JPH08252677A - 圧延材の部分接合方法およびその装置 - Google Patents
圧延材の部分接合方法およびその装置Info
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- JPH08252677A JPH08252677A JP7055487A JP5548795A JPH08252677A JP H08252677 A JPH08252677 A JP H08252677A JP 7055487 A JP7055487 A JP 7055487A JP 5548795 A JP5548795 A JP 5548795A JP H08252677 A JPH08252677 A JP H08252677A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 先行する圧延材の後端と後続する圧延材の先
端とを圧延材とともに走行しながら接合することがで
き、短時間に圧延材の幅全体にわたり必要な接合強度で
接合することができ、とくに、前記先端と後端の接合前
のそれらの部分のスケール除去のための切削の動力費お
よびカッタの消耗が小さくてすむ圧延材の部分接合方法
およびその装置を提供することにある。 【構成】 先行圧延材の後端部より後続圧延材の先端部
が進んだ状態にして前記両圧延材を圧延方向に走行さ
せ、かつ、該先行圧延材を後続圧延材より高い高さに位
置させ、該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部を
水平に保持し、該先行圧延材の後端部下面と後続圧延材
の先端部上面を還元状態に保持し、この還元状態を保持
したまま圧延材の幅方向に非連続的にその部分だけを切
削してスケールを除去し、こののち、前記還元状態のも
とで該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部を押圧
して重なり接合をすることからなる。
端とを圧延材とともに走行しながら接合することがで
き、短時間に圧延材の幅全体にわたり必要な接合強度で
接合することができ、とくに、前記先端と後端の接合前
のそれらの部分のスケール除去のための切削の動力費お
よびカッタの消耗が小さくてすむ圧延材の部分接合方法
およびその装置を提供することにある。 【構成】 先行圧延材の後端部より後続圧延材の先端部
が進んだ状態にして前記両圧延材を圧延方向に走行さ
せ、かつ、該先行圧延材を後続圧延材より高い高さに位
置させ、該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部を
水平に保持し、該先行圧延材の後端部下面と後続圧延材
の先端部上面を還元状態に保持し、この還元状態を保持
したまま圧延材の幅方向に非連続的にその部分だけを切
削してスケールを除去し、こののち、前記還元状態のも
とで該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部を押圧
して重なり接合をすることからなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延設備において
圧延材とともに走行しながら、先行する圧延材の後端の
一部と後続する圧延材の先端の一部とを接合する圧延材
の部分接合方法およびその装置に関する。
圧延材とともに走行しながら、先行する圧延材の後端の
一部と後続する圧延材の先端の一部とを接合する圧延材
の部分接合方法およびその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の熱間圧延設備（ホットストリップ
ミル）では、粗圧延機で圧延されたバー材を、それぞれ
別々に仕上圧延機に供給し、所望の板厚のストリップ材
を得ていた。しかし、かかる手段では、圧延材全体を均
一に圧延できず、圧延材の端部（前端部と後端部）に欠
陥が生じやすく、圧延材の歩留りを低下させ、かつ、噛
込みと尻抜け等のため、圧延速度を高速化しにくい問題
点があった。
ミル）では、粗圧延機で圧延されたバー材を、それぞれ
別々に仕上圧延機に供給し、所望の板厚のストリップ材
を得ていた。しかし、かかる手段では、圧延材全体を均
一に圧延できず、圧延材の端部（前端部と後端部）に欠
陥が生じやすく、圧延材の歩留りを低下させ、かつ、噛
込みと尻抜け等のため、圧延速度を高速化しにくい問題
点があった。
【０００３】かかる問題点を解決するため、圧延材を連
続的に仕上圧延機に供給するために先行する圧延材の後
端と次の圧延材の前端とを接合する接合装置が、たとえ
ば、特開昭６３−９３４０８号公報、特公平５−１３９
号公報などに記載されているように、従来から提案され
ていた。
続的に仕上圧延機に供給するために先行する圧延材の後
端と次の圧延材の前端とを接合する接合装置が、たとえ
ば、特開昭６３−９３４０８号公報、特公平５−１３９
号公報などに記載されているように、従来から提案され
ていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭６３−
