JPH08257343A - 向流掃過ガスを用いた膜分離による揮発性有機成分の除去方法 - Google Patents

向流掃過ガスを用いた膜分離による揮発性有機成分の除去方法

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JPH08257343A
JPH08257343A JP8049191A JP4919196A JPH08257343A JP H08257343 A JPH08257343 A JP H08257343A JP 8049191 A JP8049191 A JP 8049191A JP 4919196 A JP4919196 A JP 4919196A JP H08257343 A JPH08257343 A JP H08257343A
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ティー フリーセン ドゥエイン
Roderick J Ray
ジェイ レイ ロデリック
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ディー ニューボルド デヴィッド
Scott B Mccray
ビー マックレイ スコット
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体供給流から凝縮性有機成分を除去するた
めの、膜に基づいた分離方法の改善法を提供する。 【構成】 本発明において、掃過流30を、膜の透過側
において、流体供給流14に対して向流となるように用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、選択透過性膜によ
る揮発性流体分離における改善に関する。
【0002】
【従来の技術】凝縮性揮発性有機成分(「VOC」)
を、これを含む流体流から、膜に基づいて除去すること
は、知られている。例えば、米国特許第5,205,8
43号、同第5,199,962号、同第5,089,
033号、同第4,994,094号および同第4,8
57,078号明細書参照。しかし、種々の理由によ
り,既知の従来技術の方法は、いずれも、広い用途を有
する、低価格、単純かつ可撓性である設計を維持しなが
ら、高程度の効率を達成することは、不可能であった。
この主な理由は、VOCを供給流から、膜により除去す
るための駆動力が、膜を通しての有機物質の分圧の差異
であるが、従来技術では、この分圧の差異を、分圧差異
を得るための唯一の手段として、圧縮機または真空ポン
プを用いて,膜を通しての全圧差異を増大させることに
より、得ているためであると考えられる。これは、エネ
ルギー消費の観点からは、費用がかかり、生じる圧力差
異への膜の耐久能力の関係上、用途が狭い。従来技術の
方法の用途が狭い他の理由は、システムが、効率的に作
動するための、理想的な膜透過性および選択性を必要と
することである。しかし、それぞれの膜が、若干の本来
的な透過性および選択性の制限を有し、これが、その特
性の「調整」を妨害するため、このシステムは、特定の
流量または濃度を適応させる調整を提供しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、これらの従来技術の欠点を克服することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】従来技術のこれらの欠点
は、以下に要約し、記載する、本発明により、克服する
ことができる。
【0005】本発明は、VOCを、ガス、蒸気および液
体供給流から除去することを目的とする、既知の膜に基
づく方法を基本的に改善することを含む。特に、本発明
は、VOC除去工程において用いられる膜の透過側にお
いて、掃過流を向流で用いることを含む。いくつかの利
点が得られる:(1)分離のための駆動力を一層高くす
ることができること;(2)膜を通しての合計の圧力差
異を、全体的に低下させるかまたは解消することができ
ること;(3)流速パラメ−タを調整して、特定の分離
に関する効率を最大にすることができること;および
(4)一層高く、効率的なVOC回収を達成することが
できること。
【0006】以下に、本発明において用いられる用語を
