JPH08261635A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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Publication number
JPH08261635A
JPH08261635A JP6288195A JP6288195A JPH08261635A JP H08261635 A JPH08261635 A JP H08261635A JP 6288195 A JP6288195 A JP 6288195A JP 6288195 A JP6288195 A JP 6288195A JP H08261635 A JPH08261635 A JP H08261635A
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JP
Japan
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handle
door
escape
refrigerator
fluorescent
Prior art date
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Pending
Application number
JP6288195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kurihara
豊 栗原
Akira Inozuka
章 市野塚
Hisanaga Kajita
久永 梶田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 緊急時に、脱出用の操作部材を的確に操
作して庫外に脱出することができる冷却貯蔵庫を提供す
る。 【構 成】 冷却貯蔵庫は、入出庫用の扉(5)と、
この扉を開閉するための庫内側の把手(15)とを備え
ている。また、脱出用ハンドル(19)が設けられてい
る。そして、この脱出用ハンドルを操作して、把手に不
具合が生じた場合に扉を開閉する。さらに、庫外の警報
装置を作動させる警報ボタン(21)が庫内に設けられ
ている。これらの把手、脱出用ハンドルおよび警報ボタ
ンなどの操作部材には、蛍光部(15a,19a,21
a)が配置されており、この蛍光部には遮光性の塗膜が
形成されている。そして、この塗膜により、各々操作部
材の操作方法の標記が行われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵品や冷凍品を外気
から遮断した状態で冷却して貯蔵する冷却貯蔵庫に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の冷却貯蔵庫は、たとえば実公昭
63−18702号公報(E05C1/14)などに記
載されており、図4および図5を用いて説明する。図4
は従来の冷却貯蔵庫の扉部分における断面図である。図
5は図4の冷却貯蔵庫に設置されている操作部材の図
で、(a)が警報ボタンの正面図、(b)が庫内側の把
手の斜視図である。
【0003】図4において、冷蔵庫や冷凍庫などの冷却
貯蔵庫の断熱扉01は、冷却貯蔵庫の壁を構成する門構
えパネル02にヒンジ03を介して回動自在に取り付け
られている。また、ラッチ05が設けられており、この
ラッチ05のラッチ爪06がラッチ受け08に係止され
ることにより、扉01は閉じた状態で固定される。そし
て、庫内から庫外に出る際には、庫内側の把手010を
押してラッチ爪06をラッチ05側に引っ込ませて、ラ
ッチ爪06とラッチ受け08との係合を解除して、扉0
1を開ける。
【0004】このラッチ05はヒーターで加熱されてお
り、氷結が生じないようにされている。しかしながら、
ヒーターなどが故障して氷結などが生じたり、また、他
の要因でラッチ05が操作不能となることがある。その
際には、レバー011を操作してラッチ受け08を回動
させて、ラッチ受け08とラッチ爪06との係合を解除
する。このようにして、ラッチ05が操作不能になって
も、庫外に脱出可能な構成となっている。
【0005】さらに、扉01がパネル02に氷結したり
して、ラッチ受け08とラッチ爪06との係合を解除し
ても、扉01を開けることが不能になることも想定され
る。その時などのために、冷却貯蔵庫の庫内には、図5
(a)に図示する警報ボタン015が設置されている。
そして、この警報ボタン015を押すことにより、庫外
に設けられている図示しない警報装置たとえばブザー、
ランプなどが作動して、庫内に人が閉じ込められている
ことを知らせることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この把手0