９３４０８号の「バー接合設備」は、圧延材にループを
形成して、後端と先端を圧接するものであるが、比較的
厚いバー材をループに形成するため、バー材に曲げ癖が
付きやすく、かつ、十分な接合時間を確保できず、また
特公平５−１３９号の「帯板の走間溶接装置」は、圧延
材とともに走行しながら後端と先端を溶接接合する装置
であるが、幅広の圧延材を溶接するには長い時間がかか
るため、設備全体が長くなりやすいという問題点があっ
た。
９３４０８号の「バー接合設備」は、圧延材にループを
形成して、後端と先端を圧接するものであるが、比較的
厚いバー材をループに形成するため、バー材に曲げ癖が
付きやすく、かつ、十分な接合時間を確保できず、また
特公平５−１３９号の「帯板の走間溶接装置」は、圧延
材とともに走行しながら後端と先端を溶接接合する装置
であるが、幅広の圧延材を溶接するには長い時間がかか
るため、設備全体が長くなりやすいという問題点があっ
た。
【０００５】しかも、前記両者とも、前述の先端と後端
を接合する前に、それらの部分の圧延材の幅全体にわた
り切削をしてスケールの除去をしなければならないの
で、それらの切削のための動力費およびカッタの消耗が
大きいという問題点があった。
を接合する前に、それらの部分の圧延材の幅全体にわた
り切削をしてスケールの除去をしなければならないの
で、それらの切削のための動力費およびカッタの消耗が
大きいという問題点があった。
【０００６】本発明は、上述した種々の問題点を解決し
ようとするものである。すなわち、本発明は、先行する
圧延材の後端と後続する圧延材の先端とを圧延材ととも
に走行しながら接合することができ、短時間に圧延材の
幅全体にわたり必要な接合強度で接合することができ、
とくに、前記先端と後端の接合前のそれらの部分のスケ
ール除去のための切削の動力費およびカッタの消耗が小
さくてすむ圧延材の部分接合方法およびその装置を提供
することを目的とするものである。
ようとするものである。すなわち、本発明は、先行する
圧延材の後端と後続する圧延材の先端とを圧延材ととも
に走行しながら接合することができ、短時間に圧延材の
幅全体にわたり必要な接合強度で接合することができ、
とくに、前記先端と後端の接合前のそれらの部分のスケ
ール除去のための切削の動力費およびカッタの消耗が小
さくてすむ圧延材の部分接合方法およびその装置を提供
することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、先行圧延材の後端部より後続圧延材の先
端部が進んだ状態にして前記両圧延材を圧延方向に走行
させ、かつ、該先行圧延材を後続圧延材より高い高さに
位置させ、該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部
を水平に保持し、該先行圧延材の後端部下面と後続圧延
材の先端部上面を還元状態に保持し、この還元状態を保
持したまま圧延材の幅方向に非連続的にその部分だけを
切削してスケールを除去し、こののち、前記還元状態の
もとで該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部を押
圧して重なり接合をすることからなるものとした。
め、本発明は、先行圧延材の後端部より後続圧延材の先
端部が進んだ状態にして前記両圧延材を圧延方向に走行
させ、かつ、該先行圧延材を後続圧延材より高い高さに
位置させ、該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部
を水平に保持し、該先行圧延材の後端部下面と後続圧延
材の先端部上面を還元状態に保持し、この還元状態を保
持したまま圧延材の幅方向に非連続的にその部分だけを
切削してスケールを除去し、こののち、前記還元状態の
もとで該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部を押
圧して重なり接合をすることからなるものとした。
【０００８】
【作用】本発明によれば、先行圧延材の後端部より後続
圧延材の先端部が進んだ状態にして前記両圧延材を圧延
方向に走行させ、かつ、該先行圧延材を後続圧延材より
高い高さに位置させ、該先行圧延材の後端部と後続圧延
材の先端部を水平に保持し、該先行圧延材の後端部下面
と後続圧延材の先端部上面を還元状態に保持し、この還
元状態を保持したままその部分を切削してスケールを除
去し、こののち、前記還元状態のもとで該先行圧延材の
後端部と後続圧延材の先端部を押圧して重なり接合をす
ることからなるので、先行する圧延材の後端と後続する
圧延材の先端とを圧延材とともに走行しながら接合する
ことができ、短時間に圧延材の幅全体にわたり必要な接
合強度で接合することができる。とくに、該先行圧延材
の後端部下面と後続圧延材の先端部上面を圧延材の幅方
向に非連続的に還元状態に保持し、この還元状態を保持
したままその部分だけを切削してスケールを除去するの
で、前記先端部と後端部の接合前のそれらの部分のスケ
ール除去のための切削の動力費およびカッタの消耗が小
さくてすむ。
