JPH08263490A - 法規文書更新システム - Google Patents

法規文書更新システム

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JPH08263490A
JPH08263490A JP7065419A JP6541995A JPH08263490A JP H08263490 A JPH08263490 A JP H08263490A JP 7065419 A JP7065419 A JP 7065419A JP 6541995 A JP6541995 A JP 6541995A JP H08263490 A JPH08263490 A JP H08263490A
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JP
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revised
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regulation
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JP7065419A
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Toshiko Ono
敏子 小野
Minoru Ashizawa
実 芦沢
Hiroyuki Kaji
博行 梶
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが改正法規名を入力するだけで、旧法
規を新法規に自動的に更新する法規文書更新システムを
提供する。 【構成】 改正法規を読み込み(100)、旧法規を読
み込み(200)、改正範囲を指示する指示語句を解析
し(300a)、改正内容を抽出し(300b)、改正
内容に従って旧法規を編集して新法規を作成し(40
0)、新法規を表示し(500)、新法規を法規データ
ベースに格納する(700)。 【効果】 ユーザの負担が小さくて済む。更新時の誤り
の発生を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、法規文書更新システム
に関し、更に詳しくは、ユーザが改正法規名を入力する
だけで、旧法規を新法規に自動的に更新する法規文書更
新システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、法規(法律や条例など)の改正
は、旧法規(現行の法規)の改正内容を記述した改正文
からなる改正法規を施行して実現する。従来、法規文書
を更新するためには、人が、改正法規の改正文を解釈
し、改正内容を抽出し、その改正内容に従って旧法規の
文を編集している。
【0003】他方、特開平4−162175号公報に
は、上記法規文書の更新作業を支援する「文書改正支援
システム」が開示されている。この「文書改正支援シス
テム」では、ユーザが、改正法規の改正文を解釈し、改
正内容を抽出し、入力すると、その入力された改正内容
に従って自動的に旧法規の文を編集し、新法規(改正さ
れた法規)を作成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】人が、改正法規の改正
文を解釈し、改正内容を抽出し、その改正内容に従って
旧法規の文を編集するのは、作業負担が極めて大きく、
誤りを生じやすい問題点がある。また、上記「文書改正
支援システム」でも、ユーザが、改正法規の改正文を解
釈し、改正内容を抽出し、入力するのは、負担が大き
く、誤りを生じやすい問題点がある。そこで、本発明の
目的は、ユーザが改正法規名を入力するだけで、旧法規
を自動的に新法規に更新することができる法規文書更新
システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、ユーザによる改正法規名の入力を受け付ける改正法
規名入力手段と、入力された改正法規名に対応する改正
法規テキストデータを法規データベースから取り出す改
正法規テキストデータ取出手段と、取り出した改正法規
テキストデータに含まれる指示語句を解析する指示語句
解析手段と、前記改正法規テキストデータおよび前記指
示語句の解析結果を利用して改正内容を抽出する改正内
容抽出手段と、抽出した改正内容に従って旧法規テキス
トデータを法規データベースから取り出すと共に編集し
て新法規テキストデータを作成する新法規作成手段と、
作成した新法規テキストデータを表示する新法規表示手
段と、作成した新法規テキストデータを法規データベー
スに格納する新法規格納手段とを具備したことを特徴と
する法規文書更新システムを提供する。
【0006】第2の観点では、本発明は、上記構成の法
規文書更新システムにおいて、前記指示語句解析手段
は、改正法規テキストデータと指示語句パターンのマッ
チングにより指示語句および指示語句タイプ(直接型,
再指示型)を判定し、指示語句を指示語句タイプ別に解
析することを特徴とする法規文書更新システムを提供す
る。
【0007】第3の観点では、本発明は、上記構成の法
規文書更新システムにおいて、前記改正内容抽出手段
は、改正法規テキストデータと改正文パターンのマッチ
ングにより改正タイプ(削除,挿入,置換)と改正文字
列(改正前文字列,改正後文字列)と改正範囲とを抽出
することを特徴とする法規文書更新システムを提供す
る。
【0008】
【作用】上記第1の観点による法規文書更新システムで
は、ユーザが改正法規名を入力すると、その改正法規名
を改正法規名入力手段が受け付けて改正法規テキストデ
ータ取出手段に渡す。前記改正法規テキストデータ取出
手段は、改正法規名に対応する改正法規テキストデータ
を法規データベースから取り出し、指示語句解析手段お
よび改正内容抽出手段に渡す。前記指示語句解析手段
は、改正法規テキストデータに含まれる指示語句を解析
し、解析結果を前記改正内容抽出手段に渡す。前記改正
内容抽出手段は、前記改正法規テキストデータおよび前
記解析結果を利用して改正内容を抽出し、その改正内容
を新法規作成手段に渡す。前記新法規作成手段は、改正
内容に従って旧法規テキストデータを法規データベース
から取り出すと共に編集し、新法規テキストデータを作
成する。新法規表示手段は、前記新法規テキストデータ
を表示する。また、新法規格納手段は、前記新法規テキ
ストデータを法規データベースに格納する。すなわち、
ユーザが改正法規名を入力すると、後はすべて自動的に
処理されて、法規が更新されることとなる。従って、ユ
