JPH08249262A - 多人数参加型通信サービスシステム - Google Patents

多人数参加型通信サービスシステム

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JPH08249262A
JPH08249262A JP7049870A JP4987095A JPH08249262A JP H08249262 A JPH08249262 A JP H08249262A JP 7049870 A JP7049870 A JP 7049870A JP 4987095 A JP4987095 A JP 4987095A JP H08249262 A JPH08249262 A JP H08249262A
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JP
Japan
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service
terminal
center device
users
processing
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Application number
JP7049870A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Matsuura
宣彦 松浦
Shohei Sugawara
昌平 菅原
Takashi Kono
隆志 河野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多人数参加型通信サービスシステムにおい
て、自らサービスや相互作用方法を定義・構築し、これ
を他の利用者に提供するような能動的参加ができ、また
センタ装置側が過負荷とならないようにする。 【構成】 多人数参加型通信サービスシステムは、セン
タ装置あるいはサービス提供者端末上のサービス情報デ
ータファイルに存在するサービス情報を基に端末及びセ
ンタ上においてサービス処理を実現するための端末及び
センタ装置上に分配して配置されたサービス処理分散実
行機構3−3を有する。サービス処理分散実行機構3−
3は、サービス処理内容を示すサービス情報を、サービ
ス提供者がセンタ装置上のサービス定義データファイル
に登録するサービス登録手段と、センタ装置あるいはサ
ービス提供者端末上のサービス定義データファイルに存
在するサービス情報を、他の利用者に対してネットワー
クを介して分配するサービス情報分配手段とを含んでい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の利用者がそれぞ
れの端末をセンタ装置あるいは他の利用者の端末と通信
回線を経由して接続して、センタ装置あるいは他の利用
者の提供するサービスを利用する多人数参加型通信サー
ビスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】端末利用者とサービスの相互作用を記述
するための機構として、従来スクリプトと呼ばれる簡易
言語実行機構やシェルなどと呼ばれるコマンド言語実行
機構がよく利用されている。端末上でローカルに実行す
る例としてはApple 社のHyperTalkやApple Scriptなど
がある。
【0003】これらは利用者端末上のアプリケーション
ソフトウエアの起動制御、入出力処理、アプリケーショ
ン間のイベント送受及びこれら利用したアプリケーショ
ン実行制御及びアプリケーションの利用者インタフェー
ス制御をスクリプト言語で記述し、これを端末上で実行
することで、利用者に対しアプリケーションの利用を容
易にするインタフェースを提供したり、アプリケーショ
ンの操作を自動化したりするものである。また、通信を
利用してスクリプト記述やコマンド列をサービス提供者
側に送り、サービス提供者側で処理を行う例として、米
国General Magic 社のTelescriptがある。この場合、利
用者はサービスに対する自分の要求のスクリプト言語記
述をサービス提供者側に送りつけ、サービス提供者側で
該当スクリプト記述を実行することで、あたかも利用者
が直接該当サービスを利用して要求を実現しようとして
いるように機能する。すなわち利用者が予め与えた指示
にしたがい、非同期的に自動的にサービスを利用する技
術であった。また、利用者が独自のサービスを提供する
場合は、独自サービスのソフトウエアを作成し、これを
電子掲示板上に掲示し、該当サービスを利用したい他の
利用者はこれを各自の端末上にダウンロードした後、通
信サービスを終了してから該当サービスソフトウエアを