圧延材の先端部が進んだ状態にして前記両圧延材を圧延
方向に走行させ、かつ、該先行圧延材を後続圧延材より
高い高さに位置させ、該先行圧延材の後端部と後続圧延
材の先端部を水平に保持し、該先行圧延材の後端部下面
と後続圧延材の先端部上面を還元状態に保持し、この還
元状態を保持したままその部分を切削してスケールを除
去し、こののち、前記還元状態のもとで該先行圧延材の
後端部と後続圧延材の先端部を押圧して重なり接合をす
ることからなるので、先行する圧延材の後端と後続する
圧延材の先端とを圧延材とともに走行しながら接合する
ことができ、短時間に圧延材の幅全体にわたり必要な接
合強度で接合することができる。とくに、該先行圧延材
の後端部下面と後続圧延材の先端部上面を圧延材の幅方
向に非連続的に還元状態に保持し、この還元状態を保持
したままその部分だけを切削してスケールを除去するの
で、前記先端部と後端部の接合前のそれらの部分のスケ
ール除去のための切削の動力費およびカッタの消耗が小
さくてすむ。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。なお、各図において共通する部分には同
一の符号を付して重複した説明を省略する。図１は、本
発明による圧延材接合装置の全体構成図であり、図２の
その主要部構成図である。図１および図２において、本
発明の圧延材接合装置１０は、圧延方向に走行する台車
１２と、台車１２上に取付けられて先行する圧延材１の
後端部を水平に挟持して上下動可能な後端クランプ装置
１４と、台車１２上に取付けられて後続する圧延材２の
先端部を水平に挟持する先端クランプ装置１６と、先行
圧延材１の後端部下面と後続圧延材２の先端部上面を圧
延材の幅方向に非連続的（断続的またはある位置で局部
的）に切削してスケール除去工程をする切削装置１８
と、切削面１ａ、２ａ（図２）を還元状態に保持する還
元保持装置２０と、先行圧延材１と後続圧延材２の切削
面１ａ、２ａを重ね合わせて圧延材１、２とほぼ同一厚
さまで圧縮して接合する圧接装置２２と、を備えてい
る。
して説明する。なお、各図において共通する部分には同
一の符号を付して重複した説明を省略する。図１は、本
発明による圧延材接合装置の全体構成図であり、図２の
その主要部構成図である。図１および図２において、本
発明の圧延材接合装置１０は、圧延方向に走行する台車
１２と、台車１２上に取付けられて先行する圧延材１の
後端部を水平に挟持して上下動可能な後端クランプ装置
１４と、台車１２上に取付けられて後続する圧延材２の
先端部を水平に挟持する先端クランプ装置１６と、先行
圧延材１の後端部下面と後続圧延材２の先端部上面を圧
延材の幅方向に非連続的（断続的またはある位置で局部
的）に切削してスケール除去工程をする切削装置１８
と、切削面１ａ、２ａ（図２）を還元状態に保持する還
元保持装置２０と、先行圧延材１と後続圧延材２の切削
面１ａ、２ａを重ね合わせて圧延材１、２とほぼ同一厚
さまで圧縮して接合する圧接装置２２と、を備えてい
る。
【００１０】図２において、切削装置１８は、圧延材
１、２の幅方向の軸心Ｚを中心に回転する円筒形カッタ
１９ａと、カッタ１９ａを斜め方向に揺動させる揺動装
置１９ｂと、カッタ１９ａを圧延方向（図で左右）に前
後進させる復動装置１９ｃとからなる。カッタ１９ａ
は、揺動アーム１９ｄの先端部に軸心Ｚを中心に回転可
能に取付けられ、図示しない駆動装置により回転するよ
うになっている。揺動装置１９ｂは、揺動アーム１９ｄ
と揺動シリンダ（図示せず）からなり、揺動アーム１９
ｄの末端部が復動装置１９ｃの復動台１９ｅに枢着さ
れ、揺動アーム１９ｄを揺動させて、カッタ１９ａを円
弧状に斜め方向に揺動させ、カッタ１９ａの高さを調整
できるようになっている。復動装置１９ｃは、復動台１
９ｅと復動シリンダ１９ｇからなり、復動台１９ｅを水
平に往復動させて１９ａを圧延方向（図示で左右）に前
後進させるようになっている。かかる構成により、カッ
タ１９ａの高さを調整し、かつ、カッタ１９ａを前後進
させることにより、先行圧延材１の後端部下面と後続圧
延材２の先端部上面の両方を切削することができる。
１、２の幅方向の軸心Ｚを中心に回転する円筒形カッタ
１９ａと、カッタ１９ａを斜め方向に揺動させる揺動装
置１９ｂと、カッタ１９ａを圧延方向（図で左右）に前
後進させる復動装置１９ｃとからなる。カッタ１９ａ
は、揺動アーム１９ｄの先端部に軸心Ｚを中心に回転可
能に取付けられ、図示しない駆動装置により回転するよ
うになっている。揺動装置１９ｂは、揺動アーム１９ｄ
と揺動シリンダ（図示せず）からなり、揺動アーム１９
ｄの末端部が復動装置１９ｃの復動台１９ｅに枢着さ
れ、揺動アーム１９ｄを揺動させて、カッタ１９ａを円
弧状に斜め方向に揺動させ、カッタ１９ａの高さを調整
できるようになっている。復動装置１９ｃは、復動台１
９ｅと復動シリンダ１９ｇからなり、復動台１９ｅを水
平に往復動させて１９ａを圧延方向（図示で左右）に前
後進させるようになっている。かかる構成により、カッ
タ１９ａの高さを調整し、かつ、カッタ１９ａを前後進
させることにより、先行圧延材１の後端部下面と後続圧
