JPH08252164A - 焼香容器設置台 - Google Patents

焼香容器設置台

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Publication number
JPH08252164A
JPH08252164A JP7057087A JP5708795A JPH08252164A JP H08252164 A JPH08252164 A JP H08252164A JP 7057087 A JP7057087 A JP 7057087A JP 5708795 A JP5708795 A JP 5708795A JP H08252164 A JPH08252164 A JP H08252164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incense
opening
burning
smoke
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP7057087A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Matsui
茂夫 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TORUNETSUKUSU KK
Original Assignee
TORUNETSUKUSU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TORUNETSUKUSU KK filed Critical TORUNETSUKUSU KK
Priority to JP7057087A priority Critical patent/JPH08252164A/ja
Publication of JPH08252164A publication Critical patent/JPH08252164A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼香時に煙をご焼香の雰囲気を失わないよう
に制御しながら吸引して清浄化することができる焼香容
器の設置台を提供する。 【構成】 焼香煙を吸引する開口部を少なくとも1以上
設けると共に焼香容器を載置する台板と、該台板下部の
本体内に設け前記開口部から空気を風量制御して吸引す
る送風機と、前記本体内に設け吸引した空気を制御する
清浄装置とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寺院、斎場等に設置す
る焼香容器設置台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の焼香容器設置台は、単に黒塗りの
テーブル状の設置台であり、その上に焼香容器を載置し
ているものである。参拝者は、焼香容器設置台のところ
に行き、焼香容器内の香(こう)をひとつまみし、焼香
しているところにまいてご焼香をすませる。この間、参
拝者は、わずか30秒程度であるけれども、お坊さんや参
拝を受ける関係者は、少なくとも1〜2時間程度ご焼香
を受けるので、その焼香煙につき気になるため、焼香容
器設置台をお坊さんや参拝を受ける関係者から比較的離
れた場所に設置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
焼香容器設置台では、多少離れた場所に設置してあって
も、参拝者が多いと焼香容器も多くなり、しかもご焼香
時間も長くなるため、お坊さんや参拝を受ける関係者
は、焼香煙を多く吸い込むことになり、その影響が大き
く出て来る。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたもので、焼香時の煙をご焼香の雰囲気を失なわない
ように制御しながら吸引して清浄化することができる焼
香容器設置台を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の焼香容器設置台は、焼香煙をご焼香の雰囲
気を失なわないように吸引する開口部を少なくとも1以
上設けると共に焼香容器を載置する台板と、該台板下部
の本体内に設け前記開口部から空気を風量制御して吸引
する送風機と、前記本体内に設け吸引した空気を清浄化
する清浄装置と、からなるものであり、また、前記開口
部は、焼香容器の載置面積よりも大きな面積を有すると
共にネットを張り、該ネット上に前記焼香容器を載置し
てなるのが良く、更に、前記開口部の周縁にその一部を
除いてつい立てを設けてあると良い。
【0006】
【作用】上記構成になる焼香容器設置台によれば、開口
部を少なくとも1以上設けた台板上に焼香容器を1以上
載置し、送風機を作動させると、焼香時に焼香容器から
発生する焼香煙は、開口部から吸引されるが、送風機に
より吸引量が制御されて一部を本来の焼香煙として、ご
焼香の雰囲気を出し、残りは周囲の空気と共に開口部か
ら吸引されて清浄装置により清浄化されて排出される。
【0007】また、ネット上に載置してある焼香容器か
ら出る焼香煙は、少ない吸引量でも焼香容器の周囲の開
口部から効果よく吸引される。更に、開口部の周縁につ
い立てがあると、焼香容器から出る焼香煙を広い範囲の
空気をあまり多く吸引しないで、開口部から吸引でき
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜3に基づいて
詳述する。図1は本発明の焼香容器設置台を示す斜視
図、図2は本発明の焼香容器設置台における清浄化シス
テムを示すフローシート図である。両図において、1は
本発明の焼香容器設置台を示し、この焼香容器設置台1
は、焼香煙を吸引するための開口部2を少なくとも1以
上設けると共に焼香容器3を載置する台板4と、台板4
下部の本体5内に設け開口部2から空気を風量制御して
吸引する送風機6と、本体5内に設け吸引した空気を清
浄化する清浄装置7と、からなる。
【0009】前記台板4は、通常矩形をなした板であ
り、少なくも1以上の開口部2があり、この実施例では
3つの開口部2を有し、台板4の下部は箱状の本体5と
なり、本体5下部にキャスター8が取り付けられ、移動
し易くなっている。板の形状は、円形、長円形、楕円
形、正方形等でも良く、特に限定しない。また、開口部
2の形状も板の形状と同様に特に限定しない。この開口
部2の面積は、焼香容器3の設置面積よりも大きく、そ
の開口部2にネット10が張ってあるのが良く、このよう
になっていると、この開口部2の中心部に焼香容器3を
置くことで、この開口部2の吸引スペースがリング状と
なり、焼香容器3の設置場所の全周囲から焼香煙を直接
吸引することになり、それだけ効率が向上する。
【0010】ネット10は、プレフィルターの役目を担
い、グラスウール、ステンレス鋼の繊維など耐熱性素材
で作られ、香、灰などがこばれ落ちたのをカットする。
なお、焼香容器3は、従来のものが使用されるが、あま
り大きすぎるものや小さすぎるものは、焼香煙の回収効
率やご焼香の雰囲気の面からあまり望ましくない。
【0011】前記送風機6は、本体5内に収納され、回
転数を変化させたり、ダンパーを附帯させて風量を制御
できるものが選択される。この送風機6の風量を変化さ
せることで、ご焼香の雰囲気を損なうことなく焼香煙を
適度に回収することが、その設置場所に応じて可能にな
る。
【0012】前記清浄装置7は、本体5内に収納され送
風機6の上流側に設置される電気集じん機11と、送風機
6の下流側に設置される脱臭フィルター12とからなって
いる。この電気集じん機11は、ガスに高圧静電場を印加
しコロナ放電をおこなうと周囲のガスがイオン化し、こ
のイオンがガスに含まれる粒子を帯電するので、帯電粒
子は正極板に付着する原理を応用したものである。この
電気集じん機11は、正極板に付着した微粒子を、一般的
に機械的にハンマーリングなどによって落とされる乾式
タイプのものであっても、たえず水流で流し去る湿式タ
イプのものであっても良い。この実施例では、後処理の
観点から乾式タイプの電気集じん機が使用される。この
電気集じん機11で捕捉できなかった超微細粒子は、脱臭
フィルター12により捕捉されて排出口13から清浄空気と
なって排出される。
【0013】次に上記構成になる焼香容器設置台1の使
用状況について説明する。まず、寺院、斎場等の焼香場
所に焼香容器設置台1を搬入設置し、この台1の開口部
2の中心部に焼香容器3を3個載置し、それぞれに香
(こう)を入れ、焼香容器3の手前から左側の位置にあ
る香に火をつけて、香をたき込む。この際、送風機6を
作動させて焼香煙のただよい方を見ながら送風機6の風
量を調節して、焼香煙のごく一部はそのまま焼香場所に
ただよわせ、その香り、煙により厳粛な気分となるよう
にし、余分の焼香煙は開口部2から吸引するようにす
る。参拝者は、焼香容器3の手前から右側の位置にある
香をひとつまみつかんで順次焼香して行くから、焼香煙
は絶えず出て、その大半は開口部2から吸引され、この
吸引された焼香煙を含んだ空気は、ネット10により粗取
りされて、まず電気集じん機11により清浄化される。更
に、これらネット10及び電気集じん機11を通過した超微
細粒子は、脱臭フィルター12により捕捉されて、焼香煙
も香りもほとんどない清浄空気となり排出口13から排出
される。
【0014】図3は、本発明の他の実施例を示すもの
で、図1、2の実施例との相違点は、開口部2のまわり
につい立て20を設けて、焼香煙を吸引する際、周囲の余
分な空気を吸引するのを減少させて回収効率を向上させ
ようとした点にある。他の構成・作用は、図1、2の実
施例と同一であるからその説明を省略する。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の焼香容器
設置台によれば、開口部を少なくとも1以上設けた台板
上に焼香容器を1以上載置し、送風機を作動させると、
焼香時に焼香容器から発生する焼香煙は、開口部から吸
引されるが、送風機により吸引量が制御されて一部を本
来の焼香煙として、ご焼香の雰囲気を出し、残りは周囲
の空気と共に開口部から吸引されて清浄装置により清浄
化されて排出する。従って、ご焼香が多くかつ長時間行
われても、その焼香煙がお坊さんや参拝を受ける関係者
に大きな影響とならず、しかも焼香時の香り、煙による
厳粛な気分を損なうこともない。
【0016】また、ネット上に載置してある焼香容器か
ら出る焼香煙は、少ない吸引量でも焼香容器の周囲の開
口部から効果よく吸引される。従って、上述の効果をよ
り一層高める。
【0017】更に、開口部の周縁につい立てがあると、
焼香容器から出る焼香煙を広い範囲の空気をあまり多く
吸引しないで、開口部から吸引できる。従って、上述の
効果を更により一層高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼香容器設置台を示す斜視図。
【図2】本発明の焼香容器設置台の清浄化システムを示
すフローシート図。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 焼香容器設置台 2 開口部 3 焼香容器 4 台板 6 送風機 7 清浄装置 10 ネット 20 つい立て

