JPH08257465A - シーリングガン - Google Patents

シーリングガン

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JPH08257465A
JPH08257465A JP6593695A JP6593695A JPH08257465A JP H08257465 A JPH08257465 A JP H08257465A JP 6593695 A JP6593695 A JP 6593695A JP 6593695 A JP6593695 A JP 6593695A JP H08257465 A JPH08257465 A JP H08257465A
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electric motor
switch
time
turned
sealing gun
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Toshiharu Ohashi
敏治 大橋
Masaaki Sakagami
正昭 阪上
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/005Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
    • B05C17/01Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチをオフした後に電動モータを逆転さ
せ、押出し機構を後退させるものであるが、スイッチの
オン時間に応じて電動モータの逆転時間を変化させるこ
とにより、シーリング材の「後だれ」現象を確実に防止
する。 【構成】 シーリング材を、注出ノズルAを備えたチュ
ーブB内に充填し、チューブBの底部を押圧して注出ノ
ズルAからコーキング材を注出させる押出し機構Cと、
スイッチ動作により減速機構Dを介して前記押出し機構
Cを動作させる電動モータMとから、シーリングガンG
は構成される。シーリングガンGは、電動式であって、
電動モータMにより駆動され、スイッチS1 をオフした
後に電動モータMを逆転させ、押出し機構Dを後退させ
て「後だれ」現象を防止する。スイッチS1 のオン時間
に応じて電動モータMの逆転時間を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】シーリング材は、建物の壁面にヒ
ビ割れや隙間が生じたり、塗装時の目地処理をする際の
充填材または補修材として使用されるものであるが、こ
のシーリング材を注出ノズルを備えたチューブ内に充填
し、チューブの底板を押圧して注出ノズルからコーキン
グ材を注出させる押出し機構と、スイッチ動作により減
速機構を介して前記押出し機構を動作させる電動モータ
とから、シーリングガン(シーリング材注出装置)が構
成されている。
【0002】本発明は、上記のようなシーリングガンに
関するものであって、スイッチをオフした後に電動モー
タを逆転させ、押出し機構を後退させることによって、
シーリング材の「後だれ」現象を防止する技術に係るも
のである。
【0003】
【従来の技術】この種におけるシーリング材の「後だ
れ」現象を防止する機構として、例えば特開昭58−1
37465号公報記載のものが従来公知であるが、これ
はスイッチのオン操作からオフ操作に移行する際に所定
時間の間、電動モータを逆回転させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来例
では電動モータを逆回転させる時間が一定であり、例え
ば狭い隙間などに少量のシーリング材を数回に分けて注
出する場合には、スイッチがオン操作されている時間は
ごく短い時間であり、この短い時間を数回繰り返すもの
であって、シーリング材の入ったチューブの内圧は殆ど
上昇することがなく、「後だれ」現象が発生しないにも
かかわらず一定時間の間、電動モータを逆転させてしま
うことになる。そのため次のスイッチのオン操作時に
は、直ぐにシーリング材を注出することができないと
か、スイッチのオン・オフ操作を円滑に行なうことがで
きないなど、シーリング材の注入操作の作業性が悪いと
いう問題がある。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑み、スイッ
チをオフした後に電動モータを逆転させ、押出し機構を
後退させるものであるが、スイッチのオン時間に応じて
電動モータの逆転時間を変化させることにより、シーリ
ング材の「後だれ」現象を確実に防止することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るシーリングガンの請求項1の発明は、電動
