JPH08255428A - 再生信号処理回路 - Google Patents
再生信号処理回路Info
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- JPH08255428A JPH08255428A JP6077195A JP6077195A JPH08255428A JP H08255428 A JPH08255428 A JP H08255428A JP 6077195 A JP6077195 A JP 6077195A JP 6077195 A JP6077195 A JP 6077195A JP H08255428 A JPH08255428 A JP H08255428A
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- binary
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Abstract
(57)【要約】
【目的】低域遮断の影響を受けることなく再生信号を2
値化できるようにする。 【構成】MOディスクなどに記録された2値データを再
生する再生信号処理回路である。再生信号Saが、この
再生信号に対する2値スライスレベルを決める2値識別
用レベル比較器22に供給されて2値識別信号Sdが形
成されると共に、再生信号が微分回路に供給されて再生
信号に対し90°進相した微分信号Sbが形成され、2
値識別信号と微分信号のピーク値との位相が一致するよ
うに位相比較器24から得られるしきい値Seが制御さ
れる。微分信号のピーク値は再生信号の本来のスライス
ポイント(スライスレベル)を示しているから、この制
御によって再生信号を正しく2値化でき、安定した高密
度記録を実現できる。
値化できるようにする。 【構成】MOディスクなどに記録された2値データを再
生する再生信号処理回路である。再生信号Saが、この
再生信号に対する2値スライスレベルを決める2値識別
用レベル比較器22に供給されて2値識別信号Sdが形
成されると共に、再生信号が微分回路に供給されて再生
信号に対し90°進相した微分信号Sbが形成され、2
値識別信号と微分信号のピーク値との位相が一致するよ
うに位相比較器24から得られるしきい値Seが制御さ
れる。微分信号のピーク値は再生信号の本来のスライス
ポイント(スライスレベル)を示しているから、この制
御によって再生信号を正しく2値化でき、安定した高密
度記録を実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク、光磁気
ディスク、磁気テープなどの記録媒体から信号を再生す
る場合などに適用できる再生信号処理回路に関し、特に
再生信号を微分した信号のピーク値が再生信号のスライ
スレベルに対応することを利用して、位相などが変動し
た再生信号であってもこれを正確に2値判別できるよう
にしたものである。
ディスク、磁気テープなどの記録媒体から信号を再生す
る場合などに適用できる再生信号処理回路に関し、特に
再生信号を微分した信号のピーク値が再生信号のスライ
スレベルに対応することを利用して、位相などが変動し
た再生信号であってもこれを正確に2値判別できるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】VTR、ディスクドライブ装置などを利
用して種々のディジタル信号を記録する場合、それらの
記録再生特性にマッチするようにディジタル信号を変調
して記録再生することが一般的に行われている。例えば
光磁気ディスク(MOディスク)などでは、ディスクの
反射率の変化、フォーカスずれ、トラックずれなどが原
因で再生信号の低周波成分に変動が生じる。
用して種々のディジタル信号を記録する場合、それらの
記録再生特性にマッチするようにディジタル信号を変調
して記録再生することが一般的に行われている。例えば
光磁気ディスク(MOディスク)などでは、ディスクの
反射率の変化、フォーカスずれ、トラックずれなどが原
因で再生信号の低周波成分に変動が生じる。
【0003】そのためこれらの影響を受けにくいDCフ
リーの変調符号が望ましいが、そのような変調符号は冗
長度が大きく高密度記録には不利である。そのため光デ
ィスクやMOディスクを記録媒体として用いる場合に
は、ある程度の直流成分は許容し、その代わり記録波長
の長くできるような変調符号例えばRLL(1,7)符
号(Run Lengs Limitted(1,7))などが多く用いられる
ようになってきている。
リーの変調符号が望ましいが、そのような変調符号は冗
長度が大きく高密度記録には不利である。そのため光デ
ィスクやMOディスクを記録媒体として用いる場合に
は、ある程度の直流成分は許容し、その代わり記録波長
の長くできるような変調符号例えばRLL(1,7)符
号(Run Lengs Limitted(1,7))などが多く用いられる
ようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のように
MOディスクからの再生信号は、低域の様々な外乱(ノ
イズ)を受けているのである程度の低域遮断はどうして
も必要である。そのため図8に示すような再生信号(デ
