JPH08256431A - 静止形突入電流抑制装置 - Google Patents
静止形突入電流抑制装置Info
- Publication number
- JPH08256431A JPH08256431A JP7057108A JP5710895A JPH08256431A JP H08256431 A JPH08256431 A JP H08256431A JP 7057108 A JP7057108 A JP 7057108A JP 5710895 A JP5710895 A JP 5710895A JP H08256431 A JPH08256431 A JP H08256431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thyristor
- transformer
- peak voltage
- voltage detection
- primary side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Protection Of Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】変圧器一次側に接続されている静止形開閉装
置、静止形無瞬断切換装置および無停電電源装置等にお
ける変圧器励磁突入電流を抑制できる小形の静止形突入
電流抑制装置を提供すること。 【構成】静止形突入電流抑制装置は、変圧器一次側に接
続されたサイリスタと、サイリスタの一次側に接続され
た計器用変圧器と、計器用変圧器二次側に接続されたピ
ーク電圧検出回路と、ピーク電圧検出回路のピーク電圧
検出のタイミングでサイリスタをオンさせるサイリスタ
ゲート出力回路とから構成されており、ピーク電圧検出
回路にて電圧波形がピークになるタイミングを検出し、
サイリスタゲート出力回路を通しサイリスタをオンさせ
て変圧器をピーク電圧で励磁しているので、変圧器励磁
突入電流を抑制できる。
置、静止形無瞬断切換装置および無停電電源装置等にお
ける変圧器励磁突入電流を抑制できる小形の静止形突入
電流抑制装置を提供すること。 【構成】静止形突入電流抑制装置は、変圧器一次側に接
続されたサイリスタと、サイリスタの一次側に接続され
た計器用変圧器と、計器用変圧器二次側に接続されたピ
ーク電圧検出回路と、ピーク電圧検出回路のピーク電圧
検出のタイミングでサイリスタをオンさせるサイリスタ
ゲート出力回路とから構成されており、ピーク電圧検出
回路にて電圧波形がピークになるタイミングを検出し、
サイリスタゲート出力回路を通しサイリスタをオンさせ
て変圧器をピーク電圧で励磁しているので、変圧器励磁
突入電流を抑制できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器一次側に接続さ
れている静止形開閉装置、静止形無瞬断切換装置および
無停電電源装置等における変圧器励磁突入電流を抑制す
る静止形突入電流抑制装置に関する。
れている静止形開閉装置、静止形無瞬断切換装置および
無停電電源装置等における変圧器励磁突入電流を抑制す
る静止形突入電流抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、変圧器の一次開閉器をオンした
時、そのオンタイミングによって過大な励磁突入電流が
流れる。図6は、電圧が零のタイミングで変圧器の一次
開閉器をオンした場合の鉄心に流れる磁束と励磁突入電
流の波形を示したものである。
時、そのオンタイミングによって過大な励磁突入電流が
流れる。図6は、電圧が零のタイミングで変圧器の一次
開閉器をオンした場合の鉄心に流れる磁束と励磁突入電
流の波形を示したものである。
【0003】同図において、電圧波形vの零点で変圧器
の一次開閉器がオンされた時、変圧器巻線には印加電圧
と等しい逆起電力を誘起するため、変圧器巻線と鎖交す
る磁束は正弦波を描いて変化する。しかし、電圧印加時
の磁束は零であるので、磁束密度の変化は磁束密度波形
φ1 のように、定常状態であれば、定常状態での磁束密
度波形φ2 に示す通り−Bm であるところが零点まで持
ち上げられた状態となり、その最大値は定常の波高値B
m の2倍に達する。
の一次開閉器がオンされた時、変圧器巻線には印加電圧
と等しい逆起電力を誘起するため、変圧器巻線と鎖交す
る磁束は正弦波を描いて変化する。しかし、電圧印加時
の磁束は零であるので、磁束密度の変化は磁束密度波形
φ1 のように、定常状態であれば、定常状態での磁束密
度波形φ2 に示す通り−Bm であるところが零点まで持
ち上げられた状態となり、その最大値は定常の波高値B
m の2倍に達する。
【0004】また、磁束密度波形φ1 が変圧器鉄心を構
成する方向性ケイ素鋼板の飽和磁束密度Bs 以上になる
と、鉄心が飽和して変圧器は空心リアクトルと同じ状態
になり、それまで励磁電流を制限していた励磁インダク