モータMにより駆動され、スイッチS1 をオフした後に
電動モータMを逆転させ、押出し機構Dを後退させるこ
とによって「後だれ」現象を防止する電動式のシーリン
グガンGであって、スイッチS1 のオン時間に応じて電
動モータMの逆転時間を変化させるようにするものであ
る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、スイッチS1 のオン時間が所定の時間より短いとき
は逆転しないようにするものである。請求項3の発明
は、請求項1の発明において、電動モータMの逆転時間
の最大値を任意に変更可能とするものである。請求項4
の発明は、請求項1の発明において、オン時間に対する
オフ時間の比率を任意に変更可能とするものである。
【0008】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、コンデンサC1 の充電電気量または充放電の時定数
により、逆転時間を変更するようにするものである。請
求項6の発明は、請求項1の発明において、エミッタが
正電源に接続され、ベースと接地間に抵抗R4 とコンデ
ンサC2 の直列回路が接続されているPNP形トランジ
スタQP1と、スイッチS1 のオンと同時にコンデンサC
2 を放電するNPN形トランジスタQ3 とで構成されて
おり、スイッチS1 をオフした後、前記コンデンサC2
が充電されるまでの間PNP形トランジスタQP1がオン
することにより、スイッチS1 のオフ後も一定時間、電
動モータMの逆転回路に電池Eからの電源を供給する遅
延回路を設けるものである。
【0009】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、電動モータMの逆転を連続して行なうことができる
手動スイッチSW1 を設け、電動モータMの駆動により
押出し機構Dが希望の位置まで戻るようにするものであ
る。請求項8の発明は、請求項1の発明において、電動
モータMの正転を開始するリレーRYのスイッチS2
コイルcによって電動モータMの逆転回路を構成するも
のである。
【0010】請求項9の発明は、請求項1の発明におい
て、押出し機構Dが使用前の位置まで戻ると自動的に停
止するようにするものである。請求項10の発明は、請
求項2の発明において、スイッチS1 のオン時間の所定
の時間を可変できるようにするものである。請求項11
の発明は、請求項5の発明において、コンデンサC2
蓄積された電荷によりリレーRYを動作させることによ
り、スイッチS1 のオフ後も電動モータMを逆転動作可
能とするものである。
【0011】請求項12の発明は、請求項6の発明にお
いて、シーリング材が無くなり使用できなくなる位置ま
で押出し機構Dがくると、電動モータMは連続して自動
的に逆転するようにするものである。
【0012】
【作用】本発明に係るシーリングガンの作用について述
べる。コーキング材を注出ノズルAを備えたチューブB
内に充填し、スイッチ動作により電動モータMを駆動し
て減速機構Dを介して押出し機構Cの動作により、チュ
ーブBの底部を押圧して注出ノズルAからコーキング材
を注出させる。スイッチS1 をオフした後に電動モータ
Mを逆転させ、押出し機構Dを後退させるのであるが、
スイッチS1 のオン時間に応じて電動モータMの逆転時
間を変化させることにより、シーリング材の「後だれ」
現象を防止する。
【0013】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例を具
体的に説明する。図1は本発明に係るシーリングガン
(シーリング材注出装置)を一部を切欠したものの一例
を示した正面図であり、図2は本発明に係るシーリング
ガン(シーリング材注出装置)を一部を切欠したものの
他の一例を示した正面図である。シーリングガンGは、
シーリング材を、注出ノズルAを備えたチューブB内に
充填し、チューブBの底部を押圧して注出ノズルAから
コーキング材を注出させる押出し機構Cと、スイッチ動
作により減速機構Dを介して前記押出し機構Cを動作さ
せる電動モータMとから構成されている。
【0014】図3は本発明に係るシーリングガンの動作
機構の電気回路図である。この図について動作状態を説
明する。スイッチS1 をオンすると、電動モータMに電
池Eが接続されることになり、その電動モータMは正回
転を行なうのであるが、このとき同時に電源回路Hが動
作してその電源回路Hの出力により、抵抗R5 ,ダイオ
ードD1 を介してコンデンサC1 に電流が流れ始める。
このときNPN形トランジスタQ1 は、ツェナダイオー
ドZD1 ,抵抗R6 を介して流れるベース電流によりオ
ンしており、NPN形トランジスタQ2 はオフしている
のでコンデンサC1 は充電される。
【0015】コンデンサC1 が充分に充電された後スイ