起動していた。
【0004】また、従来、画面表示を用いる通信サービ
スでは、画面表示に用いる図形要素の表示コマンドをセ
ンタ装置側より送信し、図形表示コマンドの組み合わせ
により端末側で表示画面を生成する手法が用いられてい
た。この場合利用者の操作により発生したイベント情報
は全てセンタ装置側に送られ、該当イベントに対応した
表示内容変化の決定及び変化生成のための表示コマンド
列の生成やサービスの実行処理は全てセンタ装置側で行
われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術では
端末上のアプリケーションの利用者インタフェ−スを改
善したり、あるいは利用者の操作を自動化するのが目的
であった。すなわち、利用者が特定サービスを利用する
場合あるいは他の利用者に対し1対1通信あるいは同報
通信を行う場合における、利用者個人に対する利便性の
向上を目的としていた。そのため複数の利用者やサービ
スが同時に相互かつ多元的に接続する場合に、利用者が
動的に参加する機能や利用者同士あるいは利用者とサー
ビス同士の相互作用を利用者が独自に定義し、かつ任意
の利用者端末上で該定義をリアルタイムで実行する機能
はなかった。したがって、複数参加型の通信サービスに
参加する利用者は、センタ装置が提供し利用者独自の提
供・構築ができないサービス、例えば電子談話室(チャ
ット)サービスを受けるか、非同期的な通信サービス、
例えば電子掲示板サービスなどを用いることが多かっ
た。また、他の利用者の作成したサービスソフトウェア
を利用する場合は、通信サービスを終了してから該当サ
ービスソフトウェアを実行するため、通信サービスの利
用者同士のリアルタイムな情報交換を伴うサービスは提
供していなかった。
【0006】本発明の目的は、自らサービスや相互作用
方法を定義・構築し、これを他の利用者に提供するよう
な能動的参加ができ、またセンタ装置側でサービスの処
理を全て行い、端末に対し表示コマンド列を送信する場
合、センタ装置に対するアクセスが集中しセンタ装置側
が過負荷とならない多人数参加型通信サービスシステム
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の多人数参加型通
信サービスシステムは、システムの提供する簡易言語に
より定義されたサービス処理内容を示すサービス情報
を、サービス提供者がセンタ装置上サービス定義データ
ファイルに登録するサービス登録手段と、センタ装置あ
るいはサービス提供者端末上のサービス定義データファ
イルに存在するサービス情報を、他の利用者に対してネ
ットワークを介して分配するサービス情報分配手段と、
センタ装置あるいはサービス提供者端末上のサービス定
義データファイルに存在するサービス情報を基に端末及
びセンタ装置上においてサービス処理を実現するため
の、端末及びセンタ装置上に分散して配置されたサービ
ス処理分散実行機構を有する。
【0008】
【作用】本発明は、利用者の入力操作により特定のサー
ビス起動条件が満たされた時点で、当該サービス定義を
利用者端末に存在するサービス処理分散実行機構によっ
てこれを実行する。この場合サービス定義の内容として
は利用者の端末操作に対応して当該サービスが発生させ
るべき画面表示変化やオーディオ出力、通信処理などリ
アルタイムレスポンスを必要とする処理に関するもの、
あるいはサービス内容が変更されたサービスに関する更
新分のサービス定義などが挙げられる。また、利用者個
人が生成した表示状態変化、例えば自己の名前を相手端
末に表示する、相手端末上に表示されている自端末を示
す図形の形態を変更する、相手端末側にオーディオ出力
を行う、相手側の端末操作に応じて表示を変更するなど
の変化定義をセンタ装置より各端末に対して動的に送信
することによって、各利用者が能動的にサービスを開始
し、自分のサービスを他の参加者に提供すること及び相
手端末上での自分の表現を動的に変更することが可能と
なる。また、サービス定義を利用者端末上で実行するこ
とにより、従来センタ装置側で行っていたサービス処理
の一部及び表示生成を利用者端末で行うことが可能とな
る。
【0009】このように、多人数参加型通信サービスシ
ステム内での各種サービスの動的な、追加・変更を行っ
たり、サービスの中で利用者に対するレスポンスをリア
ルタイムに必要とする処理を、処理内容及びレスポンス
の定義を利用者がサービスを利用するときに利用者端末
に送り、利用者端末上で実行することであたかもリアル
タイムにサービス提供者と通信しているように提供した
り、利用者表現を利用者自ら動的に制御することができ
る。これによって、サービス提供者にとってサービスの
