JPH08249638A - コンタクト型磁気ヘッドおよび磁気ディスク装置 - Google Patents

コンタクト型磁気ヘッドおよび磁気ディスク装置

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JPH08249638A
JPH08249638A JP5137695A JP5137695A JPH08249638A JP H08249638 A JPH08249638 A JP H08249638A JP 5137695 A JP5137695 A JP 5137695A JP 5137695 A JP5137695 A JP 5137695A JP H08249638 A JPH08249638 A JP H08249638A
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谷  弘詞
Teruyoshi Higashiya
輝義 東谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンタクト型磁気ヘッドの磁気ディスクに対
する摺動領域への潤滑剤の供給を長期間に渡って安定に
維持する。 【構成】 磁気ディスクの記録面に対向して接触する基
板1の主面に複数の接触パッド3を突設し、一つの接触
パッド3の内部には磁気抵抗効果型素子2を配置し、各
接触パッド3の表面にカーボン保護膜5を形成したコン
タクト型磁気ヘッド10において、複数の接触パッド3
のカーボン保護膜5に当該カーボン保護膜5を貫通する
複数の穴4を穿設し、カーボン保護膜5よりも表面エネ
ルギが大きく潤滑剤に対して濡れ性の良好な下地の基板
1の表面1aを露出させ、この穴4の内部に潤滑剤を捕
集して安定に保持するとともに、穴4から潤滑剤を接触
パッド3と磁気ディスクの接触界面に長期間安定に供給
して潤滑性能を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクト型磁気ヘッ
ドおよび磁気ディスク装置に関し、特に、トランスデュ
ーサとして磁気抵抗効果型素子を備え、磁気ディスクと
接触しつつ信号の記録と再生を行なうコンタクト型磁気
ヘッドおよびそれを用いた磁気ディスク装置に適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】媒体である磁気ディスクへの情報の記録
密度向上の要請に呼応して、磁気ディスク装置の磁気ヘ
ッド素子には、信号特性が良好で高記録密度の達成が可
能な磁気抵抗効果型素子が用いられつつある。この磁気
抵抗効果型素子は、たとえば高透磁率合金等で構成され
るため、腐食損傷に対して表面を保護する必要がある。
そこで、典型的には特開平4−364217号公報に開
示されているように、カーボンの保護膜が用いられる。
また、カーボン保護膜は磁気ディスクや塵埃との偶発的
な接触に対してヘッドを保護する役割りも担っている。
一方、磁気ディスクの保護膜としても一般的にカーボン
が用いられており、磁気ディスクの表面には、磁気ヘッ
ドとの摺動を円滑にする等の目的で、さらに潤滑剤が塗
られていることが一般的である。
【0003】信号の記録密度を増大させるためには、原
理上、磁気ヘッドの素子と磁気ディスクの間隔をできる
だけ接近させることが望ましい。磁気ヘッドスライダは
通常、浮上型であるが、究極的には磁気ヘッドが磁気デ
ィスクと接触しつつ信号の記録と再生を行なうコンタク
ト記録に移行することが予測されている。
【0004】磁気ヘッドの潤滑性を向上させる手段とし
て、例えば特開昭56−77949号公報の技術では、
磁気ヘッドスライダの基板に多孔質なセラミックスを用
い、その孔に潤滑剤を含浸させる手法を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コンタクト記録型磁気
ディスク装置においては、磁気ヘッドと磁気ディスクの
摩擦、摩耗を長期に渡って最小にすることが大きな課題
