JPH08248612A - 写真プリントの生産方法及び生産システム - Google Patents

写真プリントの生産方法及び生産システム

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Publication number
JPH08248612A
JPH08248612A JP7733295A JP7733295A JPH08248612A JP H08248612 A JPH08248612 A JP H08248612A JP 7733295 A JP7733295 A JP 7733295A JP 7733295 A JP7733295 A JP 7733295A JP H08248612 A JPH08248612 A JP H08248612A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
sorting
photographic
print
photographic prints
Prior art date
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Pending
Application number
JP7733295A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneyoshi Matsunami
宗義 松波
Masataka Hasegawa
正孝 長谷川
Shigeru Takeuchi
滋 竹内
Yuka Yamaguchi
由佳 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多数のプリント注文を間違いなく、高速に受注
処理することができる。 【構成】同じ原稿に対して多数のプリント注文があると
きの写真プリントP1を作成する写真プリントP1の生
産方法において、写真プリントP1の注文内容を全て集
計し、写真プリントP1の仕分けに応じてデータを編集
し、この編集されたデータに基づいて写真プリントP1
を仕分ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、写真プリントの生産
方法及び生産システムに関するもので、特に、写真業界
におけるラボにおける学校や団体の行事写真などの処理
に最適な発明である。
【0002】
【従来の技術】学校や団体の行事写真などの写真は、団
体や学校で行事の計画が立てられ、写真館やDP店など
に写真撮影を依頼するか決められ、団体や学校が写真館
やDP店などに写真撮影を依頼すると、写真館またはD
P店などがカメラマンの派遣や何枚程度写真を撮影する
かなどの段取りを決め、行事で段取りに基づいて写真撮
影が行われる。撮影されたフィルムは回収され、ラボに
送られる。ラボは、送られたフィルムを現像処理し、処
理されたフィルムをロールフィルムにして、このロール
フイルムから見本写真プリントを作成する。そして、作
成された見本写真プリントを撮影順に貼り並べたそれぞ
れの見本写真プリントの傍に通し番号を付した見本写真
パネルを作成する。また、その時のプリント条件を記憶
したフロッピーディスクとロールフィルムは、注文プリ
ントの時のためにラボに保管される。作成された見本パ
ネルは写真館またはDP店などに送られる。写真館また
はDP店などは、見本パネルを学校や団体に渡す。この
時、注文伝票として写真注文袋も学校や団体に渡す。
【0003】ここで、写真注文袋は、プリント注文を識
別する学校、学年、組、番号、氏名等のプリント注文識
別情報と、写真番号、枚数等のプリント注文情報が記入
できるようになっている。学校や団体は各人に写真注文
袋を渡し、見本パネルを展示し、写真注文袋に各人の名
前と各人の注文したい写真の番号を記載して、注文を回
収しにきた写真館またはDP店などに渡し、回収された
写真注文袋はラボに渡される。ラボでは、渡された写真
注文袋を基に、プリント条件を記億したフロッピーディ
スクとロールフィルムから、注文プリントを作成し、写
真注文袋毎に仕分けし袋詰めをして、写真館またはDP
店などに納品する。この時、写真館またはDP店などが
保管し易いようにロールフィルムもカットフィルムにし
て納品する。写真館またはDP店などは、仕分けされ袋
詰めされた写真を学校や団体に納品する。そして、学校
や団体は各人ヘ納品された写真を配付する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、注文プリン
トを写真注文袋毎に仕分けし袋詰めする仕分け作業は、
仕分けボックスの前に立って仕分け作業を行う。この仕
分けボックスは数百人用であり、仕分け作業は仕分けボ
ックスの前で数人のオペレーターが作業するので、極め
て大変な作業であった。
【0005】このため、写真プリントの仕分けを自動化
することが考えられるが、自動化のためには写真プリン
トを効率的に仕分けする必要がある。特に、写真プリン
トを仕分けする機構を大型化することなく、しかも簡単
な機構で迅速に仕分け処理する必要がある。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、多数のプリント注文を間違いなく、しかも小型でか
つ簡単な機構で短時間に仕分け処理を行なうことができ
る写真プリントの生産方法及び生産システムを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、同じ原
稿に対して多数のプリント注文があるときの写真プリン
トを作成する写真プリントの生産方法において、写真プ
リントの注文内容を全て集計し、写真プリントの仕分け
に応じてデータを編集し、この編集されたデータに基づ
いて写真プリントを仕分けることを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、前記写真プリント
を仕分ける仕分けゲートの配置と写真プリントを収納す
る収納箱のビンの配列に応じてデータを編集することを
特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、仕分けゲートを1
列に複数配置し、前記収納箱のビンは行方向と列方向に
複数配置され、この収納箱を列方向と行方向へ移動し、
