JPH08253096A - 衝突予測感知により付勢可能な拘束デバイスを制御する方法及び装置 - Google Patents
衝突予測感知により付勢可能な拘束デバイスを制御する方法及び装置Info
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- JPH08253096A JPH08253096A JP8038138A JP3813896A JPH08253096A JP H08253096 A JPH08253096 A JP H08253096A JP 8038138 A JP8038138 A JP 8038138A JP 3813896 A JP3813896 A JP 3813896A JP H08253096 A JPH08253096 A JP H08253096A
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- B60R21/01—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
- B60R21/013—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
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- B60R21/0134—Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to imminent contact with an obstacle, e.g. using radar systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の乗員に現実的な脅威となり得る場合に
だけ、乗員拘束システムを付勢する装置及び方法を提供
する。 【解決手段】 コントローラ(24)が、衝突加速度と
関数関係を有する衝突値を決定し、決定された衝突値を
スレショルド値と比較する。車両に設置されたレーダ・
システム(12、20)を用いて、目標(18)に対す
る、レンジ、接近速度、及び入射角をモニタする。スレ
ショルド値を、モニタされた目標レンジ、目標接近速
度、及び入射角の中の少なくとも1つに応答して変動さ
せる。コントローラ(24)は、決定された衝突値がス
レショルド値よりも大きい場合に付勢信号を提供する。
だけ、乗員拘束システムを付勢する装置及び方法を提供
する。 【解決手段】 コントローラ(24)が、衝突加速度と
関数関係を有する衝突値を決定し、決定された衝突値を
スレショルド値と比較する。車両に設置されたレーダ・
システム(12、20)を用いて、目標(18)に対す
る、レンジ、接近速度、及び入射角をモニタする。スレ
ショルド値を、モニタされた目標レンジ、目標接近速
度、及び入射角の中の少なくとも1つに応答して変動さ
せる。コントローラ(24)は、決定された衝突値がス
レショルド値よりも大きい場合に付勢信号を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、付勢可能な拘束シ
ステムに関し、更に詳しくは、予測的な衝突感知技術を
用いることによって外部的に感知される事象に応答し
て、付勢可能な拘束デバイスを制御する方法及び装置に
関する。
ステムに関し、更に詳しくは、予測的な衝突感知技術を
用いることによって外部的に感知される事象に応答し
て、付勢可能な拘束デバイスを制御する方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の付勢可能な乗員拘束デバイス
は、公知である。拘束デバイスの1つの特定のタイプに
は、車両のパッセンジャ・コンパートメントの内部に設
置された膨張可能なエアバッグが含まれる。エアバッグ
は、スキブと称される付随の電気的に付勢可能な点火装
置を有する。衝突加速度とも称される車両の減速度に応
答して付勢される乗員拘束システムもある。非衝突セン
サを用いることによって、車両の衝突が発生する前に搭
乗者拘束システムが付勢されるようにすることが提案さ
れてきた。
は、公知である。拘束デバイスの1つの特定のタイプに
は、車両のパッセンジャ・コンパートメントの内部に設
置された膨張可能なエアバッグが含まれる。エアバッグ
は、スキブと称される付随の電気的に付勢可能な点火装
置を有する。衝突加速度とも称される車両の減速度に応
答して付勢される乗員拘束システムもある。非衝突セン
サを用いることによって、車両の衝突が発生する前に搭
乗者拘束システムが付勢されるようにすることが提案さ
れてきた。
【0003】車両の衝突加速度に応答して付勢されるシ
ステムは、典型的には、スキブと直列に電気的に接続さ
れた慣性感知デバイスを含む。慣性センサは、車両内の
様々な位置の中の一つに設置することができ、車両の減
速度を測定する。慣性感知デバイスは、所定の値よりも
大きな衝突力を受けると、関連する電気回路を閉じ、十
分な大きさの電流を十分な時間だけスキブに流しスキブ
を点火させる。スキブは、点火すると、爆発性のガス発
生構成を点火する、及び/又は、加圧ガスの容器に穴を
開け、その結果として、エアバッグの膨張や、シートベ
ルトの予備緊張装置(pre−tensioner)が
付勢される。
ステムは、典型的には、スキブと直列に電気的に接続さ
れた慣性感知デバイスを含む。慣性センサは、車両内の
様々な位置の中の一つに設置することができ、車両の減
速度を測定する。慣性感知デバイスは、所定の値よりも
大きな衝突力を受けると、関連する電気回路を閉じ、十
分な大きさの電流を十分な時間だけスキブに流しスキブ
を点火させる。スキブは、点火すると、爆発性のガス発
生構成を点火する、及び/又は、加圧ガスの容器に穴を
開け、その結果として、エアバッグの膨張や、シートベ
ルトの予備緊張装置(pre−tensioner)が
付勢される。
【0004】付勢可能な乗員拘束システムにおいて用い
られている多くの既知の慣性感知デバイスは、性質上、
機械的なものである。そのようなデバイスは、好ましく
は、車両に設置されており、1対の機械的に付勢可能な
スイッチ接点と、弾性的にバイアスされたウェイトとを
含む。ウェイトは、車両が減速すると、その設置点に関
して物理的に移動するように構成されている。減速の量
と時間とが大きければ大きいほど、それだけ、ウェイト
はバイアス力に対抗して移動する。スイッチ接点は、ウ
ェイトが所定の距離だけ移動するとウェイトはスイッチ
接点を超えて又はそれに対抗して移動しスイッチ接点を
閉じさせるように、バイアスされたウェイトに対して設
置されている。スキブと直列に接続されたそれぞれの慣
性センサのスイッチ接点が閉じると、スキブは、スキブ
を点火するのに十分な電気エネルギ源に接続される。
られている多くの既知の慣性感知デバイスは、性質上、
機械的なものである。そのようなデバイスは、好ましく
は、車両に設置されており、1対の機械的に付勢可能な
スイッチ接点と、弾性的にバイアスされたウェイトとを
含む。ウェイトは、車両が減速すると、その設置点に関
して物理的に移動するように構成されている。減速の量
と時間とが大きければ大きいほど、それだけ、ウェイト
はバイアス力に対抗して移動する。スイッチ接点は、ウ
ェイトが所定の距離だけ移動するとウェイトはスイッチ
接点を超えて又はそれに対抗して移動しスイッチ接点を
閉じさせるように、バイアスされたウェイトに対して設
置されている。スキブと直列に接続されたそれぞれの慣
性センサのスイッチ接点が閉じると、スキブは、スキブ
を点火するのに十分な電気エネルギ源に接続される。
【0005】車両のための更に別の既知の付勢可能な乗
員拘束システムには、電気的なトランスデューサ又は加
速度計が含まれ、車両の減速度を感知する。トランスデ
ューサは、車両の減速度に比例する値を有する電気信号
を提供する。このようなシステムには、トランスデュー