ータ)の場合には、低域遮断されることによってDC成
分がなくなるのでゼロ電位をスライスレベルとすると、
正確な2値検出ができなくなってしまう。これは低域遮
断のために使用されるハイパスフィルタを介在させるこ
とによって再生信号の位相などが変動してしまうからで
ある。図8の場合にはV/2でスライスする必要があ
る。
MOディスクからの再生信号は、低域の様々な外乱(ノ
イズ)を受けているのである程度の低域遮断はどうして
も必要である。そのため図8に示すような再生信号(デ
ータ)の場合には、低域遮断されることによってDC成
分がなくなるのでゼロ電位をスライスレベルとすると、
正確な2値検出ができなくなってしまう。これは低域遮
断のために使用されるハイパスフィルタを介在させるこ
とによって再生信号の位相などが変動してしまうからで
ある。図8の場合にはV/2でスライスする必要があ
る。
【0005】このように直流成分を遮断した場合、正確
なスライスレベルが決まらず正しく2値化処理できな
い。特に低域ノイズの大きい系やコンピュータ用データ
ファイルのようにデータが連続的でなく無信号領域と信
号領域が頻繁に切り替わる系ではこの問題は特に重大で
ある。
なスライスレベルが決まらず正しく2値化処理できな
い。特に低域ノイズの大きい系やコンピュータ用データ
ファイルのようにデータが連続的でなく無信号領域と信
号領域が頻繁に切り替わる系ではこの問題は特に重大で
ある。
【0006】そのため、従来から採用されている対策の
1つとして図示はしないが、再生信号レベルを一定にす
るためゲインコントロール回路(AGC回路)を通し、
論理”1”レベルまたは”0”レベルをクランプしたあ
とで再生信号レベルの1/2をスライスして2値化する
信号処理が行われることがある。
1つとして図示はしないが、再生信号レベルを一定にす
るためゲインコントロール回路(AGC回路)を通し、
論理”1”レベルまたは”0”レベルをクランプしたあ
とで再生信号レベルの1/2をスライスして2値化する
信号処理が行われることがある。
【0007】しかしながら、AGC回路の応答特性の問
題や外乱などによりAGC回路を使用したとしても2値
化用スライスレベルを正確に求めることができていない
のが現状である。したがって高密度記録のネックとなっ
ている。
題や外乱などによりAGC回路を使用したとしても2値
化用スライスレベルを正確に求めることができていない
のが現状である。したがって高密度記録のネックとなっ
ている。
【0008】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、再生信号の低域成分が変動し
ているようなときでもこれを正確に2値化できる再生信
号処理回路を提案するものである。
を解決したものであって、再生信号の低域成分が変動し
ているようなときでもこれを正確に2値化できる再生信
号処理回路を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載した発明では、2値データを再生す
る再生信号処理回路において、再生信号が、この再生信
号に対する2値スライスレベルを決める2値識別手段に
供給されて2値識別信号が形成されると共に、上記再生
信号が微分回路に供給されて上記再生信号に対し90°
進相した微分信号が形成され、上記2値識別信号と上記
微分信号のピーク値との位相が一致するように上記2値
識別手段のしきい値が制御されるようになされたことを
特徴とする。
め、請求項1に記載した発明では、2値データを再生す
る再生信号処理回路において、再生信号が、この再生信
号に対する2値スライスレベルを決める2値識別手段に
供給されて2値識別信号が形成されると共に、上記再生
信号が微分回路に供給されて上記再生信号に対し90°
進相した微分信号が形成され、上記2値識別信号と上記
微分信号のピーク値との位相が一致するように上記2値
識別手段のしきい値が制御されるようになされたことを
特徴とする。
【0010】請求項2に記載した発明では、2値データ
を再生する再生信号処理回路において、再生信号が、こ
の再生信号の前縁部に対する2値スライスレベルを決め
る第1の2値識別手段に供給されて第1の2値識別信号
が形成されると共に、上記再生信号が微分回路に供給さ
れて上記再生信号に対し90°進相した微分信号が形成
され、上記第1の2値識別信号と上記微分信号のピーク
値との位相が一致するように上記第1の2値識別手段の
しきい値が制御されると共に、上記再生信号が、この再
生信号の後縁部に対する2値スライスレベルを決める第
2の2値識別手段に供給されて第2の2値識別信号が形
成されると共に、この第2の2値識別信号がPLL回路
に供給されて、上記第2の2値識別信号の何れか一方の
エッジに位相同期したクロックが生成され、上記第2の
2値識別信号の他方のエッジに上記クロックの位相が同
期するように上記第2の2値識別手段に供給されるしき
い値が制御されるようになされたことを特徴とする。
を再生する再生信号処理回路において、再生信号が、こ
の再生信号の前縁部に対する2値スライスレベルを決め
る第1の2値識別手段に供給されて第1の2値識別信号
が形成されると共に、上記再生信号が微分回路に供給さ
れて上記再生信号に対し90°進相した微分信号が形成
