JPH08260090A - ダイカスト性に優れたMg−Si−Ca過共晶合金 - Google Patents
ダイカスト性に優れたMg−Si−Ca過共晶合金Info
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- JPH08260090A JPH08260090A JP9137195A JP9137195A JPH08260090A JP H08260090 A JPH08260090 A JP H08260090A JP 9137195 A JP9137195 A JP 9137195A JP 9137195 A JP9137195 A JP 9137195A JP H08260090 A JPH08260090 A JP H08260090A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイカスト性に優れたマグネシウム合金を提
供する。 【構成】 重量%でCa:0.3〜3.0%、Si:1.4〜
3.0%を含み、残部が実質的にマグネシウムからなり、
ダイカスト性に優れたことを特徴とするMg−Si−C
a過共晶合金。
供する。 【構成】 重量%でCa:0.3〜3.0%、Si:1.4〜
3.0%を含み、残部が実質的にマグネシウムからなり、
ダイカスト性に優れたことを特徴とするMg−Si−C
a過共晶合金。
Description
【0001】本発明は、ダイカスト性に優れたMg−S
i−Ca過共晶合金に関するものである。
i−Ca過共晶合金に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、材料の軽量化へのニーズが高ま
り、実用合金中最も密度の小さいマグネシウム合金が注
目されている。特に、航空機材料あるいは自動車用材料
として注目されている。
り、実用合金中最も密度の小さいマグネシウム合金が注
目されている。特に、航空機材料あるいは自動車用材料
として注目されている。
【0003】しかしながら、このマグネシウム合金は、
耐熱強度が低い、Al合金に比べ鋳造性に劣る、もしく
は耐熱性を向上させるためにYや他の希土類元素を添加
すると非常に高価な合金となり、その使用範囲は制限さ
れるという問題を有している。
耐熱強度が低い、Al合金に比べ鋳造性に劣る、もしく
は耐熱性を向上させるためにYや他の希土類元素を添加
すると非常に高価な合金となり、その使用範囲は制限さ
れるという問題を有している。
【0004】そこで、これら問題を解決するため、重量
%で、カルシウム:0.3〜1.5%、珪素:0.5〜1.5%
を含有するマグネシウム合金、さらに0.5%以下のアル
ミニウム、2%以下の亜鉛、0.6%以下のマンガンの少
なくとも一種以上含むマグネシウム合金(特開平6−33
0216号公報)が提案されている。これより、比較的廉価
な原材料費で高温における機械的強度、靱性のすぐれた
マグネシウム合金の鋳造材、ダイカスト材が得られると
している。
%で、カルシウム:0.3〜1.5%、珪素:0.5〜1.5%
を含有するマグネシウム合金、さらに0.5%以下のアル
ミニウム、2%以下の亜鉛、0.6%以下のマンガンの少
なくとも一種以上含むマグネシウム合金(特開平6−33
0216号公報)が提案されている。これより、比較的廉価
な原材料費で高温における機械的強度、靱性のすぐれた
マグネシウム合金の鋳造材、ダイカスト材が得られると
している。
【0005】また、従来の他の改良技術として、マグネ
シウムまたはマグネシウム合金にCa,Ba,Sr等の
アルカリ土類金属の1種以上を0.1〜10重量%を添加
してなるマグネシウム材、さらにZn,Cd,Pb,S
n,Si,Mn,Zr,Beの1種以上を10重量%以
下含有してなるマグネシウム材、さらにアルミナ,アル
ミナシリカ,シリカ,SiC,カーボン等の無機繊維ま
たは粉体強化材として含有してなるマグネシウム材(特
表平5−815238号/国際公開WO93/15238)が提案されて
いる。これより、マグネシウム材の溶湯の難燃化を図る