この列または行のいずれかを前記仕分けゲートの配置方
向と一致させ、この位置で前記収納箱を前記仕分けゲー
ト位置へ移動して仕分けるようにデータを編集すること
を特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、前記仕分けゲート
の数に対して、前記収納箱のビンの行方向の数が整数倍
に設定されており、この収納箱の列方向の移動により列
を前記仕分けゲートの配置方向と一致させた後、その列
において行方向へ収納箱を連続して1行間隔づつ隔てて
前記整数倍の数と同数の停止位置に移動して仕分けるよ
うにデータを編集することを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、前記仕分けゲート
の数に対して、前記収納箱のビンの行方向の数が2倍に
設定されており、この収納箱の列方向の移動により列を
前記仕分けゲートの配置方向と一致させた後、その列に
おいて行方向へ収納箱を移動して奇数位置のビンと偶数
位置のビンに仕分けるようにデータを編集することを特
徴としている。
【0012】請求項6記載の発明は、前記収納箱を列方
向へ移動し、その後列において行方向へ移動して奇数位
置のビンと偶数位置のビンに仕分けし、次に行方向の仕
分け位置を保持したまま列方向へ移動し、その停止位置
と1ビンだけ行方向へ移動する繰り返しにより仕分けす
るようにデータを編集することを特徴としている。
【0013】請求項7記載の発明は、前記収納箱のビン
が行方向と列方向に複数配置され、学校や団体等毎また
は学校や団体等の組、グループ等毎に、前記収納箱を列
方向へ移動し、その後列において行方向へ移動して仕分
けするようにデータを編集することを特徴としている。
【0014】請求項8記載の発明は、前記1ビンに対し
て収納可能な写真プリントの枚数よりもプリント注文枚
数が多い場合には、複数のビンに収納するようにデータ
を編集することを特徴としている。
【0015】請求項9記載の発明は、前記写真プリント
のカール量によって1ビンに対して収納可能な写真プリ
ントの最大収納枚数を変更するようにデータを編集する
ことを特徴としている。
【0016】請求項10記載の発明は、前記収納箱のビ
ン数より仕分け数が多い場合には、1ビンに複数まとめ
て収納するようにデータを編集することを特徴としてい
る。
【0017】請求項11記載の発明は、同じ原稿に対し
て多数のプリント注文があるときの写真プリントを作成
する写真プリントの生産システムにおいて、写真プリン
トの注文内容を全て集計し、写真プリントの仕分けに応
じてデータを編集する受付機と、この編集されたデータ
に基づいて写真プリントを仕分ける仕分機とを備えるこ
とを特徴としている。
【0018】請求項12記載の発明は、前記仕分機が、
ロールペーパーをカットして写真プリントを作成するプ
リント裁断機と、このカットされた写真プリントを所定
のタイミングで送り出す待機ステーションと、データに
基づいて写真プリントを仕分ける仕分機とを備え、仕分
け開始時の1枚目の写真プリントを前記待機ステーショ
ンに停止して確認可能にしたことを特徴としている。
【0019】請求項13記載の発明は、前記仕分機が、
写真プリントの仕分け状態を表示する表示部を備えるこ
とを特徴としている。
【0020】請求項14記載の発明は、前記仕分機が、
写真プリントの注文毎に袋詰を行なう袋詰用出力票を出
力する出力部を備えることを特徴としている。
【0021】
【作用】請求項1及び請求項11記載の発明では、同じ
原稿に対して多数のプリント注文があるとき、写真プリ
ントの注文内容を全て集計し、写真プリントの仕分けに
応じてデータを編集し、この編集されたデータに基づい
て写真プリントを仕分け、多数のプリント注文を間違い
なく、高速に仕分け処理を行なう。
【0022】請求項2記載の発明では、編集されたデー
タに基づき仕分けゲートを開閉し、所定の写真プリント
を収納箱のビンへ収納する仕分けを行なう。
【0023】請求項3記載の発明では、編集されたデー
タに基づき仕分けゲートを開閉し、かつ収納箱を列方向
と行方向へ移動して写真プリントの仕分けを行なう。
【0024】請求項4記載の発明では、収納箱の列方向
の移動により列を仕分けゲートの配置方向と一致させた
後、その列において行方向へ収納箱を連続して1行間隔
づつ隔てて整数倍の数と同数の停止位置に移動して仕分
けを行なう。
【0025】請求項5記載の発明では、収納箱の列方向
の移動により列を仕分けゲートの配置方向と一致させた
後、その列において行方向へ収納箱を移動して奇数位置
のビンと偶数位置のビンに仕分ける。
【0026】請求項6記載の発明では、収納箱を列方向
へ移動し、その後列において行方向へ移動して奇数位置
のビンと偶数位置のビンに仕分けし、次に行方向の仕分
け位置を保持したまま列方向へ移動し、その停止位置と
1ビンだけ行方向へ移動する繰り返しにより仕分けを行
なう。
【0027】請求項7記載の発明では、編集されたデー
タに基づき学校や団体等毎または学校や団体等の組、グ
ループ等毎に、収納箱を列方向へ移動し、その後列にお
いて行方向へ移動して写真プリントの仕分けを行なう。
【0028】請求項8記載の発明では、編集データに基
づき1ビンに対して収納可能な写真プリントの枚数より
もプリント注文枚数が多い場合には、複数のビンに収納
するように写真プリントの仕分けを行なう。
【0029】請求項9記載の発明では、編集されたデー
タに基づき写真プリントのカール量によって1ビンに対
して収納可能な写真プリントの最大収納枚数を変更する
ように写真プリントの仕分けを行なう。
【0030】請求項10記載の発明では、編集されたデ
ータに基づき収納箱のビン数より仕分け数が多い場合に
は、1ビンに複数まとめて収納するように写真プリント
の仕分けを行なう。
【0031】請求項12記載の発明では、仕分け開始時
の1枚目の写真プリントを待機ステーションに停止して
確認して自動的に写真プリントの仕分けを行なう。
【0032】請求項14記載の発明では、写真プリント
の仕分け状態を表示し、仕分けの作業状態を確認する。
【0033】請求項13記載の発明では、写真プリント
の注文毎に袋詰を行なう袋詰用出力票を出力し、袋詰用
出力票により袋詰の作業を行なう。
