JPH08254974A - 印字フォント作成装置および印字フォント作成方法 - Google Patents
印字フォント作成装置および印字フォント作成方法Info
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- JPH08254974A JPH08254974A JP7059090A JP5909095A JPH08254974A JP H08254974 A JPH08254974 A JP H08254974A JP 7059090 A JP7059090 A JP 7059090A JP 5909095 A JP5909095 A JP 5909095A JP H08254974 A JPH08254974 A JP H08254974A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷装置の印字フォント作成装置および印字
フォント作成方法に関し,印刷出力することなく印字品
質を把握でき,文字パターンの修正を一括して行い,元
字を自動的に修正するようにすることを目的とする。 【構成】 1文字当たりの縦横のドット数の大きい元字
を保持する元字保持部と,元字に基づいてプリンタ装置
の印字フォントとする文字パターンを生成する文字パタ
ーン生成部1と,生成された文字パターンの線幅毎の線
幅の本数と線間毎の線間の本数の関係を表にまとめる線
幅線間表生成部と,線幅線間表を変更する線幅線間表変
更部と,変更された線幅線間表に基づいて文字パターン
を変更する文字パターン生成部とを備えた構成を持つ。
フォント作成方法に関し,印刷出力することなく印字品
質を把握でき,文字パターンの修正を一括して行い,元
字を自動的に修正するようにすることを目的とする。 【構成】 1文字当たりの縦横のドット数の大きい元字
を保持する元字保持部と,元字に基づいてプリンタ装置
の印字フォントとする文字パターンを生成する文字パタ
ーン生成部1と,生成された文字パターンの線幅毎の線
幅の本数と線間毎の線間の本数の関係を表にまとめる線
幅線間表生成部と,線幅線間表を変更する線幅線間表変
更部と,変更された線幅線間表に基づいて文字パターン
を変更する文字パターン生成部とを備えた構成を持つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,印刷装置の印字フォン
ト作成装置および印字フォント作成方法に関する。
ト作成装置および印字フォント作成方法に関する。
【0002】コンピュータで作成されたデータを印刷出
力するプリンタ(印刷装置)の印字フォントは縦横のド
ット数の大きい元字を元にコンピュータにより自動作成
される。しかし,そのようにして作成された印字フォン
トの文字パターンは線のつぶれ,線幅,線間の不揃い等
があったりして見にくい文字が生成されることがある。
そこで,そのようにして自動生成された文字パターンに
対して,ディスプレイの画面上で一文字ずつ手作業で線
幅等を修正して印字フォントとする文字パターンを作成
する。そして,そのように修正した文字パターンを基に
ディスプレイ上で元字のパターンを手作業で変更するよ
うにしている。
力するプリンタ(印刷装置)の印字フォントは縦横のド
ット数の大きい元字を元にコンピュータにより自動作成
される。しかし,そのようにして作成された印字フォン
トの文字パターンは線のつぶれ,線幅,線間の不揃い等
があったりして見にくい文字が生成されることがある。
そこで,そのようにして自動生成された文字パターンに
対して,ディスプレイの画面上で一文字ずつ手作業で線
幅等を修正して印字フォントとする文字パターンを作成
する。そして,そのように修正した文字パターンを基に
ディスプレイ上で元字のパターンを手作業で変更するよ
うにしている。
【0003】印字フォントはプリンタの解像度,文字の
大きさ(文字ポイント)等に応じてそれぞれに作成する
必要があるので,手作業による印字フォントの開発は膨
大な時間を要するものであり,また,元字に基づいて生
成される印字パターンは解像度によっても,異なりその
ような文字パターンに対して印刷出力される結果はプリ
ンタ装置によっても異なる。そのため,元字の管理は面
倒であり,元字の修正を容易に行うことのできる印字フ
ォント作成装置および印字フォント作成方法の開発が望
まれている。
大きさ(文字ポイント)等に応じてそれぞれに作成する
必要があるので,手作業による印字フォントの開発は膨
大な時間を要するものであり,また,元字に基づいて生
成される印字パターンは解像度によっても,異なりその
ような文字パターンに対して印刷出力される結果はプリ
ンタ装置によっても異なる。そのため,元字の管理は面
倒であり,元字の修正を容易に行うことのできる印字フ
ォント作成装置および印字フォント作成方法の開発が望
まれている。
【0004】
【従来の技術】図10は従来の印字フォント作成方法の
説明図である。図10において,110は元字保持部で
あって,例えば,1000×1000ドット〜1500
0×15000ドットの大きい元字を保持するものであ
る。
説明図である。図10において,110は元字保持部で
あって,例えば,1000×1000ドット〜1500
0×15000ドットの大きい元字を保持するものであ
る。
【0005】Cはコンピュータである。110’は元字
変更部であって,元字を変更するものである。111は
文字パターン生成手段であって,元字を元にコンピュー
タによりプリンタ装置の印字フォントとする文字パター
ンを作成するものである。
変更部であって,元字を変更するものである。111は
文字パターン生成手段であって,元字を元にコンピュー
タによりプリンタ装置の印字フォントとする文字パター
ンを作成するものである。
【0006】112は文字パターン修正手段であって,
1文字ずつ手作業で入力される修正データを基に文字パ
ターンを修正するものである。113はディスプレイで
あって,生成された文字パターン,もしくは修正された
文字パターンを画面表示するものである。
1文字ずつ手作業で入力される修正データを基に文字パ
ターンを修正するものである。113はディスプレイで
あって,生成された文字パターン,もしくは修正された
文字パターンを画面表示するものである。
【0007】114はキーボードであって,文字パター
ンの変更データに入力するものである。115は印字フ
ォント保存手段であって,作成された文字パターン(印
字フォント)を保存するものである。
ンの変更データに入力するものである。115は印字フ
ォント保存手段であって,作成された文字パターン(印
字フォント)を保存するものである。