サの出力に接続されたモニタ又は評価回路が含まれる。
員拘束システムには、電気的なトランスデューサ又は加
速度計が含まれ、車両の減速度を感知する。トランスデ
ューサは、車両の減速度に比例する値を有する電気信号
を提供する。このようなシステムには、トランスデュー
サの出力に接続されたモニタ又は評価回路が含まれる。
【0006】モニタ回路は、トランスデューサの出力信
号を処理する。加速度計信号の処理と、開拡衝突事象
(deployment crash event)が
生じているかどうかの判断とは、複数の付与済の米国特
許の主題である。既知の処理技術には、(i)加速度信
号を積分して衝突速度を決定する、(ii)加速度信号を
2度積分して衝突変位を決定する、(iii)加速度信号
を微分して衝突ジャークを決定する、(iv)周波数成分
をモニタして加速度信号における何らかの周波数成分の
存在を決定する、又は、(v)加速度信号から衝突エネ
ルギを決定する、などが含まれる。これらの技術のそれ
ぞれは、この技術分野では、「衝突アルゴリズム」と称
されている。ある特定の衝突アルゴリズムが用いられる
と、決定された衝突値(「衝突計量」)は、典型的に
は、所定のスレショルド値と比較される。スレショルド
値を超える場合、又はある値が存在すると判断される場
合には、開拡衝突事象が生じていると考えられる。
号を処理する。加速度計信号の処理と、開拡衝突事象
(deployment crash event)が
生じているかどうかの判断とは、複数の付与済の米国特
許の主題である。既知の処理技術には、(i)加速度信
号を積分して衝突速度を決定する、(ii)加速度信号を
2度積分して衝突変位を決定する、(iii)加速度信号
を微分して衝突ジャークを決定する、(iv)周波数成分
をモニタして加速度信号における何らかの周波数成分の
存在を決定する、又は、(v)加速度信号から衝突エネ
ルギを決定する、などが含まれる。これらの技術のそれ
ぞれは、この技術分野では、「衝突アルゴリズム」と称
されている。ある特定の衝突アルゴリズムが用いられる
と、決定された衝突値(「衝突計量」)は、典型的に
は、所定のスレショルド値と比較される。スレショルド
値を超える場合、又はある値が存在すると判断される場
合には、開拡衝突事象が生じていると考えられる。
【0007】これらの計量は、開拡衝突条件と非開拡衝
突条件とを区別するのに用いられる。非開拡衝突条件
は、シートベルトだけで乗員を拘束すれば十分であり、
乗員のエアバッグの開拡による保護の強化はない場合で
ある。開拡衝突条件は、乗員のエアバッグの開拡により
乗員に対する保護が強化されることが望ましい場合であ
る。
突条件とを区別するのに用いられる。非開拡衝突条件
は、シートベルトだけで乗員を拘束すれば十分であり、
乗員のエアバッグの開拡による保護の強化はない場合で
ある。開拡衝突条件は、乗員のエアバッグの開拡により
乗員に対する保護が強化されることが望ましい場合であ
る。
【0008】非開拡衝突条件の発生時では、車両のエア
バッグを膨張させることは望ましくない。そのような不
必要な開拡は、衝突事象の後での車両の修理費用を上昇
させるだけである。従来技術における衝突アルゴリズム
それぞれに関係する主な問題点は、開拡衝突事象と非開
拡衝突事象との区別である。典型的には、バリアに対す
る10mphで0度のオフセット衝突は、非開拡衝突事
象であると考えられる。バリアに対する14mphで0
度のオフセット衝突は、開拡衝突事象であると考えられ
る。2つの異なる衝突事象の間の差異(マージン)は、
比較的狭い。そのようなマージンの狭い衝突事象の間の
区別の困難さに加えて、歩道の縁石に当たった(cur
b hit)場合や、車台を引っかけた(underc
arriage snag)場合などのようにエアバッ
グを開拡することが望ましくなくても加速度計からの出
力が生じてしまうような車両に関する事象が生じる。衝
突アルゴリズムは、そのような事象を非開拡衝突事象と
して識別する能力をもたなければならない。
バッグを膨張させることは望ましくない。そのような不
必要な開拡は、衝突事象の後での車両の修理費用を上昇
させるだけである。従来技術における衝突アルゴリズム
それぞれに関係する主な問題点は、開拡衝突事象と非開
拡衝突事象との区別である。典型的には、バリアに対す
る10mphで0度のオフセット衝突は、非開拡衝突事
象であると考えられる。バリアに対する14mphで0
度のオフセット衝突は、開拡衝突事象であると考えられ
る。2つの異なる衝突事象の間の差異(マージン)は、
比較的狭い。そのようなマージンの狭い衝突事象の間の
区別の困難さに加えて、歩道の縁石に当たった(cur
b hit)場合や、車台を引っかけた(underc
arriage snag)場合などのようにエアバッ
グを開拡することが望ましくなくても加速度計からの出
力が生じてしまうような車両に関する事象が生じる。衝
突アルゴリズムは、そのような事象を非開拡衝突事象と
して識別する能力をもたなければならない。
【0009】また、付勢可能な拘束デバイスにおける関
心事は、開拡のタイミングである。開拡衝突事象が生じ
ていることを検出するだけでなく、その事を衝突事象の
早い時期に検出すれば、それにより、エアバッグ開拡が
望ましくは最大の保護を提供できるようなタイミングと
なる。開拡衝突事象の生起を判断するのに要求される時
間を削減することにより、エアバッグの膨張速度、膨張
圧力、及び、シートベルトの予備緊張システムなどのそ
れ以外の拘束デバイスの動作を適応させることにおい
て、更なる制御の可撓性が得られる。
心事は、開拡のタイミングである。開拡衝突事象が生じ
ていることを検出するだけでなく、その事を衝突事象の
早い時期に検出すれば、それにより、エアバッグ開拡が
望ましくは最大の保護を提供できるようなタイミングと
なる。開拡衝突事象の生起を判断するのに要求される時
間を削減することにより、エアバッグの膨張速度、膨張
圧力、及び、シートベルトの予備緊張システムなどのそ
れ以外の拘束デバイスの動作を適応させることにおい
て、更なる制御の可撓性が得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】差し迫る衝突事象を感
知するレーダ・システムを用いるときには、「間違った
警告(フォールス・アラーム)」による開拡を回避する
ことが望ましい。このフォールス・アラームが生じる可
能性があるのは、レーダ・システムが、物体と車両との
重大な衝突であるとも解釈されるが、実際には、その事
象は車両の乗員に対して深刻な脅威とはならないよう
な、反射信号を受信する場合である。例えば、そのよう
なフォールス・アラーム事象は、小動物又は一片の茶色
の段ボールや板からの反射信号の結果として生じる。目
標を不正確に現実の脅威として識別することにより、付
勢可能な拘束装置は、無用な開拡にさらされてしまう。
したがって、車両乗員に現実の脅威を与える目標とそう
ではない目標とを区別することが望まれる。
知するレーダ・システムを用いるときには、「間違った
警告(フォールス・アラーム)」による開拡を回避する
ことが望ましい。このフォールス・アラームが生じる可
能性があるのは、レーダ・システムが、物体と車両との
重大な衝突であるとも解釈されるが、実際には、その事
象は車両の乗員に対して深刻な脅威とはならないよう
な、反射信号を受信する場合である。例えば、そのよう
なフォールス・アラーム事象は、小動物又は一片の茶色
の段ボールや板からの反射信号の結果として生じる。目
標を不正確に現実の脅威として識別することにより、付
勢可能な拘束装置は、無用な開拡にさらされてしまう。
したがって、車両乗員に現実の脅威を与える目標とそう
ではない目標とを区別することが望まれる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両における
付勢可能な拘束デバイスを制御する方法及び装置を提供
