
すなわち(ステップS81においてストップキースイッ
チ14Bがオン状態にされたときの光ピックアップの現
在位置>再生経過テーブル〃1〃に記憶されている開始
アドレス位置)であるか否かがチェックされる(ステッ
プS88)。
【0059】ステップS88において、(光ピックアッ
プの現在位置>再生経過テーブル〃1〃に記憶されてい
る開始アドレス位置)であると判別されたとき、すなわ
ち光ピックアップの現在位置が再生経過テーブル〃1〃
に記憶されている開始アドレス位置を超えているとき
は、光ピックアップの現在位置が終了アドレス位置とし
て再生経過テーブル〃1〃に書き込まれて(ステップS
89)、ディスクの回転駆動が停止され(ステップS9
7)、ステップS51から再び実行される。
【0060】ステップS88において、(光ピックアッ
プの現在位置>再生経過テーブル〃1〃に記憶されてい
る開始アドレス位置)でないとと判別されたときは、再
生経過テーブル〃1〃の記憶内容がクリアされて(ステ
ップS90)、再生経過テーブル〃1〃に記憶されたこ
とを示す表示装置15の表示が消灯されて(ステップS
91)、ディスクの回転駆動が停止され(ステップS9
7)、ステップS51から再び実行される。
【0061】ステップS87において再生経過テーブル
〃1〃に記憶されている終了アドレス位置が存在する
と、すなわち空きでないと判別されたときは、再生経過
テーブル〃2〃に記憶されている終了アドレス位置が存
在するか否かがチェックされ(ステップS92)、終了
アドレス位置が記憶されているとき、すなわち空きでな
いと判別されたときは、ディスクの回転駆動が停止され
(ステップS97)、ステップS51から再び実行され
る。
【0062】ステップS92において、終了アドレス位
置が記憶されていないとき、すなわち空きであると判別
されたときは、ステップS92に続いて光ピックアップ
の現在位置、すなわち(ステップS80においてストッ
プキースイッチ14Bがオン状態にされたときの光ピッ
クアップの現在位置>再生経過テーブル〃2〃に記憶さ
れている開始アドレス位置)であるか否かがチェックさ
れる(ステップS93)。
【0063】ステップS93において、(光ピックアッ
プの現在位置>再生経過テーブル〃2〃に記憶されてい
る開始アドレス位置)であると判別されたとき、すなわ
ち光ピックアップの現在位置が再生経過テーブル〃2〃
に記憶されている開始アドレス位置を超えているとき
は、光ピックアップの現在位置が終了アドレス位置とし
て再生経過テーブル〃2〃に書き込まれる(ステップS
94)。ステップS94に続いてディスクの回転駆動が
停止され(ステップS97)、ステップS51から再び
実行される。
【0064】ステップS93において、(光ピックアッ
プの現在位置>再生経過テーブル〃2〃に記憶されてい
る開始アドレス位置)でないとと判別されたときは、再
生経過テーブル〃2〃の記憶内容がクリアされて(ステ
ップS90)、再生経過テーブル〃2〃に記憶されたこ
とを示す表示装置15の表示が消灯されて(ステップS
96)、ディスクの回転駆動が停止され(ステップS9
7)、ステップS51から再び実行される。
【0065】ステップS87〜ステップS97が実行さ
れたときは再生経過テーブル〃1〃に終了アドレス位置
が記憶されていないときには再生経過テーブル〃1〃に
終了アドレス位置が書き込まれ、再生経過テーブル〃1
〃に終了アドレス位置が記憶されていて、かつ終了アド
レス位置が再生経過テーブル〃2〃に記憶されていない
ときには再生経過テーブル〃2〃に終了アドレス位置が
書き込まれることになって、終了アドレス位置が書き込
まれていない再生経過テーブルに終了アドレス位置が書
き込まれることになる。再生経過テーブル〃1〃および
再生経過テーブル〃2〃の両方共に終了アドレス位置が
記憶されているときには、新たに終了アドレスが書き込
まれない。
【0066】図16に戻って、ステップS79において
ディスクの最後まで再生が完了したと判別されたとき
は、終了アドレス位置が再生経過テーブル〃1〃に記憶
されていないか、すなわち終了アドレス位置の記憶領域
は空きか否かがチェックされ(ステップS82)、ステ
ップS82において空きであると判別されたときはディ
スクの最終アドレス位置が終了アドレス位置として再生
経過テーブル〃1〃に書き込まれて(ステップS8
3)、ディスクの回転駆動が停止され(ステップS8
6)、ステップS51から再び実行される。
【0067】ステップS82において、終了アドレス位
置が再生経過テーブル〃1〃に記憶されていると、すな
わち空きでないと判別されたときは、終了アドレス位置
が再生経過テーブル〃2〃に記憶されていないか、すな
わち終了アドレス位置の記憶領域は空きか否かがチェッ
クされ(ステップS84)、ステップS84において空
きであると判別されたときはディスクの最終アドレス位
置が終了アドレス位置として再生経過テーブル〃2〃に
書き込まれて(ステップS85)、ディスクの回転駆動
が停止され(ステップS86)、ステップS51から再
び実行される。
【0068】ステップS84において、終了アドレス位
置が再生経過テーブル〃2〃に記憶されていると判別さ
れたとき、すなわち空きでないとときは、ステップS8
4に続いてディスクの回転駆動が停止され(ステップS
86)、ステップS51から再び実行される。
【0069】ステップS70〜ステップS97の実行に
よって再生経過テーブル〃1〃、または再生経過テーブ
ル〃2〃に、開始アドレス位置と終了アドレス位置が書
き込まれることになって、再生経過テーブル〃1〃、ま
たは再生経過テーブル〃2〃が生成される。
【0070】図13に戻って、ステップS52において
プレイキースイッチ14Aがオン状態にされていないと
判別されたときは、ステップS52に続いて再再生指示
キースイッチ14Cがオン状態にされたか否かがチェッ
クされる(ステップS53)。再再生指示キースイッチ
14Cがオン状態にされていないと判別されたときはス
テップS53に続いて、ステップS51から再び実行さ
れる。
【0071】ステップS53において再再生指示キース
イッチ14Cがオン状態にされていたと判別されたとき
は、ステップS53に続いて再生経過テーブル〃1〃、
または再生経過テーブル〃2〃に開始アドレス位置およ
び終了アドレス位置の記憶がなされているか否かがチェ
ックされる(ステップS54)。ステップS54におい
て、再生経過テーブルに再生経過テーブルに開始アドレ
ス位置および終了アドレス位置の記憶がなされていない
と判別されたときはステップS54に続いてステップS
51から再び実行され、再生経過テーブルの生成がなさ
れる。
【0072】ステップS54において再生経過テーブル
〃1〃、または再生経過テーブル〃2〃に開始アドレス
位置および終了アドレス位置の記憶がなされていると判
別されたとき、すなわち再生経過テーブルが生成されて
いると判別されたときは、ステップS54に続いてキー
スイッチ群14の出力がスキャンニングされ(ステップ
S55)、再生経過テーブルが指定されるのを待つ(ス
テップS56)。ステップS56の指定はテンキースイ
ッチによってなされる。ステップS56に続いて開始ア
ドレス位置および終了アドレス位置の記憶がなされてい
る再生経過テーブルが指定されたか否かがチェックされ
(ステップS57)、開始アドレス位置および終了アド
レス位置の記憶がなされていない再生経過テーブルが指
定されたと判別されたときは、ステップS55から再び
実行されて、開始アドレス位置および終了アドレス位置
の記憶がなされている再生経過テーブルが指定されるの
を待つ。
【0073】ステップS57において、開始アドレス位
置および終了アドレス位置の記憶がなされている再生経
過テーブルが指定されたと判別されたときは、ステップ
S57において指定された再生経過テーブルに記憶され
た開始アドレス位置が読み出されて、読み出された開始
アドレス位置に光ピックアップが移動させられて(ステ
ップS58)、エントリーズVCDエリア内の情報が参
