JPH08261219A - 打ち込みネジ - Google Patents

打ち込みネジ

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Publication number
JPH08261219A
JPH08261219A JP7090292A JP9029295A JPH08261219A JP H08261219 A JPH08261219 A JP H08261219A JP 7090292 A JP7090292 A JP 7090292A JP 9029295 A JP9029295 A JP 9029295A JP H08261219 A JPH08261219 A JP H08261219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
tip
driving
lead
screw shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP7090292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kaneko
吉広 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP7090292A priority Critical patent/JPH08261219A/ja
Publication of JPH08261219A publication Critical patent/JPH08261219A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】十分な止め付け耐力が得られるとともに、止め
付けの作業能率を高め、しかも安価に製造することがで
きる打ち込みネジ。 【構成】ネジ軸部2の先端にテーパ部2bを設け、ネジ
軸部2のリード3をテーパ部2bの中間と先端部との間
を除いた部位に形成するとともに、上記テーパ部2bの
先端角αを18°〜24°に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石膏ボードやベニヤ板を
薄鋼鈑に止着するのに有用な打ち込みネジに関する。
【0002】
【従来技術】一般に、石膏ボードやベニヤ板を薄鋼鈑に
止着する場合は打ち込みネジではなくスクリューネジが
使用されているが、このスクリューネジを石膏ボードや
ベニヤ板の上から打ち込んだ後に回して打ち込みネジの
ような使い方をすると、スクリューネジは先端までリー
ドが切ってあり、打ち込んだときに先端のリードが薄鋼
板の穴を大きくするから、明けられた穴はいわゆるバカ
穴になってしまいやすく、所定の止め付け耐力が得られ
ない。
【0003】また、スクリューネジの先端のリードも薄
鋼板に打ち込まれるほか、先端角が大きいので、打ち込
み負荷が大きいという問題もあった。
【0004】
【発明の目的】本発明は前記欠点を解消し、石膏ボード
やベニヤ板を薄鋼鈑に止着する場合に十分な止め付け耐
力が得られるとともに、止め付けの作業能率を高め、し
かも安価に製造することができる打ち込みネジを提供す
ることをその目的とする。
【0005】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る打ち込みネジは、ネジ軸部の先端にテ
ーパ部を設け、ネジ軸部のリードをテーパ部の中間と先
端部との間を除いた部位に形成するとともに、上記テー
パ部の先端角を18°〜24°に形成したことを特徴と
する。
【0006】
【発明の作用、効果】本発明の打ち込みネジにより石膏
ボードやベニヤ板を薄鋼板に止着する場合、打ち込んだ
後に締め込むが、まず打ち込み時にはネジ軸部の先端に
リードが形成されていないので、薄鋼板に対して必要以
上に大きな穴が明くことはない。また、先端にリードが
ないとともにテーパ部の先端角は小さく18°〜24°
に形成されているので、打ち込み負荷も小さい。打ち込
み時には薄鋼板にテーパ部で止まるようにする。その後
スクリュードライバでネジ締めすればよい。このように
することにより、打ち込み時に薄鋼板に明けられた穴は
バカ穴にならないので、十分な止め付け耐力が得られ
る。
【0007】また、本発明の打ち込みネジによれば、ス
クリューネジによる締め込みだけの止め付け作業に比べ
て大幅なスピードアップを図ることができる。
【0008】さらに、通常の打ち込みネジは先端が砲弾
状に形成されているから、頭部とネジ軸部の胴部とその
先端部とを別々に加工しなければならなかったが、しか
し、上記構成の打ち込みネジは、スクリューネジと同じ
く、ネジ軸部の胴部とその先端部とを同時に加工するこ
とができるため、加工工程を減らしてコストを低くする
ことができる。
【0009】
【実施例】図1(a) は本発明に係る打ち込みネジであ
る。この打ち込みネジは頭部を有するとともに頭部1に
続くネジ軸部2は同径のストレート部2aとその先端の