する。加速度計が衝突加速度を測定する。衝突値は、衝
突加速度から決定され、スレショルド値と比較される。
レーダ・システムが、車両と目標との間のレンジ(距
離)と接近速度とをモニタする。スレショルド値は、決
定されたレンジと接近速度とに応答して変動する。衝突
値がスレショルド値よりも大きいと判断されると、拘束
デバイスが付勢される。
付勢可能な拘束デバイスを制御する方法及び装置を提供
する。加速度計が衝突加速度を測定する。衝突値は、衝
突加速度から決定され、スレショルド値と比較される。
レーダ・システムが、車両と目標との間のレンジ(距
離)と接近速度とをモニタする。スレショルド値は、決
定されたレンジと接近速度とに応答して変動する。衝突
値がスレショルド値よりも大きいと判断されると、拘束
デバイスが付勢される。
【0012】本発明の1つの特徴によれば、付勢可能な
拘束デバイスを制御する装置が提供される。この装置
は、衝突加速度を感知する手段と、衝突加速度と関数関
係を有する衝突値を決定する手段と、を有する。この装
置は、更に、決定された衝突値をスレショルド値と比較
する手段と、目標レンジと目標接近速度と入射角との少
なくとも1つに応答してスレショルド値を変動させる手
段と、を有する。この装置は、更に、決定された衝突値
がスレショルド値よりも大きいときには、付勢信号を提
供する手段を有する。
拘束デバイスを制御する装置が提供される。この装置
は、衝突加速度を感知する手段と、衝突加速度と関数関
係を有する衝突値を決定する手段と、を有する。この装
置は、更に、決定された衝突値をスレショルド値と比較
する手段と、目標レンジと目標接近速度と入射角との少
なくとも1つに応答してスレショルド値を変動させる手
段と、を有する。この装置は、更に、決定された衝突値
がスレショルド値よりも大きいときには、付勢信号を提
供する手段を有する。
【0013】本発明の別の特徴によれば、付勢可能な拘
束デバイスを制御する方法が提供される。この方法は、
衝突加速度を感知するステップと、衝突加速度と関数関
係を有する衝突値を決定するステップと、を含む。この
方法は、更に、決定された衝突値をスレショルド値と比
較するステップと、目標レンジと目標接近速度と入射角
との少なくとも1つに応答してスレショルド値を変動さ
せるステップと、を含む。この方法は、更に、決定され
た衝突値がスレショルド値よりも大きいときには、付勢
信号を提供するステップを含む。
束デバイスを制御する方法が提供される。この方法は、
衝突加速度を感知するステップと、衝突加速度と関数関
係を有する衝突値を決定するステップと、を含む。この
方法は、更に、決定された衝突値をスレショルド値と比
較するステップと、目標レンジと目標接近速度と入射角
との少なくとも1つに応答してスレショルド値を変動さ
せるステップと、を含む。この方法は、更に、決定され
た衝突値がスレショルド値よりも大きいときには、付勢
信号を提供するステップを含む。
【0014】
【発明の実施形態】図1を参照すると、エアバッグ拘束
制御回路10は、車両に動作的に設置されるレーダ・ト
ランシーバ12を含む。好ましくは、トランシーバ12
は、94GHzの搬送波周波数を有する周波数変調連続
波(FMCW)レーダ信号と、100MHzと300M
Hzとの間で変動する周波数変調信号とを用いる。当業
者であれば、FMチャープ、パルス・チャープ、パルス
・ドップラ、又は、それ以外のレーダ・システムを用い
ることができることが理解できよう。
制御回路10は、車両に動作的に設置されるレーダ・ト
ランシーバ12を含む。好ましくは、トランシーバ12
は、94GHzの搬送波周波数を有する周波数変調連続
波(FMCW)レーダ信号と、100MHzと300M
Hzとの間で変動する周波数変調信号とを用いる。当業
者であれば、FMチャープ、パルス・チャープ、パルス
・ドップラ、又は、それ以外のレーダ・システムを用い
ることができることが理解できよう。
【0015】トランシーバ12は、信号14を送信し目
標18からの反射信号16を受信するように、前向きの
方向で車両に設置可能である。トランシーバ12は、レ
ーダ・システム・プロセッサ20に電気的に接続され
る。レーダ・システム・プロセッサ20は、この技術分
野で知られている方法を用いて、反射されたレーダ信号
16を処理し、(i)レーダの「シーン(scen
e)」内の目標を検出し、(ii)いったん検出された目
標を追跡する。目標の検出は、目標を、現実の脅威又は
クラッタとして分類することを含む。追跡は、目標の軌
跡を判断し、目標の位置及び軌跡の変化をモニタするア
ルゴリズムの使用を含む。
標18からの反射信号16を受信するように、前向きの
方向で車両に設置可能である。トランシーバ12は、レ
ーダ・システム・プロセッサ20に電気的に接続され
る。レーダ・システム・プロセッサ20は、この技術分
野で知られている方法を用いて、反射されたレーダ信号
16を処理し、(i)レーダの「シーン(scen
e)」内の目標を検出し、(ii)いったん検出された目
標を追跡する。目標の検出は、目標を、現実の脅威又は
クラッタとして分類することを含む。追跡は、目標の軌
跡を判断し、目標の位置及び軌跡の変化をモニタするア
ルゴリズムの使用を含む。
【0016】レーダ・システム・プロセッサ20は、車
両運行制御22とエアバッグ・コントローラ24とに電
気的に接続される。レーダ信号プロセッサ20は、目標
検出と目標軌跡とを示す特性を有する電気信号を、運行
制御22とエアバッグ・コントローラ24とに提供す
る。レーダ・システム・プロセッサ20からの電気信号
は、他の既知の車両システムである目的警告システム、
衝突警告及び回避システム、及び、盲目スポット検出な
どによっても用いられ得る。
両運行制御22とエアバッグ・コントローラ24とに電
気的に接続される。レーダ信号プロセッサ20は、目標
検出と目標軌跡とを示す特性を有する電気信号を、運行
制御22とエアバッグ・コントローラ24とに提供す
る。レーダ・システム・プロセッサ20からの電気信号
は、他の既知の車両システムである目的警告システム、
衝突警告及び回避システム、及び、盲目スポット検出な
どによっても用いられ得る。
【0017】車両運行制御22は、車両速度制御26に
動作的に接続されている。車両速度制御26は、車両の
加速度と速度とをモニタし制御する既知の運行制御シス
テムにおいて用いられる車両要素を含む。
動作的に接続されている。車両速度制御26は、車両の
加速度と速度とをモニタし制御する既知の運行制御シス
テムにおいて用いられる車両要素を含む。
【0018】レーダ・システム・プロセッサ20からの
電気信号は、運行制御22と速度制御26とによって用
いられ車両の速度と加速度とを規整するだけでなく、ブ
レーキ制御などのように衝突を回避するのにも用いられ
得る。
電気信号は、運行制御22と速度制御26とによって用
いられ車両の速度と加速度とを規整するだけでなく、ブ
レーキ制御などのように衝突を回避するのにも用いられ
得る。
【0019】エアバッグ・コントローラ24は、電気的
に付勢可能なスキブ32に動作的に接続される。スキブ
32は、ガス発生構成及び/又は加圧ガスのコンテナ
(図示せず)に動作的に接続される。特に、コントロー
ラ24は、スイッチング・トランジスタ36に接続され
る。スキブ32は、電気的エネルギ源40と電気的グラ
ンドとの間の機械的慣性スイッチ34とトランジスタ・
スイッチ36とに直列に電気的に接続される。スイッチ
36は、オン又はオフ・モードで制御される。スイッチ
36が付勢される即ちオンであると、電流がトランジス
タを流れることができる。
に付勢可能なスキブ32に動作的に接続される。スキブ
32は、ガス発生構成及び/又は加圧ガスのコンテナ
(図示せず)に動作的に接続される。特に、コントロー
ラ24は、スイッチング・トランジスタ36に接続され
る。スキブ32は、電気的エネルギ源40と電気的グラ
ンドとの間の機械的慣性スイッチ34とトランジスタ・