となる。磁気抵抗効果型素子が用いられる場合には、カ
ーボンの保護膜同士の接触となる。カーボンは、通常用
いられるスライダ材料の酸化アルミニウム−炭化チタン
セラミックスよりも表面エネルギが小さいため、潤滑剤
が濡れにくくなる。従って、カーボン保護膜で覆われた
磁気ヘッドと磁気ディスクの接触界面では、長期に渡っ
ての摺動の過程で潤滑剤が途切れる懸念がある。
【0006】ここで、前述の多孔質なセラミックスに潤
滑剤を含浸させる手法を考えると、いくつかの問題点が
ある。すなわち、磁気抵抗効果型素子を薄膜プロセスで
形成するためには極めて平滑な基板が必要であり、多孔
質なセラミックス基板では不適なこと、セラミックス表
面の小さな孔ではその表面にカーボン保護膜を形成する
と埋まってしまうこと、残った孔の表面もカーボン保護
膜で覆われるため、潤滑剤が濡れにくいことに変わりが
ないこと、等である。したがって、この多孔質なセラミ
ックスに潤滑剤を含浸させる手法は磁気抵抗効果型素子
とその保護膜を備えたヘッドの場合には必ずしも適切で
はない。
【0007】本発明の目的は、磁気ディスクに対する摺
動領域への潤滑剤の供給を長期間に渡って安定に維持す
ることが可能なコンタクト型磁気ヘッドを提供すること
にある。
【0008】本発明の他の目的は、磁気ディスクに対す
る摺動領域への潤滑剤の供給を長期間に渡って安定に維
持することにより、トランスデューサとして磁気抵抗効
果型素子を用いることによる情報の記録密度の向上と動
作の信頼性とを両立させることが可能なコンタクト型磁
気ヘッドを提供することにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、コンタクト型
磁気ヘッドと磁気ディスクの摺動領域に対する潤滑剤の
供給を長期間に渡って安定に維持することにより、情報
の記録密度の向上と動作の信頼性とを両立させることが
可能な磁気ディスク装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のコンタクト型磁
気ヘッドは、磁気ディスクと接触する基板主面の素子保
護膜に1個または複数の穴を設け、該保護膜よりも表面
エネルギが大きい面を露出させる構造を備えている。具
体的には、カーボン保護膜に1個または複数の穴を設
け、酸化アルミニウム−炭化チタンセラミックス基板等
の表面を露出させる。基板がシリコンや炭化シリコンな
どの非酸化物の場合、その表面には自然酸化層が存在す
るため、この自然酸化層を露出させてもよい。あるい
は、強制的に酸化層を形成し、この強制酸化層を露出さ
せてもよい。
【0011】また、本発明の磁気ディスク装置では、磁
気ディスクと接触する部分の素子保護膜に1個または複
数の穴を設け、該保護膜よりも表面エネルギが大きい面
を露出させた構造のコンタクト型磁気ヘッドを用い、コ
ンタクト型磁気ヘッドと磁気ディスクとを摺動させなが
ら稼働させる構成としたものである。
【0012】
【作用】酸化物の表面はカーボン保護膜よりも表面エネ
ルギが大きい。カーボン保護膜の表面エネルギが40〜
60エルグ/cmであるのに対し、通常の酸化物では1
00エルグ/cmもしくはそれ以上、酸化アルミニウム
−炭化チタンセラミックスで80〜100エルグ/cm
である。したがって、酸化物の表面の方が潤滑剤が濡れ
やすい。さらに、カーボン保護膜に設けた穴には膜厚分
の段差があるため、穴の内部に潤滑剤が溜る。磁気ディ
スクとの接触の際に、カーボン保護膜に穿設された穴に
保持されている潤滑剤が有効に供給され、コンタクト型
磁気ヘッドと磁気ディスクの間の摺動領域の潤滑作用を
なし、両者の円滑な摺動動作が実現される。カーボン保
護膜に穿設された穴の内部に溜る潤滑剤の量を増すため
に、穴をさらに基板内部側に掘り下げてもよい。
【0013】カーボン保護膜の接触部に設けた穴の面積
だけ、実効接触面積は減少する。このため、接触面積に
比例する摩擦力が減少し、磁気抵抗効果型素子と潤滑剤
