JPH08256252A - 通信アダプタ - Google Patents

通信アダプタ

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JPH08256252A
JPH08256252A JP7057767A JP5776795A JPH08256252A JP H08256252 A JPH08256252 A JP H08256252A JP 7057767 A JP7057767 A JP 7057767A JP 5776795 A JP5776795 A JP 5776795A JP H08256252 A JPH08256252 A JP H08256252A
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Kazuya Kawabata
和也 川端
Shigeki Ishino
茂樹 石野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通信アダプタと外部の通信装置との間の通信フ
ェーズを正確に確認することにより、ホスト装置と通信
アダプタとの間の整合性を取り、誤動作やシステムダウ
ンを未然に防止する。 【構成】通信フェーズ記憶部13は、ファクシミリアダ
プタ10とファクシミリ装置30との間の通信フェーズ
を順次記憶する。通信フェーズ判断部14は、ホスト装
置20に未通知の通信フェーズが通信フェーズ記憶部1
3に記憶されていか否かを判断する。SCSI制御部1
5は、ホスト装置20のポーリング要求に対してその都
度通信フェーズを通知するが、未通知の通信フェーズが
あると判断された場合、未通知であって通信フェーズ記
憶部13に記憶されている最古の通信フェーズを通知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置等の
外部の通信装置と通信回線を介して接続され、かつSC
SIバス等のバスを介してポーリングを行うイニシエー
タの機能を有するホスト装置と接続された通信アダプタ
に関し、特にホスト装置が通信アダプタにポーリングを
行う際、通信アダプタと外部の通信装置との通信フェー
ズをホスト装置に正確に通知して、ホスト装置との整合
性をとる通信アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホスト装置のSCSIバスにファ
クシミリアダプタ等の通信アダプタを接続し、ホスト装
置と通信アダプタとの双方向通信を行う通信システムが
知られている。この結果、通信アダプタを介してホスト
装置と通信装置との間の通信が実現される。
【0003】ここで、SCSI(Small Computer Syste
m Interface)とは、ANSI(American National Sta
ndard Institute)によって制定された規格である。こ
のSCSI規格によれば、その仕様上、命令を出すイニ
シエータと、命令を受け取り、実行するターゲットとの
間でコマンド/データの転送が行われる。
【0004】従って、従来の通信システムにおけるホス
ト装置及び通信アダプタは、ともにイニシエータの機能
とターゲットの機能を合わせ持つことにより、双方向通
信を実現していた。
【0005】しかし、ホスト装置として使用されるパソ
コンあるいはワークステーション等は、通常、イニシエ
ータの機能のみを有しているものが多い。従って、イニ
シエータの機能のみを有したホスト装置とターゲットの
機能のみを有した通信アダプタとがSCSIバスで接続
された場合、ターゲットからイニシエータへの通信(送
信)を行うことができない。この結果、通信アダプタ
は、通信回線を介して接続された外部の通信装置から受
信したデータを有していることをホスト装置に通知する
ことが困難であった。
【0006】この問題点を解決するため、特開平5−1
36928号公報には、イニシエータとしてのホスト装
置が、ターゲットとしての通信アダプタに対して外部か
ら通信回線を介して受信したデータがあるか否かを、S
CSIコマンドを用いて定期的に確認、即ちポーリング
することにより、ホスト装置と通信アダプタとの間の双
方向通信を実現するデータ通信装置が記載されている。
【0007】このデータ通信装置では、受信したデータ
のみならず、通信アダプタと外部の通信装置との間の通
信フェーズも通知される(後述する図3(d)の通信フ
