JPH08261110A - 燃料噴射ポンプの潤滑装置 - Google Patents

燃料噴射ポンプの潤滑装置

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JPH08261110A
JPH08261110A JP8768595A JP8768595A JPH08261110A JP H08261110 A JPH08261110 A JP H08261110A JP 8768595 A JP8768595 A JP 8768595A JP 8768595 A JP8768595 A JP 8768595A JP H08261110 A JPH08261110 A JP H08261110A
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lubricating oil
fuel
passage
plunger
lubricating
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JP8768595A
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Kenichi Tomimoto
憲一 富本
Masaaki Ogino
政明 荻野
Tsuneyuki Okazaki
恒行 岡崎
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料および潤滑油の混合液の潤滑油排出口
通路53、55に滞留するC重油などの燃料によるプラ
ンジャ4の固着を防止し、下部への燃料リークを低減
し、潤滑油の消費量を増加させることがなく、ランニン
グコストの低減を図ることができる燃料噴射ポンプの潤
滑装置50を提供すること。 【構成】 ポンプハウジング2に形成した潤滑油供給
入口通路46から嵌合間隙11に臨む周溝(第2の周溝
44)を介して潤滑油を嵌合間隙11に供給し、潤滑油
供給入口通路46とは別位置に形成するとともに周溝4
よりプランジャ4の上方位置(第3の周溝45の位置)
において嵌合間隙11に連通する潤滑油排出口通路5
3、55から燃料および潤滑油の混合液を排出可能と
し、かつこの潤滑油排出口通路53、55を潤滑油の出
口方向に水平方向以下の向きに形成することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料噴射ポンプの潤滑装
置にかかるもので、とくに低質で粘度の高いC重油など
を使用する燃料噴射ポンプの潤滑装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、とくに船舶用や定置発電用の燃
料噴射ポンプが噴射する燃料としては、エンジンにかか
る運転諸条件が比較的一定であることから、車両用など
の燃料に比較してそれほど高級な燃料を使用する必要が
なく、また燃料消費量が多いため価格が安く、低質で粘
度の高いC重油などを使用している。
【0003】こうした燃料噴射ポンプは、エンジン停止
後に燃料噴射ポンプ部分の温度が低下して燃料が固化す
るので、燃料噴射ポンプの内部におけるプランジャ、プ
ランジャスプリング、燃料コントロールラック、燃料コ
ントロールスリーブなどの可動部分が運転再開時に駆動
不可能となること、あるいはエンジンのハンチングない
しはオーバーランを生じかねないことなどがあり、これ
らの事態を防止するために、各種の潤滑装置を採用して
いる。
【0004】たとえば、実開昭60−69363号、実
開昭63−134170号、特開昭61−200376
号、特開平6−317233号、特開平6−33083
3号などがある。このうち、特開昭61−200376
号の燃料噴射ポンプについて、図2にもとづき概説す
る。
【0005】図2は、上記従来の燃料噴射ポンプ1の断
面図であって、この燃料噴射ポンプ1は、ポンプハウジ
ング2と、プランジャバレル3と、プランジャ4と、潤
滑装置5と、を有する。
【0006】ポンプハウジング2とプランジャバレル3
との間に燃料溜まり室6を形成し、燃料タンク(図示せ
ず)からこの燃料溜まり室6に燃料を供給する。プラン
ジャバレル3には、燃料溜まり室6に開口する燃料給排
孔7を形成するとともに、この燃料給排孔7をプランジ
