JPH08260749A - 防災補強を施した浴室構造 - Google Patents

防災補強を施した浴室構造

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JPH08260749A
JPH08260749A JP6238095A JP6238095A JPH08260749A JP H08260749 A JPH08260749 A JP H08260749A JP 6238095 A JP6238095 A JP 6238095A JP 6238095 A JP6238095 A JP 6238095A JP H08260749 A JPH08260749 A JP H08260749A
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JP
Japan
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bathroom
house
bathroom structure
floor
unit bath
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JP6238095A
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Masataka Ishizaki
崎 征 登 石
Tetsuaki Koike
池 哲 昭 小
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常時においては日常生活の場として使用さ
れる一方で、災害時には人間の身体を危険から防護し、
家屋の倒壊を防ぐ浴室構造を提供する。 【構成】 家屋の浴室構造1に、ユニットバス10を外
部から包持するように構成された剛性構造のキャビン本
体Cと、キャビン本体の出入口18に設けられ施解錠操
作可能なドア17と、ユニットバスとキャビン本体設置
階の上の階の床面29との間に接続され、人間を収容し
得る径を持ち、上の階とユニットバス内部とを連絡する
待避用通路30とを備えて防災補強を施した。このた
め、通常にあっては、一般の家屋内に設けられた浴室と
殆ど同じ構造の浴室として日常生活の中で毎日使用する
ことができる。そして、一旦地震等のような突発的な災
害が起こった場合は、その強固な構造により内部に避難
した人間20を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防災補強を施した浴室構
造、特に一戸建住宅、共同住宅を問わず、家屋の一部に
設置され、通常は浴室として毎日の生活に必須の場とし
て使用される一方で、災害時には家屋が倒壊しても破壊
されずに残って人間の避難場所および脱出拠点となり身
体を危険から防護する浴室構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、災害時に人間を保護するため
の方策に関心が持たれ、緊急時には被災者が逃げ込める
ような装置が種々提案されている。このような装置の一
例としては、一般に「核シェルター」と呼ばれる避難設
備がある。これは、中空の立体構造物の内部に数日分の
食料と生活道具を備え、これを地中に埋めておき、外国
からの核攻撃に遭遇しても核シェルターの中に逃げ込め
ることにより一定期間は生き延びることができるように
したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の核シェルターにあっては、核攻撃に耐えるた
めに地中深くに埋められるものであり、一旦地中に埋め
られた場合は、出入りすることは可能であっても、通常
の人間生活とは隔離された存在であって人間が生活して
いくのに頻繁に使用されるものではなく、せいぜい物置
とか倉庫等に利用されるのみであった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、通常時においては風呂場であり、家屋
に設けられ他のた部屋と同様に生活の場として使用され
る一方で、災害時には人間の身体を危険から防護し、時
には家屋の倒壊を防ぐ浴室構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、家屋の浴室構造に、ユニットバスを外部か
ら包持するように家屋の基礎に固定支持され、ユニット
バスの出入口部分に合わせて出入口が形成された剛性構
造のキャビン本体と、キャビン本体の出入口に設けられ