ことができるとしている。
シウムまたはマグネシウム合金にCa,Ba,Sr等の
アルカリ土類金属の1種以上を0.1〜10重量%を添加
してなるマグネシウム材、さらにZn,Cd,Pb,S
n,Si,Mn,Zr,Beの1種以上を10重量%以
下含有してなるマグネシウム材、さらにアルミナ,アル
ミナシリカ,シリカ,SiC,カーボン等の無機繊維ま
たは粉体強化材として含有してなるマグネシウム材(特
表平5−815238号/国際公開WO93/15238)が提案されて
いる。これより、マグネシウム材の溶湯の難燃化を図る
ことができるとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−330216号公報に記載のマグネシウム合金は、α−M
g中の溶質固溶量が少ないうえに晶出する化合物量も少
ないために一般のマグネシウム合金よりも強度が小さい
という欠点を有している。
6−330216号公報に記載のマグネシウム合金は、α−M
g中の溶質固溶量が少ないうえに晶出する化合物量も少
ないために一般のマグネシウム合金よりも強度が小さい
という欠点を有している。
【0007】また、国際公開WO93/15238号公報に開示さ
れたマグネシウム合金は、鋳造性を考慮していないため
に多くの欠陥が発生したり、ダイカスト時には鋳造割れ
が発生するという欠点を有している。
れたマグネシウム合金は、鋳造性を考慮していないため
に多くの欠陥が発生したり、ダイカスト時には鋳造割れ
が発生するという欠点を有している。
【0008】そこで、本発明者らは、上述の如き従来技
術の問題点を解決すべく鋭意研究し、各種の系統的実験
を重ねた結果、本発明を成すに至ったものである。
術の問題点を解決すべく鋭意研究し、各種の系統的実験
を重ねた結果、本発明を成すに至ったものである。
【0009】(発明の目的)本発明の目的は、ダイカス
ト性に優れたマグネシウム合金を提供するにある。
ト性に優れたマグネシウム合金を提供するにある。
【0010】本発明者らは、上述の従来技術の問題に対
して、以下のことに着眼した。すなわち、まず、自動車
部品などをマグネシウム合金化し軽量化を図る場合に
は、廉価で良好なクリープ特性を有し、しかも鋳造用ア
ルミニウム合金なみのダイカスト性を有する合金が必要
となる。本発明者らは、従来のMg−Zn−Ca合金を
研究する中で、クリープ特性はCaのみを含有すること
によっても大きく改善されることを見い出した。しかし
ながら、Mg−Ca合金の鋳造性はかならずしも良好で
はなくダイカスト時には非常に多くの鋳造割れが発生す
る。そこで、合金の強度を保ちながら鋳造性を改善する
ことに着目した。
して、以下のことに着眼した。すなわち、まず、自動車
部品などをマグネシウム合金化し軽量化を図る場合に
は、廉価で良好なクリープ特性を有し、しかも鋳造用ア
ルミニウム合金なみのダイカスト性を有する合金が必要
となる。本発明者らは、従来のMg−Zn−Ca合金を
研究する中で、クリープ特性はCaのみを含有すること
によっても大きく改善されることを見い出した。しかし
ながら、Mg−Ca合金の鋳造性はかならずしも良好で
はなくダイカスト時には非常に多くの鋳造割れが発生す
る。そこで、合金の強度を保ちながら鋳造性を改善する
ことに着目した。
【0011】
(第1発明)本発明のMg−Si−Ca過共晶合金は、
重量%でCa:0.3〜3.0%、Si:1.4〜3.0%を含
み、残部が実質的にマグネシウムからなり、ダイカスト
性に優れたことを特徴とする。
重量%でCa:0.3〜3.0%、Si:1.4〜3.0%を含
み、残部が実質的にマグネシウムからなり、ダイカスト
性に優れたことを特徴とする。
【0012】(第2発明)本発明のMg−Si−Ca過
共晶合金は、重量%でCa:0.3〜3.0%、Si:1.4
〜3.0%と、少なくともAl: 6.0%以下,Zn: 4.0
%以下,希土類元素: 3.0%以下,Zr: 1.0%以下,
Mn: 1.0%以下,Sr: 1.0%以下のうちの一種以上
