JPH08257094A - 腋洗浄器具 - Google Patents

腋洗浄器具

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JPH08257094A
JPH08257094A JP10156095A JP10156095A JPH08257094A JP H08257094 A JPH08257094 A JP H08257094A JP 10156095 A JP10156095 A JP 10156095A JP 10156095 A JP10156095 A JP 10156095A JP H08257094 A JPH08257094 A JP H08257094A
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JP
Japan
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cover
water
armpit
washing
axillary
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Application number
JP10156095A
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English (en)
Inventor
Keiichi Ikeda
啓一 池田
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IKEDA SEKKEI KOBO KK
Original Assignee
IKEDA SEKKEI KOBO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腋の洗浄に、水を電気分解して得られる超酸
性水の消毒殺菌作用の機能を利用した、無害で安全な腋
洗浄器具を提供する。 【構成】 U字形のカバー(1、21)の端部全周に保
護リング(2、22)を設け、カバー(1、21)の上
部片側面にノズル挿入孔(3、23)を設け、カバー
(1、21)の下部中央部に排水口(4、24)を設
け、その排水口(4、24)の下部に、排水金具(5、
25)を設けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、腋の洗浄に、水を電
気分解して得られる超酸性水の消毒殺菌作用の機能を利
用した腋洗浄器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、腋を洗浄するときは、風呂に入っ
て洗ったり、シャワーで洗ったり、洗面器等の容器に、
化学薬品を含んだ水溶液を、手ですくって腋部を洗浄し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 (1) 腋の下は汗及び雑菌の付着で、ただ単にシャワ
ー等で洗浄しただけでは、菌の殺菌が出来ず、悪臭の原
因の一つにもなっていた。 (2) 化学薬品を含んだ水溶液を入れた容器を使用し
て、液をガーゼ等で湿潤塗布したり、直接に腋を洗浄す
るとき、洗浄液が腋から流れ落ちて、衣類や椅子を汚す
ことがあった。 (3) 細菌の付着が引き金になる腋がの人にとって、
腋の洗浄及び洗浄後の抗生物質等の、薬の投与の管理に
手間がかかり、また薬剤の塗布は、汗をかいた場合、薬
剤が汗で流れて衣類にシミが付く原因にもなり、薬剤の
乱用で腋下がかぶれたり、皮膚炎を起こすこともあっ
た。 本発明は、これらの欠点をのぞくためになされたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の腋洗浄器具においては、U字形のカバー
(1、21)の端部全周に保護リング(2、22)を設
ける。そして、カバー(1、21)の上部片側面にノズ
ル挿入孔(3、23)を設け、カバー(1、21)の下
部中央部に排水口(4、24)を設け、その排水口
(4、24)の下部に、排水金具(5、25)を設け
る。又、カバー(21)の上部両側面間に散水管(2
7)を設けることができ、カバー(21)の内側に山切
り突起部(34)を設けたものが効率的である。又、カ
バー(21)の片側面の外側にドレン管(36)を設け
るとよい。さらに、カバー(21)の下部片側外面に持
手部(37)を設けることもできる。又、洗浄水(8、
28)に超酸性水を使用したものが効果的である。そし
て、本発明品の材質は、電気を通さない絶縁体のものが
好ましく、例えば、プラスチックのものを用いる。又、
本発明品の材質の表面には、抗菌処理加工を設けること
もできる。本発明は、以上のような構成よりなる腋洗浄
器具である。
【0005】
【作用】カバー(1)の上部を、洗浄される腋部(1
2)に当てがい、洗浄水(8)を入れた注入容器(9)
の注入ノズル(10)を、カバー(1)のノズル挿入孔
(3)より挿入させ、注入ノズル(10)から腋部(1
2)へ手動で放水し、腋部(12)を洗浄する。又、自
動装置を使って給水及び洗浄する場合は、給水容器(2
9)に入れた洗浄水(28)を、小型ポンブ(30)と
給水ホース(31)を介して、カバー(21)に設けた
散水管(27)に送水させる。すると、複数の散水孔
(33)から洗浄水(28)が散水され、腋部(12)
を洗浄する。又、洗浄水(8、28)として超酸性水を
使用すると、超酸性水の作用で、菌類を殺菌消毒し、腋
部(12)を洗浄できる。そして、洗浄が終った排水液
は、排水口(4、24)から排水金具(5、25)と排
水ホース(6、26)を介して排出される。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照にして説明する
