JPH08251347A - 同期加算式カラーリニアイメージセンサ - Google Patents

同期加算式カラーリニアイメージセンサ

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JPH08251347A
JPH08251347A JP7049773A JP4977395A JPH08251347A JP H08251347 A JPH08251347 A JP H08251347A JP 7049773 A JP7049773 A JP 7049773A JP 4977395 A JP4977395 A JP 4977395A JP H08251347 A JPH08251347 A JP H08251347A
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JP
Japan
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color
sensor
scanning direction
linear image
image sensor
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JP7049773A
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Yuichi Ichikawa
裕一 市川
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色ずれが生じることなくカラー画像の読み取
りが可能な同期加算式カラーリニアイメージセンサを提
供することを目的とする。 【構成】 複数本のセンサ列を、隣接するセンサ列の各
受光画素が主走査方向に沿って所定量だけ互いにずれる
ように配設するとともに、上記複数本のセンサ列の各受
光画素で同期加算される信号電荷が、主走査方向に沿っ
た各色毎に重心が一致するように、上記センサ列の受光
画素の一部を遮光するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーイメージスキ
ャナ等に用いられる同期加算式カラーリニアイメージセ
ンサに関し、特に複数の色フィルタを1組として当該色
フィルタの組合せを主走査方向に沿って繰り返し配列し
てなるセンサ列を、複数本副走査方向に並設した同期加
算式カラーリニアイメージセンサの色ずれ等の改善に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージスキャナ等に用いられる
リニアイメージセンサとしては、特開平4−56461
号公報に開示されているように、同期加算式と呼ばれる
方式のものがある。この同期加算式のリニアイメージセ
ンサは、受光素子を複数個主走査方向に配設したライン
を複数(N)本副走査方向に並べたエリアイメージセン
サからなり、副走査同期毎に上記各ラインの受光素子に
蓄積された信号電荷を副走査方向にラインシフトさせる
ように構成したものであり、各ラインセンサ列の間に
は、信号電荷をシフトさせるためのシフトゲートが配置
されている。上記同期加算式のリニアイメージセンサ
は、第N段目のセンサ列により原稿の1つのラインを読
み取ると、その読み取った1ライン分の信号電荷をシフ
トゲートを介して第N−1段目のセンサ列にシフトする
と共に、駆動系を動作させて上記原稿の1つのラインを
その第N−1段目のセンサ列により読み取るという動作
を繰り返し、最後にN段のセンサ列とは別に設けた転送
レジスタに転送し、この転送レジスタによって読み取り
信号を主走査方向に転送することにより、原稿の画像の
読み取りを行うようになっている。
【0003】上記同期加算式リニアイメージセンサで
は、原稿の同一ラインが各センサ列によって読み取られ
るとともに、各センサ列によって読み取られた画像信号
がシフトゲートを介して順次副走査方向に転送されて加
算されることになるので、感度を同期加算しない場合の
N倍に向上させることができる。そのため、この同期加
算式リニアイメージセンサは、非常に高感度であるとい
う利点を有しており、画像読み取りの高速化や光源の光
量の低減等が可能となる。
【0004】また、上記の如き原理を有する同期加算式
リニアイメージセンサをカラーリニアイメージセンサに
適用することも、特開平6−78103号公報に示すよ
うに既に提案されている。この提案に係る同期加算式カ
ラーリニアイメージセンサは、図11に示すように、主
走査方向に複数の色フィルタ(図示例では、RGB)の
単位組み合せを繰返し配列してなるセンサ列1011
1012 、1013 をN(正の整数)本副走査方向に並
設した同期加算式カラーリニアセンサであって、第1番
目のセンサ列1011 と第N番目のセンサ列101N
