JPH08261161A - ホースポンプ用液体移送自動停止装置 - Google Patents
ホースポンプ用液体移送自動停止装置Info
- Publication number
- JPH08261161A JPH08261161A JP7107767A JP10776795A JPH08261161A JP H08261161 A JPH08261161 A JP H08261161A JP 7107767 A JP7107767 A JP 7107767A JP 10776795 A JP10776795 A JP 10776795A JP H08261161 A JPH08261161 A JP H08261161A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- float
- liquid
- air
- automatic stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホースポンプからの液の移送を所定の水位で
確実に停止でき、なおかつ安価で機能的なポンプを提供
する。 【構成】 ポンプの出口部分にフロート部（１及び２）
を設け、フロート部が浮上してマグネット３に吸着する
ことにより空気弁５が開き自動停止用空気口７１より空
気が入り込み、ポンプ本体１０に空気が送り込まれるこ
とにより液の移送を停止することを特徴とする。
確実に停止でき、なおかつ安価で機能的なポンプを提供
する。 【構成】 ポンプの出口部分にフロート部（１及び２）
を設け、フロート部が浮上してマグネット３に吸着する
ことにより空気弁５が開き自動停止用空気口７１より空
気が入り込み、ポンプ本体１０に空気が送り込まれるこ
とにより液の移送を停止することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、液体を異なる容器へ
移しかえるためのホースポンプが所定の水位に達すると
自動的に容器への液体移送を停止する装置に関するもの
である。
移しかえるためのホースポンプが所定の水位に達すると
自動的に容器への液体移送を停止する装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、手動にて空気口を開くことにより
ポンプから容器への液体移送を停止するものがあった。
また、自動停止をするものにはポンプの管路を閉鎖し液
体の移送を停止するもの、あるいは電動式ポンプでは容
器が所定の水位に達するとセンサーが感知して液体の移
送を電気的に停止するものがあった。
ポンプから容器への液体移送を停止するものがあった。
また、自動停止をするものにはポンプの管路を閉鎖し液
体の移送を停止するもの、あるいは電動式ポンプでは容
器が所定の水位に達するとセンサーが感知して液体の移
送を電気的に停止するものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これらは次のような欠
点があった。 （イ） 手動式の場合、注意をおこたると液が容器より
あふれ出た。 （ロ） 手動式の場合、液体移送中はその場を離れられ
なかった。 （ハ） 手動式の場合、暗所では入った量がわからず不
便であった。 （ニ） 管路を閉鎖するタイプのものはポンプ内に液が
大量に残り後処理が手間であった。 （ホ） 電動式ポンプの場合は、電池等の消耗品があり
ランニングコストがかかった。 （ヘ） 自動停止装置付き電動式ポンプはきわめて高価
である。 本発明は、これらの欠点を全て除くためになされたもの
である。
点があった。 （イ） 手動式の場合、注意をおこたると液が容器より
あふれ出た。 （ロ） 手動式の場合、液体移送中はその場を離れられ
なかった。 （ハ） 手動式の場合、暗所では入った量がわからず不
便であった。 （ニ） 管路を閉鎖するタイプのものはポンプ内に液が
大量に残り後処理が手間であった。 （ホ） 電動式ポンプの場合は、電池等の消耗品があり
ランニングコストがかかった。 （ヘ） 自動停止装置付き電動式ポンプはきわめて高価
である。 本発明は、これらの欠点を全て除くためになされたもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して説明
すれば、次のとおりである。即ち、本発明はホースポン
プの出口部分に浮子１と鉄リング２を接着したフロート
部を上下に動くように設け、前記フロート部の上部にブ
ラケット７を設ける。そして、このブラケット７にはマ
グネット３及び開閉可能な空気弁５を設け、空気弁５の
上にはバネ６を装着し、前記空気弁部とノズル８を介し
たアダプター９とを管チューブ１２にて接続する。本発
明は、以上のような構成によりなるホースポンプ用液体
移送自動停止装置であり、前述の課題を解決したもので
ある。
すれば、次のとおりである。即ち、本発明はホースポン
プの出口部分に浮子１と鉄リング２を接着したフロート
部を上下に動くように設け、前記フロート部の上部にブ
ラケット７を設ける。そして、このブラケット７にはマ
グネット３及び開閉可能な空気弁５を設け、空気弁５の
上にはバネ６を装着し、前記空気弁部とノズル８を介し
たアダプター９とを管チューブ１２にて接続する。本発
明は、以上のような構成によりなるホースポンプ用液体
移送自動停止装置であり、前述の課題を解決したもので