を含み、残部がマグネシウムからなり、ダイカスト性に
優れたことを特徴とする。
共晶合金は、重量%でCa:0.3〜3.0%、Si:1.4
〜3.0%と、少なくともAl: 6.0%以下,Zn: 4.0
%以下,希土類元素: 3.0%以下,Zr: 1.0%以下,
Mn: 1.0%以下,Sr: 1.0%以下のうちの一種以上
を含み、残部がマグネシウムからなり、ダイカスト性に
優れたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本第1発明および第2発明のMg−Si−Ca
過共晶合金が優れた効果を発揮するメカニズムについて
は、未だ必ずしも明らかではないが、次のように考えら
れる。
過共晶合金が優れた効果を発揮するメカニズムについて
は、未だ必ずしも明らかではないが、次のように考えら
れる。
【0014】(第1発明の作用)本発明のマグネシウム
合金は、Siを添加することにより著しく鋳造割れ性を
改善したものである。この鋳造性の改善はMg−Mg2
Siの共晶反応が充分に起こることによる。また、充分
な強度は板状のMg2 Siが初晶として晶出することと
Caの添加による。以上より、良好な鋳造性と強度を有
する合金が得られる。
合金は、Siを添加することにより著しく鋳造割れ性を
改善したものである。この鋳造性の改善はMg−Mg2
Siの共晶反応が充分に起こることによる。また、充分
な強度は板状のMg2 Siが初晶として晶出することと
Caの添加による。以上より、良好な鋳造性と強度を有
する合金が得られる。
【0015】カルシウム(Ca)の含有量は、0.3重量
%以上3.0重量%以下である。Caは、マグネシウムの
静的強度、クリープ特性を向上させる元素である。この
Caの含有量が0.3重量%未満の場合は、充分な強化が
できない。また、該含有量が3.0重量%を超える場合
は、伸びを減少させるとともにダイカスト時に多くの鋳
造割れが発生する。
%以上3.0重量%以下である。Caは、マグネシウムの
静的強度、クリープ特性を向上させる元素である。この
Caの含有量が0.3重量%未満の場合は、充分な強化が
できない。また、該含有量が3.0重量%を超える場合
は、伸びを減少させるとともにダイカスト時に多くの鋳
造割れが発生する。
【0016】珪素(Si)の含有量は、1.4重量%以上
3.0重量%以下である。Siは、静的強度、耐摩耗性、
ダイカスト性を向上させる。すなわち、微細に高融点の
化合物を形成してクリープ変形を抑制し、共晶融液によ
り、鋳造割れ性、流動性を改善する元素である。このS
iの含有量が1.4重量%以上、すなわち、共晶点以上の
Siを添加させることにより板状の化合物(Mg2 S
i)が晶出して強度が向上するとともに耐摩耗性が向上
し、共晶組成の液体によりダイカスト性が向上する。こ
のSiの含有量が1.4重量%未満の場合は、Mg2 Si
の晶出量が少なく強化の効果が発現しない。また、該含
有量が3.0重量%を超える場合は、液相線温度が750
℃を超え、鋳造温度としては800℃以上となり、マグ
ネシウム合金溶湯が発火しやすくなる。また、化合物の
増加により靱性が低下するとともに、Mg2 Siが粗大
化してしまい十分な強化効果が得られず、靱性が低下す
る。また、この場合は、製造上溶解温度を高温としなけ
ればならず、溶解が困難となる。さらに、CaとSiが
化合物を形成し、Ca添加の効果を損なう。
3.0重量%以下である。Siは、静的強度、耐摩耗性、
ダイカスト性を向上させる。すなわち、微細に高融点の
化合物を形成してクリープ変形を抑制し、共晶融液によ
り、鋳造割れ性、流動性を改善する元素である。このS
iの含有量が1.4重量%以上、すなわち、共晶点以上の
Siを添加させることにより板状の化合物(Mg2 S
i)が晶出して強度が向上するとともに耐摩耗性が向上
し、共晶組成の液体によりダイカスト性が向上する。こ
のSiの含有量が1.4重量%未満の場合は、Mg2 Si
の晶出量が少なく強化の効果が発現しない。また、該含
有量が3.0重量%を超える場合は、液相線温度が750
