JPH08254987A - 音情報付加機能付き情報処理装置 - Google Patents

音情報付加機能付き情報処理装置

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JPH08254987A
JPH08254987A JP7057445A JP5744595A JPH08254987A JP H08254987 A JPH08254987 A JP H08254987A JP 7057445 A JP7057445 A JP 7057445A JP 5744595 A JP5744595 A JP 5744595A JP H08254987 A JPH08254987 A JP H08254987A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷シートに二次元バーコードで印刷した音
情報の再生と音情報に関連する情報の検索、スクロール
などの処理を行う音情報付加機能付き情報処理装置を提
供する。 【構成】 文書情報、画像情報、図形情報からなる情報
源に付加する音情報を入力する音情報入力手段と、音情
報を二次元バーコードに符号化するバーコード化手段
と、音情報および情報源のうちその音情報と関連する情
報に対応した相対関連情報を記憶する音情報/相対関連
情報記憶手段と、表示画面上に二次元バーコードで表記
された音情報の特定座標を指示する座標指示手段と、指
示された音情報の特定座標を検出する座標検出手段と、
特定座標に対応する音情報と相対関連情報を音情報/相
対関連情報記憶手段から呼び出す呼出手段と、呼び出さ
れた音情報を再生する再生手段と、再生される音情報に
関連する情報が表示領域内に表示されるよう画面をスク
ロールする表示制御手段とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音情報付加機能付き情報
処理装置に関し、特にワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ、通信端末、POS端末、金銭登録機などに
適用され、印刷可能な媒体に記録される文書情報、画像
情報、及び図形情報などに二次元バーコードに変換され
た音情報を関連付けて記録し、関連付けされた特定情報
に音情報を再生して伝達する音情報付加機能付き情報処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書情報、画像情報の交換、伝達
は、印刷用紙やフロッピーディスクなどを媒体として行
われることが多い。すなわち、ワードプロセッサやパー
ソナルコンピュータなどの情報処理装置では、文書情報
や画像情報などを印刷用紙に印刷したり、フロッピーデ
ィスクに記録され、ファクシミリ装置、電話回線などを
用いて情報を伝達し、あるいは印刷用紙やフロッピーデ
ィスクから複写したりするのが一般的である。
【0003】さらに、OCR技術の発達により、印刷用
紙に手書入力された文書情報を光学的に読み取り文字フ
ォント(活字)に変換され、電子翻訳、情報の交換、伝
達に幅広く利用されてきているが、文字認識率など、な
お多くの課題が残されている。これらの問題は符号化情
報に変換することによって大幅に軽減される。このよう
な符号化情報の代表例としてバーコードが知られている
(特開平5−12288号公報、参照)。特開平5−1
2288号公報に記載の情報処理装置によれば、文書情
報をJISコード等の符号化情報に変換しバーコードを
作成して記録紙に印刷する。必要に応じてその記録紙を
読み取り逆変換することによって、文書情報に戻して活
用することができる。また、記録紙を複写したり、ファ
クシミリ装置で送信した場合でも符号化情報の品位の劣
化が少なく、情報の必要や誤りの発生を低減することが
できる。しかし、印刷用紙等に記録できるバーコード表
記の情報量は少ないので用途により限定される。例え
ば、音情報の符号化情報には適さない。
【0004】従来、音情報は、磁気テープ、CDなどの
記録媒体が一般的ではあるが、これに変わって、網目パ
ターンの二次元コードで記録した印刷用紙が考えられて
いる(特開平3−11482号公報、参照)。特開平3
−11482号公報の音声記録方法及び装置並びに音声
再生方法及び装置によれば、音声をデジタル化してデジ
タルデータを生成し、生成したデジタルデータを網状パ
ターンの画像にして印刷媒体に印刷する。逆に音声情報
を持つ網状パターンの画像が印刷された印刷媒体をイメ
ージリーダーで読み取りデジタル化し、アナログ変換す
ることにより、音声を再生している。このような印刷用
紙に網目パターンの二次元コードで音声情報を記録すれ
ば、磁気テープを用いた場合に比べて音情報の記録量は
少ないが、例えば、ファクシミリ装置で音声情報の交
換、伝達に用いることができ、流通コストが軽減でき
る。また、直視的に音情報が解読できないので機密の保
守にも役立つ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−11482号公報では、例えば、音情報の記録媒体
である磁気テープを紙に代えることにより、紙自体が有
する記録媒体の特徴を利用するものの単に記録/再生さ
れる技術で、それ以上の活用は記載されていない。例え
ば、音情報を単独で印刷するより、他の情報と関連付
け、音情報を必要に応じて再生したり、音情報に合わせ
情報を呼び出し編集できるよう構成することで付加価値
が生まれることは言うまでもない。
【0006】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
のであり、本発明の目的は、印刷シートを記録媒体とし
て、音情報を二次元バーコードで印刷し、この音情報で
ある二次元バーコードと、文書情報、画像情報、図形情
報等の各種情報を関連付ける情報を付加して印刷するこ
とにより、関連する情報に対応する音情報の再生、さら
に関連する情報の検索、移動など情報処理を行うことが
できる音情報付加機能付き情報処理装置を提供すること
にある。本発明の他の目的は、音情報の二次元バーコー
ドの作成機能、二次元バーコードのシークレット機能を
