JPH08258879A - 放出用容器のパイプ取付構造並びにその製造方法及び金型 - Google Patents

放出用容器のパイプ取付構造並びにその製造方法及び金型

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JPH08258879A
JPH08258879A JP7090351A JP9035195A JPH08258879A JP H08258879 A JPH08258879 A JP H08258879A JP 7090351 A JP7090351 A JP 7090351A JP 9035195 A JP9035195 A JP 9035195A JP H08258879 A JPH08258879 A JP H08258879A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な手順でハウジング等にパイプを取り付
けることができ、かつ、パイプが容易に抜けてしまうの
を防止することを目的とする。 【構成】 内容物通過用の筒状部6と、筒状部6内の差
込部8に嵌めた状態で取り付けられるパイプ10とから
なり、筒状部6の内周面6aの差込部8より上流側に、
パイプ10の外周面の一部に食い込ませるためのエッジ
部7を設けている。差込部8は、パイプ10から送られ
てくる内容物を放出口の方へ通すための連通孔9(連通
路)を有し、また、ここに嵌められるパイプ10の端部
10aの径を部分的に拡げて楕円状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放出用容器(エアゾ−
ル容器やポンプを備えた容器)のハウジングやシリンダ
(以下、ハウジング等という)などに、容器本体の内容
物を取り込むためのパイプを取り付ける際の取付構造に
関し、特に、パイプの取付を簡単にできかつ取付後は容
易に外れないようにした放出用容器のパイプ取付構造並
びにその製造方法および金型に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の放出用容器は、容器本
体に収納した内容物をパイプを介してハウジング等に取
り込んでから外部に放出するようにしている。具体的に
は、エアゾール容器では、容器本体内のガス圧によって
パイプからハウジングに内容物を取り込み、また、ポン
プを備えた容器では、ピストンの上動にともなうシリン
ダ内の減圧によりパイプを介して内容物を吸い上げるよ
うにしている。
【0003】すなわち、パイプは、放出用容器の正常な
使用を確保するためにも重要であり、パイプが外れると
内容物がハウジング等に送られず、使用不能な状態とな
るため、パイプを確実に取り付けて容易に抜けないよう
にすることが必要である。特に、パイプの下端に重りを
設けたものでは、この重りによってパイプが引っ張られ
るため、より強くハウジング等に取り付けなければなら
ない。
【0004】そして、従来、放出用容器のパイプ取付構
造としては、図9に示すようになっている。なお、図9
は、エアゾール容器について示したものである。容器本
体1aに固着されるマウンテンキャップ1の内側には、
ステムラバー3を挟んだ状態でハウジング2が取り付け
られている。
【0005】このハウジング2内には、コイルスプリン
グ5によって上方に付勢されたステム4が、ステムラバ
ー3に受け止められた状態でセットされている。このと
き、ステム4のオリフィス4aはステムラバーで閉塞さ
れている。
【0006】次に、ハウジング2の下部には筒状部6が
設けられており、この筒状部6内とハウジング2内とを
孔部20で連通するようにしている。そして、パイプ1
0は、この筒状部6内に取り付けられるものであり、先
ず、パイプ10の外周面に管状のブッシュ19を取り付
け、この状態でブッシュ19を筒状部6内に嵌め入れ
る。
【0007】これにより、パイプ10は、筒状部6に取
り付けられることになる。このとき、ブッシュ19内周
面のエッジ部19aがパイプ10の外周面に食い込んで
おり、かつ、ブッシュ19の外周面と内周面6aとが係
合しているため、パイプ10は、筒状部6から容易に外
れることはない。
【0008】そして、ステム4がコイルスプリング5の
付勢に抗して下方に移動すると、オリフィス4aはステ
ムラバー3から開放され、容器本体1aの内容物は、ガ
