JPH08257120A - 薬液注入装置 - Google Patents

薬液注入装置

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JPH08257120A
JPH08257120A JP7090181A JP9018195A JPH08257120A JP H08257120 A JPH08257120 A JP H08257120A JP 7090181 A JP7090181 A JP 7090181A JP 9018195 A JP9018195 A JP 9018195A JP H08257120 A JPH08257120 A JP H08257120A
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JP
Japan
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bag
chemical liquid
spring
medical fluid
chemical
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JP7090181A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Asano
寛幸 浅野
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Piolax Inc
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Piolax Inc
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬液バック内の薬液を残さずに最後まで流出
させることができ、かつ、薬液の流量が一定するように
した薬液注入装置を提供する。 【構成】 収納容器61に、薬液バック21と、押圧装
置31とを配置する。押圧装置31は、薬液バック21
に隣接して配置された、流動物質が充填された袋などか
らなる緩衝材32と、薬液バック21又は緩衝材32を
押圧する圧板33と、この圧板33に押圧力を付与する
スプリング34とで構成されている。薬液バック21に
は、チューブ24、フィルタ25、流量制御弁26を介
して注入針27が接続されている。緩衝材32が薬液バ
ック21の形状に追従し、薬液バック21との接触面に
均一な押圧力を付与するので、薬液を一定の流速で最後
まで残さずに流出させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬液を持続的に人体に
投与するための薬液注入装置に関し、特に携帯に適して
おり、かつ比較的安価に製造できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】特に、体力消耗の大きい成人病患者など
の治療に使用される薬液の投与には、その患者の体力の
状態にあわせて長時間かけて投与する薬液投与システム
が必要である。このようなシステムとして、柔軟なプラ
スチックの容器に薬液を充填した薬液バックを、移動ス
タンドの支柱の上部に取りつけて、薬液バックにチュー
ブを介して注入針を連結し、患者の静脈などに注射針を
挿入し、重力によって薬液を吐出させて投与することが
行なわれている。
【0003】しかし、この方法では、患者が点滴中にト
イレなどに行く場合にも、移動スタンドを持って移動し
なければならず、例えば階段などでは上り下りするのが
困難であるという不都合があった。
【0004】ところで、特開平5−220204号に
は、薬液バックを容器に入れ、容器の内部に配置した螺
旋状のスプリングで、圧板を介して、薬液バックを押し
て薬液を押出すことにより、薬液バックをスタンドの支
柱等に吊さなくても、薬液の投与ができるようにした注
入装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
使用されている薬液バックは、比較的厚いプラスチック
シートでできており、特に周縁部が曲がりにくく剛性が
あるため、特開平5−220204号に示される注入装
置に適用した場合、圧板で押したときに薬液を残らず最
後まで押し出すことが困難であり、薬液が薬液バックに
残った状態で投与を終了しなければならず、正確な投与
量を確保することが困難であった。
【0006】したがって、特開平5−220204号の
