JPH08251550A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JPH08251550A
JPH08251550A JP4851695A JP4851695A JPH08251550A JP H08251550 A JPH08251550 A JP H08251550A JP 4851695 A JP4851695 A JP 4851695A JP 4851695 A JP4851695 A JP 4851695A JP H08251550 A JPH08251550 A JP H08251550A
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Satoshi Kobayashi
聡 小林
Hiroshi Adachi
浩 安達
Kenichi Tsuchiya
健一 土屋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の文字図形情報を、画面の所定の領域に
スクロールして表示することができるようにする。 【構成】 CRTの表示面Cに、所定の文字放送番組に
対応する文字または図形が文字放送画面Eに表示され
る。文字放送画面Eの所定の位置に水平スクロール領域
Fが設定され、そこにいま表示している文字放送番組に
関する情報、装置の動作状態に関する情報、または装置
の操作の案内などの情報がスクロールして表示される。
なお、表示イメージの範囲Dは、文字放送番組に対応す
る文字または図形を表示可能な最大の範囲である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報表示装置に関し、
例えば文字放送受信機等に用いて好適な情報表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、放送電波を有効に利用するた
めに、テレビジョン放送電波の時間的な隙間を利用し
て、ニュース、天気予報などの文字図形情報が文字放送
番組として放送されている。
【0003】以下、この文字放送を受信できる文字放送
受信機について説明する。図7は従来の文字放送受信機
の一例の構成を示すブロック図である。アンテナ2は放
送電波を受信し、対応する信号を選局回路3に供給する
ようになされている。選局回路3はアンテナ2より供給
された信号から所定のチャンネルを選局し、対応する映
像信号および音声信号を出力するようになされている。
【0004】文字放送デコーダ1は、選局回路3より供
給された映像信号から、文字放送データのみを抽出する
抜き取り回路9、プログラムを記憶するROM11、R
OM11に記憶されたプログラムに従って、各部を制御
するマイクロプロセッサ8、マイクロプロセッサ8の作
業用または文字放送データ記憶用のRAM10、表示イ
メージを記憶する表示メモリ12、表示メモリ12に記
憶された表示イメージを映像信号に変換するための表示
処理回路13、文字放送データに含まれる付加音データ
を音声信号に変換する付加音デコーダ14、文字放送デ
ータに含まれる文字コードを表示イメージに変換する文
字発生器15より構成され、選局回路3からの映像信号
に含まれる文字放送データまたはマイクロプロセッサ8
により生成された文字データを出力するようになされて
いる。
【0005】音声復調増幅回路4は、選局回路3より供
給された音声信号を復調し、増幅するようになされてい
る。また、輝度増幅色復調回路5は、選局回路3より供
給された映像信号の輝度を増幅するとともに、色を復調
するようになされている。
【0006】映像切り替え回路6は、輝度増幅色復調回
路5を介して供給されるテレビジョン放送の映像信号
と、文字放送デコーダ1を介して供給される所定の文字
または図形に対応する映像信号を切り替えて出力するよ
うになされている。映像出力回路7は、映像切り替え回
路6より供給された映像信号を出力する。
【0007】音声切り替え回路16は、テレビジョン放
送の音声信号と、付加音デコーダ14からの出力音声信
号を切り替えて出力するようになされている。音声出力
回路17は、音声切り替え回路16より供給された音声
信号を出力する。
【0008】文字放送受信機の操作パネルキー(パネル
キー)18は、文字放送デコーダ1に対して所定の指令
を行うことができるようになされている。リモートコン