ェーズCP参照)。ここで、通信フェーズとは、通信状
態を管理するための通信プロトコル上の規約である。
【0008】例えば、通信アダプタがファクシミリアダ
プタであり、外部の通信装置がファクシミリ装置である
場合、このファクシミリアダプタとファクシミリ装置と
の間では、図7に示すようなファクシミリ通信の通信フ
ェーズ(通信フェーズA〜E)をもって通信状態が管理
される。
【0009】図7において、フェーズAは、呼設定及び
回線確立のシーケンスである。フェーズBは、ファクシ
ミリメッセージ伝送の前処理の過程であり、端末、伝送
路などの状態確認及び端末制御のためのシーケンスであ
る。ここでは、端末の送受信準備状態、同期状態の確認
等が行われる。フェーズCは、ファクシミリメッセージ
伝送とメッセージ伝送中の制御を行うフェーズであり、
メッセージ伝送とその確認及び同期の保持等が行われ
る。フェーズDは、メッセージ終了と受信確認などを行
う過程であり、連続送信を行う場合はフェーズBまたは
フェーズCに戻って送信が繰り返される。フェーズE
は、呼の復旧すなわち回線切断の過程である。従って、
ファクシミリ通信の場合、通常、通信フェーズA→B→
C→D→Eを経て、通信が管理、実行されることにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ通信装置では、通信フェーズBが、非常に短
時間で終了して、次の通信フェーズCに移行してしまう
ので、ホスト装置からの通信アダプタ(ファクシミリア
ダプタ)へのポーリングの間隔あるいはタイミングによ
っては、ホスト装置が通信フェーズBを確認できない状
態が発生する。
【0011】この結果、ホスト装置と通信アダプタとの
間の通信の整合性が取れなくなる場合が生じ、誤動作や
システムダウンが発生する場合が生じるという問題点が
あった。
【0012】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、通信アダプタと外部の通信装置との間の通信フェー
ズを正確に確認することにより、ホスト装置と通信アダ
プタとの間の整合性を取り、誤動作やシステムダウンを
防止することができる通信アダプタを提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、バスを介して
イニシエータとしてのホスト装置に接続され、通信回線
を介して外部の通信装置に接続されるターゲットとして
の通信アダプタにおいて、前記通信装置と通信アダプタ
との間の通信フェーズを管理して記憶する管理手段と、
前記管理手段による管理内容に基づいて前記ホスト装置
に対して未通知の通信フェーズがあるか否かを判断する
判断手段と、前記判断手段が未通知の通信フェーズがあ
ると判断した場合、前記ホスト装置のポーリング要求に
対し、未通知の通信フェーズ当該ホスト装置に通知する
通知手段とを具備したことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明では、管理手段が、通信アダプタとこの
通信アダプタと通信回線を介して接続される外部の通信
装置との間の通信フェーズを管理して記憶する。そし
て、判断手段は、ホスト装置に対して未通知の通信フェ
ーズが管理手段に記憶されていか否かを判断する。通知
手段は、ホスト装置のポーリング要求に対してその都度
通信フェーズを通知するが、判断手段により未通知の通
信フェーズがあると判断された場合、ホスト装置のポー
リング要求に対して、未通知であって記憶手段に記憶さ
れている、例えば最古の通信フェーズを通知する。
【0015】これにより、ホスト装置と通信アダプタと
の間の通信の整合性を維持することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例であるファクシ
ミリアダプタを含む通信システムの構成を示す図であ
る。
【0018】図1において、本通信システムは、ファク
シミリアダプタ10、ファクシミリアダプタとSCSI
バスBを介して接続されるホスト装置20、及びファク
シミリアダプタ10と通信回線Lを介して接続されるフ
ァクシミリ装置30から構成される。
【0019】ファクシミリアダプタ10は、イニシエー
タであるホスト装置20に対するターゲットの機能を有
し、ファクシミリアダプタ10の全体を制御するCPU
11、通信回線Lと接続されてファクシミリ装置30と
の通信制御を行う通信制御部12、通信制御部12にお