【0008】115’は印字フォント保存手段であっ
て,印字フォント保存手段115に同じものである。1
16はコンピュータである。
て,印字フォント保存手段115に同じものである。1
16はコンピュータである。
【0009】117はプリンタである。118は印刷帳
票等に印刷された印刷結果である。図10により従来の
印字フォント作成方法について説明する。
票等に印刷された印刷結果である。図10により従来の
印字フォント作成方法について説明する。
【0010】文字パターン生成手段111は,元字保持
部110より元字を読み出してコンピュータのメモリに
書き込み,印刷する文字の解像度(1インチ当たりのド
ット数),文字の大きさ(文字ポイント)に応じて元字
の文字パターンのドットを間引き,印字フォントとする
文字パターンを生成する。生成された文字パターンはデ
ィスプレイ113に表示される。
部110より元字を読み出してコンピュータのメモリに
書き込み,印刷する文字の解像度(1インチ当たりのド
ット数),文字の大きさ(文字ポイント)に応じて元字
の文字パターンのドットを間引き,印字フォントとする
文字パターンを生成する。生成された文字パターンはデ
ィスプレイ113に表示される。
【0011】次に作業者は,ディスプレイ113に表示
された文字パターンに対して,線幅のドットを増やして
太くするか,あるいはつぶれた線間に線間とする空白を
挿入する等の修正データを文字パターン修正手段に入力
することにより文字パターンを修正する。作成した文字
パターンは印字フォント保存手段115に保存する。
された文字パターンに対して,線幅のドットを増やして
太くするか,あるいはつぶれた線間に線間とする空白を
挿入する等の修正データを文字パターン修正手段に入力
することにより文字パターンを修正する。作成した文字
パターンは印字フォント保存手段115に保存する。
【0012】次に作成した印字フォントをプリンタ11
7により印刷してみて,印刷結果が予期したような印字
品質で出力されるかを確認する。即ち,印字フォント保
存手段115’に保存されている文字パターンをコンピ
ュータ116に書き込む。そして,指定の解像度,文字
ポイントでプリンタ117により印刷する。印刷結果の
帳票118を目視検査して,印刷された文字が予期した
ような品質で印刷されるかを確認する。
7により印刷してみて,印刷結果が予期したような印字
品質で出力されるかを確認する。即ち,印字フォント保
存手段115’に保存されている文字パターンをコンピ
ュータ116に書き込む。そして,指定の解像度,文字
ポイントでプリンタ117により印刷する。印刷結果の
帳票118を目視検査して,印刷された文字が予期した
ような品質で印刷されるかを確認する。
【0013】作業者は印刷結果を見て文字パターンを変
更した方が良いと判断した場合には,印字フォント保存
手段115’の内容をコンピュータ110’のメモリに
再度書き込み,変更する文字パターンをディスプレイ1
13に書き込む。そして,文字パターン修正手段112
に修正データを入力し,文字パターンを修正する。
更した方が良いと判断した場合には,印字フォント保存
手段115’の内容をコンピュータ110’のメモリに
再度書き込み,変更する文字パターンをディスプレイ1
13に書き込む。そして,文字パターン修正手段112
に修正データを入力し,文字パターンを修正する。
【0014】上記の処理を繰り返し,印字フォントとす
る文字パターンをデザインする。さらに,元字をディス
プレイに表示し,修正された文字パターンを参考にして
元字変更部110’により元字のパターンを手作業で修
正する。修正した元字を元字保持部110に保持する。
る文字パターンをデザインする。さらに,元字をディス
プレイに表示し,修正された文字パターンを参考にして
元字変更部110’により元字のパターンを手作業で修
正する。修正した元字を元字保持部110に保持する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】文字パターンに基づく
印刷結果の良し悪しは,同じプリンタで比較した場合
に,解像度,文字ポイントによって異なり,機種によっ
ても異なるものである。また,元字に基づいて生成され
る文字パターンは,元字の作成過程では予想もできない
ような印刷結果となることがある。そのため,プリンタ
機種,解像度,文字ポイントによらずに品質の良い印字
フォントが生成できる元字のデザインが必要となるが,
上記のように,そのような元字の作成は非常に面倒であ
る。そのため,多数の文字について一括して修正し,能
率良く印字フォントを開発できる装置を開発するととも
に作成された印字フォントの文字パターンを元字に容易
に反映できる印字フォント作成装置が望まれる。
印刷結果の良し悪しは,同じプリンタで比較した場合
に,解像度,文字ポイントによって異なり,機種によっ
ても異なるものである。また,元字に基づいて生成され
る文字パターンは,元字の作成過程では予想もできない
ような印刷結果となることがある。そのため,プリンタ
機種,解像度,文字ポイントによらずに品質の良い印字
フォントが生成できる元字のデザインが必要となるが,
上記のように,そのような元字の作成は非常に面倒であ
る。そのため,多数の文字について一括して修正し,能
率良く印字フォントを開発できる装置を開発するととも
に作成された印字フォントの文字パターンを元字に容易
に反映できる印字フォント作成装置が望まれる。
【0016】本発明は,印刷出力することなく印字品質
を容易に把握でき,文字パターンの修正を一括して行う
ことができる印字フォント作成装置および印字フォント
作成方法を提供することを目的とする。さらに変更され
た文字パターンを基に元字を自動的に修正する印字フォ
ント作成装置および印字フォント作成方法を提供するこ
とを目的とする。
を容易に把握でき,文字パターンの修正を一括して行う
ことができる印字フォント作成装置および印字フォント
作成方法を提供することを目的とする。さらに変更され
た文字パターンを基に元字を自動的に修正する印字フォ
ント作成装置および印字フォント作成方法を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は,1文字当たり
の縦横のドット数の大きい元字を保持する元字保持部
と,元字に基づいてプリンタ装置の印字フォントとする
文字パターンを生成する文字パターン生成部1と,生成
された文字パターンの線幅毎の線幅の本数と線間毎の線
間の本数の関係を表にまとめる線幅線間表生成部と,線
幅線間表を変更する線幅線間表変更部と,変更された線
幅線間表に基づいて文字パターンを変更する文字パター
ン生成部2とを備えるようにした(請求項1)。
