JP2657158B2 - コンクリート圧送管洗浄装置 - Google Patents

コンクリート圧送管洗浄装置

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JP2657158B2
JP2657158B2 JP7053365A JP5336595A JP2657158B2 JP 2657158 B2 JP2657158 B2 JP 2657158B2 JP 7053365 A JP7053365 A JP 7053365A JP 5336595 A JP5336595 A JP 5336595A JP 2657158 B2 JP2657158 B2 JP 2657158B2
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和敏 貝崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポンプ車を用いてミ
キサー車のコンクリートを打設箇所へ圧送し終わった後
で、圧送管内を洗浄するための器具に関する。
【0002】
【従来の技術】圧送管内にコンクリートが残留している
と、これが凝固して圧送管が使用不能に陥るから、打設
作業を終了したら、その都度管内を洗浄しておく必要が
ある。そのために従来は打設作業を終了したら圧送管を
ポンプ車から外し、図5に示す器具を用いて洗浄してい
た。
【0003】図5において、コンクリート圧送管51は
ポンプ車に取付けるためのフランジ52を有し、このフ
ランジに蓋53を取付けて管端を閉鎖する。蓋にはワン
タッチ・ジョイント54を有する三方弁55が設けられ
ている。
【0004】洗浄の作業手順は次の通りである。 圧送管51をポンプ車から外し、圧送管51内に圧
送管径より十分径が大きいスポンジ塊56を押込む。 圧送管51に蓋53を取付け、ジョイント54に連
結した圧搾空気管より圧搾空気を送入して、空気圧によ
り圧送管51の内面に付着しているコンクリートをスポ
ンジ塊56と共に圧送管先端から押出す。 蓋53を外し、圧送管51内に水57を注入し、ス
ポンジ塊56と同様なスポンジ塊58を再び押込む。 圧送管51に再び蓋53を取付け、圧搾空気を送入
して、圧送管51内の水をスポンジ塊58と共に管端か
ら排出させる。 蓋53を外し、圧送管51をポンプ車に取付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来は
圧送管51に蓋53を取付けたり外したりする操作が必
要であったが、蓋53の着脱は工具を用いて螺子を緩め
たり締めたりしなければならないので、これをくり返す
ことは甚だ面倒であった。この発明は、このような着脱
のくり返しを不要にして、圧送管の洗浄作業を簡易にす
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による装置は、
一端が閉塞され他端が開放された円筒形の洗浄装置本体
を有する。本体内は、その一側に接近して設けた仕切板
によって細隙と残余の広い空間とに仕切られている。本
体の閉塞端には、上記細隙に通ずる第1の管路と、残余
の空間に通ずる第2の管路とが設けられている。本体の
開放端には、コンクリート圧送管に結合するためのフラ
ンジが設けられている。
【0007】第1及び第2の管路の本体外における端部
には、これを給水管または圧搾空気管に簡易に結合する
ために、ワンタッチ・ジョイントを設けておくと便利で
ある。また、それらの中途に開閉弁を設けておくことが
望ましい。更に、異なる径のコンクリート圧送管にも使
用できるように、本体外周に径が異なるフランジを有す
る太径管接続部を設けておくことが望ましい。
【0008】
【作用】洗浄作業に先立ち、洗浄装置本体内の広い空間
には、予め適当な寸法のスポンジ塊を押込んでおく。打
設作業が終了したら、圧送管をポンプ車から外し、その
内部に上記とは別のスポンジ塊を押込んだ上で、圧送管
端にこの発明による洗浄装置本体を取付ける。
【0009】第1の管路より細隙を経て圧搾空気を導入
すると、圧送管内のスポンジは圧送管内のコンクリート
と共に管端から排出される。次に、第1の管路より圧送
管内に水を注入した後、第2の管路より本体内へ圧搾空
気を導入すると、予め収容していたスポンジ塊が水と共
に管端から排出され、洗浄作業が完了する。よって、圧
送管より洗浄装置本体を外し、圧送管をポンプ車に連結
する。
【0010】
【実施例】図1乃至図3において、円筒形の洗浄装置本
体1は、内径が約10cmで、一端にフランジ2を有
し、他端は底3によって閉塞されている。本体1内は、
仕切板4によって細隙5と広いスポンジ室6とに仕切ら
れており、底3を貫通する管路7及び8はそれぞれ細隙
5内及びスポンジ室6内に開口している。管路7、8は
底3の外方においてそれぞれ開閉弁9、10を有し、か
つ管端にはワンタッチ・ジョイントの雌部11、12を
それぞれ有する。なお、13、14はそれぞれ開閉弁
9、10のハンドルを示す。
【0011】コンクリート圧送管21は公称径が4イン
チで、端部にフランジ2と同形のフランジ22を有す
る。上述の洗浄装置本体1は、フランジ2をフランジ2
2に衝合させ、結合金具23を用いてフランジ2、22
を結合させることにより、圧送管21に取付けることが
できる。
【0012】結合金具23は、断面がコ字形の半円形部
材24及び25よりなり、双方の一端に設けた耳片2
6、27同士がピン28によって互いに連結され、他端
は、部材24に形成した突出片29にピン30で取付け
られている螺桿31を、部材25に形成した突出片32
の切割溝に嵌め、ナット33を施すことによって緊締さ
れる。各部材24、25に形成されたコ字形の溝34内
には、パッキング35が収容されている。