にとって有害な摩擦熱の発生を抑制する働きもある。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0015】(実施例1)図1は、本発明の一実施例で
あるコンタクト型磁気ヘッドの磁気ディスク接触面の形
状の一例を示す略平面図であり、図2は、本実施例のコ
ンタクト型磁気ヘッドが回転する磁気ディスクと接触し
た稼働状態の一例を示す側面図である。
【0016】この実施例では、基板1の磁気ディスク6
に対向する磁気ディスク接触面(主面)に当該磁気ディ
スク6に接触する複数の接触パッド3(本実施例では3
個)が突設され、この接触パッド3の中の1つに電磁変
換を行うトランスデューサとしての磁気抵抗効果型素子
2が内蔵されている。基板1に突設された全ての接触パ
ッド3の頂部にはカーボン保護膜5が被覆され、カーボ
ン保護膜5の厚さは、たとえば5ないし20nmに設定
されている。本実施例では、このカーボン保護膜5に穴
4が形成されている。この穴4の深さは、本実施例で
は、図2に例示されるように、接触パッド3の表面のカ
ーボン保護膜5を貫通して下地の接触パッド3の表面1
aを露出させる値に設定されている。また、穴4の開口
部の形状は、たとえば、コンタクト型磁気ヘッド10の
磁気ディスク6に対する相対的な移動方向(図1の左右
方向)に交差する方向に長軸を持つ長円形に形成され、
カーボン保護膜5を形成する際に、たとえば、ホトリソ
グラフィ技術を用いて穿設される。
【0017】図9および図10は、本実施例のコンタク
ト型磁気ヘッド10の製造プロセスの一部を工程順に示
す略断面図である。
【0018】すなわち、図9(a)に例示されるよう
に、以前のプロセスで磁気抵抗効果型素子2が形成され
ている基板1の磁気ディスク接触面にカーボン保護膜5
を、スパッタリングや化学気相成長法等の技術によって
必要な厚さ(本実施例では5ないし20nm)に被着形
成する。
【0019】次に、図9(b)に例示されるように、カ
ーボン保護膜5(磁気ディスク接触面)のうち、接触パ
ッド3になる領域の直上部に、当該接触パッド3の形状
に選択的にホトレジスト20のマスクを形成する。
【0020】次に、図9(c)に例示されるように、ホ
トレジスト20をマスクとしてアルゴンイオン等のイオ
ンを用いたイオンエッチングによって、カーボン保護膜
5およびその下側の基板1をエッチングする。
【0021】次に、図9(d)に例示されるように、マ
スクのホトレジスト20を除去することにより、基板1
には、頂部がカーボン保護膜5によって覆われた複数の
接触パッド3が、基板1が突出した状態に形成される。
また、磁気抵抗効果型素子2を含む接触パッド3では、
当該磁気抵抗効果型素子2がカーボン保護膜5によって
覆われ、図2に例示されるような磁気ディスク6との直
接的な接触から保護される状態となる。
【0022】本実施例では、この後、さらに図10
(a)に例示されるように、複数の接触パッド3を覆う
カーボン保護膜5の表面に、長円形の穴4の形状に当該
カーボン保護膜5が選択的に露出するようにホトレジス
ト21のマスクを形成し、さらに、図10(b)に例示
されるように、このホトレジスト21をマスクとする選
択的なイオンエッチング等によってカーボン保護膜5に
穴4を穿設し、下地の接触パッド3の表面1a(基板1
の材質)を露出させ、その後、図10(c)のように、
マスクとしてのホトレジスト21を除去する。これによ
り、図1に例示されるような、複数の接触パッド3を覆
うカーボン保護膜5に長円形の複数の穴4が穿設された
形状を得ることができる。
【0023】なお、接触パッド3のカーボン保護膜5に
対する複数の穴4の形成方法としては、図10に例示し
たようなホトリソグラフィ技術を用いることに限らず、
たとえば図9の(a)〜(d)の加工方法によって複数
の接触パッド3を形成した後、個々の接触パッド3の目
的部位に対するレーザビームの選択的な照射によって穴
4を穿設する技術、あるいは、イオンビーム等の選択的
