JPH08250028A - 電極リードへのビードガラスの固着方法 - Google Patents
電極リードへのビードガラスの固着方法Info
- Publication number
- JPH08250028A JPH08250028A JP4852895A JP4852895A JPH08250028A JP H08250028 A JPH08250028 A JP H08250028A JP 4852895 A JP4852895 A JP 4852895A JP 4852895 A JP4852895 A JP 4852895A JP H08250028 A JPH08250028 A JP H08250028A
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- bead glass
- glass bead
- lead wire
- glass
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 有底筒状のマウントピン9に、電極リード2
のリード線部分を差し込んで立て、リード線に外嵌した
ビードガラス5をバーナで加熱・固着する場合におい
て、ビードガラス用のストッパを用いることなく、ビー
ドガラスの位置決めと、マウントピン内のリード線部分
への還元性ガスの吹付けを確保する。 【構成】 棒状電極2aの外径よりも僅かに大きい内径
を持つビードガラス5を、マウントピン9に載せ、その
状態で、その上側の一部で棒状電極2aの下端部を覆わ
せる。次に、このビードガラス5の上側部分のみを加熱
し、焼き縮めによって棒状電極2aに仮固定する。さら
に、ビードガラス全体を加熱し、溶融したビードガラス
5が仮固定部分に引かれて縮み上がることにより、固着
の位置決めと、これによって生じた空間を利用した還元
性ガスの吹き込みを行なう。
のリード線部分を差し込んで立て、リード線に外嵌した
ビードガラス5をバーナで加熱・固着する場合におい
て、ビードガラス用のストッパを用いることなく、ビー
ドガラスの位置決めと、マウントピン内のリード線部分
への還元性ガスの吹付けを確保する。 【構成】 棒状電極2aの外径よりも僅かに大きい内径
を持つビードガラス5を、マウントピン9に載せ、その
状態で、その上側の一部で棒状電極2aの下端部を覆わ
せる。次に、このビードガラス5の上側部分のみを加熱
し、焼き縮めによって棒状電極2aに仮固定する。さら
に、ビードガラス全体を加熱し、溶融したビードガラス
5が仮固定部分に引かれて縮み上がることにより、固着
の位置決めと、これによって生じた空間を利用した還元
性ガスの吹き込みを行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷陰極蛍光ランプの
電極リード等に用いられるビードガラスの固着方法に関
する。
電極リード等に用いられるビードガラスの固着方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶用バックライトに用いられる冷陰極
蛍光ランプは、例えば図2に示すように、細径のガラス
バルブ1の両端に、電極リード2をガラス封止して製造
される。この電極リード2は、例えば棒状のニッケル電
極2aに、コバール製のリード線2bを抵抗溶接したも
のである。この封止作業は、図3に示すように予めリー
ド線2bの封止予定部分にビードガラス3を焼付け固着
した電極リード2を用意し、これをガラスバルブ1の両
端に挿通し、ガラスバルブ1を外側から加熱することに
よって行われる。このビードガラス3は、例えばガラス
バルブ1と同一材質のホウケイ酸ガラスによって作ら
れ、ガラスバルブ1との間隙を狭めて封止を容易・確実
にし、リード線2bの素材であるコバールと熱膨張率を
合わせて、加熱・放冷時のクラックを防止している。
蛍光ランプは、例えば図2に示すように、細径のガラス
バルブ1の両端に、電極リード2をガラス封止して製造
される。この電極リード2は、例えば棒状のニッケル電
極2aに、コバール製のリード線2bを抵抗溶接したも
のである。この封止作業は、図3に示すように予めリー
ド線2bの封止予定部分にビードガラス3を焼付け固着
した電極リード2を用意し、これをガラスバルブ1の両
端に挿通し、ガラスバルブ1を外側から加熱することに
よって行われる。このビードガラス3は、例えばガラス
バルブ1と同一材質のホウケイ酸ガラスによって作ら
れ、ガラスバルブ1との間隙を狭めて封止を容易・確実
にし、リード線2bの素材であるコバールと熱膨張率を
合わせて、加熱・放冷時のクラックを防止している。
【0003】上記ビードガラス3の固着は、従来、次の
ように行なわれていた。
ように行なわれていた。
【0004】図4に示すように、保持治具である有底筒