ある。
【０００５】
【作用】ノズル８を締め、フロート部（浮子１及び鉄リ
ング２）をストッパー４のところまでおろす。すると、
バネ６にて空気弁５が押さえられ空気通路が閉鎖され
る。この状態のままホースポンプの出口部分を容器１１
の中へ入れ、周知のようにポンプ本体１０を圧縮し、液
を容器１１へ送り込む。容器１１内に液が満たされてく
ると、前記のフロート部（１及び２）が浮上し、マグネ
ット３との距離が近づくとマグネット３の磁力によりフ
ロート部がマグネット３に吸着する。このときフロート
部（１及び２）が、ピン５１を押し上げることにより空
気弁５が開き自動停止用空気口７１より空気が入り込
み、その空気は管チューブ１２を通ってポンプ本体１０
の中に入る。すると、周知のごとくホースポンプの液体
移送は停止する。
ング２）をストッパー４のところまでおろす。すると、
バネ６にて空気弁５が押さえられ空気通路が閉鎖され
る。この状態のままホースポンプの出口部分を容器１１
の中へ入れ、周知のようにポンプ本体１０を圧縮し、液
を容器１１へ送り込む。容器１１内に液が満たされてく
ると、前記のフロート部（１及び２）が浮上し、マグネ
ット３との距離が近づくとマグネット３の磁力によりフ
ロート部がマグネット３に吸着する。このときフロート
部（１及び２）が、ピン５１を押し上げることにより空
気弁５が開き自動停止用空気口７１より空気が入り込
み、その空気は管チューブ１２を通ってポンプ本体１０
の中に入る。すると、周知のごとくホースポンプの液体
移送は停止する。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を添部の図面に示す実施例に基
づいて更に詳しく説明する。 （イ）ホースポンプの出口部分に浮子１と鉄リング２と
を接着したフロート部を上下に動くように設ける。 （ロ）前記フロート部（浮子１及び鉄リング２）の上部
にブラケット７を設ける。 （ハ）ブラケット７にマグネット３及び開閉可能な空気
弁５を設ける。 （ニ）空気弁５の上にはバネ６を装着する。 （ホ）前記空気弁部とノズル８を介したアダプター９と
を管チューブ１２にて接続する。 本発明は、以上のような構成でありこれを使用するとき
は、まずノズル８を締め、フロート部（１及び２）をス
トッパー４のところまでおろす。すると、バネ６にて空
気弁５が押さえられ空気通路が閉鎖される。この状態の
ままホースポンプの出口部分を容器１１の中へ入れ、周
知のようにポンプ本体１０を圧縮し、液を容器１１へ送
り込む。容器１１内に液が満たされてくると、前記のフ
ロート部（１及び２）が浮上しマグネット３との距離が
近づくとマグネット３の磁力によりフロート部（１及び
２）がマグネット３に吸着する。このときフロート部
（１及び２）が、ピン５１を押し上げることにより空気
弁５が開き自動停止用空気口７１より空気が入り込み、
その空気は管チューブ１２を通ってポンプ本体１０の中
に入る。すると、周知のごとくホースポンプの液体移送
は停止する。また、従来どおりノズル８を緩めることに
より手動停止用空気口８１より空気が入り任意に停止す
ることも可能である。本発明品は概ね上記のように構成
されるが、本発明は前述の実施例に限定されるものでは
決してなく「特許請求の範囲」の記載される発明の本旨
に従って種々の設計変更を行うことは当然に予定してお
り、例えば前述の実施例においては空気の通路を弁方式
にて開閉する場合をあげて説明したが他の方式にて開閉
することも本発明の予測するところである。
づいて更に詳しく説明する。 （イ）ホースポンプの出口部分に浮子１と鉄リング２と
を接着したフロート部を上下に動くように設ける。 （ロ）前記フロート部（浮子１及び鉄リング２）の上部
にブラケット７を設ける。 （ハ）ブラケット７にマグネット３及び開閉可能な空気
弁５を設ける。 （ニ）空気弁５の上にはバネ６を装着する。 （ホ）前記空気弁部とノズル８を介したアダプター９と
を管チューブ１２にて接続する。 本発明は、以上のような構成でありこれを使用するとき
は、まずノズル８を締め、フロート部（１及び２）をス
トッパー４のところまでおろす。すると、バネ６にて空
気弁５が押さえられ空気通路が閉鎖される。この状態の
ままホースポンプの出口部分を容器１１の中へ入れ、周
知のようにポンプ本体１０を圧縮し、液を容器１１へ送
り込む。容器１１内に液が満たされてくると、前記のフ
ロート部（１及び２）が浮上しマグネット３との距離が
近づくとマグネット３の磁力によりフロート部（１及び
２）がマグネット３に吸着する。このときフロート部
（１及び２）が、ピン５１を押し上げることにより空気
弁５が開き自動停止用空気口７１より空気が入り込み、
その空気は管チューブ１２を通ってポンプ本体１０の中
に入る。すると、周知のごとくホースポンプの液体移送
は停止する。また、従来どおりノズル８を緩めることに
より手動停止用空気口８１より空気が入り任意に停止す
ることも可能である。本発明品は概ね上記のように構成
されるが、本発明は前述の実施例に限定されるものでは
決してなく「特許請求の範囲」の記載される発明の本旨
に従って種々の設計変更を行うことは当然に予定してお
り、例えば前述の実施例においては空気の通路を弁方式
にて開閉する場合をあげて説明したが他の方式にて開閉
することも本発明の予測するところである。
【０００７】