ャバレル3とプランジャ4との間の燃料圧室8に連通す
る。
【0007】燃料圧室8の図中上方にはデリバリバルブ
9を設け、プランジャ4の上下往復運動により、このデ
リバリバルブ9を介して燃料出口10から燃料噴射ノズ
ル(図示せず)に燃料を吐出する。
【0008】プランジャ4は、プランジャバレル3との
間にわずかの嵌合間隙11をあけて上下動可能および回
動可能にプランジャバレル3内にこれを収容するととも
に、上部スプリングシート12および下部スプリングシ
ート13との間に設けたプランジャスプリング14の付
勢力により常時これを図中下方に付勢し、エンジンの駆
動により回転するカム15の作用によってプランジャス
プリング14の付勢力に抗して上下往復運動を行い、上
述の燃料吐出作用を行う。
【0009】プランジャ4は、その頂部に燃料噴射量調
整用の傾斜リード16を形成してあるとともに、その下
方部に左右一対の回動用突起17を有する。燃料コント
ロールスリーブ18の下端部がこの回動用突起17に係
合するとともに、燃料コントロールスリーブ18とラッ
ク・ピニオン結合している燃料コントロールラック19
を図中直角方向に操作することによってプランジャ4を
回動させることにより、プランジャ4の上昇にともなう
傾斜リード16と燃料給排孔7との係合のタイミングを
変化させて燃料噴射終了時を調整し、燃料噴射量を調整
可能としている。
【0010】なお、プランジャバレル3の内壁面上方に
は第1の周溝20を形成するとともに、この第1の周溝
20に連通して戻し油路21を形成し、この戻し油路2
1を燃料溜まり室6に開口してある。
【0011】潤滑装置5は、潤滑油を洗浄油としても用
いており、潤滑油タンク22から潤滑油ポンプ23によ
ってプランジャバレル3とプランジャ4との間の上記嵌
合間隙11に洗浄油ないし潤滑油を所定圧力で供給可能
としてある。
【0012】すなわち、潤滑装置5の潤滑油路24は、
潤滑油ポンプ23に連通してポンプハウジング2に形成
した潤滑油供給口25と、プランジャバレル3に形成し
た潤滑油下降傾斜通路26、第2の周溝27および潤滑
油排出上昇傾斜通路28と、第2の周溝27に連通可能
な嵌合間隙11と、ポンプハウジング2に形成した潤滑
油排出口29と、第2の周溝27より下方部においてプ
ランジャバレル3に形成した第3の周溝30と、を有す
る。なお、潤滑油供給口25および潤滑油下降傾斜通路
26から潤滑油供給入口通路31を構成する。また、潤
滑油排出上昇傾斜通路28および潤滑油排出口29から
潤滑油排出口通路32を構成する。
【0013】潤滑油としては、潤滑性を備えているとと
もに、C重油と混合可能な油類であればよく、たとえば
一般的な潤滑油のほかにA重油などを使用することがで
きる。
【0014】なお、燃料コントロールスリーブ18およ
び燃料コントロールラック19部分のポンプハウジング
2の周囲にスチームパイプ33を設け、エンジン始動時
にこれを暖めることにより燃料の粘性を高めるようにす
ることもできる。
【0015】こうした構成の燃料噴射ポンプ1におい
て、プランジャ4の上昇によりその頂部が燃料給排孔7
を閉鎖したときから燃料の加圧・圧送が開始され、プラ
ンジャ4のさらなる上昇にともなって傾斜リード16が
燃料給排孔7に係合することにより圧送を終了する。
【0016】また、こうした加圧・圧送作用にともない
燃料圧室8内の圧力が高圧となるため、燃料圧室8から
嵌合間隙11を通ってプランジャ4の下方部に燃料が洩
れ出す。洩れ出した燃料は、まず第1の周溝20に補足
され、戻し油路21を通って燃料溜まり室6に還流され
る。
【0017】さらに、第1の周溝20より下方の嵌合間
隙11に至った燃料は、潤滑装置5によって所定圧力で
第2の周溝27に供給されている潤滑油と混じって混合
油として、潤滑油排出上昇傾斜通路28および潤滑油排
出口29を介して外部に廃却される。また第2の周溝2
7より下方の第3の周溝30には潤滑油が一次貯留す
る。
【0018】したがって、さらに下方のプランジャスプ
リング14部分、および燃料コントロールスリーブ18
と燃料コントロールラック19との間の係合部分に燃料
が流れてエンジン停止時における燃料の固化による前述
の不具合を防止可能としてある。
【0019】かくしてプランジャスプリング14などへ