スイッチ36とに直列に電気的に接続される。スイッチ
36は、オン又はオフ・モードで制御される。スイッチ
36が付勢される即ちオンであると、電流がトランジス
タを流れることができる。
【0020】加速度計60は、車両に設置されており、
車両の減速度を示す特性を有する電気信号を提供する。
加速度計60は、ローパスフィルタ又は反エイリアス
(anti−alias)フィルタ66を介して、コン
トローラ24に電気的に接続される。好ましくは、コン
トローラ24は、内部メモリと内部アナログ・デジタル
(A/D)コンバータとを有するマイクロコンピュータ
である。ローパスフィルタ66の出力は、コントローラ
24のA/Dコンバータ入力に接続される。
車両の減速度を示す特性を有する電気信号を提供する。
加速度計60は、ローパスフィルタ又は反エイリアス
(anti−alias)フィルタ66を介して、コン
トローラ24に電気的に接続される。好ましくは、コン
トローラ24は、内部メモリと内部アナログ・デジタル
(A/D)コンバータとを有するマイクロコンピュータ
である。ローパスフィルタ66の出力は、コントローラ
24のA/Dコンバータ入力に接続される。
【0021】コントローラ24は、濾波された加速度信
号をモニタして、信号に関する分析を行い、車両衝突が
生じているかどうかを判断する。特に、判断された衝突
計量値は、その関連する衝突計量スレショルド値と比較
され、開拡(deployment)衝突事象が生じて
いるかどうかを判断する。開拡衝突事象が生じていると
判断される場合には、スイッチ36がオン状態に付勢さ
れる。車両衝突が慣性スイッチ34を閉じるのに十分な
強度で生じ、それに対してコントローラがスイッチ36
を付勢するときには、スキブを点火するのに十分な量の
電流が十分な期間だけスキブ32を流れる。スキブ32
は、点火されると、次に、ガス発生構成を点火し、及び
/又は、エアバッグを膨張させる加圧ガスの容器に穴を
開ける。車両速度センサ、ステアリング角度センサ、ス
ロットル位置センサ、及びブレーキ・レベル・センサな
どのその他の車両遠隔測定センサ67は、コントローラ
24に接続される。好ましくは、センサ67からの遠隔
測定データは、直接接続と車両多重バスとのどちらかを
介して、すべてのモジュール20、22、24、26の
間で共有される。
号をモニタして、信号に関する分析を行い、車両衝突が
生じているかどうかを判断する。特に、判断された衝突
計量値は、その関連する衝突計量スレショルド値と比較
され、開拡(deployment)衝突事象が生じて
いるかどうかを判断する。開拡衝突事象が生じていると
判断される場合には、スイッチ36がオン状態に付勢さ
れる。車両衝突が慣性スイッチ34を閉じるのに十分な
強度で生じ、それに対してコントローラがスイッチ36
を付勢するときには、スキブを点火するのに十分な量の
電流が十分な期間だけスキブ32を流れる。スキブ32
は、点火されると、次に、ガス発生構成を点火し、及び
/又は、エアバッグを膨張させる加圧ガスの容器に穴を
開ける。車両速度センサ、ステアリング角度センサ、ス
ロットル位置センサ、及びブレーキ・レベル・センサな
どのその他の車両遠隔測定センサ67は、コントローラ
24に接続される。好ましくは、センサ67からの遠隔
測定データは、直接接続と車両多重バスとのどちらかを
介して、すべてのモジュール20、22、24、26の
間で共有される。
【0022】図2には、本発明に従って、スイッチ36
を制御するのに用いられる衝突アルゴリズムが、疑似的
なフローチャート形式で示されている。加速度センサ6
0は、ローパスフィルタ66を介して、コントローラ2
4の内部A/Dコンバータ70に接続される。A/Dコ
ンバータ70は、加速度信号をデジタル信号に変換す
る。コントローラ24の内部で、変換された加速度信号
は、デジタル・フィルタリング処理76によって、ハイ
パス・フィルタリングされる。マイクロコンピュータに
よる信号の信号のデジタル・フィルタリングはこの技術
において知られているので、ここでは詳細には述べな
い。コントローラ24は、加速度計60から出力される
測定された衝突加速度信号に基づき、ステップ78で、
衝突計量値を計算する。
を制御するのに用いられる衝突アルゴリズムが、疑似的
なフローチャート形式で示されている。加速度センサ6
0は、ローパスフィルタ66を介して、コントローラ2
4の内部A/Dコンバータ70に接続される。A/Dコ
ンバータ70は、加速度信号をデジタル信号に変換す
る。コントローラ24の内部で、変換された加速度信号
は、デジタル・フィルタリング処理76によって、ハイ
パス・フィルタリングされる。マイクロコンピュータに
よる信号の信号のデジタル・フィルタリングはこの技術
において知られているので、ここでは詳細には述べな
い。コントローラ24は、加速度計60から出力される
測定された衝突加速度信号に基づき、ステップ78で、
衝突計量値を計算する。
【0023】開拡及び非開拡衝突条件を区別できるもの
であれば、任意の衝突計量値を用いることができる。こ
のような衝突計量には、衝突加速度、速度、変位、ジャ
ーク(jerk)などが含まれる。ファイア・ルール又
はクラッシュ・アルゴリズムがステップ80で実行され
る。本発明では、「付勢可能な拘束デバイスの制御方法
及び装置」と題し1994年1月4日に出願されたCa
rlin他による同時継続中の米国特許出願第08/1
77232号に開示されている衝突計量と衝突アルゴリ
ズムとを用いることができると考えている。衝突アルゴ
リズムは、典型的には、1又は複数の衝突計量を関連す
るスレショルド値と比較する。衝突計量値がそれに関連
するスレショルド値を超える場合には、スイッチ36
は、オン状態に付勢される。本発明によれば、レーダ信
号プロセッサ20からの電気信号は、エアバッグ・コン
トローラ24によって用いられ、所定の乗員拘束システ
ム衝突計量スレショルド値を調整する。
であれば、任意の衝突計量値を用いることができる。こ
のような衝突計量には、衝突加速度、速度、変位、ジャ
ーク(jerk)などが含まれる。ファイア・ルール又
はクラッシュ・アルゴリズムがステップ80で実行され
る。本発明では、「付勢可能な拘束デバイスの制御方法
及び装置」と題し1994年1月4日に出願されたCa
rlin他による同時継続中の米国特許出願第08/1
77232号に開示されている衝突計量と衝突アルゴリ
ズムとを用いることができると考えている。衝突アルゴ
リズムは、典型的には、1又は複数の衝突計量を関連す
るスレショルド値と比較する。衝突計量値がそれに関連
するスレショルド値を超える場合には、スイッチ36
は、オン状態に付勢される。本発明によれば、レーダ信
号プロセッサ20からの電気信号は、エアバッグ・コン
トローラ24によって用いられ、所定の乗員拘束システ
ム衝突計量スレショルド値を調整する。
【0024】図3を参照すると、ファイア・ルール80
に対して行われる制御プロセスが、より良く理解され得
る。ファイア・ルール・プロセスは、車両が始動される
時から連続的に動作される。ステップ242では、レー
ダ・トランシーバ12が、信号14の送信を開始する。
反射された信号16が、トランシーバ12によって受信
される。トランシーバ12は、レーダ信号プロセッサ2
0に電気信号を提供する。シーン測定は、帰還信号16
を処理しトランシーバの「視野」の中で目標を検出及び
追跡することを含む。目標の追跡は、目標のレンジ、相
対速度、軌跡、又は入射角を決定することを含む。目標
の検出及び追跡は、J.C.Toomayによる”Ra
der Principles for the No
n−Specialist”,Van Nostran
d Reinhold(1989)と、Merril
I.Skolnik による”Introductio
nto Rader Systems”,McGraw
−Hill BookCompany(1980)とに