ける通信フェーズを順次記憶し、ホスト装置に通知され
た通信フェーズを削除する通信フェーズ記憶部13、通
信フェーズ記憶部13に記憶された通信フェーズがホス
ト装置20に対して未通知であるものがあるか否かを判
断する通信フェーズ判断部14、SCSIバスBに接続
され、ホスト装置20のポーリング要求に対し、最古の
通信フェーズから順に通知する制御を含めたホスト装置
20との間の通信制御を行うSCSI制御部15を有す
る。なお、通信制御部12、通信フェーズ記憶部13、
通信フェーズ判断部14及びSCSI制御部15は、内
部バスB1を介してCPUに接続され、それぞれ、CP
U11の制御を受ける。
【0020】ホスト装置20は、SCSIバスを介して
ファクシミリアダプタ10に対して定期的にポーリング
を行い、ファクシミリアダプタ10がファクシミリ装置
30からデータを受信した場合に、この受信したデータ
の獲得を行う。また、ホスト装置20は、ファクシミリ
アダプタ10に対するイニシエータの機能を有し、ファ
クシミリアダプタ10を介してファクシミリ装置30に
対してファクシミリ送信を行うことができる。
【0021】なお、ファクシミリアダプタ10とファク
シミリ装置30との間の通信は、図7に示すファクシミ
リ通信の通信フェーズの管理のもとに、通常のファクシ
ミリ通信が行われる。
【0022】次に、ホスト装置20とファクシミリアダ
プタ10との間の通信手順について説明する。
【0023】図2は、ホスト装置20とファクシミリア
ダプタ10との間の概略シーケンスを示す図である。図
2において、ホスト装置20は、ファクシミリアダプタ
10に対して、ファクシミリ装置30からの受信がある
か否かを定期的なポーリングにより問い合わせる(S
1)。ここで、通信制御部12がファクシミリ装置30
から通信回線Lを介してファクシミリの着信を受ける
と、SCSI制御部15は、受信が発生したことをホス
ト装置20に通知する(S2)。この受信発生の通知を
受けたホスト装置20は、ファクシミリアダプタ10に
対して、SCSIのLUN(Logical Unit Number)の
割当要求を行う。これに対し、ファクシミリアダプタ1
0は、着信のあった通信回線LとLUNとを対応づけて
割り当てた後、この割り当てられたLUNをホスト装置
20に対して通知する(S3)。このLUNは、今回フ
ァクシミリアダプタ10が着信したファクシミリ通信の
ものであることを、ホスト装置20とファクシミリアダ
プタ10との間で相互に認識するための識別情報であ
る。従って、この後のシーケンスにおいて、この設定さ
れたLUNは、今回のホスト装置20とファクシミリア
ダプタ10との間の通信が終了するまで、その都度、用
いられることになる。
【0024】一方、ファクシミリアダプタ10から設定
されたLUNを受信したホスト装置20は、ファクシミ
リアダプタ10に対してファクシミリ受信が可能である
ことを通知するFAX受信を発行する(S4)。その
後、ホスト装置20は、ファクシミリアダプタ10に対
し、SCSIコマンドの「SEND MESSAGE」を使用して、
定期的にFAXステータス要求を行う(S5)。
【0025】このFAXステータス要求を受けたファク
シミリアダプタ10は、後述する通信フェーズの履歴管
理処理及び通信フェーズの問合せ/通知処理を行って、
通信フェーズを設定し、この設定した通信フェーズを含
めてホスト装置20に対し、SCSIコマンドの「GET
MESSAGE」を使用したFAXステータスを通知する(S
6)。
【0026】その後、上述したS5及びS6のシーケン
スをホスト装置20のポーリングにより必要回数繰り返
す。
【0027】そして、ファクシミリアダプタ10のファ
クシミリ着信が終了(ファクシミリ通信の通信フェーズ
E)後、ファクシミリアダプタ10は、ホスト装置20
からのFAXステータス要求(S7)に対し、通信フェ
ーズEを含むFAXステータス(S8)を通知する。こ
のFAXステータスS8を受信したホスト装置20は、
現在割り当てられているLUNの解放を通知し(S
9)、ホスト装置20とファクシミリアダプタ10との
間における今回設定されたLUNの通信を終了する。
【0028】ここで、図3を参照して、FAXステータ
ス要求及びFAXステータスの詳細構成について説明す
る。なお、上述したように、FAXステータス要求及び
FAXステータスは、SCSIの規格を用いている。
【0029】図3(a)及び(b)は、FAXステータ