され、上記第1の2値識別信号と上記微分信号のピーク
値との位相が一致するように上記第1の2値識別手段の
しきい値が制御されると共に、上記再生信号が、この再
生信号の後縁部に対する2値スライスレベルを決める第
2の2値識別手段に供給されて第2の2値識別信号が形
成されると共に、この第2の2値識別信号がPLL回路
に供給されて、上記第2の2値識別信号の何れか一方の
エッジに位相同期したクロックが生成され、上記第2の
2値識別信号の他方のエッジに上記クロックの位相が同
期するように上記第2の2値識別手段に供給されるしき
い値が制御されるようになされたことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載した発明では、2値データ
を再生する再生信号処理回路において、再生信号が、こ
の再生信号に対する2値スライスレベルを決める第1の
2値識別手段に供給されて第1の2値識別信号が形成さ
れると共に、上記再生信号が微分回路に供給されて上記
再生信号に対し90°進相した微分信号が形成され、上
記第1の2値識別信号と上記微分信号のピーク値との位
相が一致するように上記第1の2値識別手段のしきい値
が制御されると共に、上記再生信号が、この再生信号に
対する2値スライスレベルを決める第2の2値識別手段
に供給されて第2の2値識別信号が形成され、上記第1
の2値識別信号がPLL回路に供給されて、上記第1の
2値識別信号の一方のエッジに位相同期したクロックが
生成され、このクロックの他方のエッジに上記第2の2
値識別信号の他方のエッジが位相同期するように上記第
2の2値識別手段に供給されるしきい値が制御されるこ
とによって、上記クロックに位相同期した第1と第2の
2値識別信号が生成され、これら2値識別信号に基づい
て2値スライス用の再生信号が形成されたことを特徴と
する。
を再生する再生信号処理回路において、再生信号が、こ
の再生信号に対する2値スライスレベルを決める第1の
2値識別手段に供給されて第1の2値識別信号が形成さ
れると共に、上記再生信号が微分回路に供給されて上記
再生信号に対し90°進相した微分信号が形成され、上
記第1の2値識別信号と上記微分信号のピーク値との位
相が一致するように上記第1の2値識別手段のしきい値
が制御されると共に、上記再生信号が、この再生信号に
対する2値スライスレベルを決める第2の2値識別手段
に供給されて第2の2値識別信号が形成され、上記第1
の2値識別信号がPLL回路に供給されて、上記第1の
2値識別信号の一方のエッジに位相同期したクロックが
生成され、このクロックの他方のエッジに上記第2の2
値識別信号の他方のエッジが位相同期するように上記第
2の2値識別手段に供給されるしきい値が制御されるこ
とによって、上記クロックに位相同期した第1と第2の
2値識別信号が生成され、これら2値識別信号に基づい
て2値スライス用の再生信号が形成されたことを特徴と
する。
【0012】
【作用】請求項1に関する発明では、再生信号を微分回
路に供給して、再生信号に対して90°位相の進んだ信
号を得、この微分信号のピーク値と、再生信号を2値識
別した位相が合致するように2値するためのしきい値が
制御される。微分信号のピーク値は再生信号の本来のス
ライスポイント(スライスレベル)を示しているから、
この制御によって再生信号を正しく2値化でき、安定し
た高密度記録を実現できる。
路に供給して、再生信号に対して90°位相の進んだ信
号を得、この微分信号のピーク値と、再生信号を2値識
別した位相が合致するように2値するためのしきい値が
制御される。微分信号のピーク値は再生信号の本来のス
ライスポイント(スライスレベル)を示しているから、
この制御によって再生信号を正しく2値化でき、安定し
た高密度記録を実現できる。
【0013】請求項2に関する発明では、2値識別され
た信号の立ち上がり若しくは立ち下がりのどちらかのエ
ッジを基準にしてPLL回路を動作させ、PLL回路の
基準として利用しなかった2値識別信号の他方のエッジ
とクロックの位相が合致するように最終的に得られる2
値識別信号用のしきい値が制御される。この制御によっ
てディスクに記録される記録マークの大小(ピット長の
大小)に影響されることなく正確に再生信号を2値化で
きる。
た信号の立ち上がり若しくは立ち下がりのどちらかのエ
ッジを基準にしてPLL回路を動作させ、PLL回路の
基準として利用しなかった2値識別信号の他方のエッジ
とクロックの位相が合致するように最終的に得られる2
値識別信号用のしきい値が制御される。この制御によっ
てディスクに記録される記録マークの大小(ピット長の
大小)に影響されることなく正確に再生信号を2値化で
きる。
【0014】請求項3に関する発明では、2値識別信号
の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジがPLL回路か
らの出力クロックに位相同期するように制御される。そ
うすることによって記録マークの大きさに変動があった
としても再生信号の本来のスライスレベルで正確に2値
化できる。
の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジがPLL回路か
らの出力クロックに位相同期するように制御される。そ