記載されているように、この技術において公知である方
法を用いて達成され得る。これらの文献は、本願におい
て全体として援用する。目標レンジは、上述の援用文献
に記載されている既知の方法の1つを用いて決定し得
る。次に、目標18の相対速度は、時間に関するレンジ
の変化を計算することにより決定される。目標角度は、
上述の援用文献に記載されている既知の方法を用いて決
定し得る。
に対して行われる制御プロセスが、より良く理解され得
る。ファイア・ルール・プロセスは、車両が始動される
時から連続的に動作される。ステップ242では、レー
ダ・トランシーバ12が、信号14の送信を開始する。
反射された信号16が、トランシーバ12によって受信
される。トランシーバ12は、レーダ信号プロセッサ2
0に電気信号を提供する。シーン測定は、帰還信号16
を処理しトランシーバの「視野」の中で目標を検出及び
追跡することを含む。目標の追跡は、目標のレンジ、相
対速度、軌跡、又は入射角を決定することを含む。目標
の検出及び追跡は、J.C.Toomayによる”Ra
der Principles for the No
n−Specialist”,Van Nostran
d Reinhold(1989)と、Merril
I.Skolnik による”Introductio
nto Rader Systems”,McGraw
−Hill BookCompany(1980)とに
記載されているように、この技術において公知である方
法を用いて達成され得る。これらの文献は、本願におい
て全体として援用する。目標レンジは、上述の援用文献
に記載されている既知の方法の1つを用いて決定し得
る。次に、目標18の相対速度は、時間に関するレンジ
の変化を計算することにより決定される。目標角度は、
上述の援用文献に記載されている既知の方法を用いて決
定し得る。
【0025】ステップ246において、エアバッグ・コ
ントローラ24が、車両遠隔測定センサ67をサンプリ
ングする。ステップ248では、エアバッグ・コントロ
ーラ24は、検出された目標を分類する。目標は、クラ
ッタと現実の目標とのどちらかとして分類される。クラ
ッタには、道路表面と、衝突が生じても開拡衝突事象の
原因にはならないと考えられる小型の物体とからの帰還
信号が含まれる。クラッタからの信号は、この技術で公
知の方法を用い、フィルタリングにより除去される。現
実の目標を示す信号は、ステップ250での更なる処理
のために、通過する。ステップ250において、現実の
目標の帰還信号が開拡衝突事象を結果的に生じ得る潜在
的な脅威を表すかどうかに関する判断がなされる。
ントローラ24が、車両遠隔測定センサ67をサンプリ
ングする。ステップ248では、エアバッグ・コントロ
ーラ24は、検出された目標を分類する。目標は、クラ
ッタと現実の目標とのどちらかとして分類される。クラ
ッタには、道路表面と、衝突が生じても開拡衝突事象の
原因にはならないと考えられる小型の物体とからの帰還
信号が含まれる。クラッタからの信号は、この技術で公
知の方法を用い、フィルタリングにより除去される。現
実の目標を示す信号は、ステップ250での更なる処理
のために、通過する。ステップ250において、現実の
目標の帰還信号が開拡衝突事象を結果的に生じ得る潜在
的な脅威を表すかどうかに関する判断がなされる。
【0026】現実の目標の大きさ、目標レンジ、相対速
度、及び軌跡角度が評価され、現実の目標が結果的に開
拡衝突事象の原因となり得るかどうかが判断される。ス
テップ250での判断が否定的である、即ち、現実の目
標が潜在的な脅威ではない場合には、プロセスは、ステ
ップ242に戻る。ステップ250での判断が肯定的で
ある場合には、プロセスは、ステップ252に進み、そ
こでは、コントローラ24が、目標レンジ、相対速度、
及び軌跡角度をモニタすることにより、それぞれの潜在
的な脅威を追跡する。複数の現実の目標を、同時に追跡
することができる。
度、及び軌跡角度が評価され、現実の目標が結果的に開
拡衝突事象の原因となり得るかどうかが判断される。ス
テップ250での判断が否定的である、即ち、現実の目
標が潜在的な脅威ではない場合には、プロセスは、ステ
ップ242に戻る。ステップ250での判断が肯定的で
ある場合には、プロセスは、ステップ252に進み、そ
こでは、コントローラ24が、目標レンジ、相対速度、
及び軌跡角度をモニタすることにより、それぞれの潜在
的な脅威を追跡する。複数の現実の目標を、同時に追跡
することができる。
【0027】ステップ254では、追跡が更新され、そ
れぞれの潜在的脅威に対する目標の軌跡が更新される。
ステップ254ないし260は、それぞれの潜在的脅威
に関して実行される。ステップ256では、潜在的脅威
の1つが車両との衝突軌跡に関するものであるかどうか
が判断される。ステップ256での判断が肯定的であ
る、即ち、その潜在的脅威が衝突軌跡に関するものであ
る場合には、プロセスはステップ258に進む。ステッ
プ258では、コントローラ24は、衝突軌跡上のそれ
ぞれの潜在的脅威に対して、衝撃速度、衝撃までの時
間、衝撃の方向を判断する。ステップ256での判断が
否定的である場合、又は、ステップ258からは、プロ
セスはステップ260に進む。ステップ260は、ステ
ップ250で識別された潜在的脅威がすべて評価された
かどうかが判断される。ステップ250で識別された潜
在的脅威がすべては衝突軌跡上の潜在的脅威であるかど
うかに関して評価されていない場合には、即ち、判断が
否定的である場合には、プロセスはステップ252に戻
る。
れぞれの潜在的脅威に対する目標の軌跡が更新される。
ステップ254ないし260は、それぞれの潜在的脅威
に関して実行される。ステップ256では、潜在的脅威
の1つが車両との衝突軌跡に関するものであるかどうか
が判断される。ステップ256での判断が肯定的であ
る、即ち、その潜在的脅威が衝突軌跡に関するものであ
る場合には、プロセスはステップ258に進む。ステッ
プ258では、コントローラ24は、衝突軌跡上のそれ
ぞれの潜在的脅威に対して、衝撃速度、衝撃までの時
間、衝撃の方向を判断する。ステップ256での判断が
否定的である場合、又は、ステップ258からは、プロ
セスはステップ260に進む。ステップ260は、ステ
ップ250で識別された潜在的脅威がすべて評価された
かどうかが判断される。ステップ250で識別された潜
在的脅威がすべては衝突軌跡上の潜在的脅威であるかど
うかに関して評価されていない場合には、即ち、判断が
否定的である場合には、プロセスはステップ252に戻
る。
【0028】識別された潜在的脅威が衝突軌跡上の潜在
的脅威であるかどうかに関してすべて評価された場合、
即ち、ステップ260での判断が肯定的である場合に
は、プロセスはステップ262に進み、そこで潜在的脅
威の優先度(プライオリティ)が決められる。車両に対
し最も深刻な潜在的衝撃を生じさせる虞れのある目標
は、ファイア・ルールについての後の処理に関して、最
も高いプライオリティが与えられる。本発明のプロセス
は、本質的に連続的である、即ち、目標信号が取得さ
れ、脅威であると評価され、プライオリティが決められ
ても、レーダ・システムは、連続的に新たな目標をモニ
タする。1つの目標が識別されプライオリティが与えら
れても、別の目標が次にレーダの視野に侵入し、より重
大でより深刻な衝突の脅威を表すことがあり得る。プラ
イオリティに関する目標情報は、ファイア・ルールにつ
いての更なる処理において用いられ、ステップ264に
進む。
的脅威であるかどうかに関してすべて評価された場合、
即ち、ステップ260での判断が肯定的である場合に
は、プロセスはステップ262に進み、そこで潜在的脅
威の優先度(プライオリティ)が決められる。車両に対
し最も深刻な潜在的衝撃を生じさせる虞れのある目標
は、ファイア・ルールについての後の処理に関して、最
も高いプライオリティが与えられる。本発明のプロセス