ーザの負担が小さくて済み、誤りの発生も低減すること
が出来る。
【0009】上記第2の観点による法規文書更新システ
ムでは、指示語句解析手段は、改正法規テキストデータ
と指示語句パターンのマッチングにより指示語句および
指示語句タイプを判定し、指示語句を指示語句タイプ別
に解析する。改正法規テキストデータは一定の文構造を
有しているから、パターンマッチングにより効率よく解
析を行うことが出来る。
【0010】上記第3の観点による法規文書更新システ
ムでは、改正内容抽出手段は、改正法規テキストデータ
と改正文パターンのマッチングにより改正タイプと改正
文字列と改正範囲とを抽出する。改正法規テキストデー
タは一定の文構造を有しているから、パターンマッチン
グにより効率よく抽出を行うことが出来る。
【0011】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。なお、これにより本発明が限定されるもので
はない。図1に、本発明の一実施例の法規文書更新シス
テム1を示す。この法規文書更新システム1において、
10はCPU、20はメモリ、30は法規データベー
ス、40はディスプレイ、41はディスプレイ制御部、
50はキーボード、51はキーボード制御部、60はマ
ウス、61はマウス制御部、70はバスである。
【0012】メモリ20は、ワークエリア2000、改
正法規テキストデータ格納エリア2100、旧法規テキ
ストデータ格納エリア2200、新法規テキストデータ
格納エリア2300、パターンマッチング用辞書格納エ
リア2400、法規名宣言文パターン格納エリア250
0、指示語句パターンテーブル格納エリア2600、指
示語句テーブル格納エリア2700、改正文パターンテ
ーブル格納エリア2800、および改正内容テーブル格
納エリア2900を有している。
【0013】改正法規テキストデータ格納エリア210
0には、改正法規のテキストデータすなわち改正法規テ
キストデータを格納する。図2に、改正法規テキストデ
ータ2100Xを例示する。改正法規テキストデータ2
100Xには、「法規名宣言文」および「指示語句」が
含まれている。「法規名宣言文」は、改正する対象の法
規名を宣言する文であり、『環境条例(昭和50年千葉県
条例第3号)の一部を次のように改正する。』がそれに
相当する。「指示語句」は、改正範囲を指示する語句で
あり、『第5条第2項』がそれに相当する。「指示語
句」には、例えば『第5条』のように指示先の条項番号
をそのまま文字列に表して指示する「直接型」と、例え
ば『同項』のように直前の指示語句と同じ指示先を
「同」を用いて指示する「再指示型」の2つのタイプが
ある。
【0014】図1に戻り、旧法規テキストデータ格納エ
リア2200には、旧法規のテキストデータすなわち旧
法規テキストデータを格納する。図3に、旧法規テキス
トデータ2200Xを例示する。
【0015】図1に戻り、新法規テキストデータ格納エ
リア2300には、新法規のテキストデータすなわち新
法規テキストデータを格納する。図4に、新法規テキス
トデータ2300Xを例示する。
【0016】図1に戻り、パターンマッチング用辞書格
納エリア2400には、パターンマッチングで用いる辞
書を格納する。図5に、パターンマッチング用辞書24
00Dを例示する。パターンマッチング用辞書2400
Dは、見出し語2401および属性記号2402から構
成される。属性記号2402のうち、「%ERA」は年
号に対応し、「%TYPE」は法規の種類(法律や条例
など)に対応し、「%JKG」は条,項,号など法規の
構成要素名に対応する。
【0017】図1に戻り、法規名宣言文パターン格納エ
リア2500には、法規名宣言文のパターンすなわち法
規名宣言文パターンを格納する。図6に、法規名宣言文
パターン2500Pを例示する。この法規名宣言文パタ
ーン2500Pにおいて、「$」およびアルファベット
文字列からなる「条件記号」は、文字列マッチングにお
ける条件を表す記号である。例えば、「$BLA」は空
白であるという条件を表し、「$NKA」は「(」(丸
括弧の始め)でないという条件を表し、「$NUM」は
数字文字列であるという条件を表す。「[]」(角括
弧)に囲まれた条件記号または属性記号の前にあるアル
ファベット文字列は文字列変数である。例えば、「TI
TLE」は、文字列変数である。「%」およびアルファ
ベット文字列は前述した属性記号である。
【0018】図1に戻り、指示語句パターンテーブル格
納エリア2600には、指示語句パターンの集合すなわ
ち指示語句パターンテーブルを格納する。図7に、指示
語句パターンテーブル2600Tを例示する。指示語句
パターンテーブル2600Tは、指示語句パターン26
01、指示語句のタイプ2602、条項番号パターン2
603から構成される。指示語句パターン2601およ
び条項番号パターン2603を記述する記号は、前述し
た法規名宣言文パターン2500Pと同様である。指示
語句のタイプ2602における「DAI」は指示語句が
直接型であることを示し、「DOU」は指示語句が再指
示型であることを示す。
【0019】図1に戻り、指示語句テーブル格納エリア
2700には、指示語句の集合すなわち指示語句テーブ
ルを格納する。図8に、指示語句テーブル2700Tを
例示する。(a)は初期状態を示し、(b)は指示語句
解析後の状態を示す。指示語句テーブル2700Tは、
指示語句2701、指示先の条項番号文字列2702、
指示先のテキスト開始位置2703、指示先のテキスト
終了位置2704から構成される。
【0020】図1に戻り、改正文パターンテーブル格納
エリア2800には、改正文のパターンの集合すなわち
改正文パターンテーブルを格納する。図9に、改正文パ
ターンテーブル2800Tを例示する。改正文パターン
テーブル2800Tは、改正文パターン2801、改正
タイプ2802、改正文字列の改正前文字列2803、
改正文字列の改正後文字列2804、改正範囲位置の開
始位置2805、改正範囲位置の終了位置2806から
構成される。改正文パターン2801には、改正文パタ
ーンを格納する。改正文パターンを記述する記号は、前
述した法規名宣言文パターンと同様である。なお、「$
SHJ」は、指示語句パターンとマッチングを行い、指
示語句ならばその指示先を解析するという条件を表わ
す。また、「$NKG」は、「「」(鍵括弧の始め)で
ないという条件を表わす。また、「{}」(中括弧)の
中の「|」は、「{}」(中括弧)で囲まれた文字列の
要素のOR(論理和)を表わす。また、「$JOK」
は、改正文でないという条件を表す。改正タイプ280
2には、置換,挿入,削除のいずれかを格納する。改正
文字列の改正前文字列2803および改正後文字列28