照されて移動させられた光ピックアップの位置に対応す
るエントリ番号が算出され(ステップS59)、ステッ
プS58において移動させられた光ピックアップの位置
から再再生が開始される(ステップS60)。この再再
生における再生速度は第1実施例の場合と同様にデフォ
ルト再生速度、または設定された再生速度にて行われ
る。
【0074】ステップS60における再再生開始に続い
てタイマの計時が開始され(ステップS61)、再再生
中における光ピックアップの現在位置が読み込まれて
(ステップS62)、光ピックアップの現在位置は再生
経過テーブルに記録されている終了アドレス位置か否か
がチェックされる(ステップS63)。光ピックアップ
の現在位置が再生経過テーブルに記録されている終了ア
ドレス位置に達していないと判別されたときはステップ
S63に続いて次のエントリ番号の位置に達したか否か
がチェックされ(ステップS64)、達していないと判
別されたときは指定されたタイマ設定時間経過したか否
かがチェックされ(ステップS65)、指定されたタイ
マ設定時間経過していないときはステップS62から再
び実行される。ここで、参照される再生経過テーブルは
ステップS56において指定された再生経過テーブル〃
1〃もしくは再生経過テーブル〃2〃であることは勿論
である。
【0075】なお、ステップS64において次のエント
リ番号のアドレス位置に達したと判別されたときは、ス
テップS64に続いてエントリ番号に+1するエントリ
番号の更新がなされて(ステップS68)、ステップS
61から再び実行される。ステップS68が実行される
場合は一つのエントリの期間がタイマ設定時間より短い
場合などに生ずる。
【0076】ステップS65においてタイマ設定時間経
過したと判別されたときはステップS65に続いて(次
のエントリ番号のアドレス位置>再生経過テーブルに記
録の終了アドレス位置)か否かがチェックされる(ステ
ップS66)。(次のエントリ番号のアドレス位置>再
生経過テーブルに記録の終了アドレス位置)でないと判
別されたとき、すなわち終了アドレス位置が次のエント
リ番号のアドレス位置より大きいときは、次のエントリ
番号の位置へ光ピックアップが移動させられ、かつエン
トリ番号に+1するエントリ番号の更新がなされて(ス
テップS69)、ステップS61から再再生の実行がさ
れて、再再生が継続される。
【0077】したがって、タイマ設定時間の再生が終了
する毎に次のエントリに進んで再再生が設定された再生
速度で実行される。この状態は図12に示すようにエン
トリ番号♯iにおいてその一部分である♯i部分中の期
間tの間、再再生が行われ、次いで次のエントリ番号♯
(i+1)に進み、次のエントリ番号♯(i+1)の一
部分である♯(i+1)部分中の期間tの間、再再生が
行われる。ここでtはデフォルトのタイマ設定時間であ
る。
【0078】ステップS66において(次のエントリ番
号のアドレス位置>再生経過テーブルに記録の終了アド
レス位置)であると判別されたとき、すなわち次のエン
トリ番号のアドレス位置が終了アドレス位置を超えてい
るときは、再生経過テーブルに記録の終了アドレス位置
へ光ピックアップが移動させられて(ステップS6
7)、ステップS70から再び実行されて光ピックアッ
プ位置が開始アドレス位置として再生経過テーブルに書
き込まれて、再生経過テーブルに記録の開始アドレス位
置が更新される。この場合に、空きが存在する再生経過
テーブルに書き込まれるが、空きが存在しない場合は再
生経過テーブル〃2〃に記憶されている記憶内容を再生
経過テーブル〃1〃へ転送して再生経過テーブル〃1〃
の記憶内容を更新し、再生経過テーブル〃2〃の記憶内
容をクリアし、クリアされたところに新たな開始アドレ
ス位置が書き込まれて、ステップS78において通常の
再生に入ることになる。
【0079】上記したように本第2実施例においても、
通常の再生に入る前に直前の再生範囲の画像が高速で、
飛び飛びに再再生されることになって、前の内容が思い
出されて、次いで通常の再生に入ることになる。なお、
上記第2実施例において再生経過テーブルが2つの場合
を例示したが3以上であっても同様である。
【0080】次に本発明にかかるビデオディスクプレー
ヤの第2実施例の変形例について説明する。第2実施例
の本変形例は指定した再生経過テーブルに記憶されてい
る記憶内容を消去指示に基づいて消去するようにし、開
始アドレス位置の記憶を再生経過テーブルの空き部分に
書き込む場合の例である。
【0081】第2実施例の本変形例は、図18に示すよ
うに指定した再生経過テーブルの記憶内容を消去指示に
基づいて消去するようにし、図15に示すフローチャー
トに示した第2実施例におけるステップS70〜ステッ
プS78に代って、図19に示すフローチャートに示す
ステップS105〜ステップS108を用いるものであ
って、その他については第2実施例と同一である。
【0082】第2実施例の変形例においては、ステップ
S53(図13参照)において再再生指示キースイッチ
14Cがオン状態にされていないと判別されたときは、
ステップS53に続いて、図18に示すように、消去キ
ースイッチ14Dがオン状態にされたか否かがチェック
され(ステップS100)、消去キースイッチ14Dが
オン状態にされたと判別されたときはキースイッチ群1
4の出力がスキャンニングされて(ステップS10
1)、再生経過テーブルの存在する番号が入力されたか
否かがチェックされ、再生経過テーブルの存在する番号
が入力されるのを待つ(ステップS102)。本実施例
においては再生経過テーブルが2つの場合であり、キー
スイッチ群14中のテンキースイッチによって〃1〃ま
たは〃2〃が指示されるのを待つことになる。
【0083】ステップS102において再生経過テーブ
ルの指定がされたときは、入力に応じた番号の再生経過
テーブルの記憶内容がクリアされて(ステップS10
3)、入力された番号に応じた記録の表示が消灯され
(ステップS104)、続いてステップS51から再び
実行される。この場合は消去キースイッチ14Dおよび
テンキースイッチによって指定された再生経過テーブル
の記憶内容が消去されることになる。ステップS100
において消去キースイッチ14Dがオン状態にされたと
判別されないときはステップS101〜ステップS10
4はスキップされて、ステップS51から再び実行され
る。
【0084】本変形例においては、ステップS52(図
13参照)においてプレイキースイッチ14Aがオン状
態にされていると判別されたときは、図19に示すよう
に、再生経過テーブル〃1〃の開始アドレス位置記憶領
域に開始アドレス位置が記憶されていないか否か、すな
わち空きが存在するか否かがチェックされ(ステップS
105)、空きが存在すると判別されたときは再生が開
始される位置が開始アドレスとして再生経過テーブル〃
1〃に書き込まれ(ステップS106)、記録〃1〃の
表示が表示装置15になされて再生経過テーブル〃1〃
に書き込まれたことが表示される(ステップS10
7)。ステップS107に続いて再生経過テーブル〃1
〃に書き込まれた開始アドレス位置が読み出されて該位
置に光ピックアップが移動させられて、その位置から通
常の再生が実行される(ステップS108)。
【0085】ステップS105において再生経過テーブ
ル〃1〃の開始アドレス位置記憶領域に開始アドレス位
置が記憶されている、すなわち空きが存在していないと
判別されたときは、再生経過テーブル〃2〃の開始アド
レス位置記憶領域に開始アドレス位置が記憶されて否か
否か、すなわち空きが存在するか否かがチェックされて
(ステップS109)、空が存在すると判別されたとき
は再生が開始される位置が開始アドレス位置として再生
経過テーブル〃2〃に書き込まれて(ステップS11
0)、記録〃2〃の表示が表示装置15になされて再生
経過テーブル〃2〃に書き込まれたことが表示される
(ステップS111)。ステップS111に続いて再生
経過テーブル〃2〃に書き込まれた開始アドレス位置が