定義する。「合計パージ(total purge) 」は、膜モジュ
ールの透過側から排出される合計流量(膜を通過するも
のの流量+掃過流の流量)対合計供給流量の比率であ
る。
【0007】「凝縮性VOC」には、臨界温度以下の流
体であり、−100℃より高い沸点を有する、有機化合
物および成分が含まれる。2種以上の凝縮性成分の混合
物を含む流れに関して、「凝縮性蒸気」は、最も容易に
凝縮する成分を意味する。凝縮性蒸気の例には、以下の
蒸気が含まれる:クロロフルオロカーボン、例えばフレ
オンおよびハロン;塩素化炭化水素、例えば塩化メチレ
ン、トリクロロエチレン、トリクロロエタン、四塩化炭
素、クロロベンゼン;非塩素化疎水性有機化合物、例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、シ
クロヘキサン、プロパン、ブタン、ヘキサンおよびオク
タン;非塩素化親水性有機化合物、例えばエタノール、
メタノール、他のアルコール、アセトン、酢酸エチル、
メチルエチルケトン、メチルt−ブチルケトン、メチル
イソブチルケトン、ニトロベンゼン、フェノール、クレ
ゾール、トリエチルアミン、アセトニトリル、ジメチル
ホルムアミドおよびジメチルアセトアミド。
【0008】「掃過流」は、膜の透過側に導入される、
ガスまたは凝縮性蒸気であり、モジュールのリテンテー
ト(retentate)端部に最も近い箇所に位置する入口にお
いて透過物中に導入される、リテンテート流の一部を含
むことができる。掃過流に関連して,「凝縮性蒸気」
は、臨界温度以下の流体であり、−100℃より高い沸
点を有する、有機および無機化合物および成分を意味す
る。
【0009】「比供給流量」は、合計供給流量を、モジ
ュールの合計膜表面積で除した値である。
【0010】本発明は、VOCを、任意のタイプの流体
供給流から分離するための、すべての膜に基づく方法
に、広い用途を有し、この方法には、付加的な処理工
程、例えば圧縮、凝縮、吸着、再循環およびこれらの組
み合わせを用いる方法が含まれる。このような膜に基づ
く分離方法のすべてに共通する基本的な工程は、凝縮性
VOC含有流体供給流を、半透過性膜の供給側に導き、
凝縮性VOCを多く含む流れを、膜の透過側から排出さ
せることを含む。
【0011】この基本的工程は、通常、膜を通しての全
体的な圧力差異を用いて実施するが、この差異は、本発
明により、顕著に軽減されるかまたは除去される。本発
明において、圧力差異を用いる場合には、好ましい差異
は、透過側圧力対供給側圧力の比率が0.5未満である
圧力差異である。本発明の方法において、合計パージ
は、60%未満であるのが好ましい。
【0012】一般的に、VOCを、膜を通して移動させ
るための駆動力は、膜を通してのその分圧の差異であ
る。ほとんどの場合において、飽和状態にあるVOC蒸
気の、ガス中での分圧は、極めて低い。従って、VOC
を移動させるための分圧駆動力は、膜システムの作動条
件を調整することにより提供しなければならない。代表
的に、このことを達成するには、供給流を圧縮するかま
たは、膜の透過側に真空を加えることにより、膜を通し
ての全圧差異を発生させる。この場合において、供給流
と透過物との間の、所望の大きい分圧差異を得るために
は、膜を、供給ガスの一部が、膜を通して透過して、透
過物中のVOC蒸気含量を減少させ、駆動力を維持する
ことができるように、設計する。このような実際的な作
動にもかかわらず、この方法は、用途が狭い:供給ガス
が膜を通して通過する速度は、膜特性および作動条件に
より固定され、供給流組成の変化または生成物純度の要
求を補うように調整することができない。さらに、モジ
ュールのリテンテート端部において、透過物を希釈する
のに用いなければならない供給ガスの量は、モジュール
の供給端部において必要である量より、はるかに多い。
膜を通しての供給ガス移動の速度が、モジュールの下方
への長さ方向にほぼ一定であるため、理想的に必要であ
るより多くの供給ガスが、膜を通して「漏出」しなけれ
ばならず、この結果、供給ガスの透過物中への高い「損
失」および方法の選択性における「損失」が発生する。
【0013】ガスまたは凝縮性蒸気を、調整弁を通し
て、モジュールにおける1つ以上の入口に導いて、これ
が、膜の透過側付近に、かつ供給流に対して向流に掃過