外部から施解錠操作可能な開閉扉と、ユニットバスとキ
ャビン本体設置階の上の階の床面との間に接続され、人
間を収容し得る径を持ち、上の階とユニットバス内部と
を連絡する待避用通路とを備えた防災補強を施したこと
を要旨とする。
【0006】
【作用】本発明の浴室構造は、前記構成により、組み立
てに当たっては組立部品を屋内に持ち込み、各部品の結
合作業を行なうことで容易に組み立てることができる。
そして、組み立て終わった後は、出入口等の開口部の奥
行長さがやや大きいという点を除けば、通常の、一般の
家屋内に設けられた浴室と殆ど同じ構造の浴室として日
常生活の中でほぼ毎日使用することができる。そして、
一旦地震等のような突発的な災害が起こった場合は、こ
の浴室構造は家屋等の構造体からは独立し、且つ鉄板な
どの強度の大きな材料を使ってユニットバスの周囲を囲
った強固な構造体になっているので、家屋が倒壊しても
浴室構造は破壊せず、却って倒壊しようとする家屋を内
側から支え、その倒壊を防ぐ。また、万が一家屋が倒壊
してその下に閉じ込められても、浴室構造は破壊せずに
内部の人間を保護するとともに、倒壊した家屋の下から
脱出するときは、複数の出入口のうち、少なくとも1つ
の出入口を開閉することが可能である確率は高く、その
開閉可能な出入口から脱出することができる。
【0007】
【実施例】図1乃至図7は本発明による浴室構造の一実
施例を示す図である。これらの図のうち、図1は家屋内
に設置される本実施例の浴室構造の部分のみを概略的に
示す斜視図、図2は本実施例に係る浴室構造の側壁部分
の組み立て手順を説明する平面図、図3は本実施例に係
る浴室構造の側壁部分と屋根部分の結合方法を説明する
側断面図、図4は本実施例に係る浴室構造の側壁部分に
設けられた窓開口の構造を説明する側断面図である。
【0008】これらの図において、符号1は本実施例に
係る浴室構造を示す。この浴室構造1は四角錐体の屋根
部2および平面矩形状に組み立てられた本体部3とを結
合させて構成されたキャビン本体Cと、このキャビン本
体Cの内部に収容配置されこのキャビン本体Cに防護さ
れているユニットバス10とから構成されている。屋根
部2および本体部3は、どちらも、さらに複数の屋根部
片2a、或いは壁部片3aをつなぎ合わせることによっ
て構成されるようになっている。屋根部片2a、或いは
壁部片3aはどのような形状に作られていてもよいが、
この実施例の浴室構造1の屋根部2が四角錐体であるこ
とを考慮して屋根部片2aは3角形、歯部部片3aは4
角形状であることが運搬の点でも好ましい。そして屋根
部片2aおよび壁部片3aには、浴室構造1の強度(剛
性)を大きくするために鉄板が用いられる。
【0009】屋根部片2aは、両側縁部に3角形状の板
面から立ち上がって折曲成形され、且つ長さ方向に複数
のねじ通し孔9が形成されたフランジ2bを有してお
り、1つの屋根部片2aとこれに隣接する屋根部片2a
のフランジ2b同士を重ねてねじ通し孔9に通したボル
ト7およびナット8のような締結部材4で締め付けるこ
とにより結合され、屋根部2を構成する。このように、
屋根部片2aのフランジ2bは屋根部片2a同士をつな
ぎ合わせる結合部材としての機能を有する上に、屋根部
片2a同士をつなぎ合わせた後は、屋根部2に上方から
加わる力に対して屋根部2の強度を確保する補強部材と
しての機能を有する。
【0010】一方、壁部片3aは4角形状の鉄板材から
成るとともに、この4角形状の鉄板材の側縁部には長さ
方向に複数のねじ通し孔9が形成されたL字形のアング
ル部材5が取り付けられるか、またはアングル部材5の
一辺にほぼ等しい幅寸法を有し、アングル部材5の厚さ
寸法にほぼ等しい寸法だけ段付けされ、また長さ方向に
複数のねじ通し孔9が形成された段差部6が設けられる
かのいずれかに成形されている。そして、1つの壁部片
3aとこれに隣接する壁部片3aを平面でみて互いに直
角になるように設置するとともに、一方の壁部片3aの
前記アングル部材5と他方の壁部片3aの前記段差部6
とを重ねてねじ通し孔9に通したボルト7およびナット
8のような締結部材4で締め付けることにより結合さ
れ、本体部3を構成する。
【0011】屋根部片2aの下縁部にはまた、その板面
から、屋根部2の傾斜に対して水平方向に張り出し長さ
方向に複数のねじ通し孔9が形成されたフランジ2cが
設けられている一方、壁部片3aの上縁部には水浴方向
に延びる壁面に対して直角方向(すなわち、水平方向)
に延びる長さ方向に複数のねじ通し孔9が形成されたフ