な照射によって穴4を穿設する技術等を用いることがで
きる。レーザビームを用いる場合には、穴4の内周が加
熱によって酸化されることによって表面エネルギの大き
な表面が形成されるので、カーボン保護膜5の膜厚の途
中の深さに設定してもよい。
【0024】このようにしてカーボン保護膜5に穿設さ
れた穴4によって基板1(接触パッド3)の表面1aが
露出する。基板1は通常酸化アルミニウム−炭化チタン
セラミックス基板が選ばれるが、シリコンや炭化シリコ
ンなどの非酸化物でもよい。このシリコンや炭化シリコ
ンなどの非酸化物で基板1を構成する場合、その表面に
は自然酸化層が存在するため、穴4の穿設によって、こ
の自然酸化層が露出する。あるいは、酸素で反応性イオ
ンエッチングをかけるなどして強制的に酸化層を形成
し、この酸化層を穴4の穿設によって露出させてもよ
い。磁気ディスク6の表面には潤滑剤7が塗布されてい
るが、カーボン膜の表面のため、通常必ずしも全面を被
覆できない。潤滑剤7は穴4の底面の基板1の表面1a
に濡れやすいため、穴4の内部に潤滑剤7が安定に保持
されることによって溜る。コンタクト型磁気ヘッド10
が磁気ディスク6の上を滑るとき、従来のようなコンタ
クト型磁気ヘッドでは、接触パッド3と磁気ディスク6
の界面で潤滑剤が途切れる懸念が生じるが、本実施例の
コンタクト型磁気ヘッド10では、接触パッド3のカー
ボン保護膜5に穿設された穴4の内部に潤滑剤7が安定
に保持されて溜っているため、この穴4から潤滑剤7が
コンタクト型磁気ヘッド10と磁気ディスク6の接触界
面に安定に供給され、長期間に渡って潤滑剤7による潤
滑作用が有効に機能する。
【0025】以上説明したように、本実施例のコンタク
ト型磁気ヘッド10によれば、磁気ディスク6に対向し
て接触する基板1の主面に複数の接触パッド3を突設
し、一つの接触パッド3の内部に磁気抵抗効果型素子2
を配置するとともに、磁気抵抗効果型素子2を保護する
ように接触パッド3にカーボン保護膜5が形成された構
造において、接触パッド3のカーボン保護膜5に複数の
穴4を穿設して、カーボン保護膜5よりも濡れ性の高い
基板1の表面1aを露出させ、この穴4の内部に潤滑剤
7を安定に保持させるので、磁気ディスクとの接触界面
に潤滑剤7を長期間に渡って安定に供給して潤滑作用を
維持することができる。
【0026】この結果、コンタクト型磁気ヘッド10お
よび磁気ディスク6の双方の摩耗損傷をともに小さく
し、さらに、摩擦熱による磁気抵抗効果型素子2の再生
信号のノイズ増大を防止することができ、コンタクト型
磁気ヘッド10の動作の信頼性を向上させることができ
る。これにより、動作の信頼性の向上と、コンタクト型
磁気ヘッド10を用いることによる磁気ディスク6にお
ける情報の記録密度向上とを両立できる。
【0027】(実施例2)図3は、本発明の他の実施例
であるコンタクト型磁気ヘッドの構成の一例を示す側面
図である。この実施例2では、コンタクト型磁気ヘッド
10Aの基板1の接触パッド3に穿設され、潤滑剤7が
溜る穴4Aの深さを実施例1の場合よりも深くした例を
示す。すなわち、この実施例2では、穴4Aはカーボン
保護膜5を貫通し、さらに基板1(接触パッド3)の内
部に及んでいる。前述のように、穴4Aはカーボン保護
膜5を形成した後、カーボン保護膜5の表面にマスクを
かけ、アルゴンイオン等を用いたイオンエッチングによ
って穿設される。穴4Aの深さは、エッチング時間の制
御等によって、容易にカーボン保護膜5の膜厚の20n
m以上に深く形成できる。たとえば、穴4Aの深さを接
触パッド3の高さと同程度にする場合には、前述の図9
(b)の製造プロセスにおいて、接触パッド3の形状に
ホトレジスト20のマスクを形成する際に、穴4Aのパ
ターンも同時に形成し、接触パッド3と穴4Aを一回の
イオンエッチングで同時に形成することもできる。
【0028】この実施例2によれば、前記実施例1の効
果に加えて、穴4Aの深さを深くしたことにより、潤滑