トロール信号発生器(以下、リモコン信号発生器とい
う)20は、所定の操作に従って、所定のリモートコン
トロール信号(以下、リモコン信号という)を発生す
る。リモコン信号受信回路19は、リモコン信号発生器
20からのリモコン信号を受信し、それを文字放送デコ
ーダ1に供給する。
【0009】次にその動作について説明する。テレビジ
ョン放送を見る場合は、従来のテレビジョン受信機の動
作と同一であり、文字放送受信機の操作パネルキー1
8、又は、リモコン信号発生器20を操作することによ
って、選局回路3に対し、受信したテレビジョン放送の
所定のチャンネルを選択するよう指令する。選局回路3
は、操作パネルキー18またはリモコン信号発生器20
からの指令に基づいて、所定のチャンネルを選局する。
【0010】選局回路3によって選局されたテレビジョ
ン放送の所定のチャンネルに対応する信号は音声復調増
幅回路4、輝度増幅色復調回路5において所定の処理が
施され、音声切り替え回路16、映像切り替え回路6を
通って映像出力回路7、音声出力回路17よりそれぞれ
映像信号、音声信号として取り出される。
【0011】一方、文字放送を見る場合、まず、文字放
送受信機の操作パネルキー18、又は、リモコン信号発
生器20を操作することにより、文字放送デコーダ1に
対して文字放送を表示するよう指令する。
【0012】この指令は文字放送デコーダのマイクロプ
ロセッサ8によって受信され、マイクロプロセッサ8に
より、抜き取り回路9により選局回路3より出力された
映像信号から抜き取られた文字放送データが、文字放送
データ記憶用RAM10に供給され、記憶させる。そし
て、そのデータからユーザが指定した文字放送番組の特
定のページのデータのみをデコードし、文字放送データ
に含まれる図形情報は表示メモリ12に書き込み、文字
放送データに含まれる文字情報は文字発生器15によっ
て文字イメージに変換して表示メモリ12に書き込む。
【0013】このようにして表示メモリ12に書き込ま
れた図形情報および文字情報の表示イメージは、表示処
理回路13によって文字放送デコーダ1の映像信号出力
として取り出される。また、ユーザの指定した文字放送
番組の特定のページの文字放送データに含まれる付加音
データは、付加音デコーダ14によって音声信号に変換
され、文字放送デコーダ1の音声信号出力として取り出
される。
【0014】このとき、ユーザが指定した文字放送番組
の特定のページの映像信号は、まず、映像切り替え回路
6によって文字放送デコーダ1からの映像信号が取り出
され、次に、それが映像出力回路7に入力されることに
より、文字放送受信機からの映像信号として取り出され
る。同様に、ユーザが指定した文字放送番組の特定のペ
ージの音声信号は、まず、音声切り替え回路16によっ
て文字放送デコーダ1からの音声信号が取り出され、次
に、それが音声出力回路17に入力されることにより、
文字放送受信機からの音声信号として取り出される。
【0015】このようにして取り出された映像信号は、
例えば図示せぬCRT等の表示装置に供給され、対応す
る文字または図形が表示される。一方、音声信号は、例
えば図示せぬスピーカに供給され、出力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現行の文字
放送データの文字情報が文字発生器15によって表示イ
メージに変換された時、その表示イメージ中の1行に表
示できる文字の数は、標準文字として規定される横16
ドット、縦24ドットの文字では最大15文字、横8ド
ット、縦24ドットとして規定される中型文字、および
横8ドット、縦12ドットで規定される小型文字では最
大31文字である。
【0017】このため、上述したような文字放送受信機
において、操作性を向上させるために文字放送受信機の
映像信号出力から得られる文字放送番組の所定の画面イ
メージ上に、文字放送番組の文字放送データに含まれて
いる文字情報以外の文字情報(例えば、現在表示してい
る文字放送番組に関する情報、即ち文字放送番組が放送
されているチャンネル番号、放送局名、表示している文
字放送番組番号、ページ番号、総ページ番号などの文字
列や、文字放送受信機の動作状態を示す文字列、さら
に、ユーザに対して文字放送受信機の操作の案内を示す
文字列など)を上書きした場合、その文字数が多くなれ
ばなるほど、文字放送データに含まれている文字情報以
