JPH08252492A - ワーク加電式静電塗装装置 - Google Patents

ワーク加電式静電塗装装置

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JPH08252492A
JPH08252492A JP5875895A JP5875895A JPH08252492A JP H08252492 A JPH08252492 A JP H08252492A JP 5875895 A JP5875895 A JP 5875895A JP 5875895 A JP5875895 A JP 5875895A JP H08252492 A JPH08252492 A JP H08252492A
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JP
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work
generator
high voltage
coating
rotor
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JP5875895A
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English (en)
Inventor
Takasada Komata
俣 貴 貞 小
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Trinity Industrial Corp
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Trinity Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンベアで搬送されるワークに高電圧を印加
し、塗装機をアース側に接続して静電塗装を行う場合
に、集電レールや接触子を用いることなく、スパークを
発生させずにワークに確実に高電圧を印加することを目
的としている。 【構成】 コンベア1は、ワークWを搬送する走行ベー
スBが搬送開始位置Sから塗装ゾーンZ内を通過して搬
送終了位置Gに至る往路と、搬送終了位置Gから塗装ゾ
ーンZの外を通り搬送開始位置Sに至る復路とをエンド
レスに走行され、各走行ベースBには、ワークWに高電
圧を印加する電極部7Dが当該走行ベースBに対して電気
的絶縁状態に支持されると共に、前記電極部7Dを介して
ワークWに高電圧を供給する高電圧発生器12と、回転子
の回転により前記高電圧発生器12の一次電源となる低電
圧を出力する発電機14が搭載され、ワークWが塗装ゾー
ンZ内を搬送されている間だけ前記発電機14に係合され
て回転子を回転させる回転手段16,23,31が前記コンベ
ア1に沿って配設されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベアで搬送される
ワークに高電圧を印加し、塗装機をアース側に接続して
塗装を行うワーク加電式静電塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車ボディ等のワークを静電
塗装する場合には、塗料を噴霧する静電塗装機に−80
〜120kVの高電圧を印加し、コンベア台車に載せた
ワークをアースして塗装をしていた。この場合、絶縁性
塗料を用いて静電塗装を行うことになるが、最近では世
界的な環境保全運動が高まりを見せ、ハイドロカーボン
等の公害物質を発生させる有機溶剤の使用規制が叫ばれ
てきており、これに呼応して塗装業界においても、シン
ナー等の有害な有機溶剤を大量に消費する絶縁性塗料の
使用を止めて、無公害な水性塗料による静電塗装に移行
することが推奨されている。
【0003】しかし、水性塗料等の導電性塗料で静電塗
装する場合には、塗装機に印加した高電圧がリークしな
いように、塗料供給系に絶縁対策を施す必要があるから
(特公昭55−114366号,同56−141869
号公報参照)、数十色もの塗料を色替して多色塗装を行
う自動車ボディの塗装設備にあっては、各色ごとに夫々
の塗料供給配管や塗料タンクを絶縁しなければならず非
常に面倒であった。さらに、高電圧が印加された塗料供
給系には塗料供給配管や塗料タンク等の周囲を防護チャ
ンバで囲うなどの安全対策を施す必要もあって、絶縁対
策費や安全対策費が著しく嵩み、設備全体も大型化する
という問題があった。
【0004】このため、本出願人は、塗装機に高電圧を
印加したり、塗料供給系に絶縁対策を施すことなく水性
塗料を用いて静電塗装を行うことができるように、ワー
クに高電圧を印加するワーク加電式静電塗装装置を提案