タンスが激減し、大きな励磁突入電流iが流れる。図6
では変圧器鉄心の残留磁束密度を無視した状態を示した
が、実際には残留磁束分、さらに大きな励磁突入電流が
流れることになる。
成する方向性ケイ素鋼板の飽和磁束密度Bs 以上になる
と、鉄心が飽和して変圧器は空心リアクトルと同じ状態
になり、それまで励磁電流を制限していた励磁インダク
タンスが激減し、大きな励磁突入電流iが流れる。図6
では変圧器鉄心の残留磁束密度を無視した状態を示した
が、実際には残留磁束分、さらに大きな励磁突入電流が
流れることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、変圧器
励磁突入電流は、その開閉タイミングにより最悪十数倍
流れる場合がある。従来技術では変圧器側で励磁突入電
流を抑制するため大型変圧器を用いて励磁突入電流を抑
制しており、これにより電圧降下を低減していた。
励磁突入電流は、その開閉タイミングにより最悪十数倍
流れる場合がある。従来技術では変圧器側で励磁突入電
流を抑制するため大型変圧器を用いて励磁突入電流を抑
制しており、これにより電圧降下を低減していた。
【0006】本発明は上記事情を鑑みてなされたもの
で、その目的は変圧器一次側に接続されている静止形開
閉装置、静止形無瞬断切換装置および無停電電源装置等
における変圧器励磁突入電流を抑制できる小形の静止形
突入電流抑制装置を提供することにある。
で、その目的は変圧器一次側に接続されている静止形開
閉装置、静止形無瞬断切換装置および無停電電源装置等
における変圧器励磁突入電流を抑制できる小形の静止形
突入電流抑制装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の静止形突入電流抑制装置は、変
圧器一次側に接続されたサイリスタと、前記サイリスタ
の一次側に接続された計器用変圧器と、前記計器用変圧
器二次側に接続されたピーク電圧検出回路と、前記ピー
ク電圧検出回路のピーク電圧検出のタイミングで前記サ
イリスタをオンさせるサイリスタゲート出力回路とから
構成された静止形開閉装置における変圧器励磁突入電流
を抑制することを特徴とする。
に、本発明の請求項1の静止形突入電流抑制装置は、変
圧器一次側に接続されたサイリスタと、前記サイリスタ
の一次側に接続された計器用変圧器と、前記計器用変圧
器二次側に接続されたピーク電圧検出回路と、前記ピー
ク電圧検出回路のピーク電圧検出のタイミングで前記サ
イリスタをオンさせるサイリスタゲート出力回路とから
構成された静止形開閉装置における変圧器励磁突入電流
を抑制することを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2の静止形突入電流抑制装
置は、変圧器一次側に接続されたサイリスタ遮断器と、
前記サイリスタ遮断器の一次側に接続された第1の計器
用変圧器と、前記第1の計器用変圧器二次側に接続され
た第1のピーク電圧検出回路と、前記第1のピーク電圧
検出回路のピーク電圧検出のタイミングで前記サイリス
タ遮断器をオンさせる第1のサイリスタゲート出力回路
と、前記サイリスタ遮断器の二次側で並列に接続された
サイリスタスイッチと、前記サイリスタスイッチの一次
側に接続された第2の計器用変圧器と、前記第2の計器
用変圧器二次側に接続された第2のピーク電圧検出回路
と、前記第2のピーク電圧検出回路のピーク電圧検出の
タイミングで前記サイリスタスイッチをオンさせる第2
のサイリスタゲート出力回路から構成された静止形無瞬
断切換装置における変圧器励磁突入電流を抑制すること
を特徴とする。
置は、変圧器一次側に接続されたサイリスタ遮断器と、
前記サイリスタ遮断器の一次側に接続された第1の計器
用変圧器と、前記第1の計器用変圧器二次側に接続され
た第1のピーク電圧検出回路と、前記第1のピーク電圧
検出回路のピーク電圧検出のタイミングで前記サイリス
タ遮断器をオンさせる第1のサイリスタゲート出力回路
と、前記サイリスタ遮断器の二次側で並列に接続された
サイリスタスイッチと、前記サイリスタスイッチの一次
側に接続された第2の計器用変圧器と、前記第2の計器
用変圧器二次側に接続された第2のピーク電圧検出回路
と、前記第2のピーク電圧検出回路のピーク電圧検出の
タイミングで前記サイリスタスイッチをオンさせる第2
のサイリスタゲート出力回路から構成された静止形無瞬
断切換装置における変圧器励磁突入電流を抑制すること
を特徴とする。
【0009】本発明の請求項3の静止形突入電流抑制装
置は、変圧器一次側に接続されたサイリスタ遮断器と、
前記サイリスタ遮断器の一次側に接続された第1の計器
用変圧器と、前記第1の計器用変圧器二次側に接続され
た第1のピーク電圧検出回路と、前記第1のピーク電圧
検出回路のピーク電圧検出のタイミングで前記サイリス
タ遮断器をオンさせる第1のサイリスタゲート出力回路
と、前記サイリスタ遮断器の二次側で並列に接続された
サイリスタスイッチと、前記サイリスタスイッチの一次