04には、文字列変数(例えば、「Y」,「Z」),
「JM」の付いた文字列変数(例えば、「X.JM」,
「Y.JM」),「nil」のいずれかを格納する。
「JM」の付かない文字列変数は、改正文パターン中の
その文字列変数にセットされた文字列が改正文字列であ
ることを表す。「JM」の付いた文字列変数は、改正文
パターン中のその文字列変数にセットされた指示語句の
指示先条項番号が改正文字列であることを表す。「ni
l」は、改正文字列がないことを表す。改正範囲位置の
開始位置2805および終了位置2806には、「S
S」の付いた文字列変数(例えば、「X.SS」),
「SE」の付いた文字列変数(例えば「X.SE」)の
いずれかを格納する。「SS」の付いた文字列変数は、
改正文パターン中のその文字列変数にセットされた指示
語句の指示先テキスト開始位置が改正位置であることを
表す。「SE」の付いた文字列変数は、その文字列変数
にセットされた指示語句の指示先テキスト終了位置が改
正位置であることを表す。
【0021】図1に戻り、改正内容テーブル格納エリア
2900には、改正内容テーブルを格納する。図10
に、改正内容テーブル2900Tを例示する。(a)は
初期状態を示し、(b)は改正内容抽出後の状態を示
す。改正内容テーブル2900Tは、改正タイプ290
1、改正文字列の改正前文字列2902、改正文字列の
改正後文字列2903、改正範囲位置の開始位置290
4、改正範囲位置の終了位置2905から構成される。
【0022】図1に戻り、法規データベース30は、法
規ファイル名テーブル格納エリア3100およびテキス
トデータ格納エリア3200から構成される。法規ファ
イル名テーブル格納エリア3100には、法規ファイル
名の集合すなわち法規ファイル名テーブルを格納する。
テキストデータ格納エリア3200には、法規ファイル
名テーブルに登録した法規ファイル名に対応する各法規
(旧法規,改正法規,新法規)のテキストデータを格納
する。図11に、法規ファイル名テーブル3100Tを
例示する。法規ファイル名テーブル3100Tは、法規
名3101およびファイル名3102から構成される。
【0023】図12は、CPU10の処理を示すフロー
チャートである。ユーザがキーボード50又はマウス6
0を介して改正法規の法規名を入力すると、CPU10
は、法規ファイル名テーブル3100Tを参照し、入力
された法規名に対応するファイル名を取得し、そのファ
イル名に対応するテキストデータすなわち改正法規テキ
ストデータ2100Xを改正法規テキストデータ格納エ
リア2100に読み込む(100)。
【0024】次に、CPU10は、パターンマッチング
用辞書2400Dおよび法規名宣言文パターン2500
Pを用いて改正法規テキストデータ2100Xから「法
規名宣言文」を抽出し、その「法規名宣言文」から改正
対象の法規名を取得し、旧法規名とする。次に、法規フ
ァイル名テーブル3100Tを参照し、旧法規名に対応
するファイル名を取得し、そのファイル名に対応するテ
キストデータすなわち旧法規テキストデータ2200X
を旧法規テキストデータ格納エリア2200に読み込む
(200)。なお、この旧法規読み込み処理(200)
については、図13を参照して後で詳述する。
【0025】次に、CPU10は、パターンマッチング
用辞書2400Dおよび指示語句パターンテーブル26
00Tを用いて改正法規テキストデータ2100Xから
「指示語句」を抽出し、その「指示語句」を解析して指
示先の情報を取得し、指示語句テーブル2700Tを更
新する(300a)。それと並行して、パターンマッチ
ング用辞書2400Dおよび改正文パターンテーブル2
800Tを用いて改正法規テキストデータ2100Xか
ら「改正内容」を抽出し、その「改正内容」を解析して
改正内容の情報を取得し、改正内容テーブル2900T
を更新する(300b)。なお、前記指示語句解析処理
(300a)については、図14を参照して後で詳述す
る。また、前記改正内容抽出処理(300b)について
は、図17を参照して後で詳述する。
【0026】次に、CPU10は、改正内容テーブル2
900Tに記録された改正内容の情報に従って旧法規テ
キストデータ2200Xを編集し、新法規テキストデー
タ2300Xを新法規テキストデータ格納エリア230
0に作成する(400)。なお、この新法規作成処理
(400)については、図20を参照して後で詳述す
る。
【0027】次に、CPU10は、新法規テキストデー
タ2300Xをディスプレイ40に表示する(50
0)。次に、CPU10は、ユーザの格納指示があるか
否かを判定し(600)、格納指示があれば新法規テキ
ストデータ2300Xを法規データベース30のテキス
トデータ格納エリア3200に格納して終了し(70
0)、格納指示がなければ新法規テキストデータ230
0Xを格納しないで終了する。
【0028】図13は、前述の旧法規読み込み処理(2
00)の詳細なフローチャートである。ステップ201
では、改正法規テキストデータ2100Xの文字位置ポ
インタpsを“0”にセットする。ステップ202で
は、文字位置ポインタpsが改正法規テキストデータ2
100Xの末尾か否かを判定し、末尾であれば終了し、
末尾でなければステップ203に進む。ステップ203
では、法規名宣言文パターン2500Pと改正法規テキ
ストデータ2100Xの文字位置ポインタpsが指す文
字から始まる文字列とのマッチングを行う。
【0029】ステップ204では、マッチングに成功し
たか否かを判定し、成功しなければステップ205に進
み、成功すればステップ206に進む。ステップ205
では、文字位置ポインタpsの値を“1”増やし、前記
ステップ202へ戻る。ステップ206では、法規名宣
言文パターン2500P中の文字列変数TITLEに対
応する改正法規テキストデータ2100X中の文字列
(文字列変数TITLEにセットされた文字列)を旧法
規名として取得する。
【0030】ステップ207では、法規ファイル名テー
ブル3100Tを参照して、旧法規名に対応するファイ
ル名を取得する。ステップ208では、取得したファイ
ル名のテキストデータすなわち旧法規テキストデータ2
200Xを旧法規テキストデータ格納エリア2200に
読み込む。
【0031】ここで、上記ステップ203でのマッチン
グにおける属性記号,条件記号および文字列変数の処理
について説明する。法規名宣言文パターン2500Pの
要素が属性記号ならば、パターンマッチング用辞書24
00Dを参照し、最長一致によって、文字位置ポインタ
psが指す文字から始まる文字列を切り出す。文字位置
ポインタpsが指す文字から始まる文字列がパターンマ