状のマウントピン4に電極リード2のリード線部分2b
を挿入し、立てた状態で保持する。リード線部分を挿入
するのは、短い棒状電極2aで支持したのでは不安定に
なるからである。この挿入時に、リード線2bにはビー
ドガラス5が外嵌され、ストッパ6で固着予定部分に位
置決めされる。
状のマウントピン4に電極リード2のリード線部分2b
を挿入し、立てた状態で保持する。リード線部分を挿入
するのは、短い棒状電極2aで支持したのでは不安定に
なるからである。この挿入時に、リード線2bにはビー
ドガラス5が外嵌され、ストッパ6で固着予定部分に位
置決めされる。
【0005】この状態で、電極リード2に水素等の還元
性ガス(図示せず)を吹き付けながら、ビードガラス5
をガスバーナ7で加熱する。これによって、ビードガラ
ス5は図3に示したように、丸まったガラスビードとな
って溶融・固着される。
性ガス(図示せず)を吹き付けながら、ビードガラス5
をガスバーナ7で加熱する。これによって、ビードガラ
ス5は図3に示したように、丸まったガラスビードとな
って溶融・固着される。
【0006】なお、8はリード線2の還元を行なうため
特に設けた吹き出し用ノズルで、マウントピン4の穴内
に還元性ガスが届くようにしている。
特に設けた吹き出し用ノズルで、マウントピン4の穴内
に還元性ガスが届くようにしている。
【0007】還元性ガスは、還元作用により棒状電極2
aとリード線2bの酸化膜の除去及び酸化防止を行な
う。これによって電極2aの機能が確保され、リード線
2bのコネクタ又は半田付け等による接続機能が保証さ
れる。
aとリード線2bの酸化膜の除去及び酸化防止を行な
う。これによって電極2aの機能が確保され、リード線
2bのコネクタ又は半田付け等による接続機能が保証さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電極リード
2へのビードガラス5の固着方法では、ビードガラス5
を所定の固着予定位置に付けるため、ストッパ6による
位置決めを行なわなければならない。このためストッパ
6及びその制御機構が必要となり、設備が機構的に複雑
になるとともに、保持治具であるマウントピン4への部
品供給も一定のタイミングを取る等の制約を受ける。こ
れは、設備の合理化によるコスト低減の妨げになる。
2へのビードガラス5の固着方法では、ビードガラス5
を所定の固着予定位置に付けるため、ストッパ6による
位置決めを行なわなければならない。このためストッパ
6及びその制御機構が必要となり、設備が機構的に複雑
になるとともに、保持治具であるマウントピン4への部
品供給も一定のタイミングを取る等の制約を受ける。こ
れは、設備の合理化によるコスト低減の妨げになる。
【0009】なお、図5に示すように、上記ストッパ6
を用いず、マウントピン4の上面にビードガラス5を載
せることにより、位置決めを行うことも考えられる。し
かし、この場合は、加熱されて溶融したビードガラス5
が自重でマウントピン4に載り続けることになり、マウ
ントピン4の穴に還元性ガスが吹き込まれなくなる。こ
の結果、リード線2bがビードガラス加熱時の熱で酸化
されてしまい、採用できない。
を用いず、マウントピン4の上面にビードガラス5を載
せることにより、位置決めを行うことも考えられる。し
かし、この場合は、加熱されて溶融したビードガラス5
が自重でマウントピン4に載り続けることになり、マウ
ントピン4の穴に還元性ガスが吹き込まれなくなる。こ
の結果、リード線2bがビードガラス加熱時の熱で酸化
されてしまい、採用できない。
【0010】そこで、本発明は、上記ストッパ6を用い
なくても、マウントピン4の穴に還元性ガスが吹き込ま
れる状態を確保しながら、ビードガラス5の位置決めが
できるビードガラスの固着方法を提供し、これによって
製造コストの低減を図ることを目的とする。
なくても、マウントピン4の穴に還元性ガスが吹き込ま
れる状態を確保しながら、ビードガラス5の位置決めが
できるビードガラスの固着方法を提供し、これによって
製造コストの低減を図ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する電極リ
ードへのビードガラスの固着方法は、電極に、これより
細いリード線が同軸に溶接された電極リードを、そのリ
ード線部分を保持治具の孔に挿入して立て、電極リード
に還元性ガスを吹き付けながら、ガラス封止予定部分に
外嵌したビードガラスを加熱・溶融して固着する方法で
あって、
ードへのビードガラスの固着方法は、電極に、これより
細いリード線が同軸に溶接された電極リードを、そのリ
ード線部分を保持治具の孔に挿入して立て、電極リード
に還元性ガスを吹き付けながら、ガラス封止予定部分に
外嵌したビードガラスを加熱・溶融して固着する方法で
あって、