読み出されて該位置に光ピックアップが移動させられ
て、その位置から通常の再生が実行される(ステップS
108)。
【0086】ステップS109において再生経過テーブ
ル〃2〃は空きでないと判別されたときは、続いて再生
が開始されるアドレス位置に光ピックアップが移動させ
られて、その位置から通常の再生が実行される(ステッ
プS108)。
【0087】本変形例の場合は再生経過テーブル〃1〃
または再生経過テーブル〃2〃の開始アドレス位置記憶
領域に開始アドレス位置が記憶されていないとき、すな
わち空きがあるときは空きのある再生経過テーブルに開
始アドレス位置が書き込まれて開始アドレス位置の更新
がなされ、再生経過テーブル〃1〃および再生経過テー
ブル〃2〃に空きがないときは開始アドレス位置の更新
はなされずに通常の再生に移行することになる。
【0088】次に本発明の第3実施例について説明す
る。本第3実施例は複数のビデオディスクを収納する手
段を有して、指定されたビデオディスクをを選択して再
生することができるビデオディスクプレーヤの場合であ
って、ビデオCDプレーヤの場合を例示している。
【0089】第3実施例の場合はディスクチェンジャを
備えており、その他の構成は第1実施例の場合と同様で
ある。
【0090】第3実施例の作用について、図20〜図2
4のフローチャートに基づいて説明する。
【0091】本第3実施例のプログラムの実行に入る
と、キースイッチ群14の出力がスキャンニングされて
(ステップS120)、トレイ番号によってディスクを
指定するディスク指示キースイッチ14Eがオン状態に
されたか否かがチェックされる(ステップS121)。
ディスク指示キースイッチ14Eがオン状態にされたと
判別されたときは、指定された番号のトレイにディスク
が存在するか否かがチェックされる(ステップS12
2)。指定された番号のトレイにディスクが存在しない
と判別されたときはステップS122に続いてステップ
S120から再び実行される。指定された番号のトレイ
にディスクが存在すると判別されたときはステップS1
22に続いてディスクの交換が実行されて(ステップS
123)、ステップS120から再び実行される。ステ
ップS123の実行によりビデオCDプレーヤには指定
されたトレイに収納されているディスクが装着されるこ
とになる。
【0092】ステップS121においてディスク指示キ
ースイッチ14Eがオン状態にされていないと判別され
たときは、ステップS121に続いてプレイキースイッ
チ14Aがオン状態にされたか否かがチェックされる
(ステップS124)。プレイキースイッチ14Aがオ
ン状態にされたと判別されたときはビデオCDか否かが
チェックされる(ステップS127)。ビデオCDか否
かはインフォメーションVCDエリアに記録されている
情報を参照することによって判別される。
【0093】ステップS127においてビデオCDであ
ると判別されたときは、ディスク名称識別データがビデ
オCDに記録されているか否かがチェックされる(ステ
ップS128)。ディスク名称識別データはインフォメ
ーションVCDエリアに記録されている情報を参照する
ことによって判別される。ステップS128においてビ
デオCDにディスク名称識別データが記録されていると
判別されたときは、ディスク名称識別データがメモリ1
8に記憶され(ステップS129)、次いで再生経過テ
ーブルに開始アドレス位置が書き込まれる(ステップS
130)。ステップS130において書き込まれる開始
アドレス位置は再生が開始される位置である。
【0094】ステップS127においてビデオCDでな
いと判別されたときは、メモリ18に記憶されているデ
ィスク名称識別データはクリアされ(ステップS13
1)、ステップS131に続いてステップS130が実
行される。ステップS128においてビデオCDにディ
スク名称識別データが記録されていないと判別されたと
きはメモリ18に記憶されているディスク名称識別デー
タはクリアされて(ステップS132)、次いでステッ
プS130が実行される。
【0095】ステップS130に続いて再生経過テーブ
ルの開始アドレス位置に光ピックアップが移動させら
れ、通常の再生が開始される(ステップS133)。ス
テップS133における再生の実行に続いて、図24に
示すように、光ピックアップがディスクの最終位置に達
したか否かがチェックされる(ステップS150)。ス
テップS150においてディスクの最終位置にまで達し
ていないと判別されたときは、キースイッチ群14の出
力がスキャンニングされ(ステップS153)、ストッ
プキースイッチ14Bがオン状態にされたか否かがチェ
ックされる(ステップS154)。
【0096】ステップS154においてストップキース
イッチ14Bがオン状態にされていないと判別されたと
きは、ステップS154に続いてステップS150から
再び実行される。ステップS154においてストップキ
ースイッチ14Bがオン状態にされたと判別されたとき
は、(光ピックアップの現在位置>再生経過テーブルの
開始アドレス位置)であるか否かがチェックされ(ステ
ップS155)、(光ピックアップの現在位置>再生経
過テーブルの開始アドレス位置)であると判別されたと
きは、ステップS154でストップキースイッチ14B
が押されたときの光ピックアップのアドレス位置が終了
アドレス位置として再生経過テーブルに書き込まれて
(ステップS156)、ディスクの回転駆動が停止され
(ステップS152)、ステップS120から再び実行
される。
【0097】ステップS155において(光ピックアッ
プの現在位置>再生経過テーブルの開始アドレス位置)
でないと判別されたときは、再生経過テーブルの記憶内
容がクリアされて(ステップS157)、ディスクの回
転駆動が停止され(ステップS152)、ステップS1
20から再び実行される。ステップS150において光
ピックアップの位置がディスクの最終位置であると判別
されたときは、ディスクの最終位置が終了アドレス位置
として再生経過テーブルに書き込まれて(ステップS1
51)、ディスクの回転駆動が停止され(ステップS1
52)、ステップS120から再び実行される。ステッ
プS151およびステップS156において、終了アド
レス位置が再生経過テーブルに書き込まれて再生経過テ
ーブルには開始アドレス位置および終了アドレス位置が
書き込まれた状態となる。
【0098】ステップS124において、プレイキース
イッチ14Aがオン状態にされていないと判別されたと
きは、再再生指示キースイッチ14Cがオン状態にされ
たか否かがチェックされ(ステップS125)、オン状
態にされていないと判別されたときはステップS125
に続いてステップS120から再び実行される。ステッ
プS125において再再生指示キースイッチ14Cがオ
ン状態にされたと判別されたときは再生経過テーブルに
開始アドレス位置および終了アドレス位置が記憶されて
いる否かがチェックされ、記憶されていないと判別され
たときはステップS120から再び実行される。
【0099】ステップ126において、再生経過テーブ
ルに開始アドレス位置および終了アドレス位置が記憶さ
れていると判別されたときは、メモリ18にディスク名
称識別データが記憶されているか否かがチェックされ
(ステップS134)、メモリ18にディスク名称識別
データが記憶されていると判別されたときは、メモリ1
8に記憶されているディスク名称識別データと装着され
たディスクのディスク名称識別データとが一致するか否
かがチェックされる(ステップS136)。ステップS
136において一致しないと判別されたときはビデオC
Dプレイヤに収納されている全部のディスクにわたって
チェックしたか否かがチェックされ(ステップS13
6)、全部のチェックがなされていないと判別されたと
きはディスクの交換が行われて(ステップS137)、
ステップS135から再び実行される。
【0100】ステップS136においてビデオCDプレ
イヤに収納されている全部のディスクにわたってチェッ
クされたがメモリ18に記憶されているディスク名称識