柔軟性が増すとともに、従来のオンラインサービスにお
いて、受動的にサービスを享受していた利用者が、本発
明によるサービス処理分散実行機構を利用し、自らサー
ビスを提供したり他の通信相手との相互作用を定義変更
するなどの情報発信的・能動的な通信への参加が可能に
なる。また、サービス処理の一部を利用者端末で行うこ
とにより、センタ装置が利用者毎にサービスに関する全
ての処理を行う必要がなくなり、センタ装置負荷が低減
できる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】本実施例は、多人数参加型通信サービスの
例として、各利用者端末で仮想的な都市のモデルを共有
し、利用者は端末の入力装置を用いて前記都市内の自己
の座標を移動させ、各端末はその表示装置に該当座標位
置から見た都市の景観を3次元コンピュータグラフィッ
クス(CG)で生成して表示し、さらに他の参加者及び
センタ装置に対して自己の座標位置及び向きを送信し、
各参加者の端末は受信した他の参加者の位置及び向きを
用いて同じ都市内を移動している他の参加者を象徴する
CG像を仮想都市の中に同じく生成表示し、仮想空間内
で複数の参加者及びサービスの間での通信を実現する仮
想空間通信サービスに関するものである。
【0012】図1は本発明による仮想空間通信サービス
の利用者端末の装置構成を示す図である。各利用者端末
は、仮想空間音響出力及び映像出力に用いられる表示装
置1−1と、仮想空間内の利用者の視点位置を操作した
りサービス利用時のカーソル移動イベント及びオブジェ
クト選択イベントを生成するための操作器1−2と、こ
れらを制御し、仮想空間の映像を生成し、センタ装置及
び他端末との通信を行う3次元仮想空間生成装置1−3
と、各種データファイルを収容するファイル装置1−4
からなる。
【0013】図2は3次元仮想空間生成装置1−3の構
成図である。3次元仮想空間生成装置1−3は、表示装
置1−1で出力する映像及び音響を生成するCG生成装
置2−1と、センタ装置及び他端末との通信を行う通信
制御装置2−2と、仮想空間サービスを実行する制御装
置2−3と、オーディオ出力処理を行なうオーディオ出
力制御装置2−4からなる。
【0014】図3は3次元仮想空間生成装置1−3の制
御装置2−3の構成図である。制御装置2−3はサービ
ス開始時の初期設定を行う起動処理機構3−1と、仮想
空間の生成制御を行う仮想空間制御機構3−2と、本発
明によるサービス定義の分散実行を行うサービス処理分
散実行機構3−3と、サービス終了処理を行う終了処理
機構3−4と、メモリ上に保存される画面設定データ表
3−5と、同じくメモリ上に保存されるサービス定義デ
ータ表3−6からなる。
【0015】図4は3次元仮想空間生成装置1−3の制
御装置2−3の動作を示す流れ図である。利用者が仮想
空間通信サービスの利用を開始すると、利用者端末上の
起動処理機構3−1が通信制御装置2−2を起動してセ
ンタ装置と通信を開始し、ファイル装置1−4から必要
なデータファイルを読み込み、画面設定データ表3−5
及びサービス定義データ表3−6を設定する。仮想空間
制御機構3−2は操作器1−2の状態に伴う利用者視点
位置の制御、入力処理、センタ装置との更新情報の送受
を行い、更新情報に伴う画面設定データ表3−5及びサ
ービス定義データ表3−6の更新を行い、画面設定デー
タ表3−5と、視点位置に基づく仮想空間表示データを
生成し、CG生成装置2−1に該表示データを与えるこ
とで表示装置1−1による仮想空間表示を行う。サービ
ス処理分散実行機構3−3はサービス定義データにした
がい実行すべきサービス定義を決定し、これを実行す
る。サービス定義実行に伴う状態更新が発生した場合は
これを更新情報として仮想空間制御機構3−2に与え
る。終了処理機構3−4はサービス終了に伴いファイル
装置1−4に対して保存するデータのセーブを行い、通
信制御装置2−2に対してセンタ装置との通信の終了処
理を行う。
【0016】サービス処理分散実行機構3−3は、シス
テムの提供する簡易言語により定義されたサービス処理
内容を示すサービス情報を、サービス提供者がセンタ装
置上のサービス定義データファイルに登録するサービス
登録手段と、センタ装置あるいはサービス提供者端末上
のサービス定義データファイルに存在するサービス情報
を、他の利用者に対してネットワークを介して分配する
サービス情報分配手段とを含んでいる。
【0017】図5はサービス登録手段およびサービス情
報分配手段の動作を示す流れ図である。サービス登録手
段は以下の動作を行なう。まず、登録すべきサービス定
義データファイルを端末上のファイル装置1−4より読
み込み(ステップ4−1)、その情報を付加したサービ
