JPH08257451A - マスキングテープの貼り付け方法およびその装置 - Google Patents

マスキングテープの貼り付け方法およびその装置

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JPH08257451A
JPH08257451A JP7067445A JP6744595A JPH08257451A JP H08257451 A JPH08257451 A JP H08257451A JP 7067445 A JP7067445 A JP 7067445A JP 6744595 A JP6744595 A JP 6744595A JP H08257451 A JPH08257451 A JP H08257451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
panel
masking tape
strips
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP7067445A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Akiyama
嘉彦 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP7067445A priority Critical patent/JPH08257451A/ja
Publication of JPH08257451A publication Critical patent/JPH08257451A/ja
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスキングテープの貼り付け作業を効率化す
るとともに目地周辺の汚染を防止する。 【構成】 目地部に嵌合するパネル表面に直角なガイド
ローラ16と、パネル表面に平行な複数本のローラ11〜14
を備え、目地に沿ってパネル表面を走行可能な本体18
に、パネル境界部表面に目地部を中心にパネル表面に貼
り付けられたフィルム1に切り込みを入れるカッタ15お
よび本体18を目地方向に移動させるハンドル19を取り付
けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の外装、内装等
に使用されるパネル目地部分のシール工事の際に周囲を
保護するために行うマスキングテープの貼り付け方法お
よびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高層ビルの外壁や室内等の外装、内装に
各種パネルが採用されることが多い。隣接するパネル間
の隙間には不定型のシーリング材を注入し、硬化させて
シールを行うのが一般的である。シーリング材の注入
は、注入器、あるいは刷毛塗りによって行うが、シーリ
ング材が周囲に付着して美観を損なうのを防止するた
め、一般の塗装工事等と同様に、目地両側のパネル面に
粘着性のマスキングテープを貼り付けておき、注入後に
これを剥がすことが行われている。
【0003】ところで、シーリング材の硬化の際に、例
えばポリサルファイドに接着付与剤として配合されてい
るフェノールとアルカリ成分とが、水の介在によって呈
色反応を起こして目地周辺が赤褐色に変色したり、シー
リング材中の油分がパネル表面の多孔質材に浸透し、塵
埃が付着したり、シリコン系シーリング材から遊離した
シリコン分子が、水分により目地周辺に移行し、これに
塵埃が付着したりして黒色に汚れるという問題点があ
る。
【0004】マスキングテープの貼り付け具合はそのま
ま仕上がりの外観を左右するため、手先の器用さ等の職
人的技術を必要とするばかりでなく、また、シーリング
材を剥がすタイミングも微妙であり、硬化後ではテープ
が切れたりして剥がし難くなるため、硬化前に剥がすの
が一般的であるが、それでは上記のような硬化段階で発
生する目地周辺の汚染に対しては効果がない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な目地部分に対するマスキングテープの貼り付け作業を
効率化するとともに、目地周辺の汚染を防止することの
できるマスキングテープの貼り付け方法およびその装置
を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のマスキングテー
プの貼り付け方法は、パネル目地部のシール工事におけ
るマスキングテープの貼り付け方法において、パネル境
界部表面に目地部を中心として広幅のフィルムを貼り付
け、この広幅のフィルムに目地幅位置およびその中央の
3本の切り込みを入れ、これら3本の切り込みによって
分割されたフィルムの細片のうち外側2枚をパネル境界
部表面に押しつけて接着させるとともに、内側2枚を両
側に分離し、前記外側2枚の細片の目地寄り位置に重ね
て貼り付けた後にシーリング材の注入を行い、ただちに
重ねて貼り付けられている前記内側2枚の細片を剥が
し、シーリング材が十分硬化した後、残りの外側2枚の
細片を剥がすことを特徴とする。
【0007】また、本発明のマスキングテープの貼り付
け装置は、パネル目地部のシール工事におけるマスキン
グテープの貼り付け装置であって、目地部に嵌合するパ
ネル表面に直角なガイドローラと目地に沿ってパネル表
面を走行可能な本体に、パネル境界部表面に目地部を中
心に貼り付けられた広幅のフィルムに目地幅位置および
その中央の3本の切り込みを入れるカッタと、これら3
本の切り込みによって分割されたフィルムの細片のうち
外側2枚をパネル境界部表面に押しつけて接着させると
ともに、両側に分離した内側2枚をそれぞれ引き込み、
前記外側2枚の細片の目地寄り位置に重ねて貼り付ける
ためのパネル表面に平行な複数本のローラを備え、さら
に前記本体を目地方向に移動させるハンドルを取り付け
たことを特徴とする。
【0008】
【作 用】本発明によれば、微妙な手作業によることな
くマスキングテープの貼り付けを行うことができるとと
もに、シーリング材の硬化期間終了まで広幅のフィルム
によって目地周辺をカバーしているから、シーリング材
の硬化に伴うパネル表面の汚れの発生を防止することが
できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるマスキングテ
ープ貼り付け装置(以下単に「装置」と略すことがあ
る)の斜視図、図2は同じく正面図で、Pはパネル、1
はフィルム、10はマスキングテープ貼り付け装置、11〜
14はローラ、15はカッタ、16はガイドローラ、17はフレ
ーム、18は本体、19はハンドルである。
【0010】今、仮にパネル表面を水平方向とすれば、