と、図1、図2、図3において、 (イ) 板状をU字形に形成した、カバー(1)の端部
全周に、断面円状の弾性体によりなる保護リング(2)
を設け、詳しくは、保護リング(2)の一端を縦状に切
り込んだものを、カバー(1)の端部に差し込み、接着
剤で固着させる。 (ロ) カバー(1)の上部片側面に円形状のノズル挿
入孔(3)を設ける。 (ハ) カバー(1)の下部中央部に排水口(4)を設
け、その排水口(4)の下部に、中空軸の排水金具
(5)を設ける。 (ニ) 排水金具(5)の下部には、例えばゴムホース
が装着できる形状にする。 (ホ) カバー(1)の上部両側面間に補強材として、
中空軸の支持部材(7)を設ける。 (ヘ) 本発明品の材質は、洗浄水として水を電気分解
してできた超酸性水(PH2.7以下、酸化還元電位が
プラス1100mV以上)を使用すると、超酸性水がプ
ラスの電位を持っているので、通電を防ぐ目的で、電気
を通さない例えばプラスチックのような絶縁体を用い、
全表面に抗菌処理加工を設ける。
【0007】第4図においては、図1、図2、図3の使
用状態を示すもので、これを使用するときは、洗浄され
る腋の腕(13)を、カバー(1)が挿入できる程度に
開き、カバー(1)の最低部を、洗浄される側の反対側
の手の平に乗せるようにして、カバー(1)の上部の方
から、洗浄される腋部(12)へ密着するように押し上
げて挿入し、腕(13)で軽く挟むようにカバー(1)
を固定させる。そして、材質がプラスチック等で形成さ
れた、注入容器(9)を用いて注入ノズル(10)を、
ノズル挿入孔(3)から挿入し、手(11)の力で注入
容器(9)に圧力を加えると、直接に腋部(12)へ洗
浄水(8)が放水される。この時、洗浄水(8)に超酸
性水を使用すると、超酸性水の高い酸化還元電位のため
に、超酸性水が細菌と接触すると、細菌から電子を奪っ
て酸化殺菌し、超酸性水自身は電子を得て、中和されて
普通の水に戻る。(塩を電気分解の促進剤として添加し
て出来た超酸性水は、薄い食塩水に戻る。)そして、洗
浄が終った排水液は、排水口(4)から排水金具(5)
と排水ホース(6)を介して排出される。
【0008】図5、図6、図7に示される実施例では、 (イ) 板状をU字形に形成した、カバー(21)の端
部全周に、断面円状の弾性体によりなる保護リング(2
2)を設け、詳しくは、保護リング(22)の一端を縦
状に切り込んだものを、カバー(21)の端部に差し込
み、接着剤で固着させる。 (ロ) カバー(21)の上部片側面に円形状のノズル
挿入孔(23)を設け、フタ(38)を装着する。 (ハ) カバー(21)の下部中央部に排水口(24)
を設け、その排水口(24)の下部に、中空軸の排水金
具(25)を設ける。 (ニ) 排水金具(25)の下部には、例えばゴムホー
スが装着できる形状にする。 (ホ) カバー(21)の上部両側面間に複数の散水孔
(33)をもつ、中空軸の散水管(27)を設け、散水
管(27)の一端の片側面に、給水金具(32)を設け
る。 (ヘ) 給水金具(32)の外側の残る一端には、例え
ばゴムホースが装着できる形状にする。 (ト) カバー(21)の内側の仝面に、複数の断面三
角状の山切り突起部(34)を設ける。 (チ) カバー(21)に設けた給水金具(32)と反
対側の片側中央部にドレン穴(35)を設け、中空軸を
弓形に曲げて形成したドレン管(36)の上部一端を、
ドレン穴(35)に固着し、ドレン管(36)は、外方
に膨らむようにカバー(21)の片側面の外側に設け
る。 (リ) ドレン管(36)の下部の残る一端は、排水金
具(25)に固着させる。 (ヌ) カバー(21)に設けたドレン管(36)と反
対側の下部片側外面に、T字形の持手部(37)を設け
る。 (ル) 本発明品の材質は、洗浄水として水を電気分解
してできた超酸性水(PH2.7以下、酸化還元電位が
プラス1100mV以上)を使用すると、超酸性水がプ
ラスの電位を持っているので、通電を防ぐ目的で、電気
を通さない例えばプラスチックのような絶縁体を用い、
全表面に抗菌処理加工を設ける。
【0009】第8図においては、図5、図6、図7の使
用状態を示すもので、これを使用するときは、洗浄され
る腋の腕(13)を、カバー(21)が挿入できる程度
に開き、洗浄される側の反対側の手で持手部(37)を
にぎり、カバー(21)の上部の方から、洗浄される腋
部(12)へ密着するように押し上げて挿入し、腕(1
3)で軽く挟むようにカバー(21)を固定させる。そ
して、材質がプラスチック等で形成された、給水容器
(29)に入れた洗浄水(28)を、小型ポンプ(3
0)、給水ホース(31)、及び給水金具(32)を介
して、散水管(27)に送水させる。すると、複数の散
水孔(33)から腋部(12)へ洗浄水(28)が散水
される。この時、洗浄水(28)に超酸性水を使用する
と、超酸性水の高い酸化還元電位のために、超酸性水が
細菌と接触すると、細菌から電子を奪って酸化殺菌し、
超酸性水自身は電子を得て、中和されて普通の水に戻
る。(塩を電気分解の促進剤として添加して出来た超酸
性水は、薄い食塩水に戻る。) そして、洗浄が終った排水液は、山切り突起部(34)
の溝に誘導され、排水口(24)、排水金具(25)、
及び排水ホース(26)を介して排出される。又、排水
量が多くなったとき排水液は、ドレン穴(35)、ドレ
ン管(36)、排水金具(25)、及び排水ホース(2
6)を介して排出される。又、ドレン管(36)は、通
気管としての役目もあり、排水液をスムースに排出させ
る。又、図示されていないが、ドレン管(36)の下部
の一端を排水金具(25)に固着させないで、排水ホー