されるようにする、掃過流と、膜を通しての全圧差異と
を組み合わせた使用は、供給ガスと透過物との間の、所
望の大きい分圧差異を提供する、はるかに効率的な方法
であることが見出された。掃過ガスまたは凝縮性蒸気
が、供給ガスの流れの方向に対して向流の方向に掃過さ
れるため、これは、モジュールのリテンテート端部にお
いて導入され、ここで、供給流中の分圧は、最小であ
る。これにより、モジュールのこの端部において、可能
な限り高い駆動力が得られる。さらに、向流構成におい
て、透過物は、膜を通過し、モジュールの全長にわたり
下方に膜の透過側と接触するVOCの分圧を低下させる
ように、モジュールのリテンテート端部からの掃過ガス
と透過物とが混合される。従って、供給流から、比較的
少ないガスが、透過物を希釈するのに必要であり、合計
パージは最小となる。さらに、掃過流は、膜を通して透
過するよりむしろモジュールの外側から進入するため、
掃過流の量は、弁により調整することができ、これによ
りシステムの用途が顕著に拡大され、供給組成、温度お
よび圧力を変化させることができ、これによっては、シ
ステムの全体的性能に影響は及ばない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を参照して説明
する。図1に示すシステムにおいて、VOCおよび非凝
縮性成分を含む供給流14を、VOCを選択的に透過す
る膜55を備えた膜モジュール25に供給する。外部の
源からの掃過流を、膜モジュール25の透過側に、モジ
ュールのリテンテート端部の付近に位置する掃過入口に
おいて供給して、供給流に対して向流とする。VOC
を、膜モジュール中の供給流から選択的に除去し、VO
Cが除去されたリテンテート流16を形成する。掃過流
が、モジュール25の膜55を透過する際に、掃過流3
0は、VOCを多く含む透過物と混合され、一緒にされ
た透過側混合物32が形成し、これは、モジュールの供
給端部付近に位置する透過物出口から排出される。
【0015】本発明の方法の特に好ましい作動態様は、
リテンテートガスの一部を含む掃過流を用いることであ
り、これを図2において、要素18を用いて図式的に示
す。この割合は、リテンテートガス全体に対して約1〜
約60%とすることができる。
【0016】掃過入口における掃過流の体積流量を調整
して、所望の効率を提供することができる。好ましく
は、掃過流の体積流量は、モジュールのリテンテート端
部における膜の透過側での比較的透過性である成分の分
圧を、モジュールのリテンテート端部における膜の供給
側での値の約90%以下に低下させるのに十分な量であ
る。このように、用いられる掃過流の量は、作動条件お
よびリテンテート流中の凝縮性有機物質の所望の濃度に
依存する。一般的に、掃過流の体積流量は、一緒にされ
た透過側混合物の体積流量の少なくとも0.5%でなけ
ればならない。リテンテート流中の所望の濃度が極めて
低く、膜選択性が高い場合には、掃過流の体積流量を、
一緒にされた透過側混合物の体積流量の99%以上とす
ることができる。
【0017】用いられる掃過流は、供給流から除去され
るVOCを低濃度で含む、任意のガスまたは凝縮性蒸気
とすることができる。例えば、窒素を用いて、可燃性溶
媒をブランケットする(blanket) 用途においては、窒素
を、掃過流として用いることができる。リテンテート流
の一部を、掃過流として用いることができる。掃過流と
して用いることができる流体の他の例には、アルゴン、
ヘリウム、水素、空気、水蒸気、二酸化炭素および一酸
化炭素が含まれる。
【0018】供給ガスは、任意の濃度でVOC蒸気を含
む、ほとんどすべての凝縮性または非凝縮性ガスを含む
ことができる。代表的な用途には、合成繊維およびフィ
ルム、プラスチック、印刷インク、塗料、ラッカー並び
にエナメルの乾燥のオフガスから;溶媒脱脂操作から;
石油製品の貯蔵および移送の過程での炭化水素蒸気の放
出から;商業的および工業的ドライクリーニング操業か
ら;並びにポリウレタンおよび他のプラスチックフォー
ム製造からの溶媒除去が含まれる。これらの流れの濃度
は、広範囲に、数ppmから、40〜50%以上という
高い有機物質濃度まで変化させることができる。分離お
よび/または回収される例示的なVOC蒸気はには、ク
ロロフルオロカーボン、塩素化炭化水素;並びに非ハロ
