JPH08263131A - プラント劣化診断装置及び方法 - Google Patents

プラント劣化診断装置及び方法

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JPH08263131A
JPH08263131A JP9315595A JP9315595A JPH08263131A JP H08263131 A JPH08263131 A JP H08263131A JP 9315595 A JP9315595 A JP 9315595A JP 9315595 A JP9315595 A JP 9315595A JP H08263131 A JPH08263131 A JP H08263131A
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JP
Japan
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actuator
response time
plant
deterioration
deterioration diagnosis
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JP9315595A
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Inventor
Kazuyuki Masuko
一之 益子
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータの劣化を予測診断し、劣化診
断の精度を向上するに好適なプラント劣化診断装置及び
方法を提供することにある。 【構成】 プラント1を操作するアクチュエータ2、ア
クチュエータの動作状態を検出するセンサ3及びセンサ
の情報を用いて前記アクチュエータに指令を発生するプ
ラント制御装置4を有するプラント設備において、アク
チュエータの応答時間を計測する応答時間測定機構7
と、応答時間を分析して予測寿命を出力する分析機構及
び知識ベース10を利用して予測寿命を補正し、劣化診
断する推論機構からなる劣化診断処理機構9を具備する
ことを特徴とする。 【効果】 アクチュエータの予測寿命の精度を向上させ
ると共に、劣化診断の精度を著しく向上させることがで
き、プラント設備の稼働率低下を防止することが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬品、食品、化学、鉄
鋼などのプラント設備に係り、特に、プラント設備のア
クチュエータを劣化診断するプラント劣化診断装置及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薬品、食品、化学、鉄鋼などのプラント
設備では、アクチュエータの不動作は製品品質に大きな
影響を与えている。そこで、アクチュエータの動作を劣
化診断することが行われている。例えば、特開平3−1
63995号公報、特開昭60−231215号公報に
は、アクチュエータの一種のバルブの動作を診断するた
めに、応答時間を計測し、一定時間内に応答がないこと
又は平均的な応答時間からバルブの故障、異常を判断す
る技術が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、アク
チュエータの劣化が始まると、応答時間は急速に悪化
し、単純な変化率等の予測では、故障発生までの時間を
長めに見積もってしまい、生産が大きく阻害される問題
がある。本発明の目的は、アクチュエータの劣化を予測
診断し、劣化診断の精度を向上するに好適なプラント劣
化診断装置及び方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プラント制
御装置において、アクチュエータの応答時間を計測する
応答時間測定機構と、前記応答時間を分析して予測寿命
を出力する分析機構と、知識ベースを利用して前記予測
寿命を補正し、劣化診断する推論機構を具備することに
よって、達成される。また、上記目的は、アクチュエー
タの応答時間を計測し、前記応答時間の推移を記憶し、
応答時間の推移を分析してアクチュエータの寿命を予測
し、知識ベースを利用して予測寿命を補正し、補正した
予測寿命を正規化して劣化診断することによつて、達成
される。
【0005】
【作用】本発明は、アクチュエータの応答時間をトレン
ドモードにして抽象化し、分析機構がこの抽象化した情
報を元に分析し、アクチュエータの寿命を予測するの
で、予測寿命の精度が向上する。また、この予測寿命に
対して、推論機構が専門家のノウハウを蓄積した知識ベ
ースを利用して、予測寿命を補正し、補正した予測寿命
を正規化して劣化診断するので、アクチュエータの劣化
診断の精度が著しく向上する。この結果、プラント設備
の稼働率低下を防止することが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すプラント劣化診断
装置の全体構成を示す。食品、薬品、化学、鉄鋼等のプ
ラント1は、アクチュエータ2により動作が規定され、
センサ3によりプラント1の動作状態を検出し、センサ
3の出力は、プラント制御装置4に入力され、プラント