うすることによって記録マークの大きさに変動があった
としても再生信号の本来のスライスレベルで正確に2値
化できる。
【0015】
【実施例】続いて、この発明に係る再生信号処理回路の
一例を上述した光磁気記録再生装置の再生系に適用した
場合につき、図面を参照して詳細に説明する。
一例を上述した光磁気記録再生装置の再生系に適用した
場合につき、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1に示す再生信号処理回路10は請求項
1に係る発明を実現する例であって、端子12にはMO
ディスク1に関連して設けられた光ピックアップ手段
(図示しない)から出力されたディスクよりの再生信号
が供給される。ディスクには上述したようにRLL
(1,7)符号をNRZIによって変調したデータが記
録されているものとする。
1に係る発明を実現する例であって、端子12にはMO
ディスク1に関連して設けられた光ピックアップ手段
(図示しない)から出力されたディスクよりの再生信号
が供給される。ディスクには上述したようにRLL
(1,7)符号をNRZIによって変調したデータが記
録されているものとする。
【0017】再生信号は波形等化器14に供給されて符
号間干渉がなくなるようにアイパターンの開口率を大き
くするための余弦下降特性が付与される。波形等化され
た再生信号Sa(図2A)は微分回路16に供給されて
微分され、再生信号Saより90°位相の進んだ微分信
号Sb(同図B)が得られる。微分信号Sbのピーク値
の位相は再生信号Saの本来の2値化用スライスポイン
ト(スライスレベル)を示している。
号間干渉がなくなるようにアイパターンの開口率を大き
くするための余弦下降特性が付与される。波形等化され
た再生信号Sa(図2A)は微分回路16に供給されて
微分され、再生信号Saより90°位相の進んだ微分信
号Sb(同図B)が得られる。微分信号Sbのピーク値
の位相は再生信号Saの本来の2値化用スライスポイン
ト(スライスレベル)を示している。
【0018】微分信号Sbはレベル比較器18に供給さ
れて電源20からの基準値REF1(同図B)と比較さ
れ、微分信号Sbのピーク値付近がスライスされる。し
たがって同図Cに示す比較出力Scは微分信号Sbのう
ち正の信号成分に関連した出力となる。
れて電源20からの基準値REF1(同図B)と比較さ
れ、微分信号Sbのピーク値付近がスライスされる。し
たがって同図Cに示す比較出力Scは微分信号Sbのう
ち正の信号成分に関連した出力となる。
【0019】波形等化された再生信号Saはさらに2値
識別手段を構成する第1のレベル比較器22にも供給さ
れて、後述するしきい値Seでスライスされて2値化さ
れる。しきい値Seは位相比較器24の出力が利用され
る。位相比較器24には比較出力Scの他に第1のレベ
ル比較器22で得られた2値識別信号Sd(同図D)が
供給される。第1のレベル比較器22では、これに供給
されるしきい値Seを変えることにより2値識別信号の
出力位相を制御することができる。
識別手段を構成する第1のレベル比較器22にも供給さ
れて、後述するしきい値Seでスライスされて2値化さ
れる。しきい値Seは位相比較器24の出力が利用され
る。位相比較器24には比較出力Scの他に第1のレベ
ル比較器22で得られた2値識別信号Sd(同図D)が
供給される。第1のレベル比較器22では、これに供給
されるしきい値Seを変えることにより2値識別信号の
出力位相を制御することができる。
【0020】この発明では2値識別信号Sdの位相が比
較出力Scの所定位相と一致するように、換言すれば2
値識別信号Sdの位相(立ち上がり)が微分信号Sbの
ピークと一致するように、第1のレベル比較器22に供
給するしきい値Seが制御される。
較出力Scの所定位相と一致するように、換言すれば2
値識別信号Sdの位相(立ち上がり)が微分信号Sbの
ピークと一致するように、第1のレベル比較器22に供
給するしきい値Seが制御される。
【0021】このフィードバック制御によって再生信号
Saの本来のスライスレベルでこの再生信号Saを2値
化できる。再生信号Saを微分すれば、再生信号Saの
低域成分の影響を取り除くことができるので、位相比較
器24に供給される比較出力Scは再生信号Saの低域
成分の影響を受けない出力となっている。したがって再
生信号Saの低域成分に影響されることなく、本来のス
ライスレベル(波形の中間レベル)で再生信号Saを正
確に2値化処理できる。
Saの本来のスライスレベルでこの再生信号Saを2値
化できる。再生信号Saを微分すれば、再生信号Saの
低域成分の影響を取り除くことができるので、位相比較
器24に供給される比較出力Scは再生信号Saの低域
成分の影響を受けない出力となっている。したがって再
生信号Saの低域成分に影響されることなく、本来のス
ライスレベル(波形の中間レベル)で再生信号Saを正
確に2値化処理できる。
【0022】2値識別信号Sdはクロック生成回路26
とラッチ回路28とに供給され、2値識別信号Sdに同
期したクロックCK(図2E)が生成される。クロック
CKは再生信号Saの基本周期(最短ビット周期)Tの
2倍の周波数が使用される。
とラッチ回路28とに供給され、2値識別信号Sdに同