別データと一致するディスク名称識別データのディスク
が存在しないときは、所定時間、ディスクなしとディス
ク名称の表示が表示装置15に表示されて(ステップS
138)、ステップS120から再び実行される。
【0101】ステップS135においてメモリ18に記
憶されているディスク名称識別データと一致するディス
ク名称識別データのディスクが装着されたときは、ステ
ップS135に続いて再生経過テーブルに記憶されてい
る開始アドレス位置が読み出されて、該開始アドレス位
置に光ピックアップが移動させられる(ステップS13
9)。ステップS139において移動させられた位置に
対するエントリ番号が算出されて(ステップS14
0)、再再生が開始される(ステップS141)。した
がって、本第3実施例においてはディスク名称識別デー
タが一致するときに再再生が実行されることになる。再
再生における再生速度はデフォルト再生速度で行われ
る。
【0102】ステップS134においてディスクにディ
スク名称識別データが記録されていないと判別されたと
きには、ステップS134に続いてステップS139が
実行される。
【0103】ステップS141の再再生の開始に続いて
タイマの計時が開始され(ステップS142)、次いで
光ピックアップの現在位置が終了アドレス位置か否かが
チェックされる(ステップS143)。ステップS14
3において光ピックアップの現在位置が終了アドレス位
置に達していないと判別されたときは、次のエントリ番
号のアドレス位置にまで達したか否かがチェックされ
(ステップS144)、次のエントリ番号のアドレス位
置に達していないと判別されたときは指定されたタイマ
設定計時経過したか否かがチェックされる(ステップS
145)。ステップS145においてタイマ設定時間経
過していないと判別されたときは、ステップS143か
ら再び実行される。ステップS145においてタイマ設
定時間経過したと判別されたときは、ステップS145
に続いて(次のエントリ番号のアドレス位置>終了アド
レス位置)であるか否かがチェックされる(ステップS
146)。
【0104】ステップS146において(次のエントリ
番号のアドレス位置>終了アドレス位置)でないと判別
されたときは、ステップS146に続いて次のエントリ
番号のアドレス位置へ光ピックアップの現在位置が移動
させられ、エントリ番号に+1するエントリ番号の更新
がされ、再再生が開始され(ステップS147)、ステ
ップS142から再び実行される。ステップS143に
おいて光ピックアップの現在位置が終了アドレス位置で
あると判別されたときは、光ピックアップの現在位置が
終了アドレス位置へ移動させられて(ステップS14
9)、次いでステップS127から実行される。
【0105】ステップS146において(次のエントリ
番号のアドレス位置>終了アドレス位置)であると判別
されたときは、ステップS146に続いてステップS1
49が実行される。また、ステップS144において次
のエントリ番号のアドレス位置にまで達していると判別
されたときは、エントリ番号が更新されて(ステップS
148)、ステップS142から再び実行される。
【0106】以上説明したように本第3実施例において
は、通常の再生が行われたときにおいてメモリ18に記
憶されたディスク名称識別データと一致するディスク名
称識別データが記録されたディスクが装着されていると
きにおいて、第1実施例の場合と同様に図12に示すよ
うに再再生が行われることになる。メモリ18に記憶さ
れたディスク名称識別データと一致するディスク名称識
別データが記録されているディスクが装着されていない
ときは自動的にメモリ18に記憶されたディスク名称識
別データと一致するディスク名称識別データが記録され
ているディスクが検索されて、検索の結果、一致するデ
ィスクが検索されたときはそのディスクが装着されて、
再再生が行われることになる。
【0107】次に本発明の第4実施例について説明す
る。本第4実施例は複数のビデオディスクを収納する手
段を有して、トレイ番号を再生経過テーブルに記憶させ
ると共に、複数のディスクにまたがって開始アドレス位
置および終了アドレス位置を1つの再生経過テーブルに
記憶させ、再再生を行う場合であって、ビデオCDプレ
ーヤの場合を例示している。
【0108】第4実施例は第3実施例と同様に構成され
ている。第4実施例の作用について、図25〜図28の
フローチャートに基づいて説明する。
【0109】本第4実施例のプログラムの実行に入る
と、キースイッチ群14の出力がスキャンニングされて
(ステップS160)、トレイ番号を指定するトレイ番
号指示キースイッチ14Fがオン状態にされたか否かが
チェックされる(ステップS161)。トレイ番号指示
キースイッチ14Fがオン状態にされてトレイ番号が指
示されたと判別されたときは、指示された番号のトレイ
にディスクが存在するか否かがチェックされる(ステッ
プS162)。指示された番号のトレイにディスクが存
在しないと判別されたときはステップS162に続いて
ステップS160から再び実行される。ステップS16
2において指示された番号のトレイにディスクが存在す
ると判別されたときは、ステップS162に続いてディ
スクの交換が実行されて(ステップS163)、ステッ
プS126から再び実行される。ステップS163に実
行によりビデオCDプレーヤには指示されたトレイに収
納されているディスクが装着されることになる。
【0110】ステップS161においてトレイ番号指示
キースイッチ14Fがオン状態にされてトレイ番号が指
定されていないと判別されたときは、ステップS161
に続いてプレイキースイッチ14Aがオン状態にされた
か否かがチェックされる(ステップS164)。プレイ
キースイッチ14Aがオン状態にされたと判別されたと
きは、継続フラグがセットされているか否かがチェック
される(ステップS167)。継続フラグは前回再生し
たディスクが最後の位置まで再生された場合ににセット
される。
【0111】ステップS167において継続フラグがセ
ットされていると判別されたときは、ディスクの最初か
ら再生するのか否かがチェックされる(ステップS16
8)。ステップS168においてディスクの最初から再
生すると判別されたときはステップS168に続いてデ
ィスクカウンタの計数値に+1されて(ステップS16
9)、〃X〃を再生経過テーブルの先頭アドレスとし、
かつ開始アドレス位置および終了アドレス位置がそれぞ
れ3アドレスにわたって記録されるものとした場合、再
生経過テーブルのアドレス(〃X〃+(ディスクカウン
タ−1)×7)から開始アドレス位置が記憶され、さら
に再生経過テーブルのアドレス(〃X〃+(ディスクカ
ウンタ−1)×7+6)にトレイ番号が記憶される(ス
テップS171)。これは開始アドレス位置に対するト
レイ番号をも再生経過テーブルに記憶するためである。
【0112】ステップS167において継続フラグがセ
ットされていないと判別されたときおよびステップS1
68においてディスクの最初からの再生でないと判別さ
れたときは、ディスクカウンタの計数値に1がセットさ
れ(ステップS170)、ステップS171が実行され
る。
【0113】ステップS171に続いて再生アドレス位
置へ光ピックアップが移動させられて、再生が開始され
る(ステップS172)。ステップS172における移
動位置は光ピックアップの現在位置に基づいて実質的に
再生が開始される位置である。ステップS172に続い
てキースイッチ群14の出力がスキャンニングされて
(ステップS173)、ストップキースイッチ14Bが
オン状態にされたか否かがチェックされる(ステップS
174)。ステップS174においてストップキースイ
ッチ14Bがオン状態にされていないと判別されたとき
は、光ピックアップの現在位置がディスクの最後の位置
か否かがチェックされる(ステップS175)。
【0114】ステップS175において光ピックアップ
の現在位置がディスクの最後の位置に達していないと判
別されたときはステップS175に続いてステップS1