剤7に濡れる面積および保持する潤滑剤7の量を増すこ
とができ、潤滑剤7がコンタクト型磁気ヘッド10Aと
磁気ディスク6の接触界面に安定に作用する期間をより
長くできる、という効果が得られる。
【0029】(実施例3)図4は、本発明のさらに他の
実施例であるコンタクト型磁気ヘッドの磁気ディスク接
触面の形状の一例を示す平面図である。
【0030】この実施例3の場合には、コンタクト型磁
気ヘッド10Bの基板1の接触パッド3に穿設され、潤
滑剤が溜る穴4Bの形状を、実施例1に例示した長円形
とは異なる円形に形成するとともに、個々の穴4Bの開
口部の面積を実施例1の場合よりも小さくした例を示
す。小さな円形の穴4Bは、複数の接触パッド3のほぼ
全面に分散して穿設されている。この場合、個々の穴4
Bの内部に保持される潤滑剤7の量は少なくなるが、穴
4Bの数を増やすことにより、必要な潤滑剤7の量を賄
うことができる。
【0031】本実施例3のコンタクト型磁気ヘッド10
Bのように、接触パッド3に穿設される個々の穴4Bの
開口部の面積を小さくすることにより、大きな塵埃の穴
4Bの内部への浸入を防止することができ、穴4Bに侵
入して保持された塵埃が接触パッド3の表面から突出し
て磁気ディスク6の表面に接触することに起因する磁気
ディスク6の損傷等の障害を未然に防止することができ
る。
【0032】(実施例4)図5は、本発明のさらに他の
実施例であるコンタクト型磁気ヘッドの磁気ディスク接
触面の形状の一例を示す平面図であり、図6は、本実施
例のコンタクト型磁気ヘッドが回転する磁気ディスクと
接触した稼働状態の一例を示す側面図である。
【0033】この実施例4では、コンタクト型磁気ヘッ
ド10Cの基板1に、磁気抵抗効果型素子2を含む接触
パッド9と浮上レール8が形成されており、接触パッド
9および浮上レール8の表面にはカーボン保護膜5が形
成されている。すなわち、コンタクト型磁気ヘッド10
Cの磁気ディスク接触面には、磁気ディスク6に対する
相対的な移動方向(図5の左右方向)における基板1の
中心軸を対称軸として両側端に一対の浮上レール8が突
設され、基板1の移動方向の後端縁の中央部に接触パッ
ド9が配置されている。本実施例4では、基板1の表面
1aを露出させる穴4Cは接触パッド9のカーボン保護
膜5に選択的に形成されている。この穴4Cの内部には
潤滑剤7が安定に保持される。
【0034】図6に例示されるように、浮上レール8は
大きな面積を持ち、回転する磁気ディスク6の表面に形
成される空気流によって磁気ディスク6上にコンタクト
型磁気ヘッド10Cの基板1を傾斜した姿勢に浮上さ
せ、磁気抵抗効果型素子2が配置された接触パッド9の
みが磁気ディスク6と接触する。接触パッド9に形成さ
れた穴4Cは実施例1と同様に、その内部に保持してい
る潤滑剤7を接触パッド9と磁気ディスク6の接触界面
に安定に供給する作用をなし、接触パッド9と磁気ディ
スク6との摺動動作を円滑にする。磁気ディスク6の回
転が停止すると、浮上レール8も浮上力を失い、磁気デ
ィスク6と接触する。このとき、潤滑剤7を溜める穴4
Cが、接触面積の広い浮上レール8の表面には存在しな
いため、潤滑剤7を介してコンタクト型磁気ヘッド10
Cが磁気ディスク6に粘着する、いわゆるコンタクト型
磁気ヘッド10Cの固着障害を防止することができる。
【0035】このように、本実施例4のコンタクト型磁
気ヘッド10Cによれば、稼働時に、磁気抵抗効果型素
子2が配置された接触パッド9のカーボン保護膜5を選
択的に磁気ディスク6の表面に接触させる一部浮上型の
コンタクト型磁気ヘッド10Cにおいて、磁気ディスク
6に対する固着障害の発生を回避しつつ、接触パッド9
と磁気ディスク6との接触界面に接触パッド9に選択的
に設けられた穴4Cから効果的に潤滑剤7を作用させる
ことが可能となり、磁気抵抗効果型素子2が配置された
接触パッド9を磁気ディスク6の表面に接触させること
による情報の高記録密度の達成と、動作の信頼性の向上