の縦横のドット数の大きい元字を保持する元字保持部
と,元字に基づいてプリンタ装置の印字フォントとする
文字パターンを生成する文字パターン生成部1と,生成
された文字パターンの線幅毎の線幅の本数と線間毎の線
間の本数の関係を表にまとめる線幅線間表生成部と,線
幅線間表を変更する線幅線間表変更部と,変更された線
幅線間表に基づいて文字パターンを変更する文字パター
ン生成部2とを備えるようにした(請求項1)。
【0018】また,上記のようにして変更された文字パ
ターンに基づいて文字を自動変更する元字変更部とを備
えるようにした(請求項2)。本発明は,印字フォント
作成方法であって,1文字当たりの縦横のドット数の大
きい元字を保持する元字保持部と,元字に基づいてプリ
ンタ装置の印字フォントとする文字パターンを生成する
文字パターン生成部1と,生成された文字パターンの線
幅毎の線幅の本数と線間毎の線間の本数の関係を表にま
とめる線幅線間表生成部と,線幅線間表の内容を変更す
る線幅線間表変更部と,変更された線幅線間表の内容に
基づいて文字パターンを変更する文字パターン生成部2
とを備え,元字を基に生成された文字パターンの線幅線
間表を作成し,文字パターンを変更する場合には線幅線
間表の内容を変更し,変更された線幅線間表に基づいて
文字パターンを変更するようにした(請求項3)。
ターンに基づいて文字を自動変更する元字変更部とを備
えるようにした(請求項2)。本発明は,印字フォント
作成方法であって,1文字当たりの縦横のドット数の大
きい元字を保持する元字保持部と,元字に基づいてプリ
ンタ装置の印字フォントとする文字パターンを生成する
文字パターン生成部1と,生成された文字パターンの線
幅毎の線幅の本数と線間毎の線間の本数の関係を表にま
とめる線幅線間表生成部と,線幅線間表の内容を変更す
る線幅線間表変更部と,変更された線幅線間表の内容に
基づいて文字パターンを変更する文字パターン生成部2
とを備え,元字を基に生成された文字パターンの線幅線
間表を作成し,文字パターンを変更する場合には線幅線
間表の内容を変更し,変更された線幅線間表に基づいて
文字パターンを変更するようにした(請求項3)。
【0019】さらに,上記の印字フォント自動作成方法
において,変更された文字パターンに基づいて元字を変
更する元字変更部とを備え,変更された文字パターンに
基づいて元字を変更するようにした。
において,変更された文字パターンに基づいて元字を変
更する元字変更部とを備え,変更された文字パターンに
基づいて元字を変更するようにした。
【0020】図1は本発明の文字パターンの生成処理の
基本構成を示す図である。図1において,1は文字パタ
ーン作成装置である。
基本構成を示す図である。図1において,1は文字パタ
ーン作成装置である。
【0021】2は元字保持部であって,文字パターンを
生成する元となるドット数の大きい文字パターンである
(例えば,1文字当たり1000×1000ドット〜1
5000×15000ドット)。
生成する元となるドット数の大きい文字パターンである
(例えば,1文字当たり1000×1000ドット〜1
5000×15000ドット)。
【0022】3は文字パターン生成部1であって,元字
保持部2の一部のドットを削除し,印字フォントの解像
度(例えば240dpi等),1文字当たりのドット数
(例えば16×16ドット等)に応じて文字パターンを
自動生成するものである。
保持部2の一部のドットを削除し,印字フォントの解像
度(例えば240dpi等),1文字当たりのドット数
(例えば16×16ドット等)に応じて文字パターンを
自動生成するものである。
【0023】5は解像度選択部であって,解像度(例え
ば,240dpi,480dpi,600dpi,80
0dpi等)を選択するものである。6は文字パターン
展開部であって,生成した文字パターン(基本文字パタ
ーン)を展開するメモリである。
ば,240dpi,480dpi,600dpi,80
0dpi等)を選択するものである。6は文字パターン
展開部であって,生成した文字パターン(基本文字パタ
ーン)を展開するメモリである。
【0024】7は文字パターン保持部であって,生成し
た文字パターンを保存するものである。8は線幅線間表
生成部であって,生成された文字パターンに基づいて,
文字毎に線幅,線間の大きさ(ドット数)を判断し,線
幅毎の線幅の本数,線間の幅毎の線間の表を作成するも
のである。
た文字パターンを保存するものである。8は線幅線間表
生成部であって,生成された文字パターンに基づいて,
文字毎に線幅,線間の大きさ(ドット数)を判断し,線
幅毎の線幅の本数,線間の幅毎の線間の表を作成するも
のである。
【0025】9は表示部であって,文字パターンを表示
するものである。10は線幅線間表保持部であって,作
成した線幅線間表を保持するものである。
するものである。10は線幅線間表保持部であって,作
成した線幅線間表を保持するものである。
【0026】図1の本発明の基本構成の動作を説明する
前に,図3 (a)を説明する。図3 (a)は本発明の線幅線
間表と文字パターンの関係の説明図である。図3 (a)に
おいて,21は線幅線間表の例であって,文字パターン
22についの線幅線間表である。
前に,図3 (a)を説明する。図3 (a)は本発明の線幅線
間表と文字パターンの関係の説明図である。図3 (a)に
おいて,21は線幅線間表の例であって,文字パターン
22についの線幅線間表である。
【0027】22は文字パターンの例であって,図1の
文字パターン生成部1で生成された文字パターンであ
る。Wは2ドット幅の線である。
文字パターン生成部1で生成された文字パターンであ
る。Wは2ドット幅の線である。
【0028】Xは1ドット幅の線である。Yは2ドット
幅の線である。Zは2ドット幅の線である。
幅の線である。Zは2ドット幅の線である。
【0029】線Wの上と線Zの下にドット空白(線間に
含める)がある。線Wと線Xの間に2ドット幅の線間が
ある。線Xと線Yの間に3ドット幅の線間がある。線Y
と線Zの間に2ドット幅の線間がある。
含める)がある。線Wと線Xの間に2ドット幅の線間が
ある。線Xと線Yの間に3ドット幅の線間がある。線Y
と線Zの間に2ドット幅の線間がある。
【0030】図3を参照し,図1の本発明の基本構成
(文字パターンの生成処理)の動作を説明する。文字パ
ターン生成部1(3) は,元字保持部2に保持されている
大きい元字(例えば,1000×1000ドット〜15
000×15000ドット)を文字パターン展開部6に
展開し,元字のパターンを間引き,印字用の文字パター
ン22を生成する(図3 (a)の例は16×16ドットで
ある)。