側に接続された第2の計器用変圧器と、前記第2の計器
用変圧器二次側に接続された第2のピーク電圧検出回路
と、前記第2のピーク電圧検出回路のピーク電圧検出の
タイミングで前記サイリスタをオンさせる第2のサイリ
スタゲート出力回路と、前記サイリスタ遮断器の一次側
に接続された直流を交流に変換する逆変換装置と、前記
逆変換装置の一次側に接続された交流を直流に変換する
順変換装置と、前記順変換装置の二次側と前記逆変換装
置の一次側に接続された蓄電池とから構成された無停電
電源装置における変圧器励磁突入電流を抑制することを
特徴とする。
置は、変圧器一次側に接続されたサイリスタ遮断器と、
前記サイリスタ遮断器の一次側に接続された第1の計器
用変圧器と、前記第1の計器用変圧器二次側に接続され
た第1のピーク電圧検出回路と、前記第1のピーク電圧
検出回路のピーク電圧検出のタイミングで前記サイリス
タ遮断器をオンさせる第1のサイリスタゲート出力回路
と、前記サイリスタ遮断器の二次側で並列に接続された
サイリスタスイッチと、前記サイリスタスイッチの一次
側に接続された第2の計器用変圧器と、前記第2の計器
用変圧器二次側に接続された第2のピーク電圧検出回路
と、前記第2のピーク電圧検出回路のピーク電圧検出の
タイミングで前記サイリスタをオンさせる第2のサイリ
スタゲート出力回路と、前記サイリスタ遮断器の一次側
に接続された直流を交流に変換する逆変換装置と、前記
逆変換装置の一次側に接続された交流を直流に変換する
順変換装置と、前記順変換装置の二次側と前記逆変換装
置の一次側に接続された蓄電池とから構成された無停電
電源装置における変圧器励磁突入電流を抑制することを
特徴とする。
【0010】
【作用】本発明(請求項1〜3対応)は、ピーク電圧検
出回路にて電圧波形がピークになるタイミングを検出
し、サイリスタゲート出力回路を通しサイリスタをオン
させて変圧器をピーク電圧で励磁しているので、変圧器
励磁突入電流を抑制することができる。
出回路にて電圧波形がピークになるタイミングを検出
し、サイリスタゲート出力回路を通しサイリスタをオン
させて変圧器をピーク電圧で励磁しているので、変圧器
励磁突入電流を抑制することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例である静止形開閉装置(請
求項1対応)の回路図である。
る。図1は本発明の一実施例である静止形開閉装置(請
求項1対応)の回路図である。
【0012】同図に示すように、変圧器1の一次側にサ
イリスタ2が接続されており、このサイリスタ2の一次
側に計器用変圧器3が接続されており、さらに計器用変
圧器3の二次側にサイリスタ制御回路6が接続されてい
る。サイリスタ制御回路6は、ピーク電圧検出回路4と
このピーク電圧検出回路4により電圧がピークに達する
タイミングでサイリスタ2をオンさせるサイリスタゲー
ト出力回路5とから構成されている。
イリスタ2が接続されており、このサイリスタ2の一次
側に計器用変圧器3が接続されており、さらに計器用変
圧器3の二次側にサイリスタ制御回路6が接続されてい
る。サイリスタ制御回路6は、ピーク電圧検出回路4と
このピーク電圧検出回路4により電圧がピークに達する
タイミングでサイリスタ2をオンさせるサイリスタゲー
ト出力回路5とから構成されている。
【0013】今、各電圧波形と磁束の関係を示す図3の
波形図において、R−S間電圧波形vRSがピーク値vに
なるタイミングをピーク電圧検出器4で検出し、R相サ
イリスタとS相サイリスタをオンさせると、U相磁束波
形はφ1 のような正弦波を描く。この時、U相の磁束φ
1 はV相、W相を通る。この場合、U相磁束φu 、V相
磁束φv 及びW相磁束φw は、下記(1)、(2)、
(3)式のように変化する。
波形図において、R−S間電圧波形vRSがピーク値vに
なるタイミングをピーク電圧検出器4で検出し、R相サ
イリスタとS相サイリスタをオンさせると、U相磁束波
形はφ1 のような正弦波を描く。この時、U相の磁束φ
1 はV相、W相を通る。この場合、U相磁束φu 、V相
磁束φv 及びW相磁束φw は、下記(1)、(2)、
(3)式のように変化する。
【0014】
【数1】
【0015】次に、T−R間電圧波形VTRがピーク値に
なるタイミングで、T相サイリスタをオンさせると、U
相磁束φu 、V相磁束φv 、W相磁束φw は、下記
(4)、(5)、(6)式にように変化する。
なるタイミングで、T相サイリスタをオンさせると、U
相磁束φu 、V相磁束φv 、W相磁束φw は、下記
(4)、(5)、(6)式にように変化する。
【0016】
【数2】
【0017】このように変圧器の残留磁束がないものと
した場合、鉄心を通る磁束は従来の電圧零のタイミング
でオンされた時の2φm から1.433φm と低減でき
る。従って、電圧波形がピークになるタイミングで、変
圧器を励磁すれば励磁突入電流は抑制できる。