制御装置4からの出力は、指令としてアクチュエータ2
と各種情報としてI/O装置13へ出力される。プラン
ト制御装置4は、指令発生機構6から発する指令発生時
点から、アクチュエータ2が指令に従って動作し、その
動作の完了をセンサ3によって検出し、センサ3の出力
による完了応答までの時間(動作時間)を計測する応答
時間計測機構7、シーケンス制御などの自動制御を司
り、指令発生後センサ3からのフィードバックにより順
次指令を更新する指令発生機構6、指令発生機構6から
発する指令の回数によりアクチュエータ2の動作回数と
して累算するカウンタからなる動作回数管理機構11、
時間を管理し、その出力を劣化診断機構9に送出する時
間管理機構5、管理者の粘度補正知識と劣化診断知識を
有する知識ベース10、これらの機構及び知識ベース1
0からの出力を入力する劣化診断機構9及びこれらの機
構の起動等を制御する制御機構12から構成する。ここ
で、応答時間計測機構7の出力は劣化診断機構9にフィ
ルタ機構8を介するかまたは直接入力する。
【0007】代表的なプラント1の一例を図2に示す。
本例のプラント21は、薬液や洗浄水を自動供給するた
めのバルブ22〜26、ポンプ27等のアクチュエータ
と、薬液タンク28、洗浄水タンク29、配管30、3
1からなり、アクチュエータに指令を出し、アクチュエ
ータが指令通りに動作することにより、薬液と洗浄水の
切り替え、供給などの目的を達成する。本例では、バル
ブ24を開、バルブ25を閉にすると、薬液タンク28
から配管31に薬液を供給するが、バルブ24あるいは
バルブ25が劣化などにより異常動作した場合、目的と
する薬液を供給できず、生産の阻害に至る。
【0008】図3に、アクチュエータ22〜26の動作
例を示す。ここでは、バルブ36として説明する。指令
発生機構6から指令を受けると、コントローラ32は制
御信号を発生し、この制御信号を受けたリレー33はシ
リンダー34を動作させ、シリンダー34の開により圧
縮空気が空気管35を介してバルブ36に送られ、流入
空気によりバルブ36を開にする。また、シリンダー3
4を閉にし、バルブ36の流入空気を解放することによ
り、バルブ36内のスプリングによりバルブ36を閉に
する。バルブ36の開又は閉により、時配管38内の流
体の流量を制御する。同時に、バルブ36の開閉位置を
近接位置センサ37により検出する。この場合、バルブ
36の動作速度は、配管38内の流体の粘度が高いとき
速くなり、粘度が低いとき遅くなる。
【0009】ここで、センサ3(37)の一例として近
接センサを図4に示す。近接センサは、バルブ36の動
作位置を示す位置検出体43が開側の近接センサ41の
位置に来たとき、開の信号を出力し、閉側の近接センサ
42の位置に来たとき、閉の信号を出力してバルブ36
の開閉状態をプラント制御装置4に知らせる。なお、セ
ンサ3として、接点式のリミットスイッチや電動コイル
を使用した近接センサ等がある。
【0010】応答時間測定機構7の詳細を図5に示す。
応答時間測定機構7は、クロック発生装置51、ゲート
52、時間カウンタ53、応答時間メモリ54からな
る。指令発生機構6から指令が発生された時、アクチュ
エータ2の動作を開始させ、時間カウンタ53をリセッ
トすると同時に、ゲート52を開き、クロック発生装置
51から送出されるクロックのカウントをスタートさ
せ、時間カウントする。アクチュエータ2の動作が完了
すると、センサ3がこの動作完了を検知し、ゲートを閉
じてクロックのカウントをストップする。アクチュエー
タ2の動作開始から動作完了までの時間(動作時間)を
計測し、応答時間メモリ54に記録する。応答時間メモ
リ54の応答時間は、直接または移動平均などのフィル
タ機構8を通して劣化診断処理機構9へ入力される。
【0011】劣化診断処理機構9の詳細を図6に示す。
劣化診断処理機構9は、切替え機構61、トレンドメモ
リ62、分析機構63、予測寿命を推論機構64からな
る。応答時間測定機構7からの応答時間を、直接もしく
はフィルタ機構8を通して、切替え機構61を介してト
レンドメモリ62に時系列に記憶する。その記憶データ
を分析機構63に入力し、分析機構63で予測寿命を求
め、予測寿命を推論機構64に入力する。推論機構64
は、動作回数管理機構11からアクチュエータ2の動作
回数を入力し、時間管理機構5から時間を入力し、予測
寿命と合わせて管理者の知識ベース10の粘度補正知識
101により補正推論し、その補正結果を劣化診断知識
102により診断推論して診断結果を導き、I/O13
に結果表示する。
【0012】ここで、知識ベース10として、図7に粘
度補正知識、図8に劣化診断知識を示す。図7の粘度補
正知識101のif、thenルールにより予測寿命を
粘度により補正する。例えば、流体の比粘度<0.5で
あれば、予測寿命を30パーセント短く補正する。ま
た、補正した予測寿命を正規化して図8の劣化診断知識
102のif、thenルールにより劣化診断し、警報
内容を決定する。例えば、動作回数がn以上で正規化し
た予測寿命がa以下かつb以上ならば、アラームを表示
する。なお、予測寿命を粘度により補正することを示し
たが、プラントの原料、生成物、用役等により補正する
ようにしてもよい。知識ベースは、専門家のノウハウを
蓄積した知識を利用するので、予測寿命の補正および劣
化診断の精度を著しく向上させる。