有する音情報付加機能付き情報処理装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を示すブロック図である。図1において、本発明は、文
書情報、画像情報、図形情報などからなる情報源を入出
力処理する情報処理手段101と、前記情報源に付加す
る音情報を入力する音情報入力手段102と、入力され
た音情報を二次元バーコードに符号化するバーコード化
手段103と、前記情報源の情報と符号化された音情報
とを混在して画面に表示する表示手段104あるいは印
刷シートに印刷する印刷手段105とを備えた情報処理
装置において、入力された音情報を記憶し前記情報源の
うちその音情報と関連する情報に対応した相対関連情報
を記憶する音情報・相対関連情報記憶手段106と、表
示画面上に二次元バーコードで表記された音情報の特定
座標を指示する座標指示手段107と、指示された音情
報の特定座標を検出する座標検出手段108と、特定座
標に対応する音情報と相対関連情報を音情報・相対関連
情報記憶手段107から呼び出す呼出手段109と、呼
び出された音情報を再生する再生手段110と、再生さ
れる音情報に関連する情報が表示領域内に表示されるよ
う画面をスクロールする表示制御手段111とを備えた
ことを特徴とする音情報付加機能付き情報処理装置であ
る。
【0008】なお、本発明において、2次元バーコード
とは、例えば、平面状の記録面(用紙面)に、ビット情
報に対応する行列状の枡目を仮想的に設定し、この各枡
目に光学的に読取可能な枡目(例えば白、黒)のパター
ンを付与してなるデジタル情報であり、スキャナーなど
の読取装置で枡目のパターンを読み取りデジタル情報を
得る。ここで、相対関連情報とは、音情報と関連する情
報との位置、座標またはレイアウト配置を示す情報のこ
とである。また、情報処理手段101、バーコード化手
段103、音情報・相対関連情報記憶手段106、座標
検出手段108、呼出手段109、再生手段110、表
示制御手段111としては、CPU、RAM、ROM、
I/Oポートからなるマイクロコンピュータで構成され
ることが好ましい。特に、音情報・相対関連情報記憶手
段106としては、この中のRAMで構成される。ま
た、再生手段110としては、二次元バーコードのデジ
タル信号に復調する復調回路、D/Aコンバータ、スピ
ーカーで構成されることが好ましい。音情報入力手段1
02として、マイクロホン、A/Dコンバータで構成さ
れることが好ましい。表示手段104としては、LCD
(液晶表示)装置、CRT表示装置、EL表示装置等で
構成されることが好ましい。印刷手段105としては、
サーマルプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザプ
リンタ等で構成されることが好ましい。座標指示手段1
07としては、キーボード、マウス、ペンなどの入力装
置で構成されることが好ましい。座標検出手段108と
しては、座標指示手段107がペンが用いられた場合タ
ブレットで構成されることが好ましい。
【0009】前記画面領域内でカーソルを移動させるカ
ーソル移動手段と、前記表示制御手段がカーソル移動に
対応して画面をスクロールさせる際に、前記音情報と関
連する情報が表示領域から外れるか否かを判定する領域
判定手段とをさらに備え、前記表示制御手段は、前記再
生手段が指示された特定位置の音情報を再生中、カーソ
ル移動手段によりカーソルが移動しても、前記領域判定
手段から出力される判定結果に基づき再生中の音情報に
関連する情報が表示領域内に常に残るように画面をスク
ロールする構成にすることが好ましい。
【0010】印刷シートに混在記載された文書情報、画
像情報、図形情報などからなる情報源と二次元バーコー
ドで表現された音情報を光学的に読み取る読取手段と、
読み取られた全情報を格納する全情報記憶手段と、音情
報に関連する情報をすべて検索することを指示する検索
指示手段とをさらに備え、前記検索指示手段の指示によ
り前記再生手段が二次元バーコードで表記された音情報
を順次再生する際、前記表記制御手段は、再生中の音情
報に関連する情報が表示領域内に順次表示されるよう画
面をスクロールする構成にすることが好ましい。
【0011】入力された音情報量に基づき二次元バーコ
ードのコード表記面積を算出するコード表記面積算出手
段と、画面上に印刷するための音情報の始点を指示する
始点指示手段と、長方形の縦又は横の一辺の長さを指定
する長さ指示手段と、他の縦または横の一辺の長さを算
出する長さ算出手段とをさらに備えた構成にすることが
好ましい。
【0012】二次元バーコードは低密度のドットサイズ
と高密度のドットサイズからなり、二次元バーコードの
ドットサイズの密度を指定するドットサイズ指定手段1
20をさらに備え、前記バーコード化手段は、入力され
た音情報を指定されたドットサイズの二次元バーコード
に符号化する構成にすることが好ましい。
【0013】二次元バーコード以外の前記情報源のデー
タ表記面積を算出するデータ表記面積算出手段と、全表
記面積と前記データ表記面積とから二次元バーコードで
表記する残り面積を算出する残面積算出手段と、入力さ
れた音情報量を低密度または高密度のドットサイズに基
づき二次元バーコードのコード表記面積を算出するコー
ド表記面積算出手段と、前記残り面積と前記コード表記
面積とを比較することにより二次元バーコードのドット
サイズを低密度に設定すべきか高密度に設定すべきかを
判定するドットサイズ判定手段と、この判定結果に基づ
き二次元バーコードのドットサイズの密度を切り替えを
行うドットサイズ切り替え手段とをさらに備えた構成に
することが好ましい。
【0014】前記ドットサイズ切り替え手段は、前記ド
ットサイズ判定手段の判定結果に基づき二次元バーコー
ドのドットサイズの密度を切り替えを行う際、二次元バ
ーコードで表記できるコード表記面積のうち、途中の領
域までは底密度をドットサイズに設定し、残りの領域を
高密度のドットサイズに設定するよう構成することが好
ましい。
【0015】入力された音情報をサンプリグして段階的
圧縮レベルで調整する圧縮手段をさらに備え、前記バー
コード化手段は、前記再生手段により再生される音情報
が聞き取れる圧縮レベルを最小のコード表記面積とする
二次元バーコードに符号化するよう構成することが好ま
しい。
【0016】入力された音情報の全部又は一部にシーク