【0034】
【実施例】以下、この発明の写真プリントの写真プリン
トの生産方法及び生産システムの実施例を説明する。
【0035】ラボが渡された受注シートを基に、プリン
ト条件を記憶したフロッピーデイスクとロールフイルム
から、注文プリントを作成し、受注シート毎に仕分けし
袋詰めをして、写真館またはDP店などに納品するまで
の流れを図1を基に説明する。
【0036】受注シート1は、図2に示すようにプリン
ト注文を識別するプリント注文識別情報2とプリント注
文情報3が記入できるようになっている。プリント注文
識別情報2は、プリント注文を識別するためのもので、
注文者の所属(図2では、学校・学年・組・番号)、注
文者の名前(漢字・ふりがな)からなっている。OMR
用受注シートには、注文者の名前と所属をОMRで読み
取るためのOMR用のマーク箇所を設けてある。また、
プリント注文情報3は前述したように、プリントを注文
する駒からなっている。
【0037】受付機4で、写真館またはDP店などから
の仕様に従い、共通の文字又は絵柄(例えば、『××小
学校』とか、『第○回体育大会』など)をプリントに印
字する時は、その印字データを設定入力する。OMR用
受注シートに、各人の名前と各人の注文したい写真の写
真番号のそれぞれに対応する位置の発注を示すΟMR用
のマーク箇所をマークした受注シート1に記載されてい
る各人の名前と、各人の注文したい駒を、ΟMR用リー
ダである注文内容読取装置5で読み取り、逐次、読み取
った情報を高速データ通信用の線6で結ばれたワークス
テーションである受付機4に送信する。
【0038】図3に示すように、受付機4は、送信され
たデータから、受注シート毎の注文写真と数のリストを
作成し、受注シートが所定の数(図3では9Ο)に達す
ると、各写真駒毎の注文枚数の集計作業を行い、フロッ
ピーディスクに、焼付枚数データとして焼付枚数データ
ファイルを設定記憶する作業を行う。また、設定入力さ
れた共通の文字及び絵柄に関する印字データと焼付枚数
データから、フロッピーディスクに、印字データファイ
ルを設定記憶する。また、焼付枚数データから、仕分け
データファイルを作成し、フロッピーディスクに、仕分
けデータファイルを設定記憶する。また、トレースデー
タファイルには、奇数番目の集計作業の場合は、フィル
ム送り情報を正送りとして記憶させ、偶数番目の集計作
業の場合は、フィルム送り情報を逆送りとして記憶させ
る。そして、次に送信されたデータの蓄積を開始し、最
後の受注シートのデータが送られてくるまで、これを繰
り返す。このようにして、図4に示すようなファイル構
造の記憶媒体であるフロッピーディスク7が作成され
る。
【0039】ここで、記憶媒体であるフロッピーディス
クのファイル構造を図4を基に説明する。フロッピーデ
ィスクには、図4に示すようなファイルが存在する。フ
ァイル管理ファイルFCF、トレースデータファイルT
DF、焼付データファイルPDF、焼付枚数データファ
イルNDF.O〜n、印字データファイルIDF、仕分
けデータファイルSDF.O〜nである。ファイル管理
ファイルFCFはフロッピーディスク内に記憶されてい
るファイルを管理するためのファイルである。トレース
データファイルTDFは、プリントする時にロールフィ
ルムのフィルムや駒の関係を明確にするための、フィル
ムの駒数や接続関係、各ロールフィルム中に存在するフ
ィルムの順、ロールフィルムが複数にわたる場合はロー
ルフィルムの識別記号とその順などのフィルム順情報
と、図示しないが、プリント時のフィルムの送り方向を
示すフィルム送り情報と、プリントされたロールペーパ
ー(複数のロールペーパーに跨がることが多いので)の
識別記号とその順、lつのロールペーパーにプリントさ
れたロールフィルム及び各フィルムの順などのプリント
順情報などが記憶されている。焼付データファイルPD
Fには、複数の写真フィルムに跨がる一連の識別マーク
であり、各駒毎の識別マークである識別マークと、各駒
の焼付に必要な情報が記憶される。その内訳は、フィル
ム番号及び駒番号と、識別マーク、ノッチ位置、画面天
地情報との対応、フィルム品種、焼付条件(露光補正条
件)などである。焼付枚数データファイルNDF、印宇
データファイルIDF、仕分けデータファイルSDF
は、それぞれ見本プリント用のファイルであることを示
す識別子Oを付けたファイルと、受注シートをn組に分
割したデータの第X番目のファイルであることを示す識
別子Xを付けたファイルからなっている。焼付枚数デー
タファイルNDFは、各駒に対する、各組の合計のプリ
ント枚数と、各組中の受注シートの注文内容を記憶して
いる。印字データファイルIDFは、各駒に対する、印
字マークと文字データと印字領域を記憶している。仕分
けデータファイルSDFは、各駒に対する、各組の合計
のプリント枚数と、仕分けされる仕分けビンを記憶して
いる。
【0040】そして、保管されているロールフィルムF
を運び出し、図5に示す自動焼付機8で、フロッピーデ
ィスクドライブ9にフロッピーディスク7をセットし、
フロッピーディスク7のファイル管理ファイルを読み出
し、読み出したデータに基づいてプリント作業を行う。
即ち、受注シート1をn組に分割したデータの第X番目
の組をプリントする時、フロッピーディスクの焼付枚数
データファイルNDF.Xと焼付データファイルPD
F.X及びトレースデータファイルTDFから、焼付枚
数データ、焼付データ及びトレスデータを読み出し、読
み出したデータに基づいて、露光とロールフィルムFと
ロールペーパーPの搬送を制御しながら、プリント作業
を行う。ここで、当然、ファイル管理ファイルのデータ
のフィルム送り方向情報により、利用する焼付データと
焼付枚数データの順番を制御することは言うまでもな
い。ロールペーパーPの搬送は、未露光ロールペーパー
用マガジン10内の未露光のロールペーパーPを、送り
込みローラ11でプリンタ内に送り込みながら、テンシ
ョンローラ12及び搬送ローラ13で、ペ一パーマスク
14上のぺ一パーにテンションをかけながら搬送し、ア
キュームとして機能するテンションローラ15を通っ
て、送り出しローラ16で送り出され、露光済ロールペ
ーパー用マガジン17内の露光済ロールペーパーとして
巻き取られる。ロールフイルムFの搬送は、ファイル管