ッチング用辞書2400Dに登録されていなければ、着
目している要素のマッチングは失敗である。また、文字
位置ポインタpsが指す文字から始まる文字列がパター
ンマッチング用辞書2400Dに登録されていても、着
目している要素の属性記号と切り出した文字列の属性記
号が一致しなければ、マッチングは失敗である。文字位
置ポインタpsが指す文字から始まる文字列がパターン
マッチング用辞書2400Dに登録されており、且つ、
着目している要素の属性記号と切り出した文字列の属性
記号が一致すれば、マッチングは成功である。法規名宣
言文パターン2500Pの要素が条件記号ならば、文字
位置ポインタpsが指す文字から始まる文字列がその条
件を満足するか判定し、条件を満たす間は文字位置ポイ
ンタpsを進める。条件を満たす文字列の長さが1以上
ならば、着目している要素のマッチングは成功であり、
それ以外は失敗である。法規名宣言文パターン2500
Pの要素が文字列変数ならば、後接する角括弧に囲まれ
た属性記号または条件記号に適合する文字列を当該文字
列変数にセットする。
【0032】図14は、前述の指示語句解析処理(30
0a)の詳細を示すフローチャートである。なお、この
指示語句解析処理(300a)を開始する前に、指示語
句パターンテーブル2600Tの最終の指示語句パター
ンが入っているインデックスの値を最終インデクス値P
TOPに設定し、“−1”を指示語句テーブル・インデ
クスポインタSTOPにセットしておく。ステップ10
01では、連続指示語句ストレージsstrにnilを
セットする。ステップ1002では、インデックスポイ
ンタjに“0”をセットする。ステップ1003では、
指示語句パターンテーブル2600Tのj番目の指示語
句パターンと改正法規テキストデータ2100Xの文字
位置ポインタpsが指す文字から始まる文字列とのマッ
チングを行う。
【0033】ステップ1004では、マッチングが成功
したか否かを判定し、失敗すればステップ1005へ進
み、成功すればステップ1007へ進む。ステップ10
05では、インデックスポインタjの値を“1”増や
す。ステップ1006では、インデックスポインタjの
値が最終インデクス値PTOPよりも大きいか否かを判
定し、大きくないならば前記ステップ1003に戻り、
大きいならばステップ1015へ進む。
【0034】ステップ1007では、指示語句テーブル
・インデクスポインタSTOPを“1”増やす。ステッ
プ1008では、マッチングに成功した改正法規テキス
トデータ2100Xの文字列を単一指示語句ストレージ
mstrにセットする。また、指示語句パターンテーブ
ル2600Tのj番目のインデクスのタイプ2602の
値を指示語句タイプストレージtypeにセットする。
また、指示語句パターンテーブル2600Tのj番目の
インデクスの条項番号パターン2603の値を指示語句
条項番号ストレージbpatにセットする。
【0035】ステップ1009では、指示語句タイプス
トレージtypeの値が“DAI”か否かを判定し、
“DAI”ならばステップ1010へ進み、“DAI”
でなければステップ1011へ進む。ステップ1010
では、直接型指示語句解析処理を行った後、ステップ1
013へ進む。この直接型指示語句解析処理について
は、図15を参照して後で詳述する。ステップ1011
では、指示語句タイプストレージtypeの値が“DO
U”か否かを判定し、“DOU”ならばステップ101
2へ進み、“DOU”でなければステップ1015へ進
む。
【0036】ステップ1012では、再指示型指示語句
解析処理を行った後、ステップ1013へ進む。この再
指示型指示語句解析処理については、図16を参照して
後で詳述する。
【0037】ステップ1013では、連続指示語句スト
レージsstrの値の末尾に単一指示語句ストレージm
strの値を加える。ステップ1014では、文字位置
ポインタpsに、“(元の文字位置ポインタpsの値)
+(単一指示語句ストレージmstrの値の文字列長)
+1”をセットする。そして、前記ステップ1002に
戻る。
【0038】ステップ1015では、連続指示語句スト
レージsstrの値がnilか否かを判定し、nilで
ないならばステップ1016へ進み、nilならば終了
する。ステップ1016では、指示語句テーブル・イン
デクスポインタSTOPを“1”増やす。ステップ10
17では、指示語句テーブル・インデクスポインタST
OPが指す指示語句テーブル2700Tのインデクスの
指示語句2701に連続指示語句ストレージsstrの
値を記録する。また、指示語句テーブル・インデクスポ
インタSTOPが指す指示語句テーブル2700Tのイ
ンデクスの指示先の条項番号文字列2702に、指示語
句テーブル・インデクスポインタSTOPが指す指示語
句テーブル2700Tのインデクスの1つ前のインデク
スの指示先の条項番号文字列2702の値を記録する。
また、指示語句テーブル・インデクスポインタSTOP
が指す指示語句テーブル2700Tのインデクスの指示
先のテキスト位置開始位置2703に、指示語句テーブ
ル・インデクスポインタSTOPが指す指示語句テーブ
ル2700Tのインデクスの1つ前のインデクスの指示
先のテキスト位置開始位置2703の値を記録する。ま
た、指示語句テーブル・インデクスポインタSTOPが
指す指示語句テーブル2700Tのインデクスの指示先
のテキスト位置終了位置2704に、指示語句テーブル
・インデクスポインタSTOPが指す指示語句テーブル
2700Tのインデクスの1つ前のインデクスの指示先
のテキスト位置終了位置2704の値を記録する。そし
て、終了する。
【0039】図15は、前述の直接型指示語句解析処理
(1010)の詳細なフローチャートである。ステップ
1101では、指示先開始位置ポインタtpsに“0”
をセットする。また、指示先終了位置ポインタtpeに
“0”をセットする。ステップ1102では、連続指示
語句ストレージsstrの値がnilか否かを判定し、
nilであればステップ1103へ進み、nilでなけ
ればステップ1104へ進む。ステップ1103では、
サーチ範囲開始位置ポインタspsに“0”をセットす
る。また、サーチ範囲終了位置ポインタspeに旧法規
テキストデータ2200Xの終了位置の値をセットす
る。そして、ステップ1105へ進む。ステップ110
4では、サーチ範囲開始位置ポインタspsに、指示語
句テーブル・インデクスポインタSTOPが指す指示語
句テーブル2700Tのインデクスの1つ前のインデク
スの指示先のテキスト位置開始位置2703の値をセッ
トする。また、サーチ範囲終了位置ポインタspeに、
指示語句テーブル・インデクスポインタSTOPが指す
