JPH08258605A - シートカバーの構造及び製造方法 - Google Patents
シートカバーの構造及び製造方法Info
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- JPH08258605A JPH08258605A JP8001011A JP101196A JPH08258605A JP H08258605 A JPH08258605 A JP H08258605A JP 8001011 A JP8001011 A JP 8001011A JP 101196 A JP101196 A JP 101196A JP H08258605 A JPH08258605 A JP H08258605A
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- strip
- wire
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- wires
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- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/02—Seat parts
- A47C7/24—Upholstered seats
- A47C7/26—Upholstered seats with reinforcement of the external layer of the upholstery, e.g. vandal resistant
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- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24033—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including stitching and discrete fastener[s], coating or bond
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Laminated Bodies (AREA)
- Wire Processing (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐傷性を効果的に発揮でき、あらゆる方向に
可撓性を発揮し、しかも簡易に製造でき、従来の裏付け
材に比べてコストを低減できるシートカバーの構造及び
製造方法を提供することにある。 【解決手段】 補強裏材は、相互に離間され且つ鋭利な
物に対抗できる材質からなる細片(1,7,21,2
4,27,32)又はワイヤ(10)から形成されてお
り、各細片又はワイヤは、規則的に繰り返された直状部
(2,3,21a,21b,8,9)を有するパターン
によって形成された曲折形状を有しており、細片又はワ
イヤが少なくとも1つの粘着材(5,6)によって可撓
性シート(4)に堅固に連結されていることを特徴とし
ている。
可撓性を発揮し、しかも簡易に製造でき、従来の裏付け
材に比べてコストを低減できるシートカバーの構造及び
製造方法を提供することにある。 【解決手段】 補強裏材は、相互に離間され且つ鋭利な
物に対抗できる材質からなる細片(1,7,21,2
4,27,32)又はワイヤ(10)から形成されてお
り、各細片又はワイヤは、規則的に繰り返された直状部
(2,3,21a,21b,8,9)を有するパターン
によって形成された曲折形状を有しており、細片又はワ
イヤが少なくとも1つの粘着材(5,6)によって可撓
性シート(4)に堅固に連結されていることを特徴とし
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐傷性を有するシ
ートカバーの構造及び製造方法に関し、特に公の輸送車
両のシートのシートカバーの構造及び製造方法に関す
る。
ートカバーの構造及び製造方法に関し、特に公の輸送車
両のシートのシートカバーの構造及び製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】公な場所、特に都会等の公の輸送車両に
設けられたシートでは、暴力に晒されることが多く、鋭
利な刃物等により傷をつけられることが多くなってい
る。
設けられたシートでは、暴力に晒されることが多く、鋭
利な刃物等により傷をつけられることが多くなってい
る。
【0003】このような悪意の行為は、数年にわたり、
様々な企業が耐傷性を有する装飾シートを開発するにつ
れて顕著になっている(特に、本出願人に係るFR−A
−2447167号公報及びFR−A−2530440
号公報、企業SOFANORの出願に係るFR−A−2
576200号公報、参照)。
様々な企業が耐傷性を有する装飾シートを開発するにつ
れて顕著になっている(特に、本出願人に係るFR−A
−2447167号公報及びFR−A−2530440
号公報、企業SOFANORの出願に係るFR−A−2
576200号公報、参照)。
【0004】本出願人がないした初期の装飾シートで
は、刃物に対抗性を有する要素は、螺旋スプリングのシ
ートによって形成されており、この螺旋スプリングは、
個体弾性体の層に接着された弾性体に埋設されていた。
しかしながら、この螺旋スプリングは、一つの方向にし
か満足の行く可撓性を発揮できなかった。さらに、比較
的厚めの弾性体内に部分的に埋設されるべきスプリング
のシートが要求されると、これの裏付け材の製造が複雑
化され、コストの高騰が招来される。
は、刃物に対抗性を有する要素は、螺旋スプリングのシ
ートによって形成されており、この螺旋スプリングは、
個体弾性体の層に接着された弾性体に埋設されていた。
しかしながら、この螺旋スプリングは、一つの方向にし
か満足の行く可撓性を発揮できなかった。さらに、比較
的厚めの弾性体内に部分的に埋設されるべきスプリング
のシートが要求されると、これの裏付け材の製造が複雑
化され、コストの高騰が招来される。
【0005】FR−A−2576200号公報では、同