(文字パターンの生成処理)の動作を説明する。文字パ
ターン生成部1(3) は,元字保持部2に保持されている
大きい元字(例えば,1000×1000ドット〜15
000×15000ドット)を文字パターン展開部6に
展開し,元字のパターンを間引き,印字用の文字パター
ン22を生成する(図3 (a)の例は16×16ドットで
ある)。
【0031】線幅線間表生成部8は生成された文字パタ
ーン22について,線幅と線間を求め,それぞれのドッ
ト数と本数の関係についての表(線幅線間表)21を作
成する。線幅線間表21は同じドット数の線幅の線につ
いて隣接する線間の大きさを統計したものである。例え
ば,線幅が2ドットの線(X,Y,Z)に着目したと
き,線Xは1ドットの線間と2ドットの線間に隣接す
る。線Yは3ドットの線間と2ドットの線間に隣接す
る。線Zは2ドットの線間と1ドットの線間に隣接す
る。従って,2ドットの線幅の線(X,Y,Z)に対し
ては隣接する3ドットの線間の本数は1本,2ドットの
線間の本数は2本,1ドットの線間の本数は2本であ
る。
ーン22について,線幅と線間を求め,それぞれのドッ
ト数と本数の関係についての表(線幅線間表)21を作
成する。線幅線間表21は同じドット数の線幅の線につ
いて隣接する線間の大きさを統計したものである。例え
ば,線幅が2ドットの線(X,Y,Z)に着目したと
き,線Xは1ドットの線間と2ドットの線間に隣接す
る。線Yは3ドットの線間と2ドットの線間に隣接す
る。線Zは2ドットの線間と1ドットの線間に隣接す
る。従って,2ドットの線幅の線(X,Y,Z)に対し
ては隣接する3ドットの線間の本数は1本,2ドットの
線間の本数は2本,1ドットの線間の本数は2本であ
る。
【0032】同様に,線幅線間表生成部8は3ドット幅
の線,1ドット幅の線についも同様の統計をとり,線幅
線間表21を作成する。生成した文字パターンは文字パ
ターン保持部7に保持し,線幅線間表生成部8は線幅線
間表保持部10に保持する。
の線,1ドット幅の線についも同様の統計をとり,線幅
線間表21を作成する。生成した文字パターンは文字パ
ターン保持部7に保持し,線幅線間表生成部8は線幅線
間表保持部10に保持する。
【0033】図2は本発明の文字パターン元字の変更処
理の基本構成を示す。図2において,1は文字パターン
作成装置である。
理の基本構成を示す。図2において,1は文字パターン
作成装置である。
【0034】2は元字保持部である。2’は元字変更部
であって,変更された文字パターンを基に文字のパター
ンを自動変更するものである。
であって,変更された文字パターンを基に文字のパター
ンを自動変更するものである。
【0035】6は文字パターン展開部である。7は文字
パターン保持部であって,図1の文字パターンの生成処
理において生成された文字パターンおよび変更後の文字
パターンを保持するものである。
パターン保持部であって,図1の文字パターンの生成処
理において生成された文字パターンおよび変更後の文字
パターンを保持するものである。
【0036】8は線幅線間表生成部である。9は表示部
であって,文字パターンを表示するディスプレイ等であ
る。10は線幅線間表保持部である。
であって,文字パターンを表示するディスプレイ等であ
る。10は線幅線間表保持部である。
【0037】11は線幅線間表変更部であって,線幅線
間表の内容を線幅線間変更データ入力部14より入力さ
れる変更データおよび変更後の文字パターンの線間,線
幅データに基づいて変更するものである。
間表の内容を線幅線間変更データ入力部14より入力さ
れる変更データおよび変更後の文字パターンの線間,線
幅データに基づいて変更するものである。
【0038】13は文字パターン生成部2であって,変
更された線幅線間表に基づいて文字パターンの線幅,線
間のドット数を変更して,文字パターンを変更するもの
である。同じ線幅,同じ線間のそれぞれの分布ができる
だけ均一になるように線幅,線間を構成しなおす。
更された線幅線間表に基づいて文字パターンの線幅,線
間のドット数を変更して,文字パターンを変更するもの
である。同じ線幅,同じ線間のそれぞれの分布ができる
だけ均一になるように線幅,線間を構成しなおす。
【0039】14は線幅線間表変更データ入力部であっ
て,キーボード等であり,線幅線間表の変更データを入
力するものである。図2の本発明の文字パターンの変更
処理の動作を説明する前に図3 (b)について説明する。
て,キーボード等であり,線幅線間表の変更データを入
力するものである。図2の本発明の文字パターンの変更
処理の動作を説明する前に図3 (b)について説明する。
【0040】図3 (b)は変更された線幅線間表と変更さ
れた文字パターンである。図3 (b)において,21’は
変更された線幅線間表の例であって,作業者の変更デー
タの入力および変更データ入力に基づいて変更された基
本文字パターンの線幅,線間の本数に基づいて変更され
たものである。作業の変更データ入力により線幅線間表
の線幅2ドットに隣接する線間3ドットを0する。その
線間の変更により変更された文字パターンに基づいて線
幅2ドットの線間が3本に自動変更され,線幅1ドット
の線間2ドットが0に自動変更される。
れた文字パターンである。図3 (b)において,21’は
変更された線幅線間表の例であって,作業者の変更デー
タの入力および変更データ入力に基づいて変更された基
本文字パターンの線幅,線間の本数に基づいて変更され
たものである。作業の変更データ入力により線幅線間表
の線幅2ドットに隣接する線間3ドットを0する。その
線間の変更により変更された文字パターンに基づいて線
幅2ドットの線間が3本に自動変更され,線幅1ドット
の線間2ドットが0に自動変更される。
【0041】22’は作業者の線幅線間の変更データ入
力により変更された線幅線間表21’に基づいて変更さ
れた文字パターンである。X’は変更された線幅線間表
21’に基づいて変更された線であり,図3 (a)の線X
が1ドット太くなって2ドットとなった線である。それ
にともない図3 (a)の3ドット幅の線間が2ドットとな
る。
力により変更された線幅線間表21’に基づいて変更さ
れた文字パターンである。X’は変更された線幅線間表
21’に基づいて変更された線であり,図3 (a)の線X
が1ドット太くなって2ドットとなった線である。それ
にともない図3 (a)の3ドット幅の線間が2ドットとな
る。
【0042】図3 (b)を参照し,図2の本発明の基本構
成の動作を説明する。線幅線間表保持部10に保持され
ている線幅線間表21が表示部9に表示される。
成の動作を説明する。線幅線間表保持部10に保持され