10、レバー011および警報ボタン015などの操作
部材の操作方法は冷却貯蔵庫の庫内の壁などに表示され
ているが、把手010、レバー011や警報ボタン01
5を見ても、その操作方法は直ぐには分からない。ま
た、冷却貯蔵庫には多数の貯蔵品が収納されており、こ
の貯蔵品により壁に表示された操作部材の操作方法の記
載が覆われて、隠れてしまうことがある。このように、
冷却貯蔵庫から脱出するための操作部材の操作方法が分
かり難い状態で、把手010やレバー011の操作を誤
ったり、ラッチ05や扉01に氷結や故障などの不具合
が発生して、扉01を開けることができずに、冷却貯蔵
庫内に閉じ込められることがある。そして、閉じ込めら
れる冷却貯蔵庫は閉鎖された狭い空間であり、かつ、庫
内は冷却されて低温となっており厳しい環境である。し
かも、冷却貯蔵庫に閉じ込められた時に、庫外の助けを
呼ぶために叫んでも、冷却貯蔵庫の壁は断熱材で構成さ
れており、庫外には通じないので、パニック状態となる
場合がある。したがって、把手010やレバー011の
操作を誤って扉01が開かないのか、ラッチ05や扉0
1に氷結や故障などの不具合が発生して扉01が開かな
いのかを冷静に判断して行動することができなくなる。
また、警報ボタン015を速やかに操作することも困難
となる。
【0007】また、冷却貯蔵庫内で作業中に、庫内灯が
切れたり、電灯線が断線して庫内灯への給電が停止し、
真っ暗になることがある。この場合には、図5(a)に
図示する警報ボタン015の表面に取り付けられている
蛍光ラベル015aが光る。そして、熟練者は、この光
が警報ボタン015の存在を示すもので、この警報ボタ
ン015を押すと外部に救助を求めることができること
が分かる。しかしながら、熟練者以外の普通の作業者は
突然真っ暗に成ったときに、何かが光っていることは分
かるが、何故光っているのかその理由を理解することが
できないし、その操作方法も分からない虞がある。ま
た、庫内の壁に表示された操作部材の操作方法の記載も
暗くて分からない。したがって、何もできない状態で時
間が経過して、蛍光ラベル015aの光も消えてしまう
ことになる。その結果、確実な対応ができずに、冷却貯
蔵庫内に閉じ込められてしまう危険がある。さらに、警
報ボタン015を押しても、万一外に人がいないと救助
してもらうことができない。そして、自力で脱出するた
めには、把手010やレバー011には蛍光ラベルが設
けられていないので、暗闇の中で手さぐりで把手010
やレバー011を捜し出して的確に操作する必要があ
り、熟知していないと困難である。
【0008】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、緊急時に、脱出用の操作部材を的確に操作
して庫外に脱出することができる冷却貯蔵庫を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫は、
入出庫用の扉(5)と、この扉を開閉するための庫内側
の把手(15)とを備えている。そして、前記目的を達
成するために、この把手の表面には蛍光部(15a)が
配置されているとともに、この蛍光部に把手の操作方法
を標記する遮光性の塗膜が形成されている。
【0010】また、冷却貯蔵庫は脱出用ハンドル(1
9)を備えており、この脱出用ハンドルの表面には蛍光
部(19a)が配置されている。この蛍光部には、脱出
用ハンドルの操作方法を標記する遮光性の塗膜が形成さ
れている。
【0011】さらに、冷却貯蔵庫は庫外に設置されてい
る警報装置と、この警報装置を作動させる警報ボタン
(21)とを備えており、この警報ボタンは庫内に設置
されている。そして、この警報ボタンの表面には蛍光部
(21a)が配置されており、この蛍光部には、警報ボ
タンの操作方法を標記する遮光性の塗膜が形成されてい
る。
【0012】
【作 用】冷却貯蔵庫の庫内から庫外に出る時には、
庫内側の把手を操作して、扉を開ける。この際には、把
手に操作方法が標記されているので、簡単に操作方法が
分かる。また、把手を操作しても扉を開けることができ
ない場合があるが、操作方法が明示されているので、操
作ミスか、器具に不具合が発生したかは簡単に判断する
ことができる。また、庫内灯が切れたり、電灯線が断線
して庫内灯への給電が停止し、庫内が真っ暗になるが、
その場合には、把手の蛍光部が光って、把手の存在が直
ぐに分かる。さらに、この蛍光部には、遮光性の塗膜に
より操作方法が標記されているので、塗膜の部分が黒く
浮き上がって見え、操作方法の標記が黒抜きの状態で表
示される。
【0013】一方、脱出用ハンドルの操作の標記も、庫
内側の把手と同様に行われており、その操作方法が簡単
に分かる。したがって、庫内側の把手に不具合が生じた