ス圧によりパイプ10を介してハウジング2に入り込ん
だ後に、オリフィス4aを通って外部に放出される。
【0009】なお、図9に示すようなブッシュ19を用
いずに、筒状部6の内周面6aにエッジ部を設けて、こ
のエッジ部によってパイプ10の抜け防止を図ることも
考えられるが、流量規制用としての孔部20と、エッジ
部を持つ筒状部6とを一体に成形することが困難である
ことから妥当なものではない。
【0010】すなわち、孔部20を設けた壁部分とエッ
ジ部の上面とで挟まれる空間部分は、筒状部6の上流側
または下流側から直線的に達することができないため、
金型を用いたものでは、孔部20とともに、エッジ部を
持つ筒状部6をハウジング2と一体に形成することは難
しい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パイプ取付構造は、パイプ10の外周面に一旦ブッシュ
19を取り付けてからこのブッシュ19を筒状部6に取
り付けるものであるため、パイプ10の取り付けに際
し、パイプ10へのブッシュ19の取り付けと、ブッシ
ュ19の筒状部6への取り付けといった二つの組立工程
が必要となり、作業者にとって面倒であり生産コストを
高くするといった問題点を有している。
【0012】また、ハウジング2とは別個のブッシュ1
9が必要となるため、全体としての部品点数が多くな
り、これらの部品をそれぞれ成形することにより、前記
した二つの組立工程を要することとあわせて生産コスト
を高くすることになる。
【0013】そこで、本発明では、簡単な手順でハウジ
ング等にパイプを取り付けることができるとともに、こ
のパイプが容易に抜けてしまうのを防止できるようにし
た放出用容器のパイプ取付構造並びにその製造方法およ
び金型を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の、放出用容器の
パイプ取付構造は、内容物通過用の筒状部と、この筒状
部内の差込部に嵌めた状態で取り付けられるパイプとか
らなるものであって、筒状部の内周面の差込部より上流
側に、パイプの外周面の一部に食い込ませるためのエッ
ジ部を設け、差込部は、パイプから送られてくる内容物
を放出口の方へ通すための連通路を有し、また、ここに
嵌められるパイプの一部の径を拡げるような形状になっ
ているものである。なお、連通路の出口部分に、内容物
の流れの方向を変えるための流れ方向規制部を設けるよ
うにしてもよい。
【0015】また、本発明の、放出用容器のパイプ取付
構造の製造方法は、金型を用いることにより、パイプを
挟持するためのエッジ部と、内容物の流れ方向に沿って
エッジ部から下流側に続く足部とを内周面に持ち、かつ
パイプの差込部をこの足部で支持するかたちの内容物通
過用の筒状部を一体成形するようにしたものであって、
一方の金型は、少なくとも内周面のエッジ部より下流側
部分および足部の内で内周面に接続している面部分のそ
れぞれに対応した成形部分を持ち、他方の金型は、少な
くとも内周面のエッジ部より上流側部分、足部の内でエ
ッジ部の先端部から前記流れ方向に延びている面部分お
よび差込部のそれぞれに対応した成形部分を持つように
したものである。
【0016】
【作用】このように、筒状部にパイプを嵌め込んだとき
には、パイプの外周面にエッジ部が食い込むとともに、
このエッジ部から先のパイプ部分には差込部が入り込ん
でこのパイプの一部の径を拡げるようにしている。これ
により、エッジ部は、より一層パイプの外周面に食い込
むことになり、その結果、パイプは筒状部に強く取り付
けられた状態となる。
【0017】このとき、パイプには差込部が入っている
が、この差込部には内容物が通過するための連通路が設
けられているので内容物の流れは確保されている。な
お、放出用容器のパイプ取付構造は、金型を用いること
によって、足部で支持された差込部と内周面にエッジ部
とを持つ筒状部を一体に成形することが可能となってお
り、ブッシュを用いる場合と比較して部品点数が増える
ようなことはない。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を、図1ないし図8を参照し
て説明する。図において、1〜6a、10は図9に示す
ものと同様である。7はエッジ部、8、8aは差込部、
9は連通孔(連通路)、10aは端部、11は足部、1