じ目的のため、金属糸の繊維が可撓性物質の2つの層の
間に配設されている。この金属ワイヤの繊維では、あら
ゆる方向の可撓性が提供されるという利点があるが、反
面、メッシュの形状により、耐傷性を効果的に発揮する
に適切な径を有する金属糸を用いることが不可能にされ
る。
じ目的のため、金属糸の繊維が可撓性物質の2つの層の
間に配設されている。この金属ワイヤの繊維では、あら
ゆる方向の可撓性が提供されるという利点があるが、反
面、メッシュの形状により、耐傷性を効果的に発揮する
に適切な径を有する金属糸を用いることが不可能にされ
る。
【0006】本発明の目的は、上述した欠点を解消した
シートカバーの構造及び製造方法を提供することにあ
る。
シートカバーの構造及び製造方法を提供することにあ
る。
【0007】特に、本発明の目的は、耐傷性を効果的に
発揮でき、あらゆる方向に可撓性を発揮し、しかも簡易
に製造でき、従来の裏付け材に比べてコストを低減でき
るシートカバーの構造及び製造方法を提供することにあ
る。
発揮でき、あらゆる方向に可撓性を発揮し、しかも簡易
に製造でき、従来の裏付け材に比べてコストを低減でき
るシートカバーの構造及び製造方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係るシートカバーの構造は、補強裏材が配
列された可撓性シートを有するシートカバーの構造にお
いて、補強裏材は、相互に離間され且つ鋭利な物に対抗
できる材質からなる細片又はワイヤから形成されてお
り、各細片又はワイヤは、湾曲パターン、及び/又は、
規則的に繰り返された直状部を有するパターンによって
形成された曲折形状を有しており、多数の細片又はワイ
ヤが対応する位置で相互に並列されており、各細片又は
ワイヤは、直線状に動かされた刃物がその通路であらゆ
る方向の細片又はワイヤに衝突するように隣接する細片
又はワイヤからスペースをおいており、上記細片又はワ
イヤは、相互に独立しているか、又は、細片又はワイヤ
に一体的であるステーによって横方向に連結されてお
り、細片又はワイヤが少なくとも部分的に載置された少
なくとも1つの粘着材によって可撓性シートに堅固に連
結されていることを特徴としている。
め、本発明に係るシートカバーの構造は、補強裏材が配
列された可撓性シートを有するシートカバーの構造にお
いて、補強裏材は、相互に離間され且つ鋭利な物に対抗
できる材質からなる細片又はワイヤから形成されてお
り、各細片又はワイヤは、湾曲パターン、及び/又は、
規則的に繰り返された直状部を有するパターンによって
形成された曲折形状を有しており、多数の細片又はワイ
ヤが対応する位置で相互に並列されており、各細片又は
ワイヤは、直線状に動かされた刃物がその通路であらゆ
る方向の細片又はワイヤに衝突するように隣接する細片
又はワイヤからスペースをおいており、上記細片又はワ
イヤは、相互に独立しているか、又は、細片又はワイヤ
に一体的であるステーによって横方向に連結されてお
り、細片又はワイヤが少なくとも部分的に載置された少
なくとも1つの粘着材によって可撓性シートに堅固に連
結されていることを特徴としている。
【0009】隣接する細片又はワイヤは、好適には、互
いに均等に離間されている。
いに均等に離間されている。
【0010】装飾カバーシート(織物、布地、皮表皮
等)が粘着材が塗布された上に一体的に連結されていて
もよい。ただし、可撓性シートに一体的でなくてもよ
い。
等)が粘着材が塗布された上に一体的に連結されていて
もよい。ただし、可撓性シートに一体的でなくてもよ
い。
【0011】可撓性シートに代えて、装飾カバーしーと
が細片又はワイヤの支持部材として用いられてもよい。
が細片又はワイヤの支持部材として用いられてもよい。
【0012】本発明に係る細片又はワイヤは、細片又は
ワイヤが重ねられず又は編み合わされず、格子状の物、
布地、繊維のような付加的な要素によって相互に連結さ
れる必要がないという特徴を有している。細片又はワイ
ヤが一旦所望のパターンに予め形成されると、粘着材が
下塗りされた可撓性シートの面に平行に容易に載置され
ることができる。細片又はワイヤが互いに分離されると
きに、細片又はワイヤが固定される。単一のフレームで
は、細片又はワイヤは、細片又はワイヤの一体部分を形
成するステーによって互いに横方向に連結されている。
ワイヤが重ねられず又は編み合わされず、格子状の物、
布地、繊維のような付加的な要素によって相互に連結さ
れる必要がないという特徴を有している。細片又はワイ
ヤが一旦所望のパターンに予め形成されると、粘着材が
下塗りされた可撓性シートの面に平行に容易に載置され
ることができる。細片又はワイヤが互いに分離されると
きに、細片又はワイヤが固定される。単一のフレームで
は、細片又はワイヤは、細片又はワイヤの一体部分を形
成するステーによって互いに横方向に連結されている。
【0013】さらに、本発明に係るシートカバーの製造
方法は、シートカバーを製造する方法において、粘着材
が可撓性シートに下塗りされ、その後、鋭利な物に対抗
性を有する材質からなり且つ互いに離間された細片又は
ワイヤが可撓性シートの上に載置され、各細片又はワイ
ヤは、湾曲パターン、及び/又は、規則的に繰り返され
た直状部を有するパターンによって形成された曲折形状
を有しており、多数の細片又はワイヤは、多数の細片又
はワイヤが対応する位置で相互に並列されており、各細
片又はワイヤは、直線状に動かされた刃物がその通路で
あらゆる方向の細片又はワイヤに衝突するように隣接す
る細片又はワイヤからスペースを置くように配置され、
その後、第2の粘着材が可撓性シートの上に上塗りさ
れ、この第2の粘着材が硬化されて、細片又はワイヤが
その姿勢で固定されることを特徴としている。
方法は、シートカバーを製造する方法において、粘着材
が可撓性シートに下塗りされ、その後、鋭利な物に対抗
性を有する材質からなり且つ互いに離間された細片又は
ワイヤが可撓性シートの上に載置され、各細片又はワイ
ヤは、湾曲パターン、及び/又は、規則的に繰り返され
た直状部を有するパターンによって形成された曲折形状
を有しており、多数の細片又はワイヤは、多数の細片又