73から再び実行される。ステップS175において光
ピックアップの現在位置がディスクの最後の位置に達し
ていると判別されたときは、ステップS175に続いて
継続フラグがセットされ(ステップS176)、続いて
再生経過テーブルのアドレス(〃X〃+(ディスクカウ
ンタ−1)×7+3)から終了アドレス位置が記憶さ
れ、ディスクの回転駆動が停止されて(ステップS17
8)、ステップS160から再び実行される。
【0115】ステップS174においてストップキース
イッチ14Bがオン状態にされたと判別されたときは、
ステップS174に続いて継続フラグがクリアされ(ス
テップS179)、光ピックアップの現在位置>アドレ
ス=(〃X〃+(ディスクカウンタ−1)×7)か否か
がチェックされる(ステップS180)。ステップS1
80において光ピックアップの現在位置>アドレス=
(〃X〃+(ディスクカウンタ−1)×7)であると判
別されたときはステップS180に続いて、再生経過テ
ーブルのアドレス(〃X〃+(ディスクカウンタ−1)
×7+3)に終了アドレス位置が記憶されるステップS
177から実行される。ステップS180において光ピ
ックアップの現在位置>アドレス=(〃X〃+(ディス
クカウンタ−1)×7)でないと判別されたときはステ
ップS180に続いて、再生経過テーブルの記憶内容が
全てクリアされ、かつディスクカウンタの計数値が0に
セットされて、ディスクの回転駆動が停止されるステッ
プS178から実行される。
【0116】したがって、ステップS160〜ステップ
S164およびステップS167〜ステップS178の
実行によって図29に示すように、複数のディスクに対
してそれぞれ開始アドレス位置、終了アドレス位置、ト
レイ番号が再生経過テーブルに記憶されることになる。
【0117】ステップS164においてプレイキースイ
ッチ14Aがオン状態にされていないと判別されたとき
は、ステップS164に続いて再再生指示キースイッチ
14Cがオン状態にされたか否かがチェックされ(ステ
ップS165)、再再生指示キースイッチ14Cがオン
状態にされていないと判別されたときはステップS16
5に続いてステップS160から再び実行される。ステ
ップS165において再再生指示キースイッチ14Cが
オン状態にされたと判別されたときはステップS165
に続いてディスクカウンタの計数値が0か否かがチェッ
クされる(ステップS166)。ステップS166にお
いてディスクカウンタの計数値が0であると判別された
ときはステップS166に続いてステップS160から
再び実行される。
【0118】ステップS166においてディスクカウン
タの計数値が0でないと判別されたとき、再生カウンタ
の計数値に1がセットされ(ステップS182)、再生
経過テーブルのアドレスアドレス(〃X〃+(再生カウ
ンタ−1)×7)の位置から、開始アドレス位置、終了
アドレス位置およびトレイ番号が読み出されて(ステッ
プS183)、読み出されたトレイ番号にディスクが存
在するか否かがチェックされる(ステップS184)。
ステップS184において、読み出されたトレイ番号に
ディスクが存在しないと判別されたときは、ステップS
184に続いてステップS160から再び実行される。
【0119】ステップS184において、読み出された
トレイ番号のトレイにディスクが存在すると判別された
ときは、ステップS184に続いてトレイ番号のトレイ
に収納されているディスクが装着されて(ステップS1
85)、再生アドレスへ光ピックアップ位置が移動させ
られ、再再生が開始される(ステップS186)。ステ
ップS186における光ピックアップの移動位置はステ
ップS183において読み出された開始アドレス位置で
ある。
【0120】ステップS186の再再生の開始に続いて
タイマの計時が開始され(ステップS187)、次いで
光ピックアップの現在位置が終了アドレス位置か否かが
チェックされる(ステップS188)。ステップS18
8において光ピックアップの現在位置が終了アドレス位
置に達していないと判別されたときは、次のエントリ番
号のアドレス位置にまで達したか否かがチェックされ
(ステップS189)、次のエントリ番号のアドレス位
置に達していないと判別されたときは、指定されたタイ
マ設定計時経過したか否かがチェックされる(ステップ
S191)。ステップS191においてタイマ設定時間
経過していないと判別されたときは、ステップS188
から再び実行される。ステップS191においてタイマ
設定時間経過したと判別されたときは、ステップS19
1に続いて(次のエントリ番号のアドレス位置>終了ア
ドレス位置)か否かがチェックされる(ステップS19
2)。
【0121】ステップS192において(次のエントリ
番号のアドレス位置>終了アドレス位置)でないと判別
されたときは、ステップS192に続いて次のエントリ
番号のアドレスの位置へ光ピックアップ位置が移動させ
られ、エントリ番号が更新され、再再生が開始され(ス
テップS193)、ステップS187から再び実行され
る。ステップS189において次のエントリ番号のアド
レス位置にまで達していると判別されたときは、エント
リ番号に+1するエントリ番号の更新がされて(ステッ
プS190)、ステップS187から再び実行される。
【0122】ステップS188において光ピックアップ
の現在位置が終了アドレス位置であると判別されたとき
ステップS188に続いて(再生カウンタの計数値>デ
ィスクカウンタの計数値)か否かがチェックされる(ス
テップS194)。ステップS192において(次のエ
ントリ番号のアドレス位置>終了アドレス位置)である
と判別されたときもステップS192に続いて(再生カ
ウンタの計数値>ディスクカウンタの計数値)か否かが
チェックされるステップS194が実行される。
【0123】ステップS194において、(再生カウン
タの計数値<ディスクカウンタの計数値)であると判別
されたときは、ステップS194に続いて再生カウンタ
の計数値に+1されて(ステップS195)、次いでデ
ィスクの回転駆動が停止され(ステップS196)、続
いてステップS183から実行される。したがって次の
ディスクに再再生が移行することになる。
【0124】ステップS194において(再生カウンタ
の計数値<ディスクカウンタの計数値)でないと判別さ
れたときは、ステップS194に続いて光ピックアップ
の現在位置が終了アドレス位置へ移動させられて(ステ
ップS197)、次いで再生経過テーブルの記憶内容の
全てがクリアされ、継続フラグがクリアされ、かつディ
スクカウンタの計数値に1がセットされ(ステップS1
98)、次いでステップS171から再び実行される。
【0125】したがって本第4実施例においては、複数
のディスクにまたがって開始アドレス位置および終了ア
ドレス位置が再生経過テーブルにそれぞれに対するトレ
イ番号と共に記憶させられ、記憶されているトレイ番号
順に、それぞれのトレイ番号のトレイに収納されている
ディスクが開始アドレス位置から終了アドレス位置まで
にわたって順次継続して再再生が行われることになる。
例えば、2枚のディスクにまたがる場合において、第1
枚目のビデオCDの途中から最後まで、第2枚目のビデ
オCDの最初から途中までのように順次継続して再再生
されることになる。この場合の再再生についても第1実
施例の場合と同様に図12に示すように行われる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるデジ
タルビデオディスクプレーヤによれば、再再生指示がな
されたとき記憶手段に書き込まれている再生開始位置デ
ータに基づくデジタルビデオディスク上の位置から記憶
手段に書き込まれている再生停止位置データに基づくデ
ジタルビデオディスク上の位置までの範囲内であって、
かつ予め区分された各区分内の所定範囲の画像データが
再再生制御手段による制御のもとに順次再生させられ、
続いて通常の再生が行われるため、記憶手段に記憶され
ている再生範囲内の画像が前記所定範囲づつ順次再生さ