2は接続部、13は溝部(連通路)、14はストッパ、
15は流れ方向規制部、16は隙間部分、17は足部、
18は接続部である。なお、図示のものはエアゾール容
器について施したものである。
【0019】ここで、マウンテンキャップ1に取り付け
たハウジング2の下部には、内周面6aに環状のエッジ
部7を設けた筒状部6が形成されている。このエッジ部
7を環状としたのはパイプ10の外周面を一周にわたっ
てシールするためであり、このシール作用が不要なとき
には環状とする必要はなく、エッジ部7を飛び飛びの状
態で設けるようにしてもよい。
【0020】また、筒状部6内の、エッジ部7より上方
部分(内容物の流れの下流側の部分)には差込部8が設
けられている。この差込部8は、断面が楕円状に形成さ
れるとともに、中心に連通孔(連通路)9が設けられて
いる。この連通孔9は、内容物の流量規制用としても用
いられ、その内径を適宜変更することにより、内容物の
流量を設定する。
【0021】また、筒状部6の内周面6aには、エッジ
部7から上方に(下流側に)延びた足部11が対向した
状態で設けられ、それぞれの足部11の上端部分から筒
状部6の内方に向けて接続部12が形成されている。そ
して、差込部8は、筒状部6の略中心部分において接続
部12から垂下した状態(上流側に向いた状態)でセッ
トされている。なお、差込部8の下方部分は順次小径と
なるようなテーパ状となっている。
【0022】差込部8の断面形状は、図1〜図4に示す
ような楕円状に限定するものではない。少なくともパイ
プ10に嵌め入れたときに、この嵌められたパイプ10
の一部の径が拡がるような形状であれば任意に設定でき
る。ただし、いずれの断面形状においても、内容物が通
過するための連通路を確保することが必要である。
【0023】次に、この筒状部6にパイプ10を嵌め入
れたときには、エッジ部7より奥に達した端部10a
は、中に差込部8が入り込んだ状態となる。その結果、
端部10aの径の一部は、楕円状の差込部8の長片側に
よって拡げられた状態となり、これにともない、拡げら
れた部分におけるパイプ10の外周面は、エッジ部7に
強く押しつけられることになる。
【0024】したがって、エッジ部7はより一層パイプ
10の外周面に食い込むことになり、パイプ10は筒状
部6に強く取り付けられた状態となる。なお、パイプ1
0は、その下端が容器本体内の底部付近に達するもので
あり、プラスチックやゴムなどの軟質のもので形成され
る。
【0025】また、パイプ10の端部10aは、楕円状
の差込部8の長片側によって径の一部が拡げられている
が、他の部分の径はその短片側によって縮められてお
り、その結果、全体としてパイプ10の周回長さは大き
く変化しないものとなっている。ただし、差込部8の大
きさは任意に設定でき、差込部8aを入れたときに端部
10aの周回長さが多少大きくなるものであってもよ
い。
【0026】そして、ステム4をコイルスプリング5の
付勢に抗して下方に移動させると、オリフィス4aはス
テムラバー3から開放されるため、内容物は、容器本体
内のガス圧によりパイプ10から連通孔9を通ってハウ
ジング2に入り込み、その後、オリフィス4aを通って
外部に放出される。
【0027】続いて、本発明の他の実施例を図5〜図8
により説明する。なお、内周面6aに環状のエッジ部7
を持つ筒状部6を設けた点や、エッジ部7を環状または
飛び飛びに形成することが任意である点は図1〜図4に
示すものと同様である。
【0028】そして、筒状部6内の、エッジ部7より上
方部分(内容物の流れの下流側の部分)には差込部8a
が設けられている。この差込部8aは、断面を円形に形
成するとともに、対向する外周面部分に溝部(連通路)
13が設けられている。したがって、この差込部8a
は、溝部13がある部分でその径が短く、溝部13がな
い部分でその径が長いといった状態になっている。
【0029】なお、この溝部13は、内容物の流量を規
制するものとしても用いられ、その断面を適宜変更する
ことにより、内容物の流量を設定することができる点
は、図1〜図4に示すものと同様である。
【0030】また、筒状部6の内周面6aには、エッジ
部7から上方に(下流側に)延びた足部17が対向した
状態で設けられ、それぞれの足部17の上端部分から続
くかたちで略円板状の流れ方向規制部15が設けられて
いる。そして、差込部8aは、流れ方向規制部15の略