ス要求のコマンドフォーマット及びデータフォーマット
を示す図である。図3(a)は、SCSIコマンドであ
る「SEND MESSAGE(6)」のフォーマットを示しており、
このコマンドには、ファクシミリアダプタ10によって
設定されたLUN30が書き込まれる。また、図3
(b)は、SCSIデータである「SEND MESSAGE DAT
A」のフォーマットと示しており、ファクシミリアダプ
タ10に通知すべきデータが送信される。
【0030】図3(c)及び(d)は、FAXステータ
スのコマンドフォーマット及びデータフォーマットを示
す図である。図(c) は、SCSIコマンドである「G
ET MESSAGE(6)」のフォーマットを示しており、FAX
ステータス要求のコマンドと同様に、設定されたLUN
31が書き込まれる。また、図(d)は、SCSIデー
タである「GET MESSAGE DATA」のフォーマットを示して
おり、このデータには、ファクシミリ装置30とファク
シミリアダプタ10との間の通信フェーズCPが書き込
まれて、ホスト装置20に通知されるとともに、ファク
シミリ通信の状況や結果が5バイトから187バイトの
間に格納されて、ホスト装置20に送信される。
【0031】次に、ファクシミリアダプタ10における
通信フェーズの履歴管理処理及び通信フェーズの問合せ
/通知処理について図4及び図5を参照して順次説明す
る。
【0032】図4に示すように通信フェーズの履歴管理
処理手順では、まず、通信制御部12が通信回線Lを介
してファクシミリ装置30からの着信を受け付けると、
CPU11は、通信フェーズ記憶部13を初期化する
(ステップ101)。その後、通信制御部12によるフ
ァクシミリ通信のプロトコルに従った通信制御が行われ
る(ステップ102)。この通信手順を監視してCPU
11が、通信フェーズが変化したか否かを判断する(ス
テップ103)。通信フェーズが変化しない場合は、ス
テップ103の判断を繰り返し、通信フェーズが変化し
た場合は、通信フェーズ記憶部13に新しい通信フェー
ズを追加記憶し(ステップ104)、ステップ103に
移行する。
【0033】このようにして、通信フェーズ記憶部13
には、通信フェーズに変化が生じる度に新しい通信フェ
ーズが順次記憶され、通信フェーズの履歴が管理される
ことになる。
【0034】次に、図5に示すように、通信フェーズの
問合せ/通知処理では、まず、SCSI制御部15がS
CSIバスBを介してホスト装置20からFAXステー
タス要求を受信したか否かを判断し(ステップ20
1)、FAXステータス要求を受信するまで、ステップ
201の判断を繰り返す。SCSI制御部15がFAX
ステータス要求を受信すると、通信フェーズ判断部14
は、まず通信フェーズ記憶部13に通信フェーズが記憶
されているか否かを判断する(ステップ202)。この
結果、通信フェーズ記憶部13に通信フェーズが記憶さ
れている場合、通信フェーズ判断部14は、通信フェー
ズ記憶部13に記憶されている最も古い通信フェーズを
SCSI制御部15に通知し(ステップ203)、通信
フェーズ記憶部13に記憶されている最も古い通信フェ
ーズを削除し(ステップ204)、ステップ206に移
行する。一方、ステップ202で通信フェーズ記憶部1
3に通信フェーズが記憶されていない場合、通信フェー
ズ判断部14は、通信制御部12における現在の通信フ
ェーズをSCSI制御部15に通知し(ステップ20
5)、ステップ206に移行する。ステップ206で
は、SCSI制御部15が、通知された通信フェーズを
図3(d)に示すSCSIデータの一部として、ホスト
装置20に通知し、ステップ201に移行して上述した
処理を通信フェーズEになるまで繰り返す。
【0035】すなわち、通信フェーズの通知漏れがある
場合には通信フェーズ記憶部13に通信フェーズが記憶
され、この記憶された通信フェーズのうち最も古い通信
フェーズがホスト装置20に通知され、通信フェーズの
通知漏れがない場合には通信フェーズ記憶部13に通信
フェーズが記憶されず、現在の通信フェーズがホスト装
置20に通知されることになる。従って、ホスト装置2
0は、ファクシミリアダプタ10とファクシミリ装置3
0との間の通信フェーズを正確に認識することができ
る。そして、この結果によりホスト装置20とファクシ
ミリアダプタ10との間の整合性がとれ、ホスト装置2
0の誤動作あるいはシステムダウンを未然に防止するこ