場合には、脱出用ハンドルを操作して扉を開けて、簡単
に庫外に脱出することができる。また、庫内が真っ暗に
なった場合にも、脱出用ハンドルの存在および操作方法
が分かる。
【0014】さらに、庫内側の把手や脱出用ハンドルを
操作しても扉を開けることができない場合には、警報ボ
タンを操作して、庫外に設置されている警報装置を作動
させて、救助を求めることができる。この警報ボタンの
操作方法も、前記庫内側の把手と同様に行われており、
操作方法が簡単に分かるとともに、暗闇になっても警報
ボタンの存在および操作方法が分かる。
【0015】
【実 施 例】次に、本発明における冷却貯蔵庫の一実
施例について図1ないし図3を用いて説明する。図1は
本発明における冷却貯蔵庫の斜視図である。図2は図1
のII−II断面図である。図3は図1の冷却貯蔵庫に設置
されている操作部材の図で、(a)が警報ボタンの正面
図、(b)が脱出用ハンドルの斜視図、(c)が庫内側
の把手の斜視図である。
【0016】図1において、プレハブ冷却貯蔵庫は、複
数枚の断熱パネル1で箱形状に構成されており、その庫
内は図示しない冷凍機により冷却されている。このプレ
ハブ冷却貯蔵庫の前面には、門構えパネル3が配置され
ており、この門構えパネル3にはヒンジ4を介して断熱
扉5が開閉自在に取り付けられている。また、門構えパ
ネル3の左側には表示盤6が配置されている。この表示
盤6には、ブザーやランプなどの警報装置が設けられて
いる。
【0017】図2において、前述のように断熱扉5は、
一端部がヒンジ4に回動自在に取り付けられており、他
端部には断熱扉5を門構えパネル3に固定するラッチ1
1が設けられている。このラッチ11には出没するラッ
チ爪12が設けられており、このラッチ爪12は庫外側
の把手14および庫内側の把手15により作動される。
一方、門構えパネル3にはラッチ受け17が回動自在に
設けられており、このラッチ受け17がラッチ11のラ
ッチ爪12を係止する。この係止により断熱扉5は閉じ
た状態で固定される。また、ラッチ受け17の取り付け
用の軸は門構えパネル3を貫通して庫内に突出してい
る。そして、このラッチ受け17の軸に脱出用ハンドル
19が固定されている。この脱出用ハンドル19を矢印
のように反時計方向に回動すると、ラッチ受け17も回
動し、ラッチ受け17とラッチ爪12との係合が解除さ
れる。また、断熱扉5およびラッチ11が氷結しないよ
うに、ヒーターが設けられている。
【0018】図3において、(a)に図示する警報ボタ
ン21は、冷却貯蔵庫の庫内たとえば内壁に取り付けら
れている。この警報ボタン21を押すと、前述の表示盤
6の警報装置が作動して、警報の音や光を発生する。そ
して、冷却貯蔵庫の外にいる人に庫内で異常が発生した
ことを知らせることができる。この警報ボタン21の表
面には、蛍光部としての蛍光ラベル21aが貼付されて
いる。この蛍光ラベル21aの製造は、塩ビフィルムな
どの合成樹脂製の透明なシートの一面に蓄光材を塗布
し、この蓄光材が乾燥後その上に粘着材を塗布し、その
上に剥離用の紙が張り付けられることにより行われる。
この剥離用の紙を剥がして、蛍光ラベル21aを警報ボ
タン21に貼付する。そして、蛍光ラベル21aは蓄光
材により蓄光部として機能し、暗くなると、蓄えていた
光を放出することにより明るく光ることができる。とこ
ろで、この蛍光ラベル21aの表面には、警報ボタン2
1の操作方法すなわち「押」を標記する遮光性の塗膜が
印刷により形成されている。この塗膜の色は蛍光ラベル
21aの色彩たとえば蛍光色から際立つように、黒色な
どの濃色である。
【0019】また、図3(b)に図示する脱出用ハンド
ル19および図3(c)に図示する庫内側の把手15は
射出成形で一体に樹脂成形されている。そして、射出成
形の際には、庫内側の把手15および脱出用ハンドル1
9の表面の中央部から樹脂が注入され、その部分にヒケ
が発生しないように凹部が形成されている。この凹部に
蛍光ラベル21aと同様な蛍光ラベル15a,19aが
貼付されている。この蛍光ラベル15aには「押す」の
標記が印刷され、一方、蛍光ラベル19aには「回す」
および矢印の標記が印刷されている。
【0020】このように構成された冷却貯蔵庫に入るに
は、図2において、庫外側の把手14を矢印で図示する
ように手前側に引く。すると、ラッチ11のラッチ爪1
2が引っ込んでラッチ受け17との係合が解除される。
そして、ヒンジ4を中心にして矢印の方向に断熱扉5を
回動させて開ける。
【0021】そして、冷却貯蔵庫内で作業を行うが、そ
の際には、冷気が庫外に逃げないように断熱扉5を閉じ
ておく。作業が終わり、庫内から庫外に出る際には、図
4および図5に図示する従来例と同様に、庫内側の把手
15を押して、ラッチ爪12とラッチ受け17との係合