の間に上記繰返し配列された複数の異なる色フィルタの
1単位組み合せ分の主走査方向のずれが生じるように各
隣接センサ列間に色フィルタ配列のずれを設けるように
構成したものである。なお、各センサ列1011 、10
2 、1013 の間およびセンサ列1011 と転送レジ
スタ103の間には、シフトゲート1021 、1022
が配設されているとともに、副走査方向の端部には、転
送レジスタ103が配設されている。
【0005】この提案に係る同期加算式カラーリニアセ
ンサは、主走査方向に複数の色フィルタ(図示例では、
RGB)の単位組み合せを繰返し配列してなるセンサ列
1011 、1012 、1013 をN(正の整数)本副走
査方向に並設することにより、カラー画像の読み取りを
可能としているのは勿論のこと、第1番目のセンサ列1
011 と第N番目のセンサ列101N との間に上記繰返
し配列された複数の異なる色フィルタ(図示例では、R
GB)の1単位組み合せ分の主走査方向のずれが生じる
ように各隣接センサ列1011 、1012 、1013
に色フィルタ配列のずれを設けることにより、1つの小
さな点画像であっても必ず一単位組合せの色フィルタ
(図示例では、RGB)上を通過することになるので、
全ての色成分が完全に情報としてリニアイメージセンサ
に読み込まれることになり、モアレの発生を防止するこ
とが可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記提案に係る同期加算式カラーリニアイメー
ジセンサの場合には、図11に示すように、第1番目の
センサ列1011 と第N番目のセンサ列101Nとの間
に、繰返し配列された複数の異なる色フィルタ(図示例
では、RGB)の1単位組み合せ分の主走査方向のずれ
が生じるように、各隣接センサ列1011、1012
1013 間に色フィルタ配列のずれを設けるように構成
されているため、副走査方向に同期加算される各色の信
号に対応する主走査方向の重心の位置は、色毎に1/3
画素分ずれる。そのため、上記同期加算式カラーリニア
イメージセンサは、図12に示すように、例えば、矩形
状の白色の画像を読み取ると、RGBの1単位組み合せ
のセンサの出力が互いに等しくならず、しかもその両側
にBとRの小さな読み取り信号が現れ、読み取り画像の
エッジが色ずれをおこしてしまうという問題点があっ
た。さらに説明すると、従来の同期加算式カラーリニア
イメージセンサを用いて、主走査方向に沿って色フィル
タの単位組合せの幅に対して2/3の幅を有する画像を
読み取る場合を考えると、最終段の転送レジスタ103
に転送される読み取り画像に対応した信号電荷の主走査
方向の分布は、図12に示すように、色フィルタの単位
組合せの幅以上に拡がりを生じ、信号電荷の分布の端部
には色ずれが発生するという問題点があった。
【0007】また、上記提案に係る同期加算式カラーリ
ニアイメージセンサの場合には、上述したように、各色
成分に対応する感度を同期加算しない場合に比べてN倍
にすることができるという特徴を有しているが、このよ
うな同期加算式カラーリニアイメージセンサを実際のカ
ラーイメージスキャナ等で用いる場合には、原稿を照明
する光源として光量安定性の良好なハロゲンランプがよ
く用いられる。
【0008】しかしながら、上記同期加算式カラーリニ
アイメージセンサの光源として使用されるハロゲンラン
プは、図13に示すように、その相対分光エネルギー分
布が可視光範囲において短波長光成分が少なく、長波長
光側に行くに従って次第に増加するという特性を有して
おり、このハロゲンランプを用いてRGBの3色の画像
読み取りを行うと、3色の読み取り信号のバランスが悪
くなる。また、上記同期加算式カラーリニアイメージセ
ンサの分光感度特性は、図14に示すように、R成分の
相対感度が高く、G成分からB成分へ行くにしたがって
相対感度が低下する。さらに、上記ハロゲンランプと通
常組み合わせて使用される赤外カットフィルターの分光
透過率特性は、図15に示すように、短波長から中波長
側にかけて高いのに対して長波長側が低く、赤外光をカ
ットするようになっている。そのため、上記従来の同期
加算式カラーリニアイメージセンサを用いたカラーイメ
ージスキャナの総合分光レスポンスは、図16に示すよ
うに、R成分とG成分の相対分光レスポンスがほぼ等し
いのに対し、B成分の相対分光レスポンスは、R成分等
の約1/2と低くなる。
【0009】したがって、上記同期加算式カラーリニア
イメージセンサの場合には、その出力比率が各色光
(B、G、R)で大きく異なり、白色原稿を読み取った
場合の同期加算式カラーリニアイメージセンサの各色に
対応する信号の出力比は、およそB:G:R=1:2:
2となる。このような出力値の異なる3つの色光に基づ
く出力信号を有する場合には、ハロゲンランプの出力お
よび原稿の画像をセンサに結像する結像レンズの明るさ