外の文字情報が占める割合が増え、文字放送データの文
字図形イメージが失われてしまう課題があった。
【0018】さらに、このことは、文字放送データの文
字図形イメージに上書きされる文字放送データに含まれ
ている文字情報以外の文字情報に対応する文字列が長く
なればなるほど、文字放送受信機の操作性は向上する
が、逆に文字放送データの文字図形イメージが失われる
部分が大きくなり、文字放送の情報が正しく、正確に伝
わらなくなってしまうという不都合を生じる課題があっ
た。
【0019】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、文字放送データの文字図形イメージが失わ
れる部分を特定の表示領域として最小限にとどめなが
ら、文字放送データに含まれている文字情報以外の文字
情報を、その特定の表示領域内で水平スクロール表示が
可能なように表示することができるようにするものであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報表
示装置は、所定の伝送媒体を介して送信された所定の情
報を受信する受信部と、受信部により受信された前記情
報を記憶するメモリと、メモリに記憶された前記情報に
対応する表示信号を生成する表示信号生成部と、表示信
号に対応する文字または図形の少なくともいずれか一方
を表示する表示部とからなる情報表示装置において、表
示部に所定のスクロール領域を設定するスクロール領域
設定手段と、スクロール領域設定手段により設定された
前記スクロール領域に表示するスクロール情報を記憶す
るスクロール情報記憶手段と、スクロール情報記憶手段
に記憶された前記スクロール情報の読み出し位置を時系
列的にずらして設定する読み出し位置設定手段と、読み
出し位置設定手段により設定された前記読み出し位置に
基づいて、前記スクロール情報記憶手段から前記スクロ
ール情報を読み出す読み出し手段とをさらに設けるよう
にし、表示信号生成部は、読み出し手段により読み出さ
れた前記スクロール情報に対応する表示信号を発生し、
表示部は、前記表示信号生成部により生成された前記表
示信号に対応する文字または図形を前記スクロール領域
にスクロールして表示することを特徴とする。
【0021】また、受信部、メモリ、表示信号生成部、
および表示部は、文字放送受信機を構成し、受信部は、
前記伝送媒体を介して文字放送番組を受信し、メモリ
は、前記受信部により受信された前記文字放送番組を構
成する文字放送データを記憶し、表示信号生成部は、前
記メモリに記憶された前記文字放送データに対応する表
示信号を生成し、表示部は、前記表示信号に対応する文
字または図形の少なくともいずれか一方を表示し、スク
ロール領域設定手段は、前記表示部に前記スクロール領
域を設定し、スクロール情報記憶手段は、前記スクロー
ル領域設定手段により設定された前記スクロール領域に
表示する前記スクロール情報を記憶し、読み出し位置設
定手段は、前記スクロール情報記憶手段に記憶された前
記スクロール情報の読み出し位置を時系列的にずらして
設定し、読み出し手段は、前記読み出し位置設定手段に
より設定された前記読み出し位置に基づいて、前記スク
ロール情報記憶手段から前記スクロール情報を読み出
し、表示信号生成部は、読み出し手段により読み出され
た前記スクロール情報に対応する表示信号を発生し、表
示部は、前記表示信号生成部により生成された前記表示
信号に対応する文字または図形を前記スクロール領域に
スクロールして表示するようにすることができる。
【0022】また、スクロール領域は、現在、前記表示
部に表示している前記文字放送番組に関する情報を表示
するようにすることができる。
【0023】また、スクロール領域は、装置の動作状態
に関する情報を表示するようにすることができる。
【0024】また、スクロール領域は、前記文字放送受
信機の操作の案内情報を表示するようにすることができ
る。
【0025】また、スクロール領域設定手段は、前記ス
クロール領域を、前記表示部に表示される前記文字放送
番組の表示領域の内側または外側に設定するようにする
ことができる。
【0026】
【作用】請求項1に記載の情報表示装置においては、受
信部により受信された所定の情報の他に、所定のスクロ
ール情報が表示部の所定のスクロール領域にスクロール
して表示される。従って、表示部に、受信部により受信
された所定の情報を表示するとともに、そのスクロール