レット機能を付加するシークレット付加手段と、このシ
ークレット機能に対応するパスワードを設定するパスワ
ード設定手段と、入力されたパスワードと設定されたパ
スワードとの一致を判定するパスワード判定手段と、シ
ークレット機能を解除するシークレット解除手段とをさ
らに備え、前記バーコード化手段は設定されたパスワー
ドを二次元バーコードに符号化し、前記再生手段はパス
ワードと対応する音情報を再生するよう構成することが
好ましい。
【0017】前記パスワードは音声波形からなり、前記
パスワード判定手段は入力されたパスワードの音声波形
と設定されたパスワードの音声波形を比較する音波形比
較手段をさらに備えた構成にすることが好ましい。
【0018】前記シークレット付加手段は入力された各
音情報ごとに各パスワードを設定できる複数シークレッ
ト機能を備え、設定された各パスワードに対応する音情
報を検索する検索手段とをさらに備えた構成にすること
が好ましい。
【0019】前記パスワード設定手段により各音情報ご
とに複数のパスワードが設定された際、設定された各パ
スワードと各パスワードに関する各音情報の分類表を生
成する分類表生成手段をさらに備え構成にすることが好
ましい。
【0020】また、カーソル移動手段、検索指示手段、
始点指示手段、長さ指示手段、ドットサイズ指定手段と
しては、キーボード、マウス、ペン等の入力装置で構成
される。読取手段としては、イメージスキャナー、印刷
シートフィード機構等で構成される。領域判定手段、全
情報記憶手段、コード表記面積算出手段、長さ算出手
段、データ表記面積算出手段、残面積算出手段、ドット
サイズ判定手段、ドットサイズ切り替え手段、圧縮手
段、シークレット付加手段、パスワード設定手段、パス
ワード判定手段、音波形比較手段、シークレット解除手
段、検索手段、分類表生成手段としては、CPU、RA
M、ROM、I/Oポートからなるマイクロコンピュー
タで構成されることが好ましい。特に、全情報記憶手段
としては、この中のRAMが用いられる。
【0021】
【作用】本発明の請求項1の構成によれば、作成した文
書情報、画情報、図形情報などの情報源のうち音情報に
関連した情報を検索するにあたり、二次元バーコードに
符号化された音情報の特定座標を指示することによっ
て、特定座標に該当する音情報を再生しながら関連した
情報が表示画面内にスクロールされ表示される。また、
本発明の請求項2の構成によれば、音情報の再生中にカ
ーソル移動しても、再生中の音情報に関連する情報が表
示領域内に常に残るように画面をスクロールするので画
面領域から外れることがない。また、本発明の請求項3
の構成によれば、音情報に関連する情報をすべて検索す
る指示が入力されると、すべての音情報を順次再生し、
それに関連する情報を画面に表示していくことを可能に
なるので、音情報の内容を一度に把握することができ
る。
【0022】また、本発明の請求項4の構成によれば、
入力された音情報を二次元バーコードに符号化し印刷シ
ートに印刷する際に、画面上に印刷するための始点と、
縦又は横の長さをそれぞれ指示すると、音情報量に基づ
き算出したコード表記面積から自動的に横又は縦の長さ
が算出され、画面上に印刷される領域がリアルタイムで
表示されるので、目視で確認でき印刷シートを効率的に
使用することができる。また、本発明の請求項5の構成
によれば、入力された音情報を二次元バーコードに符号
化し印刷シートに印刷する際に、状況に応じて、二次元
バーコードのドットサイズを高密度、または低密度のい
ずれかに選択ができるので、音情報の読み込み時、二次
元バーコードの品位を確保しつつ、二次元バーコードの
占有面積を調整することができる。
【0023】また、本発明の請求項6の構成によれば、
二次元バーコードの占有面積の状況に応じて、二次元バ
ーコードのドットサイズを高密度、あるいは低密度にす
るべきか自動的に判断して切り替えるので、音情報の読
み込み時、二次元バーコードの品位を確保しつつ、音情
報の印刷可能領域を効率的に使用することができる。ま
た、本発明の請求項7の構成によれば、二次元バーコー
ドの占有面積の状況に応じて、二次元バーコードのドッ
トサイズを低密度から高密度へ、途中で切り替えを可能
とすることにより、音情報の印刷可能領域をフルに活用
できる。また、本発明の請求項8の構成によれば、入力
された音情報を二次元バーコードに符号化する際に、音
情報の圧縮レベル調整を聞き取り可能な範囲を最小とす
ることにより、二次元バーコードの読み取りエラーを少
なくすることができる。
【0024】また、本発明の請求項9の構成によれば、
入力された音情報にパスワードを設定することにより、
シークレット機能の付加と解除が可能になる。また、本
発明の請求項10の構成によれば、入力された音情報に
シークレット機能の付加してパスワードを設定する際、
パスワードとして音声を波形化して記憶し、入力される
音声とパスワードの波形と比較可能とすることで、音声
による音情報のシークレット機能の付加と解除が可能に
なる。また、本発明の請求項11の構成によれば、入力
された各音情報ごとに各パスワードを設定できる複数シ
ークレット機能を備えているので、各パスワードごとに
対応する音情報が検索できる。また、本発明の請求項1
2の構成によれば、設定した各パスワードに関する各音
情報を検索する際、設定された各パスワードと各パスワ
ードに関する音情報の分類表を画面に表示あるい印刷す
ることができる。
【0025】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳述する。なお、本発明はこれによって限定されるもの
でない。本発明の音情報付加機能付き情報処理装置は特
にワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ、通信端
末、POS端末、金銭登録機などに適用され、印刷シー
トに記録される文書情報、画像情報、図形情報などに二
次元バーコードに変換された音情報を関連付けて記録/
再生することができる。
【0026】図2は本発明の一実施例である全体構成を
示すブロック図である。図2において、1は表示画面か
らの二次元バーコードの座標を指示するペン(座標指示
手段)、2−1はペンで指定した表示画面上のポイント