℃を超え、鋳造温度としては800℃以上となり、マグ
ネシウム合金溶湯が発火しやすくなる。また、化合物の
増加により靱性が低下するとともに、Mg2 Siが粗大
化してしまい十分な強化効果が得られず、靱性が低下す
る。また、この場合は、製造上溶解温度を高温としなけ
ればならず、溶解が困難となる。さらに、CaとSiが
化合物を形成し、Ca添加の効果を損なう。
【0017】上記CaとSiが共存することにより、C
aは共晶のMg相中に固溶しクリープ強度を大きくし、
Siは強度改善とともに鋳造割れを防ぐ効果が発揮さ
れ、強度と鋳造性を兼ね備えた合金が得られる。
aは共晶のMg相中に固溶しクリープ強度を大きくし、
Siは強度改善とともに鋳造割れを防ぐ効果が発揮さ
れ、強度と鋳造性を兼ね備えた合金が得られる。
【0018】以上により、本発明のMg−Si−Ca過
共晶合金は、ダイカスト性に優れているものと考えられ
る。
共晶合金は、ダイカスト性に優れているものと考えられ
る。
【0019】(第2発明の作用)本第2発明のMg−S
i−Ca過共晶合金の作用は、前記第1発明の作用と同
様の作用を奏するのに加えて、下記のような作用を奏す
る。
i−Ca過共晶合金の作用は、前記第1発明の作用と同
様の作用を奏するのに加えて、下記のような作用を奏す
る。
【0020】すなわち、本発明の耐熱マグネシウム合金
は、重量%で0.3〜3.0%のCaと1.4〜3.0%のSi
に加えて、さらに第4元素として、少なくともAl,Z
n,希土類元素,Zr,Mn,Srのうちの一種以上を
含んでなる。これら第4元素を含有することにより、固
溶強化、粒界での晶出物形成、組織の微細化等により、
室温強度および高温強度が向上し、さらに本合金のクリ
ープ特性が良好なものになるものと考えられる。
は、重量%で0.3〜3.0%のCaと1.4〜3.0%のSi
に加えて、さらに第4元素として、少なくともAl,Z
n,希土類元素,Zr,Mn,Srのうちの一種以上を
含んでなる。これら第4元素を含有することにより、固
溶強化、粒界での晶出物形成、組織の微細化等により、
室温強度および高温強度が向上し、さらに本合金のクリ
ープ特性が良好なものになるものと考えられる。
【0021】アルミニウム(Al)の含有量は、6.0重
量%以下である。Alは、固溶強化によって、耐力、伸
びを改善する元素である。α−Mg中に固溶して、静的
強度を向上させる。Alは含有量が増加するに従って室
温での引張強さや耐力は大きくなるが、Alの含有量が
6.0重量%を超えると二次クリープ速度が大きくなる。
量%以下である。Alは、固溶強化によって、耐力、伸
びを改善する元素である。α−Mg中に固溶して、静的
強度を向上させる。Alは含有量が増加するに従って室
温での引張強さや耐力は大きくなるが、Alの含有量が
6.0重量%を超えると二次クリープ速度が大きくなる。
【0022】亜鉛(Zn)の含有量は、4.0重量%以下
である。Znは、固溶強化によって耐力、伸びを改善す
るとともに、時効効果を誘起し、熱処理の効果を大きく
する元素である。Znの含有量が増加するに従って室温
での引張強さや耐力は大きくなるが、Znの含有量が
4.0重量%を超えると二次クリープ速度が大きくなる。
なお、本発明において、前記Al、Znの一方のみを前
記所定量含んでもよく、また両方を合計量で6.0重量%
以下含んでもよい。
である。Znは、固溶強化によって耐力、伸びを改善す
るとともに、時効効果を誘起し、熱処理の効果を大きく
する元素である。Znの含有量が増加するに従って室温
での引張強さや耐力は大きくなるが、Znの含有量が
4.0重量%を超えると二次クリープ速度が大きくなる。
なお、本発明において、前記Al、Znの一方のみを前
記所定量含んでもよく、また両方を合計量で6.0重量%
以下含んでもよい。
【0023】希土類元素(R.E.M.)の含有量は、
3.0重量%以下である。この希土類元素は、固溶および
粒界への晶出によって耐熱強度を向上させる元素であ
る。希土類元素の含有量が3.0重量%を超えると、靱性
が劣化する。