期したクロックCK(図2E)が生成される。クロック
CKは再生信号Saの基本周期(最短ビット周期)Tの
2倍の周波数が使用される。
【0023】クロックCKはラッチ回路28にラッチパ
ルスとして供給され、このラッチ回路28より1クロッ
ク遅延されたラッチ出力Sf(図2F)と、2クロック
遅延されたラッチ出力Sg(同図G)がそれぞれ出力さ
れる。これら一対のラッチ出力Sf,Sgはデコーダ3
0に供給されて、クロックCKに同期したデコード処理
が実行される。図2F,Gの例ではラッチ出力Sf,S
gのイクスクルーシブオア処理で図2Hのように2値化
された再生データが復号される。これは図2Dに示すよ
うに再生信号の2値データと同じである。
ルスとして供給され、このラッチ回路28より1クロッ
ク遅延されたラッチ出力Sf(図2F)と、2クロック
遅延されたラッチ出力Sg(同図G)がそれぞれ出力さ
れる。これら一対のラッチ出力Sf,Sgはデコーダ3
0に供給されて、クロックCKに同期したデコード処理
が実行される。図2F,Gの例ではラッチ出力Sf,S
gのイクスクルーシブオア処理で図2Hのように2値化
された再生データが復号される。これは図2Dに示すよ
うに再生信号の2値データと同じである。
【0024】図1に示す2値化処理のための再生信号処
理回路10は上述したようにどのような記録媒体に記録
されたデータに対しても適用できる。つまり磁気テー
プ、光ディスク、MOディスク、相変化形ディスクなど
任意の記録媒体からの再生信号を取り扱うことができ
る。
理回路10は上述したようにどのような記録媒体に記録
されたデータに対しても適用できる。つまり磁気テー
プ、光ディスク、MOディスク、相変化形ディスクなど
任意の記録媒体からの再生信号を取り扱うことができ
る。
【0025】ところで、MOディスクや相変化形ディス
クなどの熱記録方式を採用したディスクでは、照射され
るレーザーの熱によってディスク記録膜に記録ピット
(マーク)を形成している。そのためディスクの感度
差、環境変化、レーザーパワーの変動等により熱干渉の
影響が異なり、記録マークが大きめに記録されたり小さ
めに記録されたりすることがある。
クなどの熱記録方式を採用したディスクでは、照射され
るレーザーの熱によってディスク記録膜に記録ピット
(マーク)を形成している。そのためディスクの感度
差、環境変化、レーザーパワーの変動等により熱干渉の
影響が異なり、記録マークが大きめに記録されたり小さ
めに記録されたりすることがある。
【0026】そうした場合には得られる再生信号Saの
1周期も違ってくる。例えば記録マークが通常よりも大
きく形成されることによって、図3Iのように通常より
も例えばΔMだけ長くなった2値識別信号Sd′が得ら
れる。したがってラッチ出力Sf′とSg′とは同図
J,Kとなるからこれをデコーダ30で復号すると同図
Lのように間違った復号データとなる(図3D参照)。
つまり誤って復号されることがある。ΔMがクロックC
Kの半クロック以上になるとこのような誤りが発生す
る。
1周期も違ってくる。例えば記録マークが通常よりも大
きく形成されることによって、図3Iのように通常より
も例えばΔMだけ長くなった2値識別信号Sd′が得ら
れる。したがってラッチ出力Sf′とSg′とは同図
J,Kとなるからこれをデコーダ30で復号すると同図
Lのように間違った復号データとなる(図3D参照)。
つまり誤って復号されることがある。ΔMがクロックC
Kの半クロック以上になるとこのような誤りが発生す
る。
【0027】図4はこの問題をも解決した請求項2に係
る再生信号処理回路10の具体例で、記録マーク長に変
動があったときでも、それらのずれを2値化処理時に補
正してマーク幅を正確に検出できるようにしたものであ
る。
る再生信号処理回路10の具体例で、記録マーク長に変
動があったときでも、それらのずれを2値化処理時に補
正してマーク幅を正確に検出できるようにしたものであ
る。
【0028】図4に示す発明においても図1に示した基
本構成は踏襲される。つまり等化器14、微分回路1
6、レベル比較器18、22、位相比較器24は図1構
成と同じである。図5Aには記録マークが末端側で通常
よりもΔM′だけ大きいときの再生信号Saを示す。そ
の結果、第1の2値識別手段としての第1のレベル比較
器22からは図5Bに示す2値識別信号Sdが得られ
る。
本構成は踏襲される。つまり等化器14、微分回路1
6、レベル比較器18、22、位相比較器24は図1構
成と同じである。図5Aには記録マークが末端側で通常
よりもΔM′だけ大きいときの再生信号Saを示す。そ
の結果、第1の2値識別手段としての第1のレベル比較
器22からは図5Bに示す2値識別信号Sdが得られ
る。
【0029】この発明では上述した構成に加えてさらに
第2の2値識別手段としての第2のレベル比較器34が
設けられ、ここには再生信号Saそのものが供給される
と共に、しきい値Seに後述する第2の位相比較出力P
bを加えたしきい値REF2が供給される。
第2の2値識別手段としての第2のレベル比較器34が
設けられ、ここには再生信号Saそのものが供給される
と共に、しきい値Seに後述する第2の位相比較出力P
bを加えたしきい値REF2が供給される。
【0030】ここでマーク長が正規より大きく記録され