の双方を実現することができる。
【0036】(実施例5)図7は、本発明のさらに他の
実施例であるコンタクト型磁気ヘッドの磁気ディスク接
触面の形状の一例を示す平面図であり、図8は、本実施
例のコンタクト型磁気ヘッドが回転する磁気ディスクと
接触した稼働状態の一例を示す側面図である。
【0037】この実施例5のコンタクト型磁気ヘッド1
0Dは、潤滑剤が溜る穴4Dの形状を変えたところが前
述の実施例4のコンタクト型磁気ヘッド10Cと異なっ
ている。すなわち、本実施例5では、磁気抵抗効果型素
子2が配置された接触パッド9のカーボン保護膜5にに
穿設された穴4Dは細長いスリット部41と、幅広の拡
幅部42とで構成され、さらに、拡幅部42の後端縁に
はギザギザ部43が形成されている。幅の狭いスリット
部41は毛細管現象を利用して潤滑剤7の磁気ディスク
6からの遊離成分を積極的に捕集し、拡幅部42は捕集
された潤滑剤7を磁気ディスク6との接触界面に供給す
る作用をなす。穴4Dの内部の潤滑剤7は後端縁の拡幅
部42のギザギザ部43の複数の先端部から供給される
ため、拡幅部42の幅方向(ギザギザ部43の配列方
向)の広い範囲で一様に接触界面に供給される。
【0038】この場合、潤滑剤7の穴4Dの内部への捕
集量を多くするためにスリット部41のみを選択的に深
く形成することも可能である。すなわち、図8に例示さ
れる接触パッド9の断面では、穴4Dのスリット部41
が他の拡幅部42やギザギザ部43に比較して選択的に
深くなっている。
【0039】このように、本実施例5のコンタクト型磁
気ヘッド10Dによれば、磁気ディスク6からの潤滑剤
7の遊離成分を穴4Dの深いスリット部41に毛管現象
等によって積極的に捕集し、捕集したこの潤滑剤7を、
後端の拡幅部42およびギザギザ部43から磁気ディス
ク6と接触パッド9との接触界面に均等かつ安定に供給
することが可能となる。
【0040】(実施例6)図11は本発明の一実施例で
ある磁気ディスク装置の構造の一部を破断して例示する
斜視図である。
【0041】本実施例の磁気ディスク装置は、前述の各
実施例で述べたコンタクト型磁気ヘッド10(10A〜
10D)を搭載している。
【0042】複数の磁気ディスク6が共通のスピンドル
14に所定の間隔で同軸かつ平行な姿勢で固定され、個
々の磁気ディスク6の記録面には、ロードアーム11の
先端部に保持されたコンタクト型磁気ヘッド10(10
A〜10D)がセットされている。ロードアーム11の
先端部に保持されたコンタクト型磁気ヘッド10は磁気
ディスク6に所定の押圧荷重で押し付けられている。ロ
ードアーム11の基端部はピボット軸12aを中心とし
て揺動するアクチュエータ12に支持され、このアクチ
ュエータ12はさらにボイスコイルモータ13によって
駆動される。
【0043】すなわち、ボイスコイルモータ13に対す
る通電方向や通電量の制御によって、アクチュエータ1
2およびロードアーム11は磁気ディスク6と平行な平
面内を、揺動速度や角度が制御された揺動運動し、この
揺動運動によって、ロードアーム11の先端部に支持さ
れているコンタクト型磁気ヘッド10は磁気ディスク6
の記録面上を当該磁気ディスク6の径方向に移動し、た
とえば磁気ディスク6の記録面上に同心円状に配置され
た複数のトラックの間の移動(シーク動作)や、特定の
トラックに対して追従する動作を行う。
【0044】このように、本実施例の磁気ディスク装置
によれば、磁気ディスク6に対する接触面に設けられた
接触パッド3や接触パッド9のカーボン保護膜5に潤滑
剤7に対する濡れ性の良好な基板1の表面1aを露出さ
せる穴4(4A〜4D)を穿設し、この穴の内部に潤滑
剤7を保持する構成のコンタクト型磁気ヘッド10(1
0A〜10D)を備えているので、コンタクト型磁気ヘ
ッド10(10A〜10D)を用いることによる磁気デ
ィスク6での情報の高記録密度化の実現と、磁気ディス
ク6に対する接触パッド3や接触パッド9の接触界面へ
