JPH08249250A - 情報通信システム - Google Patents

情報通信システム

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JPH08249250A
JPH08249250A JP7049448A JP4944895A JPH08249250A JP H08249250 A JPH08249250 A JP H08249250A JP 7049448 A JP7049448 A JP 7049448A JP 4944895 A JP4944895 A JP 4944895A JP H08249250 A JPH08249250 A JP H08249250A
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JP
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JP7049448A
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Manabu Sakurai
学 櫻井
Tomohiko Arikawa
知彦 有川
Hisatsugu Kasahara
久嗣 笠原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、情報送信装置から情報受信装置に
対して、情報受信装置の必要とする情報を高速度で転送
を行ない得るようにしかつメンテナンスなどを容易にす
ることを目的としている。 【構成】 情報送信装置に蓄積されているサービスアプ
リケーションを、通信ネットワークの伝送速度に対して
小さいファイルサイズである複数の実行可能型プログラ
ムファイルと提示情報ファイルとによって構成し、情報
受信装置の性能を認識する機能、実行プログラムおよび
提示情報を情報送信装置から逐次転送する機能とサービ
スユーザの指示入力監視機能などをもつようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信ネットワークと、
サービスアプリケーションプログラムファイル(以下、
単にサービスアプリケーションという)を蓄積、選択、
送信する手段をもつ情報送信装置と、サービスアプリケ
ーションを要求、受信、実行する手段をもつ情報受信装
置とによって構成される情報通信システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は情報通信システムの第一の従来技
術を説明する図である。第一の従来技術においては、こ
の情報通信システムで提供されるサービスアプリケーシ
ョンは、情報受信装置上で情報を提示するための実行プ
ログラムとその実行プログラムに提示する提示情報とを
組み込んだ一つのファイルとして情報送信装置に蓄積さ
れている。ここでは、このような実行プログラムファイ
ルと提示情報ファイルとを一つのファイルとしているサ
ービスアプリケーションをプログラム・データ一体型ア
プリケーションと呼ぶ。情報送信装置は、情報受信装置
からの要求により、蓄積されているプログラム・データ
一体型アプリケーションを選択し、情報受信装置へ送信
する。この場合、通信ネットワークの伝送速度に関わら
ず、そのプログラム・データ一体型アプリケーションは
一つのファイルとして情報送信装置から送出され、情報
受信装置によって受信、実行される。
【0003】前記プログラム・データ一体型アプリケー
ションは、提示情報を提示するための実行プログラム、
および提示されるすべての情報を一体化した一つのファ
イルであり、提示情報として映像、静止画像、音声など
の複数のメディアを扱う場合、一般的に言ってそのファ
イルサイズが大きい。
【0004】この第一の従来技術の場合、情報受信装置
の種別に関わらず複数のサービスユーザに対して同一の
サービスを提供するためには、サービス提供者は情報受
信装置の種別ごとに複数のプログラム・データ一体型ア
プリケーションを作成し、情報送信装置に蓄積する。
【0005】また、同一種別の情報受信装置に対して
は、情報送信装置は情報受信装置の性能に関わらず、同
一のプログラム・データ一体型アプリケーションを送信
し、そのサービスの提供者が想定した以上の性能を持つ
情報受信装置を利用するサービスユーザのみが快適にそ
のサービスを受けることができる。
【0006】図4は情報通信システムの第二の従来技術
を説明する図である。この第二の従来技術においては、
情報受信装置上で情報を提示するための実行プログラム
と、その提示情報とは分離されており、一つのファイル
ではない。実行プログラム(情報提示用実行プログラ