テーパ部2bとから形成され、テーパ部2bの先端角α
は18°〜24°に形成されている。なお、先端角αは
山線(稜線)を基準にしたものである。上記先端角αが
18°未満ではテーパ部2bが長くなりすぎて打ち込み
時に後述のリード部分が鋼板に達しない恐れがあり、こ
の場合回転しても締め込みが行なわれないので実用的で
なく、24°を越えた場合はテーパ部2bが短すぎるた
めに打ち込み負荷が大きいほか、打ち込み時にバカ穴に
なってしまう可能性が高い。
【0010】ストレート部2aとテーパ部2bの周面に
は(例えば2条の)リード3が螺旋状に形成されてい
る。そして、ネジ軸部2のリード3はテーパ部2bの中
間と先端部との間を除いた部位に形成されている。テー
パ部2bの長さが8〜9mm程度の打ち込みネジでは、先
端のリード無し部4は少なくとも3mm以上設けるのが好
ましい。なお、リード3の高さは通常のスクリューネジ
と同じように先端にいくにつれて低くなるように形成さ
れている。
【0011】前記構成の打ち込みネジにより石膏ボード
5やベニヤ板を薄鋼板6に止着する場合、図1(a) のよ
うに打ち込んだ後、同図(b) のように締め込む。打ち込
み時にはネジ軸部2の先端にリード3が形成されていな
いので、薄鋼板6に対して必要以上に大きな穴が明くこ
とはない。また、先端にはリード3がないとともにテー
パ部2bの先端角αは小さく18°〜24°に形成され
ているので、打ち込み負荷も小さい。打ち込み時には薄
鋼板6にテーパ部2bで止まるようにする。その後スク
リュードライバでネジ締めすればよい。このようにする
ことにより、打ち込み時に薄鋼板6に明けられた穴7は
バカ穴になることがないので、十分な止め付け耐力が得
られる。実験により、通常のタッピングネジを電動スク
リュードライバで締め込んだ場合と、上記タッピングネ
ジを打ち込み後に締め込んだ場合と、上記打ち込みネジ
を打ち込み後に締め込んだ場合とを対比したところ、図
2に示されるとおりの結果が得られた。これにより、上
記打ち込みネジによっても、電動ドライバで通常のタッ
ピングネジを締め込んだ場合とほぼ同等の耐力が得られ
ることが判明した。
【0012】また、実験によれば、上記打ち込みネジに
よれば、スクリューネジによる締め込みだけの止め付け
に比べて3倍程度のスピードアップが図られることが確
認された。したがって、止め付けの作業能率が大幅に向
上する。
【0013】さらに、通常の打ち込みネジは先端が砲弾
状に形成されているから、頭部とネジ軸部の胴部とその
先端部とを別々に加工しなければならなかったが、しか
し、上記構成の打ち込みネジは、スクリューネジと同じ
く、ネジ軸部の胴部とその先端部とを同時に加工するこ
とができるため、加工工程を減らしてコストを低くして
安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) (b) は本発明に係る打ち込みネジの打ち込
み時及び締め込み時の正面図
【図2】上記打ち込みネジの性能を通常のタッピングネ
ジの性能と比較した比較図
【符号の説明】
α 先端角 2 ネジ軸部 2b テーパ部 3 リード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネジ軸部の先端にテーパ部を設け、ネジ
    軸部のリードをテーパ部の中間と先端部との間を除いた
    部位に形成するとともに、上記テーパ部の先端角を18
    °〜24°に形成したことを特徴とする打ち込みネジ。
JP7090292A 1995-03-23 1995-03-23 打ち込みネジ Pending JPH08261219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7090292A JPH08261219A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 打ち込みネジ

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JP7090292A JPH08261219A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 打ち込みネジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08261219A true JPH08261219A (ja) 1996-10-08

Family

ID=13994464

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7090292A Pending JPH08261219A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 打ち込みネジ

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