指示語句テーブル2700Tのインデクスの1つ前のイ
ンデクスの指示先のテキスト位置終了位置2704の値
をセットする。
【0040】ステップ1105では、指示語句条項番号
ストレージbaptにセットされている条項番号パター
ンを取り出し、そのうちの変数に、その変数にセットさ
れている文字列を当て嵌めて、文字列に変換する。そし
て、変換した文字列を条項番号文字列ストレージbst
rにセットする。ステップ11106では、旧法規テキ
ストデータ2200Xのサーチ範囲開始位置ポインタs
psの指す文字からサーチ範囲終了位置ポインタspe
の指す文字までの範囲で、条項番号文字列ストレージb
strにセットした文字列をサーチする。ステップ11
07では、サーチの結果、条項番号文字列ストレージb
strにセットした文字列が見つかればステップ110
8へ進み、見つからなければステップ1113へ進む。
ステップ1108では、見つかった文字列の旧法規テキ
ストデータ2200Xにおける開始位置を指示先開始位
置ポインタtpsにセットする。また、見つかった文字
列の旧法規テキストデータ2200Xにおける終了位置
の次の文字位置を指示先終了位置ポインタtpeにセッ
トする。
【0041】ステップ1109では、指示語句条項番号
ストレージbaptにセットされている条項番号パター
ンと旧法規テキストデータ2200Xとのマッチングを
指示先終了位置ポインタtpeが指す文字から行う。ス
テップ1110では、マッチングが成功したか否かを判
定し、失敗したならステップ1111へ進み、成功した
ならステップ1113へ進む。
【0042】ステップ1111では、指示先終了位置ポ
インタtpeを“1”増やす。ステップ1112では、
指示先終了位置ポインタtpeの値がサーチ範囲終了位
置ポインタspeよりも大きいか否かを判定し、大きく
ないなら前記ステップ1109に戻り、大きいならステ
ップ1113へ進む。ステップ1113では、指示語句
テーブル・インデクスポインタSTOPが指す指示語句
テーブル2700Tのインデクスの指示語句2701
に、単一指示語句ストレージmstrの値の文字列をセ
ットする。また、指示語句テーブル・インデクスポイン
タSTOPが指す指示語句テーブル2700Tのインデ
クスの指示先の条項番号文字列2702に、条項番号文
字列ストレージbstrにセットした文字列をセットす
る。また、指示語句テーブル・インデクスポインタST
OPが指す指示語句テーブル2700Tのインデクスの
指示先のテキスト位置開始位置2703に、指示先開始
位置ポインタtpsの値をセットする。また、指示語句
テーブル・インデクスポインタSTOPが指す指示語句
テーブル2700Tのインデクスの指示先のテキスト位
置終了位置2704に、指示先終了位置ポインタtpe
の値から“1”引いた値をセットする。そして、終了す
る。
【0043】図16は、前述の再指示型指示語句解析処
理1012の詳細なフローチャートである。ステップ1
201では、インデックスポインタjに、指示語句テー
ブル・インデクスポインタSTOPの値から“1”引い
た値をセットする。また、条項番号文字列ストレージb
strにnilをセットする。また、指示先開始位置ポ
インタtpsに“0”をセットする。また、指示先終了
位置ポインタtpeに“0”をセットする。ステップ1
202では、インデックスポインタjの値が負か否かを
判定し、負でなければステップ1203へ進み、負であ
ればステップ1207へ進む。ステップ1203では、
指示語句テーブル2700Tのj番目のインデクスの条
項番号文字列2702と指示語句条項番号ストレージb
aptにセットされている条項番号パターンとのマッチ
ングを行う。ステップ1204では、マッチングが成功
したか否かを判定し、失敗したならステップ1205へ
進み、成功したならステップ1206へ進む。ステップ
1205では、インデクスポインタjを“1”減らす。
そして、前記ステップ1202に戻る。
【0044】ステップ1206では、指示語句テーブル
2700Tのj番目のインデクスの条項番号文字列27
02の値を条項番号文字列ストレージbstrにセット
する。また、指示語句テーブル2700Tのj番目のイ
ンデクスの指示先のテキスト位置開始位置2703の値
を指示先開始位置ポインタtpsにセットする。また、
指示語句テーブル2700Tのj番目のインデクスの指
示先のテキスト位置終了位置2704の値を指示先終了
位置ポインタtpeにセットする。ステップ1207で
は、指示語句テーブル・インデクスポインタSTOPが
指す指示語句テーブル2700Tのインデクスの指示語
句2701に、単一指示語句ストレージmstrの値の
文字列をセットする。また、指示語句テーブル・インデ
クスポインタSTOPが指す指示語句テーブル2700
Tのインデクスの指示先の条項番号文字列2702に、
条項番号文字列ストレージbstrにセットした文字列
をセットする。また、インデクスポインタSTOPが指
す指示語句テーブル2700Tのインデクスの指示先の
テキスト位置開始位置2703に、指示先開始位置ポイ
ンタtpsの値をセットする。また、指示語句テーブル
・インデクスポインタSTOPが指す指示語句テーブル
2700Tのインデクスの指示先のテキスト位置終了位
置2704に、指示先終了位置ポインタtpeの値をセ
ットする。そして、終了する。
【0045】図8の(b)は、前述の指示語句解析処理
(300a)の実行結果として生成された指示語句テー
ブルの例示図である。図8の(b)中のインデクス#2
の指示語句には「第5条第2項」がセットされ、指示先
の条項番号には「2」がセットされ、指示先のテキスト
位置開始位置には「883」がセットされ、指示先のテ
キスト位置終了位置には「1003」がセットされてい
る。これは、図2の改正法規テキストデータ2100X
中の指示語句「第5条第2項」が、図3の旧法規テキス
トデータ2200X中の項番号「2」を指し、且つ、旧
法規テキストデータ2200X中の「883」文字目
(2201)から「1003」文字目(2202)の範
囲を指すことを表している。
【0046】図17は、前述の改正内容抽出処理(30
0b)の詳細を示すフローチャートである。なお、この
改正内容抽出処理(300b)を開始する前に、改正文
パターンテーブル2800Tの最終の改正文パターンが
入っているインデックスの値を最終インデクス値HTO
Pに設定しておく。ステップ301では、改正内容テー
ブル・インデックスポインタKTOPに“−1”をセッ
トする。また、文字位置ポインタpsに“0”をセット
する。ステップ302では、文字位置ポインタpsが改
正法規テキストデータ2100Xの末尾か否かを判定