はワイヤが対応する位置で相互に並列されており、各細
片又はワイヤは、直線状に動かされた刃物がその通路で
あらゆる方向の細片又はワイヤに衝突するように隣接す
る細片又はワイヤからスペースを置くように配置され、
その後、第2の粘着材が可撓性シートの上に上塗りさ
れ、この第2の粘着材が硬化されて、細片又はワイヤが
その姿勢で固定されることを特徴としている。
【0014】上述したように、細片又はワイヤは、相互
に独立的に、又は、単一のフレームの形態で可撓性フレ
ームに適用されてもよい。フレームの場合には、細片又
はワイヤは、分離されており、又は、細片又はワイヤの
一体的部分を形成するステーによって横方向に連結され
ている。
に独立的に、又は、単一のフレームの形態で可撓性フレ
ームに適用されてもよい。フレームの場合には、細片又
はワイヤは、分離されており、又は、細片又はワイヤの
一体的部分を形成するステーによって横方向に連結され
ている。
【0015】細片又はワイヤは、適切な可撓性を有し、
その結果、シートカバーの部品が自由に変形されること
ができる。細片又はワイヤが相互に独立的である時に
は、細片又はワイヤは、使う前に巻回して保存するため
ロールされるようなシートに設けられていてもよい。細
片又はワイヤは、金属及び/又は樹脂から、可能ならば
補強されて製造されていればよい。
その結果、シートカバーの部品が自由に変形されること
ができる。細片又はワイヤが相互に独立的である時に
は、細片又はワイヤは、使う前に巻回して保存するため
ロールされるようなシートに設けられていてもよい。細
片又はワイヤは、金属及び/又は樹脂から、可能ならば
補強されて製造されていればよい。
【0016】細片又はワイヤが相互に連結されていれ
ば、細片又はワイヤは、カバーに設けられるべきシート
の一部分に必要とされる寸法で製造された単一ブロック
の構造を形成しており、しかも、材料取りの時に損失と
なる部分を少なくできる。この場合には、ステーによっ
て相互に連結された細片が設けられており、所望の寸法
に単一な作業でパンチされたフレームは細片又はワイヤ
を形成しており、フレームのパンチされなかった周縁
は、比較的堅固なフレームを形成し、本発明の適用を容
易にしている。そのため、このカバーの構造は本発明の
好適な実施形態とされている。
ば、細片又はワイヤは、カバーに設けられるべきシート
の一部分に必要とされる寸法で製造された単一ブロック
の構造を形成しており、しかも、材料取りの時に損失と
なる部分を少なくできる。この場合には、ステーによっ
て相互に連結された細片が設けられており、所望の寸法
に単一な作業でパンチされたフレームは細片又はワイヤ
を形成しており、フレームのパンチされなかった周縁
は、比較的堅固なフレームを形成し、本発明の適用を容
易にしている。そのため、このカバーの構造は本発明の
好適な実施形態とされている。
【0017】さらに、細片又はワイヤが単一のフレーム
から形成されているこのような構造は、それ自体で、シ
ートの一部、例えば、シートのフレームに予め取り付け
られたシートの背もたれを形成していてもよい。
から形成されているこのような構造は、それ自体で、シ
ートの一部、例えば、シートのフレームに予め取り付け
られたシートの背もたれを形成していてもよい。
【0018】さらに、この種の単一の構造は、さらに、
細片が壊された場合に細片が装飾シートから殆ど突出し
ないという効果を有している。これに対して、平坦な形
状の細片では、細片が突発的に壊された場合、装飾シー
ト内で動かされず、装飾シートの他の部品(例えば、弾
性層及び装飾繊維)によってその場に保持される。装飾
シートの耐傷性は、1以上の細片が壊されたことによっ
て影響を受けない。
細片が壊された場合に細片が装飾シートから殆ど突出し
ないという効果を有している。これに対して、平坦な形
状の細片では、細片が突発的に壊された場合、装飾シー
ト内で動かされず、装飾シートの他の部品(例えば、弾
性層及び装飾繊維)によってその場に保持される。装飾
シートの耐傷性は、1以上の細片が壊されたことによっ
て影響を受けない。
【0019】本発明に係る裏付け材の細片又はワイヤ等
には、曲折パターンからはじまり、階段形状、城壁のよ
うな形状、ギリシャのれい耕式(boustrophedon)の形状
のような直角に曲げられた直状部によって形成されたパ
ターンまで種々の形状が用いられる。
には、曲折パターンからはじまり、階段形状、城壁のよ
うな形状、ギリシャのれい耕式(boustrophedon)の形状
のような直角に曲げられた直状部によって形成されたパ
ターンまで種々の形状が用いられる。
【0020】さらに、裏付け材は、耐傷性のある材質の
シート、特に金属シートから曲折位置に配置された独立
した細片をパンチするこによって形成されている。後述
するように、同じロールから巻回がほどかれた金属シー
トの細片から同じ形状の多数の細片を切断することがで
きる。巻回がほどかれた金属シートの端部に対応して、
細片の端部が残されている。このような構成により、予
め細片に切断された金属シートは、再度巻回されること
が許容されている。細片が可撓性シートに適用される
時、細片はそれらの端部から相互に分離される必要があ
る。好適には、製造中、端部の間に所定間隔で設けられ
た中間の連結点を維持することができ、これにより、予
め切断された細片を有するリボンを再巻回することが容
易になる。これらの連結点は、必要があれば、細片が可
撓性シートにその姿勢で位置された時に除去されてもよ
い。
シート、特に金属シートから曲折位置に配置された独立
した細片をパンチするこによって形成されている。後述
するように、同じロールから巻回がほどかれた金属シー
トの細片から同じ形状の多数の細片を切断することがで
きる。巻回がほどかれた金属シートの端部に対応して、
細片の端部が残されている。このような構成により、予
め細片に切断された金属シートは、再度巻回されること
が許容されている。細片が可撓性シートに適用される
時、細片はそれらの端部から相互に分離される必要があ
る。好適には、製造中、端部の間に所定間隔で設けられ
た中間の連結点を維持することができ、これにより、予
め切断された細片を有するリボンを再巻回することが容