領域に様々なスクロール情報を制限なく表示することが
できる。
【0027】請求項2に記載の情報表示装置において
は、受信部により受信された文字放送番組の文字放送デ
ータの他に、所定のスクロール情報が表示部の所定のス
クロール領域にスクロールして表示される。従って、表
示部に、受信部により受信された文字放送番組の文字放
送データを表示するとともに、そのスクロール領域に様
々なスクロール情報を制限なく表示することができる。
【0028】
【実施例】図1は、本発明の情報表示装置を応用した文
字放送受信機の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。図1に示した実施例の構成は、基本的には図7に示
した従来の文字放送受信機の構成と同様であるが、図1
の実施例においては、スクロールメモリ21(スクロー
ル情報記憶手段)が新たに設けられ、表示処理回路13
に、水平スクロール処理部22(スクロール領域設定手
段、読み出し位置設定手段、読み出し手段)が設けられ
ている。
【0029】スクロールメモリ21は、水平にスクロー
ルして表示させたい文字または図形の表示イメージに対
応するデータを記憶するようになされている。そして、
水平スクロール処理部22は、スクロールメモリ21の
所定の領域に記憶されたデータを読み出し、表示メモリ
12の所定の領域に書き込むことができるようになされ
ている。
【0030】その他の構成および動作は、上述した場合
と同様であるので、その説明は省略する。
【0031】以上のように構成された文字放送受信機に
おいて、所定の文字または図形を、水平方向にスクロー
ルさせながら表示させる場合の動作について説明する。
【0032】マイクロプロセッサ8は、文字放送データ
記憶用RAM10に記憶されている文字放送データから
現在表示している文字放送番組に関しての情報(例えば
文字放送が放送されているテレビチャンネル番号、放送
局名、番組番号、ページ番号、総ページ数など)を読み
出し、その情報を表示可能な文字列として構成し、その
文字列を文字発生器15によって表示イメージに変換
し、スクロールメモリ21に書き込む。
【0033】例えば、現在表示している文字放送番組が
「4チャンネル」で放送されている「総ページ数20ペ
ージ」を持つ「マガジン0」の「123#」番組の「第
8ページ」である場合、この情報を元に構成できる表示
可能な文字列の例として「4ch 0/123# P0
8/20」のようなものが考えられる。
【0034】この文字列を、文字発生器15で表示イメ
ージに変換した例を図2(a)に示す。図2(a)は1
つの文字が横8ドット、縦12ドットで構成される表示
イメージに変換された場合の例を示した図である。スク
ロールメモリ21には、このような表示イメージが記憶
される。
【0035】表示処理回路13を構成する水平スクロー
ル部22は、図2(b)に示すようなスクロールメモリ
21に記憶された表示イメージに、所定の読み出し領域
A(縦12ドット、横64ドット=8文字分)を設定
し、その中に存在する表示イメージを読み出し、表示メ
モリ12の中の所定の領域に書き込む。このとき、スク
ロールメモリ21に設定する読み出し領域Aを、図2
(b)乃至図2(f)に示すようにずらすことにより、
表示メモリ12には、スクロールメモリ21に記憶され
た表示イメージが順次スクロールしながら書き込まれる
ことになる。
【0036】図3は、表示メモリ12に記憶された表示
イメージが、表示処理回路13によって映像信号に変換
された後、CRT画面に表示された画面例を示す図であ
る。スクロールメモリ21に設定された読み出し領域A
内に記憶されている表示イメージは、水平スクロール領
域Fに表示される。この場合、図2(d)に示した読み
出し領域A内の表示イメージが表示されている。この画
面において、CRT画面は表示面Cで表され、その中に
表示メモリ12内に記憶された文字放送データに対応す
る表示イメージが、表示イメージの範囲D内の文字放送
画面Eで示される領域内に表示される。
【0037】次に、図4に示したフローチャートを参照
して、スクロールメモリ21に記憶させた表示イメージ
を、CRT画面上の水平スクロール領域Fにスクロール
させながら表示させる場合の動作について説明する。
【0038】最初に、ステップS1において、水平スク
ロール処理部22は、図2(b)に示すように、スクロ