スを別個に設けて、直接、排出してもよい。なお、手動
注入で洗浄したいときは、ノズル挿入孔(23)に装着
してあるフタ(38)と給水金具(32)に装着した給
水ホース(31)を外して、図4の注入容器(9)を用
いて洗浄することもできる。
【0010】
【発明の効果】腋の下の、汗と細菌の付着が引き金にな
る腋がに対して、抗生物質等の化学薬品を使用しなくて
も、洗浄水として超酸性水を使用すると、超酸性水の殺
菌、殺ウイルスの作用で消毒殺菌するので、化学物質の
残る心配もなく、しかも、超酸性水は使用後に酸化して
普通の水に戻るので、無害で環境にもやさしい。したが
って、腋の汗腺から出る分泌物と、細菌の出す脂肪分解
酵素とが、悪臭とブドウ球菌の温床になるので、これら
の細菌及び雑菌を超酸性水で洗浄し、消毒殺菌する事に
より、腋の皮膚病及びこれにともなう臭いも改善するこ
とができ、対人関係の腋がノイローゼの軽減に役立つこ
とができる。又、腋の皮膚病等で薬剤を塗布しなくても
よいので、汗で衣類に薬剤が付く事もなく、人の目を気
にする事がない。さらに、超酸性水は収斂作用もあり、
膚を引き締めるので腋の汗腺から出る分泌物をおさえる
効果もあり、汗をかきやすい体質の人の腋の洗浄にもよ
い。そして、ノズル挿入孔から、手動の注入容器を用い
て手軽に洗浄ができるので、外出時に素早く、効率的に
洗浄ができる。又、表面抗菌処理をした腋洗浄器具は、
持ち運び及び使用時に雑菌の繁殖を防ぐので、きわめて
衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の要部縦断面図である。
【図3】本発明の要部横断面図である。
【図4】本発明の使用方法の実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例を示す要部横断面図であ
る。
【図8】本発明の他の使用方法の実施例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1、21 カバー 2、22 保護リング 3、23 ノズル挿入孔 4、24 排水口 5、25 排水金具 6、26 排水ホース 7 支持部材 8、28 洗浄水 9 注入容器 10 注入ノズル 11 手 12 腋部 13 腕 27 散水管 29 給水容器 30 小型ポンプ 31 給水ホース 32 給水金具 33 散水孔 34 山切り突起部 35 ドレン穴 36 ドレン管 37 持手部 38 フタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字形のカバー(1、21)の端部全周
    に保護リング(2、22)を設け、カバー(1、21)
    の上部片側面にノズル挿入孔(3、23)を設け、カバ
    ー(1、21)の下部中央部に排水口(4、24)を設
    け、その排水口(4、24)の下部に、排水金具(5、
    25)を設けた腋洗浄器具。
  2. 【請求項2】 カバー(21)の上部両側面間に散水管
    (27)を設けた請求項1記載の腋洗浄器具。
  3. 【請求項3】 カバー(21)の内側に山切り突起部
    (34)を設けた請求項1又は2記載の腋洗浄器具。
  4. 【請求項4】 カバー(21)の片側面の外側にドレン
    管(36)を設けた請求項1、2、又は3記載の腋洗浄
    器具。
  5. 【請求項5】 カバー(21)の下部片側外面に持手部
    (37)を設けた請求項1、2、3、又は4記載の腋洗
    浄器具。
  6. 【請求項6】 洗浄水(8、28)に超酸性水を使用
    し、絶縁体よりなる材質に、表面抗菌処理加工を設けた
    請求項1、2、3、4、又は5記載の腋洗浄器具。
JP10156095A 1995-03-22 1995-03-22 腋洗浄器具 Pending JPH08257094A (ja)

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JP10156095A JPH08257094A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 腋洗浄器具

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JPH08257094A true JPH08257094A (ja) 1996-10-08

Family

ID=14303809

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JP10156095A Pending JPH08257094A (ja) 1995-03-22 1995-03-22 腋洗浄器具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITUA20164185A1 (it) * 2016-06-08 2017-12-08 Manuel Buffa Lavabo regolabile per la pulizia delle ascelle.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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ITUA20164185A1 (it) * 2016-06-08 2017-12-08 Manuel Buffa Lavabo regolabile per la pulizia delle ascelle.

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