易になる。これらの連結点は、必要があれば、細片が可
撓性シートにその姿勢で位置された時に除去されてもよ
い。
【0021】適切な材質、織布、不織布、フェルト、キ
ャンパス地、樹脂フィルム、又は、つづれ織り等によ
り、シート部品の外表面が形成されている。
ャンパス地、樹脂フィルム、又は、つづれ織り等によ
り、シート部品の外表面が形成されている。
【0022】好適には、シリコンベースの接着剤が細片
又はワイヤを堅固に可撓性シートに固定するために用い
られる。
又はワイヤを堅固に可撓性シートに固定するために用い
られる。
【0023】2つの粘着材は好適には以下のように用い
られる。第1の粘着材が可撓性シートに直接的に下塗り
され、細片又はワイヤがその上に再位置され、第2の粘
着材が細片又はワイヤに上塗りされて細片又はワイヤが
完全に被覆され、これにより、多数の部品間の接着性を
著しく高めることができ、細片又はワイヤを保護するこ
とができる。
られる。第1の粘着材が可撓性シートに直接的に下塗り
され、細片又はワイヤがその上に再位置され、第2の粘
着材が細片又はワイヤに上塗りされて細片又はワイヤが
完全に被覆され、これにより、多数の部品間の接着性を
著しく高めることができ、細片又はワイヤを保護するこ
とができる。
【0024】後者の粘着材等が塗布されずに可撓性シー
トに細片又はワイヤを載置することができ、細片又はワ
イヤを熱可塑性樹脂のシートの上に載置されて溶融点ま
で加熱されてもよい。
トに細片又はワイヤを載置することができ、細片又はワ
イヤを熱可塑性樹脂のシートの上に載置されて溶融点ま
で加熱されてもよい。
【0025】金属シートから切断された細片では、細片
は、0.2から1mmの厚さを有し、約1から20mm
の幅を有しており、十分な耐傷性を発揮しており、多数
の細片は、互いに5mm離間されている。薄いが幅の広
い細片を用いることができ、これにより、シートカバー
の可撓性を増大でき、しかも、あらゆる方向及び特別の
方向に細片をロールすることができる。そのため、通常
の又は補強された樹脂、ガラスファイバー、カーボンフ
ァイバー、又はkevlar(商標)ファイバー合成物質等を
用いることができる。
は、0.2から1mmの厚さを有し、約1から20mm
の幅を有しており、十分な耐傷性を発揮しており、多数
の細片は、互いに5mm離間されている。薄いが幅の広
い細片を用いることができ、これにより、シートカバー
の可撓性を増大でき、しかも、あらゆる方向及び特別の
方向に細片をロールすることができる。そのため、通常
の又は補強された樹脂、ガラスファイバー、カーボンフ
ァイバー、又はkevlar(商標)ファイバー合成物質等を
用いることができる。
【0026】金属のワイヤが円形断面である場合には、
その径は、0.6から1.2mmの間にあり、ワイヤの
あらゆる方向に対して横方向に、1シート当たり略10
0本のワイヤを提供することができる。
その径は、0.6から1.2mmの間にあり、ワイヤの
あらゆる方向に対して横方向に、1シート当たり略10
0本のワイヤを提供することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明の実施
形態では、耐傷性のある材質からなる細片1は、直状部
2と直状部3とが交互に連結して形成されている。直状
部2は同じ幅を有し相互に平行であり、直情部3も同じ
幅を有し、直状部2に対して135度傾斜されている。
直状部2,3は、連続して交互に逆さまになる台形形状
を形成しており、細片1は、直状部により折曲された形
状に形成されている。一つの細片1の直状部2,3が他
の細片1の対向部分に平行に配置されている。これによ
り、台形形状は、それらの間に均等なスペースを確保し
ながら相互に組み合わされている。その結果、組み合わ
された細片1は、あらゆる方向に耐傷性を有し、鋭利な
刃物により真っ直ぐに切り込まれても、シートカバーの
深い傷を防ぐことができる。
形態では、耐傷性のある材質からなる細片1は、直状部
2と直状部3とが交互に連結して形成されている。直状
部2は同じ幅を有し相互に平行であり、直情部3も同じ
幅を有し、直状部2に対して135度傾斜されている。
直状部2,3は、連続して交互に逆さまになる台形形状
を形成しており、細片1は、直状部により折曲された形
状に形成されている。一つの細片1の直状部2,3が他
の細片1の対向部分に平行に配置されている。これによ
り、台形形状は、それらの間に均等なスペースを確保し
ながら相互に組み合わされている。その結果、組み合わ
された細片1は、あらゆる方向に耐傷性を有し、鋭利な
刃物により真っ直ぐに切り込まれても、シートカバーの
深い傷を防ぐことができる。
【0028】本実施形態では、多数の細片1は、相互に
独立している。即ち、これらの細片1は、付加的な部分
によって横方向には連結されておらず、これにより、格
子構造、網構造、又は編構造を形成している。さらに、
これらの細片1は、一体的なステーによって堅固に固定
されていない。図3に示すように、多数の細片1は、粘
着材5が下塗りされた布等の可撓性シート4に簡易に配
設され、その後、粘着材6が上塗りされて、可撓性シー
ト4に簡易に且つ効果的に相互に連結されている。さら
に、これらの上に、シート部品の外表面を構成する装飾
シート20が設けられる。上述したように、可撓性シー
ト4に代えて、装飾シート20が細片1の直接の支持手
段として用いられてもよい。粘着材6に代えて、重合樹
脂を用いることが可能であり、即ち、熱可塑性樹脂を細
片1の上に置き、その溶融点まで加熱することである。
独立している。即ち、これらの細片1は、付加的な部分
によって横方向には連結されておらず、これにより、格
子構造、網構造、又は編構造を形成している。さらに、
これらの細片1は、一体的なステーによって堅固に固定
されていない。図3に示すように、多数の細片1は、粘
着材5が下塗りされた布等の可撓性シート4に簡易に配
設され、その後、粘着材6が上塗りされて、可撓性シー
ト4に簡易に且つ効果的に相互に連結されている。さら
に、これらの上に、シート部品の外表面を構成する装飾
シート20が設けられる。上述したように、可撓性シー
ト4に代えて、装飾シート20が細片1の直接の支持手