装置で使用できる薬液バックは、実際にはこの装置専用
のものに限定されており、医者は、調合した薬液をその
薬液バックに注入して使用しなくければならず、二度手
間がかかった。また、注入される薬液の量もその大きさ
から限定されてしまい、市販の薬液バックをそのまま用
いたり、大容量のバックを用いることができなかった。
【0007】したがって、本発明の目的は、薬液バック
をスタンドの支柱等に吊さなくてもスプリングによる押
圧力によって薬液の投与ができ、市販の薬液バックをそ
のまま使用しても、薬液バック内に充填された薬液をほ
とんど残さずに押出して投与できるようにした薬液注入
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の薬液注入装置は、(A) 開閉可能な蓋を有す
る収納容器と、(B) 前記収納容器内に収納される薬液バ
ックと、(C) 前記薬液バックに隣接するように配置され
た緩衝材、及び圧板を介して前記薬液バック又は前記緩
衝材を押圧するように配置されたスプリングを有する押
出装置と、(D) 前記薬液バックに接続可能なチューブに
流量制御弁及びフィルタを介して取付けられた注入針と
を備えていることを特徴とする。
【0009】本発明の実施に際して、前記スプリング
は、並列的に又は同心状に配置された複数のものからな
ることが好ましい。また、前記スプリングの外周又は内
周に、伸縮可能な筒状ガイドが設けられていることが好
ましい。更に、前記スプリングは、前記薬液の注入開始
から終了までのストロークの上死点と下死点とにおける
荷重差が30%以下とされていることが好ましい。更
に、前記緩衝材は、流動物質を充填した袋からなること
が好ましく、この場合、流動物質としては、液体、気
体、ゾル状物質、ビーズから選ばれた1種又は2種以上
の組合せが好ましく用いられる。この場合、液体として
は、水、油などが挙げられ、気体としては、空気、窒素
ガスなどが挙げられ、ビーズとしては、ポリアクリル酸
塩系吸水性ポリマーのビーズ(商品名「SNOW POWDER
」、株式会社スノーヴァ製)などが挙げられる。更に
また、前記緩衝材は、発泡合成樹脂、軟質エラストマ
ー、ゲル状物質から選ばれた1種又は2種以上の組合せ
であってもよい。軟質エラストマーとしては、ポリウレ
タン系の粘弾性高分子化合物(商品名「ソルボセイ
ン」、三進興産株式会社製)などが挙げられる。
【0010】
【作用】本発明の薬液注入装置によれば、収納容器内
に、スプリング、圧板及び緩衝材で構成される押出装置
と、前記緩衝材に当接した状態で配置される薬液バック
とが配置されている。そして、押出装置のスプリング
は、圧板を介して、薬液バック又は緩衝材を押圧してい
る。したがって、スプリングの付勢力が、緩衝材を介し
て薬液バックに加わるため、薬液バックがどのような形
状をしていようと、緩衝材がその形状に追従して変形
し、薬液バックの緩衝材と接触する面全体に均等な押圧
力が作用する。その結果、薬液バック内の薬液を一定の
速度で所定量ずつ押出すことができると共に、薬液バッ
ク内の薬液をほぼ完全に最後まで押し出すことができ
る。このため、1個の薬液バックを投与し終わったとき
の、薬液の投与量を一定に保つことができる。
【0011】本発明の好ましい態様において、前記スプ
リングが、並列的に又は同心状に配置された複数のもの
からなる場合には、薬液バックを平均して押圧すること
ができ、後述するようにバネ定数を小さくしても、スプ
リング全体として必要な押圧力を得ることができる。ま
た、前記スプリングの外周又は内周に、伸縮可能な筒状
ガイドを設けた場合には、特にコイル径が小さく、コイ
ル長が長いスプリングを用いた場合、スプリングが座屈
することを防止することができる。更に、前記スプリン
グの薬液の注入開始から終了までのストロークの上死点
と下死点とにおける荷重差を30%以下とした場合に
は、投与の初めと終わりにおける薬液の流速を一定に保
つことができる。
【0012】
【実施例】図1〜2には、本発明による薬液注入装置1
1の第1実施例による分解説明図が示されている。この
薬液注入装置11は、開閉可能な蓋66を有する収納容
器61と、この収納容器61に収納される薬液バック2
1と、前記薬液バック21を押圧してバック内の薬液を
押し出すための押出装置31とから構成されている。
【0013】ここで、前記薬液バック21は、所定の高
さ幅をもち、ほぼ角形状とした本体部22と前記本体部
22の一側面から突出した薬液充填口23とからなり、