ム)は情報受信装置内にあらかじめ組み込まれており、
提供される提示情報のみが情報送信装置に蓄積される。
情報送信装置に蓄積された一つの提示情報ファイルは、
複数の情報受信装置内の実行プログラムによって処理、
提示されることが可能である。この場合、情報送信装置
に蓄積されている提示情報の記述形式は、各サービスユ
ーザの持つ情報受信装置内に組み込まれている実行プロ
グラムが処理可能な記述形式である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来技術におけ
る第一の課題として、情報送信装置に蓄積されるプログ
ラム・データ一体型アプリケーションは、アプリケーシ
ョンにおける実行プログラム、およびすべての提示情報
を一体化したファイルであり、一般的に言ってファイル
サイズが大きく、このようなサービスアプリケーション
を転送する場合には、応答待ち時間が発生し、サービス
ユーザの要求に対する高速応答が損なわれることが挙げ
られる。
【0008】第二の課題として、情報送信装置に蓄積さ
れる情報の追加、更新などのメンテナンスにおいて、プ
ログラム・データ一体型アプリケーションではその一体
性のために手間が繁雑であることが挙げられる。
【0009】また、第三の課題として、情報受信装置の
種別に関わらずサービス提供を行なうためには、情報受
信装置の種別ごとにそれぞれファイルサイズの大きいプ
ログラム・データ一体型アプリケーションを用意する必
要があり、これは情報送信装置の蓄積容量に負担となる
ことが挙げられる。
【0010】さらに、第四の課題として、同一種別の情
報受信装置において同一のプログラム・データ一体型ア
プリケーションを提供する場合、そのアプリケーション
を実行できるだけの性能を持つ情報受信装置をサービス
ユーザは必要とすることが挙げられる。逆に言えば、情
報送信装置が用意したプログラム・データ一体型アプリ
ケーションの実行に適した性能を持たない情報受信装置
を持つサービスユーザは、そのサービスを受けることが
できないことになる。
【0011】第二の従来技術における第一の課題とし
て、情報送信装置には提示情報のみが蓄積されるが、映
像、静止画像、音声などのマルチメディア情報を扱うよ
うになるにしたがって、そのファイルサイズは巨大化
し、第一の従来技術と同様に転送待ち時間によって高速
応答性が失われることが挙げられる。
【0012】第二の課題として、サービスを実行するプ
ログラムは情報受信装置内に組み込まれているため、情
報提供者の任意の選択で実行プログラムを作成すること
ができないこと、および提示情報の記述形式が、その実
行プログラムが処理可能な形式に限定されてしまうこと
が挙げられる。
【0013】本発明は、上記の点を解決し、高速な情報
転送を実現し、メンテナンスなどを容易にすることを目
的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】情報送信装置に蓄積され
るサービスアプリケーションを、通信ネットワークの伝
送速度に対して小さいファイルサイズである複数の実行
可能型プログラムファイルと提示情報ファイルとによっ
て構成し、一ファイルの転送を短時間で行なう。
【0015】このようなアプリケーションの分割構成に
おいて、実行プログラム、提示情報を単純にファイルサ
イズだけで分割するのではなく、そのプログラム、情報
の機能、意味を考慮して分割、接続するように構成し、
そのメンテナンスを容易にする。
【0016】実行プログラムと提示情報とを別々のファ
イルとしてサービスアプリケーションを構成すること
で、異なる種類の情報受信装置に対しては装置種別に依
存する実行プログラム部分のみをそれぞれの装置ごとに
情報送信装置に蓄積して、提示情報はそれぞれの実行プ
ログラムで共有し、冗長な情報蓄積をなくして蓄積容量
の負担を軽減する。
【0017】情報受信装置の性能を認識する機能を具備
し、その装置に適当な実行プログラムと提示情報とを情
報送信装置から転送し、様々な性能の情報受信装置に対
してサービスを提供する。
【0018】実行プログラムおよび提示情報を情報送信
装置から逐次転送する機能、およびサービスユーザの指
示入力監視機能を具備し、サービスユーザの指示入力が
ない場合に次の指示による要求をあらかじめ行なうこと
や、現在の提示状態をより豊かにするための付加的な提
示情報を要求することで、転送待ち時間を削減して利用
者が表示待ちになることを防ぎ、つまり利用者のインタ
ラクティブ性を向上し、また指示のない時間を利用して
より多彩な提示、たとえば初期表示はテキストのみであ
るが付加情報によりそれが静止画像、動画像などで表現
するなど、のことを可能とする。
【0019】実行プログラムを情報送信装置から逐次転