は、本質的に連続的である、即ち、目標信号が取得さ
れ、脅威であると評価され、プライオリティが決められ
ても、レーダ・システムは、連続的に新たな目標をモニ
タする。1つの目標が識別されプライオリティが与えら
れても、別の目標が次にレーダの視野に侵入し、より重
大でより深刻な衝突の脅威を表すことがあり得る。プラ
イオリティに関する目標情報は、ファイア・ルールにつ
いての更なる処理において用いられ、ステップ264に
進む。
【0029】ステップ264では、アルゴリズムのスレ
ショルド値が調整を必要とするかどうかに関する判断が
なされる。(i)相対速度、(ii)衝撃までの時間、又
は(iii)目標角度は、スレショルド値の変更を必要と
することがある。たとえば、車両と最も高いプライオリ
ティを有する目標の1つとの間の相対速度が上昇するに
つれて、スレショルド値は減少し得る。図4〜図9に
は、本発明によるスレショルドの変更の例を図解するグ
ラフ表現が示されている。
ショルド値が調整を必要とするかどうかに関する判断が
なされる。(i)相対速度、(ii)衝撃までの時間、又
は(iii)目標角度は、スレショルド値の変更を必要と
することがある。たとえば、車両と最も高いプライオリ
ティを有する目標の1つとの間の相対速度が上昇するに
つれて、スレショルド値は減少し得る。図4〜図9に
は、本発明によるスレショルドの変更の例を図解するグ
ラフ表現が示されている。
【0030】図4は、時間の関数としての平均加速度値
に等しい衝突計量値304を示している。図5は、時間
の関数としての衝突速度値に等しい衝突計量値306を
示している。図6は、時間の関数としての衝突エネルギ
に等しい衝突計量値308を示している。これらの3つ
の衝突計量値のそれぞれは、後に、関連するスレショル
ド値であるATHRESH、VTHRESH、ETHR
ESHと比較される。ステップ264では、これら3つ
のスレショルド値の中の任意の値又は全部の値が、判断
された目標接近速度、目標レンジ、及び/又は、正面方
向に対する目標の入射角に応答して、調整されるべきか
どうかに関する判断がなされる。任意のスレショルドが
接近速度、目標レンジ、及び/又は、入射角に関してど
のように変動すべきかに関する特定の関数関係は、関心
対象の車両プラットフォームに対して経験的に、又は、
関心対象の特定の車両プラットフォームに対するOEM
で提供される衝突データを用いて、決定される。スレシ
ョルドの変動は、それぞれの車両プラットフォーム又は
車両のクラスに対し、一意的であり得ると考えられる。
に等しい衝突計量値304を示している。図5は、時間
の関数としての衝突速度値に等しい衝突計量値306を
示している。図6は、時間の関数としての衝突エネルギ
に等しい衝突計量値308を示している。これらの3つ
の衝突計量値のそれぞれは、後に、関連するスレショル
ド値であるATHRESH、VTHRESH、ETHR
ESHと比較される。ステップ264では、これら3つ
のスレショルド値の中の任意の値又は全部の値が、判断
された目標接近速度、目標レンジ、及び/又は、正面方
向に対する目標の入射角に応答して、調整されるべきか
どうかに関する判断がなされる。任意のスレショルドが
接近速度、目標レンジ、及び/又は、入射角に関してど
のように変動すべきかに関する特定の関数関係は、関心
対象の車両プラットフォームに対して経験的に、又は、
関心対象の特定の車両プラットフォームに対するOEM
で提供される衝突データを用いて、決定される。スレシ
ョルドの変動は、それぞれの車両プラットフォーム又は
車両のクラスに対し、一意的であり得ると考えられる。
【0031】図7、図8、及び図9は、接近速度、(衝
撃までの時間における)目標レンジ、入射角のそれぞれ
に応答するスレショルド変動の一般的な形状を示す。図
7を参照すると、スレショルド値は、接近速度がゼロで
あるときには、その値の100%から開始する。接近速
度が14mphに達すると、スレショルド値は、その当
初の値の50%まで減少する。スレショルド値は、14
mphと60mphとの間では、50%に留まる。60
mph以上では、スレショルド値は、その当初の値の7
5%である。
撃までの時間における)目標レンジ、入射角のそれぞれ
に応答するスレショルド変動の一般的な形状を示す。図
7を参照すると、スレショルド値は、接近速度がゼロで
あるときには、その値の100%から開始する。接近速
度が14mphに達すると、スレショルド値は、その当
初の値の50%まで減少する。スレショルド値は、14
mphと60mphとの間では、50%に留まる。60
mph以上では、スレショルド値は、その当初の値の7
5%である。
【0032】図8を参照すると、スレショルド値は、衝
撃までの時間が0とt1との間では100%であり、t
1からt2ではスレショルド値は減少し、t2からt3では
スレショルド値は50%であり、t3からt4ではスレシ
ョルド値は増加し、衝撃までの時間がt4よりも大きな
場合は100%である。スレショルドの減少量は、信頼
性(confidence)レベルに依存する。信頼性
レベルは、不確実性の測度であり、車両速度、スロット
ル角度、ブレーキ・レベル、ホイール・スリップ、及び
ステアリング角度に応答する。また、信頼性は、検出確
率、間違った警告、目標の大きさ、及びレーダ・データ
の品質の関数である。信頼性レベルが高ければ、スレシ
ョルドは50%減少させ得る。信頼性レベルが高くなけ
れば、スレショルドはその当初の値の75%まで減少さ
せ得る。スレショルド値に対する破線は、低い信頼性状
況に対するものである。
撃までの時間が0とt1との間では100%であり、t
1からt2ではスレショルド値は減少し、t2からt3では
スレショルド値は50%であり、t3からt4ではスレシ
ョルド値は増加し、衝撃までの時間がt4よりも大きな
場合は100%である。スレショルドの減少量は、信頼
性(confidence)レベルに依存する。信頼性
レベルは、不確実性の測度であり、車両速度、スロット
ル角度、ブレーキ・レベル、ホイール・スリップ、及び
ステアリング角度に応答する。また、信頼性は、検出確
率、間違った警告、目標の大きさ、及びレーダ・データ
の品質の関数である。信頼性レベルが高ければ、スレシ
ョルドは50%減少させ得る。信頼性レベルが高くなけ
れば、スレショルドはその当初の値の75%まで減少さ
せ得る。スレショルド値に対する破線は、低い信頼性状
況に対するものである。
【0033】図9を参照すると、スレショルドは、入射
角が中心からプラスマイナスX1度以内であれば100
%であり、中心からX1〜X2度であればスレショルド
は減少し、中心からX2以上の角度に対しては、一定の
減少した値をとる。
角が中心からプラスマイナスX1度以内であれば100
%であり、中心からX1〜X2度であればスレショルド
は減少し、中心からX2以上の角度に対しては、一定の
減少した値をとる。
【0034】図7〜図9に示されたグラフは、単に例と
して与えられている。スレショルドは、1又は複数の接
近速度、衝撃までの時間、入射角に従って、変更され得
る。
して与えられている。スレショルドは、1又は複数の接
近速度、衝撃までの時間、入射角に従って、変更され得
る。
【0035】ステップ264での判断が否定的である、
即ち、相対速度、衝撃までの時間、又は軌跡角度の変化
がなくアルゴリズム・スレショルドの調整が不要である
場合には、プロセスは、ステップ268に進む。ステッ
プ264での判断が肯定的であれば、プロセスは、ステ
ップ266に進み、そこで、スレショルド値は上述のよ
うに調整される。
即ち、相対速度、衝撃までの時間、又は軌跡角度の変化
がなくアルゴリズム・スレショルドの調整が不要である
場合には、プロセスは、ステップ268に進む。ステッ
プ264での判断が肯定的であれば、プロセスは、ステ
ップ266に進み、そこで、スレショルド値は上述のよ
うに調整される。