ールメモリ21に読み出し領域Aを設定する。このと
き、まず、スクロールメモリ21の左端と読み出し領域
Aの左端が一致するように、読み出し領域Aを設定す
る。
【0039】次に、ステップS2に進み、水平スクロー
ル処理部22により、読み出し領域Aの一部分がスクロ
ールメモリ21内の表示イメージの範囲を越えたか否か
が判定される。読み出し領域Aの一部分がスクロールメ
モリ21内の表示イメージの範囲を越えていないと判定
された場合、ステップS3に進み、水平スクロール処理
部22により読み出し領域A内の表示イメージが読み出
される。一方、読み出し領域Aの一部分がスクロールメ
モリ21内の表示イメージの範囲を越えたと判定された
場合、ステップS4に進み、読み出し領域A内の表示イ
メージが読み出され、スクロールメモリ21内の表示イ
メージの範囲を越えた部分Bが空白文字のイメージで埋
められる。
【0040】次に、ステップS5に進み、ステップS3
またはステップS4において、水平スクロール処理部2
2により読み出された表示イメージが、表示メモリ12
内に設定されたCRT画面での水平スクロール領域F
(図3)に対応する所定の領域に書き込まれる。表示メ
モリ12に書き込まれた表示イメージは、表示処理回路
13において映像信号に変換され、映像切り替え回路6
を介して映像出力回路7より出力される。この映像信号
はCRTに供給され、表示される。
【0041】次に、ステップS6に進み、水平スクロー
ル処理部22により、スクロールメモリ21に設定する
読み出し領域Aの位置が、図2(c)に示したように右
に1ドット分だけずらされる。
【0042】次に、ステップS7において、読み出し領
域Aが、スクロールメモリ21に記憶された表示イメー
ジの範囲外にあるか否かが判定される。読み出し領域A
が、スクロールメモリ21に記憶された表示イメージの
範囲外にはないと判定された場合、ステップS2に戻
り、ステップS2乃至S7の処理が繰り返し実行され
る。これにより、例えば、図2(d)および図2(e)
に示したように、読み出し領域Aがスクロールメモリ2
1上を移動し、読み出し領域A内にある表示イメージが
表示メモリ12の所定の位置に書き込まれるため、図3
の水平スクロール領域Fには、表示イメージがスクロー
ルしながら表示されることになる。
【0043】一方、読み出し領域Aが、スクロールメモ
リ21に記憶された表示イメージの範囲外にあると判定
された場合、処理を終了する。従って、この場合、スク
ロールメモリ21内に記憶された表示イメージが、CR
T画面にスクロールされながら1度だけ表示されること
になる。
【0044】図5に示したフローチャートは、スクロー
ルメモリ21に記憶させた表示イメージを、CRT画面
上の水平スクロール領域F内にスクロールさせながら表
示させる場合の他の動作例を示している。
【0045】最初に、ステップS11において、水平ス
クロール処理部22により、図2(b)に示すように、
スクロールメモリ21に読み出し領域Aが設定される。
このとき、スクロールメモリ21の左端と読み出し領域
Aの左端が一致するように、読み出し領域Aが設定され
る。
【0046】次に、ステップS12に進み、水平スクロ
ール処理部22により、読み出し領域Aの一部分がスク
ロールメモリ21内の表示イメージの範囲を越えたか否
かが判定される。読み出し領域Aの一部分がスクロール
メモリ21内の表示イメージの範囲を越えていないと判
定された場合、ステップS13に進み、水平スクロール
処理部22により読み出し領域A内の表示イメージが読
み出される。一方、読み出し領域Aの一部分がスクロー
ルメモリ21内の表示イメージの範囲を越えたと判定さ
れた場合、ステップS14に進み、読み出し領域A内の
表示イメージが読み出され、読み出し領域Aが表示イメ
ージの範囲を越えた部分と同一の大きさの領域が、図4
(f)に示すように表示イメージの左端に戻って設定さ
れ、その部分の表示イメージが読み出される。
【0047】次に、ステップS15に進み、水平スクロ
ール処理部22によってステップS13またはステップ
S14において読み出された表示イメージが、表示メモ
リ12内に設定されたCRT画面の水平スクロール領域
F(図3)に対応する所定の領域に書き込まれる。表示
メモリ12に書き込まれた表示イメージは、表示処理回
路13において映像信号に変換され、映像切り替え回路