ていたときには第1の2値識別信号Sdの幅は所定値に
比べ広めに検出され、逆に小さく記録されていた場合は
狭めに検出される。これを補正するにはしきい値REF
2を変えてやればよい。例えばマーク長が正規より大き
いときはしきい値REF2を+ΔREFだけシフトす
る。逆に小さめに記録されているときは−ΔREFだけ
シフトして再生信号Saを2値化すれば、第2の2値識
別信号Siの幅は第1の2値識別信号Sdとは逆の関係
になるから、記録時にずれたマーク長を補正できる。
ていたときには第1の2値識別信号Sdの幅は所定値に
比べ広めに検出され、逆に小さく記録されていた場合は
狭めに検出される。これを補正するにはしきい値REF
2を変えてやればよい。例えばマーク長が正規より大き
いときはしきい値REF2を+ΔREFだけシフトす
る。逆に小さめに記録されているときは−ΔREFだけ
シフトして再生信号Saを2値化すれば、第2の2値識
別信号Siの幅は第1の2値識別信号Sdとは逆の関係
になるから、記録時にずれたマーク長を補正できる。
【0031】図5に示す例は正規より大きめにマーク長
が記録されたときの例であるので、REF2〉Seの関
係にあり、図5Cに示す第2の2値識別信号Siは第1
の2値識別信号Seよりもそのパルス幅は狭くなってい
る。第2の2値識別信号SiはPLL回路40を構成す
る位相比較器44に、可変発振器42の出力(クロック
CK)と共に供給される。この例では第2の2値識別信
号Siの立ち上がりエッジにクロックCKの位相が一致
するようなPLLループが形成されているので、位相比
較器44から出力される第1の比較出力Paは図5Eの
ように第2の2値識別信号Siの立ち上がりに同期した
位相比較出力となっている。
が記録されたときの例であるので、REF2〉Seの関
係にあり、図5Cに示す第2の2値識別信号Siは第1
の2値識別信号Seよりもそのパルス幅は狭くなってい
る。第2の2値識別信号SiはPLL回路40を構成す
る位相比較器44に、可変発振器42の出力(クロック
CK)と共に供給される。この例では第2の2値識別信
号Siの立ち上がりエッジにクロックCKの位相が一致
するようなPLLループが形成されているので、位相比
較器44から出力される第1の比較出力Paは図5Eの
ように第2の2値識別信号Siの立ち上がりに同期した
位相比較出力となっている。
【0032】この位相ループによって第2の2値識別信
号Siの立ち上がりに同期したクロックCKが生成さ
れ、続いて第2の位相比較器45において第2の2値識
別信号Siとの位相比較が行なわれる。この場合、第2
の2値識別信号SiのエッジはPLL回路40において
基準としなかったエッジが使用される。PLL回路40
では第2の2値識別信号Siの立ち上がりエッジを基準
にしてフィードバックループが形成されているので、第
2の位相比較器45では立ち下がりエッジを基準にして
これがクロックエッジに一致するような位相制御ループ
が構成される。
号Siの立ち上がりに同期したクロックCKが生成さ
れ、続いて第2の位相比較器45において第2の2値識
別信号Siとの位相比較が行なわれる。この場合、第2
の2値識別信号SiのエッジはPLL回路40において
基準としなかったエッジが使用される。PLL回路40
では第2の2値識別信号Siの立ち上がりエッジを基準
にしてフィードバックループが形成されているので、第
2の位相比較器45では立ち下がりエッジを基準にして
これがクロックエッジに一致するような位相制御ループ
が構成される。
【0033】これによって記録マークが大きくても第2
の2値識別信号Siの立ち下がりエッジはクロックCK
によって規制されるから、記録マーク町の変動を除去し
た2値化処理を実現できる。
の2値識別信号Siの立ち下がりエッジはクロックCK
によって規制されるから、記録マーク町の変動を除去し
た2値化処理を実現できる。
【0034】第2の2値識別信号Siは図4の例と同様
にラッチ回路48に供給されて一対のラッチ出力Sf,
Sgがそれぞれ形成され、これらがデコーダ50に供給
されて2値の再生データ(図5I)に復号される。
にラッチ回路48に供給されて一対のラッチ出力Sf,
Sgがそれぞれ形成され、これらがデコーダ50に供給
されて2値の再生データ(図5I)に復号される。
【0035】記録マークが通常の場合よりも小さいとき
は逆の動作となる。図5に示す位相比較出力(エラー出
力)Pa,Pbのレベルは誇張して図示されている。
は逆の動作となる。図5に示す位相比較出力(エラー出
力)Pa,Pbのレベルは誇張して図示されている。
【0036】図6は図4の変形例であって、請求項3に
係る発明の具体例である。図6に示す実施例は図4の基
本構成がそのまま利用されているが、この発明ではレベ
ル比較器22で2値化された第1の2値識別信号Sdの
立ち上がり(立ち下がりでもよい)を基準にPLL回路
40の位相制御ループが構成される(図7A,B)。そ
のクロックCKの位相に対し、レベル比較器34の出力
である第2の2値識別信号Siの立ち下がり(立ち上が
りでもよい)の位相が合うようにレベル比較器34のし
きい値REF2が制御される(図7C,D)。
係る発明の具体例である。図6に示す実施例は図4の基