等の設定は、3色のうち出力が最大となるG光及びR光
に対応する出力がセンサ本来の光電変換特性における飽
和電圧を越えないように設定する必要があり、例えば白
色原稿を読み取った場合のG光及びR光に対応する出力
が1000mVとなるように設定される。このとき、B
光に対応する出力は、カラーイメージスキャナのB光に
対する総合分光レスポンスがR光等の1/2であるた
め、500mVとなる。
【0010】ところで、上記カラーリニアイメージセン
サの信号出力は、B、G、Rの3色でバランスさせる必
要があるため、通常は、B、G、Rの3色の信号出力を
増幅する増幅器のゲインを変化させて、B光に対応する
出力をG光及びR光に対する出力と等しくするように設
定される。その際、これらの信号出力は、それぞれ増幅
器のゲインを変化させて、カラーリニアイメージセンサ
の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器のダイナ
ミックレンジに合わせるように調整される。従って、B
光に対応する出力の増幅率は、G光及びR光に対応する
出力の増幅率の2倍に設定する必要があるため、この増
幅率の違いにより各色毎にS/N比が大きく異なり、最
終的にマスキング等の色補正の処理を行うとB光に対応
する信号のS/N比が小さくなり、ノイズの影響が大き
くなって画質の大きな劣化を招く原因となるという問題
点があった。
【0011】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、色ずれが生じることなくカラー画像の読み取り
が可能な同期加算式カラーリニアイメージセンサを提供
することにある。
【0012】また、この発明の他の目的とするところ
は、各色に対応する受光部の面積の総和をそれぞれ異な
るように設定することにより、複数の色光間でのS/N
比をバランス良く保ち、カラー画像を高精度に読み取る
ことが可能な同期加算式カラーリニアイメージセンサを
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項第1項
に係る同期加算式カラーリニアイメージセンサは、複数
の受光画素を主走査方向に沿って直線状に配列するとと
もに、これらの複数の受光画素上に主走査方向に複数の
色フィルタの単位組合せを繰り返し配列してなるセンサ
列を、複数本副走査方向に沿って並設し、各センサ列の
同一の色フィルタを有する受光画素に蓄積された信号電
荷を、副走査方向に沿って順次同期させた状態で加算し
てカラー画像を読み取る同期加算式カラーリニアイメー
ジセンサにおいて、上記複数本のセンサ列を、隣接する
センサ列の各受光画素が主走査方向に沿って所定量だけ
互いにずれるように配設するとともに、上記複数本のセ
ンサ列の各受光画素で同期加算される信号電荷が、主走
査方向に沿った各色毎に重心が一致するように、上記セ
ンサ列の受光画素の一部を遮光するように構成したもの
である。
【0014】また、この発明の請求項第3項に係る同期
加算式カラーリニアイメージセンサは、複数の受光画素
を主走査方向に沿って直線状に配列するとともに、これ
らの複数の受光画素上に主走査方向に複数の色フィルタ
の単位組合せを繰り返し配列してなるリニアイメージセ
ンサ列を、複数本副走査方向に沿って並設し、各リニア
イメージセンサ列の同一の色フィルタを有する受光画素
に蓄積された信号電荷を、副走査方向に沿って順次同期
させた状態で加算してカラー画像を読み取る同期加算式
カラーリニアイメージセンサにおいて、白色画像を読み
取った際の各色の受光画素の同期加算された出力が等し
くなるように、同期加算される各色の受光画素の面積の
総和を各色毎に異なるように設定したものである。
【0015】さらに、上記同期加算式カラーリニアイメ
ージセンサでは、例えば、リニアイメージセンサ列の本
数を、N・(2n−1)本(N:正の整数、n:色フィ
ルタの単位組合せの色数)とし、第一番目のセンサ列と
第N・(2n−1)番目のセンサ列との間に、上記繰り
返し配列されたn色の色フィルタの一単位組合せ分の
{N・(2n−1)−1}/(n・N)倍の主走査方向
のずれが生じるように、各隣接センサ列間の色フィルタ
配列のずれ量をn色の色フィルタの単位組合せ分の1/
(n・N)とするように構成される。
【0016】
【作用】この発明の請求項第1項に係る同期加算式カラ
ーリニアイメージセンサにおいては、複数本のリニアイ
メージセンサ列を、隣接するリニアイメージセンサ列の
各受光画素が主走査方向に沿って所定量だけ互いにずれ
るように配設するとともに、上記複数本のリニアイメー
ジセンサ列の各受光画素で同期加算される信号電荷が、
主走査方向に沿った各色毎に重心が一致するように、上
記リニアイメージセンサ列の受光画素の一部を遮光する
ように構成したので、隣接するリニアイメージセンサ列