理ファイルのデータのフイルム送り情報と一致している
か、搬送開始時に確認しながら行われ、ロールフイルム
Fから、アキュームとして機能するテンションローラ1
8を介して、搬送ローラ19でフィルムマスク20上に
位置決めしながら搬送し、アキュームとして機能するテ
ンションローラ21を通って巻き取られる。露光は、色
光カットフィルタ22と拡散ボッス23内のダークシヤ
ッタにより露光制御しながら、露光用光源24の光源光
を、色光カットフィルタ22、拡散ボッスス23、フイ
ルムマスク20、レンズ25を通して、ペーパーマスク
14上のロールぺ一パーPに焼付露光される。このよう
に、プリント作業を進めて行き、n組分全てのプリント
作業が終了すると、プリントされたロールペーパーPは
ぺ−パー現像機26に送られる。この時、ロールペーパ
ーPに焼付ける余地がなくなるなどでロールペーパーP
を切替えた時や、トラブルなどで焼付位置がズレたり、
焼付ミスが発生した場合は、自動焼付機8は、その旨を
トレースデータとして、フロッピーディスクのトレース
データファイルに記憶させる。
【0041】プリントされたロールペーパーPはぺ―パ
ー現像機26で現像される。そして、図6に示す印字装
置27で、フロッピーディスクのファイル管理ファイル
を読み出す。この読み出したデータに基づいて、受注シ
ート1をn組に分割したデータの第X番目の組をプリン
トする時、フロッピーディスクの印字データと焼付枚数
データ及びトレスデータを読み出し、この読み出したデ
ータに基づいて、現像されたロールペーパーPの各駒の
表と裏に複数の写真フイルムに跨がる一連の識別マーク
と共通の文字又は絵柄(例えば、『××小学校』とか、
『第〇回体育大会』など)を印字する。即ち、図6に示
す印字装置27のデータ処理装置28のフロッピーディ
スクドライプ29で、フロッピーディスク30のファイ
ル管理ファイルを読み出し、読み出したデータに基づい
て、フロッピーディスク30の印字データファイルとフ
ァイル管理ファイルから読み出したデータに基づいて、
現像されたロールペーパーの各駒の表と裏に印字される
複数の写真フィルムに跨がる一運の識別マークと共通の
文字又は絵柄を印字するための印字制御データを作成
し、SCSI線28aで印字機本体31に送信する。印
字機本体31では、送信された印字制御データに基づい
て、現像されたロールペーパーPを搬送ローラ32,3
3で搬送させながら、また、感熱転写用インクリボンR
を巻き出しながら、感熱転写用へッド34で感熱転写し
ながら、図7に示すように、ロールペーパーPの各駒の
表に、複数の写真フィルムに跨がる一連の識別マークと
共通の文字(図7では『××学校』)40を、天地を合
わせて、印字し、また、ロールペーパーPの各駒の裏
に、複数の写真フィルムに跨がる一連の識別マーク41
とそれに対応するバーコード42を、一定の向きに印字
する。そして、印字されたロールペーパーPをテンショ
ナー35でテンションをかけながら、印字済ロールペー
パーPが巻き取られる。ここで、トラブルが発生するな
どした時には、CRT36を見ながら、キーボード37
を操作しながら、操作部38を操作して、トラプルの除
去を行う。
【0042】そして、図8に示す写真プリントのソータ
装置50のプリント裁断機100が、検査されたロール
ペーパーPを各駒毎にカットし、フロッピーディスクの
ファイル管理ファイルを読み出す。この読み出したデー
タに基づいて、受注シート1をn組に分割したデータの
第X番目の組をプリントする時、フロッピーディスクの
印字データと焼付枚数データ及びトレスデータを読み出
し、この読み出したデータに基づいて、カットされたプ
リントを仕分機300のビンに、各受注シート毎に仕分
けされ、各受注シート毎に仕分けされた写真プリントP
1は例えば代金袋60に受注シート1と共に児童生徒単
位に袋詰めされる。袋詰めされた写真プリントP1は注
文写真として、写真館又はDP店などに例えばクラス別
専用ボックス70に収納して納品される。次に、写真プ
リントのソータ装置50を、図9及び図10に基づいて
詳しく説明する。
【0043】図9は写真プリントのソータ装置の概略構
成図である。写真プリントのソータ装置は、プリント裁
断機100、待機ステーション200、仕分機300、
排出部400及び操作部500とを備えている。プリン
ト裁断機100には、検査されたロールペーパーPがセ
ットされ、搬送ローラ101でロールペーパーPを送り
出して、カッタ102により各駒毎にカットし、写真プ
リントP1を作る。待機ステーション200には、カッ
トされた写真プリントが送り込まれ、この写真プリント
が搬送ローラ対201,202により搬送されるが、ス
トッパ203で待機され、既に、仕分機300に送られ
ている写真プリントの収納が終了するとソレノイド20
4が作動してストッパ203が開き、写真プリントP1
が仕分機300に送り出される。待機ステーション20
0には、不良写真プリントP1を検出する不良写真検出
センサ205と、写真プリントP1の待機を検出する待
機センサ206が備えられている。さらに、待機ステー
ション200には、例えば見本に用いた写真プリントP
1等を送り込む手差し挿入部207が備えられている。
【0044】仕分機300には、搬送部301、移動機
構部302が備えられている。搬送部301には複数の
搬送ローラ対303が設けられ、搬送ローラ対303は
搬送路304に沿って配置されている。搬送ローラ対3
03は搬送モータ305によって駆動されて写真プリン
トを搬送する。搬送部301には搬送路304に沿って
仕分けゲート306が複数設けられ、仕分けゲート30
6はソレノイド307により開閉される。この実施例で
は、仕分けゲート306が写真プリントの搬送方向に1
5個設けられている。搬送部301は上カバー308で
覆われ、上カバー閉検出センサ309で閉じ状態が検知
される。
【0045】移動機構部302には収納箱310がセッ
トされ、この収納箱310には複数のビン311が設け
られ、仕分けゲート306から写真プリントが所定のビ
ンに落とし込まれる。この実施例では、収納箱310が
写真プリントを搬送する行方向に仕分けゲート306の
数の2倍のビン311を有し、かつ写真プリントの搬送
方向と直交する列方向にビン311を複数有している。