を解除して、断熱扉5を開ける。また、ヒーターの故障
時における氷結や他の要因によりラッチ11が作動しな
い場合には、脱出用ハンドル19を矢印の方向に反時計
方向に回動して、ラッチ受け17とラッチ爪12との係
合を解除して、断熱扉5を開ける。さらに、庫内側の把
手15や脱出用ハンドル19を操作しても、ヒーターの
故障による氷結などで断熱扉5が門構えパネル3から離
れず開けることができないことがある。この場合には、
警報ボタン21を押して表示盤6の警報装置を作動して
外の助けを呼ぶことができる。そして、操作部材である
庫内側の把手15、脱出用ハンドル19および警報ボタ
ン21の操作方法たとえば「押す」、「回す」などの標
記は各操作部材の蛍光ラベル15a,19a,21aに
塗膜により表示されているので、簡単に知ることがで
き、断熱扉5を開けることができる。また、庫内側の把
手15や脱出用ハンドル19を操作しても断熱扉5が開
かない場合に、操作ミスにより開かないのか、庫内側の
把手15や脱出用ハンドル19に不具合があって開かな
いのかを直ぐに判断することができる。
【0022】そして、庫内灯が切れたり、電灯線が断線
して庫内灯への給電が停止したりした場合には、庫内は
暗闇になるが、操作部材である庫内側の把手15、脱出
用ハンドル19および警報ボタン21の蛍光ラベル15
a,19a,21aが光って、その操作部材の存在を明
らかにするとともに、遮光性の塗膜で形成された標記が
黒抜きの状態で浮き上がって表示され、その操作方法が
分かる。
【0023】前述の様に実施例においては、蛍光部が蓄
光部材で構成されているので、電源が不要であり、操作
部材に簡単に設けることができる。また、標記を蛍光部
に黒色などの濃色で行っているので、庫内が明るい場合
にも明瞭に見ることができる。
【0024】そして、蛍光部の表面上に標記用の塗膜を
形成しているので、蛍光部である蛍光ラベルを複雑に切
断したりする必要がない。したがって、製造が簡単であ
る。また、冷却貯蔵庫に荷物を持って出入りし、庫内側
の把手15などを手で操作するのではなく、荷物を押し
当てて操作することがあり、塗膜が剥げることがある。
しかしながら、塗膜が剥げても蛍光ラベルが露出するの
で、暗くなった場合に把手の存在を明示する効果に支障
が発生しない。ところで、標記を蛍光塗料で行った場合
には、この蛍光塗料が剥げると把手の存在すらも分から
なくなる。
【0025】また、蛍光部の光量が不足して暗闇で見に
くい場合には、蛍光部の発光量すなわち面積を増大させ
る必要がある。この実施例の場合には、蛍光ラベルのサ
イズを変化させることにより簡単に対応することができ
るが、標記が蛍光塗料で行われている場合には、標記の
サイズを変化させる必要がある。しかしながら、標記の
サイズを変化させるためには、種々のサイズの標記を印
刷する必要があり対応が困難である。
【0026】さらに、庫内側の把手15および脱出用ハ
ンドル19は樹脂で成型され、その表面の中央部には成
型時のヒケを防止するための凹部が形成されている。そ
して、この凹部を利用して蛍光ラベルが設けられている
ので、蛍光ラベルが庫内側の把手15および脱出用ハン
ドル19の表面から突出することがなく、蛍光ラベルが
剥がれることを防止することができる。
【0027】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変
更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記
に例示する。 (1)実施例においては、蛍光ラベルに標記されている
ものは、文字や矢印であるが、他の印やイラストなどで
も可能である。 (2)実施例においては、標記用の塗膜は黒色である
が、標記が見やすい色であれば、赤でも白でも適宜変更
可能である。但し、一般的には蛍光ラベルは淡い色であ
るので、濃色が有効である。
【0028】(3)庫内側の把手15、脱出用ハンドル
19および警報ボタン21の形状などは適宜変更可能で
ある。 (4)実施例においては、蛍光ラベルの表面に遮光性の
塗膜が形成されているが、蛍光ラベルを製造する際に、
前もって透明なシートに遮光性の塗膜で標記を印刷し、
その上から蓄光材を塗布することも可能である。すなわ
ち、光る部分を覆う状態で遮光性の塗料が塗布されてい
ればよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の庫内側の把手にはその操作方法
の標記が明示されているので、その操作方法が直ぐに分
かる。したがって、把手を操作しても扉を開けることが
できない場合に、操作ミスか、氷結等により器具に不具
合が発生したかを簡単に判断することができる。その結
果、的確に対応して庫外に脱出することができる。