した(実開平3−105948号,同4−16796号
公報参照)。これは、塗装ゾーンを走行するスラット等
に、ワークを載置する電極アタッチメントが絶縁支柱を
介して取り付けられ、ワークが塗装ゾーン内の所定の高
電圧印加領域内を通過している間のみ、例えば電極アタ
ッチメントに形成された接触子が集電レールに摺接して
ワークに高電圧が印加されるので、アースされた塗装機
との間に静電場が形成されることとなり、塗装機に高電
圧を印加しなくても静電塗装を行なうことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、集電レ
ールには常時高電圧が供給されているので、アタッチメ
ントが集電レールに接触する瞬間及び離れる瞬間だけで
なく、摺接している間もスパークが発生し易く、その熱
により集電レールやアタッチメントの表面が溶けて凹凸
が形成されるので、これらを頻繁に交換しなければなら
ずメンテナンスコストが嵩むという問題があった。ま
た、集電レールは常時高電圧が印加されているので、塗
装機の間に静電場が形成されてしまい、集電レールに塗
料が付着しやすい。このため、これを頻繁に洗浄しなけ
ればならず、清掃作業が面倒であった。
【0006】このため、集電レールを絶縁油が溜まって
いる凹溝内に形成することにより、集電レールの表面を
絶縁油で覆ってスパークの発生を防止しているが(特開
平4−61944号公報参照)、塗装領域で油を使用す
ると、その油が跳ねてワークに付着するおそれがあり、
その場合には塗料をはじくので塗装不良を生ずるという
問題がある。
【0007】また、ワークを高電圧印加領域に設置され
た絶縁コンベアに載せ替えて、高電圧を印加することが
行われているが(特開平3−224651号,同4−2
25857号公報参照,特願平2−226656号,同
226657号,同330213号参照)、設備が大掛
かりになるだけでなく、絶縁コンベアに乗り移る際にス
パークを生じないように、その前後に電圧昇圧ゾーン,
降圧ゾーンを設けなければならず、その電圧制御が面倒
なだけでなく、スペース的に無駄を生ずるという問題が
ある。
【0008】そこで、本発明は、集電レールや接触子を
用いることなく、ワークが塗装ゾーンを走行している間
中、スパークを発生させずにワークに確実に高電圧を印
加することができるようにすることを技術的課題として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、コンベアで搬送されるワークに高電圧を
印加し、塗装機をアース側に接続して塗装を行うワーク
加電式静電塗装装置において、前記コンベアは、ワーク
を搬送する走行ベースが搬送開始位置から塗装ゾーン内
を通過して搬送終了位置に至る往路と、搬送終了位置か
ら塗装ゾーンの外を通り搬送開始位置に至る復路とをエ
ンドレスに走行され、各走行ベースには、ワークに高電
圧を印加する電極部が当該走行ベースに対して電気的絶
縁状態に支持されると共に、前記電極部を介してワーク
に高電圧を供給する高電圧発生器と、回転子の回転によ
り前記高電圧発生器の一次電源となる低電圧を出力する
発電機が搭載され、ワークが塗装ゾーン内を搬送されて
いる間だけ前記発電機に係合されて回転子を回転させる
回転手段が前記コンベアに沿って配設されたことを特徴
とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、ワークを搬送する走行ベース
が塗装ゾーン内に入ると、コンベアに沿って配設された
回転手段により走行ベースに搭載された発電機の回転子
が回転され、これにより発電機から低電圧が出力され、
高電圧発生器に供給される。次いで、高電圧発生器で所
定電圧まで昇圧されて、電極部を介してワークに高電圧
が印加される。このとき、電極部は走行ベースに介して
電気的絶縁状態に支持されているので、ワークに印加さ
れた高電圧が走行ベースにリースすることはない。ま
た、ワークが塗装ゾーンから外に出ると、発電機の運転
が停止されるので、ワークへの高電圧の印加が停止され
る。
【0011】
【実施例1】以下、本発明を、図面に示す具体的な実施
例に基づいて説明する。図1は本発明に係るワーク加電
式静電塗装装置の一例を示す正面図、図2はその平面図
である。
【0012】本例では、コンベア1として、ワークWを
懸吊した状態で搬送するハンガ2が所定間隔で走行され
るオーバーヘッドタイプのものを用いており、搬送開始
位置Sからアース側に接続された塗装機3が配設された
塗装ブース4の塗装ゾーンZ内を通って搬送終了位置G
に至る往路を走行し、搬送終了位置Gから塗装ブース4
外を通って搬送開始位置Sに至る復路を走行するように
エンドレスに形成されている。
【0013】各ハンガ2は、コンベア1の案内レール5