ッチS1 をオフすると、NPN形トランジスタQ1 もオ
フすることになり、PNP形トランジスタQP1を介して
NPN形トランジスタQ2 にベース電流が流れることに
なり、NPN形トランジスタQ2 はオンしてリレーRY
のコイルcに電流が流れてそのリレーRYはオン動作す
る。これにより電動モータMは前述とは逆方向に回転す
ることになり、コンデンサC1 は放電し、リレーRYが
オフ動作する電圧V2 に低下するまでの間、電動モータ
Mは逆方向に回転することになり、その動作特性図を図
4に示す。
【0016】次にスイッチS1 のオン時間が短く、コン
デンサC1 の両端電圧がリレーRYのオン電圧V1 に達
しなかった場合は、リレーRYはオンすることなく、電
動モータMは逆転動作しないのである。このようにコン
デンサC1 の両端電圧がリレーRYのオン電圧V1 に達
しない時間内での短い時間のスイッチS1 のオン動作後
は、電動モータMは逆転動作しないようになるもので、
このような動作特性図を図5に示している。
【0017】以上述べた動作の動作特性図を図6に示し
ているが、この図6においてスイッチS1 のオン時間が
1 以下であれば、電動モータMの逆転時間は零であ
り、またスイッチS1 のオン時間がT3 以上であれば、
電動モータMの逆転時間は最高値T4 となる。そしてオ
ン時間T1 とオン時間T3 との間では、その時間の長さ
に応じて逆転時間が変化する。
【0018】図7は本発明に係るシーリングガンを示す
電気回路の他の一例図である。図7に示す電気回路図で
は、抵抗R5 が可変できるようになっており、抵抗R5
を可変とすることによりコンデンサC1 の充電時間を可
変とすることができ、図6の動作特性図に示すスイッチ
1 のオン時間T1 が可変できるようになる。これはシ
ーリング材の材料の粘性の差により可変できるようにな
る。また図7に示す電気回路図において抵抗R10を可変
できるようにすれば、抵抗R10を可変とすることにより
コンデンサC1 の放電時間を可変とすることができ、図
6の動作特性図に示すスイッチSのオン時間T4 が可変
できるようになる。これによりシーリング材の材料によ
って電動モータMの逆転による「もどし量」を調整でき
る。
【0019】次にコンデンサC1 の代わりに、容量の異
なるコンデンサC2 を接続できるようになっており、前
述の抵抗R5 ,抵抗R10の値との組み合わせにより、オ
ン時間T1 以降オン時間T3 までの逆転時間の変化率を
可変とすることができる。これにより、スイッチS1
オン時間に対する逆転時間の変化率を、シーリング材の
材料に合わせて最適の値を取ることができる。
【0020】次に図3を参照しながら本発明の遅延回路
について説明する。エミッタが正極電源に接続されてい
るPNP形トランジスタQP1と、そのPNP形トランジ
スタQP1のベースに接続されて遅延時間を決定する抵抗
4 ,コンデンサC2 ,コンデンサC2 の放電回路とな
る抵抗R3 ,NPN形トランジスタQ3 ,抵抗R2 ,ツ
ェナダイオードZD1 とにより構成されている。この遅
延回路の動作について説明する。スイッチS1 をオンす
ると、電池Eが電動モータMに接続されて回路に電源が
供給されることになる。このとき電源回路Hの出力電圧
は、ツェナダイオードZD1 のツェナ電圧より高いため
に抵抗R2 を通じてNPN形トランジスタQ3 のベース
にベース電流を供給する。そのためにNPN形トランジ
スタQ3がオンし、抵抗R3 を通じてコンデンサC2
放電され、そしてタイマーがリセットされることにな
る。
【0021】スイッチS1 をオフすると電源回路Hから
電圧が供給されなくなり、NPN形トランジスタQ3
オフしてコンデンサC2 の放電回路はなくなる。そして
PNP形トランジスタQP1のベースと抵抗R4 を通じて
コンデンサC2 に充電が行なわれることになり、そのた
めにPNP形トランジスタQP1がオンして電動モータM
の逆転ブロック回路ブロックを駆動する。この駆動時
間、換言すれば遅延時間は、抵抗R4 とコンデンサC2
の時定数により決定されることになり、コンデンサC2
が充電されるとベース電流が停止し、PNP形トランジ
スタQP1はオフして電動モータMの逆転回路ブロックは
動作を停止する。またこれにより電池Eからの放電も停
止する。
【0022】次に図8を参照しながら本発明の連続逆転
回路について説明する。スイッチSW1 とリレーRYの
コイルcに接続されている抵抗R8 及びNPN形トラン
ジスタQ2 に接続されている抵抗R9 により、連続逆転
回路が構成されている。そして使用者がシーリング材を
取り出すために押出し機構Dを希望の位置まで戻すとき
に、スイッチSW1 をオンすると、抵抗R9 を通じてベ
ース電流がNPN形トランジスタQ2 に供給されること
になり、そのNPN形トランジスタQ2 がオンする。そ