ゲン化炭化水素、例えばアセトン、キシレン、酢酸エチ
ル、エチルベンゼン、エチルエーテル、シクロヘキサ
ン、エタノール、メタノールおよび他のアルコール、ク
レゾール、ニトロベンゼン、トルエン、メチルエチルケ
トン、二硫化炭素、イソブタノール、ベンゼン、プロパ
ン、ブタン、ペンタン、ヘキサンおよびオクタンが含ま
れる。このようなVOC含有流の多くは、空気中にVO
Cを含む。VOCと窒素との混合物もまた一般的に向流
として接触させることができる。その理由は、窒素がし
ばしばブラントケットガスとして用いられるからであ
る。他のガス中のVOCの流れまたはVOCの混合物を
含む流れもまた見出される。例えば、化学工業における
水素化反応により、水素および他の炭化水素を含むオフ
ガス流が生成する。このような流れの処理は、炭化水素
成分を選択的に透過するタイプの膜または水素を選択的
に透過するタイプの膜を用いて実施することができる。
混合VOC流が、例えば、流れが低級アルカン、例えば
メタン、エタン、プロパンおよびブタンの混合物を含み
うる、天然ガス加工または石油化学精製から発生しう
る。
【0019】本発明において用いるのに適する膜のタイ
プは、供給流中の、VOCを比較的透過し、他のガスを
比較的透過しないものとして、広く記載されている。膜
は、全体を選択透過性材料製とするかまたは、選択透過
性材料を、多孔質膜、織物またはスクリーン上に支持す
ることができる。膜の選択透過性部分は、常にではない
が通常、エラストマーまたはゴム状ポリマーである。こ
のような分離に有用であるこのような選択透過性材料の
例には、天然ゴム、ニトリルゴム、ポリスチレン−ブタ
ジエンコポリマー、ポリ(ブタジエン−アクリロニトリ
ル)ゴム、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアセチレ
ン、ポリ(トリメチルシリルプロピン)、フルオロエラ
ストマー、ポリ(塩化ビニル)、ポリ(フォスファゼ
ン)、特に有機置換基を有するもの、ハロゲン化ポリマ
ー、例えばポリ(フッ化ビニリデン)およびポリ(テト
ラフルオロエチレン)並びにシリコーンゴムを含むポリ
シロキサンが含まれるが、これらには限定されない。ゴ
ム状ポリマーおよびガラス状ポリマーのコポリマー、例
えばポリイミドまたはポリ(アリーレンエーテル)もま
た適切である。また、イオン交換膜を、若干の用途に用
いることができる。
【0020】膜を等張性または非対称性とすることがで
きる。さらに、膜を、均質または多層複合膜とすること
ができる。ほとんどの場合において、膜材料が架橋され
て供給流中の成分による膨潤または溶解に対する十分な
耐性を提供するのが好ましい。膜を、溶媒相転換方法、
熱誘発相転換方法、溶融押し出し方法あるいは湿式また
は乾式溶媒流し込み方法により製造することができる。
多層複合膜の場合には、選択性層を浸漬塗布、塗装、ス
プレー塗布、溶液塗布または界面重合により形成するこ
とができる。
【0021】多層複合膜の場合において、(選択性層と
は対照的に)複合膜に機械的強度を与える支持層は、透
過種の選択性層を通る移動に対して、技術的に実施可能
な限り小さい耐性を与えなければならない。さらに、支
持膜は化学的および熱的に耐性であり、種々の化学成分
を含む高温供給流に対する操作が可能であるようでなけ
ればならない。支持膜として適切な材料には、有機ポリ
マー、例えばポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、
ポリ(ビニリデンフルオリド)、ポリ(エーテルイミ
ド)、ポリイミド、ポリスルホン、ポリ(エーテルスル
ホン)、ポリ(アリールスルホン)、ポリ(フェニルキ
ノキサリン)、ポリベンソイミダゾール並びにこれらの
物質のコポリマーおよび配合物;並びに無機物質、例え
ば多孔質ガラス、カーボン、セラミックスおよび金属が
含まれるが、これらには限定されない。
【0022】膜を、平坦シートあるいは中空繊維または
管の形態で用いることができる。平坦シート膜に関し
て、膜を、供給流に対して透過流の向流を形成するよう
に設計されたモジュール中に配置することができる。こ
れは、プレートおよびフレームモジュールまたはらせん
巻きモジュールを含むことができる。中空繊維および管
に関して、供給流を、繊維の外側(外郭側)または内側