れるために、通常の再生に入る前にその直前部分のスト
ーリが思い出される効果ある。
【0127】また、以上説明したように本発明にかかる
デジタルビデオディスクプレーヤはによれば、デジタル
ビデオディスクに代ってビデオコンパクトディスクの場
合においても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第1
実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第1
実施例におけるディスクの記録内容の説明に供する模式
図である。
【図3】ビデオディスクのインフォメーションVCDエ
リアに記録されているデータの一部の説明に供する模式
図である。
【図4】ビデオディスクのエントリーズVCDエリアに
記録されているデータの一部の説明に供する模式図であ
る。
【図5】ビデオディスクのトラックとエントリとの関係
の説明に供する模式図である。
【図6】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第1
実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図7】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第1
実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図8】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第1
実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図9】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第1
実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図10】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
1実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図11】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
1実施例の作用の説明に供する再生経過テーブルの記憶
内容を示す模式図である。
【図12】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
1実施例の作用の説明に供する再再生中の再生範囲を示
す模式図である。
【図13】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
2実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図14】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
2実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図15】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
2実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図16】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
2実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図17】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
2実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図18】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
2実施例の変形例の作用の説明に供するフローチャート
である。
【図19】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
2実施例の変形例の作用の説明に供するフローチャート
である。
【図20】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
3実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図21】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
3実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図22】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
3実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図23】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
3実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図24】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
3実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図25】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
4実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図26】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
4実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図27】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
4実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図28】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
4実施例の作用の説明に供するフローチャートである。
【図29】本発明にかかるビデオディスクプレーヤの第
4実施例の作用の説明に供する再生経過テーブルの記憶
内容を示す模式図である。
【符号の説明】
1 記録信号読み出し部 2 サーボ回路 3 EFM復調回路 4 CD−ROM復調回路 5 デマルチプレクサ 6 MPEGビデオデコーダ 7および11 D/A変換器 8 バス 9 MPEGオーディオデコーダ 13 システムコントローラ 13A 判別回路 13B 書き込み制御回路 13C 再再生制御回路 14 キースイッチ群 14A プレイキースイッチ 14B ストップキースイッチ 14C 再再生指示キースイッチ 14D 消去キースイッチ 14E ディスク指示キースイッチ 14F トレイ指示キースイッチ 15 表示装置 16および18 メモリ

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データが記録されたデジタルビデオデ
    ィスクを再生するデジタルビデオディスクプレーヤにお
    いて、再生指示時におけるデジタルビデオディスク上の
    再生開始位置データと再生停止指示時におけるデジタル
    ビデオディスク上の再生停止位置データとを記憶手段に
    書き込ませる書き込み制御手段と、再生済み部分の再再
    生を指示する再再生指示手段と、再再生指示がなされた
    とき記憶手段に書き込まれている再生開始位置データに