ている線幅線間表21が表示部9に表示される。
【0043】そこで,例えば,作業者は線幅線間表変更
データ入力部14により,線幅線間表変更部11に対し
て線幅線間表21の線幅2の線間3を0とする変更デー
タを入力する。その結果,線幅線間表21’の線幅2の
線間3が0となる。そして,文字パターン生成部2(13)
は文字パターン22の線間3ドットの領域が0となるよ
うに線幅部分を1ドット増やす。その際,線幅,線間の
分布ができるだけ均一になるように変更する。例えば,
図3の文字パターン22の場合,線間3に隣接する1ド
ットの線Xを2ドットの線X’にする。その結果,変更
された文字パターン22’を得る。さらに,線幅線間表
生成部8は変更された文字パターン22’に基づいて線
幅線間表を更新する。図3 (b)の場合,線幅2ドット,
線間2ドットの本数が3になり,線幅1ドット,線間2
ドットが0本になる。
データ入力部14により,線幅線間表変更部11に対し
て線幅線間表21の線幅2の線間3を0とする変更デー
タを入力する。その結果,線幅線間表21’の線幅2の
線間3が0となる。そして,文字パターン生成部2(13)
は文字パターン22の線間3ドットの領域が0となるよ
うに線幅部分を1ドット増やす。その際,線幅,線間の
分布ができるだけ均一になるように変更する。例えば,
図3の文字パターン22の場合,線間3に隣接する1ド
ットの線Xを2ドットの線X’にする。その結果,変更
された文字パターン22’を得る。さらに,線幅線間表
生成部8は変更された文字パターン22’に基づいて線
幅線間表を更新する。図3 (b)の場合,線幅2ドット,
線間2ドットの本数が3になり,線幅1ドット,線間2
ドットが0本になる。
【0044】上記の,文字パターンの変更処理は複数の
文字に対して一括処理される。例えば,図22の基本文
字パターンの線幅線間表21に対して2ドットの線幅に
隣接する線間3ドットを0とすると,全文字,あるいは
指定した文字種の指定した画数以下の文字等,指定した
文字の文字パターンが一括して変更され,それにともな
ってそれぞれの文字の線幅線間表21も変更される。
文字に対して一括処理される。例えば,図22の基本文
字パターンの線幅線間表21に対して2ドットの線幅に
隣接する線間3ドットを0とすると,全文字,あるいは
指定した文字種の指定した画数以下の文字等,指定した
文字の文字パターンが一括して変更され,それにともな
ってそれぞれの文字の線幅線間表21も変更される。
【0045】変更された文字パターンは文字パターン保
持部7に保持,および変更された線幅線間表21’は線
幅線間表保持部10に保持される。さらに,本発明で
は,印字フォントとするために修正された文字パターン
に基づいて,元字変更部により元字を変更する。元字に
対して,文字パターン生成部1(3) は元字から文字パタ
ーンを生成する過程において元字のフォーマットのメッ
シュ(ドット位置)どの位置が削除あるいは,残される
かはデータとして把握しているので,印字フォントとす
る文字パターンを得るためには元字のパターンをどのよ
うにすれば良いかがわかる。そこで,元字変更部は文字
パターンに基づいて元字のパターンを変更する。
持部7に保持,および変更された線幅線間表21’は線
幅線間表保持部10に保持される。さらに,本発明で
は,印字フォントとするために修正された文字パターン
に基づいて,元字変更部により元字を変更する。元字に
対して,文字パターン生成部1(3) は元字から文字パタ
ーンを生成する過程において元字のフォーマットのメッ
シュ(ドット位置)どの位置が削除あるいは,残される
かはデータとして把握しているので,印字フォントとす
る文字パターンを得るためには元字のパターンをどのよ
うにすれば良いかがわかる。そこで,元字変更部は文字
パターンに基づいて元字のパターンを変更する。
【0046】なお,漢字では,縦線の本数に比較して横
線の本数が多いので,横線についてのみの変更でも効果
的であるが,縦線についても同様の処理を行うようにし
ても良い。また,明朝体の漢字のように,筆の開始部分
が線の中央付近より太いような字体ではその部分を除い
た線幅が一定した部分の線幅で処理をする。
線の本数が多いので,横線についてのみの変更でも効果
的であるが,縦線についても同様の処理を行うようにし
ても良い。また,明朝体の漢字のように,筆の開始部分
が線の中央付近より太いような字体ではその部分を除い
た線幅が一定した部分の線幅で処理をする。
【0047】
【作用】本発明によれば,生成された文字パターン(基
本文字パターン)に対して生成される線幅線間表によ
り,文字パターンの線幅,線間のバラツキを把握できる
(平均より特に大きい線間,線幅,もしくは平均より特
に小さい線幅,線間等を表から把握できる)。そして,
その線幅線間表の内容をもとに線幅,線間ができるだけ
均一化されるように線幅線間表を変更することにより,
変更された線幅線間表を基に線幅線間が平均化されるよ
うに文字パターンが自動的に修正する。そして,その修
正は,複数の漢字等に対して一括して変更することがで
きる。そのため,高品質の印字フォントを容易に開発す
ることが可能になる。
本文字パターン)に対して生成される線幅線間表によ
り,文字パターンの線幅,線間のバラツキを把握できる
(平均より特に大きい線間,線幅,もしくは平均より特
に小さい線幅,線間等を表から把握できる)。そして,
その線幅線間表の内容をもとに線幅,線間ができるだけ
均一化されるように線幅線間表を変更することにより,
変更された線幅線間表を基に線幅線間が平均化されるよ
うに文字パターンが自動的に修正する。そして,その修
正は,複数の漢字等に対して一括して変更することがで
きる。そのため,高品質の印字フォントを容易に開発す
ることが可能になる。
【0048】また,作成された印字フォントとする文字
パターンに基づいて元字を自動変更できるので,品質の
良い印字フォントを得ることができる元字の変更を簡単
に行うことができる。
パターンに基づいて元字を自動変更できるので,品質の
良い印字フォントを得ることができる元字の変更を簡単
に行うことができる。
【0049】
【実施例】図4は本発明の文字パターン装置構成の実施
例である(文字パターンを生成する場合)。
例である(文字パターンを生成する場合)。
【0050】図4において,Cはコンピュータである。
2は元字保持部である。元字を保存する磁気ディスク装
置等である。
2は元字保持部である。元字を保存する磁気ディスク装
置等である。
【0051】2’は元字の例である。縦15000ドッ
ト,横15000ドットである。あるい縦1000ドッ
ト,横1000ドットでも良い。3は文字パターン生成
部1であって,元字を元に基本文字パターンを生成する