【0013】図2に示す圧搾空気管43は、ジョイント
雌部11及び12に結合されるジョイント雄部44を先
端に有し、中途に三方弁46を有する。三方弁46に
は、外開に開放された逃がし口47が設けられている。
また、同図に示す給水管48は先端にジョイント雄部4
4と同構造のジョイント雄部49を有し、中途に開閉弁
50を有している。
【0014】コンクリート圧送管21は、コンクリート
圧送中は結合金具23によってポンプ車に結合されてお
り、打設作業が終了したら、結合金具23を緩めてポン
プ車から外される。洗浄装置本体1のスポンジ室6内に
直径20cm、長さ25cmのスポンジ塊41を押込
み、圧送管21内にも同寸法のスポンジ塊42を押込ん
だ上で、図1に示すように結合金具23によって両者を
結合する。
【0015】開閉弁10を閉じておき、管路7に圧搾空
気管43をジョイント11、44によって結合し、開閉
弁9を開いて細隙5よりコンクリート圧送管21内に圧
搾空気を導入すると、圧送管21の内面に付着している
コンクリートは、スポンジ42と共に管外へ排出され
る。
【0016】次に、開閉弁9を閉じると共に三方弁46
を切換え、、管路7から圧搾空気管43を外して代わり
に給水管48をジョイント11、49によって結合し、
開閉弁9及び50を開いて細隙5よりコンクリート圧送
管21内に水を注入して溜める。その量は20リットル
程度で充分である。
【0017】そして、開閉弁9及び50を閉じ、管路8
に圧搾空気管43をジョイント12、44によって結合
し、開閉弁10を開くと共に三方弁46を切換えてスポ
ンジ室6内へ圧搾空気を導入すると、スポンジ41はコ
ンクリート圧送管21内へ送り込まれ、水と共に管端か
ら排出される。
【0018】圧搾空気の送入中にコンクリート圧送管2
1の途中でスポンジ塊41または42が詰まって排出で
きなくなった場合は、三方弁46を抜気側に切換えて圧
送管21内の圧搾空気を逃し口47より外界へ逃した後
に、圧送管21を分解して閉塞物を除去する。
【0019】水洗を終了したら、開閉弁45及び50を
閉じた状態で圧搾空気管43及び給水管48をそれぞれ
管路8及び7から外し、コンクリート圧送管21は洗浄
装置本体1を取外してポンプ車へ再び結合する。
【0020】図4に示す実施例においては、図1と同様
な円筒形をなす本体1の外周にフランジ状の張出部分1
6が形成され、この周縁から本体1の開口端側へ向かっ
て短円筒部分17が形成され、短円筒部分17は先端に
フランジ18を有し、これらの部分が太径管結合部19
を構成している。1例として、本体1側のフランジ2を
4インチ圧送管用に形成し、フランジ18を5インチ圧
送管用として形成しておけば、同一寸法の洗浄装置を4
インチ及び5インチの2通りのコンクリート圧送管に共
用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によるときは、
コンクリート圧送管端に取付けた洗浄装置を、水洗作業
の途中で一旦取外して再び取付ける面倒な操作を省略し
て、コンクリート圧送管の水洗作業を簡易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【図2】上記実施例における閉塞端の端面図である。
【図3】上記実施例における本体部分の開口端の端面図
である。
【図4】この発明の他の実施例における本体部分のみの
断面図である。
【図5】従来装置の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1 洗浄装置本体 2 フランジ 3 底 4 仕切板 5 細隙 6 スポンジ室(残余の空間) 7 第1の管路 8 第2の管路 9及び10 開閉弁 11及び12 ワンタッチ・ジョイントの雌部 18 フランジ 19 太径管結合部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が閉塞され他端が開放されている円
    筒形本体内の一側に、本体内壁との間に細隙を隔てて仕
    切板を設け、上記本体の閉塞端には上記細隙内に通ずる
    第1の管路と上記本体内の残余の空間に通ずる第2の管
    路とを設け、上記本体の開放端にはコンクリート圧送管
    結合用のフランジを設けてなるコンクリート圧送管洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2の管路は上記本体外部
    における管端にそれぞれワンタッチ・ジョイントを有す
    ることを特徴とする請求項1記載のコンクリート圧送管
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 上記第1及び第2の管路は上記本体外部
    に位置する部分に開閉弁を有することを特徴とする請求
    項1または2記載のコンクリート圧送管洗浄装置。
  4. 【請求項4】 上記本体の外周には、上記コンクリート
    圧送管より太径のコンクリート圧送管結合用のフランジ
    を有する太径管結合部が設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載のコンクリート圧送管洗浄装置。
JP7053365A 1995-02-16 1995-02-16 コンクリート圧送管洗浄装置 Expired - Lifetime JP2657158B2 (ja)

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JPH08215654A JPH08215654A (ja) 1996-08-27
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