延材２の先端部上面の両方を切削することができる。
【００１１】後端クランプ装置１４は、先行圧延材１の
後端部を水平に支持する複数のローラ１５ａと、上下動
してローラ１５ａとの間に先行圧延材１の後端部を挟持
するクランプ１５ｂと、先行圧延材１の後端部下面をカ
ッタ１９ａの上面に接触させる加工高さＨと先行圧延材
１の後端部を後続圧延材２の先端部とほぼ同一高さに保
持する圧接高さＬとの間をローラ１５ａおよびクランプ
１５ｂを上下動させる昇降シリンダ１５ｃとからなる。
かかる構成により、ローラ１５ａにより先行圧延材１の
後端部を水平に支持したまま、クランプ１５ｂにより先
行圧延材１の後端部を挟持することができる。また、昇
降シリンダ１５ｃによりローラ１５ａおよびクランプ１
５ｂを加工高さＨに保持して、単一のカッタ１９ａによ
り先行圧延材１の後端部下面と後続圧延材２の先端部上
面を切削することができ、かつ、圧接高さＬに保持して
先行圧延材１と後続圧延材２の切削面１ａ、２ａを重ね
合わせ、圧接装置２２により上下から圧縮して接合する
ことができる。
後端部を水平に支持する複数のローラ１５ａと、上下動
してローラ１５ａとの間に先行圧延材１の後端部を挟持
するクランプ１５ｂと、先行圧延材１の後端部下面をカ
ッタ１９ａの上面に接触させる加工高さＨと先行圧延材
１の後端部を後続圧延材２の先端部とほぼ同一高さに保
持する圧接高さＬとの間をローラ１５ａおよびクランプ
１５ｂを上下動させる昇降シリンダ１５ｃとからなる。
かかる構成により、ローラ１５ａにより先行圧延材１の
後端部を水平に支持したまま、クランプ１５ｂにより先
行圧延材１の後端部を挟持することができる。また、昇
降シリンダ１５ｃによりローラ１５ａおよびクランプ１
５ｂを加工高さＨに保持して、単一のカッタ１９ａによ
り先行圧延材１の後端部下面と後続圧延材２の先端部上
面を切削することができ、かつ、圧接高さＬに保持して
先行圧延材１と後続圧延材２の切削面１ａ、２ａを重ね
合わせ、圧接装置２２により上下から圧縮して接合する
ことができる。
【００１２】先端クランプ装置１６は、後続圧延材１の
先端部を水平に支持する複数のローラ１７ａと、上下動
してローラ１７ａとの間に後続圧延材２の先端部を挟持
するクランプ１７ｂとからなる。この構成は、昇降機構
がない点を除き、後端クランプ装置１４と同様である。
かかる構成により、ローラ１７ａにより後続圧延材２の
先端部を水平に支持したまま、クランプ１７ｂにより後
続圧延材２の先端部を挟持することができる。
先端部を水平に支持する複数のローラ１７ａと、上下動
してローラ１７ａとの間に後続圧延材２の先端部を挟持
するクランプ１７ｂとからなる。この構成は、昇降機構
がない点を除き、後端クランプ装置１４と同様である。
かかる構成により、ローラ１７ａにより後続圧延材２の
先端部を水平に支持したまま、クランプ１７ｂにより後
続圧延材２の先端部を挟持することができる。
【００１３】圧接装置２２は、先行圧延材１の後端部上
面に接する下面を有する上型２３ａと、後続圧延材２の
先端部下面に接する上面を有する下型２３ｂと、上型２
３ａおよび下型２３ｂを挟持して圧縮するプレス装置２
３ｃとからなる。下型２３ｂは、台車１２に固定されて
いる。また上型２３ａはプレス装置２３ｃのラム２３ｅ
の下面に取付けられ、ラム２３ｅとともに昇降するよう
になっている。かかる構成により、切削装置１８による
加工中に、先行圧延材１の後端部と後続圧延材２の先端
部を、上型２３ａおよび下型２３ｂで支持することがで
き、かつ、プレス装置２３ｃによりラム２３ｅを下降さ
せることにより、先行圧延材１と後続圧延材２の切削面
１ａ、２ａを切削完了後すぐさま重ね合わせて圧縮する
ことができる。またこの圧縮により重ね合わせ部分を圧
延材１、２とほぼ同一の厚さまで圧縮することにより、
接合部の凸凹がほとんどなく、接合部をほぼ均一に圧延
することができる。
面に接する下面を有する上型２３ａと、後続圧延材２の
先端部下面に接する上面を有する下型２３ｂと、上型２
３ａおよび下型２３ｂを挟持して圧縮するプレス装置２
３ｃとからなる。下型２３ｂは、台車１２に固定されて
いる。また上型２３ａはプレス装置２３ｃのラム２３ｅ
の下面に取付けられ、ラム２３ｅとともに昇降するよう
になっている。かかる構成により、切削装置１８による
加工中に、先行圧延材１の後端部と後続圧延材２の先端
部を、上型２３ａおよび下型２３ｂで支持することがで
き、かつ、プレス装置２３ｃによりラム２３ｅを下降さ
せることにより、先行圧延材１と後続圧延材２の切削面
１ａ、２ａを切削完了後すぐさま重ね合わせて圧縮する
ことができる。またこの圧縮により重ね合わせ部分を圧
延材１、２とほぼ同一の厚さまで圧縮することにより、
接合部の凸凹がほとんどなく、接合部をほぼ均一に圧延
することができる。
【００１４】還元保持装置２０は、ＣＯＧ（コークス炉
ガス）、ＬＰＧ、ＬＮＧ等の可燃性ガスを完全燃焼させ
る量よりも少ない酸素で燃焼させて、水素ラジカル、Ｏ
ラジカル等還元性ラジカルを含有する還元炎にて還元状
態を形成する還元炎バーナ２０ａ、２０ｂであり、図２