の各受光画素を主走査方向に沿って所定量だけ互いにず
らすことにより、モアレの発生を防止した場合でも、リ
ニアイメージセンサ列の受光画素の一部を遮光すること
により、複数本のリニアイメージセンサ列の各受光画素
で同期加算される信号電荷を、主走査方向に沿った各色
毎に重心が一致するように構成したため、色ずれが生じ
ることなくカラー画像の読み取りが可能となる。
【0017】また、この発明の請求項第2項に係る同期
加算式カラーリニアイメージセンサにおいては、白色画
像を読み取った際の各色の受光画素の同期加算された出
力が等しくなるように、同期加算される各色の受光画素
の面積の総和を各色毎に異なるように設定したので、セ
ンサの光源として使用されるハロゲンランプの相対分光
エネルギー分布や、ハロゲンランプと通常組み合わせて
使用される赤外カットフィルターの分光透過率特性等に
より、各色毎の感度の違いがある場合でも、白色画像を
読み取った際の各色の受光画素の同期加算された出力を
等しくすることができ、センサ各色の出力を増幅する増
幅器の増幅率等を等しく設定することができるため、複
数の色光間でのS/N比をバランス良く保ち、カラー画
像を高精度に読み取ることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
【0019】図4はこの発明に係る同期加算式カラーリ
ニアイメージセンサの一実施例を適用したカラー画像読
取装置を示す断面構成図である。
【0020】このカラー画像読取装置は、原稿1を載置
するプラテンガラス2と、原稿1を照明するハロゲンラ
ンプ3と、原稿1からの反射光像を後述する同期加算式
カラーリニアイメージセンサ7に導くフルレートミラー
4a及びハーフレートミラー4b、4cと、画像走査光
から赤外成分をカットする赤外カットフィルター5と、
原稿1からの反射光像を縮小した状態で後述する同期加
算式カラーリニアイメージセンサ7に結像する結像レン
ズ6と、原稿1の画像を読み取る同期加算式カラーリニ
アイメージセンサ7とから構成されている。
【0021】そして、上記カラー画像読取装置では、原
稿1をハロゲンランプ3で照明しつつ、当該原稿1から
の反射光像を、フルレートミラー4a、ハーフレートミ
ラー4b、4c、赤外カットフィルター5及び結像レン
ズ6からなる縮小光学系を介して同期加算式カラーリニ
アイメージセンサ7面上に縮小投影することにより、原
稿1の1ライン分の主走査方向(センサの長手方向)に
沿った画像情報の読取を行うとともに、ランプ3及びフ
ルレートミラー4aとハーフレートミラー4b、4cと
を1:1/2の速度比で副走査方向(主走査方向と直交
する方向)に沿って移動させることにより、機械的に原
稿1の画像とセンサ7の相対的な位置関係を変化させる
ことで、原稿1の副走査方向に沿った画像情報の読取を
行うようになっている。
【0022】図1は、上記同期加算式カラーリニアイメ
ージセンサ7の構成図を示すものである。この実施例で
は、センサ列が5段構成の同期加算式カラーリニアイメ
ージセンサ(N=1、n=3の同期加算式カラーリニア
イメージセンサ)となっている。
【0023】図1において、11 は第1段面のセンサ
列、12 は第2段目のセンサ列、13は第3段目のセン
サ列、14 は第4段目のセンサ列、15 は第5段目のセ
ンサ列、2は各センサ間に設けられたシフトゲート、3
は転送レジスタ、R、G、Bはセンサ列11 〜15 の各
受光画素(センサ)11上に設けられた色フィルタで、
Rは赤色フィルタ、Gは緑色フィルタ、Bは青色フィル
タである。上記各センサ列11 〜15 は、多数の受光画
素(センサ)を直線状に配列したものであり、各画素
(センサ)上には、R、G、Bの3つの色フィルタの組
合せを1単位として、当該R、G、Bの色フィルタの組
合せが主走査方向に沿って複数組配列されている。
【0024】また、この実施例では、センサ列の本数
を、N・(2n−1)本(N:正の整数、n:色フィル
タの単位組合せの色数)とし、第一番目のセンサ列と第
N・(2n−1)番目のセンサ列との間に、上記繰り返
し配列されたn色の色フィルタの一単位組合せ分の{N
・(2n−1)}/(n・N)倍の主走査方向のずれが
生じるように、各隣接センサ列間の色フィルタ配列のず
れ量をn色の色フィルタの単位組合せ分の1/(n・
N)とするように構成されている。具体的には、上記各
センサ列11 〜15 の各画素及び各色の画素列間のシフ
トゲート2は、斜めに傾斜して形成されており、隣接す
るセンサ列は、色フィルタの単位組合せ分の幅の1/3
のずれが生ずるように配設されている。
【0025】ところで、この実施例に係る同期加算式カ
ラーリニアイメージセンサは、複数本のリニアイメージ
センサ列の各受光画素で同期加算される信号電荷が、主
走査方向に沿った各色毎に重心が一致するように、上記