    基づくデジタルビデオディスク上の位置から記憶手段に
    書き込まれている再生停止位置データに基づくデジタル
    ビデオディスク上の位置までの範囲内であって、かつ予
    め区分された各区分内の所定範囲の画像データを順次再
    生させる再再生制御手段を備え、再再生制御手段による
    再生の終了に続いて通常の再生を行うことを特徴とする
    デジタルビデオディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】画像データが記録されたデジタルビデオデ
    ィスクを再生するデジタルビデオディスクプレーヤにお
    いて、装着されたデジタルビデオディスクがビデオコン
    パクトディスクであることを判別する判別手段と、判別
    手段によってビデオコンパクトディスクと判別されたと
    き再生指示時におけるビデオコンパクトディスク上の再
    生開始位置データと再生停止指示時におけるビデオコン
    パクトディスク上の再生停止位置データとを記憶手段に
    書き込ませる書き込み制御手段と、再生済み部分の再再
    生を指示する再再生指示手段と、再再生指示がなされた
    とき記憶手段に書き込まれている再生開始位置データに
    基づくビデオコンパクトディスク上の位置から記憶手段
    に書き込まれている再生停止位置データに基づくビデオ
    コンパクトディスク上の位置までの範囲内であって、か
    つ予め区分された各区分内の所定範囲の画像データを順
    次再生させる再再生制御手段を備え、再再生制御手段に
    よる再生の終了に続いて通常の再生を行うことを特徴と
    するデジタルビデオディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤにおいて、再再生制御手段は各区分の最
    初の位置の画像データの再生時から予め設定された計時
    期間の計時を行う計時手段を備えて、計時手段による計
    時期間中再生を行うことを特徴とするデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤ。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載のデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤにおいて、再再生制御手段は各区分の最
    初の位置の画像データの再生時から予め設定された計時
    期間の計時を行う計時手段を備えて、各区分内における
    再再生の範囲は前記各区分の範囲と前記計時手段による
    計時終了時点の位置までの範囲との何れか短い方の範囲
    であることを特徴とするデジタルビデオディスクプレー
    ヤ。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載のデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤにおいて、再再生中における再生速度を
    通常の再生中における再生速度以上の予め定めた再生速
    度に制御する再生速度制御手段を備えたことを特徴とす
    るデジタルビデオディスクプレーヤ。
  6. 【請求項6】請求項1または2記載のデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤにおいて、再再生中における再生速度を
    指示する速度指示手段と、速度指示手段によって指示さ
    れた再生速度で再再生中の再生速度を制御する再生速度
    制御手段を備えたことを特徴とするデジタルビデオディ
    スクプレーヤ。
  7. 【請求項7】請求項1または2記載のデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤにおいて、再再生中の再生速度を表示す
    る表示手段を備えたことを特徴とするデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤ。
  8. 【請求項8】請求項1または2記載のデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤにおいて、記憶手段は書き込み可能な不
    揮発性の記憶手段で構成したことを特徴とするデジタル
    ビデオディスクプレーヤ。
  9. 【請求項9】請求項1または2記載のデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤにおいて、再再生中であることを表示す
    る表示手段を備えたことを特徴とするデジタルビデオデ
    ィスクプレーヤ。
  10. 【請求項10】請求項1または2記載のデジタルビデオ
    ディスクプレーヤにおいて、記憶手段は再生開始位置デ
    ータと再生停止位置データとの対を複数記憶できる記憶
    容量を有し、書き込み制御手段は前記複数を超えた位置
    データの書き込みが指示されたときは最先に書き込まれ
    たデータを消去し、残りのデータを書き込まれた順序に
    したがう順序に更新する格納順序制御手段を備えたこと
    を特徴とするデジタルビデオディスクプレーヤ。
  11. 【請求項11】請求項1または2記載のデジタルビデオ
    ディスクプレーヤにおいて、記憶手段は再生開始位置デ
    ータと再生停止位置データとの対を複数記憶できる記憶
    容量を有し、記憶手段に記憶された複数対中の一対を指
    定し、指定された対の再生開始位置データおよび再生停
    止位置データによって指定された範囲内の画像データを
    再再生させることを特徴とするデジタルビデオディスク
    プレーヤ。
  12. 【請求項12】請求項11記載のデジタルビデオディス
    クプレーヤにおいて、記憶手段に記憶された複数対中の
    一対を指定し、指定された対の再生開始位置データおよ
    び再生停止位置データを消去する消去手段を備えたこと
    を特徴とするデジタルビデオディスクプレーヤ。
  13. 【請求項13】請求項11記載のデジタルビデオディス
    クプレーヤにおいて、複数対中の一対の指定は番号によ
    って行い、かつ指定した番号の表示を行う表示手段を備
    えたことを特徴とするデジタルビデオディスクプレー
    ヤ。
  14. 【請求項14】請求項1記載のデジタルビデオディスク
    プレーヤにおいて、記憶手段に既に書き込まれている再
    生開始位置データを通常の再生開始に伴ってデジタルビ
    デオディスク上の再生開始位置データに更新する更新手
    段を備えたことを特徴とするデジタルビデオディスクプ
    レーヤ。
  15. 【請求項15】請求項1記載のデジタルビデオディスク
    プレーヤにおいて、複数枚のデジタルビデオディスクを
    収納し、かつ収納された複数枚のデジタルビデオディス
    ク中から指定された一枚のデジタルビデオディスクを選
    択して再生することができるディスクチェンジ手段を備
    え、書き込み制御手段は再生開始位置データに対するト
    レイ番号も併せて記憶装置に書き込ませることを特徴と
    するデジタルビデオディスクプレーヤ。
  16. 【請求項16】請求項15記載のデジタルビデオディス
    クプレーヤにおいて、デジタルビデオディスクの記録内
    容を示す記録内容情報を記憶する記録内容情報記憶手段
    と、再再生指示が行われたときに装着されているデジタ
    ルビデオディスクの記録内容情報と記録内容情報記憶手
    段に記憶されている記憶内容情報との一致を検出する一
    致検出手段とを備えて、一致検出されたときに再再生を
    行うことを特徴とするデジタルビデオディスクプレー
    ヤ。
  17. 【請求項17】請求項16記載のデジタルビデオディス