【0030】そして、この把手には蛍光部が配置されて
いるので、庫内灯が切れたり、停電したりして庫内が真
っ暗になった場合にも、把手の存在を明らかにすること
ができる。しかも、この蛍光部には前記標記が遮光性の
塗膜により形成されているので、標記が黒抜きの状態で
表示され、把手の操作方法も直ぐに理解できる。その結
果、庫内が真っ暗になっても簡単に脱出することができ
る。そして、この様に把手の操作方法の標記は、庫内が
明るい場合にも、また暗い場合にも明瞭に見ることがで
きるので、庫内の作業者の安全性が向上する。
【0031】また、脱出用ハンドルの表面に蛍光部が配
置され、この蛍光部に脱出用ハンドルの操作方法を標記
する遮光性の塗膜が形成されているので、前述の庫内側
の把手と同様に、その操作方法が直ぐに分かるととも
に、庫内が真っ暗になっても脱出用ハンドルの存在およ
び操作方法が分かり、的確に対応することができる。
【0032】さらに、警報ボタンの表面に蛍光部が配置
され、この蛍光部に警報ボタンの操作方法を標記する遮
光性の塗膜が形成されているので、前述の庫内側の把手
と同様に、その操作方法が直ぐに分かるとともに、庫内
が真っ暗になっても警報ボタンの存在および操作方法が
分かり、的確に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明における冷却貯蔵庫の斜視図であ
る。
【図2】図2は図1のII−II断面図である。
【図3】図3は図1の冷却貯蔵庫に設置されている操作
部材の図で、(a)が警報ボタンの正面図、(b)が脱
出用ハンドルの斜視図、(c)が庫内側の把手の斜視図
である。
【図4】図4は従来の冷却貯蔵庫の扉部分における断面
図である。
【図5】図5は図4の冷却貯蔵庫に設置されている操作
部材の図で、(a)が警報ボタンの正面図、(b)が庫
内側の把手の斜視図である。
【符号の説明】
5 断熱扉 15 庫内側の把手 15a 蛍光ラベル(蛍光部) 19 脱出用ハンドル 19a 蛍光ラベル(蛍光部) 21 警報ボタン 21a 蛍光ラベル(蛍光部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出庫用の扉と、 この扉を開閉するための庫内側の把手と、 この把手の表面に配置された蛍光部とを備え、 前記把手の操作方法を標記する遮光性の塗膜が、前記蛍
    光部に形成されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 入出庫用の扉と、 この扉を開閉するための庫内側の把手と、 この把手による前記扉の開閉が不能となったときに、前
    記扉を開放するための脱出用ハンドルと、 この脱出用ハンドルの表面に配置された蛍光部とを備
    え、 前記脱出用ハンドルの操作方法を標記する遮光性の塗膜
    が、前記蛍光部に形成されていることを特徴とする冷却
    貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 庫外に設置されている警報装置と、 庫内に設置されているとともに、前記警報装置を作動さ
    せる警報ボタンと、 この警報ボタンの表面に配置された蛍光部とを備え、 前記警報ボタンの操作方法を標記する遮光性の塗膜が、
    前記蛍光部に形成されていることを特徴とする冷却貯蔵
    庫。
JP6288195A 1995-03-22 1995-03-22 冷却貯蔵庫 Pending JPH08261635A (ja)

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JP6288195A JPH08261635A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 冷却貯蔵庫

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JP (1) JPH08261635A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001184572A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Nittan Co Ltd 光電式分離型感知器

Cited By (1)

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JP2001184572A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Nittan Co Ltd 光電式分離型感知器

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