【0012】上記保持治具の上端に載ったビードガラス
の上側の一部が、棒状電極の下端部を覆うように加熱前
の位置決めを行い、
の上側の一部が、棒状電極の下端部を覆うように加熱前
の位置決めを行い、
【0013】このビードガラスの上側部分のみを加熱
し、棒状電極に密着させて仮固定を行い、さらに、ビー
ドガラスの全体を加熱して、ビードガラスを上記仮固定
された部分に引かせて縮み上がらせて位置決め固着する
と共に、ビードガラスと保持治具との間に生じる空間を
通したリード線部分への還元性ガスの流入を行なうよう
にしたことを特徴とする。
し、棒状電極に密着させて仮固定を行い、さらに、ビー
ドガラスの全体を加熱して、ビードガラスを上記仮固定
された部分に引かせて縮み上がらせて位置決め固着する
と共に、ビードガラスと保持治具との間に生じる空間を
通したリード線部分への還元性ガスの流入を行なうよう
にしたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記方法によれば、初めにビードガラスの電極
と重なる部分のみをガスバーナで加熱し、この部分の焼
き縮めによって電極に仮固定した後に、ビードガラスの
全体をガスバーナで加熱するから、溶融したビードガラ
スが上記仮固定された部分に引かれて縮み上がる。
と重なる部分のみをガスバーナで加熱し、この部分の焼
き縮めによって電極に仮固定した後に、ビードガラスの
全体をガスバーナで加熱するから、溶融したビードガラ
スが上記仮固定された部分に引かれて縮み上がる。
【0015】したがって、機械的なストッパ手段を設け
ることなく、ビードガラスを要所に位置決め固着できる
と同時に、縮み上がったビードガラスと保持治具の隙間
から、保持治具の穴内のリード線に還元性ガスを供給し
て、還元作用を行なわせることができる。
ることなく、ビードガラスを要所に位置決め固着できる
と同時に、縮み上がったビードガラスと保持治具の隙間
から、保持治具の穴内のリード線に還元性ガスを供給し
て、還元作用を行なわせることができる。
【0016】
【実施例】本発明方法を、図1(a) 〜(d) に示す実施例
にしたがって説明する。
にしたがって説明する。
【0017】初めに、図1(a) に示すように、ビードガ
ラス5と電極リード2を保持治具であるマウントピン9
にセットする。ビードガラス5の内径は、電極リード2
の棒状電極2aの外径よりも僅かに大きく設定されてい
る。
ラス5と電極リード2を保持治具であるマウントピン9
にセットする。ビードガラス5の内径は、電極リード2
の棒状電極2aの外径よりも僅かに大きく設定されてい
る。
【0018】ここで、リード線2bの部分は、電源線等
との半田付けやカシメ止めのため可撓性を持たせる必要
があり、棒状電極2aよりも細くされている。また、棒
状電極2aもバックライトとして用いる冷陰極蛍光ラン
プの細径化の要請より、細いものが採用され、具体的な
寸法例の一つを挙げると、例えばリード線2bの径は
0.35mm程度、棒状電極2bの径は0.6mm程度の
ものがある。また、マウントピン9の穴9aの深さD
は、リード線2bを底まで挿し込んだとき、リード線2
bが穴9aから突出する長さlが、ビードガラス5の長
さLより僅かに短くなるような長さに設定する。この長
さLとlの差が、ビードガラス5と棒状電極2aとの重
なる長さとなる。例えば、上記寸法例の場合は、ビード
ガラスの長さLは3mm程度、重なる部分の長さlは棒
状電極の全長6mm程度に対して0.2mm程度とす
る。
との半田付けやカシメ止めのため可撓性を持たせる必要
があり、棒状電極2aよりも細くされている。また、棒
状電極2aもバックライトとして用いる冷陰極蛍光ラン
プの細径化の要請より、細いものが採用され、具体的な
寸法例の一つを挙げると、例えばリード線2bの径は
0.35mm程度、棒状電極2bの径は0.6mm程度の
ものがある。また、マウントピン9の穴9aの深さD
は、リード線2bを底まで挿し込んだとき、リード線2
bが穴9aから突出する長さlが、ビードガラス5の長
さLより僅かに短くなるような長さに設定する。この長
さLとlの差が、ビードガラス5と棒状電極2aとの重
なる長さとなる。例えば、上記寸法例の場合は、ビード
ガラスの長さLは3mm程度、重なる部分の長さlは棒
状電極の全長6mm程度に対して0.2mm程度とす
る。
【0019】この状態で、まず、ビードガラス5の棒状
電極2aと重なった部分のみを、ガスバーナ10等の加
熱手段で加熱する。これによって、ビードガラス5はそ
の部分のみが焼き縮められて、図1(b) に示すように、
棒状電極2aに密着した仮固定状態となる。
電極2aと重なった部分のみを、ガスバーナ10等の加
熱手段で加熱する。これによって、ビードガラス5はそ
の部分のみが焼き縮められて、図1(b) に示すように、