3.0重量%以下である。この希土類元素は、固溶および
粒界への晶出によって耐熱強度を向上させる元素であ
る。希土類元素の含有量が3.0重量%を超えると、靱性
が劣化する。
【0024】マンガン(Mn)の含有量は、1.0重量%
以下である。Mnは、耐食性を改善するとともに僅かに
固溶することにより耐熱性を向上させる元素である。M
nの含有量が1.0重量%を超えると、粗大なMnが晶出
して機械的強度を劣化させる。
以下である。Mnは、耐食性を改善するとともに僅かに
固溶することにより耐熱性を向上させる元素である。M
nの含有量が1.0重量%を超えると、粗大なMnが晶出
して機械的強度を劣化させる。
【0025】スロトンチウム(Sr)の含有量は、1.0
重量%以下である。Srは、マイクロポロシティーを減
少させる元素で合金の気密性を向上させ、部品の耐圧性
を向上させる元素である。Srの含有量が1.0重量%を
超えると、靭性が低下する。
重量%以下である。Srは、マイクロポロシティーを減
少させる元素で合金の気密性を向上させ、部品の耐圧性
を向上させる元素である。Srの含有量が1.0重量%を
超えると、靭性が低下する。
【0026】ジルコニウム(Zr)の含有量は、1.0重
量%以下である。Zrは、結晶粒を微細化し機械的強度
を向上させる元素である。Zrの含有量が1.0重量%を
超えると、固溶量を大幅に越えるのでこれ以上含有させ
ても微細化の効果は大きくならず、逆に急激な融点の上
昇に伴い溶解が困難となる。
量%以下である。Zrは、結晶粒を微細化し機械的強度
を向上させる元素である。Zrの含有量が1.0重量%を
超えると、固溶量を大幅に越えるのでこれ以上含有させ
ても微細化の効果は大きくならず、逆に急激な融点の上
昇に伴い溶解が困難となる。
【0027】以上により、本発明のマグネシウム合金
は、ダイカスト性に優れるとともに、熱処理をしない鋳
造のままでも強度特性に優れたマグネシウム合金を得る
ことができるものと考えられる。
は、ダイカスト性に優れるとともに、熱処理をしない鋳
造のままでも強度特性に優れたマグネシウム合金を得る
ことができるものと考えられる。
【0028】
(第1発明の効果)本発明のMg−Si−Ca過共晶合
金は、ダイカスト性に優れている。また、これより廉価
で良好な強度特性を有するマグネシウム合金を得ること
ができる。さらに、化合物を比較的多く含むので耐摩耗
性が向上し、Si量の多い初晶Mg2 Siが多い組成で
は弾性率も改善されてくる。
金は、ダイカスト性に優れている。また、これより廉価
で良好な強度特性を有するマグネシウム合金を得ること
ができる。さらに、化合物を比較的多く含むので耐摩耗
性が向上し、Si量の多い初晶Mg2 Siが多い組成で
は弾性率も改善されてくる。
【0029】(第2発明の効果)本発明のMg−Si−
Ca過共晶合金は、ダイカスト性に優れている。また、
これより廉価で良好な強度特性を有するマグネシウム合
金を得ることができる。さらに、第4元素として少なく
ともAl,Zn,希土類元素,Zr,Mn,Srのうち
の一種以上を含んでなるので、前記第1発明のMg−S
i−Ca過共晶合金に比べて、静的強度が優れ、かつク
リープ特性がさらに改善される。
Ca過共晶合金は、ダイカスト性に優れている。また、
これより廉価で良好な強度特性を有するマグネシウム合
金を得ることができる。さらに、第4元素として少なく
ともAl,Zn,希土類元素,Zr,Mn,Srのうち
の一種以上を含んでなるので、前記第1発明のMg−S
i−Ca過共晶合金に比べて、静的強度が優れ、かつク
リープ特性がさらに改善される。
【0030】
【発明の具体的説明】以下に、前記第1発明および第2
発明をさらに具体的にした発明(具体例)について説明
する。
発明をさらに具体的にした発明(具体例)について説明
する。
【0031】(発明の具体的説明)本第1発明および第
2発明のMg−Si−Ca過共晶合金において、カルシ
ウム(Ca)の含有量は、1.0重量%以上3.0重量%以
下であることが好ましい。Caの含有量を1.0重量%〜