段として用いられてもよい。粘着材6に代えて、重合樹
脂を用いることが可能であり、即ち、熱可塑性樹脂を細
片1の上に置き、その溶融点まで加熱することである。
【0029】本実施形態では、図1に示すように、細片
1の直状部2の長さlは、約10mmであり、同一の細
片1の他の平行な直状部2から均等な距離xだけ離され
ており、この距離xは10mmである。一つの細片1の
直状部2と隣接する細片1の直状部とのスペースyは、
5mmである。
1の直状部2の長さlは、約10mmであり、同一の細
片1の他の平行な直状部2から均等な距離xだけ離され
ており、この距離xは10mmである。一つの細片1の
直状部2と隣接する細片1の直状部とのスペースyは、
5mmである。
【0030】図2に示すように、本実施形態の変形例で
も、各細片7は、同様に、同じ幅で相互に平行である直
状部8と、同じ幅であるが、直状部2に対して135度
傾斜して延出されている直状部3とから形成されてい
る。この場合、各細片1において、一方の直状部8の両
端では、2つの直状部9が台形状に異なる方向に傾斜し
ているだけでなく、他方の直状部8の両端では、2つの
直状部9が同じ方向に135度傾斜されている。
も、各細片7は、同様に、同じ幅で相互に平行である直
状部8と、同じ幅であるが、直状部2に対して135度
傾斜して延出されている直状部3とから形成されてい
る。この場合、各細片1において、一方の直状部8の両
端では、2つの直状部9が台形状に異なる方向に傾斜し
ているだけでなく、他方の直状部8の両端では、2つの
直状部9が同じ方向に135度傾斜されている。
【0031】本変形例では、細片7は、図1の実施形態
の細片1の長さより大きい合計長さ(即ち、直状部8,
9の長さの合計)を有している。これにより、より大き
い可撓性が提供されている。本変形例では、長さl、距
離x、及びスペースyは、図1の実施形態と同じ寸法で
あり、各々、10mm、10mm、5mmである。
の細片1の長さより大きい合計長さ(即ち、直状部8,
9の長さの合計)を有している。これにより、より大き
い可撓性が提供されている。本変形例では、長さl、距
離x、及びスペースyは、図1の実施形態と同じ寸法で
あり、各々、10mm、10mm、5mmである。
【0032】図1及び2に示す細片は、勿論、図5に示
すように、円形断面を有し湾曲形状のワイヤ10により
置き換えられることも可能である。
すように、円形断面を有し湾曲形状のワイヤ10により
置き換えられることも可能である。
【0033】しかし、細片の方が好適である。なぜな
ら、図4に示すように、多数の細片は、ロールから延ば
された一つの金属シートからパンチされて形成されてお
り、隣接する細片は、金属シートの端部でパンチされな
かった領域12で連結されていると共に、横方向の連結
点13で連結されており、これにより、パンチされた金
属シートを再び巻回することができ、それらをロール状
態で保管することができるからである。さらに、連結点
12,13は、細片が可撓性シートに位置決めされて堅
固に固定される前に、必要があれば、除去されてもよ
い。
ら、図4に示すように、多数の細片は、ロールから延ば
された一つの金属シートからパンチされて形成されてお
り、隣接する細片は、金属シートの端部でパンチされな
かった領域12で連結されていると共に、横方向の連結
点13で連結されており、これにより、パンチされた金
属シートを再び巻回することができ、それらをロール状
態で保管することができるからである。さらに、連結点
12,13は、細片が可撓性シートに位置決めされて堅
固に固定される前に、必要があれば、除去されてもよ
い。
【0034】図1乃至図4に示す細片は、その全長さ方
向に沿って一定の幅を有している。しかし、図6に示す
ように、異なった幅を有する直状部21a,21bを備
える細片21のように、幅を変化させてもよい。
向に沿って一定の幅を有している。しかし、図6に示す
ように、異なった幅を有する直状部21a,21bを備
える細片21のように、幅を変化させてもよい。
【0035】上述したように、本発明に係る細片は、可
撓性シートに各々独立的に適用されることができる。し
かし、シート部品の寸法を有する金属シートからパンチ
された単一のフレームにより多数の細片を形成するよう
にしてもよい。これにより、材料の節減を図ることがで
きる。
撓性シートに各々独立的に適用されることができる。し
かし、シート部品の寸法を有する金属シートからパンチ
された単一のフレームにより多数の細片を形成するよう
にしてもよい。これにより、材料の節減を図ることがで
きる。
【0036】図7に示すフレームでは、図1(a)に示
すものと同じ細片1が、同じ長方形の金属シートからパ
ンチされているが、金属シートの横方向の端部は、パン
チされていない平行な2つの縁23で連結されている。
すものと同じ細片1が、同じ長方形の金属シートからパ
ンチされているが、金属シートの横方向の端部は、パン
チされていない平行な2つの縁23で連結されている。
【0037】図8に示すフレームでも同じようになされ
ている。この場合、細片24は、互いに直角である直状
部により城壁のような形状に形成されており、刃物の通
りを邪魔するように隣接して配置されている。図8に示
すフレームでは、細片24は、シート部品の寸法を有す
る同じ長方形状の金属シートからパンチされており、そ
の端部は、パンチされていない平行な2つの縁25で連
結されている。
ている。この場合、細片24は、互いに直角である直状
部により城壁のような形状に形成されており、刃物の通
りを邪魔するように隣接して配置されている。図8に示
すフレームでは、細片24は、シート部品の寸法を有す
る同じ長方形状の金属シートからパンチされており、そ
の端部は、パンチされていない平行な2つの縁25で連
結されている。
【0038】図9に示す実施形態では、細片27が、一
枚の金属シート28からパンチされて、図8の細片24
の形状に類似した城壁のような形状の領域29によって
分離されている。細片27の端部は、金属シート28の
平行な2つの縁28aで連結されている。さらに、多数
の細片27は、パンチされた領域29を所定間隔で分断
する横方向のステー30によって相互連結されている。