棒状電極2aに密着した仮固定状態となる。
【0020】この後、図1(c) に示すように、ビードガ
ラス5の全体を、ガスバーナ11等の加熱手段で加熱す
る。このとき溶融したビードガラス5は、濡れ性の良い
リード線2bに密着するとともに、表面張力によって丸
まろうとする。ビードガラス5とリード線2bの間に隙
間12があるので、溶融したビードガラス5は、図1
(d) に示すように、仮固定部分に引かれるようにして縮
み上がる。したがって、ビードガラス5の固着は、棒状
電極2aの下端の一部から所定長さ下側に向かう部分と
なり、位置決めの目的は達成される。
ラス5の全体を、ガスバーナ11等の加熱手段で加熱す
る。このとき溶融したビードガラス5は、濡れ性の良い
リード線2bに密着するとともに、表面張力によって丸
まろうとする。ビードガラス5とリード線2bの間に隙
間12があるので、溶融したビードガラス5は、図1
(d) に示すように、仮固定部分に引かれるようにして縮
み上がる。したがって、ビードガラス5の固着は、棒状
電極2aの下端の一部から所定長さ下側に向かう部分と
なり、位置決めの目的は達成される。
【0021】また、ビードガラス5が縮み上がることに
よって、ビードガラス5とマウントピン4との間に空間
14が生じ、この部分に向けて配置したノズル15から
還元性ガスを、空間14を通したリード線2b部及びマ
ウントピン4の穴内に吹き付けることができ、還元も問
題なく行われる。
よって、ビードガラス5とマウントピン4との間に空間
14が生じ、この部分に向けて配置したノズル15から
還元性ガスを、空間14を通したリード線2b部及びマ
ウントピン4の穴内に吹き付けることができ、還元も問
題なく行われる。
【0022】なお、上記説明では、ビードガラスの上側
部分の加熱(図1(a))とビードガラス全体の加熱(図
1(c))を別工程とするように説明しているが、この工
程は、例えばガスバーナの炎の形状を変える等により連
続的に行なうことができる。
部分の加熱(図1(a))とビードガラス全体の加熱(図
1(c))を別工程とするように説明しているが、この工
程は、例えばガスバーナの炎の形状を変える等により連
続的に行なうことができる。
【0023】上述のようにして、固着されるビードガラ
ス5は、本来付けるべきでない棒状電極の一部にも付く
ことになるが、この仮固定部分の長さが棒状電極2aの
全長に対して占める割合は極めて小さく、また棒状電極
2aの素材であるニッケルは、ガラスとの濡れ性が悪く
這い上がりもないので、電極の機能を損なうことはな
い。
ス5は、本来付けるべきでない棒状電極の一部にも付く
ことになるが、この仮固定部分の長さが棒状電極2aの
全長に対して占める割合は極めて小さく、また棒状電極
2aの素材であるニッケルは、ガラスとの濡れ性が悪く
這い上がりもないので、電極の機能を損なうことはな
い。
【0024】本発明方法は、棒状電極2aに仮固定され
るビードガラス5の内径と、リード線2bの外径との差
による隙間12を、溶融したビードガラス5が埋めるこ
とによる縮み上りを利用している。したがって、還元性
ガスを通すための空間14を形成するためには、ビード
ガラス5の寸法に対応させて、棒状電極2aとリード線
2bに線径差を設けることが必要となる。
るビードガラス5の内径と、リード線2bの外径との差
による隙間12を、溶融したビードガラス5が埋めるこ
とによる縮み上りを利用している。したがって、還元性
ガスを通すための空間14を形成するためには、ビード
ガラス5の寸法に対応させて、棒状電極2aとリード線
2bに線径差を設けることが必要となる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、マウントピンにリード
線部分を挿入し、電極リードを立てた状態で行うビード
ガラスの位置決め固着を、ビードガラスを位置決めする
ストッパ機構を用いることなく、マウントピン内に差し
込まれたリード線部分に還元性ガスを吹き付ける状態を
確保して行なうことができ、設備の簡略化によるコスト
低減が可能になる。
線部分を挿入し、電極リードを立てた状態で行うビード
ガラスの位置決め固着を、ビードガラスを位置決めする
ストッパ機構を用いることなく、マウントピン内に差し
込まれたリード線部分に還元性ガスを吹き付ける状態を
確保して行なうことができ、設備の簡略化によるコスト
低減が可能になる。
【図1】この発明における電極リードへのビードガラス
の固着手順を示すもので、(a)は棒状電極の下端の一部
にビードガラスを仮固定する工程、(b) はビードガラス
が仮固定された状態を示す図、(c) は仮固定された状態
で行なうビードガラス全体の溶融・固着工程、(d) はビ
ードガラスの焼き縮みによって還元性ガスがマウントピ
ンの内部に吹き込まれる様子を示す図である。