本構成がそのまま利用されているが、この発明ではレベ
ル比較器22で2値化された第1の2値識別信号Sdの
立ち上がり(立ち下がりでもよい)を基準にPLL回路
40の位相制御ループが構成される(図7A,B)。そ
のクロックCKの位相に対し、レベル比較器34の出力
である第2の2値識別信号Siの立ち下がり(立ち上が
りでもよい)の位相が合うようにレベル比較器34のし
きい値REF2が制御される(図7C,D)。
【0037】そうすると、第1の2値識別信号Sdの立
ち上がりエッジも、第2の2値識別信号Siの立ち下が
りエッジも共にクロックCKの位相に一致するようにな
る。そのため第1の2値識別信号Sdの立ち上がりエッ
ジと、第2の2値識別信号Siの立ち下がりエッジがエ
ッジ合成回路60によって合成される。
ち上がりエッジも、第2の2値識別信号Siの立ち下が
りエッジも共にクロックCKの位相に一致するようにな
る。そのため第1の2値識別信号Sdの立ち上がりエッ
ジと、第2の2値識別信号Siの立ち下がりエッジがエ
ッジ合成回路60によって合成される。
【0038】エッジ合成回路60はRSフリップフロッ
プ回路などを使用することができ、その場合には第1の
2値識別信号Sdの正の微分パルスでフリップフロップ
回路をセットし、第2の2値識別信号Siの負の微分パ
ルスでリセットする。
プ回路などを使用することができ、その場合には第1の
2値識別信号Sdの正の微分パルスでフリップフロップ
回路をセットし、第2の2値識別信号Siの負の微分パ
ルスでリセットする。
【0039】そうすると図7Eの合成信号Snが得ら
れ、これがラッチ回路62に供給されて1クロック遅れ
のラッチ出力Sg(図7F)が形成される。そしてこの
合成信号Snとラッチ出力Sgを用いてデコーダ64で
デコード処理されて図7Gに示す2値の再生データが得
られる。合成信号Snを使用しないでデコード処理する
こともできる。この場合には図4のように一対のラッチ
出力を生成すればよい。
れ、これがラッチ回路62に供給されて1クロック遅れ
のラッチ出力Sg(図7F)が形成される。そしてこの
合成信号Snとラッチ出力Sgを用いてデコーダ64で
デコード処理されて図7Gに示す2値の再生データが得
られる。合成信号Snを使用しないでデコード処理する
こともできる。この場合には図4のように一対のラッチ
出力を生成すればよい。
【0040】図6の構成ではレベル比較器34のしきい
値REF2を変えてもPLL回路40の基準位相は変化
しないので、早い応答でこのしきい値REF2を変える
ことができる。
値REF2を変えてもPLL回路40の基準位相は変化
しないので、早い応答でこのしきい値REF2を変える
ことができる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は再生信号
を2値化するためのしきい値を決定する手段を提供した
ものであり、この発明によれば特に低域遮断の影響を受
けず、また熱干渉の影響によるマーク長の変化も補正で
きるので、記録密度の高密度化が可能である。すなわ
ち、 (1)直流成分を含んだ再生信号においても精度よく安
定に復号処理(2値化処理)ができる。 (2)ドロップアウトや低域ノイズの多い再生系におい
てもそれらの影響を受けにくくなるので、精度よく再生
できる。 (3)特に、MOディスクや相変化形ディスクなどのよ
うに熱記録タイプでは、ディスク記録膜に形成されるピ
ット長が正規よりも長短何れにも記録されることがある
が、このピット長に変動があったとしてもこれを補正し
ながら2値化できるなどの効果が得られる。
を2値化するためのしきい値を決定する手段を提供した
ものであり、この発明によれば特に低域遮断の影響を受
けず、また熱干渉の影響によるマーク長の変化も補正で
きるので、記録密度の高密度化が可能である。すなわ
ち、 (1)直流成分を含んだ再生信号においても精度よく安
定に復号処理(2値化処理)ができる。 (2)ドロップアウトや低域ノイズの多い再生系におい
てもそれらの影響を受けにくくなるので、精度よく再生
できる。 (3)特に、MOディスクや相変化形ディスクなどのよ
うに熱記録タイプでは、ディスク記録膜に形成されるピ
ット長が正規よりも長短何れにも記録されることがある
が、このピット長に変動があったとしてもこれを補正し
ながら2値化できるなどの効果が得られる。
【0042】したがってこの発明は上述したようにVT
R、ディスクドライブ装置等の再生系に適用することに
よりエラーレートを改善しつつ高密度記録化を実現でき
る特徴を有する。
R、ディスクドライブ装置等の再生系に適用することに
よりエラーレートを改善しつつ高密度記録化を実現でき
る特徴を有する。
【図1】この発明に係る再生信号処理回路の一例を示す
要部の系統図である。
要部の系統図である。
【図2】その動作説明に供する波形図である。
【図3】その動作説明に供する波形図である。
【図4】この発明に係る再生信号処理回路の一例を示す
要部の系統図である。
要部の系統図である。
【図5】その動作説明に供する波形図である。
【図6】この発明に係る再生信号処理回路の一例を示す
要部の系統図である。
要部の系統図である。
【図7】その動作説明に供する波形図である。
【図8】DCカットしたときの再生信号の波形図であ
る。
る。