に示すように還元炎バーナ２０ａは、ローラ１５ａのフ
レームに、還元炎バーナ２０ｂは、固定スタンド２１を
介して台車１２に取付けられ、先行圧延材１と後続圧延
材２の切削面１ａ、２ａに向けて還元炎ガスを吹きつ
け、該切削面を常に還元状態に保持するようになってい
る。かかる構成により、切削装置１８によるスケール除
去工程、および圧接装置２２による圧接工程の間、切削
面１ａ、２ａを還元状態に保持し、その酸化を防止し、
高い接合強度を確保することができる。
ガス）、ＬＰＧ、ＬＮＧ等の可燃性ガスを完全燃焼させ
る量よりも少ない酸素で燃焼させて、水素ラジカル、Ｏ
ラジカル等還元性ラジカルを含有する還元炎にて還元状
態を形成する還元炎バーナ２０ａ、２０ｂであり、図２
に示すように還元炎バーナ２０ａは、ローラ１５ａのフ
レームに、還元炎バーナ２０ｂは、固定スタンド２１を
介して台車１２に取付けられ、先行圧延材１と後続圧延
材２の切削面１ａ、２ａに向けて還元炎ガスを吹きつ
け、該切削面を常に還元状態に保持するようになってい
る。かかる構成により、切削装置１８によるスケール除
去工程、および圧接装置２２による圧接工程の間、切削
面１ａ、２ａを還元状態に保持し、その酸化を防止し、
高い接合強度を確保することができる。
【００１５】図１において、台車１２は、複数の車輪１
３を有し、この車輪１３は圧延方向に延びたレール３上
を図示しない駆動装置により走行するようになってい
る。この図で、Ｂは圧延装置の圧延高さであり、複数の
ローラ４が圧延材を圧延高さＢで支持し圧延方向に移動
させるようになっている。レール３はローラ４を跨ぐ位
置に配置され、圧接高さＬを圧延高さＢより高くし、レ
ール３より高い位置で台車１２が圧延方向に走行できる
ようになっている。かかる構成により、たとえば既存の
圧延設備を稼働した状態で、本発明の圧延材接合装置を
設置することができる。なお、本発明はかかる構成に限
定されず、圧接高さＬを圧延高さＢと同一にしてもよ
い。
３を有し、この車輪１３は圧延方向に延びたレール３上
を図示しない駆動装置により走行するようになってい
る。この図で、Ｂは圧延装置の圧延高さであり、複数の
ローラ４が圧延材を圧延高さＢで支持し圧延方向に移動
させるようになっている。レール３はローラ４を跨ぐ位
置に配置され、圧接高さＬを圧延高さＢより高くし、レ
ール３より高い位置で台車１２が圧延方向に走行できる
ようになっている。かかる構成により、たとえば既存の
圧延設備を稼働した状態で、本発明の圧延材接合装置を
設置することができる。なお、本発明はかかる構成に限
定されず、圧接高さＬを圧延高さＢと同一にしてもよ
い。
【００１６】図１において本発明の圧延材接合装置１０
はさらに、圧延材１、２を圧延装置の圧延高さＢから先
端クランプ装置１６に案内し、かつ、後端クランプ装置
１４から圧延高さＢに案内する上下に揺動可能な傾斜ガ
イド２４、２５を備えている。傾斜ガイド２４、２５
は、台車１２に揺動可能に支持され、図示しないシリン
ダにより、下端が圧延高さＢに位置する「下降位置」か
ら下端が適当な高さまで上昇し、その下を圧延材１、２
が通過できる「上昇位置」まで揺動できるようになって
いる。傾斜ガイド２４、２５には複数のローラが直線状
に取付けられ、圧延材１、２の移動を容易にしている。
かかる構成により、傾斜ガイド２４、２５を「上昇位
置」に移動させて、既存の圧延設備をそのまま稼働させ
ることができ、かつ、「下降位置」に移動させて、後続
圧延材２を圧延高さＢから先端クランプ装置１６に案内
し、かつ、先行圧延材１を後端クランプ装置１４から圧
延高さＢに案内することができる。
はさらに、圧延材１、２を圧延装置の圧延高さＢから先
端クランプ装置１６に案内し、かつ、後端クランプ装置
１４から圧延高さＢに案内する上下に揺動可能な傾斜ガ
イド２４、２５を備えている。傾斜ガイド２４、２５
は、台車１２に揺動可能に支持され、図示しないシリン
ダにより、下端が圧延高さＢに位置する「下降位置」か
ら下端が適当な高さまで上昇し、その下を圧延材１、２
が通過できる「上昇位置」まで揺動できるようになって
いる。傾斜ガイド２４、２５には複数のローラが直線状
に取付けられ、圧延材１、２の移動を容易にしている。
かかる構成により、傾斜ガイド２４、２５を「上昇位
置」に移動させて、既存の圧延設備をそのまま稼働させ
ることができ、かつ、「下降位置」に移動させて、後続
圧延材２を圧延高さＢから先端クランプ装置１６に案内
し、かつ、先行圧延材１を後端クランプ装置１４から圧
延高さＢに案内することができる。
【００１７】図３は、本発明による圧延材接合方法の作
動説明図である。図３（Ａ）において、台車１２は圧延
速度と同期して圧延方向に走行しており、後端クランプ
装置１４により先行圧延材１の後端部が水平に挟持さ
れ、先端クランプ装置１６により後続圧延材２の先端部
も水平に挟持されている。先行圧延材１の後端部と後続
圧延材２の先端部は接合部分が上下に重複した位置にあ
り、先行圧延材１の後端部は後端クランプ装置１４によ
り加工高さＨにある。切削装置１８と圧接装置２２は待