とができる。
【0036】さらに、図6を参照して通信フェーズ記憶
部13の詳細構成について説明する。ここで、通信フェ
ーズ記憶部13は、リングバッファ方式を採用した記憶
管理を行っており、通信フェーズが変化する度に通信フ
ェーズは登録され、ホスト装置20に通知が終了した時
点で、この登録された通信フェーズは削除される。
【0037】図6において、通信フェーズ記憶部13に
は、通信フェーズを読み込む位置を示す読込ポインタと
通信フェーズを書き込む位置を示す書込ポインタを有し
ている。書込ポインタ及び読込ポインタは初期化時にお
いては、先頭アドレスに位置しており、書込ポインタは
通信フェーズの登録を行うと書込ポインタの値を「1」
加算し、読込ポインタは、通信フェーズの通知が終了す
ると読み込んだ通信フェーズを削除し、読込ポインタの
値を「1」加算する。従って、通信フェーズの通知に遅
れが生じない場合は、書込ポインタと読込ポインタの示
す位置は同じになり、書込ポインタ及び読込ポインタが
示す位置に通信フェーズは登録されておらず、現在の通
信フェーズが通知されることになる。図6の記憶内容で
は、現在の通信フェーズは通信フェーズDであり、通信
フェーズB及び通信フェーズCが通知されていないこと
を示す。なお、書込ポインタ及び読込ポインタは、最終
アドレスに到達した後、先頭アドレスに戻り、同様な処
理を繰り返す。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、管理手段が、通信アダプタとこの通信アダプタと通
信回線を介して接続される外部の通信装置との間の通信
フェーズを管理して記憶する。そして、判断手段は、ホ
スト装置に対して未通知の通信フェーズが管理手段に記
憶されていか否かを判断する。通知手段は、ホスト装置
のポーリング要求に対してその都度通信フェーズを通知
するが、判断手段により未通知の通信フェーズがあると
判断された場合、ホスト装置のポーリング要求に対し
て、未通知であって記憶手段に記憶されている最古の通
信フェーズを通知するようにしている。
【0039】従って、ホスト装置と通信アダプタとの間
の通信の整合性がとられ、ホスト装置及ぶ通信アダプタ
の誤動作あるいはシステムダウンを未然に防止すること
ができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリアダプタ
を含む通信システムの構成を示す図。
【図2】ホスト装置20とファクシミリアダプタ10と
の間の概略シーケンスを示す図。
【図3】FAXステータス要求及びFAXステータスの
詳細構成を示す図。
【図4】ファクシミリアダプタ10における通信フェー
ズの履歴管理処理手順を示すフローチャート。
【図5】ファクシミリアダプタ10における通信フェー
ズの問合せ/通知処理手順を示すフローチャート。
【図6】通信フェーズ記憶部13の詳細構成を示す図。
【図7】ファクシミリ通信の通信フェーズの概要を示す
図。
【符号の説明】
10…ファクシミリアダプタ 20…ホスト装置 30…ファクシミリ装置 11…CPU 12…通信制
御部 13…通信フェーズ記憶部 14…通信フェーズ判断部 15…SCSI制御部 L…通信回線 B…SCSIバ
ス B1…内部バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスを介してイニシエータとしてのホス
    ト装置に接続され、通信回線を介して外部の通信装置に
    接続されるターゲットとしての通信アダプタにおいて、 前記通信装置と通信アダプタとの間の通信フェーズを管
    理して記憶する管理手段と、 前記管理手段による管理内容に基づいて前記ホスト装置
    に対して未通知の通信フェーズがあるか否かを判断する
    判断手段と、 前記判断手段が未通知の通信フェーズがあると判断した
    場合、前記ホスト装置のポーリング要求に対し、未通知
    の通信フェーズ当該ホスト装置に通知する通知手段とを
    具備したことを特徴とする通信アダプタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013138430A (ja) * 2004-06-15 2013-07-11 Hms Industrial Networks Ab 状態表示器

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