の固着手順を示すもので、(a)は棒状電極の下端の一部
にビードガラスを仮固定する工程、(b) はビードガラス
が仮固定された状態を示す図、(c) は仮固定された状態
で行なうビードガラス全体の溶融・固着工程、(d) はビ
ードガラスの焼き縮みによって還元性ガスがマウントピ
ンの内部に吹き込まれる様子を示す図である。
【図2】本発明の電極リードの取付け対象例である細径
の冷陰極蛍光ランプの断面図を示す。
の冷陰極蛍光ランプの断面図を示す。
【図3】ビードガラスが固着された封止前の電極リード
の断面図を示す。
の断面図を示す。
【図4】従来の電極リードへのビードガラスの固着方法
を説明する固着装置の断面図である。
を説明する固着装置の断面図である。
【図5】図4の従来方法で、ストッパを設けない場合の
不具合を示す固着装置の断面図である。
不具合を示す固着装置の断面図である。
1 電極リードが封止されるガラスバルブ 2 電極リード 2a 電極 2b リード線 3 固着されたビードガラス 5 リード線に被せられたビードガラス 9 保持治具(マウントピン) 10 ビードガラスを仮固定するガスバーナ 11 ビードガラスの全体を固着するガスバーナ 12 ビードガラスとリード線の隙間 14 ビードガラスの縮み上がりによって形成された空
間
間
Claims (1)
- 【請求項1】 電極に、これより細いリード線が同軸に
溶接された電極リードを、そのリード線部分を保持治具
の孔に挿入して立て、電極リードに還元性ガスを吹き付
けながら、ガラス封止予定部分に外嵌したビードガラス
を加熱・溶融して固着する方法であって、 上記保持治具の上端に載ったビードガラスの上側の一部
が、棒状電極の下端部を覆うように加熱前の位置決めを
行い、 このビードガラスの上側部分のみを加熱し、棒状電極に
密着させて仮固定を行い、 さらに、ビードガラスの全体を加熱して、ビードガラス
を上記仮固定された部分に引かせて縮み上がらせて位置
決め固着すると共に、ビードガラスと保持治具との間に
生じる空間を通したリード線部分への還元性ガスの流入
を行なうようにしたことを特徴とする電極リードへのビ
ードガラスの固着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4852895A JPH08250028A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 電極リードへのビードガラスの固着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4852895A JPH08250028A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 電極リードへのビードガラスの固着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08250028A true JPH08250028A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12805869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4852895A Withdrawn JPH08250028A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 電極リードへのビードガラスの固着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08250028A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167824A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 研磨装置および研磨方法 |
JP2008130395A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 冷陰極蛍光ランプ用電極部材組 |
-
1995
- 1995-03-08 JP JP4852895A patent/JPH08250028A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167824A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 研磨装置および研磨方法 |
JP2008130395A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 冷陰極蛍光ランプ用電極部材組 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |