JPH08260449A - 暗渠集水孔清掃装置 - Google Patents
暗渠集水孔清掃装置Info
- Publication number
- JPH08260449A JPH08260449A JP7097382A JP9738295A JPH08260449A JP H08260449 A JPH08260449 A JP H08260449A JP 7097382 A JP7097382 A JP 7097382A JP 9738295 A JP9738295 A JP 9738295A JP H08260449 A JPH08260449 A JP H08260449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- gear
- steel pipe
- water collecting
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】地上よりの遠隔操作で、集水孔の清掃ができ
る。 【構成】本体は鋼管1から成り、上端に加圧孔2を有
し、下方部側方には、座金4、弾性体3、座金、締め付
け歯車6の順に鋼管1と直角に組み合い、その中心に中
空ボルト5をはめ入れ、鋼管内へネジ込み固定する。鋼
管1上方には、ハンドル7付きの入力歯車8と、入力歯
車取り付け鋼管22と、鋼管側面に沿って締め付け歯車
6と入力歯車8を接続するチェン9を有する。
る。 【構成】本体は鋼管1から成り、上端に加圧孔2を有
し、下方部側方には、座金4、弾性体3、座金、締め付
け歯車6の順に鋼管1と直角に組み合い、その中心に中
空ボルト5をはめ入れ、鋼管内へネジ込み固定する。鋼
管1上方には、ハンドル7付きの入力歯車8と、入力歯
車取り付け鋼管22と、鋼管側面に沿って締め付け歯車
6と入力歯車8を接続するチェン9を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は暗渠集水管及び集水孔の
目詰まりを解消するに適した暗渠集水孔清掃装置に関す
る。
目詰まりを解消するに適した暗渠集水孔清掃装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の暗渠集水孔清掃方法としては、地
下に埋設の集水管の末端部を地上に露出させる工法もみ
られ、この場合は前記末端部より水を流し入れ清掃して
いるが、この様な敷設工法は資材増が伴うためあまり普
及していないのが現状である。
下に埋設の集水管の末端部を地上に露出させる工法もみ
られ、この場合は前記末端部より水を流し入れ清掃して
いるが、この様な敷設工法は資材増が伴うためあまり普
及していないのが現状である。
【0003】パイプ清掃装置としては、高圧水をホース
へ接続し、ホースの先端にはジェット水流の噴射装置を
取り付け、管内を清掃するものや、ワイヤーにブラッシ
を取り付け回転運動に依り清掃する装置が知られてい
る。
へ接続し、ホースの先端にはジェット水流の噴射装置を
取り付け、管内を清掃するものや、ワイヤーにブラッシ
を取り付け回転運動に依り清掃する装置が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法や、清掃装置での効果は、パイプ内面のみの清掃であ
り、暗渠集水孔に対する効果には問題点があった。
法や、清掃装置での効果は、パイプ内面のみの清掃であ
り、暗渠集水孔に対する効果には問題点があった。
【0005】通常の暗渠敷設工法では、集水管自体が地
下100cm〜150cmに埋設されており、従来の装
置を使用するにしても、埋設部まで地面を掘り起こして
の作業であり手間がかかるという問題点があった。
下100cm〜150cmに埋設されており、従来の装
置を使用するにしても、埋設部まで地面を掘り起こして
の作業であり手間がかかるという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、地上よりの遠隔操作で、集水孔の
目詰まりを解消できる暗渠集水孔清掃装置を提供するこ
とを目的とする。
してなされたもので、地上よりの遠隔操作で、集水孔の
目詰まりを解消できる暗渠集水孔清掃装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明に係る暗渠集水孔清掃装置は、暗
渠集水管内へ円筒状弾性体を内はめし、中心にメネジ立
て加工した歯車で、前記弾性体の側方より挟み締め付け
ることにより、外周面に発生する膨脹圧で、前記集水管
と密着させ、前記弾性体中心の中空ボルト内より空気、
または水を前記集水管内へ注入し、その圧力に依り集水
孔の清掃ができることを特徴とする。
に、請求項1の本発明に係る暗渠集水孔清掃装置は、暗