上を走行するローラ6が配設された走行ベースBに上部
フレーム7Uが取り付けられ、ワークWに接触するアタ
ッチメント8が一体に形成されてそれ自体が電極部とな
る下部フレーム7Dと、前記上部フレーム7Dとの間
に、絶縁体9が介装されて、前記各フレーム7U,7D
同士が電気的絶縁状態に連結されて成る。なお、上部フ
レーム7U及び下部フレーム7Dは金属パイプで形成さ
れると共に、絶縁体9もパイプ状に形成されている。
【0014】そして、走行ベースBには支柱10を介し
て台座11が取り付けられ、当該台座11には、下部フ
レーム7Dを介してワークWに高電圧を供給する高電圧
発生器12と、エアタービン13により回転子(図示せ
ず)を回転させて前記高電圧発生器12の一次電源とな
る低電圧を出力する発電機14が搭載され、これらが前
記台座11と一体に走行ベースBに搭載されている。ま
た、高電圧発生器12は、上部フレーム7U及び絶縁体
9の内部空間に挿通された高電圧ケーブル15を介して
下部フレーム7Dに接続されているので、高電圧発生器
12から出力された高電圧は、下部フレーム7Dを介し
てそのアタッチメント8からワークWに印加される。な
お、発電機14には、発電された電気の電圧,電流を安
定化する安定化回路が内蔵されており、高電圧発生器1
2に安定化電源するように成されている。
【0015】16は、ワークWが塗装ゾーンZ内を搬送
されている間だけ前記発電機14に係合されてエアター
ビン13にエアを供給するエア供給装置(回転手段)で
あって、エア吹出口16aが発電機14のエア流入口1
4aに対して進退可能に形成されると共に、塗装ゾーン
Z内でコンベア1に沿って走行ベースBと同期してトラ
ッキングするように配設されている。そして、エア供給
装置16は塗装ゾーンZの手前側でハンガ2が到来する
まで待機し、ハンガ2が到来したところでコンベア1に
同期してトラッキングしながら、エア吹出口16aを進
出させて、発電機14のエア流入口14aに係合させる
ようになされている。また、エア吹出口16aはバルブ
機能を有しており、エア吹出口16aが進出したときだ
け流路が開いて自動的にエアが吹き出されるように形成
されている。
【0016】なお、高電圧を印加した状態で移動する距
離よりもハンガ2の搬送ピッチが短い場合は、先行する
ハンガ2の発電機14に係合されてエアを供給している
間に、後続のハンガ2が塗装ゾーンZ内に入ってくるの
で、後続のハンガ2の発電機14にもエアを供給できる
ように、エア供給装置16は、コンベア1に沿って左右
両側に配設されている。
【0017】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。まず、コンベア1を起動させ
ると、ハンガ2は搬送開始位置SでワークWを懸吊し塗
装ブース4内の塗装ゾーンZを通って搬送終了位置Gに
向かって走行する。そして、ハンガ2が塗装ゾーンZに
差しかかると、その手前で待機しているエア供給装置1
6がハンガ2と同期してトラッキング開始し、そのエア
吹出口16aが伸長されて走行ベースBに搭載された発
電機14のエア流入口14aに係合する。
【0018】エア吹出口16aが進出してエア流入口1
4aと係合すると、エアの供給が開始されて、発電機1
4のエア流入口14aから流入するエアによりエアター
ビン13が回転され、この回転により回転子が回転され
て発電機14から低電圧が出力される。発電機14から
出力された低電圧は高電圧発生器12に供給されて所定
電圧まで昇圧され、昇圧された高電圧が高電圧ケーブル
15を介して下部フレーム7Dに供給され、アタッチメ
ント8を介してワークWに高電圧が印加される。したが
って、アースされた塗装機3とワークWとの間に静電場
が形成されることとなり、塗装機3から塗料を霧化する
だけで静電塗装を行うことができる。
【0019】このとき、高電圧を供給する集電レールを
塗装ゾーンZ内に配設することなくワークWに高電圧を
印加することができるので、集電レールに接触子を摺接
させることに起因するスパークの発生等が起こる筈がな
い。また、各ハンガ2は走行ベースBに取り付けられた
上部フレーム7Uと下部フレーム7Dが絶縁体9を介し
て連結されているので、ワークWに印加された高電圧が
下部フレーム7Dから、アース体である上部フレーム7
Uや走行ベースBへリークすることはなく、したがっ
て、ハンガ2を走行させる案内レール5等を絶縁支持す
る必要もないので、既存の設備を利用することができ
る。
【0020】
【実施例2】図3は本発明に係る他の実施例を示す正面
部、図4はその平面図である。なお、図1及び図2と共
通する部分については同一符号を付してその詳細説明は
省略する。
【0021】本例では、発電機14の回転子の回転軸2