枚の金属シート28からパンチされて、図8の細片24
の形状に類似した城壁のような形状の領域29によって
分離されている。細片27の端部は、金属シート28の
平行な2つの縁28aで連結されている。さらに、多数
の細片27は、パンチされた領域29を所定間隔で分断
する横方向のステー30によって相互連結されている。
【0039】同様に、図10に示す実施形態では、図6
に示す細片と類似する形状を有する細片32は、金属シ
ート33からパンチされて、その端部は、金属シート3
3の対向する2つの縁33aで連結されている。細片3
2は、図1に示す細片の形状に類似する形状を有する間
隙34により分離されていると共に、間隙34を分断す
る横方向のステーによって隣接する細片と所定間隔をお
いて連結されている。
に示す細片と類似する形状を有する細片32は、金属シ
ート33からパンチされて、その端部は、金属シート3
3の対向する2つの縁33aで連結されている。細片3
2は、図1に示す細片の形状に類似する形状を有する間
隙34により分離されていると共に、間隙34を分断す
る横方向のステーによって隣接する細片と所定間隔をお
いて連結されている。
【0040】金属シートに一体的に形成された上記細片
は、本発明に係るフレームで独立した形態で設けられて
いてもよいことは勿論である。
は、本発明に係るフレームで独立した形態で設けられて
いてもよいことは勿論である。
【0041】上述した細片又はワイヤの形状は、限定さ
れず、本発明の範囲内で種々変形可能である。
れず、本発明の範囲内で種々変形可能である。
【0042】本発明では、細片又はワイヤが多数設けら
れてこれらが繰り返し形状であるため、シートの深い傷
を効果的に防止できるように、細片又はワイヤの間には
均一なスペースが設けられていることが好ましい。図
1、図2、図5及び図6の実施形態では、細片又はワイ
ヤは、これらの細片又はワイヤに沿う方向に及びその直
角方向に巻回できるような可撓性を有している。
れてこれらが繰り返し形状であるため、シートの深い傷
を効果的に防止できるように、細片又はワイヤの間には
均一なスペースが設けられていることが好ましい。図
1、図2、図5及び図6の実施形態では、細片又はワイ
ヤは、これらの細片又はワイヤに沿う方向に及びその直
角方向に巻回できるような可撓性を有している。
【0043】本発明は、椅子の全ての部品を被覆するこ
とに適用される。即ち、本発明は、椅子、寝椅子、ベン
チ等のシート自体だけでなく、背もたれ、肘掛け等を被
覆することに適用される。
とに適用される。即ち、本発明は、椅子、寝椅子、ベン
チ等のシート自体だけでなく、背もたれ、肘掛け等を被
覆することに適用される。
【0044】本発明は、特に、公の場所又は交通機関等
のシートの保護に有効である。
のシートの保護に有効である。
【図1】図1(a)は、本発明の第1実施形態に係り、
可撓性シートに適用される細片の形状を示す図であり、
図1(b)は、図1(a)に示す細片の斜視図。
可撓性シートに適用される細片の形状を示す図であり、
図1(b)は、図1(a)に示す細片の斜視図。
【図2】細片の変形例の図。
【図3】カバーシートの支持シートであって、図1
(a)のIII−III線に沿った断面図。
(a)のIII−III線に沿った断面図。
【図4】ロールから解除された金属シートから図1に細
片が切断される状態を示す図。
片が切断される状態を示す図。
【図5】本発明に係るシートに用いられるワイヤの形状
を示す図。
を示す図。
【図6】独立的に又は単一のフレームから形成された細
片の他の形状を示す図。
片の他の形状を示す図。
【図7】独立的に又は単一のフレームから形成された細
片の他の形状を示す図。
片の他の形状を示す図。
【図8】独立的に又は単一のフレームから形成された細
片の他の形状を示す図。
片の他の形状を示す図。
【図9】独立的に又は単一のフレームから形成された細
片の他の形状を示す図。
片の他の形状を示す図。
【図10】独立的に又は単一のフレームから形成された
細片の他の形状を示す図。
細片の他の形状を示す図。
1 細片 2 直状部 3 直状部 4 可撓性シート 5 粘着材 6 粘着材 7 細片 8 直状部 9 直状部 10 ワイヤ 12 端部 13 連結点 21 細片 24 細片 27 細片 30 ステー 32 細片 35 ステー
Claims (15)
- 【請求項1】補強裏材が配列された可撓性シート(4)
を有するシートカバーの構造において、 補強裏材は、相互に離間され且つ鋭利な物に対抗できる
材質からなる細片(1,7,21,24,27,32)
又はワイヤ(10)から形成されており、各細片又はワ
イヤは、湾曲パターン、及び/又は、規則的に繰り返さ
れた直状部(2,3,21a,21b,8,9)を有す
るパターンによって形成された曲折形状を有しており、
多数の細片又はワイヤが対応する位置で相互に並列され
ており、各細片又はワイヤは、直線状に動かされた刃物
がその通路であらゆる方向の細片又はワイヤに衝突する
ように隣接する細片又はワイヤからスペースをおいてお
り、上記細片又はワイヤは、相互に独立しているか、又
は、細片又はワイヤに一体的であるステーによって横方
向に連結されており、細片又はワイヤが少なくとも部分
的に載置された少なくとも1つの粘着材(5,6)によ
って可撓性シート(4)に堅固に連結されていることを
特徴とするシートカバーの構造。 - 【請求項2】細片(1)又はワイヤ(10)は、ほぼ湾
曲形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の
シートカバーの構造。 - 【請求項3】細片(1,7)は、平行な直状部(2,
8)を備え、これら直状部(2,8)は、これらに対し
て斜めに配置された直状部(3,9)によって連結され
ていることを特徴とする請求項2に記載のシートカバー
の構造。 - 【請求項4】細片(1)は、その全長さに沿って均一な
幅を有していることを特徴とする請求項1に記載のシー
トカバーの構造。 - 【請求項5】細片(21)の直状部(21a,21b)
は、変化する幅を有していることを特徴とする請求項4
に記載のシートカバーの構造。 - 【請求項6】細片(24)は、互いに直角に配置された