前記薬液充填口23には薬液チューブ24が接続され、
その先端部にはフィルター25、流量制御弁26を介し
て注射針27が取り付けられている。そして、この薬液
バック21は幾分厚めの可撓性のプラスチックシートに
より成形されている。なお、所定の薬液は前記薬液充填
口23から充填され、前記薬液チューブ24、フィルタ
ー25、流量制御弁26及び注射針27を通して患者に
投与される。
【0014】押出装置31は、緩衝材32と、圧板33
と、この圧板33に固定されているスプリング35とか
ら構成されている。緩衝材32は、可撓性のゴム、又は
プラスチックシート等の袋体からなり、角形状で、かつ
その大きさは前記薬液バック21の大きさとほぼ同じ大
きさとなっている。この実施例の場合、緩衝材32は、
液体を充填した袋からなり、この液体によって薬液バッ
ク21の形状に追随して密接し、薬液バック21全体に
平均的な押圧力を与えるようになっている。なお、緩衝
材は、気体、ゾル状物質や、ビーズを充填した袋であっ
てもよく、あるいは発泡合成樹脂、軟質エラストマー、
ゲル状物質などであってもよい。
【0015】前記圧板33は、硬質のプラスチック材料
の板、例えばナイロン、ポリカーボネート等で成形され
ており、その相対した二つの側面には、二個ずつのスラ
イド突出部34、34が平行状態で突出しており、その
裏面にはコイル巻きしたスプリング35、35が複数
個、この実施例では4個、四隅に配置されて固定されて
いる。なお、前記圧板33は、角形状に成形されてお
り、ほぼ前記緩衝材32の大きさと同じであって、常時
前記緩衝材32を押圧した状態で使用される。ただし、
緩衝材32を薬液バック22と蓋66との間に配置し、
圧板33を薬液バック22の下面に当接するように配置
してもよい。この場合にも、緩衝材32が薬液バック2
2の上面に当接して、薬液バック22との接触面全体に
平均した押圧力が付与される。更には、緩衝材32を2
個設け、薬液バック22を緩衝材32で挟むように配置
してもよい。その場合には、圧板33による押圧は、い
ずれかの緩衝材32に対してなされればよい。
【0016】前記スプリング35は、ステンレス鋼、ば
ね鋼等の線材をコイル巻きしたものからなり、この実施
例では、同じ線径、直径、長さのものを4個用い、これ
らを4隅に配置している。そして、これらのスプリング
35は、薬液バック22に与える押圧力の変動(荷重変
動)を少なくして、薬液チューブ24から流出する薬液
の流量を一定にするために、薬液の注入開始から終了ま
での圧板33の移動量であるストロークの上死点と下死
点とにおける荷重差が30%以下とされていることが好
ましく、10%以下とされていることがより好ましい。
このため、前記スプリングのばね定数は0.01kg/
mmとすることが好ましい。なお、スプリング35を複
数個使用することにより、一個あたりの荷重を減少させ
ることができ、ばね定数の小さいものを使用することが
できる。
【0017】収納容器61は、前記薬液バック21と押
出装置31とを収納するためのもので、容器本体62と
開閉自由な蓋66よりなっている。前記容器本体62
は、角形状となっており、前記薬液バック21及び押出
装置31を余裕をもって収納するだけのスペースを持っ
ている。そして、一つの側面には、薬液バック21の薬
液充填口23を突出させ、それが上下方向にある程度移
動できるように、縦長の切り欠き63が形成されてい
る。そして、隣接した両面には、前記圧板33のスライ
ド突出部34、34が挿入され、上下方向に所定距離移
動できるようなスライド孔64、64が同じく縦方向に
形成されている。更に、ヒンジ68によって自由に開閉
可能な蓋66には、フック67が取り付けられており、
このフック67、67に係止される係止部65、65が
容器本体62の外側の対応する個所に形成されている。
【0018】この収納容器61の容器本体62と蓋66
は、それぞれプラスチックで成形されている。この材質
としては、例えばABS、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリウレタン、ナイロン、アクリル、ポリカーボネ
イト等の樹脂材料が好ましく使用されるが、特にポリプ
ロピレンが好ましい。なお、容器本体62又は蓋66に
窓を設けて、薬液バック21内の薬液の残量が見えるよ
うにしてもよい。また、収納容器61には、取っ手や、
バンドを取付けて、携帯しやすくしてもよい。
【0019】図2には、使用状態を説明する一部を除い