の潤滑剤7の安定供給による動作の円滑化、すなわち動
作の信頼性の向上とを両立させることができる。
【0045】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0046】たとえば、保護膜としては、一例としてカ
ーボン保護膜を用いる場合を例示したが、本発明はカー
ボン保護膜に限定されるものではない。トランスデュー
サとしては、一例として磁気抵抗効果型素子を用いる場
合を例示したが、本発明は磁気抵抗効果型素子に限定さ
れるものではない。
【0047】また、上述の各実施例に例示したコンタク
ト型磁気ヘッドの外観形状や接触パッドの形状等、さら
には接触パッドに穿設された穴の形状は、一例であり、
本発明はそれらの形状および構造に限定されるものでは
ない。
【0048】
【発明の効果】本発明のコンタクト型磁気ヘッドによれ
ば、磁気ディスクに対する摺動領域への潤滑剤の供給を
長期間に渡って安定に維持することができる、という効
果が得られる。
【0049】また、本発明のコンタクト型磁気ヘッドに
よれば、磁気ディスクに対する摺動領域への潤滑剤の供
給を長期間に渡って安定に維持することにより、トラン
スデューサとして磁気抵抗効果型素子を用いることによ
る情報の記録密度の向上と動作の信頼性とを両立させる
ことができる、という効果が得られる。
【0050】また、本発明の磁気ディスク装置によれ
ば、コンタクト型磁気ヘッドと磁気ディスクの摺動領域
に対する潤滑剤の供給を長期間に渡って安定に維持する
ことにより、情報の記録密度の向上と動作の信頼性とを
両立させることができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1であるコンタクト型磁気ヘッ
ドの磁気ディスク接触面の形状の一例を示す略平面図で
ある。
【図2】本発明の実施例1であるコンタクト型磁気ヘッ
ドが回転する磁気ディスクと接触した稼働状態の一例を
示す側面図である。
【図3】本発明の実施例2であるコンタクト型磁気ヘッ
ドの構成の一例を示す側面図である。
【図4】本発明の実施例3であるコンタクト型磁気ヘッ
ドの磁気ディスク接触面の形状の一例を示す平面図であ
る。
【図5】本発明の実施例4であるコンタクト型磁気ヘッ
ドの磁気ディスク接触面の形状の一例を示す平面図であ
る。
【図6】本発明の実施例4であるコンタクト型磁気ヘッ
ドが回転する磁気ディスクと接触した稼働状態の一例を
示す側面図である。
【図7】本発明の実施例5であるコンタクト型磁気ヘッ
ドの磁気ディスク接触面の形状の一例を示す平面図であ
る。
【図8】本発明の実施例5であるコンタクト型磁気ヘッ
ドが回転する磁気ディスクと接触した稼働状態の一例を
示す側面図である。
【図9】(a)〜(d)は、本発明の実施例1であるコ
ンタクト型磁気ヘッドの製造プロセスの一部を工程順に
示す略断面図である。
【図10】(a)〜(c)は、本発明の実施例1である
コンタクト型磁気ヘッドの製造プロセスの一部を工程順
に示す略断面図である。
【図11】本発明の一実施例である磁気ディスク装置の
構造の一部を破断して例示する斜視図である。
【符号の説明】
1…基板、1a…表面、2…磁気抵抗効果型素子、3…
接触パッド、4,4A〜4D…穴、41…スリット部、
42…拡幅部、43…ギザギザ部、5…カーボン保護
膜、6…磁気ディスク、7…潤滑剤、8…浮上レール、
9…接触パッド、10,10A〜10D…コンタクト型
磁気ヘッド、11…ロードアーム、12…アクチュエー
タ、12a…ピボット軸、13…ボイスコイルモータ、
14…スピンドル、20…ホトレジスト、21…ホトレ
ジスト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薗部 秀樹 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 徳山 幹夫 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 田中 秀明 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁変換によって磁気ディスクに対する