ス登録要求をセンタ装置に送信する(ステップ4−
2)。この要求を受信したセンタ装置上で、センタ装置
上のサービス定義データファイルの対応部分を受信した
サービス定義データファイル情報により更新する。次
に、サービス情報分配手段は、現在センタ装置に接続さ
れている各利用者端末に対してサービス定義データファ
イルの変更点を送信する(ステップ4−3)。図6は起
動処理機構3−1の動作を示す流れ図である。起動処理
機構3−1は表示すべき仮想空間の画面設定用データフ
ァイル及びサービス定義データファイルを端末上のファ
イル装置1−4より読み込み(ステップ5−1)、最初
に利用者端末上の画面設定用データファイル及びサービ
ス定義データファイルの更新番号をセンタ装置に送信す
る(ステップ5−2)。センタ装置は利用者端末に表示
されるべき仮想空間の画面設定用データ及びサービス定
義に関する、前記更新番号より新たに発生した各種更新
情報を利用者端末に送る(ステップ5−3)。起動処理
機構3−1はセンタ装置より受信した更新データと前記
ファイルより読み込んだデータを組み合わせて、画面設
定データ表3−5及びサービス定義データ表3−6に記
入し、仮想空間の表示データを生成する(ステップ5−
4)。起動処理が終了すると、仮想空間制御機構3−2
を起動し(ステップ5−5)、本起動処理機構3−1は
動作を終了する。
【0018】図7は仮想空間制御機構3−2の動作を示
す流れ図である。操作器1−1の状態を読み取り、操作
器1−1の状態に対応して予め規定された入力処理を行
い(ステップ6−1)、予め与えられた視点位置計算式
により仮想空間上の利用者の視点位置を設定し(ステッ
プ6−2)、利用者の視点位置及び入力状態が予め規定
された終了条件を満たす場合は利用者に対する終了確認
メッセージ表示などの終了確認処理を行った後、動作を
終了し終了処理機構3−4を起動する(ステップ6−
3,6−4)。終了条件を満たさない場合は視点位置が
更新されていればこれをセンタ装置に送信する(ステッ
プ6−5,6−6)。視点位置が更新されたか、あるい
はセンタ装置より新たに他の利用者端末の更新データ及
び仮想空間の更新データを受信していれば、これらのデ
ータを基に起動処理機構3−1により生成した画面設定
データ表3−5及びサービス定義データ表3−6の更新
を行い、該当視点位置より見た仮想空間の3次元CG映
像の表示データを前記データに基づいて生成し(ステッ
プ6−7,6−8)、CG生成装置2−1に該当表示デ
ータを書き込むことで表示装置1−1に表示する(ステ
ップ6−9)。最後に、サービス処理分散実行機構3−
3を起動し(ステップ5−10)、動作を休止する。
【0019】仮想空間内には同一空間内にいる他の利用
者の存在を示すオブジェクト(利用者オブジェクト)及
び仮想空間上で提供されている様々なサービスへの入口
となる建物、各種建築物、各種装置映像、商品映像や掲
示物など(サービスオブジェクト)が表示される。サー
ビスはセンタ装置あるいはセンタ装置と接続したサービ
スサーバ上で提供されるが、端末からサービスへアクセ
スする際の制御及びサービスに伴う表示変更のうち、端
末上で実行可能なものは、サービスオブジェクトの表示
データと共に端末上で実行可能なサービス定義として端
末上のファイルから読み込まれ、あるいはセンタ装置か
ら更新データとして予め端末に送られている。
【0020】表1はサービス定義データ表3−6の構成
例を示す。
【0021】
【表1】 サービス定義データ表3−6は、該当サービスの名前を
示すサービス識別子と、サービスの初期化時の処理を指
定するサービス初期化部と、サービスの起動条件を示す
サービス起動条件判定部と、該当サービスに伴う端末上
で実行すべき処理を記述したサービス定義本体部とから
なる。本実施例では、サービス定義データ表3−6が参
照されると、サービス「販売店S」が初期化されていな
ければ、サービス初期化部が実行され、「店頭モデル」
ファイルで定義された図形が仮想空間内に読み込まれ、
表示される。この図形が以降サービスオブジェクトSと
して参照される。サービスが初期化された後は、サービ
ス起動条件がサービスオブジェクトからの距離10以下
となっているため、実際には仮想空間内に表示されたサ
ービスオブジェクトSから視点までの距離が仮想空間内
の距離で10より少なくなったとき、サービス定義本体
部が実行される。サービス定義本体部にはファイル「商
品カタログ2」をプログラム「カタログ表示ソフト」に
より表示し、さらに、全端末に対し仮想空間上にファイ
ル「使用中」を表示するよう記述されているため、表示
画面上に「カタログ表示ソフト」の生成するカタログ画
面が現れる。全端末に対し仮想空間に「使用中」と命名