(管側)とすることができる。特に好ましいのは管側供
給中空繊維モジュールである。膜モジュール中で用いら
れる材料は、十分に化学的および熱的に耐性であり、長
時間操作することができるようでなければならない。
【0023】本発明の原理を用いる例示的なシステム
を、図3〜9に示す。
【0024】図3に示すシステムにおいて、VOC含有
供給ガス10を、一層高い圧力の流れ12を形成する圧
縮機21に導き、この流れを、凝縮器23に輸送して、
凝縮性VOCを除去する。凝縮器からの非凝縮性流14
を、向流VOC回収モジュール25に導入し;掃過流3
0を、膜モジュール25の透過側に、モジュールのリテ
ンテート端部付近に位置する掃過入口において供給し
て、供給流に対して向流とする。凝縮性VOCを、膜モ
ジュール中で選択的に除去し、VOCが減少したリテン
テート流16を形成する。掃過流30は、モジュール2
5の膜を透過する、VOCを多く含む透過物と混合さ
れ、一緒にされた透過側混合物32を形成し、これは、
膜モジュールから、モジュールの供給端部付近に位置す
る透過物出口において膜モジュールから排出される。次
に、一緒にされた透過側混合物32を、供給ガス10に
再循環し、これと混合する。
【0025】図4は、一緒にされた透過側混合物32
を、真空ポンプ/圧縮機27、次いで第2の凝縮器29
に導き、ここでVOCを回収する以外は、図3に示すシ
ステムとほぼ同一のシステムの図式図である。次に、第
2の凝縮器29からの非凝縮性流を、第1の凝縮器23
からの非凝縮性流と混合する。
【0026】図5は、一緒にされた透過側混合物32
が、供給ガス10と混合されていない以外は、図3に示
すシステムとほぼ同一のシステムの図式図である。
【0027】図6は、第1の凝縮器23を、第1の圧縮
機21から排出される加圧ガスを処理するのに用いない
以外は、図4に示すシステムとほぼ同一のシステムの図
式図である。この場合において、凝縮器29からの非凝
縮性流を、第1の圧縮機21からの流出流と混合する。
【0028】図7は、VOC含有供給ガス10を、膜モ
ジュール25に供給するシステムを示す。掃過流30
を,膜モジュール25の透過側に、モジュールのリテン
テート端部付近に位置する掃過入口において供給して、
供給流に対して向流とする。凝縮性VOCを、膜モジュ
ール中で選択的に除去し、VOCが減少したリテンテー
ト流16を形成する。掃過流30は、モジュール25の
膜を透過する、VOCを多く含む透過物と混合され、一
緒にされた透過側混合物32を形成し、これは、モジュ
ールの供給端部付近に位置する透過物出口において膜モ
ジュールから排出される。次に、一緒にされた透過側混
合物32を、真空ポンプ/圧縮機27、次いで凝縮器2
9に導き、ここでVOCを除去する。次に、凝縮器29
からの非凝縮性流36は、システムから排出される。
【0029】図8は、凝縮器29からの非凝縮性流36
を、供給ガス10に再循環し、これと混合する以外は、
図7に示すシステムとほぼ同一のシステムの図式図であ
る。
【0030】図9は、リテンテート流の一部18を掃過
ガスとして用いる以外は、図3に示すシステムとほぼ同
一のシステムの図式図である。
【0031】
【実施例】以下本発明を実施例を参照して説明する。 実施例1 窒素中に、7.8気圧(絶対圧)および38℃において
42,000ppmのアセトンを含む供給ガスを、中空
繊維モジュール中に供給した。供給流の流量は、1.8
標準m3 /m2 ・時であった。モジュールは、内径が3
60μmであり、有効長さが38cmである複合中空繊
維を備え、有効膜表面積は80cm2 であった。中空繊
維の内面を、架橋ポリ(ジメチルシロキサン)(PDM
S)の選択性層で被覆した。
【0032】モジュールにより形成したリテンテートを
約10%含む掃過流を、モジュールのリテンテート端部
付近に位置する掃過入口において、供給流の方向に対し
て向流となるように、0.1標準m3 /m2 ・時の流量
で導入した。一緒にした透過側混合物は、0.9標準m
3 /m2 ・時の合計流量を有し、これは、50%の合計
パージに相当する。
【0033】これらの作動条件下で、中空繊維膜モジュ
ールからのリテンテート中のアセトンの濃度は、20p
pmであった。これは、アセトンが、供給ガスから9