直情部を有する城壁のような形状を備えていることを特
徴とする請求項1に記載のシートカバーの構造。 - 【請求項7】細片(27)は、城壁のような形状を有す
る間隙によって分離され、互いに直角に配置された直状
部分を有していることを特徴とする請求項1に記載のシ
ートカバーの構造。 - 【請求項8】隣接する細片又はワイヤの対応部分は、均
一なスペースによって分離されていることを特徴とする
請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシートカバーの
構造。 - 【請求項9】隣接する細片(27,32)は、ステー
(30,35)によって横方向に連結されていることを
特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシー
トカバーの構造。 - 【請求項10】異なった細片又はワイヤは、シート部品
の寸法を有する単一のユニットを形成していることを特
徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート
カバーの構造。 - 【請求項11】シートカバーを製造する方法において、 粘着材(5)が可撓性シート(4)に下塗りされ、その
後、鋭利な物に対抗性を有する材質からなり且つ互いに
離間された細片(1,7)又はワイヤ(10)が可撓性
シートの上に載置され、各細片(1,7)又はワイヤ
(10)は、湾曲パターン、及び/又は、規則的に繰り
返された直状部(2,3,21a,21b,8,9)を
有するパターンによって形成された曲折形状を有してお
り、多数の細片(1,7)又はワイヤ(10)は、多数
の細片又はワイヤが対応する位置で相互に並列されてお
り、各細片又はワイヤは、直線状に動かされた刃物がそ
の通路であらゆる方向の細片又はワイヤに衝突するよう
に隣接する細片又はワイヤからスペースを置くように配
置され、その後、第2の粘着材が可撓性シートの上に上
塗りされ、この第2の粘着材が硬化されて、細片又はワ
イヤがその姿勢で固定されることを特徴とするシートカ
バーの製造方法。 - 【請求項12】細片又はワイヤは、可撓性シートに直接
的に適用され、熱可塑性シートによって被覆され、この
熱可塑性シートは、溶融点まで加熱されることを特徴と
する請求項11に記載のシートカバーの製造方法。 - 【請求項13】細片(1,7)は、耐傷性を有する材質
のシートからパンチされ、これらの端部(12)は連結
され、細片の間の中間の連結点(13)で連結されてお
り、端部(12)及び連結点(13)は、粘着材が塗布
された可撓性シートの位置に細片が配置された時に分離
されることを特徴とする請求項11又は12に記載のシ
ートカバーの製造方法。 - 【請求項14】細片又はワイヤは、隣接する物と共に単
一ブロックのユニットを形成していることを特徴とする
請求項11又は12に記載のシートカバーの製造方法。 - 【請求項15】異なった細片(2,24,27,32)
は、シート部品の寸法を有する同じシートからパンチさ
れると共に、シートからパンチされなかった2つの対向
する縁(23,25,28a,33a)により連結され
ていることを特徴とする請求項14に記載のシートカバ
ーの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9500113 | 1995-01-06 | ||
FR9500113A FR2729064B1 (fr) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | Structure de revetement pour sieges, apte a resister aux lacerations, et son procede de fabrication |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08258605A true JPH08258605A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=9474916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8001011A Pending JPH08258605A (ja) | 1995-01-06 | 1996-01-08 | シートカバーの構造及び製造方法 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5709920A (ja) |
EP (1) | EP0720826B1 (ja) |
JP (1) | JPH08258605A (ja) |
CN (1) | CN1134880A (ja) |
AR (1) | AR000568A1 (ja) |
AT (1) | ATE184461T1 (ja) |
AU (1) | AU4079296A (ja) |
CA (1) | CA2166654A1 (ja) |
CZ (1) | CZ3796A3 (ja) |
DE (1) | DE69512198D1 (ja) |
FR (1) | FR2729064B1 (ja) |
HU (1) | HUT74128A (ja) |
NO (1) | NO960009L (ja) |
PL (1) | PL312145A1 (ja) |
RO (1) | RO117668B1 (ja) |
ZA (1) | ZA969B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102233558B1 (ko) * | 2019-09-20 | 2021-03-29 | 나다영 | 가죽적층기술을 활용한 가구용 가죽판재 |
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US7018692B2 (en) * | 2000-07-06 | 2006-03-28 | Higher Dimension Medical, Inc. | Penetration resistant fabric with multiple layer guard plate assemblies and method of making the same |