た断面図が示されている。ここで、容器本体62には、
押出装置31が先ず挿入され、その上に、即ち一番上に
薬液バック21が挿入される。そして、蓋66を閉塞
し、フック67で係止部65に係止することにより完全
に収納される。これによって圧縮されたスプリング35
が、圧板33、緩衝材32を介して薬液バック21を押
圧する。緩衝材32は、内部に液体が充填されているた
め、薬液バック21の形状に追随して密接し、薬液バッ
ク21の接触面全体に均一な押圧力を付与する。これに
よって薬液バック21内の薬液は、薬液チューブ24を
介して流出し、図示しない注射針を通して患者に投与さ
れる。そして、上記のように緩衝材32が薬液バック2
1の形状に追随して密接し、薬液バック21の接触面全
体に均一な押圧力を付与するので、薬液バック21内の
薬液をほとんど残らずに押し出すことができる。
【0020】図3には、薬液注入装置11の一部を省略
した第2実施例の分解図が示されている。この第2実施
例に係る薬液注入装置11は、押出装置41の一部に特
徴があり、前記した収納容器61は第1実施例と同一の
ものを使用できるので図示から省略した。なお、薬液収
容パック21も同一のものが使用できるので詳しい説明
を省略する。
【0021】第2実施例に係る押出装置41は、緩衝材
42と、前記緩衝材42を押圧するための圧板43と、
前記圧板43の片面に固定された、それぞれコイル径が
異なる三個のスプリング45、45a、45bとで構成
されている。三個のスプリング45、45a、45b
は、三重の同心状に配置されており、図においては明確
に区別されていないが、交互に巻方向が変えられてい
る。なお、三個のスプリング45、45a、45bは、
自由長が異なっているものの組合せでもよく、特に最外
周のコイル45の自由長を短くして、その内側に配置さ
れたコイル45a、45bの座屈防止の役割をさせるよ
うにしてもよい。緩衝材42は、ほぼ角形状をなした可
撓性のプラスチックシート材で加工された袋状のもの
で、その大きさは前記薬液バック21の本体部22に相
当する大きさをなし、この中に液状の流動体が充填され
ており、常時前記薬液バック21の表面に当接するよう
に配置されている。
【0022】圧板43は、硬質のプラスチック材料より
なり、前記緩衝材42の大きさとほぼ同じ幅寸法の大き
さに加工されており、その片面には、前記3つのスプリ
ング45、45a、45bが、三重の同心状に配置され
て固定されている。なお、前記圧板43の両側面には、
収納容器61の容器本体62のスライド孔64、64に
挿入され、上下に移動できるスライド突出部44、44
が形成されている。
【0023】この第2実施例の場合には、薬液バック2
1が容器本体62の底の部分に配置されている。そし
て、押出装置41は、前記薬液バック21の上方に配置
されており、押出装置41の荷重は、下方向へかかるよ
うになっている。ばね定数の小さいスプリングは、自由
長が長く使用する高さが低いため、押圧するときに座屈
しやすいが、上記三重のスプリング構成とすることによ
り、スプリングの座屈を防止することができる。
【0024】図4には、第3実施例による薬液バック2
1と、押圧装置51の分解図が示されている。なお、本
実施例においても、収納容器61は第1実施例のものと
同一であるから、その説明を省略する。なお、薬液バッ
ク21も、第1実施例と同一のものを流用できるので説
明を省略する。
【0025】この実施例による押出装置51は、緩衝材
52と、一対の圧板53、56と、これらの圧板53、
56の間に配置され、前記緩衝材52を押圧するスプリ
ング55とからなっている。前記緩衝材52は、薄い可
撓性のあるプラスチックシート材料により成形されてお
り、前記薬液バック21の本体部22とほぼ同一の幅寸
法と同じ大きさに成形されている。そして、この中には
液体が充填されており、外部からの圧力により自由に変
形できる構成となっている。
【0026】上下に対向配置された圧板53、56に
は、ガイドリング57、57が固定されており、これら
のガイドリング57、57は突き合わされて、それらの
内側に内環体58がスライド可能に配置されている。内
環体58は、上方のガイドリング57内に配置されたス
プリング59により下方に付勢されており、常時下方の
圧板56に当接している。そして、この内環体58の内
側に前記スプリング55が配置されている。圧板53、
56の間隔が変わるとき、内環体58は、ガイドリング
57、57内で摺動するので、ガイドリング57、5