リニアイメージセンサ列の受光画素の一部を遮光するよ
うに構成されている。
【0026】すなわち、この実施例に係る同期加算式カ
ラーリニアイメージセンサは、第1段目のR、Gに対応
する画素、第2段目のRに対応する画素、第4段目のB
に対応する画素、第5段目のG、Bに対応する画素は、
光を透過しないAl(アルミニウム)等の金属膜で覆わ
れ遮光されている。従って、R成分の画像の読み取り
は、第3段目〜第5段目13 〜15 のセンサ列で、G成
分の画像の読み取りは、第2段目〜第4段目12 〜14
のセンサ列で、B成分の読み取りは、第1段目〜第3段
目11 〜13 のセンサ列で、それぞれ行われることにな
る。
【0027】以上の構成において、この実施例に係る同
期加算式カラーリニアイメージセンサでは、次のように
して、色ずれが生じることなくカラー画像の読み取りが
可能となっている。すなわち、上記同期加算式カラーリ
ニアイメージセンサでは、図4に示すように、当該セン
サ7と原稿1との相対的な位置を移動させることによ
り、図1に示すように、原稿1上の画像が第1段目〜第
5段目の各センサ列11〜15 によって順次読み取られ
る。そして、上記第1段目〜第5段目の各センサ列11
〜15 から出力される読み取り信号は、第5段目のセン
サ列15 からRの色のみが出力され、シフトゲート2を
介して第4段目のセンサ列14 ではRとGというように
順次送られ、各センサ列11 〜15 から出力されるRG
Bの各色の出力信号は、同期加算された状態で転送レジ
スタ3へ送られる。この転送レジスタ3へ送られた信号
電荷は、主走査方向に沿って順次転送され、アンプ4を
介して外部に出力されるようになっている。
【0028】図2は上記同期加算式カラーリニアイメー
ジセンサ7による読み取り画像と、読み取られる画像情
報の関係を示すものである。図2に示すように本同期加
算式カラーリニアイメージセンサを用いて主走査方向に
色フィルタの単位組合せの幅の2/3の幅の画像を読み
取る場合を考えると、最終段の転送レジスタ3に転送さ
れる読み取り画像に対応した信号電荷の主走査方向の分
布は、図2に示すように各色成分に対応する信号電荷は
すべて同条件となり、すなわち、色ずれのない画像の読
み取りが可能となることを示している。
【0029】このように、上記実施例では、5本のセン
サ列11 〜15 を、隣接するセンサ列11 〜15 の各受
光画素が主走査方向に沿って所定量だけ互いにずれるよ
うに配設するとともに、上記5本のセンサ列11 〜15
の各受光画素で同期加算される信号電荷が、主走査方向
に沿った各色毎に重心が一致するように、上記センサ列
1 〜15 の受光画素の一部を遮光するように構成した
ので、隣接するセンサ列11 〜15 の各受光画素を主走
査方向に沿って所定量だけ互いにずらすことにより、モ
アレの発生を防止した場合でも、センサ列11 〜15
受光画素の一部を遮光することにより、5本のセンサ列
1 〜15 の各受光画素で同期加算される信号電荷を、
主走査方向に沿った各色毎に重心が一致するように構成
したため、色ずれが生じることなくカラー画像の読み取
りが可能となる。
【0030】実施例2 図3はこの発明に係る同期加算式カラーリニアイメージ
センサの実施例2を示す平面図である。この実施例はセ
ンサ列が10段構成の同期加算式カラーリニアイメージ
センサ(N=2、n=3)である。
【0031】図3において、11 〜110は第1段目〜第
10段目のセンサ列、2は各センサ列間に設けられたシ
フトゲート、3は転送レジスタ、R、G、Bはセンサ列
1〜110の各受光画素(センサ)上に設けられた色フ
ィルタで、Rは赤色フィルタ、Gは緑フィルタ、Bは青
色フィルタであり、R、G、Bが色フィルタの単位組合
せとなる。ここでは各色センサ列11 〜110間のシフト
ゲート2のみが斜めに形成され、隣接するセンサ列11
〜110は色フィルタの単位組合わせ分の幅の1/6のず
れが生ずるように設けられている。
【0032】また、上記同期加算式カラーリニアイメー
ジセンサ7は、第1段目と第2段目11 〜12 のR、G
に対応する画素、第3段目と第4段目13 〜14 のRに
対応する画素、第7段目と第8段目17 〜18 のBに対
応する画素、第9段目と第10段目19 〜110のG、B
に対応する画素は光を透過しないAl(アルミニウム)
等の金属膜で覆われ遮光されている。従って、R成分の
読み取りは15 〜110のセンサ列で、G成分の読み取り
は13 〜18 のセンサ列で、B成分の読み取りは11
6 のセンサ列で行われることになる。
【0033】15 〜18 のセンサ列によるR成分の読み
取り位置の主走査方向の重心は、1 3 〜18 のセンサ列
によるG成分の読み取り位置の主走査方向の重心および
1〜16 のセンサ列によるB成分の読み取り位置の主
走査方向の重心と一致し、結果として、各色の色情報は