このマスキングテープ貼り付け装置10は、上面にハンド
ル19を有する本体18およびこれに結合された水平方向の
フレーム17に、水平方向のローラ11〜14および目地部に
嵌合するパネル表面と直角なガイドローラ16を取り付
け、かつ矢印で示す移動方向に対して前面にカッタ15を
取り付けて構成され、ハンドルを持って移動させること
により、目地に沿ってパネル表面を走行する。
【0011】水平方向のローラ11、12、14で装置10をパ
ネルPの表面に載置し、前後のガイドローラ16a 、16b
を目地内に嵌合させ、矢印方向に装置10を移動させなが
らパネルP表面のフィルム1に切り込みを入れつつ、所
定形状にこれを目地の両側に貼り付けるのである。カッ
タ15は進行直角方向に3基設けられており、装置10の移
動によりパネル表面のフィルム1には目地中央を中心に
3本の切り込みが入る。進行方向最初のローラ11でフィ
ルム1をパネル表面に軽く押しつけた後、切り込みによ
って生じた細片を左右に分け、両側のパネル上部分に重
ねるようにして貼り付けるのであるが、フィルムの貼り
付け状況は図3〜7により説明する。
【0012】まず、図3に示すように、目地部分を中心
にして両側のパネルにまたがるように、フィルム1を張
りつける。フィルム1の幅は、従来の、目地部のシーリ
ング材施工のためのマスキングテープよりも広幅のもの
を使用する。フィルム幅の目安としては、目地幅の5〜
7倍程度がよい。続いて本発明のマスキングテープ貼り
付け装置10を装着して移動させ、3本の切り込み線を入
れる。切り込み線の位置は、両側はパネルのエッジ部す
なわち目地幅位置、中央はパネル間の略中央とするのが
よい。これによりフィルム1は細片1a〜1dに分割され
る。両端の細片1a、1dは裏面にパネルPがあるので、こ
れに接着する。内側の1b、1cは目地部分の上にあり、裏
側にパネルがなく浮いているから、図4に示すようにこ
れを左右に分けて持ち上げ、図5に示すようにこれをそ
の両側の細片1a、1dに重ねて貼り付けるのである。細片
1b、1cの内縁端部のパネルよりも突出した部分は、図6
に示すように目地溝内に折り込む必要がある。この折り
込み処理のため、ローラ14にはフランジ付を設けてあ
る。
【0013】シーリング材を注入した後、これが硬化し
ないうちに、図7に示すように細片1b、1cを剥がす。そ
の下の細片1a、1dはまだ剥がさず、シーリング材の硬化
を待って、周囲の汚染のおそれがなくなってから剥がす
ようにすると、目地周片の汚染を防止することができ
る。なお、このマスキングテープ貼り付け装置10の前面
に、図3で示したような広幅フィルムの貼り付けを行う
ためのフィルム繰り出し装置を取り付け、この段階から
1工程で施工することも可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、マスキングテープの貼
り付け作業が効率化されるとともに、目地部分の汚れ発
生が防止され、壁面の美観が向上するという、すぐれた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のマスキングテープ貼り付け装
置を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例のマスキングテープ貼り付け装
置を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例のマスキングテープ貼り付け手
順を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例のマスキングテープ貼り付け手
順を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例のマスキングテープ貼り付け手
順を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例のマスキングテープ貼り付け手
順を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施例のマスキングテープ貼り付け手
順を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フィルム 1a〜1d 細片 10 マスキングテープ貼り付け装置 11〜14 ローラ 15 カッタ 16 ガイドローラ 17 フレーム 18 本体 19 ハンドル B バッキング材 P パネル S シーリング材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル目地部のシール工事におけるマス
    キングテープの貼り付け方法において、パネル境界部表
    面に目地部を中心として広幅のフィルムを貼り付け、こ
    の広幅のフィルムに目地幅位置およびその中央の3本の
    切り込みを入れ、これら3本の切り込みによって分割さ
    れたフィルムの細片のうち外側2枚をパネル境界部表面
    に押しつけて接着させるとともに、内側2枚を両側に分
    離し、前記外側2枚の細片の目地寄り位置に重ねて貼り
    付けた後にシーリング材の注入を行い、ただちに重ねて
    貼り付けられている前記内側2枚の細片を剥がし、シー
    リング材が十分硬化した後、残りの外側2枚の細片を剥
    がすことを特徴とするマスキングテープの貼り付け方
    法。
  2. 【請求項2】 パネル目地部のシール工事におけるマス
    キングテープの貼り付け装置であって、目地部に嵌合す
    るパネル表面に直角なガイドローラ(16) と目地に沿っ
    てパネル表面を走行可能な本体(18)に、パネル境界部
    表面に目地部を中心に貼り付けられた広幅のフィルム
    (1)に目地幅位置およびその中央の3本の切り込みを
    入れるカッタ(15)と、これら3本の切り込みによって
    分割されたフィルムの細片のうち外側2枚をパネル境界
    部表面に押しつけて接着させるとともに、両側に分離し
    た内側2枚をそれぞれ引き込み、前記外側2枚の細片の
    目地寄り位置に重ねて貼り付けるためのパネル表面に平
    行な複数本のローラ(11〜14)を備え、さらに前記本体
    (18)を目地方向に移動させるハンドル(19)を取り付
    けたことを特徴とするマスキングテープの貼り付け装
    置。
JP7067445A 1995-03-27 1995-03-27 マスキングテープの貼り付け方法およびその装置 Pending JPH08257451A (ja)

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