移動機構部302には、写真プリントを搬送する行方向
へ収納箱310を移動させる行方向移動手段312と、
写真プリントの搬送方向と直交する列方向へ収納箱31
0を移動させる列方向移動手段313とを備えている。
また、収納箱310を行方向へ移動する制御に用いられ
る行方向原点検出センサ314が設けられ、さらに収納
箱310を列方向へ移動する制御に用いられる列方向原
点検出センサ315が設けられている。
【0046】行方向移動手段312の駆動源として行方
向移動モータ317が用いられ、列方向移動手段313
の駆動源として列方向移動モータ318が用いられてい
る。仕分機300は、フロッピーディスクの仕分けデー
タファイル、焼付枚数データファイル、トレースデータ
ファイルからデータを読み出し、この読み出したデータ
に基づいて、カットされた写真プリントを収納箱310
のビン311に、各受注シート毎に仕分けされる。搬送
部301の入口側には入口センサ319が設けられ、ま
た出口側には出口センサ320が設けられ、写真プリン
トの搬送状態を監視する。また、仕分けゲート306の
下方には写真プリントの落下詰まりを検知する詰まり検
知センサ321が配置されている。
【0047】排出部400には、不良写真プリントが仕
分機300から搬送され、ストッカー401に排出され
る。ストッカー401には排出された不良写真プリント
P1を検出する不良写真排出検出センサ402が備えら
れている。
【0048】操作部500には、専用のキーボード50
1と表示部502が備えられ、キーボード501からの
入力によりシステムの運転が行なわれ、表示部502に
は処理状態が表示される。
【0049】図10は写真プリントのソータ装置の概略
制御ブロック図である。写真プリントのソータ装置は、
制御部600にはCPU601が備えられ、CPU60
1にパソコン602が接続されている。パソコン602
からのフロッピーディスク603の仕分けデータファイ
ル、焼付枚数データファイル及びトレースデータファイ
ルからデータを読み出す。また、パソコン602にはプ
リンタ604が接続され、処理データ等が出力される。
【0050】また、CPU601には操作部500及び
プリント裁断機100が接続されている。また、CPU
601は、駆動回路605を介して待機ステーション2
00のストッパ203を制御し、所定のタイミングで写
真プリントを仕分機300に搬送する。また、CPU6
01は、駆動回路605を介して仕分機300のそれぞ
れのソレノイド307を制御して仕分けゲート306を
開閉して写真プリントを収納箱310のビン311に落
とし込む。CPU601は駆動回路606を介して仕分
機300の搬送モータ305を制御し、また駆動回路6
07を介して行方向移動モータ317を制御し、駆動回
路608を介して列方向移動モータ318を制御する。
【0051】CPU601には、行方向原点検出センサ
314、列方向原点検出センサ315が接続され、これ
らのセンサからの位置情報に基づき収納箱310の移動
制御を行なう。また、CPU601には上カバー閉検出
センサ309が接続され、閉じ情報に基づいて運転を行
なう。さらに、CPU601には不良写真排出検出セン
サ402が接続され、不良写真排出検出センサ402か
らの情報に基づき不良写真プリントを管理する。
【0052】CPU601には写真プリントの搬送状態
等を監視するために、不良写真検出センサ205、待機
センサ206、入口センサ319、出口センサ320及
び詰まり検知センサ321等の非接触で検出するセンサ
から検出情報が送られる。
【0053】次に、操作部500について説明する。図
11は操作部のキーボードと表示部とを示している。操
作部500の表示部502には、処理中の写真プリント
の仕分けデータである写真番号を表示する写真番号表示
部501a、焼付枚数データの写真プリントの残枚数を
表示する残枚数表示部501b、写真番号表示部501
aに表示された写真プリントを収納するビン番号を表示
するビンNo表示部501cが設けられている。また、
キーボード501には、1回目のボタン操作でマニアル
作動、2回目のボタン操作でオート作動させるスタート
ボタン501dと、運転を停止するストップボタン50
1eと、マニアル作動により写真プリントをカットして
待機状態にするシングルボタン501fと、写真番号表
示部501aに表示されるデータと写真プリントP1の
裏印字のデータが不一致の場合に仕分機300を通過さ
せて排出し、これに伴いデータもパスして繰り上げるパ
スボタン501gと、仕分機300から不良写真プリン
トを排出し、データを書き換える排出ボタン501h
と、収納箱310の取出を可能にする箱取出ボタン50
1iと、写真プリントP1の手差しを可能にする手差し
ボタン501jを有している。
【0054】処理を開始する場合には、スタートボタン
501dを押すと、1回目のボタン操作であるとマニア
ル作動になる。次に、シングルボタン501fを押す
と、プリント裁断機100で写真プリントがカットされ
て搬送し、待機ステーション200で待機状態になる。
この写真プリントP1の裏印字を読み取り、写真番号表
示部501aに表示されているデータの写真番号と、裏
印字の番号とを照合して確認し、一致していると初期状
態であり、スタートボタン501dを押すと2回目のボ
タン操作であり自動作動になり、自動的に写真プリント
P1を所定のタイミングで待機ステーション200から
仕分機300に送り出す。
【0055】次に、仕分機の収納箱について詳細に説明
する。図12は収納箱の斜視図を示している。収納箱3
10は方形に形成され、写真プリントを搬送する行方向
に仕分けゲートの数の倍数のビン311を有し、かつ写
真プリントの搬送方向と直交する列方向にビン311を
複数有している。この実施例の収納箱310は、行方向
に30個のビン311を有し、列方向に4個のビン31
1を有しており、写真プリントをビン311に落とし込
む時には、列方向に4列間移動し、写真プリントを搬送
する行方向には2ビン間移動する。
【0056】このように、写真プリントの生産システム
では、受注シート1等の同じ原稿に対して多数のプリン
ト注文があるとき、受付機4により写真プリントの注文
内容を全て集計し、写真プリントの仕分けに応じてデー
タを編集し、この編集された仕分けデータに基づいて写