渠集水管内へ円筒状弾性体を内はめし、中心にメネジ立
て加工した歯車で、前記弾性体の側方より挟み締め付け
ることにより、外周面に発生する膨脹圧で、前記集水管
と密着させ、前記弾性体中心の中空ボルト内より空気、
または水を前記集水管内へ注入し、その圧力に依り集水
孔の清掃ができることを特徴とする。
【0008】本装置の遠隔操作機構は、チェンとスプロ
ケットのほか、カサ歯車またはウォームギヤ等の伝導機
構から成ってもよい。
ケットのほか、カサ歯車またはウォームギヤ等の伝導機
構から成ってもよい。
【0009】請求項3記載の本発明に係る暗渠集水孔清
掃装置は、本体下方に取り付けの円筒状弾性体の外周面
に複数のスパイクピンを打ち込み、前記弾性体と集水管
との密着効果をより確実にすることを特徴とする。
掃装置は、本体下方に取り付けの円筒状弾性体の外周面
に複数のスパイクピンを打ち込み、前記弾性体と集水管
との密着効果をより確実にすることを特徴とする。
【0010】弾性体に植え込むスパイクピンは、鋼索や
鋼板から成ってもよい。
鋼板から成ってもよい。
【0011】
【作用】本発明に係る暗渠集水孔清掃装置の使用方法は
まず、暗渠の水こう(止水栓)ガイドパイプ内より水こ
うを引き抜き、本装置下方部よりガイドパイプ内に挿入
し、水こうはまり部側方の集水管内へ本体鋼管下方側面
に取り付けの円筒状弾性体をはめ込み、本体上方に取り
付けの入力歯車を回転しチェン伝導により下方部の締め
付け歯車を回転させ、円筒状弾性体を締め付けて膨脹さ
せ、集水管と密着固定し、本体上端に取り付けの加圧孔
より、圧水、または圧縮空気を注入し、本体鋼管内を経
由させ下方円筒状弾性体内の中空ボルト中心より噴射さ
せ、集水管内に送り込み、集水孔を清掃する。
まず、暗渠の水こう(止水栓)ガイドパイプ内より水こ
うを引き抜き、本装置下方部よりガイドパイプ内に挿入
し、水こうはまり部側方の集水管内へ本体鋼管下方側面
に取り付けの円筒状弾性体をはめ込み、本体上方に取り
付けの入力歯車を回転しチェン伝導により下方部の締め
付け歯車を回転させ、円筒状弾性体を締め付けて膨脹さ
せ、集水管と密着固定し、本体上端に取り付けの加圧孔
より、圧水、または圧縮空気を注入し、本体鋼管内を経
由させ下方円筒状弾性体内の中空ボルト中心より噴射さ
せ、集水管内に送り込み、集水孔を清掃する。
【0012】請求項3に係る暗渠集水孔清掃装置では、
清掃作業中、集水管内に発生する圧力で円筒状弾性体が
抜け落ちるのを防止するためのスパイクピンであり、よ
り一層の気密保持が期待できる。
清掃作業中、集水管内に発生する圧力で円筒状弾性体が
抜け落ちるのを防止するためのスパイクピンであり、よ
り一層の気密保持が期待できる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。図1〜図5は、本発明の一実施例を示してい
る。図1で示すように、本体は鋼管1からなり上端に加
圧孔2をネジ込み固定し、鋼管下端部側方には円筒形成
の弾性体3を座金4で挟み弾性体の中心に管状の中空ボ
ルト5を差し込み、締め付け歯車6内をネジ込み通し鋼
管1内へネジ込み固定しており、前記歯車6の中心はメ
ネジ加工している。本体上方にはハンドル7付きの入力
歯車8を有し、両歯車はチェン9で接続している。
説明する。図1〜図5は、本発明の一実施例を示してい
る。図1で示すように、本体は鋼管1からなり上端に加
圧孔2をネジ込み固定し、鋼管下端部側方には円筒形成
の弾性体3を座金4で挟み弾性体の中心に管状の中空ボ
ルト5を差し込み、締め付け歯車6内をネジ込み通し鋼
管1内へネジ込み固定しており、前記歯車6の中心はメ
ネジ加工している。本体上方にはハンドル7付きの入力
歯車8を有し、両歯車はチェン9で接続している。
【0014】入力歯車8は、図1で示すように、上下に
滑動可能な歯車取り付け鋼管22の側面に固定したシャ
フト10に外はめし、スナップリング11で止めており
裏側にはチェン張り用調整ネジ12を有している。
滑動可能な歯車取り付け鋼管22の側面に固定したシャ
フト10に外はめし、スナップリング11で止めており
裏側にはチェン張り用調整ネジ12を有している。
【0015】図2は入力ハンドル7の回転に依り、下方
締め付け歯車6が弾性体方向へネジこみ移動し、座金4
で挟まれた弾性体3が膨脹した図である。
締め付け歯車6が弾性体方向へネジこみ移動し、座金4
で挟まれた弾性体3が膨脹した図である。
【0016】図3は本体の側面図であり上端が加圧孔2
で、下方弾性体3中心の中空ボルト内の穴が噴射孔13
である。
で、下方弾性体3中心の中空ボルト内の穴が噴射孔13
である。
【0017】図4は、暗渠水こう(止水栓)を引き抜
き、暗渠埋設部より立ち上がりの水こうガイドパイプ1