0の先端に軸継手21が形成されており、その回転手段
として、前記軸継手21と係脱自在に係合される軸継手
22が形成された原動軸23が配設されている。この原
動軸23は、モータ24により回転駆動されると共に、
発電機14側の軸継手21に対して進退可能に配設さ
れ、前記モータ24は、実施例1のエア供給装置16と
同様に、塗装ゾーンZ内でコンベア1に沿って走行ベー
スBと同期してトラッキングするように配設されてい
る。
【0022】そして、モータ24は塗装ゾーンZの手前
側でハンガ2が到来するまで待機しハンガ2が到来した
ところでコンベア1に同期してトラッキングしながら原
動軸23を進出させ、軸継手21及び22を介して、発
電機14の回転軸20に係合するようになされており、
原動軸23が発電機14の回転軸20と係合した状態で
当該モータ24が起動されて原動軸23が回転するよう
に成されている。したがって、本例においても、ハンガ
2が塗装ゾーンZに到来すると、発電機14の回転子が
回転されて高電圧発生器12の一次電源となる低電圧が
出力され、これが高電圧発生器12で昇圧されてワーク
Wに高電圧が印加される。
【0023】
【実施例3】図5は本発明に係る他の実施例を示す正面
部、図6はその平面図である。なお、図1乃至図4と共
通する部分については同一符号を付してその詳細説明は
省略する。
【0024】本例では、発電機14の回転子の回転軸2
0の先端にローラ30が取り付けられ、回転手段とし
て、前記ローラ30に摺接されて所定速度で一定方向に
走行駆動されるエンドレスベルト31が配設されてい
る。このエンドレスベルト31は、塗装ゾーンZの入口
側及び出口側に配設されたスプロケット32,33に平
行掛けされ、ローラ30と摺接する側がコンベア1の進
行方向と反対方向に走行するように駆動されて、ローラ
30を高速回転できるようになされている。
【0025】そして、エンドレスベルト31を駆動させ
てコンベア1を起動させると、塗装ゾーンZ内にハンガ
2が入ってきたときに、ローラ30がエンドレスベルト
31に摺接されて強制回転され、発電機14の回転軸2
0を介して回転子が回転され高電圧の一次電源となる低
電圧が出力され、これが高電圧発生器12で昇圧されて
ワークWに高電圧が印加される。
【0026】なお、ローラ30はエンドレスベルト31
に摺接するだけで強制回転され、しかも、エンドレスベ
ルト31は塗装ゾーンZの入口側から出口側に至るまで
コンベア1に沿って配設されているので、塗装ゾーンZ
内を走行する全てのハンガ2の発電機14のローラ30
を同時に回転させることができ、したがって、複数のワ
ークWに同時に高電圧を印加することができる。
【0027】なお、上記実施例では、いずれもワークを
ハンガに懸吊して搬送するオーバーヘッドタイプのコン
ベアを用いた場合について説明したが、本発明はこれに
限らず、走行ベースにワークを載置して搬送するトウコ
ンベアタイプのもの等、任意のコンベアに適用すること
ができる。さらに、コンベア1はワークWを連続的に搬
送するものに限らず、塗装位置でワークWを所定時間停
止させて間欠的に搬送するものであってもよい。この場
合、ワークWは塗装位置に停止されて塗装されるので、
回転手段は塗装位置に停止されたハンガ2の発電機14
に係合すれば足り、ワークWの搬送方向に沿ってトラッ
キングさせる必要はない。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ワ
ークを搬送する走行ベースが塗装ゾーン内に入ると、コ
ンベアに沿って配設された回転手段により走行ベースに
搭載された発電機の回転子が回転され、これにより発電
機から高電圧発生器の一次電源となる低電圧が出力さ
れ、高電圧発生器から出力された高電圧が電極部を介し
てワークに印加されるので、集電レールや接触子を用い
ることなく、ワークが塗装ゾーンを走行している間中、
スパークを発生させずにワークに確実に高電圧を印加す
ることができるという効果を有する。また、電極部は走
行ベースに介して電気的絶縁状態に支持されているの
で、ワークに印加された高電圧が走行ベースにリークす
ることがなく、したがって、案内レール等を絶縁支持す
る必要がなく、既存の設備をそのまま使用できるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワーク加電式静電塗装装置の一例
を示す正面図。
【図2】その平面図。
【図3】他の実施例を示す正面図。
【図4】その平面図。
【図5】さらに他の実施例を示す正面図。
【図6】その平面図。
【符号の説明】