6を介して映像出力回路7より出力される。この映像信
号はCRTに供給され、対応する文字または図形が表示
される。
【0048】次に、ステップS16に進み、水平スクロ
ール処理部22により、スクロールメモリ21に設定す
る読み出し領域Aの位置が、図2(c)に示したように
右に1ドット分だけずらされる。
【0049】次に、ステップS17において、読み出し
領域Aが、スクロールメモリ21に記憶された表示イメ
ージの範囲外にあるか否かが判定される。読み出し領域
Aが、スクロールメモリ21に記憶された表示イメージ
の範囲外にはないと判定された場合、ステップS2に戻
り、ステップS12乃至S17の処理が繰り返し実行さ
れる。
【0050】一方、読み出し領域Aが、スクロールメモ
リ21に記憶された表示イメージの範囲外にあると判定
された場合、ステップS18に進み、スクロールメモリ
21の左端に読み出し領域Aの左端が一致するように、
読み出し領域Aが設定される。そして、ステップS12
に戻り、ステップS12乃至S18の処理が繰り返し実
行される。
【0051】これにより、例えば、図2(d)および図
2(f)に示したように、読み出し領域Aがスクロール
メモリ21上を移動し、読み出し領域A内にある表示イ
メージが水平スクロール処理部22によって読み出さ
れ、表示メモリ12の所定の位置に書き込まれる。表示
メモリ12に書き込まれた表示イメージは、表示処理回
路13において映像信号に変換され、映像切り替え回路
6を介して映像出力回路7より出力される。この映像信
号は所定のCRTに供給される。
【0052】従って、図3に示したCRT画面の水平ス
クロール領域Fには、スクロールメモリ21に記憶され
た表示イメージがスクロールしながら繰り返し表示され
ることになる。ここで、図2(d)に示した図は、図2
(b)に示した図において、読み出し領域Aを右に13
ドット分だけ移動した場合の例を示している。また、図
2(f)に示した図は、読み出し領域Aの一部分がスク
ロールメモリ21の表示イメージの範囲を越えたとき、
その範囲を越えた部分が、表示イメージの左端に戻って
設定された場合の例を示している。
【0053】図3に示したCRT画面の場合、文字放送
デコーダ1から取り出された映像信号の文字図形イメー
ジが表示されている文字放送画面E内の右上の所定の位
置に、水平スクロール領域Fがあり、その領域内で文字
放送番組についての情報(例えば、文字放送が放送され
ているテレビチャンネル番号、番組番号、ページ番号、
および総ページ数など)が表示された場合の例を示して
いる。
【0054】ここでは、図1に示したスクロールメモリ
21に記憶されている所定の文字または図形に対応する
表示イメージのうち、図4(d)で示した読み出し領域
A内の表示イメージが水平スクロール領域Fに表示され
ている。この水平スクロール領域Fは、図3に示したよ
うに文字放送画面E内に表示し、文字放送番組の表示イ
メージに重ねるようにすることもできるし、図6に示し
たように文字放送画面Eの外部の、表示イメージの範囲
D内の所定の位置に、文字放送イメージに沿って表示す
るようにすることもできる。
【0055】水平スクロール領域Fに表示する内容に関
しては、抜き取り回路9において文字放送データが抜き
取れなくなった場合に、マイクロプロセッサ8が、例え
ば「文字放送が検出できません」という文字列を文字発
生器15を用いて文字イメージを発生させ、スクロール
メモリ21に書き込むことができる。スクロールメモリ
21に書き込まれた文字イメージは、表示処理回路13
およびそれを構成する水平スクロール処理部22により
上述したようにして、図3または図6に示した水平スク
ロール領域Fにスクロールしながら表示される。
【0056】このように、文字放送番組に関する情報の
ほかに、マイクロプロセッサ8が検出できる文字放送デ
コーダ1の動作状態に関する情報等もスクロール表示さ
せることが可能である。
【0057】また、文字放送番組を表示しているとき、
上述した場合と同様にして、マイクロプロセッサ8が文
字放送受信機の動作状態を検出し、例えば「>キーを押
すと、次のページを見れます」というようなユーザに対
するメッセージを、文字放送受信機の操作案内文字列イ
メージとしてスクロールメモリ21に書き込むことによ
り、ユーザに対する操作案内も水平スクロール領域Fに
スクロール表示することができる。
【0058】水平スクロール領域Fの画面上における表