    クプレーヤにおいて、記録内容情報記憶手段に記憶され
    ている記憶内容情報と再再生指示が行われたときに装着
    されているデジタルビデオディスクの記録内容情報とが
    一致しないときはその旨を表示する表示手段を備えたこ
    とを特徴とするデジタルビデオディスクプレーヤ。
  18. 【請求項18】請求項16記載のデジタルビデオディス
    クプレーヤにおいて、一致検出手段は記録内容情報記憶
    手段に記憶されている記憶内容情報と再再生指示が行わ
    れたときに装着されているデジタルビデオディスクの記
    録内容情報とが一致しないときは一致するデジタルビデ
    オディスクを探索する検索手段を備えたことを特徴とす
    るデジタルビデオディスクプレーヤ。
  19. 【請求項19】請求項16乃至18の何れか1項に記載
    のデジタルビデオディスクプレーヤにおいて、記録内容
    情報はデジタルビデオディスク名称識別データであるこ
    とを特徴とするデジタルビデオディスクプレーヤ。
  20. 【請求項20】請求項1記載のデジタルビデオディスク
    プレーヤにおいて、複数枚のデジタルビデオディスクを
    収納し、かつ収納された複数枚のデジタルビデオディス
    ク中から指定された一枚のデジタルビデオディスクを選
    択して再生することができるディスクチェンジ手段を備
    え、複数枚のデジタルビデオディスクにわたって連続し
    て再生されたとき、書き込み制御手段は再生順にしたが
    うトレイ番号とトレイ番号に対応するデジタルビデオデ
    ィスクの再生開始位置データと再生停止位置データとを
    トレイ番号と共に記憶手段に書き込ませ、再再生制御手
    段は再再生のときに記憶手段に記憶されているトレイ番
    号順に対応するデジタルビデオディスクを探索する探索
    手段を備えて探索されたデジタルビデオディスクに対応
    して記憶されている再生開始位置データに基づくデジタ
    ルビデオディスク上の位置から再生停止位置データに基
    づくデジタルビデオディスク上の位置までの範囲内の画
    像データを順次再生させることを特徴とするデジタルビ
    デオディスクプレーヤ。
  21. 【請求項21】請求項2記載のデジタルビデオディスク
    プレーヤにおいて、音声データのみが記録されているコ
    ンパクトディスクの再生指示がされたときは記録手段へ
    の位置データの書き込みを禁止することを特徴とするデ
    ジタルビデオディスクプレーヤ。
  22. 【請求項22】請求項2記載のデジタルビデオディスク
    プレーヤにおいて、記憶手段に既に書き込まれている再
    生開始位置データを、通常の再生開始に伴ってビデオコ
    ンパクトディスク上の再生開始位置データに更新する更
    新手段を備えたことを特徴とするデジタルビデオディス
    クプレーヤ。
  23. 【請求項23】請求項2記載のデジタルビデオディスク
    プレーヤにおいて、複数枚のビデオコンパクトディスク
    を収納し、かつ収納された複数枚のビデオコンパクトデ
    ィスク中から指定された一枚のビデオコンパクトディス
    クを選択して再生することができるディスクチェンジ手
    段を備え、書き込み制御手段は再生開始位置データに対
    するトレイ番号も併せて記憶装置に書き込ませることを
    特徴とするデジタルビデオディスクプレーヤ。
  24. 【請求項24】請求項23記載のデジタルビデオディス
    クプレーヤにおいて、ビデオコンパクトディスクの記録
    内容を示す記録内容情報を記憶する記録内容情報記憶手
    段と、再再生指示が行われたときに装着されているビデ
    オコンパクトディスクの記録内容情報と記録内容情報記
    憶手段に記憶されている記憶内容情報との一致を検出す
    る一致検出手段とを備えて、一致検出されたときに再再
    生を行うことを特徴とするデジタルビデオディスクプレ
    ーヤ。
  25. 【請求項25】請求項23記載のデジタルビデオディス
    クプレーヤにおいて、記録内容情報記憶手段に記憶され
    ている記憶内容情報と再再生指示が行われたときに装着
    されているビデオコンパクトディスクの記録内容情報と
    が一致しないときはその旨を表示する表示手段を備えた
    ことを特徴とするデジタルビデオディスクプレーヤ。
  26. 【請求項26】請求項23記載のデジタルビデオディス
    クプレーヤにおいて、一致検出手段は記録内容情報記憶
    手段に記憶されている記憶内容情報と再再生指示が行わ
    れたときに装着されているビデオコンパクトディスクの
    記録内容情報とが一致しないときは一致するビデオコン
    パクトディスクを探索する探索手段を備えたことを特徴
    とするデジタルビデオディスクプレーヤ。
  27. 【請求項27】請求項24乃至26の何れか1項に記載
    のデジタルビデオディスクプレーヤにおいて、記録内容
    情報はビデオコンパクトディスク名称識別データである
    ことを特徴とするデジタルビデオディスクプレーヤ。
  28. 【請求項28】請求項2記載のデジタルビデオディスク
    プレーヤにおいて、複数枚のビデオコンパクトディスク
    を収納し、かつ収納された複数枚のビデオコンパクトデ
    ィスク中から指定された一枚のビデオコンパクトディス
    クを選択して再生することができるディスクチェンジ手
    段を備え、複数枚のビデオコンパクトディスクにわたっ
    て連続して再生されたとき、書き込み制御手段は再生順
    にしたがうトレイ番号とトレイ番号に対応するビデオコ
    ンパクトディスクの再生開始位置データと再生停止位置
    データとをトレイ番号と共に記憶手段に書き込ませ、再
    再生制御手段は再再生のときに記憶手段に記憶されてい
    るトレイ番号順に対応するビデオコンパクトディスクを
    探索する探索手段を備えて探索されたビデオコンパクト
    ディスクに対応して記憶されている再生開始位置データ
    に基づくビデオコンパクトディスク上の位置から再生停
    止位置データに基づくビデオコンパクトディスク上の位
    置までの範囲内の画像データを順次再生させることを特
    徴とするデジタルビデオディスクプレーヤ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7333406B2 (en) 2002-11-25 2008-02-19 Sharp Kabushiki Kaisha Apparatus and method for reproducing information recorded on information storage medium including improved reproduction halt and restart capabilities, and recorded program media for controlling the same

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US7333406B2 (en) 2002-11-25 2008-02-19 Sharp Kabushiki Kaisha Apparatus and method for reproducing information recorded on information storage medium including improved reproduction halt and restart capabilities, and recorded program media for controlling the same

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