し、末尾であれば終了し、末尾でなければステップ30
3に進む。ステップ303では、インデクスポインタi
に“0”をセットする。ステップ304では、指示語句
テーブル・インデクスポインタSTOPに“−1”をセ
ットする。
【0047】ステップ305では、改正文パターンテー
ブル2800Tのi番目のインデックスの改正文パター
ン2801と改正法規テキストデータ2100Xのマッ
チングを行う。ステップ306では、マッチングに成功
したか否かを判定する。成功しなかったならステップ3
07へ進み、マッチングに成功したならステップ310
へ進む。ステップ307では、インデクスポインタiを
“1”増やす。ステップ308では、インデクスポイン
タiの値が最終インデクス値HTOPよりも大きいか否
かを判定し、大きくないならば前記ステップ304に戻
り、大きいならばステップ309へ進む。ステップ30
9では、文字位置ポインタpsを“1”増やす。そし
て、前記ステップ302へ戻る。
【0048】ステップ310では、改正内容テーブル・
インデックスポインタKTOPを“1”増やす。ステッ
プ311では、改正文パターンテーブル2800Tのi
番目のインデクスの改正タイプ2802を改正内容テー
ブル2900TのKTOP番目のインデクスの改正タイ
プ2901に記録する。
【0049】ステップ312では、改正文パターンテー
ブル2800Tのi番目のインデクスの改正前文字列2
803から改正文字列を取得し、改正内容テーブル29
00TのKTOP番目のインデクスの改正前文字列29
02に記録する(改正前文字列取得処理)。この改正前
文字列取得処理については、図18を参照して後で詳述
する。ステップ313では、改正文パターンテーブル2
800Tのi番目のインデクスの改正後文字列2804
から改正文字列を取得し、改正内容テーブル2900T
のKTOP番目のインデクスの改正後文字列2903に
記録する(改正後文字列取得処理)。この改正後文字列
取得処理は、図18を参照して後で詳述する改正前文字
列取得処理と同様であるので、詳しい説明は省略する。
【0050】ステップ314では、改正文パターンテー
ブル2800Tのi番目のインデクスの改正範囲開始位
置2805から開始位置を取得して、改正内容テーブル
2900TのKTOP番目のインデクスの改正範囲開始
位置2904に記録する(改正範囲開始位置取得処
理)。この改正範囲開始位置取得処理については、図1
9を参照して後で詳述する。ステップ315では、改正
文パターンテーブル2800Tのi番目のインデクスの
改正範囲終了位置2806から終了位置を取得して、改
正内容テーブル2900TのKTOP番目のインデクス
の改正範囲終了位置2905に記録する(改正範囲終了
位置取得処理)。この改正範囲終了位置取得処理は、図
19を参照して後で詳述する改正範囲開始位置取得処理
と同様であるので、詳しい説明は省略する。
【0051】ステップ316では、文字位置ポインタp
sに、“(元の文字位置ポインタpsの値)+(改正法
規テキストデータ2100X中のマッチした文字列の長
さ)+1”をセットする。そして、前記ステップ302
に戻る。
【0052】図18は、前述した改正前文字列取得処理
(312)の詳細なフローチャートである。ステップ1
301では、改正文字列ストレージstrにnilをセ
ットする(初期化する)。ステップ1302では、改正
前文字列ストレージinfoに、改正文パターンテーブ
ル2800Tのi番目のインデクスの改正前文字列28
03をセットする。ステップ1303では、改正前文字
列ストレージinfoの値がnilか否かを判定し、n
ilでないならばステップ1304へ進み、nilなら
ばステップ1313へ進む。
【0053】ステップ1304では、改正前文字列スト
レージinfoの値がJMの付かない文字列変数か否か
を判定し、JMの付かない文字列変数ならステップ13
05へ進み、JMの付かない文字列変数でないならステ
ップ1306へ進む。ステップ1305では、文字列変
数にセットされた文字列を、改正文字列ストレージst
rにセットする。そして、ステップ1313へ進む。
【0054】ステップ1306では、改正前文字列スト
レージinfoの値がJMの付いた文字列変数か否かを
判定し、JMの付いた文字列変数ならステップ1307
へ進み、JMの付いた文字列変数でないならステップ1
313へ進む。ステップ1307では、文字列変数にセ
ットされた文字列を、単一指示語句ストレージmstr
にセットする。ステップ1308では、インデックスポ
インタjに“0”をセットする。ステップ1309で
は、指示語句テーブル2700Tのj番目のインデクス
の指示語句2701と単一指示語句ストレージmstr
の値が一致するか否かを判定し、一致しないならステッ
プ1310へ進み、一致したらステップ1312へ進
む。
【0055】ステップ1310では、インデクスポイン
タjを“1”増やす。ステップ1311では、インデク
スポインタjの値が指示語句テーブル・インデクスポイ
ンタSTOPよりも大きいか否かを判定し、大きくない
なら前記ステップ1309に戻り、大きいならステップ
1313へ進む。
【0056】ステップ1312では、指示語句テーブル
2700Tのj番目のインデクスの条項番号文字列27
02を改正文字列ストレージstrにセットする。ステ
ップ1313では、改正文字列ストレージstrの値を
改正内容テーブル2900TのKTOP番目のインデク
スの改正前文字列2902に記録する。そして、終了す
る。
【0057】図19は、前述の改正範囲開始位置取得処
理(314)の詳細なフローチャートである。ステップ
1401では、改正位置ポインタposに“0”をセッ
トする。ステップ1402では、改正範囲開始位置スト
レージinfoに、改正文パターンテーブル2800T
のi番目のインデクスの改正範囲開始位置2805をセ
ットする。ステップ1403では、改正範囲開始位置ス
トレージinfoの値がSSまたはSEの付いた文字列
変数か否かを判定し、SSまたはSEの付いた文字列変
数ならステップ1404へ進み、SSまたはSEの付い
た文字列変数でないならステップ1413へ進む。ステ
ップ1404では、SSまたはSEの付いた文字列変数
にセットされた文字列を単一指示語句ストレージmst
rにセットする。ステップ1405では、インデックス
ポインタjに“0”をセットする。ステップ1406で
は、指示語句テーブル2700Tのj番目のインデクス
の指示語句2701と単一指示語句ストレージmstr
の値が一致するか否かを判定し、一致しないならステッ
プ1407へ進み、一致したらステップ1409へ進
む。
【0058】ステップ1407では、インデクスポイン