9.95%除去されたことを示す。
【0034】実施例2〜6 供給および掃過流の流量を変化させて、実施例1をほぼ
繰り返した。これらの実施例で得られた結果を,表1
に、実施例1での結果と共に示す。
【0035】
【表1】
【0036】実施例7 実施例1に記載したモジュールを用いて、窒素中に、
7.8気圧(絶対圧)および37℃において5500p
pmのトルエンを含む供給ガスを処理した。供給流の流
量は、4.0標準m3 /m2 ・時であった。モジュール
により形成したリテンテートを約49%含む掃過流を、
モジュールのリテンテート端部付近に位置する掃過入口
において、供給流の方向に対して向流となるように、
1.9標準m 3 /m2 ・時の流量で導入した。一緒にし
た透過側混合物は、2.0標準m3 /m2 ・時の合計流
量を有し、これは、50%の合計パージに相当する。こ
れらの条件下で、モジュールにより形成したリテンテー
トは、375ppmのトルエンを含み、これは、93.
2%の除去効率に相当する。
【0037】実施例8〜11 実施例1に記載したモジュールを用いて、実施例7に記
載した供給流を処理したが、供給および掃過流の流量を
変化させた。これらの実施例で得られた結果を,表2
に、実施例7での結果と共に示す。
【0038】
【表2】
【0039】実施例12 窒素中に、7.8気圧(絶対圧)および37℃において
5500ppmのトルエンを含む供給ガスを、中空繊維
モジュール中に供給した。供給流の流量は、1.6標準
3 /m2 ・時であった。モジュールは、繊維の有効長
さが100cmであり、有効膜表面積が200cm2
あった以外は、実施例1と同一タイプの複合中空繊維を
備えていた。
【0040】モジュールにより形成したリテンテートを
約47%含む掃過流を、モジュールのリテンテート端部
付近に位置する掃過入口において、供給流の方向に対し
て向流となるように、0.7標準m3 /m2 ・時の流量
で導入した。一緒にした透過側混合物は、0.8標準m
3 /m2 ・時の合計流量を有し、これは、50%の合計
パージに相当する。
【0041】これらの作動条件下で、中空繊維膜モジュ
ールからのリテンテート中のトルエンの濃度は、24p
pmであり、これは、99.6%のトルエン除去率に相
当する。
【0042】実施例13 実施例1に記載したモジュールを、窒素中に、11.2
気圧(絶対圧)および35℃において4000ppmの
トルエンを含む供給流に対して作動させた。供給流のモ
ジュールに対する流量を、3.8標準m3 /m2 ・時に
設定した。この場合において、透過圧を、真空ポンプを
用いて低下させ、透過圧を、0.053気圧(絶対圧)
とした。約49%のリテンテート流を、掃過流として、
モジュールのリテンテート端部付近に位置する入口にお
いて、供給流の方向に対して向流となるように、1.8
標準m3 /m2 ・時の流量で導入した。一緒にした透過
側混合物は、1.9標準m3 /m2 ・時の合計流量を有
し、これは、50%の合計パージに相当する。これらの
条件下で、リテンテート流は、20ppmのトルエン濃
度を有し、これは、99.5%のトルエン除去率に相当
する。
【0043】実施例14 実施例1に記載したモジュールを、窒素中に、7.8気
圧(絶対圧)および34℃において14,900ppm
のベンゼンおよび5300ppmのトルエンを含む供給
流に対して作動させた。供給流のモジュールに対する流
量を、5.0標準m3 /m2 ・時に設定した。約49%
のリテンテート流を、掃過流として、モジュールのリテ
ンテート端部付近に位置する掃過入口において、供給流
の方向に対して向流となるように、2.4標準m3 /m
2 ・時の流量で導入した。一緒にした透過側混合物は、
2.5標準m3 /m2 ・時の合計流量を有し、これは、
50%の合計パージに相当する。これらの条件下で、リ
テンテート流は、165ppmのベンゼン濃度および1
10ppmのトルエン濃度を有し、これは、それぞれ、
98.9%および97.9%のベンゼンおよびトルエン
除去率に相当する。
【0044】実施例15〜18 実施例1に記載したモジュールを、窒素中に、7.6気
圧(絶対圧)および30℃において19,000ppm
のメタノールを含む供給流に対して作動させた。供給お
よび掃過流の流量を、表3に示したように変化させ、表