10 再生信号処理回路 14 波形等化器 16 微分回路 22,34 2値化識別手段としてのレベル比較器 24,44,45 位相比較器 28,48,62 ラッチ回路 30,50,64 デコーダ 40 PLL回路
Claims (3)
- 【請求項1】 2値データを再生する再生信号処理回路
において、 再生信号が、この再生信号に対する2値スライスレベル
を決める2値識別手段に供給されて2値識別信号が形成
されると共に、 上記再生信号が微分回路に供給されて上記再生信号に対
し90°進相した微分信号が形成され、 上記2値識別信号と上記微分信号のピーク値との位相が
一致するように上記2値識別手段のしきい値が制御され
るようになされたことを特徴とする再生信号処理回路。 - 【請求項2】 2値データを再生する再生信号処理回路
において、 再生信号が、この再生信号の前縁部に対する2値スライ
スレベルを決める第1の2値識別手段に供給されて第1
の2値識別信号が形成されると共に、 上記再生信号が微分回路に供給されて上記再生信号に対
し90°進相した微分信号が形成され、 上記第1の2値識別信号と上記微分信号のピーク値との
位相が一致するように上記第1の2値識別手段のしきい
値が制御されると共に、 上記再生信号が、この再生信号の後縁部に対する2値ス
ライスレベルを決める第2の2値識別手段に供給されて
第2の2値識別信号が形成されると共に、 この第2の2値識別信号がPLL回路に供給されて、上
記第2の2値識別信号の何れか一方のエッジに位相同期
したクロックが生成され、 上記第2の2値識別信号の他方のエッジに上記クロック
の位相が同期するように上記第2の2値識別手段に供給
されるしきい値が制御されるようになされたことを特徴
とする再生信号処理回路。 - 【請求項3】 2値データを再生する再生信号処理回路
において、 再生信号が、この再生信号に対する2値スライスレベル
を決める第1の2値識別手段に供給されて第1の2値識
別信号が形成されると共に、 上記再生信号が微分回路に供給されて上記再生信号に対
し90°進相した微分信号が形成され、 上記第1の2値識別信号と上記微分信号のピーク値との
位相が一致するように上記第1の2値識別手段のしきい
値が制御されると共に、 上記再生信号が、この再生信号に対する2値スライスレ
ベルを決める第2の2値識別手段に供給されて第2の2
値識別信号が形成され、 上記第1の2値識別信号がPLL回路に供給されて、上
記第1の2値識別信号の一方のエッジに位相同期したク
ロックが生成され、 このクロックの他方のエッジに上記第2の2値識別信号
の他方のエッジが位相同期するように上記第2の2値識
別手段に供給されるしきい値が制御されることによっ
て、上記クロックに位相同期した第1と第2の2値識別
信号が生成され、 これら2値識別信号に基づいて2値スライス用の再生信
号が形成されたことを特徴とする再生信号処理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077195A JPH08255428A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 再生信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077195A JPH08255428A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 再生信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08255428A true JPH08255428A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13151890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6077195A Pending JPH08255428A (ja) | 1995-03-20 | 1995-03-20 | 再生信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08255428A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10129931B2 (en) | 2008-06-06 | 2018-11-13 | Sandvik Materials Technology Uk Limited | Electrical resistance heating element |
-
1995
- 1995-03-20 JP JP6077195A patent/JPH08255428A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10129931B2 (en) | 2008-06-06 | 2018-11-13 | Sandvik Materials Technology Uk Limited | Electrical resistance heating element |
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