されたファイルに定義されている図形を表示するよう記
述してあるため、センタ装置に該当記述を送信し、セン
タ装置はこれをサービス定義更新として全端末に配送す
る。各端末のサービス処理分散実行機構は該当更新要求
を受信するとこれを実行するため、全端末の画面上でサ
ービスオブジェクトSの近傍に図形「使用中」が表示さ
れる。さらに、サービス定義本体部にサービスサーバ
「販売店」に対しカタログ表示ソフトの出力を送信する
よう記述されているため、該当出力データが通信制御装
置2−2を介してセンタ装置経由で「販売店」と名付け
られたサービスサーバに対し送信される。さらに、全端
末に対し図形「使用中」のオブジェクトを消去するよう
記述してあるため、該当記述がセンタ経由で全端末に送
られる。以上の処理が終了すると、本サービスは終了す
る。この例では起動条件の判定に用いる値としてオブジ
ェクト間の距離を用いているが、オブジェクトの向きの
なす角、表示画面上でのオブジェクトの位置、あるいは
画面上のカーソルとの位置関係、または操作器1−2の
押しボタンの状態などを利用することも可能である。
【0022】図8はサービス処理分散実行機構3−3の
動作を示す流れ図である。サービス定義データ表3−6
中に初期化されていないサービスがある場合、該当サー
ビスの初期化処理をサービス処理分散実行機構3−3に
より実行する(ステップ7−1,7−2)。さらに、セ
ンタ装置よりサービス定義更新を受信している場合はこ
れをサービス処理分散実行機構3−3により実行する
(ステップ7−3,7−4)。次に、サービス定義デー
タ表3−6の中の各サービス定義に対し、サービス定義
のうちサービス起動条件判定部が実行され、サービスの
起動条件が真になった場合に、サービス定義本体部を実
行する(ステップ7−5,7−6,7−7)。サービス
定義本体部は、予め端末上に読み込まれている場合は直
ちにサービス処理分散実行機構3−3により実行され、
端末上にない場合はセンタ装置にサービス定義のダウン
ロード要求メッセージを出し、該当サービス定義本体部
を受信後これをサービス処理分散実行機構3−3により
実行する。これによって利用者端末上でサービスの一部
を実行し、特に利用者の入力操作に対応した表示変更を
行う部分をこのような形で実行すれば、高速なレスポン
スを達成できる。サービス定義データの判定処理が終了
すると、動作を休止し、仮想空間制御機構3−2を起動
する(ステップ7−8)。このような処理の定義を与え
られてこれを動的に実行する機構は、従来プログラム言
語の分野でインタープリタと呼ばれる言語処理系の構成
技術を適用することで実現可能である。
【0023】図9は終了処理機構3−4の動作を示す流
れ図である。センタ装置に対し終了メッセージを送信す
ると(ステップ8−1)、画面設定データ表3−5及び
サービス定義データ表3−6に保存の必要のある更新デ
ータがあるかを調べ(ステップ8−2)、該当するデー
タがあれば、ファイル装置1−4上の該当ファイルを更
新しそれぞれの更新番号を該当する番号に変更する(ス
テップ8−3)。これらの処理が終了すると動作を終了
し、サービスは停止する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仮想空間内の各種のサービスや表示変化及びこれらの起
動条件を簡易に定義することが可能となり、仮想空間内
サービスに対して、利用者の能動的参加を実現でき、か
つセンタ装置へのアクセスが集中しなくなうという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における利用者端末の構成図である。
【図2】図1中の3次元仮想空間生成装置1−3の構成
図である。
【図3】図2中の制御装置2−3の構成図である。
【図4】制御装置2−3の動作を示す流れ図である。
【図5】サービス登録手段とサービス情報分配手段の動
作を示す流れ図である。
【図6】図3中の起動処理機構3−1の動作を示す流れ
図である。
【図7】図3中の仮想空間制御機構3−2の動作を示す
流れ図である。
【図8】図3中のサービス処理分散実行機構3−3の動
作を示す流れ図である。
【図9】図3中の終了処理機構3−4の動作を示す流れ
図である。
【符号の説明】
1−1 表示装置 1−2 操作器 1−3 3次元仮想空間生成装置 1−4 ファイル装置 2−1 CG生成装置 2−2 通信制御装置 2−3 制御装置 2−4 オーディオ出力制御装置 3−1 起動処理機構 3−2 仮想空間制御機構 3−3 サービス処理分散実行機構 3−4 終了処理機構 3−5 画面設定データ表 3−6 サービス定義データ表 4−1〜4−3,5−1〜5−5,6−1〜6−10,