を検出するタブレット、2−2はLCD装置などの表示
装置、3はペン1で指定された位置座標を検出する座標
検出回路(座標検出手段)である。4はキーボード(検
索指示手段、始点指示手段、長さ指示手段、ドットサイ
ズ指定手段)、5はカーソル位置制御回路(カーソル移
動手段)、6はシート上の印刷可能な領域や、文書情
報、画像情報、図形情報等を印刷する領域、ペン1やキ
ーボード4などで指定した領域の面積を算出する領域面
積算出回路(コード表記面積算出手段、データ表記面積
算出手段、残面積算出手段)である。
【0027】7はデジタル化された音情報を二次元バー
コード化するバーコード化回路(バーコード化手段)、
8は相対関連情報や、音情報を二次元バーコードに符号
化するときの圧縮度を指定するドットサイズ指定回路
(ドットサイズ切り替え手段、圧縮手段)、9は読み込
まれた二次元バーコードの音情報をデジタルの音情報に
変換するバーコード復元回路(再生手段の一部)、10
は読み込まれた二次元バーコード情報の圧縮度を判別す
るドットサイズ判別回路(ドットサイズ判定手段)であ
る。11−1は音情報(音声)を取り込むマイクロホン
(MC、音情報入力手段)、11−2は再生した音情報
を発生するスピーカー(SP、再生手段)、12−1は
入力された音情報のアナログ信号をデジタル信号に変換
するA/Dコンバータ、12−2はデジタル化された音
情報をアナログ信号に変換するD/Aコンバータであ
る。
【0028】13は各種情報が印刷された印刷シートを
スキャナー14に送り込む印刷シート送り装置(読取手
段)、14は印刷シート上の各種情報を読み込むスキャ
ナー(読取手段)、15は印刷シート送り装置を制御す
る送り装置制御回路である。16は入力された音声信号
(パスワード)を波形に変換する音波形生成回路、17
は二つの波形化された音声信号を比較し一致、不一致を
判別する音波形比較回路(音波形比較手段)、18は領
域面積算出回路6で算出された数値を比較し、大小を判
別する面積比較回路(領域判定手段)、19は印刷シー
トに印刷されたパスワードと、後で入力されたパスワー
ドを比較し一致、不一致によってシークレットの解除を
制御するパスワード制御回路(パスワード判定手段、シ
ークレット解除手段)である。
【0029】20はRAMへの入出力データーを制御す
る入出力情報制御回路(情報処理手段、呼出手段)、2
1は相対関連情報や、音情報などを記憶するRAM(音
情報・相対関連情報記憶手段、全情報記憶手段)であ
る。22はサーマルプリンターなどの印刷装置、22a
は印刷された各種データである。23はあらゆる計算を
行う数値演算回路(長さ算出手段)である。24はCP
U、RAM、ROM、I/Oポートからなるマイクロコ
ンピュータで構成され、全ての回路(各手段)を制御す
る主制御装置であり、この中のROMには各回路を制御
するプログラムが格納されている。また、主制御装置2
4は表示制御手段、シークレット付加手段 パスワード
設定手段、検索手段、分類表生成手段等としても機能す
る。
【0030】図3は本発明の印刷シートの印刷例とその
表示例との位置関係を示す説明図である。図3におい
て、31は活字化された文書情報、画像情報、図形情
報、二次元バーコードで表記された音情報を印刷シート
に混在記載された印刷例を示す。32は表示画面に表示
される印刷シートの表示例を示す。図2のスキャナー1
4によって読み込まれた印刷シート上の各種情報は、R
AM21に一旦記憶されるが、実際には表示画面に表示
されているのは、32に示す二重枠の表示部分だけであ
る。
【0031】ここで、aは相対関連情報、bは活字化さ
れた文書情報、cはイメージ情報(画像情報)、dは図
形情報、eは二次元バーコードで表記された音情報であ
る。a〜eには複数の関連づけされた情報が入ってい
る。今b1とe1、b2とe2がそれぞれ関連付けられ
ているものとする。また、後述されるa〜eの記号はす
べて、前記と共通である。図3(b)は、図3(a)の
表示画面上で指示された音情報に関連した情報(座標)
が画面領域内に入るようスクロールした表示例を示す。
【0032】図4は本発明の実施例1の処理内容を示す
フローチャートである。また、図4のフローチャート
は、ペン1やキーボード4によるカーソル操作によっ
て、音情報の特定座標e1を指示することにより関連す
る情報b1の領域が画面領域に入るよう処理することを
示す。図4において、e1の二次元バーコードを指示し
たとする(ステップS1A)。このとき、e1に関連す
るb1の座標をaの相対関連情報より呼び出し(ステッ
プS1B)、バーコード復元回路9、及びD/Aコンバ
ータ12−2、SP11−2によって再生(音化)させ
るが(ステップS1C)、b1は表示画面より外れてい
る。ここで、b1が表示画面内に入っているかどうかを
判断し(ステップS1D)、入っていなければ画面をス
クロールさせ、b1を表示画面内に入れる(ステップS
1E、図3(b)参照)。
【0033】図5は本発明の実施例2の処理内容を示す
フローチャートである。図5のフローチャートにおい
て、ステップS2A〜S2Eまでの流れは図3と同じで
ある。図3(b)の状態でe1の音情報の再生中に、キ
ーボードによってカーソル操作を行ったとする(ステッ
プS2F)。このときe1が依然、再生中かどうかを判
断し(ステップS2G)、再生中であれば、カーソル移
動したことによって関連する情報b1が表示画面内にあ
るかどうかを判断し(ステップS2H)、なければカー
ソルを元へ戻す(ステップS2I)。ステップS2Gで
e1の再生が終わっていれば、他の音情報の座標が指示
されるかどうかを判断し(ステップS2J)、指示され
ると、ステップS2Aに戻る。さらに、カーソルが移動
されると(ステップS2K)、ステップS2Fに戻る。
【0034】図6は本発明の実施例3の処理内容を示す
フローチャートである。図6のフローチャートにおい
て、まず、活字化された文書情報、画面情報、図形情報
と、二次元バーコードで表記された音情報をスキャナー
14で読み取り(ステップS3A)、RAM21に記憶
する(ステップS3B)。そして、音情報に関連する情
報bをすべて検索する指示が入力されると、音情報を順
次再生し(ステップS3C)、その関連する情報bが表