して抵抗R8 を通じてリレーRYのコイルcに電源が供
給されることになり、リレーRYのスイッチS2 がオン
し電動モータMが逆転して押出し機構Dは後戻りする。
スイッチSW1 はプッシュスイッチ機構を有しているた
めに、使用者が手を離すとオフすることになり、電動モ
ータMの逆転動作は停止する。
【0023】図9は本発明に係るシーリングガンの動作
機構の電気回路のさらに他の一例図であって,この図9
について説明する。この回路図ではスイッチSW2 ,S
3を、押出し機構Dがシーリング材がほぼ無くなる位
置までオンするリミットスイッチとし、このオン信号を
受けて出力を高出力(Hレベル)とするラッチ回路Kが
設けられている。このラッチ回路Kの出力により電動モ
ータMは逆転動作を行なう。
【0024】以上のような回路動作により押出し機構D
がシーリング材がほぼ無くなる位置までくると、押出し
機構Dは自動的に元に戻ることになり、シーリング材の
入ったチューブAの交換を容易に行なうことができるの
である。また押出し機構DがチューブAをセットできる
使用前の位置までくるとオンするリミットスイッチSW
3 を設け、このリミットスイッチSW3 がオンするとラ
ッチ回路Kの出力がオフするように構成しておくと、他
のリミットスイッチSW2 のオンにより押出し機構Dが
戻ることになり、そして押出し機構Dが最後まで戻って
くると自動的に停止するのである。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るシーリングガンは以下に述
べるような効果を奏する。すなわち、請求項1の発明
は、電動モータにより駆動され、スイッチをオフした後
に電動モータを逆転させ、押出し機構を後退させること
によって「後だれ」現象を防止する電動式のシーリング
ガンであって、スイッチのオン時間に応じて電動モータ
の逆転時間を変化させるようにしたから、「後だれ」現
象防止の機能によりシーリング材の注入作業が容易とな
る。
【0026】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、スイッチのオン時間が所定の時間より短いときは逆
転しないようにしたから、前記した請求項1の発明の利
点に加えて、狭い隙間に少量つづ数回に分けてシーリン
グ材の注入する場合、連続した注入作業が、なお一層容
易となる。請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、電動モータの逆転時間の最大値を任意に変更可能と
したから、前記した請求項1の発明の利点に加えて、シ
ーリング材の材料に応じた適切な値に設定することがで
きる。
【0027】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、オン時間に対するオフ時間の比率を任意に変更可能
としたから、前記した請求項1の発明の利点に加えて、
シーリング材の材料に合わせて最適の値を取ることがで
き、シーリング材の注入作業がきわめて容易となる。請
求項5の発明は、請求項1の発明において、コンデンサ
の充電電気量または充放電の時定数により、逆転時間を
変更するようにしたから、前記した請求項1の発明の利
点に加えて、きわめて簡単な回路構成とすることができ
る。
【0028】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、エミッタが正電源に接続され、ベースと接地間に抵
抗とコンデンサの直列回路が接続されているPNP形ト
ランジスタと、スイッチのオンと同時にコンデンサを放
電するNPN形トランジスタとで構成されており、スイ
ッチをオフした後、前記コンデンサが充電されるまでの
間PNP形トランジスタがオンすることにより、スイッ
チのオフ後も一定時間、電動モータの逆転回路に電源を
供給する遅延回路を設けたから、前記した請求項1の発
明の利点に加えて、遅延回路は簡単な回路構成を採用で
きるとともに、遅延時間以降は回路の消費電流は無くな
り、そのために電池の不必要な放電を防止することがで
きる。
【0029】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、電動モータの逆転を連続して行なうことができる手
動スイッチを設け、電動モータの駆動により押出し機構
が希望の位置まで戻るようにしたから、前記した請求項
1の発明の利点に加えて、電動モータMの逆転は、手動
または自動で連続して行なうことができることになり、
シーリング材が充填されているチューブの交換作業を容
易かつ迅速に行なうことができる。
【0030】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、電動モータの正転を開始するスイッチとリレーによ
って電動モータの逆転回路を構成したから、前記した請