真プリントを仕分機50により仕分けを行ない、写真プ
リントの仕分けに応じてデータを編集することで、最適
な仕分けを行なうことができる。
【0057】この写真プリントの仕分けに応じたデータ
の編集として、例えば写真プリントを仕分けして収納す
る収納箱310のビン311の配列及び数に応じてデー
タを編集し、この編集された仕分けデータに基づいて収
納箱310を移動して仕分けを行なうと、仕分けを迅速
且つ確実に行なうことができるようになる。
【0058】例えば、図12のように収納箱310のビ
ン311が行方向と列方向に複数配置されていると、収
納箱310を列方向と行方向へ移動して仕分けするよう
に仕分けデータを編集すると、仕分けするための収納箱
310の移動が2方向になり移動機構や制御が簡単にな
る。
【0059】また、収納箱310のビン311が行方向
と列方向に複数配置されている場合に、図13に示すよ
うに、収納箱310を列方向へ移動し、その後列行方向
へ移動して奇数位置のビン311と偶数位置のビン31
1に仕分けるようにデータを編集すると、仕分けするた
めの収納箱310の移動が行方向で少なくなり、さらに
短時間に仕分けを行なうことができる。
【0060】例えば、児童生徒の受注シート1から写真
プリントの注文内容を全て集計する。ロールペーパーP
には、図13(a)に示すように写真プリントの画像A
については1,2番の児童生徒が注文しており、写真プ
リントの画像Bについては3〜6番の児童生徒が注文し
ている一例を示している。収納箱310のビン311は
端部から行方向に1,2,3・・・番の児童生徒のビン
として割り当てられる。同じ写真プリントの画像Bを
3,4,5,6の番号の児童生徒が注文しているため、
仕分けデータを編集し、4,6,3,5番の順とする。
図13(b)に示すように仕分けゲート位置に、4番と
6番の児童生徒の写真プリントの画像Bが搬送されて位
置しており、この位置で仕分けゲートを開けて4番と6
番のビンに写真プリントを落とし込む。次に、図13
(c)に示すように、行方向へ移動すると、仕分けゲー
ト位置に、3番と5番の児童生徒の写真プリントの画像
Bが位置し、この位置で仕分けゲートを開けて3番と5
番のビンに写真プリントを落とし込み、短時間で仕分け
を行なうことができる。
【0061】また、図14に示すように、収納箱310
のビン311は、n組に分けられた行方向のビン位置番
号の集合である。
【0062】 即ち、1番目の列は、n(K−1)+1,1≦k≦a(ただし、kは整数) 2番目の列は、n(K−1)+2,1≦k≦a(ただし、kは整数) 3番目の列は、n(K−1)+3,1≦k≦a(ただし、kは整数) 4番目の列は、n(K−1)+4,1≦k≦a(ただし、kは整数) n番目の列は、n(K−1)+n,1≦k≦a(ただし、kは整数) ただし、aは行方向の任意の仕分けゲート位置の数 nは行方向の収納箱のビン数/行方向の仕分けゲートの
数 従って、ある列で仕分けを行なうときには、n組のそれ
ぞれに収納される写真プリントの集合毎に仕分けデータ
の編集を行なう。図14の実施例では、3組毎のそれぞ
れに収納される写真プリントの集合毎に仕分けデータの
編集を行なう。
【0063】このように、仕分けゲート306の数に対
して、収納箱310のビン311の行方向の数が整数倍
に設定されており、この収納箱310の列方向の移動に
より列を仕分けゲート306の配置方向と一致させた
後、その列において行方向へ収納箱を連続して1行間隔
づつ隔てて整数倍の数と同数の停止位置に移動して仕分
けるようにデータを編集する。
【0064】また、収納箱310を列方向へ移動し、そ
の後列において行方向へ移動して奇数位置のビン311
と偶数位置のビン311に仕分けし、次に行方向の仕分
け位置を保持したまま列方向へ移動し、その停止位置と
1ビンだけ行方向へ移動する繰り返しにより仕分けする
ようにデータを編集すると、さらに行方向の移動が少な
くなり、短時間に仕分けを行なうことができる。
【0065】また、収納箱310のビン311が行方向
と列方向に複数配置され、学校や団体等毎または学校や
団体等の組、グループ等毎に、収納箱310を列方向へ
移動し、その後列において行方向へ移動して仕分けする
ようにデータを編集すると、1列毎に取り出して袋詰が
でき次の工程の作業が容易になる。
【0066】また、1ビンに対して収納可能な写真プリ
ントP1の枚数よりもプリント注文枚数が多い場合に
は、複数のビン311に収納するようにデータを編集す
ると、例えば1人の児童生徒に対して複数のビン311
割り当てられることになるが、多い分を別の収納箱31
0に割り当てる等の無駄がなくなるし、収納箱310の
小さいものを使用でき効率的である。
【0067】また、写真プリントP1のカール量によっ
て1ビンに対して収納可能な写真プリントの最大収納枚
数が変化するから、写真プリントP1のカール量によっ
て最大収納枚数を変更するようにデータを編集すると、
現像時に生じる写真プリントP1のカール状態による仕
分けのトラブルを防止できる。
【0068】また、収納箱310のビン数より仕分け数
が多い場合には、1ビンに複数まとめて収納するように
データを編集すると、多い分を別の収納箱310に割り
当てる等の無駄がなくなるし、収納箱310の小さいも
のを使用でき効率的である。
【0069】また、仕分けゲート306を1列に複数配
置し、収納箱310のビン311は行方向と列方向に複
数配置され、この収納箱を列方向へ移動し、この列方向
の移動を仕分けゲートの配置方向と一致させるようにデ
ータを編集することもできる。
【0070】また、仕分けゲート306の数に対して、
収納箱310のビン311の行方向または列方向の数が
2倍以上の整数倍に設定され、この収納箱310の列方
向または行方向のいずれかの移動により仕分けゲート3
06の配置方向と一致させた後、その列方向または行方
向において同方向へ移動して連続して複数のビン311
に仕分けるようにデータを編集することもできる。
【0071】仕分機50は、写真プリントP1の仕分け
状態を表示する表示部51を備えており、図15及び図
16に示すようなフォーマットで写真プリントP1の仕
分け状態が表示される。図15は仕分け作業を示し、仕
分けデータ、ファイル管理データについての作業状態を