主走査方向の同一位置のものとなるので、色ずれのない
読み取りが可能となる。
【0034】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
【0035】尚、上記各実施例において、色フィルタの
単位組合せをR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3
色としたが、必ずしもそれに限定されるわけではなく、
合成されて略白となるならば他の色フィルタの組合せで
あってもよく、また、可視光以外(紫外光あるいは赤外
光)に対応する色フィルタを組み合わせてもよい。
【0036】また、上記各実施例においては、画素を遮
光する材料をAl等の金属膜で形成したが、必ずしもそ
れに限定されるわけではなく、光を遮光するものであれ
ばよいので、光を吸収する顔料あるいは染料等を含んだ
樹脂材料等で形成してもよい。
【0037】図5は請求項2に係る同期加算式カラーリ
ニアイメージセンサの一実施例を示す平面図である。こ
の実施例は、センサ列が8段構成の同期加算式カラーリ
ニアイメージセンサである。
【0038】この実施例に係る同期加算式カラーリニア
イメージセンサでは、白色画像を読み取った際の各色の
受光画素の同期加算された出力が等しくなるように、同
期加算される各色の受光画素の面積の総和を各色毎に異
なるように設定されている。
【0039】図5において、11 は第1段目のセンサ
列、12 は第2段目のセンサ列、13は第3段目のセン
サ列、14 は第4段目のセンサ列、15 は第5段目のセ
ンサ列、16 は第6段目のセンサ列、17 は第7段目の
センサ列、18 は第8段目のセンサ列、2は各センサ列
間に設けられたシフトゲート、3は転送レジスタ、R、
G、Bはセンサ列11 〜18 の各受光画素(センサ)上
に設けられた色フィルタで、Rは赤色フィルタ、Gは緑
色フィルタ、Bは青色フィルタであり、R、G、Bが色
フィルタの単位組合せとなる。各センサ列11 〜18
各画素及び各色センサ列間のシフトゲート2は斜めに形
成され、隣接するセンサ列11 〜18 は色フィルタの単
位組合せ分の幅の1/3のずれが生じるように設けられ
ている。
【0040】また、上記同期加算式カラーリニアイメー
ジセンサ7は、第1段目〜第3段目11 〜13 のR、G
に対応する画素、第4段目14 のB、Gに対応する画
素、第5段目15 のGに対応する画素、第7段目17
Rに対応する画素、第8段目1 8 のR、Bに対応する画
素が、光を透過しないAl(アルミニウム)等の金属膜
で覆われ遮光されている。従って、R成分の読み取り
は、14 〜16 のセンサ列で、G成分の読み取りは、1
6 〜18 のセンサ列で、B成分の読み取りは、11〜1
3 及び15 〜18 のセンサ列で行われることになる。従
って、G、R成分の信号レベルは、3つの受光画素によ
り発生した電荷量の和に相当するのに対し、B成分の信
号レベルは、6つの受光画素により発生した電荷量の和
に相当することになり、よってB成分の信号量のみを2
倍にすることができる。
【0041】このときの同期加算式カラーリニアイメー
ジセンサ7の分光感度特性を図6に示す。また、この同
期加算式カラーリニアイメージセンサ7を図4に示す画
像読取装置に使用した場合の総合分光レスポンスは図7
に示すようになり、結果として、R、G、B各色に対応
する信号レベルをほぼ同等にすることができる。
【0042】さらに、上記同期加算式カラーリニアイメ
ージセンサ7による読み取られる画像と、読み取り画像
に対応する電荷蓄積量との関係を図8に示す。図に示す
ように本同期加算式カラーリニアイメージセンサを用い
て主走査方向に色フィルタの単位組合せの幅の白色画像
を読み取る場合を考えると、最終段の転送レジスタ3に
転送される読み取り画像に対応した信号電荷の主走査方
向の分布は、各色成分に対応する信号電荷はすべて同条
件となり、すなわち、色ずれのない画像の読み取りが可
能となることを示している。
【0043】このように、上記実施例では、白色画像を
読み取った際の各色の受光画素の同期加算された出力が
ほぼ等しくなるように、同期加算される各色の受光画素
の面積の総和を各色毎に異なるように設定したので、読
取り原稿照明用の光源として使用されるハロゲンランプ
の相対分光エネルギー分布や、ハロゲンランプと通常組
み合わせて使用される赤外カットフィルター5の分光透
過率特性等により、各色毎の感度に違いがある場合で
も、白色画像を読み取った際の各色の受光画素の同期加
算された出力をほぼ等しくすることができ、センサ各色
の出力を増幅する増幅器の増幅率等をほぼ等しく設定す
ることができるため、複数の色光間でのS/N比をバラ
ンス良く保ち、カラー画像を高精度に読み取ることが可
能となる。
【0044】実施例2 図9は請求項2に係る同期加算式カラーリニアイメージ