の燃料のリーク量が減少し、燃料コントロールラック1
9の固着などの問題は解消可能ではあるが、こうした構
成の潤滑装置5においては、潤滑油供給入口通路31お
よび潤滑油排出口通路32が同一水平レベルに形成され
ていること、さらに、潤滑油下降傾斜通路26および潤
滑油排出上昇傾斜通路28が同一の第2の周溝27にお
いて連通していることなどのため、潤滑油供給口25か
ら潤滑油排出口29に流れる潤滑油は単に第2の周溝2
7を経て排出されることとなり、その消費量が増加し、
ランニングコストがかかるという問題がある。
【0020】図3は、従来の他の燃料噴射ポンプ40の
潤滑装置41を説明するための断面図であって、以下図
2と同様の部分には同一の符号を付して説明する。この
潤滑装置41の潤滑油路42は、前記潤滑油供給口25
と、前記潤滑油下降傾斜通路26と、この潤滑油下降傾
斜通路26に連通してプランジャバレル3内を軸方向に
下降する直線下降通路43と、前記嵌合間隙11に臨む
ようにプランジャバレル3に形成した第2の周溝44
と、嵌合間隙11と、第2の周溝44より上方部におい
てプランジャバレル3に形成した第3の周溝45と、前
記潤滑油排出上昇傾斜通路28と、前記潤滑油排出口2
9と、を有する。なお、潤滑油供給口25、潤滑油下降
傾斜通路26および直線下降通路43から潤滑油供給入
口通路46を構成する。また、図2の潤滑装置5と同様
に、潤滑油排出上昇傾斜通路28および潤滑油排出口2
9から潤滑油排出口通路32を構成してある。
【0021】さらに、潤滑油供給口25を潤滑油排出口
29より下方部に位置させ、潤滑油供給口25からの潤
滑油を第2の周溝44から嵌合間隙11を通ってプラン
ジャ4の頂部側へ所定の圧力で上昇させ、燃料圧室8か
らのリーク燃料と嵌合間隙11における潤滑油とを混ぜ
合わせ、混合油として潤滑油排出口29から回収し、廃
却している。
【0022】こうした構成の燃料噴射ポンプ40の潤滑
装置41においては、第3の周溝45より下方部の第2
の周溝44から潤滑油を嵌合間隙11に供給するように
したので、第3の周溝45と第2の周溝44との間の長
さ分だけ嵌合間隙11に潤滑油を有効に滞留させること
ができ、図2の潤滑装置5に比較して潤滑油の消費量を
抑えることができる。
【0023】しかしながら、潤滑油排出口通路32(潤
滑油排出上昇傾斜通路28および潤滑油排出口29)が
第3の周溝45より上方に位置しているために、リーク
燃料の圧力が潤滑油排出上昇傾斜通路28と第3の周溝
45との差圧以下であると、リーク燃料および潤滑油の
混合油を潤滑油排出口29から十分に回収することがで
きないばかりか、嵌合間隙11部分から潤滑油排出口2
9にかけて滞留する燃料および潤滑油の混合液によって
プランジャ4が固着し、ポンプ作用を行うことができな
くなる可能性があるという問題がある。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、燃料および潤滑油の
混合液の潤滑油排出口通路に滞留するC重油などの燃料
によるプランジャの固着を防止することが可能な燃料噴
射ポンプの潤滑装置を提供することを課題とする。
【0025】また、本発明は、燃料噴射ポンプの内部を
効果的に潤滑するとともに、燃料噴射ポンプの下部への
燃料リークを低減させることができる燃料噴射ポンプの
潤滑装置を提供することを課題とする。
【0026】また、本発明は、潤滑油の消費量を増加さ
せることがなく、ランニングコストの低減を図ることが
できる燃料噴射ポンプの潤滑装置を提供することを課題
とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、従来
の潤滑装置における潤滑油排出上昇傾斜通路ないし潤滑
油排出口通路を第3の周溝と同じ高さあるいはそれ以下
の位置に設定することに着目したもので、ポンプハウジ
ングと、このポンプハウジングに設けるとともに燃料圧
室および燃料給排孔を形成したプランジャバレルと、こ
のプランジャバレル内を往復動することにより上記燃料
給排孔から燃料を吸引するとともに燃料圧室から燃料を
圧送するプランジャと、を有する燃料噴射ポンプにおい
て、このプランジャと上記プランジャバレルとの間の嵌
合間隙に潤滑油を供給するため燃料噴射ポンプの潤滑装