示画面内に入っているか判断し(ステップS3D)、入
っていなければbを表示画面内に入るようにスクロール
される(ステップS3E)。さらに、他の音情報が有る
か無いかを判別し(ステップS3F)、有ればステップ
S3Cに戻る。
【0035】図7は印刷シートヘの二次元バーコードの
入力例1を示す説明図である。例えば図7(a)はaの
相対関連情報、bの文書情報、cのイメージ情報が入力
された状態を示す、図7(b)は、図7(a)の状態に
対し、これよりeの二次元バーコードで表記された音情
報を入力するものとする。図8は本発明の実施例4の処
理内容を示すフローチャートである。図8のフローチャ
ートにおいて、まず、音情報を入力し(ステップS4
A)、A/Dコンバータ12−1でデジタル化し、バー
コード化回路7でバーコード化する(ステップS4
B)。そして、符号化された音情報を印刷シートに印刷
するときに必要な面積を領域面積算出回路6で計算し
(ステップS4C)、図7(b)のp1に示すように、
ペン1やキーボード4のカーソル操作によって、その印
刷開始位置p1(始点P1)を指示し(ステップS4
D)、辺の長さを縦と横のどちらで指示するか選択する
(ステップS4E)。
【0036】横の長さを指示するのであれば、例えば、
横の辺の長さを示すp2の位置を指示し(ステップS4
J)、この値と面積から縦の辺の長さを算出し(ステッ
プS4K)、領域を表示画面に表示させる(ステップS
4M)。それでOKでなければステップS4Jに戻り、
図7(b)に示すようにp3、p4を指示して行く。最
後に、印刷開始位置をペンやキーボードのカーソル操作
によって指示し直すのであれば(ステップS4N)、ス
テップS4Dに戻り、OKであれば、その領域で決定す
る(ステップS4O)。ステップS4Eで、縦の辺の長
さを指示する場合も同様の操作を行う(ステップS4F
〜S4I)。
【0037】図9は本発明の実施例5の処理内容を示す
フローチャートである。図9のフローチャートにおい
て、まず、音情報を入力し(ステップS5A)、ドット
サイズ指定回路8でバーコードのドットサイズを指定す
る(ステップS5B)。状況に応じて低密度のバーコー
ドドットサイズでバーコード化したり(ステップS5
C)、高密度のバーコードドットサイズでバーコード化
できる(ステップS5D)。
【0038】図10は印刷シートヘの二次元バーコード
の入力例2を示す説明図である。図10に示すように、
a〜dまでの情報が入力されており、これよりeを入力
するものとする。図11は本発明の実施例6の処理内容
を示すフローチャートである。図11のフローチャート
において、まず、印刷シートの印刷可能な領域の総面積
を領域面積算出回路6で算出しこの値をSとする(ステ
ップS6A)。次に、二次元バーコード以外の情報(a
〜d)が占有する面積を算出し、これをS1とする(ス
テップS6B)。これらS、S1から二次元バーコード
情報の印刷可能領域の面積を算出し、これをS2(S2
=S−S1)とする。ここで、低密度ドットサイズのバ
ーコードで印刷する場合に必要な面積を算出し、これを
S3とする(ステップS6D)。
【0039】低密度ドットサイズの二次元バーコードで
印刷可能であるかどうか判断し、すなわち、S3≦S2
であるか判断し(ステップS6E)、YESであれば、
低密度ドットサイズの二次元バーコードで印刷する。N
Oであれば、今度は高密度ドットサイズのバーコードで
印刷する場合に必要な面積を算出しこれを、S4とする
(ステップS6G)。高密度ドットサイズの二次元バー
コードで印刷可能であるかどうか判断、すなわち、S4
≦S2であるか判断し(ステップS6H)、YESであ
れば、高密度ドットサイズの二次元バーコードで印刷す
る(ステップS6I)。NOであれば、その領域内では
印刷不可能ということになる(ステップS6J)。
【0040】図12は印刷シートヘの二次元バーコード
の入力例3を示す説明図である。図10に示すように、
図12(a)のようにa〜dの情報S1が入力されてお
り、残りの斜線の部分S2が二次元バーコードで表記さ
れた音情報の印刷可能領域となっている。図13は本発
明の実施例7の処理内容を示すフローチャートである。
図13のフローチャートにおいて、ステップS7A〜S
7Cは図11のステップS6A〜S6Cと同様であり、
二次元バーコードで表記された音情報の印刷可能領域を
S2としている(ステップS7C)。
【0041】ここで、低密度ドットサイズの二次元バー
コードで印刷する場合に必要な面積をB1とおき(ステ
ップS7D)、高密度ドットサイズの二次元バーコード
で印刷する場合に必要な面積をB2とおく(ステップS
7E)。また、高密度ドットサイズの場合で印刷する場
合に必要な面積B2が、低密度ドットサイズの二次元バ
ーコードで印刷する場合に必要な面積B1に対して、C
倍の圧縮率を有するものと仮定すると、B2は、B2=
(1/C)・B1の式で表される(ステップS7F)。
これら、S2=B1+B2、B2=(1/C)・B1の
関係から、低密度ドットサイズの二次元バーコードで印
刷する場合に必要な面積をB1は、B1=(C/(C+
1))・S2の式で計算されるため(ステップS7
G)、面積B1の範囲内では、最初の音情報を、低密度
ドットサイズの二次元バーコードで印刷し(ステップS
7H)、面積B2の範囲内で、残りの音情報を高密度ド
ットサイズの二次元バーコードで印刷する(ステップS
7I)。
【0042】図14は本発明の実施例8の処理内容を示
すフローチャートである。図14のフローチャートにお
いて、まず、入力された音声をデジタル化し(ステップ
S8A)、二次元バーコードの圧縮レベルを設定する
(ステップS8B)。デジタルデータをバーコード化す
るが(ステップS8C)、実際に、この圧縮されたバー
コードを再生し(ステップS8D)、聞き取り不可能で
あれば(ステップS8E)、ステップS8Bに戻って、
圧縮レベルを設定し直す。聞き取り可能ならば印刷を行
う(ステップS8F)。
【0043】図15は本発明の実施例9の処理内容を示
すフローチャートである。シークレット機能を付加した
二次元バーコードとその検索について説明する。また、
図15(a)は差し出す側のフローチャート、図15
(b)は受け取る側のフローチャートを示す。図15
(a)のフローチャートにおいて、まず、差し出す側