機状態にあり、上型２３ａの下面が先行圧延材１の後端
部上面に接し、下型２３ｂの下面が後続圧延材２の先端
部下面に接している。
動説明図である。図３（Ａ）において、台車１２は圧延
速度と同期して圧延方向に走行しており、後端クランプ
装置１４により先行圧延材１の後端部が水平に挟持さ
れ、先端クランプ装置１６により後続圧延材２の先端部
も水平に挟持されている。先行圧延材１の後端部と後続
圧延材２の先端部は接合部分が上下に重複した位置にあ
り、先行圧延材１の後端部は後端クランプ装置１４によ
り加工高さＨにある。切削装置１８と圧接装置２２は待
機状態にあり、上型２３ａの下面が先行圧延材１の後端
部上面に接し、下型２３ｂの下面が後続圧延材２の先端
部下面に接している。
【００１８】次いで、図３（Ｂ）に示すように、切削装
置１８によりカッタ１９ａを揺動させて加工高さに調整
し、カッタ１９ａを圧延方向（図で左右）に前後進させ
て先行圧延材１の後端部下面と後続圧延材２の先端部上
面を切削する。切削中、還元保持装置２０により切削面
は還元状態に保持される。次いで、図３（Ｃ）に示すよ
うに、カッタ１９ａを待機位置に戻し、後端クランプ装
置１４により先行圧延材１の後端部を圧接高さＬまで下
降させ、同時に圧接装置２２により、先行圧延材１と後
続圧延材２の加工面を重ね合わせて圧延材とほぼ同一厚
さまで圧縮して接合を完了する。圧接中も、還元保持装
置２０により切削面は還元状態に保持される。
置１８によりカッタ１９ａを揺動させて加工高さに調整
し、カッタ１９ａを圧延方向（図で左右）に前後進させ
て先行圧延材１の後端部下面と後続圧延材２の先端部上
面を切削する。切削中、還元保持装置２０により切削面
は還元状態に保持される。次いで、図３（Ｃ）に示すよ
うに、カッタ１９ａを待機位置に戻し、後端クランプ装
置１４により先行圧延材１の後端部を圧接高さＬまで下
降させ、同時に圧接装置２２により、先行圧延材１と後
続圧延材２の加工面を重ね合わせて圧延材とほぼ同一厚
さまで圧縮して接合を完了する。圧接中も、還元保持装
置２０により切削面は還元状態に保持される。
【００１９】次いで、後端クランプ装置１４、先端クラ
ンプ装置１６、および圧接装置２２を開放し、台車１２
が後退して待機位置に復帰する。
ンプ装置１６、および圧接装置２２を開放し、台車１２
が後退して待機位置に復帰する。
【００２０】かかる接合方法により、圧延材を連続的に
仕上圧延機に供給したままで、先行圧延材と後続圧延材
を接合でき、また、切削装置による切削と圧接装置によ
る圧接の２工程で圧延材の幅全体を接合できるため、接
合時間を大幅に短縮することができ、圧延設備全長を短
くすることができる。
仕上圧延機に供給したままで、先行圧延材と後続圧延材
を接合でき、また、切削装置による切削と圧接装置によ
る圧接の２工程で圧延材の幅全体を接合できるため、接
合時間を大幅に短縮することができ、圧延設備全長を短
くすることができる。
【００２１】図４は図２のカッタ１９ａの正面図であ
り、圧延材１、２の幅方向と一致する軸心Ｚの回転軸に
４個のカッタ１９ａ、１９ａ、１９ａ、１９ａが断続的
に配列されており、各カッタ１９ａにより先行圧延材１
の後端部下面および後続圧延材２の先端部上面を断続的
に切削してスケール除去をし、図２の切削面１ａ、２ａ
が形成される。
り、圧延材１、２の幅方向と一致する軸心Ｚの回転軸に
４個のカッタ１９ａ、１９ａ、１９ａ、１９ａが断続的
に配列されており、各カッタ１９ａにより先行圧延材１
の後端部下面および後続圧延材２の先端部上面を断続的
に切削してスケール除去をし、図２の切削面１ａ、２ａ
が形成される。
【００２２】図５は後続圧延材２に切削面２ａ、２ａ、
２ａ、２ａが断続的に形成されている状態を示した斜視
図である。なお先行圧延材１の後端部下面にも、前記切
削面２ａ、２ａ、２ａ、２ａと対称な切削面１ａ、１
ａ、１ａ、１ａが断続的に形成される。
２ａ、２ａが断続的に形成されている状態を示した斜視
図である。なお先行圧延材１の後端部下面にも、前記切
削面２ａ、２ａ、２ａ、２ａと対称な切削面１ａ、１
ａ、１ａ、１ａが断続的に形成される。
【００２３】図６は図２のカッタ１９ａに相当するカッ
タを示した第２実施例の正面図である。この第２実施例
では、前記軸心Ｚの回転軸の両端にカッタ１９ａが各１
個ずつ設けられており、したがって、これらのカッタ１
９ａにより、先行圧延材１の後端部下面および後続圧延
材２の先端部上面にスケール除去の切削工程をした切削
面１ａ、２ａが形成される。
タを示した第２実施例の正面図である。この第２実施例
では、前記軸心Ｚの回転軸の両端にカッタ１９ａが各１
個ずつ設けられており、したがって、これらのカッタ１
９ａにより、先行圧延材１の後端部下面および後続圧延
材２の先端部上面にスケール除去の切削工程をした切削
面１ａ、２ａが形成される。
【００２４】図７は後続圧延材２に図６のカッタによる
切削面２ａ、２ａが形成されている状態を示した斜視図
である。なお先行圧延材１の後端部下面にも、前記切削
面２ａ、２ａと対称な切削面１ａ、１ａが形成される。
切削面２ａ、２ａが形成されている状態を示した斜視図