示し、処理区分の表示内容は、「見本、注文」及び「試
焼、本焼、焼直し」が表示され、作業の表示内容は、
「未完了、途中、完了」である。図16は仕分け作業の
完了を示し、この表示に基づいて、例えば写真プリント
の詰まりを知ることができ、トラブル処理を確認して完
了情報の手修正を行なう。
【0072】また、仕分機50は、写真プリントの注文
毎に袋詰を行なう袋詰用出力票を出力する印字出力部5
2を備えており、この印字出力部52から図17に示す
ようなフォーマットで袋詰用出力票53が出力される。
袋詰用出力票53は連続した帳票になっており、この袋
詰用出力票53には注文者名、行事名、日時等が記載さ
れ、ソートカウンタ、ビン番号、受注番号、写真番号、
注文枚数、手差しによる組み入れのデータが記録されて
おり、このデータによりオペレータは確認して代金袋6
0に入る。
【0073】
【発明の効果】前記したように、請求項1及び請求項1
1記載の発明は、同じ原稿に対して多数のプリント注文
があるとき、写真プリントの注文内容を全て集計し、写
真プリントの仕分けに応じてデータを編集し、この編集
されたデータに基づいて写真プリントを仕分けるから、
多数のプリント注文を間違いなく、しかも小型でかつ簡
単な機構で短時間に仕分け処理を行なうことができる。
【0074】請求項2記載の発明は、仕分けゲートの配
置と写真プリントを収納する収納箱のビンの配列に応じ
てデータを編集するから、小型でかつ簡単な機構で最適
な仕分けを行なうことができる。
【0075】請求項3記載の発明は、仕分けゲートを1
列に複数配置し、収納箱のビンは行方向と列方向に複数
配置され、この収納箱を列方向と行方向へ移動し、この
列方向または行方向のいずれかの移動を仕分けゲートの
配置方向と一致させるようにデータを編集するから、小
型でかつ簡単な機構で最適な仕分けを行なうことができ
る。
【0076】請求項4記載の発明は、収納箱の列方向の
移動により列を仕分けゲートの配置方向と一致させた
後、その列において行方向へ収納箱を連続して1行間隔
づつ隔てて整数倍の数と同数の停止位置に移動して仕分
けを行なうから、小型でかつ簡単な機構で最適な仕分け
を行なうことができる。
【0077】請求項5記載の発明は、収納箱を列方向へ
移動し、その後列において行方向へ移動して奇数位置の
ビンと偶数位置のビンに仕分けし、次に行方向の仕分け
位置を保持したまま列方向へ移動し、その停止位置と1
ビンだけ行方向へ移動する繰り返しにより仕分けを行な
うから、短時間に最適な仕分けを行なうことができる。
【0078】請求項6記載の発明は、編集されたデータ
に基づき収納箱を列方向へ移動し、その後列において行
方向へ移動して奇数位置のビンと偶数位置のビンに仕分
けし、次に行方向の仕分け位置を保持したまま列方向へ
移動し、その停止位置と1ビンだけ行方向へ移動する繰
り返しにより写真プリントの仕分けを行なうから、短時
間に最適な仕分けを行なうことができる。
【0079】請求項7記載の発明は、編集された仕分け
データに基づき学校や団体等毎または学校や団体等の
組、グループ等毎に、収納箱を列方向へ移動し、その後
列において行方向へ移動して写真プリントの仕分けを行
なうから、1列毎に取り出して袋詰ができ次の工程の作
業が容易になる。
【0080】請求項8記載の発明は、編集データに基づ
き1ビンに対して収納可能な写真プリントの枚数よりも
プリント注文枚数が多い場合には、複数のビンに収納す
るように写真プリントの仕分けを行なうから、多い分を
別の収納箱に割り当てる等の無駄がなくなるし、収納箱
の小さいものを使用でき効率的である。
【0081】請求項9記載の発明は、編集された仕分け
データに基づき写真プリントのカール量によって1ビン
に対して収納可能な写真プリントの最大収納枚数を変更
するように写真プリントの仕分けを行なうから、現像時
に生じる写真プリントのカール状態による仕分けのトラ
ブルを防止できる。
【0082】請求項10記載の発明は、編集された仕分
けデータに基づき収納箱のビン数より仕分け数が多い場
合には、1ビンに複数まとめて収納するように写真プリ
ントの仕分けを行なうから、多い分を別の収納箱に割り
当てる等の無駄がなくなるし、収納箱の小さいものを使
用でき効率的である。
【0083】請求項12記載の発明は、仕分け開始時の
1枚目の写真プリントを待機ステーションに停止して確
認して自動的に写真プリントの仕分けを行なうから、操
作ミスをなくすことができる。
【0084】請求項13記載の発明は、写真プリントの
仕分け状態を表示するから、作業状態を確認することが
でき、確実な仕分け作業を行なうことができる。
【0085】請求項14記載の発明は、写真プリントの
注文毎に袋詰を行なう袋詰用出力票を出力するから、袋
詰用出力票により袋詰の作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真プリントの写真プリントの生産システムの
概略構成図である。
【図2】写真プリントの受注シートを示す図である。
【図3】受注シートとロールフィルムと焼付枚数ファイ
ルとの関係を示す図である。
【図4】フロッピーディスクのファイル構造を示す図で
ある。
【図5】自動焼付機の構造を示す図である。
【図6】印字装置の構造を示す図である。
【図7】写真プリントへの印字例を示す図である。
【図8】写真プリントのソータ装置の概略構成を示す図
である。
【図9】仕分機の構造を示す図である。
【図10】写真プリントのソータ装置の概略制御ブロッ
ク図である。
【図11】操作部のキーボードを示す図である。
【図12】収納箱の斜視図である。
【図13】移動機構部の制御の実施例を示す図である。
【図14】移動機構部の制御の実施例を示す図である。
【図15】写真プリントの仕分け作業状態を表示する図
である。
【図16】写真プリントの仕分け完了修正状態を表示す
る図である。
【図17】袋詰用出力票を示す図である。
【符号の説明】
4 受付機 300 仕分機 306 仕分けゲート 310 収納箱 311 ビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 由佳 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同じ原稿に対して多数のプリント注文があ