ものである。
ト,横15000ドットである。あるい縦1000ドッ
ト,横1000ドットでも良い。3は文字パターン生成
部1であって,元字を元に基本文字パターンを生成する
ものである。
【0052】5’は解像度保持部であって,解像度,文
字ポイントを保持するメモリである。・解像度は240
dpi,480dpi,600dpi,800dpiを
選択できるものである。文字ポイントは5p,6p,7
p,8p,9p,10p,10.5p,11p,12p
を選択できるものである。
字ポイントを保持するメモリである。・解像度は240
dpi,480dpi,600dpi,800dpiを
選択できるものである。文字ポイントは5p,6p,7
p,8p,9p,10p,10.5p,11p,12p
を選択できるものである。
【0053】6は文字パターン展開部であって,文字パ
ターンを展開するメモリである。7は文字パターン保持
部である。文字ポイントを保存する磁気ディスク装置等
である。
ターンを展開するメモリである。7は文字パターン保持
部である。文字ポイントを保存する磁気ディスク装置等
である。
【0054】22は文字パターンである。8は線幅線間
表生成部である。10は線幅線間表保持部である。線幅
線間表を保存する磁気ディスク装置等である。
表生成部である。10は線幅線間表保持部である。線幅
線間表を保存する磁気ディスク装置等である。
【0055】21は線幅線間表の例である(文字パター
ン22に対応する) 25は検索部であって,文字パターン展開部6に転換さ
れている文字パターンを検索するものである。
ン22に対応する) 25は検索部であって,文字パターン展開部6に転換さ
れている文字パターンを検索するものである。
【0056】26は表示制御部であって,文字パターン
展開部に展開されている文字パターンをディスプレイ
9’に表示する制御を行うものである。9’はディスプ
レイである。
展開部に展開されている文字パターンをディスプレイ
9’に表示する制御を行うものである。9’はディスプ
レイである。
【0057】27はキーボードである。図4の構成の動
作を説明する。文字パターン生成部1(3) は元字保持部
2から元字2’を取り込み,文字パターン展開部6に展
開する。また,文字パターン生成部1(3) には解像度保
持部5から,ユーザにより文字パターンの解像度と文字
ポイントが指定される。文字パターン生成部1(3) は解
像度と文字ポイントに応じて,元字のドットの一部を削
除し,輪郭線の間を黒のドットで埋めて文字パターン2
2を生成する。
作を説明する。文字パターン生成部1(3) は元字保持部
2から元字2’を取り込み,文字パターン展開部6に展
開する。また,文字パターン生成部1(3) には解像度保
持部5から,ユーザにより文字パターンの解像度と文字
ポイントが指定される。文字パターン生成部1(3) は解
像度と文字ポイントに応じて,元字のドットの一部を削
除し,輪郭線の間を黒のドットで埋めて文字パターン2
2を生成する。
【0058】線幅線間表生成部8は文字パターン22の
線幅と線間を解析し,線幅毎に隣接する線間の幅毎の本
数をまとめ線幅線間表21を作成する。生成される文字
パターン22は文字パターン保持部7に保存され,線幅
線間表は線幅線間表保持部10に保存される。
線幅と線間を解析し,線幅毎に隣接する線間の幅毎の本
数をまとめ線幅線間表21を作成する。生成される文字
パターン22は文字パターン保持部7に保存され,線幅
線間表は線幅線間表保持部10に保存される。
【0059】図5は本発明の文字パターンの元字の変更
処理のための装置構成実施例である。図5において,2
は元字保持部である。
処理のための装置構成実施例である。図5において,2
は元字保持部である。
【0060】2”は元字変更部である。6は文字パター
ン展開部であって,文字パターンを展開するメモリであ
る。7は文字パターン保持部であって,図4の文字パタ
ーンの生成処理で生成された文字パターンを保持するも
のである。
ン展開部であって,文字パターンを展開するメモリであ
る。7は文字パターン保持部であって,図4の文字パタ
ーンの生成処理で生成された文字パターンを保持するも
のである。
【0061】7’は文字パターン保持部であって,変更
された文字パターンを保存するものであり,文字パター
ン保持部7に同じものである。8は線幅線間表生成部で
ある。
された文字パターンを保存するものであり,文字パター
ン保持部7に同じものである。8は線幅線間表生成部で
ある。
【0062】10は線幅線間表保持部である。21は線
幅線間表であって,文字パターン22の線幅線間表であ
る。10’は線幅線間表保持部であって,変更後の線幅
線間表を保持するものであり,線幅線間表保持部10に
同じものである。
幅線間表であって,文字パターン22の線幅線間表であ
る。10’は線幅線間表保持部であって,変更後の線幅
線間表を保持するものであり,線幅線間表保持部10に
同じものである。
【0063】21’は変更された線幅線間表である。1
1は線幅線間表変更部である。13は文字パターン生成
部2であって,線幅線間表21’を元に文字パターンを
変更するものである。
1は線幅線間表変更部である。13は文字パターン生成
部2であって,線幅線間表21’を元に文字パターンを
変更するものである。
【0064】25は検索部である。26は表示制御部で
ある。9’はディスプレイである。
ある。9’はディスプレイである。
【0065】27はキーボードである。図5の構成の動
作を説明する。文字パターン保持部7より文字パターン
22が読み出され,文字パターン展開部6に展開され,
展開された内容が読み出されて表示制御部26により表
示制御され,ディスプレイ9’に表示される。線幅線間
表保持部10に保持されている線幅線間表21が文字パ
ターン生成部2(13)により読み出され,表示制御部26
により表示されてディスプレイ9’に表示制御される。
作を説明する。文字パターン保持部7より文字パターン
22が読み出され,文字パターン展開部6に展開され,
展開された内容が読み出されて表示制御部26により表
示制御され,ディスプレイ9’に表示される。線幅線間
表保持部10に保持されている線幅線間表21が文字パ
ターン生成部2(13)により読み出され,表示制御部26
により表示されてディスプレイ9’に表示制御される。
【0066】作業者は,ディスプレイ9’に表示された
文字パターン22とその線幅線間表21とにより文字パ
ターンを変更する箇所を判断し,さらにそのために線幅
線間表のどのデータを変更すれば良いかを決定する。そ
して,変更データをキーボード27により入力すること