4の上方から本体を落とし込み、集水管15内にはめ入
れた図である。
き、暗渠埋設部より立ち上がりの水こうガイドパイプ1
4の上方から本体を落とし込み、集水管15内にはめ入
れた図である。
【0018】図5は、弾性体3を膨脹させ、集水管15
内に密着固定した図であり弾性体3に打ち込みのスパイ
クピン16が集水管15内面に喰い込んでいる。この状
態で加圧孔2より圧水、または圧縮空気を送り込み、噴
射孔13より吐き出す圧力で集水管15内を加圧し、集
水孔17の目詰まりを清掃する。
内に密着固定した図であり弾性体3に打ち込みのスパイ
クピン16が集水管15内面に喰い込んでいる。この状
態で加圧孔2より圧水、または圧縮空気を送り込み、噴
射孔13より吐き出す圧力で集水管15内を加圧し、集
水孔17の目詰まりを清掃する。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0020】本装置は地上よりの遠隔操作ができ、また
集水管への着脱が容易なため清掃時間が短縮される。
集水管への着脱が容易なため清掃時間が短縮される。
【0021】水を張った水田で使用の場合、圧縮空気を
送り込むと水面に吹き出る気泡により清掃状態が目視で
きる。
送り込むと水面に吹き出る気泡により清掃状態が目視で
きる。
【0022】乾田で使用の場合、圧水を送り込むと田面
に吹き出る水により清掃状態の目視もできる。
に吹き出る水により清掃状態の目視もできる。
【0023】特に請求項3の円筒状弾性体へ打ち込んだ
スパイクピンは、塩ビ製の集水管へ喰い込むため、高圧
状態でも脱落することなく、連続作業が可能である。
スパイクピンは、塩ビ製の集水管へ喰い込むため、高圧
状態でも脱落することなく、連続作業が可能である。
【図1】本装置の側面図である。
【図2】弾性体を締め付けた側面図である。
【図3】正面図である。
【図4】本装置下方の弾性体を集水管にはめ入れた図で
ある。
ある。
【図5】本装置下方の弾性体を集水管内へ密着させた図
である。
である。
【図6】本装置の斜視図である。
1…鋼管 2…加圧孔 3…弾性体 4…座金 5…中空ボルト 6…締め付け歯車 7…ハンドル 8…入力歯車 9…チェン 10…入力歯車用シャフト 11…スナップリング 12…調整ネジ 13…噴射孔 14…水こうガイドパイプ 15…集水管 16…スパイクピン 17…集水孔 18…T形ソケット(水こうはまり部) 19…排水管 20…鋼管接手 21…メクラ栓 22…入力歯車取り付け鋼管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図3は本体の正面図であり上端が加圧孔2
で、下方弾性体3中心の中空ボルト内の穴が噴射孔13
である。
で、下方弾性体3中心の中空ボルト内の穴が噴射孔13
である。
Claims (3)
- 【請求項1】両端に座金を有する円筒状弾性体と、その
中心へはめ込む中空ボルトと、前記中空ボルトのオネジ
側からネジ込む中心部がメネジ形成の締め付け歯車を有
し、前記歯車の回転に依り、前記円筒状弾性体を締め挟
み、集水管と密着させて、前記中空ボルトの中心より加
圧液体、または気体を注入することを特徴とする暗渠集
水孔清掃装置。 - 【請求項2】円筒状弾性体の中心を貫通する中空ボルト
が、直角にネジ込みはめ合う鋼管と、前記鋼管上方に入
力歯車と、上端に加圧孔と、チェンを有し、前記円筒状
弾性体を挟む締め付け歯車と、前記入力歯車は、前記チ
ェンで接続しており地上よりの遠隔操作を可能にするこ
とを特徴とする請求項1記載の暗渠集水孔清掃装置。 - 【請求項3】円筒状弾性体の外周面には複数のスパイク
ピンを有し、集水管との密着固定効果をより確実にする
ことを特徴とする請求項1,2記載の暗渠集水孔清掃装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7097382A JPH08260449A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 暗渠集水孔清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7097382A JPH08260449A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 暗渠集水孔清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08260449A true JPH08260449A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=14190967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7097382A