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼香煙を吸引する開口部を少なくとも1
    以上設けると共に焼香容器を載置する台板と、該台板下
    部の本体内に設け前記開口部から空気を風量制御して吸
    引する送風機と、前記本体内に設け吸引した空気を清浄
    化する清浄装置と、からなることを特徴とする焼香容器
    設置台。
  2. 【請求項2】 前記開口部は、焼香容器の載置面積より
    も大きな面積を有すると共にネットを張り、該ネット上
    に前記焼香容器を載置してなる請求項1記載の焼香容器
    設置台。
  3. 【請求項3】 前記開口部の周縁にその一部を除いてつ
    い立てを設けた請求項2記載の焼香容器設置台。
JP7057087A 1995-03-16 1995-03-16 焼香容器設置台 Pending JPH08252164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7057087A JPH08252164A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 焼香容器設置台

Applications Claiming Priority (1)

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JP7057087A JPH08252164A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 焼香容器設置台

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Publication Number Publication Date
JPH08252164A true JPH08252164A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13045721

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7057087A Pending JPH08252164A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 焼香容器設置台

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JP (1) JPH08252164A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021005627A1 (en) * 2019-07-11 2021-01-14 Free Joint Italia S.R.L. Dispersing device
CN112515456A (zh) * 2020-12-17 2021-03-19 江西渡海科技有限公司 一种可有效避灰的牌位放置架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021005627A1 (en) * 2019-07-11 2021-01-14 Free Joint Italia S.R.L. Dispersing device
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