【発明の効果】不注意による液の流出が防げ、液の移送
中でもその場を離れることができる。また、夜間などの
暗所でも安心して使用できる。既存の自動停止装置付き
電動式ポンプよりきわめて安価に製造することが可能で
あり、且つ電池などの消耗品も無くランニングコストが
かからない。ポンプの液の管路を閉鎖する方式と比較す
ると、本発明はポンプの機能そのものを停止させる方式
なので液の移送停止がきわめて確実である。本発明品を
ユニット化し既存の手動式ホースポンプに取り付けて自
動停止式に改造することも可能である。以上のことより
本発明はきわめて利用価値が大きいものである。
中でもその場を離れることができる。また、夜間などの
暗所でも安心して使用できる。既存の自動停止装置付き
電動式ポンプよりきわめて安価に製造することが可能で
あり、且つ電池などの消耗品も無くランニングコストが
かからない。ポンプの液の管路を閉鎖する方式と比較す
ると、本発明はポンプの機能そのものを停止させる方式
なので液の移送停止がきわめて確実である。本発明品を
ユニット化し既存の手動式ホースポンプに取り付けて自
動停止式に改造することも可能である。以上のことより
本発明はきわめて利用価値が大きいものである。
【図１】本発明の各部を断面した図である。
１ 浮子 ２ 鉄リング ３ マグネット ４
ストッパー ５ 空気弁 ５１ ピン ６ バネ ７ ブラケッ
ト ７１ 自動停止用空気口 ８ ノズル ８１ 手動停
止用空気口 ９ アダプター １０ ポンプ本体 １１ 容器
１２ 管チューブ
ストッパー ５ 空気弁 ５１ ピン ６ バネ ７ ブラケッ
ト ７１ 自動停止用空気口 ８ ノズル ８１ 手動停
止用空気口 ９ アダプター １０ ポンプ本体 １１ 容器
１２ 管チューブ
Claims (1)
- 【請求項１】 ホースポンプの出口部分に浮子１
と鉄リング２とを接着したフロート部を上下に動くよう
に設け、前記フロート部の上方にブラケット７を設け、
ブラケット７にマグネット３及び開閉可能な空気弁５を
設け、空気弁５の上にバネを接着し、前記空気弁部とノ
ズル８を介したアダプター９とを管チューブ１２にて接
続したことを特徴とするホースポンプ用液体移送自動停
止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7107767A JPH08261161A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | ホースポンプ用液体移送自動停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7107767A JPH08261161A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | ホースポンプ用液体移送自動停止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08261161A true JPH08261161A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=14467494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7107767A Pending JPH08261161A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | ホースポンプ用液体移送自動停止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08261161A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103437972A (zh) * | 2013-08-28 | 2013-12-11 | 李明 | 气体活塞式排水设备 |
| CN109899264A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-06-18 | 杭州柔晴电子商务有限公司 | 一种弹性抽水泵 |
| CN113368714A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-09-10 | 李明 | 一种河道治理用净水剂的自动投放装置 |
-
1995
- 1995-03-27 JP JP7107767A patent/JPH08261161A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103437972A (zh) * | 2013-08-28 | 2013-12-11 | 李明 | 气体活塞式排水设备 |
| CN109899264A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-06-18 | 杭州柔晴电子商务有限公司 | 一种弹性抽水泵 |
| CN113368714A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-09-10 | 李明 | 一种河道治理用净水剂的自动投放装置 |
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