置であって、上記ポンプハウジングに形成した潤滑油供
給入口通路から上記嵌合間隙に臨む周溝(たとえば第2
の周溝)を介して上記潤滑油を該嵌合間隙に供給し、こ
の潤滑油供給入口通路とは別位置に形成するとともに上
記周溝より上記プランジャの上方位置(たとえば第3の
周溝の位置)において上記嵌合間隙に連通する潤滑油排
出口通路から上記燃料および上記潤滑油の混合液を排出
可能とし、かつ、この潤滑油排出口通路はこれを、上記
潤滑油の出口方向に水平方向以下の向きに形成すること
を特徴とする燃料噴射ポンプの潤滑装置である。
【0028】上記潤滑油供給入口通路に対して、上記潤
滑油排出口通路を上記ポンプハウジングの下方側に設け
ることができる。
【0029】
【作用】本発明による燃料噴射ポンプの潤滑装置におい
ては、潤滑油排出口通路を嵌合間隙から出口方向におい
て、たとえば第3の周溝と同じ高さあるいはそれ以下の
位置に設定するようにしたので、第3の周溝に至った混
合油が重力ないし自重により下方に自然落下することが
でき、嵌合間隙を通ってきた潤滑油ないしリーク燃料と
の混合油を十分に回収することができる。
【0030】したがって、こうしたリーク燃料の回収率
を向上させることにより、プランジャの下方部への燃料
リークの低減を実現し、燃料コントロールラックその他
可動部分の固着の防止、燃料の希釈の防止、潤滑油の消
費量低減による安価なランニングコストなどを達成する
ことができる。
【0031】
【実施例】つぎに本発明の一実施例による潤滑装置50
を燃料噴射ポンプ40に応用した場合を例に取って、図
1にもとづき説明する。ただし、図2および図3と同様
の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略す
る。
【0032】図1は、燃料噴射ポンプ40の潤滑装置5
0の要部断面図であり、この潤滑装置50の潤滑油路5
1は、前記潤滑油供給口25と、前記潤滑油下降傾斜通
路26と、前記直線下降通路43と、前記第2の周溝4
4と、嵌合間隙11と、前記第3の周溝45と、前記潤
滑油排出上昇傾斜通路28に代わる潤滑油排出水平通路
52と、前記潤滑油排出口29と、を有する。なお、図
3の潤滑装置41と同様に、潤滑油供給口25、潤滑油
下降傾斜通路26および直線下降通路43から潤滑油供
給入口通路46を構成してある。また、潤滑油排出水平
通路52および潤滑油排出口29から潤滑油排出口通路
53を構成してある。
【0033】すなわち、嵌合間隙11に潤滑油を供給す
る構造は、燃料噴射ポンプ40の潤滑装置41の構造
と、潤滑油供給口25から第3の周溝45に至る部分ま
では同様であるが、潤滑油排出口29に至る潤滑油排出
上昇傾斜通路28に代わって水平方向(ポンプハウジン
グ2の長さ方向に対して垂直ないしフラット)に延びる
潤滑油排出水平通路52とした。
【0034】あるいは図1中に仮想線で示すように、潤
滑油排出水平通路52の代わりに外側方向へ下向きとし
た潤滑油排出下降傾斜通路54とすることもできる。こ
の場合には、潤滑油排出下降傾斜通路54に連通するよ
うに潤滑油排出口29も若干下方にこれを形成し、潤滑
油排出下降傾斜通路54および潤滑油排出口29から潤
滑油排出口通路55を構成する。
【0035】さらに、潤滑油排出口29を潤滑油供給口
25よりもポンプハウジング2において下方側に位置さ
せている。
【0036】こうした構成の燃料噴射ポンプ40の潤滑
装置50において、潤滑油供給口25および潤滑油下降
傾斜通路26から直線下降通路43を通ってプランジャ
4の下方部の第2の周溝44に供給された潤滑油は、嵌
合間隙11を潤滑する。
【0037】またこの潤滑油は、その所定の圧力によっ
て、リーク燃料がプランジャ4の下部のプランジャスプ
リング14や燃料コントロールスリーブ18および燃料
コントロールラック19部分に至らないようにするとと
もに、一部リーク燃料と混ざって混合液となったもの
は、第3の周溝45に至り、潤滑油排出水平通路52
(あるいは潤滑油排出下降傾斜通路54)から潤滑油排
出口29に廃却される。
【0038】潤滑油排出水平通路52は水平であり、混
合液の排出方向への流れを円滑にすることができる。ま
た、潤滑油排出下降傾斜通路54とすれば、重力による
自重が作用して、さらに回収能率を向上させることがで
きる。