示位置は、スクロールメモリ21のイメージを、表示メ
モリ12のどの位置に書くかによって決まるが、図3に
示したように文字放送番組の表示イメージを表示可能な
文字放送画面E内の所定の位置に設定し、文字放送番組
の表示イメージに重ねるようにすることも可能である
し、あるいは、図6に示したように文字放送番組の表示
イメージを表示可能な文字放送画面Eの外側の所定の位
置とし、文字放送番組の表示イメージに重ならないよう
にすることも可能である。
【0059】水平スクロール領域Fの大きさは、図2の
例では縦12ドット横64ドットの領域であったが、そ
の領域の大きさはスクロールメモリ21の大きさに基づ
いて決めることができる。
【0060】以上のように、本実施例によれば、マイク
ロプロセッサ8がスクロールさせる文字列を文字発生器
15で文字イメージに変換し、スクロールメモリ21に
書き込み、水平スクロール処理部22が、スクロールメ
モリ21の一部のイメージを一定周期でずらしながら読
み出し、読み出すたびに表示メモリ12の特定の表示領
域内に書き込むことによって、文字放送デコーダ1から
取り出された映像信号の表示イメージ上に水平スクロー
ル表示が可能になり、これにより文字放送受信機の映像
信号出力から得られる画面からの情報を増加させること
ができ、操作性を向上させることが可能となる。
【0061】なお、上記実施例においては、文字放送を
放送電波により受信する場合について説明したが、光フ
ァイバケーブルや所定の通信回線、その他の伝送媒体を
介して受信するようにすることも可能である。
【0062】また、上記実施例においては、表示イメー
ジをCRTに表示するようにしたが、液晶ディスプレ
イ、またはその他の表示デバイスに表示するようにする
ことも可能である。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の情報表示装置によれ
ば、受信部により受信された所定の情報の他に、所定の
スクロール情報が表示部の所定のスクロール領域にスク
ロールして表示されるようにしたので、表示部に、受信
部により受信された所定の情報を表示するとともに、そ
のスクロール領域に様々なスクロール情報を制限なく表
示することができる。従って、表示部から得られる情報
が増し、操作性を向上させることが可能となる。
【0064】請求項2に記載の情報表示装置によれば、
受信部により受信された文字放送番組の文字放送データ
の他に、所定のスクロール情報が表示部の所定のスクロ
ール領域にスクロールして表示されるようにしたので、
表示部に、受信部により受信された文字放送番組の文字
放送データを表示するとともに、そのスクロール領域に
様々なスクロール情報を制限なく表示することができ
る。従って、表示部から得られる情報が増し、操作性を
向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字放送受信機の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】スクロールメモリ21に書き込まれた文字イメ
ージの例を示したの図である。
【図3】図1の実施例において、水平スクロール領域F
を文字放送画面E上に設定した例を示す図である。
【図4】図1の実施例において、水平スクロール領域F
を文字放送画面Eの外側に設定した例を示す図である。
【図5】水平スクロール領域Fに所定の文字をスクロー
ルさせながら表示させる場合の処理例を示すフローチャ
ートである。
【図6】水平スクロール領域Fに所定の文字をスクロー
ルさせながら表示させる場合の他の処理例を示すフロー
チャートである。
【図7】従来の文字放送受信機の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 文字放送デコーダ 2 アンテナ 3 選局回路 4 音声復調増幅回路 5 輝度増幅色復調回路 6 映像切り替え回路 7 映像出力回路 8 マイクロプロセッサ 9 抜き取り回路 10 RAM 11 ROM 12 表示メモリ 13 表示処理回路 14 付加音デコーダ 15 文字発生器 16 音声切り替え回路 17 音声出力回路 18 パネルキー 19 リモコン信号受信回路 20 リモコン信号発生器 21 スクロールメモリ(スクロール情報記憶部) 22 水平スクロール処理部(スクロール領域設定手