送する機能を具備することで、情報提供者が自由に情報
提示用実行プログラムを開発し、その実行プログラムに
合わせて、提示情報を記述することを可能とする。
【0020】なお、複数の情報提示用実行プログラムフ
ァイル、および複数の提示情報ファイルは互いに連結す
る構造を持つ。その連結構造とは、実行プログラムが実
行のためのデータとして提示情報ファイルを利用すると
いうもの、実行プログラムが別の実行プログラムを起動
するというもの、実行プログラムによって提示されてい
る提示情報ファイルがさらに別の提示情報ファイルを利
用して情報を提示するというものである。
【0021】
【作用】情報送信装置内に蓄積されるサービスアプリケ
ーションが複数のプログラム、データによって構成さ
れ、その一つ一つはファイルサイズが通信ネットワーク
の伝送速度に対して小さいので、多大な転送待ち時間は
発生せず、高速応答が実現できる。また、情報受信装置
の要求によって実行可能型プログラムが送信され、情報
受信装置が受信、実行することにより、情報受信装置に
あらかじめ実行可能型プログラムを組み込む必要がな
い。複数の小さいファイルサイズの実行プログラムをサ
ービスユーザの指示にしたがって逐次的に情報受信装置
が要求するため、またサービスユーザの指示がない時
に、順次、提示情報を情報受信装置が要求するため、情
報受信装置の種別や性能に適合したものを情報受信装置
が受信可能である。また、サービスユーザの次の指示に
よって要求されるものを指示前にあらかじめ情報受信装
置が要求、受信、実行できるので、転送待ち時間をなく
し、高速応答が実現できる。さらに、実行プログラムを
逐次転送するので、情報提供者の任意の選択によって作
成した実行プログラムを利用することができ、そのプロ
グラムによって処理可能な形式で提示情報を記述可能で
ある。
【0022】
【実施例】
(a) 実施例1 請求項1〜5の発明の実施例を図を用いて説明する。
【0023】図1は請求項1〜5に示されるサービスア
プリケーションの構造と、それを構成するプログラムの
実行および提示情報の提示の流れを表す全体像の図であ
る。110は請求項第1項で述べているアプリケーショ
ンプログラムの分割構造を表している。情報提示プログ
ラムである401、301、302らはそれぞれ一つの
実行ファイルであり、実線矢印でその実行の流れを示し
ている。また、提示情報である201、202、501
らは情報受信装置上の実行プログラムによって提示さ
れ、破線矢印で提示情報と実行プログラムの関係を示し
ている。つまり提示情報201、202らからの破線矢
印は実行プログラム401によってそれらの提示情報が
提示されることを表している。ここで各実行プログラム
や提示情報は情報送信装置に蓄えられているが、実行、
提示が行なわれる際には情報受信装置に転送されてい
る。
【0024】210は請求項第2項で述べている提示情
報の提示順序を表している。実行プログラム401にお
いて提示される提示情報として、初期提示においては情
報201のみが提示されるが、サービスユーザの指示が
ない場合にはあらかじめ定められた次の提示順序にあた
る提示情報202もさらに提示される。ユーザの指示待
ち状態においては同様に付加的な情報203、204ら
が提示される。
【0025】310は請求項第3項で述べているサービ
スユーザが次に行なう指示に対して事前に実行プログラ
ムおよび提示情報が要求される流れを示している。30
1の実行プログラムの実行中において、次に指示される
ことによりダウンロードが行なわれる実行ファイル30
2、303、304、またそれに伴う提示情報306、
307などをその指示よりも事前に、つまり指示のない
間にダウンロードしておき、実際のユーザの指示が発生
した場合には、その事前にダウンロードしたものを実
行、提示する。
【0026】410は請求項第4項で述べている情報受
信装置の種別の認識による適切な実行プログラムの選択
的実行を表している。情報送信装置には情報受信装置の
種別ごとの実行ファイル401、402、403などを
蓄積し、種別認識手段によって判断された適切な種別の
情報受信装置用の実行ファイルをダウンロードし、実行
する。
【0027】510は請求項第5項で述べている情報受
信装置の性能の認識による適切な提示情報の選択的実
行、提示を表している。情報送信装置には情報受信装
置、およびネットワークの性能に応じて提示情報を20
1、202などの第一レベル、それぞれに対して50
1、502などの第二レベルのようにあらかじめレベル
分けをして蓄積し、性能認識手段によって判断された装
置性能に適切な提示情報のレベルまでを選択してダウン