    るときの写真プリントを作成する写真プリントの生産方
    法において、写真プリントの注文内容を全て集計し、写
    真プリントの仕分けに応じてデータを編集し、この編集
    されたデータに基づいて写真プリントを仕分けることを
    特徴とする写真プリントの生産方法。
  2. 【請求項2】前記写真プリントを仕分ける仕分けゲート
    の配置と写真プリントを収納する収納箱のビンの配列に
    応じてデータを編集することを特徴とする請求項1記載
    の写真プリントの生産方法。
  3. 【請求項3】仕分けゲートを1列に複数配置し、前記収
    納箱のビンは行方向と列方向に複数配置され、この収納
    箱を列方向と行方向へ移動し、この列または行のいずれ
    かを前記仕分けゲートの配置方向と一致させ、この位置
    で前記収納箱を前記仕分けゲート位置へ移動して仕分け
    るようにデータを編集することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の写真プリントの生産方法。
  4. 【請求項4】前記仕分けゲートの数に対して、前記収納
    箱のビンの行方向の数が整数倍に設定されており、この
    収納箱の列方向の移動により列を前記仕分けゲートの配
    置方向と一致させた後、その列において行方向へ収納箱
    を連続して1行間隔づつ隔てて前記整数倍の数と同数の
    停止位置に移動して仕分けるようにデータを編集するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の写真プリントの生産方法。
  5. 【請求項5】前記仕分けゲートの数に対して、前記収納
    箱のビンの行方向の数が2倍に設定されており、この収
    納箱の列方向の移動により列を前記仕分けゲートの配置
    方向と一致させた後、その列において行方向へ収納箱を
    移動して奇数位置のビンと偶数位置のビンに仕分けるよ
    うにデータを編集することを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の写真プリントの生産方法。
  6. 【請求項6】前記収納箱を列方向へ移動し、その後列に
    おいて行方向へ移動して奇数位置のビンと偶数位置のビ
    ンに仕分けし、次に行方向の仕分け位置を保持したまま
    列方向へ移動し、その停止位置と1ビンだけ行方向へ移
    動する繰り返しにより仕分けするようにデータを編集す
    ることを特徴とする請求項6記載の写真プリントの生産
    方法。
  7. 【請求項7】前記収納箱のビンが行方向と列方向に複数
    配置され、学校や団体等毎または学校や団体等の組、グ
    ループ等毎に、前記収納箱を列方向へ移動し、その後列
    において行方向へ移動して仕分けするようにデータを編
    集することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれ
    かに記載の写真プリントの生産方法。
  8. 【請求項8】前記1ビンに対して収納可能な写真プリン
    トの枚数よりもプリント注文枚数が多い場合には、複数
    のビンに収納するようにデータを編集することを特徴と
    する請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の写真プリ
    ントの生産方法。
  9. 【請求項9】前記写真プリントのカール量によって1ビ
    ンに対して収納可能な写真プリントの最大収納枚数を変
    更するようにデータを編集することを特徴とする請求項
    1乃至請求項9のいずれかに記載の写真プリントの生産
    方法。
  10. 【請求項10】前記収納箱のビン数より仕分け数が多い
    場合には、1ビンに複数まとめて収納するようにデータ
    を編集することを特徴とする請求項1乃至請求項10の
    いずれかに記載の写真プリントの生産方法。
  11. 【請求項11】同じ原稿に対して多数のプリント注文が
    あるときの写真プリントを作成する写真プリントの生産
    システムにおいて、写真プリントの注文内容を全て集計
    し、写真プリントの仕分けに応じてデータを編集する受
    付機と、この編集されたデータに基づいて写真プリント
    を仕分ける仕分機とを備えることを特徴とする写真プリ
    ントの生産システム。
  12. 【請求項12】前記仕分機は、ロールペーパーをカット
    して写真プリントを作成するプリント裁断機と、このカ
    ットされた写真プリントを所定のタイミングで送り出す
    待機ステーションと、データに基づいて写真プリントを
    仕分ける仕分機とを備え、仕分け開始時の1枚目の写真
    プリントを前記待機ステーションに停止して確認可能に
    したことを特徴とする請求項12記載の写真プリントの
    生産システム。
  13. 【請求項13】前記仕分機は、写真プリントの仕分け状
    態を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1
    2または請求項13記載の写真プリントの生産システ
    ム。
  14. 【請求項14】前記仕分機は、写真プリントの注文毎に
    袋詰を行なう袋詰用出力票を出力する出力部を備えるこ
    とを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれかに
    記載の写真プリントの生産システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1679877A1 (en) 2005-01-05 2006-07-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Print order receiving method, print order receiver, and print production system

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