    情報の記録再生動作を行うトランスデューサが前記磁気
    ディスクに対向する基板主面に配置され、前記基板主面
    の少なくとも前記トランスデューサの配置領域に保護膜
    が形成されたコンタクト型磁気ヘッドであって、前記保
    護膜よりも表面エネルギの大きな面を露出させる少なく
    とも一個の穴を前記保護膜に穿設したことを特徴とする
    コンタクト型磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 電磁変換によって磁気ディスクに対する
    情報の記録再生動作を行うトランスデューサが前記磁気
    ディスクに対向する基板主面に配置され、前記基板主面
    の少なくとも前記トランスデューサの配置領域に保護膜
    が形成されたコンタクト型磁気ヘッドであって、前記保
    護膜に前記基板主面上の自然酸化膜または強制酸化膜ま
    たは前記基板主面自体を構成する酸化物を露出させる穴
    を穿設したことを特徴とするコンタクト型磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 電磁変換によって磁気ディスクに対する
    情報の記録再生動作を行うトランスデューサが前記磁気
    ディスクに対向する基板主面に配置され、前記基板主面
    の少なくとも前記トランスデューサの配置領域に保護膜
    が形成されたコンタクト型磁気ヘッドであって、前記保
    護膜よりも表面エネルギの大きな面を露出させる少なく
    とも一個の穴が前記保護膜に穿設され、前記穴は、前記
    コンタクト型磁気ヘッドの前記磁気ディスクに対する相
    対的な移動方向に平行に形成されたスリット部と、この
    スリット部の後端縁に形成された拡幅部とからなること
    を特徴とするコンタクト型磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載のコンタクト
    型磁気ヘッドにおいて、 前記穴は、前記保護膜を貫通して前記基板主面の内部に
    及ぶ深さを有する構造、 あるいは、前記コンタクト型磁気ヘッドの前記磁気ディ
    スクに対する相対的な移動方向の後端縁にギザギザが形
    成された構造、の少なくとも一方の構造を有することを
    特徴とするコンタクト型磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載のコンタ
    クト型磁気ヘッドと、前記コンタクト型磁気ヘッドによ
    って情報の記録再生が行われる磁気ディスクと、前記コ
    ンタクト型磁気ヘッドを支持し、当該コンタクト型磁気
    ヘッドを前記磁気ディスクに対して所望の荷重で押圧す
    るロードアームと、前記ロードアームを介して前記コン
    タクト型磁気ヘッドの前記磁気ディスクの径方向におけ
    る移動および位置決めを行うアクチュエータと、前記磁
    気ディスクを回転駆動するスピンドルとを含み、前記コ
    ンタクト型磁気ヘッドと前記磁気ディスクとが接触した
    状態で情報の記録再生動作が行われることを特徴とする
    磁気ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100469246B1 (ko) * 2001-12-21 2005-02-02 엘지전자 주식회사 광 기록용 슬라이더
KR100528885B1 (ko) * 1999-01-30 2005-11-16 삼성전자주식회사 자기 기록 디스크 장치의 헤드 슬라이더 구조

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