ロード、提示を行なう。 (b) 実施例2 請求項第1項の発明の一実施例を図2を用いて説明す
る。
【0028】223は、情報受信装置220とサービス
ユーザ間において、サービスユーザの指示入力、受信情
報の提示を行なうインタフェース部であり、指示入力部
としてキーパッド、情報提示部としてディスプレイ、ス
ピーカが含まれる。情報受信装置においては、キーパッ
ドからのサービスユーザの指示は、提示情報の処理を行
なうプログラムが実行されるプログラム実行部226に
おいて認識され、情報要求送信部221によって情報受
信装置外へ情報要求信号として送出される。
【0029】情報送信装置210においては、ネットワ
ークを介して情報受信装置220から送出された情報要
求信号を、情報要求受信・解析部212において受信、
解析し、情報選択部211が要求されている情報を蓄積
している情報蓄積部213からその情報を選択する。情
報蓄積部213では、サービスユーザが要求する情報は
サービスアプリケーションとして複数の実行プログラム
ファイルと複数の提示情報ファイルとの両方によって構
成されている。情報蓄積部213から選択された情報は
情報送信部215により、ネットワークを介して情報要
求信号を送出した情報受信装置220に送出される。
【0030】一方、情報受信装置220では情報受信部
227において情報送信装置から送出された情報を受信
する。その受信した情報が実行プログラムであればそれ
をプログラム実行部226において実行し、提示情報で
あればそれをプログラム実行部226において実行中の
プログラムにより処理を行ない、インタフェース部22
3のディスプレイ、スピーカによって提示する。 (c) 実施例3 請求項第2項の発明の一実施例を図2を用いて説明す
る。
【0031】情報受信装置220内のインタフェース部
223により、サービスユーザの指示入力が行なわれ、
指示入力監視部222で指示入力が行なわれたかどうか
の判断がなされる。指示入力監視部222が指示入力が
行なわれていないと判断した時には、プログラム実行部
226内の提示状態監視部2261 によって現在の提示
状態を把握し、その提示に対して付加的に提示すること
を定められている提示情報の要求を行なう。この付加的
情報の要求は付加的情報の要求信号として、情報要求送
信部221から送出される。
【0032】情報送信装置210内の情報蓄積部213
においては、あるサービスアプリケーションのある一つ
の実行プログラムで処理、提示が行なわれる提示情報は
複数のファイルとして構成されており、その提示順序が
定められている。情報要求受信・解析部212はネット
ワークを介して付加的情報の要求信号を受信、解析し、
情報選択部211が情報蓄積部213からその付加的情
報を選択する。情報蓄積部213では、定められた提示
順序で提示情報が選択され、情報送信部215によって
ネットワークを介して付加的情報の要求信号を送出した
情報受信装置220に送出される。
【0033】一方、情報受信装置220では情報受信部
227において情報送信装置から送出された情報を受信
する。受信した提示情報はプログラム実行部226にお
いて現在実行中のプログラムによって順次処理が行なわ
れ、インタフェース部223のディスプレイ、スピーカ
によって提示される。 (d) 実施例4 請求項第3項の発明の一実施例を図2を用いて説明す
る。
【0034】情報受信装置220内のインタフェース部
223により、サービスユーザの指示入力が行なわれ、
指示入力監視部222で指示入力が行なわれたかどうか
の判断がなされる。指示入力監視部222が指示入力が
行なわれていないと判断した時には、プログラム実行部
226内の指示先読み部2262 によりサービスユーザ
が次に指示可能な要求を解析し、その要求を行なう。こ
の情報の要求は次指示情報の要求信号として、情報要求
送信部221から送出される。
【0035】情報送信装置210内の情報蓄積部213
における、あるサービスアプリケーションを構成する提
示情報には、その情報を提示した時に次に要求すること
が可能な情報が記されているので、この記述により指示
先読み部2262 は次指示を解析する。情報要求受信・
解析部212はネットワークを介して次指示情報の要求
信号を受信、解析し、情報選択部211が情報蓄積部2
13からその情報を選択する。選択された次指示情報は
情報送信部215によってネットワークを介して次指示
情報の要求信号を送出した情報受信装置220に送出さ
れる。
【0036】一方、情報受信装置220では情報受信部
227において情報送信装置から送出された情報を受信
する。受信した情報は情報受信装置内の先読み情報記憶
部228において記憶される。プログラム実行部226