7−1〜7−8,8−1〜8−3 ステップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用者がそれぞれの端末をセンタ
    装置あるいは他の利用者の端末と通信回線を経由して接
    続して、センタ装置あるいは他の利用者の提供するサー
    ビスを利用する多人数参加型通信サービスシステムにお
    いて、 システムの提供する簡易言語により定義されたサービス
    処理内容を示すサービス情報を、サービス提供者がセン
    タ装置上のサービス定義データファイルに登録するサー
    ビス登録手段と、 センタ装置あるいはサービス提供者端末上のサービス定
    義データファイルに存在するサービス情報を、他の利用
    者に対してネットワークを介して分配するサービス情報
    分配手段と、 センタ装置あるいはサービス提供者端末上のサービス定
    義データファイルに存在するサービス情報を基に端末及
    びセンタ装置上においてサービス処理を実現するため
    の、端末及びセンタ装置上に分散して配置されたサービ
    ス処理分散実行機構を有することを特徴とする多人数参
    加型通信サービスシステム。
  2. 【請求項2】 複数の利用者がそれぞれの端末をセンタ
    装置あるいは他の利用者の端末と通信回線を経由して接
    続して、センタ装置あるいは他の利用者の提供するサー
    ビスを利用する多人数参加型通信サービスシステムにお
    いて、 前記サービス記述のための簡易言語によって記述され
    た、サービス起動条件及び通信方法及び画面表示及びオ
    ーディオ出力処理の制御手段を有し、 利用者の入力操作に伴い、サービス起動条件制御手段に
    よって定められたサービス起動条件を参照することによ
    って提供されるべきサービスを決定し、該サービス処理
    を実行するサービス制御手段であって、該サービス情報
    を必要に応じ、前記通信方法を用いて、センタ装置ある
    いはサービス提供者端末からネットワークを介してダウ
    ンロードし、サービス処理を実行するサービス処理分散
    実行機構を有することを特徴とする多人数参加型通信サ
    ービスシステム。
  3. 【請求項3】 センタ装置運用中の端末からのサービス
    起動では、端末に付随する入力機器からの入力情報を前
    記センタ装置に送信し、システム起動時に前記センタ装
    置からダウンロードしたサービス情報、及び前記入力情
    報を基に端末においてサービス起動条件を調べ、該サー
    ビス起動条件が満たされ、サービス情報が端末に存在し
    なければ、該サービス情報をセンタ装置からネットワー
    クを介して端末にダウンロードしてサービスの実施を行
    い、該サービス起動条件が満たされ、サービス情報が端
    末に存在する場合は、該端末に存在するサービス情報を
    用いサービスの実施を行い、 センタ装置運用中の端末の終了処理においては、保存の
    必要のある画面設定用データファイルとサービス情報が
    あれば、これらを端末のファイル装置に格納し、それぞ
    れに更新番号を付与する請求項1記載の多人数参加型通
    信サービスシステム。
JP7049870A 1995-03-09 1995-03-09 多人数参加型通信サービスシステム Pending JPH08249262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6778097B1 (en) 1997-10-29 2004-08-17 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Remote radio operating system, and remote operating apparatus, mobile relay station and radio mobile working machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6778097B1 (en) 1997-10-29 2004-08-17 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. Remote radio operating system, and remote operating apparatus, mobile relay station and radio mobile working machine

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