【0013】分析機構63において、予測寿命を求める
理論を説明する。まず、図10にアクチュエータ2の指
令に対する応答時間と寿命の関係を示す。図10は、ア
クチュエータが開から閉位置へ動作する例である。アク
チュエータが正常な場合、指令発生機構から閉指令を受
けると、一定のむだ時間を経てアクチュエータが動作を
開始する。このときのセンサ3の出力は開である。アク
チュエータが作動して一定の時間を経過すると、閉位置
に達し、動作を完了する。このときのセンサ3は、アク
チュエータの閉位置を検知し、閉を出力する。ここで、
アクチュエータが指令発生機構から指令を受けて動作完
了(センサが検知出力)するまでの時間を応答時間とす
る。ところで、アクチュエータ2はスプリングのような
弾性体応力を使用しており、その経年あるいは動作回数
による劣化により弾性が低下する。このような劣化がア
クチュエータに生じた場合には、指令発生機構から閉指
令を受けてからアクチュエータが動作を開始し、閉位置
に到達して動作を完了するまでの応答時間が長くなる。
一般に、アクチュエータの劣化が進行するに従って応答
時間は徐々に変化し、長くなる。図示の場合、寿命X
は、応答時間が使用に耐えられなくなる時点を示す。
【0014】次に、分析機構63において予測寿命を分
析する手法として、図9に示すニューラルネットワーク
予測トレンド機能を利用する。学習時には、縦軸を応答
時間、横軸を動作回数とした応答時間トレンドをニュー
ラルネットワークの入力端に入力し、一方、予測応答時
間トレンドを教師信号として教師入力端に入力して、ニ
ューラルネットワークに応答時間予測トレンド出力のた
めの学習をさせる。予測時には、学習したニューラルネ
ットワークの入力端に現在の応答時間トレンドを入力
し、出力端から応答時間予測トレンドを出力させ、予測
寿命を求める。ニューラルネットワークの利用は、アク
チュエータの予測寿命を正確かつ迅速化する。なお、こ
の分析機構63は、アクチュエータ2によっては関数回
帰によりトレンド関数f(t)にて求めることもでき
る。
【0015】本実施例の動作を図11を参照して説明す
る。指令発生機構6からアクチュエータ2に対する指令
(OFF→ON)を発すると、アクチュエータ2は、一
定のむだ時間経過後に動作を開始し、閉位置に到達し、
動作を完了(OFF→ON)する。この時同時に応答時
間測定機構7は、指令の発生からセンサ3を介して出力
される動作完了(OFF→ON)までの応答時間を計測
する。ここで、応答時間測定機構7は、図5に示すよう
に、指令発生機構6の指令により時間カウンタ53をリ
セットし、ゲート52をスタートして、クロックにより
応答時間のカウントを開始し、センサ3がアクチュエー
タ2の動作完了を検出し、センサ3の出力によりゲート
52をストップしてクロックによるカウントを停止し、
時間カウンタ53のカウント値即ち応答時間を応答時間
メモリ54に記憶する。ここで測定した応答時間は、一
般的にはインパルスノイズデータ除去のため、フィルタ
機構8を通して劣化診断機構9へ入力する。劣化診断機
構9では、図6に示すように、応答時間測定機構7から
入力した応答時間をトレンドメモリ(シフトレジスタ)
62に入力し、アクチュエータ2の動作毎に時系列に応
答時間を記憶する。分析機構63において、各シフトレ
ジスタの出力をニューラルネットワーク(階層ニューラ
ルネットワーク)に入力する(階層ニューラルネットワ
ークについては「入門と実習 ニューロコンピュー
タ」:技術評論社に記載されている。)。ここで、階層
ニューラルネットワークの学習時は、階層ニューラルネ
ットワークで出力する予測トレンドと入力した応答時間
を突合せして、応答時間予測トレンド出力のための学習
をする。この学習により正常状態と正常状態から応答時
間の遅延状態、寿命までの状態を学習しておく。運用時
は、学習した階層ニューラルネットワークに応答時間測
定機構7から現在の応答時間を入力し、この階層ニュー
ラルネットワークから出力として応答時間予測トレンド
を求め、動作回数a回先までの応答時間を予測出力す
る。この予測トレンドからアクチュエータ2の予測寿命
回数を求める。a回後までに寿命がこない場合は寿命>
aとすればよい。アクチュエータ2の寿命時期は図10
で示す応答時間がX点に達した時点を云う。ここで、a
の値としては、a回後にアクチュエータ2が寿命になっ
ても今すぐにプラントへの影響が出ない安全度の高い回
数を設定すべきである。分析機構63で求めた予測寿命
と動作回数管理機構11で記憶する動作回数を推論機構
64に入力し、推論機構64は、管理者の知識10の粘
度補正知識101(図7)により流体粘度による予測寿
命の変化を正規化する。正規化した予測寿命を元に管理
者の知識10の劣化診断知識102(図8)によるルー
ルと照合し、ルールに該当する結果を導き出してI/O
13にその診断結果を表示出力する。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ア
クチュエータの応答時間をトレンドモードにして抽象化
し、この抽象化した情報を元に分析し、アクチュエータ
の寿命を予測するので、予測寿命の精度を向上させるこ
とができると共に、この予測寿命に対して知識ベースを
利用して、予測寿命を補正し、補正した予測寿命を正規