タjを“1”増やす。ステップ1408では、インデク
スポインタjの値が指示語句テーブル・インデクスポイ
ンタSTOPよりも大きいか否かを判定し、大きくない
なら前記ステップ1406に戻り、大きいならステップ
1413へ進む。
【0059】ステップ1409では、改正範囲開始位置
ストレージinfoの値がSSの付いた文字列変数か否
かを判定し、SSの付いた文字列変数ならステップ14
10へ進み、SSの付いた文字列変数でないならステッ
プ1411へ進む。ステップ1410では、指示語句テ
ーブル2700Tのj番目のインデクスの指示先のテキ
スト位置開始位置2703を改正位置ポインタposに
セットする。そして、ステップ1413へ進む。
【0060】ステップ1411では、改正範囲開始位置
ストレージinfoの値がSEの付いた文字列変数か否
かを判定し、SEの付いた文字列変数ならステップ14
12へ進み、SEの付いた文字列変数でないならステッ
プ1413へ進む。ステップ1412では、指示語句テ
ーブル2700Tのj番目のインデクスの指示先のテキ
スト位置終了位置2704を改正位置ポインタposに
セットする。
【0061】ステップ1413では、改正位置ポインタ
posの値を改正内容テーブル2900TのKTOP番
目のインデクスの改正範囲開始位置2904に記録す
る。そして、終了する。
【0062】図11の(b)は、前述の改正内容抽出処
理(300b)の実行結果として生成された改正内容テ
ーブルの例示図である。図11の(b)中のインデクス
#0の改正タイプには「置換」がセットされ、改正文字
列の改正前文字列には「前項」がセットされ、改正文字
列の改正後文字列には「前2項」がセットされ、改正範
囲位置の開始位置には「883」がセットされ、終了位
置には「1003」がセットされている。これは、図2
の改正法規テキストデータ2100X中の改正文改正文
『第5条第2項中「前項」を「前2項」に改め』から抽
出した改正内容である。
【0063】図20は、前述の新法規作成処理(40
0)の詳細を示すフローチャートである。ステップ40
1では、旧法規テキストデータ2200Xを新法規テキ
ストデータ格納エリア2300にコピーする。ステップ
402では、インデクスポインタiを“0”にセットす
る。また、文字列位置ずれ量ストレージdifを“0”
にセットする。ステップ403では、インデクスポイン
タiの値が改正内容テーブル・インデックスポインタK
TOPよりも大きいか否かを判定し、大きくないならス
テップ404へ進み、大きいなら終了する。
【0064】ステップ404では、改正内容テーブル2
900Tのi番目のインデクスの改正範囲位置の開始位
置2904を指示先開始位置ポインタtpsにセットす
る。また、終了位置2905を指示先終了位置ポインタ
tpeにセットする。ステップ405では、指示先開始
位置ポインタtpsの値を文字列位置ずれ量ストレージ
difの値だけ増加させる。また、指示先終了位置ポイ
ンタtpeの値を文字列位置ずれ量ストレージdifの
値だけ増加させる。ステップ406では、指示先開始位
置ポインタtpsの指す文字から指示先終了位置ポイン
タtpeの指す文字までの文字列をワークエリア200
0に移動する。ステップ407では、ワークエリア20
00の文字数を改正前文字数ストレージtl1にセット
する。
【0065】ステップ408では、改正内容テーブル2
900Tのi番目のインデクスの改正タイプ2901お
よび改正文字列2902,2903を参照して、ワーク
エリア2000の文字列を編集する(文字列改正処
理)。この文字列改正処理については、図21を参照し
て後で詳述する。ステップ409では、ワークエリア2
000の文字数を改正後文字数ストレージtl2にセッ
トする。ステップ410では、文字列位置ずれ量ストレ
ージdifの値を、“(改正後文字数ストレージtl
2)−(改正前文字数ストレージtl1)”だけ増加さ
せる。ステップ411では、インデクスポインタiを
“1”増やす。ステップ412では、ワークエリア20
00の文字列を、新法規テキストデータ格納エリア23
00に格納したテキストデータ中の指示先開始位置ポイ
ンタtpsの指す文字の前に挿入する。そして、前記ス
テップ403に戻る。
【0066】図21は、前述の文字列改正処理(40
8)の詳細を示すフローチャートである。ステップ15
01では、改正内容テーブル2900Tのi番目のイン
デクスの改正タイプ2901を指示語句タイプストレー
ジtypeにセットする。また、改正文字列の改正前文
字列2902を改正前文字列ストレージstr1にセッ
トする。また、改正文字列の改正後文字列2903を改
正後文字列ストレージstr2にセットする。
【0067】ステップ1502では、指示語句タイプス
トレージtypeの値が「削除」か否かを判定し、「削
除」ならステップ1503へ進み、「削除」でないなら
ステップ1504へ進む。ステップ1503では、ワー
クエリア2000のテキストデータ中の改正前文字列ス
トレージstr1の値にマッチする文字列を削除する。
そして、終了する。
【0068】ステップ1504では、指示語句タイプス
トレージtypeの値が「挿入」か否かを判定し、「挿
入」ならステップ1505へ進み、「挿入」でないなら
ステップ1508へ進む。ステップ1505では、改正
前文字列ストレージstr1の値がnilか否かを判定
し、nilならステップ1506へ進み、nilでない
ならステップ1507へ進む。ステップ1506では、
ワークエリア2000に改正後文字列ストレージstr
2の値を格納する。そして、終了する。ステップ150
7では、ワークエリア2000のテキストデータ中の改
正前文字列ストレージstr1の値にマッチする文字列
の次の位置に、改正後文字列ストレージstr2の値を
挿入する。そして、終了する。
【0069】ステップ1508では、指示語句タイプス
トレージtypeの値が「置換」か否かを判定し、「置
換」ならステップ1509へ進み、「置換」でないなら
終了する。ステップ1509では、改正前文字列ストレ
ージstr1の値がnilか否かを判定し、nilなら
ステップ1510へ進み、nilでないならステップ1
511へ進む。ステップ1510では、ワークエリア2
000のテキストデータを削除し、改正後文字列ストレ
ージstr2の値を格納する。そして、終了する。ステ
ップ1511では、ワークエリア2000のテキストデ
ータ中の改正前文字列ストレージstr1の値にマッチ
する文字列を削除し、代りに改正後文字列ストレージs
tr2の値を挿入する。そして、終了する。
【0070】図22の(a)は、上記の法規文書更新シ
ステム1において、ユーザが、改正法規名を入力する画