した場合、鉄心を通る磁束は従来の電圧零のタイミング
でオンされた時の2φm から1.433φm と低減でき
る。従って、電圧波形がピークになるタイミングで、変
圧器を励磁すれば励磁突入電流は抑制できる。
【0018】図4は本発明の他の実施例である静止形無
瞬断切換装置(請求項2対応)とそれに接続される変圧
器の単線結線図である。同図に示すように、変圧器1の
一次側に静止形無瞬断切換装置7が接続されている。こ
の静止形無瞬断切換装置7は、2個のサイリスタ2と、
計器用変圧器3と、ピーク電圧検出回路とサイリスタゲ
ート出力回路を内蔵したサイリスタ制御回路4とから構
成されている。しかして変圧器1の一次側にが接続され
サイリスタ2が、このサイリスタ2の一次側に計器用変
圧器3が、さらに計器用変圧器3の二次側にサイリスタ
制御回路4が接続されている。
瞬断切換装置(請求項2対応)とそれに接続される変圧
器の単線結線図である。同図に示すように、変圧器1の
一次側に静止形無瞬断切換装置7が接続されている。こ
の静止形無瞬断切換装置7は、2個のサイリスタ2と、
計器用変圧器3と、ピーク電圧検出回路とサイリスタゲ
ート出力回路を内蔵したサイリスタ制御回路4とから構
成されている。しかして変圧器1の一次側にが接続され
サイリスタ2が、このサイリスタ2の一次側に計器用変
圧器3が、さらに計器用変圧器3の二次側にサイリスタ
制御回路4が接続されている。
【0019】本実施例の静止形無瞬断切換装置において
も、サイリスタ制御回路4により電圧波形がピークにな
るタイミングで、変圧器1を励磁すれば励磁突入電流は
抑制できる。
も、サイリスタ制御回路4により電圧波形がピークにな
るタイミングで、変圧器1を励磁すれば励磁突入電流は
抑制できる。
【0020】図5は本発明のさらに他の実施例である無
停電電源装置(請求項3対応)とそれに接続される変圧
器の単線結線図である。同図に示すように、変圧器1の
一次側に無停電電源装置11が接続されている。この無
停電電源装置11は、2個の計器用変圧器3と、その各
々の計器用変圧器3の一次側にサイリスタ2が、またそ
の各々の計器用変圧器3の二次側にピーク電圧検出回路
とサイリスタゲート出力回路を内蔵したサイリスタ制御
回路4が接続されており、さらに一方の計器用変圧器3
の一次側に直流を交流に変換する逆方向変換器9及び交
流を直流に変換する順方向変換器8が接続されている。
また、逆方向変換器9と順方向変換器8との間に開閉器
10を介して蓄電池12が接続されている。さらに、本
実施例においても、サイリスタ制御回路4により電圧波
形がピークになるタイミングで、変圧器1を励磁すれば
励磁突入電流は抑制できる。
停電電源装置(請求項3対応)とそれに接続される変圧
器の単線結線図である。同図に示すように、変圧器1の
一次側に無停電電源装置11が接続されている。この無
停電電源装置11は、2個の計器用変圧器3と、その各
々の計器用変圧器3の一次側にサイリスタ2が、またそ
の各々の計器用変圧器3の二次側にピーク電圧検出回路
とサイリスタゲート出力回路を内蔵したサイリスタ制御
回路4が接続されており、さらに一方の計器用変圧器3
の一次側に直流を交流に変換する逆方向変換器9及び交
流を直流に変換する順方向変換器8が接続されている。
また、逆方向変換器9と順方向変換器8との間に開閉器
10を介して蓄電池12が接続されている。さらに、本
実施例においても、サイリスタ制御回路4により電圧波
形がピークになるタイミングで、変圧器1を励磁すれば
励磁突入電流は抑制できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
〜3対応)によると、ピーク電圧検出回路にて電圧波形
がピークになるタイミングを検出し、サイリスタゲート
出力回路を通しサイリスタをオンさせて変圧器をピーク
電圧で励磁しているので、変圧器励磁突入電流を抑制す
ることができる。
〜3対応)によると、ピーク電圧検出回路にて電圧波形
がピークになるタイミングを検出し、サイリスタゲート
出力回路を通しサイリスタをオンさせて変圧器をピーク
電圧で励磁しているので、変圧器励磁突入電流を抑制す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例である静止形開閉装置の三相
結線図。
結線図。
【図2】図1の単線結線図。
【図3】電圧波形と磁束の関係を示した波形図。
【図4】本発明の他の実施例である静止形無瞬断切換装
置の単線結線図。
置の単線結線図。
【図5】本発明のさらに他の実施例の無停電電源装置の
単線結線図。
単線結線図。
【図6】電圧波形と磁束密度波形と、励磁突入電流波形
を示した波形図。
を示した波形図。
1…変圧器、2…サイリスタ、3…計器用変圧器、4…
ピーク電圧検出回路、5…サイリスタゲート出力回路、
6…ピーク電圧検出回路とサイリスタゲート出力回路を
内蔵したサイリスタ制御回路、7…静止形無瞬断切換装