【0039】なお、潤滑油排出口29を潤滑油供給口2
5よりもポンプハウジング2において下方側に位置させ
ているので、潤滑油ポンプ23による潤滑油の供給圧力
に加えて上下位置の高差による圧力が作用するため、潤
滑油ポンプ23の負担を軽減することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プランジ
ャとプランジャバレルとの間の嵌合間隙から潤滑油排出
口側に向かう潤滑油排出口通路を水平ないし下降方向に
傾斜させたので、潤滑油とリーク燃料との混合油の回収
率を向上させるとともに、潤滑油のランニングコストを
低減させることができる。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による潤滑装置50を燃料噴
射ポンプ40に応用した場合いの要部断面図である。
【図2】従来の燃料噴射ポンプ1の断面図である。
【図3】従来の他の燃料噴射ポンプ40の潤滑装置41
を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射ポンプ 2 ポンプハウジング 3 プランジャバレル 4 プランジャ 5 潤滑装置 6 燃料溜まり室 7 燃料給排孔 8 燃料圧室 9 デリバリバルブ 10 燃料出口 11 プランジャバレル3とプランジャ4との間の嵌合
間隙 12 上部スプリングシート 13 下部スプリングシート 14 プランジャスプリング 15 カム 16 燃料噴射量調整用の傾斜リード 17 回動用突起 18 燃料コントロールスリーブ 19 燃料コントロールラック 20 第1の周溝 21 戻し油路 22 潤滑油タンク 23 潤滑油ポンプ 24 潤滑装置5の潤滑油路 25 潤滑油供給口(潤滑油供給入口通路) 26 潤滑油下降傾斜通路(潤滑油供給入口通路) 27 第2の周溝 28 潤滑油排出上昇傾斜通路(潤滑油排出口通路) 29 潤滑油排出口(潤滑油排出口通路) 30 第3の周溝 31 潤滑油供給入口通路 32 潤滑油排出口通路 33 スチームパイプ 40 燃料噴射ポンプ 41 燃料噴射ポンプ40の潤滑装置 42 潤滑装置41の潤滑油路 43 直線下降通路(潤滑油供給入口通路) 44 第2の周溝 45 第3の周溝 46 潤滑油供給入口通路 50 燃料噴射ポンプ40の潤滑装置 51 潤滑装置50の潤滑油路 52 潤滑油排出水平通路(潤滑油排出口通路) 53 潤滑油排出口通路 54 潤滑油排出下降傾斜通路(潤滑油排出口通路) 55 潤滑油排出口通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプハウジングと、 このポンプハウジングに設けるとともに燃料圧室および
    燃料給排孔を形成したプランジャバレルと、 このプランジャバレル内を往復動することにより前記燃
    料給排孔から燃料を吸引するとともに燃料圧室から燃料
    を圧送するプランジャと、を有する燃料噴射ポンプにお
    いて、 このプランジャと前記プランジャバレルとの間の嵌合間
    隙に潤滑油を供給するため燃料噴射ポンプの潤滑装置で
    あって、 前記ポンプハウジングに形成した潤滑油供給入口通路か
    ら前記嵌合間隙に臨む周溝を介して前記潤滑油を該嵌合
    間隙に供給し、 この潤滑油供給入口通路とは別位置に形成するとともに
    前記周溝より前記プランジャの上方位置において前記嵌
    合間隙に連通する潤滑油排出口通路から前記燃料および
    前記潤滑油の混合液を排出可能とし、かつ、 この潤滑油排出口通路はこれを、前記潤滑油の出口方向
    に水平方向以下の向きに形成することを特徴とする燃料
    噴射ポンプの潤滑装置。
  2. 【請求項2】 前記潤滑油供給入口通路に対して、前
    記潤滑油排出口通路を前記ポンプハウジングの下方側に
    設けたことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射ポンプ
    の潤滑装置。
JP8768595A 1995-03-22 1995-03-22 燃料噴射ポンプの潤滑装置 Pending JPH08261110A (ja)

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