中央から垂下した状態(上流側に向いた状態)でセット
されている。
【0031】なお、流れ方向規制部15と内周面6aと
の間には隙間部分16が設けられている。また、差込部
8aの外周面の上部にはストッパ14が設けられてお
り、さらに、差込部8aの下方部分は順次断面積が縮小
するようなテーパ状となっている。
【0032】次に、この筒状部6にパイプ10を嵌め入
れたときには、エッジ部7より奥に達した端部10a
は、中に差込部8aが入り込んだ状態となる。その結
果、端部10aの径の一部は、差込部8aの、溝部13
がない部分によって拡げられた状態となり、これにとも
ない、拡げられた部分におけるパイプ10の外周面は、
エッジ部7に強く押しつけられることになる。
【0033】したがって、エッジ部7はより一層パイプ
10の外周面に食い込むことになり、パイプ10は筒状
部6に強く取り付けられた状態となる。なお、端部10
aは、ストッパ14によって筒状部6内に嵌め入れる程
度が規制されており、これにより、溝部13の上部部分
は開放された状態に維持されている。
【0034】そして、ステム4を下方に移動させてオリ
フィス4aを開放すると、内容物は、容器本体内のガス
圧によりパイプ10から溝部13に入り込む。続いて、
開放されている溝部13の上部部分から出るにともない
流れ方向規制部15によってその流れの向きが強制的に
変えられた後、隙間部分16を通ってハウジング2に入
り、その後、オリフィス4aを通って外部に放出され
る。
【0035】なお、流れ方向規制部15は、図1〜図4
に示すものにおいて、連通孔9の出口部分に設けるよう
にしてもよい(図示せず)。また、図示のものは、エア
ゾール容器について施したものであるが、これに代えて
ポンプを備えた容器において施すようにしてもよい。こ
の場合、筒状部6はポンプを構成するシリンダの下部部
分に設けられる(図示せず)。
【0036】次に、差込部8、8aおよびエッジ部7を
持つ筒状部6を製造する場合を説明する。なお、この製
造に際して、筒状部6はハウジング2と一体に成形され
る。先ず、用いられる金型の一方は、内周面6aのエッ
ジ部7より下流側部分(上面側部分)および足部11、
17の内で内周面6aに接続している面部分のそれぞれ
に対応した成形部分を持っている。
【0037】また、金型の他方は、内周面6aのエッジ
部7より上流側部分(下面側部分)、足部11、17の
内でエッジ部7の先端部から内容物の流れ方向に延びて
いる面部分および差込部8、8aのそれぞれに対応した
成形部分を持っている。ただし、差込部8、8aは、足
部11、17の端部から設けた接続部12、18に支持
された状態で形成される。
【0038】そして、これら金型間に合成樹脂等を流し
込むことにより、ハウジング2の成形とともに、(接続
部12、18を介して)足部11、17に支持された差
込部8、8aおよび内周面6aのエッジ部7を持つ筒状
部6が一体成形される。すなわち、エッジ部7と接続部
12、18との間に足部11、17を形成することによ
り、筒状部6が一体成形されるものとなる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、筒状部の内周面にエッジ部を
設けるとともに、エッジ部よりも下流側に差込部を設
け、この差込部に嵌められるパイプの径の一部を拡げ
て、パイプの外周面にエッジ部をより強く食い込ませる
ようにしているため、パイプを筒状部に嵌め込むといっ
た簡単な手順によって、このパイプをハウジング等に強
く取り付けることができ、パイプが容易に抜けないよう
にすることができる。
【0040】また、金型を用いることにより、足部に支
持された差込部および内周面のエッジ部を持つ筒状部を
一体成形できるため、ブッシュを用いたものと比較して
部品点数を減少させることができ、組立工程を単純化し
たこととあわせて作業者の労力を低減させることがで
き、生産コストの低下を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、放出用容器のパイプ取付構造の実施
例を示す断面図である。
【図2】(a)は図1のA−A線に沿った断面図、
(b)は図1のB−B線に沿った断面図である。
【図3】図1のC−C線に沿った断面図である。
【図4】図1に示す筒状部の斜視図である。