7、内環体58は、全体として伸縮自在な構造をなして
おり、これらが本発明における筒状ガイドを構成してい
る。そして、スプリング55は、この筒状ガイドによっ
て座屈を防止されている。また、下方の前記圧板53の
両側面には、前記収納容器61の容器本体62のスライ
ド孔64に挿入され、上下方向に移動するスライド突出
部54、54が突出して形成されている。
【0027】この実施例による押出装置51を、前記収
納容器61の容器本体62の中に取付けるには、先ず薬
液バック21を一番最初に挿入し、その上に緩衝材を備
えた押出装置51を挿入する。これによって、前記薬液
バック21は、押出装置51のスプリング55の付勢力
を圧板53、緩衝材52を介して受けることになる。そ
して、前記緩衝材52は、薬液バック21の本体部22
の形状に追随してその上面に密接し、スプリング55の
荷重を均一にして薬液バックに付与するので、一定の流
速で薬液を流出させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
緩衝材を介してスプリングで押し出す構成を取ったの
で、薬液バック内の薬液を最後まで一定の流速で流出さ
せることができ、使用中の破損の心配が少なく、安全性
及び信頼性が高く、形状の自由度が高められるので、携
帯に適した形状にすることができるという優れた効果が
もたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による薬液注入装置の第1実施例を示す
分解説明図である。
【図2】同第1実施例の一部を省略した断面図である。
【図3】本発明による薬液注入装置の第2実施例を示す
一部を省略した分解説明図である。
【図4】本発明による薬液注入装置の第2実施例を示す
一部を省略した分解説明図である。
【符号の説明】
11 薬液注入装置 21、薬液バック 31、41、51 押出装置 32、42、52 緩衝材 33、43、53 圧板 35、45、55 スプリング 61 収納容器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 開閉可能な蓋を有する収納容器と、
    (B) 前記収納容器内に収納される薬液バックと、(C) 前
    記薬液バックに隣接するように配置された緩衝材、及び
    圧板を介して前記薬液バック又は前記緩衝材を押圧する
    ように配置されたスプリングを有する押出装置と、(D)
    前記薬液バックに接続可能なチューブに流量制御弁及び
    フィルタを介して取付けられた注入針とを備えているこ
    とを特徴とする薬液注入装置。
  2. 【請求項2】 前記スプリングは、並列的に又は同心状
    に配置された複数のものからなる請求項1記載の薬液注
    入装置。
  3. 【請求項3】 前記スプリングの外周又は内周に、伸縮
    可能な筒状ガイドが設けられている請求項1又は2記載
    の薬液注入装置。
  4. 【請求項4】 前記スプリングは、前記薬液の注入開始
    から終了までのストロークの上死点と下死点とにおける
    荷重差が30%以下とされている請求項1〜3のいずれ
    か1つに記載の薬液注入装置。
  5. 【請求項5】 前記緩衝材は、流動物質を充填した袋か
    らなる請求項1〜4のいずれか1つに記載の薬液注入装
    置。
  6. 【請求項6】 前記流動物質は、液体、気体、ゾル状物
    質、ビーズから選ばれた1種又は2種以上の組合せから
    なる請求項5記載の薬液注入装置。
  7. 【請求項7】 前記緩衝材は、発泡合成樹脂、軟質エラ
    ストマー、ゲル状物質から選ばれた1種又は2種以上の
    組合せからなる請求項1〜4のいずれか1つに記載の薬
    液注入装置。
JP7090181A 1995-03-23 1995-03-23 薬液注入装置 Pending JPH08257120A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019000421A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 宏 姫野 液体供給装置
JP2022168261A (ja) * 2018-07-31 2022-11-04 ニプロ株式会社 薬液注入器具

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