により線幅線間表変更部11は線幅線間表を変更する。
文字パターン22とその線幅線間表21とにより文字パ
ターンを変更する箇所を判断し,さらにそのために線幅
線間表のどのデータを変更すれば良いかを決定する。そ
して,変更データをキーボード27により入力すること
により線幅線間表変更部11は線幅線間表を変更する。
【0067】例えば,線間3ドット,線幅1ドットが他
のものとのバランスが悪いので,線幅線間表21の線幅
1ドットの線間3を0本とする。文字パターン生成部2
(13)は変更された線幅線間表21’により文字パタ
ーン22を変更して文字パターン22’とする。文字パ
ターン生成部2(13)は線幅,線間の大きさをできる
だけ均一になるように線幅,線間を補正する。例えば,
図示の例の場合,線幅1ドットの線Xの幅について,3
ドットの間隔が隣接する側のドットを1ドット増やして
2ドットとする。
のものとのバランスが悪いので,線幅線間表21の線幅
1ドットの線間3を0本とする。文字パターン生成部2
(13)は変更された線幅線間表21’により文字パタ
ーン22を変更して文字パターン22’とする。文字パ
ターン生成部2(13)は線幅,線間の大きさをできる
だけ均一になるように線幅,線間を補正する。例えば,
図示の例の場合,線幅1ドットの線Xの幅について,3
ドットの間隔が隣接する側のドットを1ドット増やして
2ドットとする。
【0068】線幅線間表生成部8は変更された文字パタ
ーン22’について線幅,線間をもとめ線幅毎に隣接す
る線間の幅の本数を求め,線幅線間表21’を作成す
る。変更された文字パターン22’は文字パターン保持
部7’に保持される。また,変更された線幅線間表は線
幅線間表保持部10’に保持される。
ーン22’について線幅,線間をもとめ線幅毎に隣接す
る線間の幅の本数を求め,線幅線間表21’を作成す
る。変更された文字パターン22’は文字パターン保持
部7’に保持される。また,変更された線幅線間表は線
幅線間表保持部10’に保持される。
【0069】さらに,元字変更部2”は,変更された文
字パターン22’を元に,元字から文字パターンを生成
するときのメッシュ(文字のドット位置)の削除のデー
タをもとに変更した文字パターンが得られるように元の
パターンを自動変更する。
字パターン22’を元に,元字から文字パターンを生成
するときのメッシュ(文字のドット位置)の削除のデー
タをもとに変更した文字パターンが得られるように元の
パターンを自動変更する。
【0070】図6は本発明の文字パターン生成部1のフ
ローチャートである。 S1 元字を入力する。 S2 文字の大きさ(ポイント)を定める。
ローチャートである。 S1 元字を入力する。 S2 文字の大きさ(ポイント)を定める。
【0071】S3 解像度をきめる。 S4 元字のパターンの横方向,縦方向の文字パターン
のドットをきめられた規則に従って削除する(通常,平
均的に削除する)。白抜きの輪郭線の内側を塗りつぶ
し,文字パターンを作成する。
のドットをきめられた規則に従って削除する(通常,平
均的に削除する)。白抜きの輪郭線の内側を塗りつぶ
し,文字パターンを作成する。
【0072】S5 全文字パターンについて作成したか
判定する。全文字パターンについて作成済でなければ次
の文字についてS2以降の処理を繰り返す。あるいは指
定した文字ポイント,解像度で全文字について終了した
ら次の文字ポイントについてS2以降の処理を繰り返
す。さらに,全ポイントの全文字について終了したら,
次の解像度を設定してS2以降の処理を繰り返す。
判定する。全文字パターンについて作成済でなければ次
の文字についてS2以降の処理を繰り返す。あるいは指
定した文字ポイント,解像度で全文字について終了した
ら次の文字ポイントについてS2以降の処理を繰り返
す。さらに,全ポイントの全文字について終了したら,
次の解像度を設定してS2以降の処理を繰り返す。
【0073】S6 全文字パターンについて基本文字パ
ターンを作成したら処理を終了する。 図7は本発明の文字パターン生成部2のフローチャート
である。
ターンを作成したら処理を終了する。 図7は本発明の文字パターン生成部2のフローチャート
である。
【0074】S1 線幅線間表を入力する。 S2 文字パターンを変更する文字種を選択する。 S3 文字種が漢字であれば文字パターンを変更する画
数の範囲を入力する。
数の範囲を入力する。
【0075】S4 線幅線間表の変更された線幅もしく
は線間の間隔を求め,指定された文字種,画数の文字の
文字パターンについて,線幅,線間を変更する。例え
ば,線間3ドットの本数を0本とするなら,3ドットの
線幅の線の上下に隣接する線間の幅を考慮し,線幅毎の
本数ができるだけ均一化するように一方の側の線のドッ
トを1ドット増やす。このように線幅,線間ができるだ
け均一化されるように線幅もしくは線間を変更する。
は線間の間隔を求め,指定された文字種,画数の文字の
文字パターンについて,線幅,線間を変更する。例え
ば,線間3ドットの本数を0本とするなら,3ドットの
線幅の線の上下に隣接する線間の幅を考慮し,線幅毎の
本数ができるだけ均一化するように一方の側の線のドッ
トを1ドット増やす。このように線幅,線間ができるだ
け均一化されるように線幅もしくは線間を変更する。
【0076】図8は本発明の線幅線間生成部のフローチ
ャートである。 S1 文字パターンを読み取る。 S2 横線を検出する。
ャートである。 S1 文字パターンを読み取る。 S2 横線を検出する。
【0077】S3 横線に隣接する線間の大きさを求め
る。 S4 線幅毎に隣接する線間の幅の本数を求め線幅線間
表を作成する。 S5 線幅線間表を保存する。
る。 S4 線幅毎に隣接する線間の幅の本数を求め線幅線間
表を作成する。 S5 線幅線間表を保存する。
【0078】図9は本発明の元字変更部のフローチャー
トである。 S1 変更された文字パターンの線幅,線間の位置を求
める。 S2 線幅を太くするところは文字パターン生成で削除
される部分を考慮して,元字の線幅を太くする。
トである。 S1 変更された文字パターンの線幅,線間の位置を求
める。 S2 線幅を太くするところは文字パターン生成で削除
される部分を考慮して,元字の線幅を太くする。
【0079】S3 線幅を細くするところは文字パター
ン生成で削除される部分を考慮して,元字の線幅を細く
する。 S4 線間を広げるところは文字パターン生成で削除さ
れる部分を考慮して,元字の線間を広くする。
ン生成で削除される部分を考慮して,元字の線幅を細く
する。 S4 線間を広げるところは文字パターン生成で削除さ
れる部分を考慮して,元字の線間を広くする。
【0080】S5 線間を狭くするところは文字パター