3に記載した実績を得た。
【0045】
【表3】
【0046】実施例19 実施例1に記載したモジュールを、窒素中に、7.8気
圧(絶対圧)および40℃において7.2モル%の塩化
メチレンを含む供給流に対して作動させた。供給流のモ
ジュールに対する流量を、1.2標準m3 /m2 ・時に
設定した。約45%のリテンテート流を、モジュールの
リテンテート端部付近に位置する掃過入口において、供
給流の方向に対して向流となるように、0.5標準m3
/m2 ・時の流量で導入した。一緒にした透過側混合物
は、0.6標準m3 /m2 ・時の合計流量を有し、これ
は、50%の合計パージに相当する。これらの条件下
で、リテンテート流は、0.7モル%の塩化メチレン濃
度を有し、これは、90%の除去率に相当する。
【0047】実施例20 窒素中に、7.8気圧(絶対圧)および32℃において
4400ppmのメチルイソブチルケトン(MIBK)
を含む供給ガスを、中空繊維モジュール中に供給した。
供給流の流量は、5.5標準m3 /m2 ・時であった。
モジュールは、繊維の有効長さが80cmであり、有効
膜表面積が1800cm2 であった以外は、実施例1と
同一タイプの複合中空繊維を備えていた。
【0048】モジュールにより形成したリテンテートを
約48%含む掃過流を、モジュールのリテンテート端部
付近に位置する掃過入口において、供給流の方向に対し
て向流となるように、2.5標準m3 /m2 ・時の流量
で導入した。一緒にした透過側混合物は、2.8標準m
3 /m2 ・時の合計流量を有し、これは、50%の合計
パージに相当する。
【0049】これらの作動条件下で、中空繊維膜モジュ
ールからのリテンテート中のMIBKの濃度は、836
ppmであり、これは、81%の除去率に相当する。
【0050】実施例21 掃過流および一緒にした透過側混合物の流量を、それぞ
れ1.3標準m3 /m 2 ・時および1.6標準m3 /m
2 ・時とし、50%の合計パージに相当させた以外は、
実施例20をほぼ繰り返した。これらの条件下で、中空
繊維膜モジュールからのリテンテート中のMIBKの濃
度は、968ppmであり、これは、78%の除去率に
相当する。
【0051】実施例22 供給流の流量を、9.1標準m3 /m2 ・時に設定した
以外は、実施例20をほぼ繰り返した。さらに、外部か
らの窒素流を、1.8標準m3 /m2 ・時の流量で、掃
過流として用いた。一緒にした透過側混合物は、2.4
標準m3 /m2・時の流量を有し、これは、26%の合
計パージに相当する。これらの条件下で、中空繊維膜モ
ジュールからのリテンテート中のMIBKの濃度は、5
00ppmであり、これは、67%の除去率に相当す
る。
【0052】実施例23 供給流の流量を、3.8標準m3 /m2 ・時に設定した
以外は、実施例20をほぼ繰り返した。掃過流は、それ
ぞれ流量が0.7および0.9標準m3 /m2・時であ
る、外部からの窒素流とリテンテートの一部との混合物
を含んでいた。一緒にした透過側混合物は、1.9標準
3 /m2 ・時の合計流量を有し、これは、50%の合
計パージに相当する。これらの条件下で、中空繊維膜モ
ジュールからのリテンテート中のMIBKの濃度は、7
92ppmであり、これは、82%の除去率に相当す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】膜モジュールの透過側における向流掃過流を示
す図式図である。
【図2】本発明の1つの例を示す図式図である。
【図3】本発明の他の例を示す図式図である。
【図4】本発明の尚他の例を示す図式図である。
【図5】本発明の尚他の例を示す図式図である。
【図6】本発明の尚他の例を示す図式図である。
【図7】本発明の尚他の例を示す図式図である。
【図8】本発明の尚他の例を示す図式図である。
【図9】本発明の尚他の例を示す図式図である。
【符号の説明】