において実行中のプログラムからその先読みされた情報
が指示されると、その情報は先読み情報記憶部228か
らプログラム実行部226へ渡され、実行、処理が行な
われ、インタフェース部223のディスプレイ、スピー
カによって提示される。 (e) 実施例5 請求項第4、および第5項の発明の一実施例を図2を用
いて説明する。
【0037】情報受信装置220において、装置種別認
識部224と装置性能認識部225とは情報受信装置が
情報送信装置とネットワークを介して初期接続した時
に、装置種別、装置性能を確定するために用意されてい
るパラメタに値をセットすることにより、その装置種
別、装置性能を規定し、その情報を情報要求送信部22
1からネットワークを介して情報送信装置に送出する。
【0038】情報送信装置210では、情報要求受信・
解析部212により装置種別情報、および装置性能情報
を受信すると、それらの情報を情報受信装置種別・性能
解析部214に渡す。情報受信装置種別・性能解析部2
14はそれらの情報から情報送信装置とその情報受信装
置との接続について、情報受信装置種別、情報受信装置
の性能を特定する。
【0039】情報受信装置220では、インタフェース
部223によりサービスユーザの指示入力が行なわれ、
指示入力監視部222で指示入力が行なわれたかどうか
の判断がなされる。プログラム実行部226は指示監視
部222の判断に関わらず、指示情報、付加的情報、先
読み情報の要求を行ない、情報要求送信部221によっ
てそれらの情報は送出される。
【0040】情報送信装置210においては、情報要求
受信・解析部212がそれらの情報をネットワークを介
して受信し、解析する。情報要求受信・解析部212は
情報送信装置と情報受信装置が接続した際に、情報受信
装置種別・性能解析部214が特定した装置種別、装置
性能を参照し、その判断に基づいて情報選択部211が
情報蓄積部213からその情報受信装置に適切な情報を
選択する。情報蓄積部213から選択された情報は、情
報送信部215によってネットワークを介して情報要求
信号を送出した情報受信装置220に送出される。
【0041】一方、情報受信装置220では情報受信部
227において情報送信装置から送出された情報を受信
する。受信した情報は先読み情報であれば、先読み情報
記憶部228において記憶され、プログラム実行部22
6において実行中のプログラムからその先読みされた情
報が指示されると、その情報は先読み情報記憶部228
からプログラム実行部226へ渡され、実行、処理が行
なわれる。その他の情報は情報受信部227からプログ
ラム実行部226に渡されて、実行、処理が行なわれ
る。プログラム実行部226によって処理が行なわれた
提示情報は、インタフェース部223のディスプレイ、
スピーカによって提示される。
【0042】なお、本実施例では情報受信装置内に装置
種別認識部224と装置性能認識部225があるが、こ
れらを情報送信装置内に含めて同様の動作をさせること
が可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サービスユーザからの要求に対して、アプリケーション
の分割構成により、高速な情報転送を実現し、インタラ
クティブ性の向上をはかることができる。また、指示の
ない状態におけるサービス提供も可能となり、それによ
る高速応答、豊かな表現の提示が実現できる。さらに、
プログラムどうしの接続が容易に実現可能で、サービス
の多様化に対応できる。加えて、各情報の分割化により
そのメンテナンス、入れ換えなどを容易に行なうことが
できる。実行プログラムも情報送信装置から転送し、情
報受信装置で実行するので、その実行プログラムに対応
する提示情報を作成することができ、サービスアプリケ
ーションの開発環境が自由である。また、情報受信装置
の種別、性能を認識することによって、同じ提示情報で
あってもその情報受信装置に見合った実行プログラムで
提示でき、装置に適当なサービスの提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜5の発明のサービスアプリケーショ
ンの構造と、プログラムの実行、情報の提示の流れの実
施例を説明する図である。
【図2】請求項1〜5の発明のシステム構成の実施例を
説明する図である。
【図3】第一の従来技術を説明する図である。
【図4】第二の従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