である。なお先行圧延材１の後端部下面にも、前記切削
面２ａ、２ａと対称な切削面１ａ、１ａが形成される。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧延材の
部分接合方法によれば、先行圧延材の後端部より後続圧
延材の先端部が進んだ状態にして前記両圧延材を圧延方
向に走行させ、かつ、該先行圧延材を後続圧延材より高
い高さに位置させ、該先行圧延材の後端部と後続圧延材
の先端部を水平に保持し、該先行圧延材の後端部下面と
後続圧延材の先端部上面を還元状態に保持し、この還元
状態を保持したままその部分を切削してスケールを除去
し、こののち、前記還元状態のもとで該先行圧延材の後
端部と後続圧延材の先端部を押圧して重なり接合をする
ことからなるので、先行する圧延材の後端と後続する圧
延材の先端とを圧延材とともに走行しながら接合するこ
とができ、短時間に圧延材の幅全体にわたり必要な接合
強度で接合することができる。とくに、該先行圧延材の
後端部下面と後続圧延材の先端部上面を圧延材の幅方向
に非連続的に還元状態に保持し、この還元状態を保持し
たままその部分だけを切削してスケールを除去するの
で、前記先端部と後端部の接合前のそれらの部分のスケ
ール除去のための切削の動力費およびカッタの消耗と還
元剤の使用量が小さくてすむ。
部分接合方法によれば、先行圧延材の後端部より後続圧
延材の先端部が進んだ状態にして前記両圧延材を圧延方
向に走行させ、かつ、該先行圧延材を後続圧延材より高
い高さに位置させ、該先行圧延材の後端部と後続圧延材
の先端部を水平に保持し、該先行圧延材の後端部下面と
後続圧延材の先端部上面を還元状態に保持し、この還元
状態を保持したままその部分を切削してスケールを除去
し、こののち、前記還元状態のもとで該先行圧延材の後
端部と後続圧延材の先端部を押圧して重なり接合をする
ことからなるので、先行する圧延材の後端と後続する圧
延材の先端とを圧延材とともに走行しながら接合するこ
とができ、短時間に圧延材の幅全体にわたり必要な接合
強度で接合することができる。とくに、該先行圧延材の
後端部下面と後続圧延材の先端部上面を圧延材の幅方向
に非連続的に還元状態に保持し、この還元状態を保持し
たままその部分だけを切削してスケールを除去するの
で、前記先端部と後端部の接合前のそれらの部分のスケ
ール除去のための切削の動力費およびカッタの消耗と還
元剤の使用量が小さくてすむ。
【００２６】また本発明の圧延材の部分接合装置によれ
ば、圧延方向に走行する台車を有し、かつ、該台車に
は、先行する圧延材の後端部を水平に挟持して上下動可
能な後端クランプ装置と、後続する圧延材の先端部を水
平に挟持する先端クランプ装置と、先行圧延材の後端部
下面と後続圧延材の先端部上面を圧延材の幅方向に非連
続的に切削してスケール除去工程をする切削装置と、そ
の切削面を還元状態に保持する還元保持装置と、先行圧
延材と後続圧延材の切削面を還元状態で合わせて圧縮し
て接合する圧接装置とが設けられているので、前記本発
明の方法を確実に実施することができる。
ば、圧延方向に走行する台車を有し、かつ、該台車に
は、先行する圧延材の後端部を水平に挟持して上下動可
能な後端クランプ装置と、後続する圧延材の先端部を水
平に挟持する先端クランプ装置と、先行圧延材の後端部
下面と後続圧延材の先端部上面を圧延材の幅方向に非連
続的に切削してスケール除去工程をする切削装置と、そ
の切削面を還元状態に保持する還元保持装置と、先行圧
延材と後続圧延材の切削面を還元状態で合わせて圧縮し
て接合する圧接装置とが設けられているので、前記本発
明の方法を確実に実施することができる。
【図１】本発明による圧延材接合装置の第１実施例を示
した全体構成側面図である。
した全体構成側面図である。
【図２】図１の主要部の拡大側面図である。
【図３】本発明による圧延材接合方法の第１実施例の作
動説明図である。
動説明図である。
【図４】図２のカッタの付近の断面正面図である。
【図５】後続圧延材に図４のカッタによる切削面が形成
されている状態を示した斜視図である。
されている状態を示した斜視図である。
【図６】図４に対応させてカッタの第２実施例を示した
断面正面図である。
断面正面図である。
【図７】後続圧延材に図６のカッタによる切削面が形成
されている状態を示した斜視図である。
されている状態を示した斜視図である。
１ 先行圧延材 １ａ 切削面 ２ 後続圧延材 ２ａ 切削面 １０ 圧延材接合装置 １２ 台車 １４ 後端クランプ装置 １６ 先端クランプ装置 １８ 切削装置 １９ａ カッタ １９ｂ 揺動装置 １９ｃ 復動装置 ２０ 還元保持装置 ２２ 圧接装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２３Ｋ 37/00 Ｂ２３Ｋ 37/00 Ｆ 37/04 37/04 Ｍ Ｂ２３Ｐ 11/00 Ｂ２３Ｐ 11/00 (72)発明者 田添 信広 神奈川県横浜市磯子区新中原町１番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 沖 正海 大阪府大阪市中央区北浜４丁目５番33号 住友金属工業株式会社内 (72)発明者 坂本 浩一 茨城県鹿島郡鹿島町大字光３番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内