US20030124935A1 (en) * | 2000-07-06 | 2003-07-03 | Nicole Smith | Scrub pad with printed rigid plates and associated methods |
US20040192133A1 (en) * | 2000-07-06 | 2004-09-30 | Higher Dimension Medical, Inc. | Abrasion and heat resistant fabrics |
PT102514A (pt) * | 2000-09-20 | 2002-06-28 | Citeve | Camada protectora resistente a penetracao e respectivo processo de fabrico |
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EP1428458B1 (fr) * | 2002-12-05 | 2005-10-26 | Inthertronica S.A. | Complexe multicouche destiné à la réalisation d'une nappe anti-vandalisme multi-usage |
JP4805167B2 (ja) * | 2004-01-20 | 2011-11-02 | エリコン・トレーディング・アクチェンゲゼルシャフト,トリュープバッハ | 円環セグメントの製造方法、および、円環セグメントからカラーホイールを製造する方法 |
JP2010529320A (ja) | 2007-06-06 | 2010-08-26 | ハイアー ディメンション マテリアルズ,インコーポレイティド | 耐切創性、耐摩耗性および/または耐穴開け性の編み手袋 |
EP3530149B1 (en) * | 2018-02-22 | 2022-06-01 | Pullmaflex Benelux N.V. | Suspension arrangement for a seat and method of producing an elongate suspension member for a suspension arrangement for a seat |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2581301B1 (fr) * | 1985-05-03 | 1988-04-15 | Duret Fils Ets M | Element de siege comportant une garniture apte a resister a la laceration et siege equipe de cet element |
SE463694B (sv) * | 1986-01-29 | 1991-01-14 | Tumaset Ab | Stolsits |
AU591030B2 (en) * | 1987-02-20 | 1989-11-23 | Vickers Xatal Pty. Ltd. | Seat upholstery |
GB2204235B (en) * | 1987-04-29 | 1990-10-03 | Henderson S Federal Spring Wor | Vandal resistant seat |
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- 1995-01-06 FR FR9500113A patent/FR2729064B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1995-12-20 AT AT95402881T patent/ATE184461T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-12-20 DE DE69512198T patent/DE69512198D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-12-20 EP EP95402881A patent/EP0720826B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1995-12-27 AR AR33483895A patent/AR000568A1/es unknown
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-
1996
- 1996-01-02 ZA ZA969A patent/ZA969B/xx unknown
- 1996-01-02 PL PL96312145A patent/PL312145A1/xx unknown
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- 1996-01-04 RO RO96-00005A patent/RO117668B1/ro unknown
- 1996-01-04 AU AU40792/96A patent/AU4079296A/en not_active Abandoned
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- 1996-01-05 US US08/583,494 patent/US5709920A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-01-05 CN CN96100620A patent/CN1134880A/zh active Pending
- 1996-01-08 JP JP8001011A patent/JPH08258605A/ja active Pending
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