ランジ3bが設けられている。そして、屋根部片2aに
より屋根部2を構成し、壁部片3aにより本体部3を構
成した後、屋根部2を上方から、前記フランジ2cとフ
ランジ3bとが重なり且つ両フランジ2cと3bに形成
されたねじお通し孔9が整合するように本体部3の上に
設置するとともに、ねじ通し孔9に通したボルト7およ
びナット8のような締結部材4で両フランジ2cと3b
を締め付け固定することにより、内部にユニットバス1
0を収容したキャビン本体Cを構成する。
【0012】ユニットバス10は一般の家屋で用いられ
るユニットバスであり、合成樹脂などの材料から一体成
型によって製作される。このユニットバス10の天井部
分には点検孔12が設けられ、また換気扇13が設置さ
れている。また、屋根部2および本体部3とユニットバ
ス10との間には断熱材11が充填される。ユニットバ
ス10の天井と浴室構造1の屋根部2との間には比較的
大きな空間が形成されるので、この部分は物入れ14と
して使用することができ、その場合は点検孔12を使っ
て物を出し入れする。
【0013】浴室構造1は、家屋の内部において当該家
屋の床15、または土台16の上に固定される。土台1
6は地面の上にコンクリートを打設する等の方法で形成
され、通常は家屋そのものを支持するが、本実施例では
浴室構造1をも支持してこの浴室構造1を1個の独立し
た構造物にしている。こうすることにより、地震などに
より家屋が倒壊しても浴室構造1は家屋と一緒に倒壊す
るのを免れることができる。
【0014】浴室構造1或いはキャビン本体Cには開口
部として、ドア17が取り付けられた出入口18が設け
られている。出入口18はユニットバス10の出入口に
合わせて設けられている。ドア17の所定の高さ位置に
は、外部から内部の様子が観察できるよう窓19が設け
られている。また、ドア17にはロック機構付きのドア
ノブ24が設けられ浴室構造1の外側からも、内側から
もドア17を開閉することができるようになっている。
また、浴室構造1には開口部として、ドア17の他に窓
ガラス40が取り付けられた窓41が設けられている。
窓ガラス40はガラスが嵌め込まれたドア形式のものが
使用され、この窓ガラス40にはロック機構付きのノブ
42が設けられ浴室構造1の内側から開閉することがで
きるようになっている。また窓ガラス40は浴室構造1
の内側へ開くように構成され、その外側面のガラス周囲
にはゴムなどでできたパッキン43が張設され、窓41
をシールしている。また、窓ガラス40を嵌め込んだ窓
41開口の隣には換気のためのルーバー45が設けられ
ている。
【0015】また、この浴室構造1には、前記ドア17
および窓41以外に、人間20の大人が通り抜けできる
程度の直径を有する脱出用開口部21が設けられてい
る。この実施例では脱出用開口部21は、地震等により
家屋が倒壊し、浴室構造1が瓦礫に埋まったときに、自
力で直接外へ逃げられるようにするためのもので、図5
に示すように浴室構造1の側壁の適当な位置に配置され
ている。脱出用開口部21を備える理由は、災害時に出
入口18が埋まっても前記脱出用開口部21を使って脱
出できるようにするためである。そして脱出用開口部2
1は、浴室構造1から家屋の壁25まで延びる脱出用通
路22に接続されている。
【0016】脱出用通路22は、地震等により家屋が倒
壊し、浴室構造1が瓦礫に埋まったとき、或いは出入口
18や上記窓41が塞がれた場合に、直接外へ逃げられ
るようにするためのもので、合成樹脂または金属製の、
人間20の大人が通り抜けできる程度の直径を有する筒
体により構成され家屋の壁25を貫通して外部に開口し
ている。そして脱出用通路22の外部開口には蓋23が
被せられており、この蓋23は回転式のロック機構26
によって脱出用通路22の内側からロックおよびロック
解除できるようになっており、屋外からは蓋23を開け
られないようになっている。
【0017】さらに、浴室構造1には上記脱出用開口部
21とは別に逃げ込み用開口部27が設けられ、浴室構
造1とこの浴室構造1が設置された階(ここでは1階と
する)の上の階である2階との間には、上記逃げ込み用
開口部27を介して退避用通路30が設けられている。
この退避用通路30は2階で火災が発生し、逃げ場を失
った等の場合に2階にいる人を迅速に退避させられるよ
うにするためのもので、合成樹脂または金属製の、人間
20の大人が通り抜けできる程度の直径を有する筒体、
すなわち降下用ホースによりすべり台の構造に構成さ