3.0重量%とすることにより、靱性の劣化が見られず、
また二次クリープ速度が極めて低くなるので好適であ
る。
2発明のMg−Si−Ca過共晶合金において、カルシ
ウム(Ca)の含有量は、1.0重量%以上3.0重量%以
下であることが好ましい。Caの含有量を1.0重量%〜
3.0重量%とすることにより、靱性の劣化が見られず、
また二次クリープ速度が極めて低くなるので好適であ
る。
【0032】また、珪素(Si)の含有量は、1.5重量
%以上2.1重量%以下であることが好ましい。Siの含
量を1.5重量%以上2.1重量%以下とすることにより、
板状の化合物が晶出し充分な強度が得られるとともに比
較的低温で溶解鋳造作業を行うことができるので好適で
ある。さらに珪素(Si)の含有量を、1.7重量%以上
2.1重量%以下にすることにより,鋳造条件の多少の変
化にかかわらず確実に板状の晶出物が形成されるので好
適である。
%以上2.1重量%以下であることが好ましい。Siの含
量を1.5重量%以上2.1重量%以下とすることにより、
板状の化合物が晶出し充分な強度が得られるとともに比
較的低温で溶解鋳造作業を行うことができるので好適で
ある。さらに珪素(Si)の含有量を、1.7重量%以上
2.1重量%以下にすることにより,鋳造条件の多少の変
化にかかわらず確実に板状の晶出物が形成されるので好
適である。
【0033】本発明のMg−Si−Ca過共晶合金の製
造方法の一例を簡単に示すと、以下のようである。すな
わち、本合金は、各元素を純金属、合金または塩化物や
フッ化物の形態で溶融Mgに添加し、ダイカストするこ
とにより、マグネシウム合金部品を得ることができる。
なお、溶解作業中には、従来のマグネシウム合金と同様
にSF6 ガスやフラックス等による防燃や精錬を必要に
おいて行うことが好ましい。さらにSiを目的組成に溶
解させるために溶湯を撹拌すると良い。また、これを重
力鋳造に供する場合も同様の操作で良い。
造方法の一例を簡単に示すと、以下のようである。すな
わち、本合金は、各元素を純金属、合金または塩化物や
フッ化物の形態で溶融Mgに添加し、ダイカストするこ
とにより、マグネシウム合金部品を得ることができる。
なお、溶解作業中には、従来のマグネシウム合金と同様
にSF6 ガスやフラックス等による防燃や精錬を必要に
おいて行うことが好ましい。さらにSiを目的組成に溶
解させるために溶湯を撹拌すると良い。また、これを重
力鋳造に供する場合も同様の操作で良い。
【0034】以下に、本発明の実施例を説明する。
【0035】第1実施例 電気炉中で予熱した高クロム合金鋼(SUS430)製のるつ
ぼ(内径80mm,高さ230mm ) の内面に塩化マグネシウム
系のフラックスを塗布し、その中に純Mg地金を投入し
て溶解した。次に、 700℃に保持した溶湯に金属Caを
所定量添加し、さらに 750℃に昇温し小片のSiを所定
量添加した。これらを充分に撹拌後、これらが完全に溶
解したことを確認してから、精練を行った。精練終了
後、 780℃に保持した。なお、溶解作業中は燃焼防止の
ために溶湯表面に炭酸ガスとSF6ガスの混合ガスを0.
2リットル/min吹きつけるとともに、適宜フラックスを
溶湯表面に散布した。このようにして得た合金溶湯を、
図1の形状にダイカストした(試料番号1〜4)。試験
片は、幅5mm、厚さが10mmとした。このとき、拘束長
さを20〜100mm に変化させてダイカストしたときの鋳造
割れの発生を目視、またはX線探傷試験で確認し、合金
の鋳造割れ感受性を評価した。その結果を表1に示す。
ぼ(内径80mm,高さ230mm ) の内面に塩化マグネシウム
系のフラックスを塗布し、その中に純Mg地金を投入し
て溶解した。次に、 700℃に保持した溶湯に金属Caを
所定量添加し、さらに 750℃に昇温し小片のSiを所定
量添加した。これらを充分に撹拌後、これらが完全に溶
解したことを確認してから、精練を行った。精練終了
後、 780℃に保持した。なお、溶解作業中は燃焼防止の
ために溶湯表面に炭酸ガスとSF6ガスの混合ガスを0.