置、8…順方向変換器、9…逆方向変換器、10…開閉
器、11…無停電電源装置、12…蓄電池。
ピーク電圧検出回路、5…サイリスタゲート出力回路、
6…ピーク電圧検出回路とサイリスタゲート出力回路を
内蔵したサイリスタ制御回路、7…静止形無瞬断切換装
置、8…順方向変換器、9…逆方向変換器、10…開閉
器、11…無停電電源装置、12…蓄電池。
Claims (3)
- 【請求項1】 変圧器一次側に接続されたサイリスタ
と、前記サイリスタの一次側に接続された計器用変圧器
と、前記計器用変圧器二次側に接続されたピーク電圧検
出回路と、前記ピーク電圧検出回路のピーク電圧検出の
タイミングで前記サイリスタをオンさせるサイリスタゲ
ート出力回路とから構成された静止形装置における変圧
器励磁突入電流を抑制することを特徴とする静止形突入
電流抑制装置。 - 【請求項2】 変圧器一次側に接続されたサイリスタ遮
断器と、前記サイリスタ遮断器の一次側に接続された第
1の計器用変圧器と、前記第1の計器用変圧器二次側に
接続された第1のピーク電圧検出回路と、前記第1のピ
ーク電圧検出回路のピーク電圧検出のタイミングで前記
サイリスタ遮断器をオンさせる第1のサイリスタゲート
出力回路と、前記サイリスタ遮断器の二次側で並列に接
続されたサイリスタスイッチと、前記サイリスタスイッ
チの一次側に接続された第2の計器用変圧器と、前記第
2の計器用変圧器二次側に接続された第2のピーク電圧
検出回路と、前記第2のピーク電圧検出回路のピーク電
圧検出のタイミングで前記サイリスタスイッチをオンさ
せる第2のサイリスタゲート出力回路から構成された静
止形無瞬断切換装置における変圧器励磁突入電流を抑制
することを特徴とする静止形突入電流抑制装置。 - 【請求項3】 変圧器一次側に接続されたサイリスタ遮
断器と、前記サイリスタ遮断器の一次側に接続された第
1の計器用変圧器と、前記第1の計器用変圧器二次側に
接続された第1のピーク電圧検出回路と、前記第1のピ
ーク電圧検出回路のピーク電圧検出のタイミングで前記
サイリスタ遮断器をオンさせる第1のサイリスタゲート
出力回路と、前記サイリスタ遮断器の二次側で並列に接
続されたサイリスタスイッチと、前記サイリスタスイッ
チの一次側に接続された第2の計器用変圧器と、前記第
2の計器用変圧器二次側に接続された第2のピーク電圧
検出回路と、前記第2のピーク電圧検出回路のピーク電
圧検出のタイミングで前記サイリスタをオンさせる第2
のサイリスタゲート出力回路と、前記サイリスタ遮断器
の一次側に接続された直流を交流に変換する逆変換装置
と、前記逆変換装置の一次側に接続された交流を直流に
変換する順変換装置と、前記順変換装置の二次側と前記
逆変換装置の一次側に接続された蓄電池とから構成され
た無停電電源装置における変圧器励磁突入電流を抑制す
ることを特徴とする静止形突入電流抑制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7057108A JPH08256431A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 静止形突入電流抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7057108A JPH08256431A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 静止形突入電流抑制装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256431A true JPH08256431A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13046332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7057108A Pending JPH08256431A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 静止形突入電流抑制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08256431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9906074B2 (en) | 2011-09-13 | 2018-02-27 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | Power supply system |