化して劣化診断するので、アクチュエータの劣化診断の
精度を著しく向上させることができる。これにより、プ
ラント設備の稼働率低下を防止することが可能となる。
また、アクチュエータの予測寿命をニューラルネットワ
ークを利用して行うので、予測寿命を正確かつ迅速に求
めることができる。また、専門家のノウハウを蓄積した
知識ベースを予測寿命の補正および劣化診断に利用する
ので、専門家のノウハウを有効に活用でき、予測寿命の
補正および劣化診断の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプラント劣化診断装置
の全体構成図
【図2】代表的なプラントの一例
【図3】アクチュエータの動作例
【図4】センサ3の一例
【図5】応答時間測定機構の詳細図
【図6】劣化診断処理機構の詳細図
【図7】管理者の知識例(粘度補正知識)
【図8】管理者の知識例(劣化診断知識)
【図9】ニューラルネットワーク応用例
【図10】アクチュエータの動作説明図
【図11】本発明の実施例の動作説明図
【符号の説明】
1 プラント 2 アクチュエータ 3 センサ 4 プラント制御装置 5 時間管理機構 6 指令発生機構 7 応答時間測定機構 8 フィルタ機構 9 劣化診断処理機構 10 管理者の知識 11 動作回数管理機構 12 制御機構 13 I/O 62 トレンドメモリ 63 分析機構 64 推論機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントを操作するアクチュエータ、前
    記アクチュエータの動作状態を検出するセンサ及び前記
    センサの情報を用いて前記アクチュエータに指令を発生
    するプラント制御装置を有するプラント設備において、
    アクチュエータの応答時間を計測する応答時間測定機構
    と、前記応答時間を分析して予測寿命を出力する分析機
    構と、知識ベースを利用して前記予測寿命を補正し、劣
    化診断する推論機構を具備することを特徴とするプラン
    ト劣化診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、応答時間測定手段
    は、アクチュエータにした指令を受けてリセットすると
    共に、該指令からアクチュエータの動作完了までの応答
    時間をカウントし、メモリする手段を有することを特徴
    とするプラント劣化診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、アクチュエータの応
    答時間の推移を記憶するトレンドメモリを設け、分析機
    構は、前記トレンドメモリの内容を分析して予測トレン
    ドを求める手段を有することを特徴とするプラント劣化
    診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、予測トレンドを求め
    る手段として、階層ニューラルネットワークを用い、前
    記ニューラルネットワークの出力からアクチュエータの
    予測寿命を求めることを特徴とするプラント劣化診断装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、知識ベースは、管理
    者の知識を格納した粘度、原料、生成物、用役等の補正
    知識および劣化診断知識からなることを特徴とするプラ
    ント劣化診断装置。
  6. 【請求項6】 プラントを操作するアクチュエータ、前
    記アクチュエータの動作状態を検出するセンサ及び前記
    センサの情報を用いて前記アクチュエータに指令を発生
    するプラント制御装置を有するプラント設備において、
    アクチュエータの応答時間を計測し、前記応答時間の推
    移を記憶し、応答時間の推移を分析してアクチュエータ
    の寿命を予測し、知識ベースを利用して予測寿命を補正
    し、補正した予測寿命を正規化して劣化診断することを
    特徴とするプラント劣化診断方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、予測寿命は、応答時
    間の推移を階層ニューラルネットワークに入力し、学習
    時は、階層ニューラルネットワークで出力する予測トレ
    ンドと入力した応答時間を突合せして、応答時間予測ト
    レンド出力のための学習をし、運用時は、この学習した
    階層ニューラルネットワークに現在の応答時間を入力
    し、この階層ニューラルネットワークから応答時間予測
    トレンドを出力することによって、求めることを特徴と
    するプラント劣化診断方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、予測寿命の補正は、
    補正知識のif、thenルールにより行い、劣化診断
    は、劣化診断知識のif、thenルールにより行うこ
    とを特徴とするプラント劣化診断方法。
JP9315595A 1995-03-27 1995-03-27 プラント劣化診断装置及び方法 Pending JPH08263131A (ja)

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