求項1の発明の利点に加えて、逆転回路を簡単な回路構
成とすることができる。請求項9の発明は、請求項1の
発明において、押出し機構が使用前の位置まで戻ると自
動的に停止するようにしたから、前記した請求項1の発
明の利点に加えて、「後だれ」現象防止をより確実に行
なうことができる。
【0031】請求項10の発明は、請求項2の発明にお
いて、スイッチのオン時間の所定の時間を可変できるよ
うにしたから、前記した請求項2の発明の利点に加え
て、シーリング材の注入作業時間を調節することができ
る。請求項11の発明は、請求項5の発明において、コ
ンデンサに蓄積された電荷によりリレーを動作させるこ
とにより、スイッチのオフ後も電動モータを逆転動作可
能としたから、前記した請求項5の発明の利点に加え
て、さらに簡単な回路構成とすることができる。
【0032】請求項12の発明は、請求項6の発明にお
いて、シーリング材が無くなり使用できなくなる位置ま
で押出し機構がくると、電動モータは連続して自動的に
逆転するようにしたから、前記した請求項6の発明の利
点に加えて、「後だれ」現象防止をなお一層確実に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシーリングガンを一部を切欠した
ものの一例を示した正面図である。
【図2】同上の他の例を示した正面図である。
【図3】同上の動作機構の電気回路の一例図である。
【図4】同上の動作特性図である。
【図5】同上の動作特性図である。
【図6】同上の動作特性図である。
【図7】同上の動作機構の電気回路の他の一例図であ
る。
【図8】同上の連続逆転回路図である。
【図9】同上の動作機構の電気回路のさらに他の一例図
である。
【符号の説明】
A 注出ノズル B チューブ C 押出し機構 D 減速機構 M 電動モータ G シーリングガン S1 トリガスイッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータにより駆動され、スイッチを
    オフした後に電動モータを逆転させ、押出し機構を後退
    させることによって「後だれ」現象を防止する電動式の
    シーリングガンであって、スイッチのオン時間に応じて
    電動モータの逆転時間を変化させるようにしたことを特
    徴とするシーリングガン。
  2. 【請求項2】 スイッチのオン時間が所定の時間より短
    いときは逆転しないようにした請求項1記載のシーリン
    グガン。
  3. 【請求項3】 電動モータの逆転時間の最大値を任意に
    変更可能とした請求項1記載のシーリングガン。
  4. 【請求項4】 オン時間に対するオフ時間の比率を任意
    に変更可能とした請求項1記載のシーリングガン。
  5. 【請求項5】 コンデンサの充電電気量または充放電の
    時定数により、逆転時間を変更するようにした請求項1
    記載のシーリングガン。
  6. 【請求項6】 エミッタが正電源に接続され、ベースと
    接地間に抵抗とコンデンサの直列回路が接続されている
    PNP形トランジスタと、スイッチのオンと同時にコン
    デンサを放電するNPN形トランジスタとで構成されて
    おり、スイッチをオフした後、前記コンデンサが充電さ
    れるまでの間PNP形トランジスタがオンすることによ
    り、スイッチのオフ後も一定時間、電動モータの逆転回
    路に電源を供給する遅延回路を設けた請求項1記載のシ
    ーリングガン。
  7. 【請求項7】 電動モータの逆転を連続して行なうこと
    ができる手動スイッチを設け、電動モータの駆動により
    押出し機構が希望の位置まで戻るようにした請求項1記
    載のシーリングガン。
  8. 【請求項8】 電動モータの正転を開始するリレーのス
    イッチとコイルによって電動モータの逆転回路を構成し
    た請求項1記載のシーリングガン。
  9. 【請求項9】 押出し機構が使用前の位置まで戻ると自
    動的に停止するようにした請求項1記載のシーリングガ
    ン。
  10. 【請求項10】 スイッチのオン時間の所定の時間を可
    変できるようにした請求項2記載のシーリングガン。
  11. 【請求項11】 コンデンサに蓄積された電荷によりリ
    レーを動作させることにより、スイッチのオフ後も電動
    モータを逆転動作可能とした請求項5記載のシーリング
    ガン。
  12. 【請求項12】 シーリング材が無くなり使用できなく
    なる位置まで押出し機構がくると、電動モータは連続し
    て自動的に逆転するようにした請求項6記載のシーリン
    グガン。
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