センサの実施例2を示す平面図である。この実施例は、
センサ列が5段構成の同期加算式カラーリニアイメージ
センサである。
【0045】図9において、11 は第1段目のセンサ
列、12 は第2段目のセンサ列、13は第3段目のセン
サ列、14 は第4段目のセンサ列、15 は第5段目のセ
ンサ列、2は各センサ間に設けられたシフトゲート、3
は転送レジスタ、R、G、Bはセンサ列11 〜15 の各
受光画素(センサ)上に設けられた色フィルタで、Rは
赤色フィルタ、Gは緑色フィルタ、Bは青色フィルタで
あり、R、G、Bが色フィルタの単位組合せとなる。各
色センサ列11 〜15 間のシフトゲート2は斜めに形成
され、隣接するセンサ列11 〜15 は色フィルタの単位
組合せ分の幅の1/3のずれが生ずるように設けられて
いる。
【0046】上記同期加算式カラーリニアイメージセン
サ7は、第1段目11 のG、Bに対応する画素全体およ
びRに相当する画素の面積の1/2の部分、第2段目1
2 のGに対応する画素全体およびRに相当する画素の面
積の1/2の部分、第3段目13 のG、Rに対応する画
素の面積の1/2の部分、第4段目14 のRに対応する
画素全体およびGに相当する画素の面積の1/2の部
分、第5段目15 のR、Bに対応する画素全体およびG
に相当する画素の面積の1/2の部分は光を透過しない
Al等の金属膜で覆われ遮光されている。従って、R成
分の読み取りは、11 〜13 のセンサ列の1/2の面積
画素で、G成分の読み取りは、13 〜15のセンサ列の
1/2の面積画素で、B成分の読み取りは、12 〜14
のセンサ列の全部の面積画素で行われることになる。従
って、G、R成分の信号レベルは、画素全体の1/2の
面積の3つの受光画素により発生した電荷量の和に相当
するのに対し、B成分の信号レベルは、画素全体の面積
の3つの受光画素により発生した電荷量の和に相当する
ことになる。よってG、R成分の信号量のみを1/2に
することができる。
【0047】このときの同期加算式カラーリニアイメー
ジセンサの分光感度特性もまた図6と同様になる。この
同期加算式カラーリニアイメージセンサを図4に示す画
像読取装置にて用いた場合の総合分光レスポンスは図7
のようになり、結果として、R、G、B各色に対応する
信号レベルをほぼ同等にすることができる。
【0048】また、本同期加算式カラーリニアイメージ
センサによる読み取られる画像と、読み取り画像に対応
する電荷蓄積量との関係を図10に示す。図に示すよう
に本同期加算式カラーリニアイメージセンサを用いて主
走査方向に色フィルタの単位組合せの幅の画像を読み取
る場合を考えると、最終段の転送レジスタ3に転送され
る読み取り画像に対応した信号電荷の主走査方向の分布
は、各色成分に対応する信号電荷はすべて同条件とな
り、すなわち、色ずれのない画像の読み取りが可能とな
る。
【0049】尚、上記各実施例において、色フィルタの
単位組合せをR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3
色としたが、必ずしもそれに限定されるわけではなく、
合成されて略白となるならば他の色フィルタの組合せで
あってもよく、また、可視光以外(紫外光あるいは赤外
光)に対応する色フィルタを組み合わせてもよい。
【0050】また、上記各実施例においては、画素を遮
光する材料を金属膜で形成したが、必ずしもそれに限定
されるわけではなく、光を遮光するものであればよいの
で、光を吸収する顔料あるいは染料等を含んだ樹脂材料
等で形成してもよい。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、この発明の請求項第1項に係る同期加算式カ
ラーリニアイメージセンサにおいては、複数本のリニア
イメージセンサ列を、隣接するリニアイメージセンサ列
の各受光画素が主走査方向に沿って所定量だけ互いにず
れるように配設するとともに、上記複数本のリニアイメ
ージセンサ列の各受光画素で同期加算される信号電荷
が、主走査方向に沿った各色毎に重心が一致するよう
に、上記リニアイメージセンサ列の受光画素の一部を遮
光するように構成したので、隣接するリニアイメージセ
ンサ列の各受光画素を主走査方向に沿って所定量だけ互
いにずらすことにより、モアレの発生を防止した場合で
も、リニアイメージセンサ列の受光画素の一部を遮光す
ることにより、複数本のリニアイメージセンサ列の各受
光画素で同期加算される信号電荷を、主走査方向に沿っ
た各色毎に重心が一致するように構成したため、色ずれ
が生じることなくカラー画像の読み取りが可能となる。
【0052】また、この発明の請求項第2項に係る同期
加算式カラーリニアイメージセンサにおいては、白色画
像を読み取った際の各色の受光画素の同期加算された出
力が等しくなるように、同期加算される各色の受光画素