【0036】スレショルド268では、加速度計信号が
サンプリングされる。スレショルド270では、少なく
とも1つの衝突計量値が決定される。プロセスは、次
に、ステップ272に進む。ステップ272では、衝突
計量値は、その関連するスレショルド値と比較される。
衝突計量値が関連するスレショルド値よりも大きいかど
うかが、判断される。ステップ272での決定が肯定的
であるならば、コントローラ24は、ステップ282に
進み、そこで、スイッチ36が付勢され、エアバッグが
開拡される。
サンプリングされる。スレショルド270では、少なく
とも1つの衝突計量値が決定される。プロセスは、次
に、ステップ272に進む。ステップ272では、衝突
計量値は、その関連するスレショルド値と比較される。
衝突計量値が関連するスレショルド値よりも大きいかど
うかが、判断される。ステップ272での決定が肯定的
であるならば、コントローラ24は、ステップ282に
進み、そこで、スイッチ36が付勢され、エアバッグが
開拡される。
【0037】ステップ272での判断が否定的である場
合には、コントローラは、ステップ272に進み、そこ
では、スイッチ36は消勢されたまま維持される。次に
プロセスは、ステップ264に戻る。ステップ282で
慣性スイッチが閉じられスイッチ36が付勢されると、
電流がスキブを流れ、スキブに点火してエアバッグを開
拡する。本発明により、接近速度、衝撃までの時間、及
び入射角の少なくとも1つのためにスレショルド値が下
向きに調整されると、開拡までの時間は、典型的には減
少する。
合には、コントローラは、ステップ272に進み、そこ
では、スイッチ36は消勢されたまま維持される。次に
プロセスは、ステップ264に戻る。ステップ282で
慣性スイッチが閉じられスイッチ36が付勢されると、
電流がスキブを流れ、スキブに点火してエアバッグを開
拡する。本発明により、接近速度、衝撃までの時間、及
び入射角の少なくとも1つのためにスレショルド値が下
向きに調整されると、開拡までの時間は、典型的には減
少する。
【0038】図7〜図9には、接近速度、衝撃までの時
間、及び入射角に応答して減少するスレショルド値が示
されている。ある決定された事象に応答して、そのデフ
ォルト条件よりも高くスレショルド値を増加させること
が望ましいこともある。
間、及び入射角に応答して減少するスレショルド値が示
されている。ある決定された事象に応答して、そのデフ
ォルト条件よりも高くスレショルド値を増加させること
が望ましいこともある。
【0039】当業者であれば、この制御プロセスは、新
たな加速度値がA/Dコンバータから得られる度に反復
される連続的、継続的なプロセスであることを理解する
だろう。非点火(NO−FIRE)ステップ288の後
で、プロセス全体が反復される。各サイクルで、平均の
加速度、速度、及びエネルギ値が決定され、点火又は非
点火の決定が、調整されたスレショルド値に基づいてな
される。
たな加速度値がA/Dコンバータから得られる度に反復
される連続的、継続的なプロセスであることを理解する
だろう。非点火(NO−FIRE)ステップ288の後
で、プロセス全体が反復される。各サイクルで、平均の
加速度、速度、及びエネルギ値が決定され、点火又は非
点火の決定が、調整されたスレショルド値に基づいてな
される。
【0040】当業者であれば、図3のステップ242か
らステップ266はレーダ・コントローラにおいてなさ
れ得ることを理解するだろう。スレショルド値が調整さ
れる必要があるとの判断がなされる場合には、割り込み
信号がエアバッグ・コントローラ24に送られ、衝突ア
ルゴリズムにおいて用いられ得る新たなスレショルド値
を示すデータが与えられる。図10から図12を参照す
ると、上述のステップ242〜266が、レーダ・プロ
セッサ20によって実行されている。新たなスレショル
ドがステップ266において選択される場合には、プロ
セッサ20は、ステップ302で割り込みフラグを挙
げ、ステップ304で新たなスレショルド値(1つ又は
複数)をコントローラ204に送る。ステップ264又
はステップ304のどちらかにおける否定的な判断から
は、プロセスは、上述のように、ステップ306からス
テップ242に戻る。
らステップ266はレーダ・コントローラにおいてなさ
れ得ることを理解するだろう。スレショルド値が調整さ
れる必要があるとの判断がなされる場合には、割り込み
信号がエアバッグ・コントローラ24に送られ、衝突ア
ルゴリズムにおいて用いられ得る新たなスレショルド値
を示すデータが与えられる。図10から図12を参照す
ると、上述のステップ242〜266が、レーダ・プロ
セッサ20によって実行されている。新たなスレショル
ドがステップ266において選択される場合には、プロ
セッサ20は、ステップ302で割り込みフラグを挙
げ、ステップ304で新たなスレショルド値(1つ又は
複数)をコントローラ204に送る。ステップ264又
はステップ304のどちらかにおける否定的な判断から
は、プロセスは、上述のように、ステップ306からス
テップ242に戻る。
【0041】図11を参照すると、コントローラ24
は、ステップ310で割り込み信号を受信すると、ステ
ップ312においてコントローラ20から新たなスレシ
ョルド値(1つ又は複数)を受け取る。コントローラ2
4は、ステップ314において新たなスレショルド値を
メモリに記憶し、ステップ316でその通常の処理に戻
る。
は、ステップ310で割り込み信号を受信すると、ステ
ップ312においてコントローラ20から新たなスレシ
ョルド値(1つ又は複数)を受け取る。コントローラ2
4は、ステップ314において新たなスレショルド値を
メモリに記憶し、ステップ316でその通常の処理に戻
る。
【0042】図12を参照すると、エアバッグ・コント
ローラ24は、ステップ320において加速度信号をモ
ニタし、ステップ322で少なくとも1つの衝突計量値
を計算する。ステップ324では、コントローラ24
が、メモリから衝突計量値(1つ又は複数)を呼び出
す。メモリには、当初のデフォルト値がロードされてい
る。スレショルド値(1つ又は複数)は、ステップ31
4において、更新される。ステップ326では、コント
ローラが、324においてメモリから呼び出されたスレ
ショルド値を用いて、ファイア・ルールを決定する。た
とえば、ステップ322において、ステップ324で決
定されたスレショルド値よりも大きな衝突計量が決定さ
れる。肯定的であれば、エアバッグがステップ328に
おいて開拡される。否定的であれば、プロセスはステッ
プ320に戻る。
ローラ24は、ステップ320において加速度信号をモ
ニタし、ステップ322で少なくとも1つの衝突計量値
を計算する。ステップ324では、コントローラ24
が、メモリから衝突計量値(1つ又は複数)を呼び出
す。メモリには、当初のデフォルト値がロードされてい
る。スレショルド値(1つ又は複数)は、ステップ31
4において、更新される。ステップ326では、コント
ローラが、324においてメモリから呼び出されたスレ
ショルド値を用いて、ファイア・ルールを決定する。た
とえば、ステップ322において、ステップ324で決
定されたスレショルド値よりも大きな衝突計量が決定さ
れる。肯定的であれば、エアバッグがステップ328に
おいて開拡される。否定的であれば、プロセスはステッ
プ320に戻る。
【0043】本発明に関する上述の説明から、当業者で
あれば、改良、変更、及び修正を認識するであろう。そ
のようなこの技術分野における改良、変更、及び修正
は、冒頭の特許請求の範囲によってカバーされるものと
する。
あれば、改良、変更、及び修正を認識するであろう。そ
のようなこの技術分野における改良、変更、及び修正
は、冒頭の特許請求の範囲によってカバーされるものと
する。
【図1】本発明によるエアバッグ拘束システムの概略的
なブロック図である。
なブロック図である。
【図2】図1に示したエアバッグ拘束システムに対す