は、音情報を入力し(ステップS9A)、シークレット
を設定するかどうかを選択する(ステップS9B)。シ
ークレットを設定した場合、パスワードを入力し(ステ
ップS9C)、音情報とともにバーコード化して(ステ
ップS9D)、印刷する(ステップS9E)。
【0044】図15(b)のフローチャートにおいて、
印刷シートを受け取る側は、スキャナーで読み取り(ス
テップS9F)、読み取っ情報がシークレットされたデ
ータであるかを判別し(ステップS9G)、YESであ
れば、パスワードの入力を持つ(ステップS9H)。パ
スワードが入力されると、それを印刷シートに記載され
ているパスワードと一致しているかどうかを比較し(ス
テップS9I)、一致していれば、再生を行う(ステッ
プS9J)。
【0045】図16は本発明の実施例10の処理内容を
示すフローチャートである。音声パスワードを使ったシ
ークレット機能を付加した二次元バーコードとその検索
について説明する。また、図16(a)は差し出す側の
フローチャート、図16(b)は受け取る側のフローチ
ャートを示す。図16(a)のフローチャートにおい
て、まず、差し出す側は、音声を入力し(ステップS1
0A)、シークレットを設定するかどうかを選択する
(ステップS10B)。シークレットを設定した場合、
パスワードを音声で入力し(ステップS10C)、波形
生成回路16で、横波形信号の音声信号に直し(ステッ
プS10D)、パスワード(音声信号)とともにバーコ
ード化して(ステップS10E)、印刷する(ステップ
S10F)。
【0046】図16(b)のフローチャートにおいて、
受け取り側は、スキャナーで読み取り(ステップS10
G)、読み取っ情報がシークレットされたデータである
かを判別し(ステップS10H)、YESであれば、音
声によるパスワードの入力を待つ(ステップS10
I)。音声によるパスワードが入力されると、このパス
ワードを波形生成回路16で、横波形信号の音声信号に
直し(ステップS10J)、印刷シートに記載されてい
る音声によるパスワードの横波形信号と一致しているか
どうかを波形比較回路17で比較し(ステップS10
K)、一致していれば、再生を行う(ステップS10
L)。
【0047】図17は本発明の実施例11の処理内容を
示すフローチャートである。シークレット機能を各音情
報ごとに付加した例とその検索について説明する。ま
た、図17(a)は差し出す側のフローチャート、図1
6(b)は受け取る側のフローチャートを示す。図17
(a)のフローチャートにおいて、まず、音情報を入力
し(ステップS11A)、パスワードを入力し(ステッ
プS11B)、バーコード化する(ステップS11
C)。さらに、他の再生したい情報がある場合(ステッ
プS11D)、同様に音情報を入力し(ステップS11
E)、パスワードを入力し(ステップS11F)、バー
コード化する(ステップS11G)。それ以上に、他の
音情報がある場合は(ステップS11H)、上記の操作
を繰り返し、ない場合は印刷する(ステップS11
I)。
【0048】図17(b)のフローチャートにおいて、
受け取り側は、これを読み取り(ステップS11J)、
シークレットデータの有無の確認し(ステップS11
K)、あれば、パスワードの入力を待つ。パスワードが
入力されると(ステップS11L)、それをシート物体
に記載されているパスワードと一致しているかどうかを
比較し(ステップS11M)、不一致であれば音化はせ
ず、一致していれば、そのパスワードにかかわる全ての
音情報を再生する(ステップS11N)。さらに他のパ
スワードによってシークレットがかけられている音情報
がある場合(ステップS11O)、その入力を待つ。
【0049】図18は本発明の実施例12の処理内容を
示すフローチャートである。図17に示す複数のパスワ
ードによって、設定した各パスワードに関する音情報の
分類表を印刷する例について説明する。図18のフロー
チャートにおいて、多数の音情報にシークレット機能が
付加されている場合、文書情報、画像情報、図形情報
と、二次元バーコードで表記された音情報が混在記載さ
れた印刷シートを読み込み(ステップS12A)、パス
ワードを入力し(ステップS12B)、一致すれば(ス
テップS12C)、そのパスワードに係わる全ての音情
報を再生し、RAM(メモリー)に蓄積する(ステップ
S12D)。他のパスワードがある場合は、ステップS
12Bに戻り、操作を繰り返す。他のパスワードがなけ
れば、パスワードごとに、分類表を印刷する(ステップ
S12F)。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、次に記載される効果を
奏する。文書情報、画像情報、図形情報からなる情報源
に二次元バーコードで表記された音情報を付加した印刷
シートから、この情報源のうち音情報に関連した情報を
検索するにあたり、二次元バーコードに符号化された音
情報の特定座標を指示することによって、特定座標に該
当する音情報を再生しながら関連した情報が画面の表示
領域内にスクロールされ表示するので、指示した音情報
と関連する情報を表示画面上で確認することができ
る。。また、音情報と関連する情報のブロックが複数あ
り、ある特定の音情報の再生中にカーソル移動しても、
再生中の音情報に関連する情報が表示領域内に常に残る
ように画面をスクロールするので画面領域から外れるこ
とがない。また、全ての情報を読み取りメモリーに蓄
え、音情報に関連する情報をすべて検索する指示が入力
されると、すべての音情報を順次再生し、それに関連す
る情報を画面に表示していくことを可能になるので、音
情報の内容と関連情報を一度に把握することができる。
【0051】また、入力された音情報を二次元バーコー
ドに符号化し印刷シートに印刷する際に、画面上に印刷
するための始点と、縦又は横の長さをそれぞれ指示する
と、自動的に横又は縦の長さが算出され、画面上に印刷
される領域がリアルタイムで表示されるので、目視で確
認でき印刷シートを効率的に使用することができる。ま
た、決定後の位置、領域の変更等も容易にできる。ま
た、入力された音情報を二次元バーコードに符号化し印
刷シートに印刷する際に、状況に応じて、二次元バーコ
ードのドットサイズを高密度、または低密度のいずれか