面の例示図である。図22の(b)は、上記の法規文書
更新システム1により更新された法規文書を表示した画
面の例示図である。
【0071】以上の法規文書更新システム1によれば、
次の効果が得られる。 (1) ユーザは、改正法規の法規名を入力するだけで、そ
の改正法規テキストデータ2100Xを自動的に取り出
すことが出来る。従って、ユーザの操作の負担が小さく
て済む。 (2) 改正法規テキストデータ2100Xが一定の構造で
あることを利用して効率よく改正法規テキストデータ2
100Xを解析し、改正内容を抽出する。従って、処理
を高速化できる。 (3) ユーザが改正内容を分析する必要がない。従って、
ユーザの負担が小さくて済み、誤りの発生も低減するこ
とが出来る。
【0072】
【発明の効果】本発明の法規文書更新システムによれ
ば、ユーザが改正法規名を入力すると、後はすべて自動
的に処理されて、法規が更新される。従って、ユーザの
負担が小さくて済み、誤りの発生を低減することが出来
る。また、改正法規テキストデータは一定の文構造を有
しているから、パターンマッチングにより、効率よく処
理することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の法規文書更新システムの構
成図である。
【図2】改正法規テキストデータの例示図である。
【図3】旧法規テキストデータの例示図である。
【図4】新法規テキストデータの例示図である。
【図5】パターンマッチング用辞書の例示図である。
【図6】法規名宣言文パターンの例示図である。
【図7】指示語句パターンテーブルの例示図である。
【図8】指示語句テーブルの例示図である。
【図9】改正文パターンテーブルの例示図である。
【図10】改正内容テーブルの例示図である。
【図11】法規ファイル名テーブルの例示図である。
【図12】図1の法規文書更新システムの処理を示すフ
ローチャートである。
【図13】旧法規読み込み処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図14】指示語句解析処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図15】直接型指示語句解析処理の詳細を示すフロー
チャートである。
【図16】再指示型指示語句解析処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図17】改正内容抽出処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図18】改正前文字列取得処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図19】改正範囲開始位置取得処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図20】新法規作成処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図21】文字列改正処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図22】図1の法規文書更新システムにおけるユーザ
利用画面の例示図である。
【符号の説明】
1・・・法規文書更新システム、10・・・CPU、2
0・・・メモリ、30・・・法規データベース、40・
・・ディスプレイ、50・・・キーボード、60・・・
マウス、100・・・改正法規読み込み処理、200・
・・旧法規読み込み処理、300a・・・指示語句解析
処理、300b・・・改正内容抽出処理、400・・・
新法規作成処理、500・・・新法規表示処理、600
・・・新法規格納処理。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザによる改正法規名の入力を受け付
    ける改正法規名入力手段と、入力された改正法規名に対
    応する改正法規テキストデータを法規データベースから
    取り出す改正法規テキストデータ取出手段と、取り出し
    た改正法規テキストデータに含まれる指示語句を解析す
    る指示語句解析手段と、前記改正法規テキストデータお
    よび前記指示語句の解析結果を利用して改正内容を抽出
    する改正内容抽出手段と、抽出した改正内容に従って旧
    法規テキストデータを法規データベースから取り出すと
    共に編集して新法規テキストデータを作成する新法規作
    成手段と、作成した新法規テキストデータを表示する新
    法規表示手段と、作成した新法規テキストデータを法規
    データベースに格納する新法規格納手段とを具備したこ
    とを特徴とする法規文書更新システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の法規文書更新システム
    において、前記指示語句解析手段は、改正法規テキスト
    データと指示語句パターンのマッチングにより指示語句
    および指示語句タイプ(直接型,再指示型)を判定し、
    指示語句を指示語句タイプ別に解析することを特徴とす
    る法規文書更新システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の法規文
    書更新システムにおいて、前記改正内容抽出手段は、改
    正法規テキストデータと改正文パターンのマッチングに
    より改正タイプ(削除,挿入,置換)と改正文字列(改
    正前文字列,改正後文字列)と改正範囲とを抽出するこ
    とを特徴とする法規文書更新システム。
JP7065419A 1995-03-24 1995-03-24 法規文書更新システム Pending JPH08263490A (ja)

Priority Applications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100457410B1 (ko) * 2000-05-24 2004-11-16 윤동헌 인터넷 법무 서비스 시스템 및 그 방법
KR100910895B1 (ko) * 2008-06-24 2009-08-05 송필호 법률의 개정내용 심사 및 제/개정 작업을 위한 자동화시스템 및 그 방법
CN116244315A (zh) * 2022-12-08 2023-06-09 南京擎盾信息科技有限公司 一种法律法规数据库时效性动态更新的方法和系统

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