Pending JPH08260449A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 暗渠集水孔清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08260449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7136790B1 (en) | 1999-08-09 | 2006-11-14 | General Electric Company | Method, system, and program product for enabling design of products having a visual effect |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7097382A patent/JPH08260449A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7136790B1 (en) | 1999-08-09 | 2006-11-14 | General Electric Company | Method, system, and program product for enabling design of products having a visual effect |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5353842A (en) | Inflatable plug for use in plugging a large diameter pipe | |
US6098212A (en) | Plumbing apparatus | |
US4611617A (en) | Irrigation valve control apparatus | |
US4447917A (en) | Water pressure jet cleaner | |
JPH08260449A (ja) | 暗渠集水孔清掃装置 | |
US2807502A (en) | Apparatus for killing roots in underground pipes | |
JPH0235297A (ja) | 現場でのパイプ修理装置 | |
FR2509123A1 (fr) | Dispositif et son procede d'utilisation pour le traitement par injection des maladies vasculaires des arbres | |
US3498333A (en) | Pipe plug | |
CA1096637A (fr) | Systeme de recueillage de seve | |
JPH0689875B2 (ja) | 止水装置 | |
US6848384B2 (en) | Knuckle | |
CN220347247U (zh) | 一种轻型管道带压开孔机 | |
EP1132153A2 (en) | Valve cleaning | |
KR102370928B1 (ko) | 공동주택 건축물의 상하수도 연결장치 | |
KR200302531Y1 (ko) | 농업용수 공급용 분기구 | |
CN221923116U (zh) | 一种煤泥水转输泵出口虹吸破坏装置 | |
US6382060B1 (en) | Combination plumbing fixture and bracing implement | |
CA2252338A1 (en) | Apparatus and method for insitu culvert rehabilitation | |
JPH0210879Y2 (ja) | ||
KR200346305Y1 (ko) | 분기관 형성장치 | |
JP2657158B2 (ja) | コンクリート圧送管洗浄装置 | |
US20040133970A1 (en) | Hydraulic Plunger | |
CH684360A5 (de) | Vorrichtung und Verfahren zur Sanierung von Hausanschlussleitungen an nicht begehbaren Abwassersammelleitungen. | |
FR2668514A1 (fr) | Procede et dispositif pour le recepage d'ouvrages en beton. |