Claims (5)
- 【請求項１】 先行圧延材の後端部より後続圧延材の先
端部が進んだ状態にして前記両圧延材を圧延方向に走行
させ、かつ、該先行圧延材を後続圧延材より高い高さに
位置させ、該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部
を水平に保持し、該先行圧延材の後端部下面と後続圧延
材の先端部上面を還元状態に保持し、この還元状態を保
持したまま圧延材の幅方向に非連続的にその部分だけを
切削してスケールを除去し、こののち、前記還元状態の
もとで該先行圧延材の後端部と後続圧延材の先端部を押
圧して重なり接合をすることを特徴とする、圧延材の部
分接合方法。 - 【請求項２】 前記重なり接合の接合部の厚さが圧延材
とほぼ同一厚さになるまで押圧することからなる請求項
１記載の圧延材の部分接合方法。 - 【請求項３】 圧延方向に走行する台車を有し、かつ、
該台車には、先行する圧延材の後端部を水平に挟持して
上下動可能な後端クランプ装置と、後続する圧延材の先
端部を水平に挟持する先端クランプ装置と、先行圧延材
の後端部下面と後続圧延材の先端部上面を圧延材の幅方
向に非連続的に切削してスケール除去工程をする切削装
置と、その切削面を還元状態に保持する還元保持装置
と、先行圧延材と後続圧延材の切削面を還元状態で合わ
せて圧縮して接合する圧接装置とが設けられていること
を特徴とする、圧延材の部分接合装置。 - 【請求項４】 前記切削装置が、圧延材の幅方向の軸心
を中心に回転する複数個の円筒形カッタと、該カッタを
斜め方向に揺動させる揺動装置と、該カッタを圧延方向
に前後進させる復動装置とからなり、しかも、該円筒形
カッタが回転軸に圧延材の幅方向に断続的に配列されて
いる請求項３記載の圧延材の部分接合装置。 - 【請求項５】 前記切削装置が、圧延材の幅方向の軸心
を中心に回転する複数個の円筒形カッタと、該カッタを
斜め方向に揺動させる揺動装置と、該カッタを圧延方向
に前後進させる復動装置とからなり、しかも、該円筒形
カッタが回転軸の両端に各１個ずつ設けられている請求
項３記載の圧延材の部分接合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7055487A JPH08252677A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 圧延材の部分接合方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7055487A JPH08252677A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 圧延材の部分接合方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252677A true JPH08252677A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=12999995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7055487A Pending JPH08252677A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 圧延材の部分接合方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08252677A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020146726A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 連続熱間圧延における鋼片の接合装置および接合方法、連続熱間圧延設備および連続熱間圧延方法、熱延鋼板の製造装置および熱延鋼板の製造方法 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7055487A patent/JPH08252677A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020146726A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 連続熱間圧延における鋼片の接合装置および接合方法、連続熱間圧延設備および連続熱間圧延方法、熱延鋼板の製造装置および熱延鋼板の製造方法 |
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Legal Events
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