段、読み出し位置設定手段、読み出し手段) 23 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の伝送媒体を介して送信された所定
    の情報を受信する受信部と、 前記受信部により受信された前記情報を記憶するメモリ
    と、 前記メモリに記憶された前記情報に対応する表示信号を
    生成する表示信号生成部と、 前記表示信号に対応する文字または図形の少なくともい
    ずれか一方を表示する表示部とからなる情報表示装置に
    おいて、 前記表示部に所定のスクロール領域を設定するスクロー
    ル領域設定手段と、 前記スクロール領域設定手段により設定された前記スク
    ロール領域に表示するスクロール情報を記憶するスクロ
    ール情報記憶手段と、 前記スクロール情報記憶手段に記憶された前記スクロー
    ル情報の読み出し位置を時系列的にずらして設定する読
    み出し位置設定手段と、 前記読み出し位置設定手段により設定された前記読み出
    し位置に基づいて、前記スクロール情報記憶手段から前
    記スクロール情報を読み出す読み出し手段とをさらに備
    え、 前記表示信号生成部は、前記読み出し手段により読み出
    された前記スクロール情報に対応する表示信号を発生
    し、 前記表示部は、前記表示信号生成部により生成された前
    記表示信号に対応する文字または図形を前記スクロール
    領域にスクロールして表示することを特徴とする情報表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記受信部、メモリ、表示信号生成部、
    および表示部は、文字放送受信機を構成し、 前記受信部は、前記伝送媒体を介して文字放送番組を受
    信し、 前記メモリは、前記受信部により受信された前記文字放
    送番組を構成する文字放送データを記憶し、 前記表示信号生成部は、前記メモリに記憶された前記文
    字放送データに対応する表示信号を生成し、 前記表示部は、前記表示信号に対応する文字または図形
    の少なくともいずれか一方を表示し、 前記スクロール領域設定手段は、前記表示部に前記スク
    ロール領域を設定し、 前記スクロール情報記憶手段は、前記スクロール領域設
    定手段により設定された前記スクロール領域に表示する
    前記スクロール情報を記憶し、 前記読み出し位置設定手段は、前記スクロール情報記憶
    手段に記憶された前記スクロール情報の読み出し位置を
    時系列的にずらして設定し、 前記読み出し手段は、前記読み出し位置設定手段により
    設定された前記読み出し位置に基づいて、前記スクロー
    ル情報記憶手段から前記スクロール情報を読み出し、 前記表示信号生成部は、前記読み出し手段により読み出
    された前記スクロール情報に対応する表示信号を発生
    し、 前記表示部は、前記表示信号生成部により生成された前
    記表示信号に対応する文字または図形を前記スクロール
    領域にスクロールして表示することを特徴とする請求項
    1に記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記スクロール領域は、現在、前記表示
    部に表示している前記文字放送番組に関する情報を表示
    することを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記スクロール領域は、装置の動作状態
    に関する情報を表示することを特徴とする請求項2に記
    載の情報表示装置。
  5. 【請求項5】 前記スクロール領域は、前記文字放送受
    信機の操作の案内情報を表示することを特徴とする請求
    項2に記載の情報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記スクロール領域設定手段は、前記ス
    クロール領域を、前記表示部に表示される前記文字放送
    番組の表示領域の内側または外側に設定することを特徴
    とする請求項2に記載の情報表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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