1・・・コンベア 2・・・ハンガ 3・・・塗装機 4・・・塗装ブース S・・・搬送開始位置 G・・・搬送終了位置 W・・・ワーク B・・・走行ベース 7D・・下部フレーム(電極部) 9・・・絶縁体 12・・・高電圧発生器 13・・・エアタービン 14・・・発電機 16・・・エア供給装置(回転手段) 20・・・回転軸 23・・・原動軸(回転手段) 30・・・ローラ 31・・・エンドレスベルト(回転手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア(1)で搬送されるワーク
    (W)に高電圧を印加し、塗装機(3)をアース側に接
    続して塗装を行うワーク加電式静電塗装装置において、 前記コンベア(1)は、ワーク(W)を搬送する走行ベ
    ース(B)が搬送開始位置(S)から塗装ゾーン(Z)
    内を通過して搬送終了位置(G)に至る往路と、搬送終
    了位置(G)から塗装ゾーン(Z)の外を通り搬送開始
    位置(S)に至る復路とをエンドレスに走行され、 各走行ベース(B)には、ワーク(W)に高電圧を印加
    する電極部(7D)が当該走行ベース(B)に対して電気
    的絶縁状態に支持されると共に、前記電極部(7D)を介
    してワーク(W)に高電圧を供給する高電圧発生器(1
    2)と、回転子の回転により前記高電圧発生器(12)の
    一次電源となる低電圧を出力する発電機(14)が搭載さ
    れ、 ワーク(W)が塗装ゾーン(Z)内を搬送されている間
    だけ前記発電機(14)に係合されて回転子を回転させる
    回転手段(16,23,31)が前記コンベア(1)に沿って
    配設されたことを特徴とするワーク加電式静電塗装装
    置。
  2. 【請求項2】 前記回転手段が、発電機(14)の回転子
    に取り付けられたエアタービン(13)にエアを供給する
    エア供給装置(16)である請求項1記載のワーク加電式
    静電塗装装置。
  3. 【請求項3】 前記回転手段が、発電機(14)の回転子
    の回転軸(20)に対して係脱自在に係合される原動軸
    (23)である請求項1記載のワーク加電式静電塗装装
    置。
  4. 【請求項4】 前記回転手段が、発電機(14)の回転子
    の回転軸(20)に取り付けられたローラ(30)に摺接さ
    れて所定の速度で一定方向に走行されるエンドレスベル
    ト(31)である請求項1記載のワーク加電式静電塗装装
    置。
JP5875895A 1995-03-17 1995-03-17 ワーク加電式静電塗装装置 Pending JPH08252492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5875895A JPH08252492A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 ワーク加電式静電塗装装置

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JP5875895A JPH08252492A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 ワーク加電式静電塗装装置

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Publication Number Publication Date
JPH08252492A true JPH08252492A (ja) 1996-10-01

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ID=13093446

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JP5875895A Pending JPH08252492A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 ワーク加電式静電塗装装置

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JP (1) JPH08252492A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0847807A3 (en) * 1996-12-13 1999-01-27 Ransburg Corporation Remote power source for electrostatic paint applicator
CN104907200A (zh) * 2015-07-15 2015-09-16 东莞合志五金塑胶有限公司 自动轨道式静电喷漆线

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