【図5】本発明の、放出用容器のパイプ取付構造の他の
実施例を示す断面図である。
【図6】図5のD−D線に沿った断面図である。
【図7】図5のE−E線に沿った断面図である。
【図8】図5に示す筒状部の斜視図である。
【図9】従来の、放出用容器のパイプ取付構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
1・・・マウンテンキャップ 1a・・容器本体 2・・・ハウジング 3・・・ステムラバー 4・・・ステム 4a・・オリフィス 5・・・コイルスプリング 6・・・筒状部 6a・・内周面 7・・・エッジ部 8、8a・・差込部 9・・・連通孔(連通路) 10・・・パイプ 10a・・端部 11、17・・・足部 12、18・・・接続部 13・・・溝部(連通路) 14・・・ストッパ 15・・・流れ方向規制部 16・・・隙間部分 19・・・ブッシュ 19a・・エッジ部 20・・・孔部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物通過用の筒状部と、この筒状部内
    の差込部に嵌めた状態で取り付けられるパイプとからな
    る放出用容器のパイプ取付構造であって、 前記筒状部の内周面の前記差込部より上流側に、前記パ
    イプの外周面の一部に食い込ませるためのエッジ部を設
    け、 前記差込部は、前記パイプから送られてくる内容物を放
    出口の方へ通すための連通路を有し、また、ここに嵌め
    られる前記パイプの一部の径を拡げるような形状になっ
    ていることを特徴とする放出用容器のパイプ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記連通路の出口部分に、内容物の流れ
    の方向を変えるための流れ方向規制部を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の放出用容器のパイプ取付構造。
  3. 【請求項3】 金型を用いることにより、パイプを挟持
    するためのエッジ部と、内容物の流れ方向に沿って当該
    エッジ部から下流側に続く足部とを内周面に持ち、かつ
    パイプの差込部をこの足部で支持するかたちの内容物通
    過用の筒状部を一体成形するようにした放出用容器のパ
    イプ取付構造の製造方法であって、 一方の金型は、少なくとも前記内周面の前記エッジ部よ
    り下流側部分および前記足部の内で前記内周面に接続し
    ている面部分のそれぞれに対応した成形部分を持ち、 他方の金型は、少なくとも前記内周面の前記エッジ部よ
    り上流側部分、前記足部の内で前記エッジ部の先端部か
    ら前記流れ方向に延びている面部分および前記差込部の
    それぞれに対応した成形部分を持つことを特徴とする放
    出用容器のパイプ取付構造の製造方法。
  4. 【請求項4】 パイプを挟持するためのエッジ部と、内
    容物の流れ方向に沿って当該エッジ部から下流側に続く
    足部とを内周面に持ち、かつパイプの差込部をこの足部
    で支持するかたちの内容物通過用の筒状部の、少なくと
    も前記内周面の前記エッジ部より下流側部分および前記
    足部の内で前記内周面に接続している面部分のそれぞれ
    に対応した成形部分を持つことを特徴とする放出用容器
    のパイプ取付構造製造用の金型。
  5. 【請求項5】 パイプを挟持するためのエッジ部と、内
    容物の流れ方向に沿って当該エッジ部から下流側に続く
    足部とを内周面に持ち、かつパイプの差込部をこの足部
    で支持するかたちの内容物通過用の筒状部の、少なくと
    も前記内周面の前記エッジ部より上流側部分、前記足部
    の内で前記エッジ部の先端部から前記流れ方向に延びて
    いる面部分および前記差込部のそれぞれに対応した成形
    部分を持つことを特徴とする放出用容器のパイプ取付構
    造製造用の金型。
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KR101054393B1 (ko) * 2011-03-24 2011-08-04 (주) 대진유압기계 파이프 피팅장치
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