2リットル/min吹きつけるとともに、適宜フラックスを
溶湯表面に散布した。このようにして得た合金溶湯を、
図1の形状にダイカストした(試料番号1〜4)。試験
片は、幅5mm、厚さが10mmとした。このとき、拘束長
さを20〜100mm に変化させてダイカストしたときの鋳造
割れの発生を目視、またはX線探傷試験で確認し、合金
の鋳造割れ感受性を評価した。その結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】(比較例1〜比較例11)比較のために、
前記実施例に於いて構成元素の含有量が本発明外の比較
用マグネシウム合金(試料番号:C1〜C8)、および
比較用Al合金(試料番号:C9〜C11)をダイカス
トした。このとき、前記実施例と同様に、拘束長さを20
〜100mm に変化させてダイカストしたときの鋳造割れの
発生を目視、またはX線探傷試験で確認し、合金の鋳造
割れ感受性を評価した。その結果を、表1に併せて示
す。
前記実施例に於いて構成元素の含有量が本発明外の比較
用マグネシウム合金(試料番号:C1〜C8)、および
比較用Al合金(試料番号:C9〜C11)をダイカス
トした。このとき、前記実施例と同様に、拘束長さを20
〜100mm に変化させてダイカストしたときの鋳造割れの
発生を目視、またはX線探傷試験で確認し、合金の鋳造
割れ感受性を評価した。その結果を、表1に併せて示
す。
【0038】表1より、本実施例合金が、鋳造用Al合
金並もしくはそれ以上のダイカスト性を有することがわ
かる。
金並もしくはそれ以上のダイカスト性を有することがわ
かる。
【0039】第2実施例 合金組成を、Mg−1重量%Ca−1.5重量%Si(試
料番号5)、およびMg−1重量%Ca−1.9重量%S
i(試料番号6)とした以外は、前記第1実施例と同様
にして本発明にかかる第2実施例のマグネシウム合金を
ダイカストした。このとき、拘束長さを20〜100mm に変
化させてダイカストしたときの鋳造割れの発生を目視、
またはX線探傷試験で確認し、合金の鋳造割れ感受性を
評価した結果、本実施例のマグネシウム合金は、何れも
割れを検知しなかった。次に、得られたマグネシウム合
金の硬さを測定した結果、試料番号5はHv48.1、試
料番号6はHv50.1であった。次に、得られたマグネ
シウム合金の断面の金属組織を、光学顕微鏡(倍率:2
00倍)で観察した。その結果を、試料番号5は図2
に、試料番号6は図3にそれぞれ示す。
料番号5)、およびMg−1重量%Ca−1.9重量%S
i(試料番号6)とした以外は、前記第1実施例と同様
にして本発明にかかる第2実施例のマグネシウム合金を
ダイカストした。このとき、拘束長さを20〜100mm に変
化させてダイカストしたときの鋳造割れの発生を目視、
またはX線探傷試験で確認し、合金の鋳造割れ感受性を
評価した結果、本実施例のマグネシウム合金は、何れも
割れを検知しなかった。次に、得られたマグネシウム合
金の硬さを測定した結果、試料番号5はHv48.1、試
料番号6はHv50.1であった。次に、得られたマグネ
シウム合金の断面の金属組織を、光学顕微鏡(倍率:2
00倍)で観察した。その結果を、試料番号5は図2
に、試料番号6は図3にそれぞれ示す。
【0040】(比較例12)合金組成を、本発明外のM
g−1重量%Ca−0.5重量%Si(試料番号:C1
2)とした他は、前記第2実施例と同様にして比較用マ
グネシウム合金をダカストした。このとき、前記第2実
施例と同様に、硬さを測定した結果、試料番号C12の
硬さはHv40.5であった。次に、得られた比較用マグ
ネシウム合金の断面を観察した結果を、図4に示す。
g−1重量%Ca−0.5重量%Si(試料番号:C1
2)とした他は、前記第2実施例と同様にして比較用マ
グネシウム合金をダカストした。このとき、前記第2実
施例と同様に、硬さを測定した結果、試料番号C12の
硬さはHv40.5であった。次に、得られた比較用マグ
ネシウム合金の断面を観察した結果を、図4に示す。
【0041】図2〜図4、および鋳造割れ評価試験よ
り、本実施例の合金は、ダイカスト性に優れるととも
に、板状の晶出物の出現によって硬さが向上しているこ
とがわかる。
り、本実施例の合金は、ダイカスト性に優れるととも
に、板状の晶出物の出現によって硬さが向上しているこ
とがわかる。
【0042】第3実施例 前記第1実施例と同様に溶製する過程にAl、REM
(Ce系ミッシュメタル)およびMnを所定量添加して
ダイカストし、鋳造割れ感受性を評価した(試料番号7
〜9)。その結果を表2に示す。
(Ce系ミッシュメタル)およびMnを所定量添加して
ダイカストし、鋳造割れ感受性を評価した(試料番号7
〜9)。その結果を表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】表2より、AlとREMは鋳造割れ感受性
を大きくしないことがわかる。
を大きくしないことがわかる。
【図1】本発明の第1実施例〜第3実施例において得ら
れたマグネシウム合金、および比較例1〜11において
得られた比較用合金の鋳造割れ試験片の形状を示す説明
図である。
れたマグネシウム合金、および比較例1〜11において
得られた比較用合金の鋳造割れ試験片の形状を示す説明
図である。
【図2】本発明の第2実施例において得られたマグネシ
ウム合金ダイカスト材(試料番号5)の断面の金属組織
を示す光学顕微鏡写真図(倍率:200倍)である。
ウム合金ダイカスト材(試料番号5)の断面の金属組織
を示す光学顕微鏡写真図(倍率:200倍)である。
【図3】本発明の第2実施例において得られたマグネシ
ウム合金ダイカスト材(試料番号6)の断面の金属組織