れ、2階の床29に開けた開口28から浴室構造1のユ
ニットバス10の室内に連通している。開口28には蓋
31が設けられている。退避用通路30には、開口28
と浴室構造1との間に正しく接続されるよう曲げに対し
て柔軟性を持たせるため、蛇腹構造の継手32が設けら
れている。また、退避用通路30には透明なガラスまた
は透明な合成樹脂によって塞がれた窓33が設けられ、
退避用通路30の内部が見えるようにしている。或いは
退避用通路30そのものを透明または半透明の合成樹脂
等によって構成してもよい。
【0018】次に浴室構造1内の設備について説明す
る。浴室構造1の内部は、ユニットバス10となってい
るから、一般の家屋における浴室と同様、入浴し、且つ
身体を洗うことができるよう図1および図5に示すよう
に、浴槽34と洗い場35とが設けられている。また図
5には簡略化のために示してないが、給水および給湯よ
うの蛇口やシャワー設備が備えられている。さらに、せ
っけんやシャンプーなどを置く台或いは収容戸棚が設け
られていてもよい。
【0019】かかる構成を有する浴室構造1は、家屋の
内部に恰かも1つの部屋のように設置されているから、
通常時にあっては、一般家と同様に浴室として使用す
る。
【0020】一方、地震等の災害が発生したときは浴室
構造1が中にいる人間20を怪我等から守る。先にも述
べたように、この浴室構造1は家屋の内部に1つの部屋
として設置され日常生活のなかで生活に密着して使用さ
れるものであるから、災害が突発的なものであっても、
その発生時点で直ちに、且つ気軽に浴室構造1の中に移
動することができ、初期避難動作が迅速にできる。ま
た、2階からは退避用通路30を通って浴室構造1内に
移動する。そして、浴室構造1の屋根部2にはフランジ
2bた立っていることにより上からの圧力に強い構造で
ある上に、この屋根部2および本体部3ともに鋼材等を
使って強固に作ってあるので、仮に家屋が倒壊しても浴
室構造1は破壊されることなく持ちこたえる。そして、
浴室構造1は破壊せず、却って倒壊しようとする家屋を
内側から支え、その倒壊を防ぐ働きもする。
【0021】浴室構造1が家屋の倒壊に持ちこたえたと
しても、瓦礫の中に埋まることも考えられるが、この場
合は、出入口18或いは窓41といった開口部、および
脱出用開口部21が設けられており、しかも脱出用開口
部21は脱出用通路22に連続しているから、出入口1
8、窓41または脱出用開口部21の幾つかが埋まって
も、いずれか1つから外部へ出ることができる。また、
瓦礫が邪魔をして浴室構造1の内部からはドア17や窓
ガラス40を開けられない場合でも、外部の人間が簡単
に瓦礫の除去ができれば、この瓦礫を取り去った後ロッ
ク機構26等を解除してドア17や窓ガラス40を開け
ることができる。
【0022】さらに、浴室構造1の埋没が激しくてドア
17や窓ガラス40を開けることができないか、或いは
開けることはできても脱出困難な場合は、脱出用通路2
2を通ってその開口端に取り付けた蓋23のロック機構
26を解除し、蓋23を外してそこから直接家屋の外へ
脱出することができる。
【0023】なお、上記実施例においては、浴室構造1
の外側を四角錐体の屋根部2と、平面矩形状に組み立て
られた本体部3とから構成しているが、これとは別に球
状の構造にしてもよい。また本体部3は、上記のように
単に鉄板を結合させて作製するだけでなく、図6に示す
ように壁面にすじかい44を入れることにより浴室構造
1全体の強度をより一層向上させることができる。この
すじかい44はL形断面の鋼棒が用いられる。さらに上
記実施例においては、1階に設置された浴室構造1とそ
の上の階である2階との間には、退避用通路30が設け
られている。しかし、これとは別に、家屋の1階部分の
壁に脱出用の開口部を設け、2階から前記家屋の1階部
分の壁に設けた脱出用開口部との間に退避用通路を設け
るとともに、脱出用開口部には内側からロックおよびロ
ック解除可能な蓋部材を設けて通常時は閉鎖しておくこ
ともできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
家屋の浴室構造に、ユニットバスを外部から包持するよ
うに家屋の基礎に固定支持され、ユニットバスの出入口
部分に合わせて出入口が形成された剛性構造のキャビン
本体と、キャビン本体の出入口に設けられ外部から施解
錠操作可能な開閉扉と、ユニットバスとキャビン本体設
置階の上の階の床面との間に接続され、人間を収容し得
る径を持ち、上の階とユニットバス内部とを連絡する待