る、本発明の制御プロセスを示すフローチャートであ
る。
る、本発明の制御プロセスを示すフローチャートであ
る。
【図3】図1に示したエアバッグ拘束システムに対す
る、本発明の制御プロセスを示すフローチャートの続き
である。
る、本発明の制御プロセスを示すフローチャートの続き
である。
【図4】種々の衝突条件に対する、図1に示された拘束
システムについての衝突計量値のグラフ表現である。
システムについての衝突計量値のグラフ表現である。
【図5】種々の衝突条件に対する、図1に示された拘束
システムについての衝突計量値のグラフ表現である。
システムについての衝突計量値のグラフ表現である。
【図6】種々の衝突条件に対する、図1に示された拘束
システムについての衝突計量値のグラフ表現である。
システムについての衝突計量値のグラフ表現である。
【図7】図1に示された拘束システムに対するスレショ
ルド値の調整のグラフ表現である。
ルド値の調整のグラフ表現である。
【図8】図1に示された拘束システムに対するスレショ
ルド値の調整のグラフ表現である。
ルド値の調整のグラフ表現である。
【図9】図1に示された拘束システムに対するスレショ
ルド値の調整のグラフ表現である。
ルド値の調整のグラフ表現である。
【図10】本発明による別の制御プロセスを示すフロー
・チャートである。
・チャートである。
【図11】本発明による別の制御プロセスを示すフロー
・チャートである。
・チャートである。
【図12】本発明による別の制御プロセスを示すフロー
・チャートである。
・チャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルバート・エフ・ローレンス,ザ・フォ ース アメリカ合衆国カリフォルニア州90278, レドンド・ビーチ,メイ・アベニュー 2822
Claims (11)
- 【請求項1】 付勢可能な拘束デバイスを制御する装置
であって、 衝突加速度を感知する手段と、 前記衝突加速度と関数関係を有する衝突値を決定する手
段と、 前記決定された衝突値をスレショルド値と比較する手段
と、 目標レンジと目標接近速度と入射角との少なくとも1つ
に応答して、前記スレショルド値を変動させる手段と、 前記決定された衝突値が前記スレショルド値よりも大き
いとき、付勢信号を提供する手段と、 を備える装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記スレ
ショルド値を変動させる手段は、前記接近速度が増加す
るときには前記スレショルド値を減少させる手段を含む
装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の装置において、前記スレ
ショルド値を変動させる手段は、前記入射角が増加する
ときには前記スレショルド値を減少させる手段を含む装
置。 - 【請求項4】 車両における付勢可能な拘束デバイスを
制御する装置であって、 衝突加速度を感知し、感知された衝突加速度を示す信号
を提供する手段と、 前記衝突加速度と関数関係を有する衝突値を決定する手
段と、 前記決定された衝突値をスレショルド値と比較する手段
と、 前記車両と目標との間のレンジを感知する手段と、 前記感知された目標レンジに応答し、前記スレショルド
値を変動させる手段と、 前記決定された衝突値が前記スレショルド値よりも大き
いとき、付勢信号を提供する手段と、 を備える装置。 - 【請求項5】 車両における付勢可能な拘束デバイスを
制御する装置であって、 衝突加速度を感知し、感知された衝突加速度を示す信号
を提供する手段と、 前記衝突加速度と関数関係を有する衝突値を決定する手
段と、 前記決定された衝突値をスレショルド値と比較する手段
と、 前記車両と目標との間の相対接近速度を感知する手段
と、 前記感知された接近速度に応答し、前記スレショルド値
を変動させる手段と、 前記決定された衝突値が前記スレショルド値よりも大き
いとき、付勢信号を提供する手段と、 を備える装置。 - 【請求項6】 車両における付勢可能な拘束デバイスを
制御する装置であって、 衝突加速度を感知し、感知された衝突加速度を示す信号
を提供する手段と、 前記衝突加速度と関数関係を有する衝突値を決定する手
段と、 前記決定された衝突値をスレショルド値と比較する手段
と、 前記車両と目標との間の入射角を感知する手段と、 前記感知された入射角に応答し、前記スレショルド値を
変動させる手段と、 前記決定された衝突値が前記スレショルド値よりも大き
いとき、付勢信号を提供する手段と、 を備える装置。 - 【請求項7】 車両における付勢可能な拘束デバイスを
制御する装置であって、 衝突加速度を感知し、感知された衝突加速度を示す信号
を提供する手段と、 前記衝突加速度と関数関係を有する衝突値を決定する手
段と、 前記決定された衝突値をスレショルド値と比較する手段
と、 前記車両と目標との間の相対接近速度を感知する手段
と、 前記車両と前記目標との間のレンジを感知する手段と、 前記車両と前記目標との間の入射角を感知する手段と、 前記感知された接近速度と、前記感知されたレンジと、
前記感知された入射角とに応答して、前記スレショルド
値を変動させる手段と、 前記決定された衝突値が前記スレショルド値よりも大き
いとき、付勢信号を提供する手段と、 を備える装置。 - 【請求項8】 付勢可能な拘束デバイスを制御する方法
であって、 衝突加速度を感知するステップと、 前記感知された衝突加速度と関数関係を有する衝突値を
決定するステップと、 前記決定された衝突値をスレショルド値と比較するステ
ップと、 目標レンジと目標接近速度と入射角との少なくとも1つ
に応答して、前記スレショルド値を変動させるステップ
と、 前記決定された衝突値が前記スレショルド値よりも大き
いとき、付勢信号を提供するステップと、 を含む方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の方法において、前記スレ
ショルド値を変動させるステップは、前記接近速度が増
加するときには前記スレショルド値を減少させるステッ
プを含む方法。 - 【請求項10】 請求項8記載の方法において、前記ス
レショルド値を変動させるステップは、前記入射角が増
加するときには前記スレショルド値を減少させるステッ
プを含む方法。 - 【請求項11】 請求項9記載の方法において、衝突値
を決定するステップは、衝突速度を決定するステップを
含む方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US39373395A | 1995-02-24 | 1995-02-24 | |
US393733 | 1995-02-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08253096A true JPH08253096A (ja) | 1996-10-01 |
Family
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPH08253096A (ja) |
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- 1996-02-22 EP EP96102678A patent/EP0728624A3/en not_active Withdrawn
- 1996-02-26 JP JP8038138A patent/JPH08253096A/ja active Pending
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EP0728624A3 (en) | 1996-11-06 |
EP0728624A2 (en) | 1996-08-28 |
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