に選択ができるので、音情報の読み込み時、二次元バー
コードの品位を確保しつつ、二次元バーコードの占有面
積を調整することができる。例えば、読み取り時のエラ
ー率を少なくしたい時は、低密度のドットサイズを選択
する。
【0052】また、二次元バーコードの占有面積の状況
に応じて、二次元バーコードのドットサイズを高密度、
あるいは低密度にするべきか自動的に判断して切り替え
るので、音情報の読み込み時、二次元バーコードの品位
を確保しつつ、音情報の印刷可能領域を効率的に使用す
ることができる。また、二次元バーコードの占有面積の
状況に応じて、二次元バーコードのドットサイズを低密
度から高密度へ、途中で切り替えを可能とすることによ
り、音情報の印刷可能領域をフルに活用できる。また、
入力された音情報を二次元バーコードに符号化する際
に、音情報の圧縮レベル調整を聞き取り可能な範囲を最
小とすることにより、二次元バーコードの読み取りエラ
ーを少なくすることができる。
【0053】また、入力された音情報にパスワードを設
定することにより、シークレット機能の付加と解除が可
能になる。また、入力された音情報にシークレット機能
の付加してパスワードを設定する際、パスワードとして
音声を波形化して記憶し、入力される音声とパスワード
の波形と比較可能とすることで、音声による音情報のシ
ークレット機能の付加と解除が可能になる。また、入力
された各音情報ごとに各パスワードを設定できる複数シ
ークレット機能を備えているので、各パスワードごとに
対応する音情報が検索できる。また、設定した各パスワ
ードに関する各音情報を検索する際、設定された各パス
ワードと各パスワードに関する音情報の分類表を画面に
表示あるい印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の印刷シートの印刷例とその表示例との
位置関係を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例1の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の実施例2の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の実施例3の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図7】印刷シートヘの二次元バーコードの入力例1を
示す説明図である。
【図8】本発明の実施例4の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図9】本発明の実施例5の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図10】印刷シートヘの二次元バーコードの入力例2
を示す説明図である。
【図11】本発明の実施例6の処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図12】印刷シートヘの二次元バーコードの入力例3
を示す説明図である。
【図13】本発明の実施例7の処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図14】本発明の実施例8の処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図15】本発明の実施例9の処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図16】本発明の実施例10の処理内容を示すフロー
チャートである。
【図17】本発明の実施例11の処理内容を示すフロー
チャートである。
【図18】本発明の実施例12の処理内容を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ペン 2−1 タブレット 2−2 表示装置 3 座標検出回路 4 キーボード 5 カーソル位置制御回路 6 領域面積算出回路 7 バーコード化回路 8 ドットサイズ指定回路 9 バーコード復元回路 10 ドットサイズ判別回路 11−1 マイクロホン(MC) 11−2 スピーカー(SP) 12−1 A/Dコンバータ 12−2 D/Aコンバータ 13 印刷シート送り装置 14 スキャナー 15 送り装置制御回路 16 波形生成回路 17 音波形比較回路 18 面積比較回路 19 パスワード制御回路 20 入力出力情報制御回路 21 RAM 22 印刷装置 22a データ 23 数値演算回路 24 主制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/08 G06F 15/62 321A G06K 19/00 F

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書情報、画像情報、図形情報などから
    なる情報源を入出力処理する情報処理手段と、前記情報
    源に付加する音情報を入力する音情報入力手段と、入力
    された音情報を二次元バーコードに符号化するバーコー
    ド化手段と、前記情報源の情報と符号化された音情報と
    を混在して画面に表示する表示手段あるいは印刷シート
    に印刷する印刷手段とを備えた情報処理装置において、 入力された音情報及び前記情報源のうちその音情報と関
    連する情報に対応した相対関連情報を記憶する音情報・
    相対関連情報記憶手段と、 表示画面上に二次元バーコードで表記された音情報の特
    定座標を指示する座標指示手段と、 指示された音情報の特定座標を検出する座標検出手段
    と、 特定座標に対応する音情報と相対関連情報を音情報・相
    対関連情報記憶手段から呼び出す呼出手段と、 呼び出された音情報を再生する再生手段と、 再生される音情報に関連する情報が表示領域内に表示さ
    れるよう画面をスクロールする表示制御手段とを備えた
    ことを特徴とする音情報付加機能付き情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画面領域内でカーソルを移動させる
    カーソル移動手段と、前記表示制御手段がカーソル移動
    に対応して画面をスクロールさせる際に、前記音情報に