避用通路とを備えて防災補強を施したため、通常にあっ
ては、一般の家屋内に設けられた浴室と殆ど同じ構造の
浴室として日常生活の中で毎日使用することができる。
そして、一旦地震等のような突発的な災害が起こった場
合は、この浴室構造は家屋等の構造体からは独立し、且
つ鉄板などの強度の大きな材料を使ってユニットバスの
周囲を囲った強固な構造体になっているので、家屋が倒
壊しても浴室構造は破壊せず、却って倒壊しようとする
家屋を内側から支え、その倒壊を防ぐ。また、万が一家
屋が倒壊してその下に閉じ込められても、浴室構造は破
壊せずに内部の人間を保護するとともに、倒壊した家屋
の下から脱出するときは、複数の出入口のうち、少なく
とも1つの出入口を開閉することが可能である確率は高
く、その開閉可能な出入口から脱出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による浴室構造の部分を概略
的に示す斜視図である。
【図2】前記実施例に係る浴室構造の側壁部分の組み立
て手順を説明する平面図である。
【図3】前記実施例に係る浴室構造の側壁部分と屋根部
分の結合方法を説明する側方断面図である。
【図4】前記実施例に係る浴室構造の側壁部分に設けら
れた窓開口の構造を説明する側方断面図である。
【図5】前記実施例に係る浴室構造の内部の様子を概略
的に示す平面図である。
【図6】前記実施例に係る浴室構造の一部変更例を概略
的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 浴室構造 2 屋根部 3 本体部 4 締結部材 10 ユニットバス 11 断熱材 12 点検孔 13 換気扇 14 物入れ 15 床 16 土台 17 ドア 18 出入口 20 人間 21 脱出用開口部 22 脱出用通路 27 逃げ込み用開口部 30 待避用通路 41 窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側に断熱材が装填されたユニットバス
    と、ユニットバスを外部から包持し、ユニットバスの開
    口部に合わせて開口部が形成された剛性構造のキャビン
    本体と、キャビン本体の出入口に設けられ外部から施解
    錠操作可能な開閉扉と、一端がキャビン本体を通してユ
    ニットバスに、他端がキャビン本体設置階の上の階の床
    に接続され、人間を収容し得る径を持ち、上の階とユニ
    ットバス内部とを連絡する降下用ホースとを備えた防災
    補強を施した浴室構造。
  2. 【請求項2】 キャビン本体は複数の組立部品に分解可
    能であり、当該キャビン本体の屋根は錐体構造に組み立
    てられることを特徴とする請求項1記載の防災補強を施
    した浴室構造。
  3. 【請求項3】 ユニットバスとキャビン本体との間には
    断熱材が充填されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の防災キャビン。
JP6238095A 1995-03-22 1995-03-22 防災補強を施した浴室構造 Pending JPH08260749A (ja)

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JP6238095A JPH08260749A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 防災補強を施した浴室構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003105992A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Kume Sekkei:Kk 耐震シェルター型ユニットバス
WO2010060229A1 (zh) * 2008-11-03 2010-06-03 Yang Jianliang 具有短时期独立生存能力的避险楼宇
JP2019210787A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 平安建設株式会社 耐震シェルター及び耐震シェルターの組み立て方法
JP2021167547A (ja) * 2020-04-13 2021-10-21 欣秀 遠藤 保護対象収容体

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