210:情報送信装置 211:情報選択部 212:情報要求受信・解析部 213:情報蓄積部 214:情報受信装置種別・性能解析部 215:情報送信部 220:情報受信装置 221:情報要求送信部 222:指示入力監視部 223:インタフェース部 224:装置種別認識部 225:装置性能認識部 226:プログラム実行部 2261 :指示状態監視部 2262 :指示先読み部 227:情報受信部 228:先読み情報記憶部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークと、サービスアプリケ
    ーションプログラムファイルを蓄積、選択、送信する情
    報送信装置と、前記サービスアプリケーションプログラ
    ムファイルを要求、受信、実行する情報受信装置によっ
    て構成される情報通信システムにおいて、 情報通信装置に蓄積されるサービスアプリケーションプ
    ログラムファイルが、機能、意味を考慮して分割された
    複数の実行プログラムファイルと複数の提示情報ファイ
    ルとによって構成され、前記複数の実行プログラムファ
    イルと前記複数の提示情報ファイルとが互いに連結する
    構造を持ち、 情報受信装置からの要求に従い、情報送信装置が前記複
    数の実行プログラムファイルと前記複数の提示情報ファ
    イルとを送信する手段と、 情報受信装置は、受信した前記複数の実行プログラムフ
    ァイルにより前記複数の提示情報ファイルを処理・提示
    する手段を有することを特徴とする情報通信システム。
  2. 【請求項2】 情報受信装置の一部を構成する指示入力
    部からの指示入力の有無を監視する手段と、 前記監視手段によって指示入力がないと判定された場
    合、情報受信装置は情報提示情報ファイルの提示状況に
    応じて、予め送信順序が定められている提示情報ファイ
    ルの送信を情報送信装置に要求する手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  3. 【請求項3】 情報受信装置の一部を構成する指示入力
    部からの指示入力の有無を監視する手段と、 前記監視手段によって指示入力がないと判定された場
    合、情報受信装置はその時点で情報受信装置で利用可能
    な複数の実行プログラムファイルと複数の提示情報ファ
    イルとの送信を、前記情報受信装置の一部を構成する指
    示入力部からの新たな指示が発生する以前に、情報送信
    装置に要求する手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の情報通信システム。
  4. 【請求項4】 情報受信装置が通信ネットワークを介し
    て情報送信装置に接続した時に、情報受信装置から情報
    送信装置に、情報受信装置の装置種別を送信する手段
    と、前記情報送信装置では該受信した情報受信装置の装
    置種別に基づき、該情報受信装置に適した実行プログラ
    ムと提示情報ファイルとを送出する手段を有することを
    特徴とする請求項2または3記載の情報通信システム。
  5. 【請求項5】 情報受信装置が通信ネットワークを介し
    て情報送信装置に接続した時に、情報受信装置から情報
    送信装置に、情報受信装置の装置性能を送信する手段
    と、前記情報送信装置では該受信した情報受信装置の装
    置性能に基づき、該情報受信装置に適した実行プログラ
    ムと提示情報ファイルを送出する手段を有することを特
    徴とする請求項2または3記載の情報通信システム。
  6. 【請求項6】 情報受信装置が通信ネットワークを介し
    て情報送信装置に接続した時に、情報受信装置から情報
    送信装置に、情報受信装置の装置種別と装置性能を送信
    する手段と、前記情報送信装置では該受信した情報受信
    装置の装置種別と装置性能に基づき、該情報受信装置に
    適した実行プログラムと提示情報ファイルとを送出する
    手段を有することを特徴とする請求項2または3記載の
    情報通信システム。
JP7049448A 1995-03-09 1995-03-09 情報通信システム Pending JPH08249250A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000089988A (ja) * 1998-08-31 2000-03-31 Xerox Corp 文書プロパティに基づく自己管理型文書の文書管理方法
JP2010134963A (ja) * 1998-08-31 2010-06-17 Xerox Corp 文書に付与されたプロパティを用いたサ―ビスの起動方法

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