WO2022167863A1 (en) * | 2021-02-04 | 2022-08-11 | Abb Schweiz Ag | Inrush current limiting transformer energization apparatuses, methods, systems and technique |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP7057108A patent/JPH08256431A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9906074B2 (en) | 2011-09-13 | 2018-02-27 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | Power supply system |
WO2022167863A1 (en) * | 2021-02-04 | 2022-08-11 | Abb Schweiz Ag | Inrush current limiting transformer energization apparatuses, methods, systems and technique |
US11489333B2 (en) | 2021-02-04 | 2022-11-01 | Abb Schweiz Ag | Inrush current limiting transformer energization apparatuses, methods, systems, and technique |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20140036554A1 (en) | Power conversion with current sensing coupled through saturating element | |
EP0716496A1 (en) | Three-phase brushless self-excited synchronous generator with no rotor excitation windings | |
EP0162081A1 (en) | Ripple reduction circuit for an inverter | |
Gerdroodbari et al. | Remanent flux negative effects on transformer diagnostic test results and a novel approach for its elimination | |
CA2067800A1 (en) | Dc/dc power transformer | |
JPH08256431A (ja) | 静止形突入電流抑制装置 | |
US6208230B1 (en) | Transformer for cycloconverter | |
JPH06338428A (ja) | 1対の磁心を有する変圧器およびこれを用いた分散型電源と系統電源との連係装置 | |
KR930008466B1 (ko) | 인버터 장치 | |
JP3171488B2 (ja) | サイクロコンバータ用変圧器 | |
JPH11289775A (ja) | 電力変換装置 | |
JP4231195B2 (ja) | 逆変換装置とその制御回路 | |
JP3180828B2 (ja) | インバータの電流検出回路 | |
JPH0898527A (ja) | トランス装置 | |
SU1116507A1 (ru) | Компенсированный преобразователь переменного напр жени в посто нное | |
RU2045790C1 (ru) | Трехфазный трансформатор | |
Dolinar et al. | Improvement of spot welding control system | |
JPS6022800Y2 (ja) | 誘導電動機制御装置 | |
JP2578845B2 (ja) | 交直両用アーク溶接機 | |
Okanuma et al. | Improvement of Electric Power Conversion Efficiency of Magnetic Oscillation-Type DC–AC Converter | |
Kiwaki et al. | A novel technology improving the response of the DCCT for lower sensed power | |
SU1128349A1 (ru) | Ферромагнитный учетверитель частоты | |
JPH11231001A (ja) | 直流リアクトルのインダクタンス測定装置 | |
SU1320870A1 (ru) | Трехфазный однотактный преобразователь переменного напр жени в посто нное | |
JPH114581A (ja) | 電源回路 |