の面積の総和を各色毎に異なるように設定したので、セ
ンサの光源として使用されるハロゲンランプの相対分光
エネルギー分布や、ハロゲンランプと通常組み合わせて
使用される赤外カットフィルターの分光透過率特性等に
より、各色毎の感度に違いがある場合でも、白色画像を
読み取った際の各色の受光画素の同期加算された出力を
ほぼ等しくすることができ、センサ各色の出力を増幅す
る増幅器の増幅率等をほぼ等しく設定することができる
ため、複数の色光間でのS/N比をバランス良く保ち、
カラー画像を高精度に読み取ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の請求項1に係る同期加算式
カラーリニアイメージセンサの一実施例を示す平面図で
ある。
【図2】 図2は同実施例の動作を示す説明図である。
【図3】 図3はこの発明に係る同期加算式カラーリニ
アイメージセンサの実施例2を示す平面図である。
【図4】 図4はこの発明に係る同期加算式カラーリニ
アイメージセンサの一実施例を適用した画像読取装置を
示す構成図である。
【図5】 図5はこの発明の請求項2に係る同期加算式
カラーリニアイメージセンサの一実施例を示す平面図で
ある。
【図6】 図6は同実施例に係る同期加算式カラーリニ
アイメージセンサの分光感度特性を示すグラフである。
【図7】 図7は同実施例に係る同期加算式カラーリニ
アイメージセンサを用いた画像読取装置の総合分光レス
ポンスを示すグラフである。
【図8】 図8は同実施例の動作を示す説明図である。
【図9】 図9はこの発明の請求項2に係る同期加算式
カラーリニアイメージセンサの実施例2を示す平面図で
ある。
【図10】 図10は同実施例の動作を示す説明図であ
る。
【図11】 図11は従来の同期加算式カラーリニアイ
メージセンサを示す構成図である。
【図12】 図12は従来の同期加算式カラーリニアイ
メージセンサの動作を示す説明図である。
【図13】 図13はハロゲンランプの相対分光エネル
ギーを示すグラフである。
【図14】 図14は従来の同期加算式カラーリニアイ
メージセンサの分光感度特性を示すグラフである。
【図15】 図15は赤外カットフィルタの分光透過率
特性を示すグラフである。
【図16】 図16は従来の同期加算式カラーリニアイ
メージセンサを用いた画像読取装置の総合分光レスポン
スを示すグラフである。
【符号の説明】
1 〜15 センサ列、2 シフトレジスタ、3 転送
レジスタ、7 同期加算式カラーリニアイメージセン
サ、11 受光画素。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受光画素を主走査方向に沿って直
    線状に配列するとともに、これらの複数の受光画素上に
    主走査方向に複数の色フィルタの単位組合せを繰り返し
    配列してなるセンサ列を、複数本副走査方向に沿って並
    設し、各センサ列の同一の色フィルタを有する受光画素
    に蓄積された信号電荷を、副走査方向に沿って順次同期
    させた状態で加算してカラー画像を読み取る同期加算式
    カラーリニアイメージセンサにおいて、上記複数本のセ
    ンサ列を、隣接するセンサ列の各受光画素が主走査方向
    に沿って所定量だけ互いにずれるように配設するととも
    に、上記複数本のセンサ列の各受光画素で同期加算され
    る信号電荷が、主走査方向に沿った各色毎に重心が一致
    するように、上記センサ列の受光画素の一部を遮光した
    ことを特徴とする同期加算式カラーリニアイメージセン
    サ。
  2. 【請求項2】 複数の受光画素を主走査方向に沿って直
    線状に配列するとともに、これらの複数の受光画素上に
    主走査方向に複数の色フィルタの単位組合せを繰り返し
    配列してなるセンサ列を、複数本副走査方向に沿って並
    設し、各センサ列の同一の色フィルタを有する受光画素
    に蓄積された信号電荷を、副走査方向に沿って順次同期
    させた状態で加算してカラー画像を読み取る同期加算式
    カラーリニアイメージセンサにおいて、白色画像を読み
    取った際の各色の受光画素の同期加算された出力が等し
    くなるように、同期加算される各色の受光画素の面積の
    総和を各色毎に異なるように設定したことを特徴とする
    同期加算式カラーリニアイメージセンサ。
JP7049773A 1995-03-09 1995-03-09 同期加算式カラーリニアイメージセンサ Pending JPH08251347A (ja)

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Cited By (2)

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