    関連する情報が表示領域から外れるか否かを判定する領
    域判定手段とをさらに備え、 前記表示制御手段は、前記再生手段が指示された特定位
    置の音情報を再生中、カーソル移動手段によりカーソル
    が移動しても、前記領域判定手段から出力される判定結
    果に基づき再生中の音情報に関連する情報が表示領域内
    に常に残るように画面をスクロールすることを特徴とす
    る請求項1記載の音情報付加機能付き情報処理装置。
  3. 【請求項3】 印刷シートに混在記載された文書情報、
    画像情報、図形情報などからなる情報源と二次元バーコ
    ードで表現された音情報を光学的に読み取る読取手段
    と、読み取られた全情報を格納する全情報記憶手段と、
    音情報に関連する情報をすべて検索することを指示する
    検索指示手段とをさらに備え、 前記検索指示手段の指示により前記再生手段が二次元バ
    ーコードで表記された音情報を順次再生する際、前記表
    記制御手段は再生中の音情報に関連する情報が表示領域
    内に順次表示されるよう画面をスクロールすることを特
    徴とする請求項1記載の音情報付加機能付き情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 入力された音情報量に基づき二次元バー
    コードのコード表記面積を算出するコード表記面積算出
    手段と、画面上に印刷するための音情報の始点を指示す
    る始点指示手段と、長方形の縦又は横の一辺の長さを指
    定する長さ指示手段と、他の縦または横の一辺の長さを
    算出する長さ算出手段とをさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の音情報付加機能付き情報処理装置。
  5. 【請求項5】 二次元バーコードは低密度のドットサイ
    ズと高密度のドットサイズからなり、二次元バーコード
    のドットサイズの密度を指定するドットサイズ指定手段
    をさらに備え、 前記バーコード化手段は、入力された音情報を指定され
    たドットサイズの二次元バーコードに符号化することを
    特徴とする請求項1記載の音情報付加機能付き情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】 二次元バーコード以外の前記情報源のデ
    ータ表記面積を算出するデータ表記面積算出手段と、全
    表記面積と前記データ表記面積とから二次元バーコード
    で表記する残り面積を算出する残面積算出手段と、入力
    された音情報量を低密度または高密度のドットサイズに
    基づき二次元バーコードのコード表記面積を算出するコ
    ード表記面積算出手段と、前記残り面積と前記コード表
    記面積とを比較することにより二次元バーコードのドッ
    トサイズを低密度に設定すべきか高密度に設定すべきか
    を判定するドットサイズ判定手段と、この判定結果に基
    づき二次元バーコードのドットサイズの密度を切り替え
    を行うドットサイズ切り替え手段とをさらに備えたこと
    を特徴とする請求項5記載の音情報付加機能付き情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記ドットサイズ切り替え手段は、前記
    ドットサイズ判定手段の判定結果に基づき二次元バーコ
    ードのドットサイズの密度を切り替えを行う際、二次元
    バーコードで表記できるコード表記面積のうち、途中の
    領域までは底密度をドットサイズに設定し、残りの領域
    を高密度のドットサイズに設定することを特徴とする請
    求項6記載の音情報付加機能付き情報処理装置。
  8. 【請求項8】 入力された音情報をサンプリグして段階
    的圧縮レベルで調整する圧縮手段をさらに備え、前記バ
    ーコード化手段は、前記再生手段により再生される音情
    報が聞き取れる圧縮レベルを最小のコード表記面積とす
    る二次元バーコードに符号化することを特徴とする請求
    項1記載の音情報付加機能付き情報処理装置。
  9. 【請求項9】 入力された音情報の全部又は一部にシー
    クレット機能を付加するシークレット付加手段と、この
    シークレット機能に対応するパスワードを設定するパス
    ワード設定手段と、入力されたパスワードと設定された
    パスワードとの一致を判定するパスワード判定手段と、
    シークレット機能を解除するシークレット解除手段とを
    さらに備え、 前記バーコード化手段は設定されたパスワードを二次元
    バーコードに符号化し、前記再生手段はパスワードと対
    応する音情報を再生することを特徴とする請求項1記載
    の音情報付加機能付き情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記パスワードは音声波形からなり、
    前記パスワード判定手段は入力されたパスワードの音声
    波形と設定されたパスワードの音声波形を比較する音波
    形比較手段をさらに備えたことを特徴とする請求項9記
    載の音情報付加機能付き情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記シークレット付加手段は入力され
    た各音情報ごとに各パスワードが設定できる複数シーク
    レット機能を備え、設定された各パスワードに対応する
    音情報を検索する検索手段とをさらに備えたことを特徴
    とする請求項9記載の音情報付加機能付き情報処理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記パスワード設定手段により各音情
    報ごとに複数のパスワードが設定された際、設定された
    各パスワードと各パスワードに関する各音情報の分類表
    を生成する分類表生成手段をさらに備えことを特徴とす
    る請求項11記載の音情報付加機能付き情報処理装置。
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