10 VOC含有供給ガス 12 高圧流 14 供給流 16 リテンテート流 18 リテンテート流の一部 21 圧縮機 23 第1の凝縮器 25 膜モジュール 27 真空ポンプ/圧縮機 29 第2の凝縮器 30 掃過流 32 透過側混合物 36 非凝縮性流 55 膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロデリック ジェイ レイ アメリカ合衆国 オレゴン州 97701 ベ ンド バトラー マッケット ロード 21621 (72)発明者 デヴィッド ディー ニューボルド アメリカ合衆国 オレゴン州 97701 ベ ンド タマロ リム コート 19615 (72)発明者 スコット ビー マックレイ アメリカ合衆国 オレゴン州 97701 ベ ンド サドルバック 63415

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝縮性有機成分を、これを含む流体流か
    ら除去するにあたり、 前記方法が、供給側および透過側を有する膜を提供し、
    凝縮性有機成分含有流体流を、前記膜の供給側に導き、
    前記凝縮性有機成分を多く含む流れを透過側から排出す
    ることを含む、少なくとも1つの膜分離段階を含み、 ガスおよび凝縮性蒸気から成る群から選択された掃過流
    を、前記少なくとも1つの膜分離段階において用いられ
    る前記膜の透過側に導き、前記掃過流を、前記凝縮性有
    機成分含有流体流の流れに対して向流となるように流す
    ことを特徴とする、凝縮性有機成分の流体流からの除去
    方法。
  2. 【請求項2】 前記掃過流が、前記凝縮性有機成分より
    不活性であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記掃過流が、前記少なくとも1つの膜
    分離段階からの少なくとも1種のリテンテートの少なく
    とも一部を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記掃過流を、前記方法の外部の源から
    供給することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記掃過流を、空気、二酸化炭素、一酸
    化炭素、水蒸気、窒素、アルゴンおよびヘリウムから成
    る群から選択することを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記凝縮性有機成分を凝縮させる少なく
    とも1つの段階を含むことを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 凝縮に続いて、前記凝縮段階において凝
    縮していない前記凝縮性有機成分の少なくとも一部を、
    前記少なくとも1つの膜分離段階において用いられる前
    記膜の供給側に再循環する、少なくとも1つの段階を含
    むことを特徴とする、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記凝縮性有機成分を吸収する少なくと
    も1つの段階を含むことを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記凝縮性有機成分が、−100℃より
    高い沸点を有し、前記流体流を、空気、窒素および天然
    ガスから成る群から選択することを特徴とする請求項1
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも1つの膜分離段階にお
    いて用いられる前記膜を、支持層および選択透過性被膜
    層を含む複合膜並びに中空繊維膜から成る群から選択す
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記膜が中空繊維膜であり,前記中空
    繊維膜の供給側を、内腔側および外側から成る群から選
    択することを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1つの膜分離段階にお
    ける合計パージが約60%未満であることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
JP8049191A 1995-03-07 1996-03-06 向流掃過ガスを用いた膜分離による揮発性有機成分の除去方法 Withdrawn JPH08257343A (ja)

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