を示す光学顕微鏡写真図(倍率:200倍)である。
ウム合金ダイカスト材(試料番号6)の断面の金属組織
を示す光学顕微鏡写真図(倍率:200倍)である。
【図4】比較例12において得られた比較用マグネシウ
ム合金ダイカスト材(試料番号:C12)の断面の金属
組織を示す光学顕微鏡写真図(倍率:200倍)であ
る。
ム合金ダイカスト材(試料番号:C12)の断面の金属
組織を示す光学顕微鏡写真図(倍率:200倍)であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%でCa:0.3〜3.0%、Si:
1.4〜3.0%を含み、残部が実質的にマグネシウムから
なり、ダイカスト性に優れたことを特徴とするMg−S
i−Ca過共晶合金。 - 【請求項2】 重量%でCa:0.3〜3.0%、Si:
1.4〜3.0%と、少なくともAl: 6.0%以下,Zn:
4.0%以下,希土類元素: 3.0%以下,Zr:1.0%以
下,Mn: 1.0%以下,Sr: 1.0%以下のうちの一種
以上を含み、残部がマグネシウムからなり、ダイカスト
性に優れたことを特徴とするMg−Si−Ca過共晶合
金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9137195A JPH08260090A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | ダイカスト性に優れたMg−Si−Ca過共晶合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9137195A JPH08260090A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | ダイカスト性に優れたMg−Si−Ca過共晶合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08260090A true JPH08260090A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=14024526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9137195A Pending JPH08260090A (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | ダイカスト性に優れたMg−Si−Ca過共晶合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08260090A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6322644B1 (en) * | 1999-12-15 | 2001-11-27 | Norands, Inc. | Magnesium-based casting alloys having improved elevated temperature performance |
US6342180B1 (en) | 2000-06-05 | 2002-01-29 | Noranda, Inc. | Magnesium-based casting alloys having improved elevated temperature properties |
EP1241276A1 (en) * | 2001-03-14 | 2002-09-18 | Ryobi Ltd. | Creep-resistant magnesium alloy |
WO2008026333A1 (fr) * | 2006-09-01 | 2008-03-06 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Alliage de magnésium ignifuge à haute résistance |
US7445751B2 (en) * | 2003-11-25 | 2008-11-04 | Chrysler Llc | Creep resistant magnesium alloy |
JP5680244B1 (ja) * | 2014-04-23 | 2015-03-04 | 株式会社Lafジャパン | 合金の析出物微細化方法及びこれに用いる析出物微細化装置 |
CN108486446A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-09-04 | 华中科技大学 | 一种低膨胀镁合金及其制备方法 |
US20190085433A1 (en) * | 2017-09-15 | 2019-03-21 | Lg Electronics Inc. | High thermal conductive magnesium alloy and heat sink using the same |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP9137195A patent/JPH08260090A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108486446A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-09-04 | 华中科技大学 | 一种低膨胀镁合金及其制备方法 |
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