ン生成で削除される部分を考慮して,元字の線間を狭く
する。 なお,上記の実施例では横線のみの変更について説明し
たが,縦線についても同様に行うようにしても良い。
ン生成で削除される部分を考慮して,元字の線間を狭く
する。 なお,上記の実施例では横線のみの変更について説明し
たが,縦線についても同様に行うようにしても良い。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば,線幅線間表により,文
字パターンの線幅,線間のバラツキを数値データにより
容易に把握できるようになる。さらに,その線幅線間表
の内容をもとに線幅,線間ができるだけ均一化されるよ
うに線幅線間表を変更することにより,変更された線幅
線間表を基に線幅線間が平均化されるように文字パター
ンを自動的に修正する。また,その修正は複数の漢字等
に対して一括して変更することができるので,高品質の
印字フォントを容易に開発することが可能になる。
字パターンの線幅,線間のバラツキを数値データにより
容易に把握できるようになる。さらに,その線幅線間表
の内容をもとに線幅,線間ができるだけ均一化されるよ
うに線幅線間表を変更することにより,変更された線幅
線間表を基に線幅線間が平均化されるように文字パター
ンを自動的に修正する。また,その修正は複数の漢字等
に対して一括して変更することができるので,高品質の
印字フォントを容易に開発することが可能になる。
【0082】また,本発明によれば,修正された文字パ
ターンが得られるような元字の変更を自動的に行うこと
ができ,品質の高い印字フォントの開発を容易に行うこ
とができるようになる。
ターンが得られるような元字の変更を自動的に行うこと
ができ,品質の高い印字フォントの開発を容易に行うこ
とができるようになる。
【図1】本発明の基本構成を示す図である(文字パター
ンの生成処理)。
ンの生成処理)。
【図2】本発明の基本構成を示す図である(文字パター
ン,元字の変更処理)。
ン,元字の変更処理)。
【図3】本発明の線幅線間表と文字パターンの関係の説
明図である。
明図である。
【図4】本発明の文字パターン生成の装置構成の実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本発明の文字パターン,元字の変更処理のため
の装置構成の実施例を示す図である。
の装置構成の実施例を示す図である。
【図6】本発明の文字パターン生成部1のフローチャー
トを示す図てある。
トを示す図てある。
【図7】本発明の文字パターン生成部2のフローチャー
トを示す図である。
トを示す図である。
【図8】本発明の線幅線間表生成部のフローチャートを
示す図である。
示す図である。
【図9】本発明の元字変更部のフローチャートを示す図
である。
である。
【図10】従来の印字フォント作成方法を示す図であ
る。
る。
1:文字パターン作成装置 2:元字保持部 2”:元字変更部 3:文字パターン生成部1 5:解像度選択部 6:文字パターン展開部 7:文字パターン保持部 8:線幅線間表生成部 9:表示部 10:線幅線間表保持部 11:線幅線間表変更部 13:文字パターン生成部2 14:線幅線間表変更データ入力部
Claims (4)
- 【請求項1】 1文字当たりの縦横のドット数の大きい
元字を保持する元字保持部と,元字に基づいてプリンタ
装置の印字フォントとする文字パターンを生成する文字
パターン生成部1と,生成された文字パターンの線幅毎
の線幅の本数と線間毎の線間の本数の関係を表にまとめ
る線幅線間表生成部と,線幅線間表を変更する線幅線間
表変更部と,変更された線幅線間表に基づいて文字パタ
ーンを変更する文字パターン生成部2とを備えたことを
特徴とする印字フォント作成装置。 - 【請求項2】 変更された文字パターンに基づいて文字
を自動変更する元字変更部とを備えたことを特徴とする
請求項1に記載の印字フォント作成装置。 - 【請求項3】 1文字当たりの縦横のドット数の大きい
元字を保持する元字保持部と,元字に基づいてプリンタ
装置の印字フォントとする文字パターンを生成する文字
パターン生成部1と,生成された文字パターンの線幅毎
の線幅の本数と線間毎の線間の本数の関係を表にまとめ
る線幅線間表生成部と,線幅線間表の内容を変更する線
幅線間表変更部と,変更された線幅線間表の内容に基づ
いて文字パターンを変更する文字パターン生成部2とを
備え,元字を基に生成された文字パターンの線幅線間表
を作成し,文字パターンを変更する場合には線幅線間表
の内容を変更し,変更された線幅線間表に基づいて文字
パターンを変更することを特徴とする印字フォント作成
方法。 - 【請求項4】 変更された文字パターンに基づいて元字
を自動変更する元字変更部とを備え,変更された文字パ
ターンに基づいて元字を自動変更することを特徴とする
請求項3に記載の印字フォント作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059090A JPH08254974A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 印字フォント作成装置および印字フォント作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059090A JPH08254974A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 印字フォント作成装置および印字フォント作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08254974A true JPH08254974A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13103302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7059090A Withdrawn JPH08254974A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 印字フォント作成装置および印字フォント作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08254974A (ja) |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7059090A patent/JPH08254974A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |