JPH08248472A - 光量絞り装置及びこれを用いたビデオカメラ - Google Patents

光量絞り装置及びこれを用いたビデオカメラ

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JPH08248472A
JPH08248472A JP12036395A JP12036395A JPH08248472A JP H08248472 A JPH08248472 A JP H08248472A JP 12036395 A JP12036395 A JP 12036395A JP 12036395 A JP12036395 A JP 12036395A JP H08248472 A JPH08248472 A JP H08248472A
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JP
Japan
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movable blade
light
filter
casing
passage hole
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Application number
JP12036395A
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English (en)
Inventor
Fumiyo Yamamoto
ふみよ 山本
Shuji Moro
修司 茂呂
Kazuhiro Tanaka
和洋 田中
Yasuo Nishida
泰夫 西田
Masaaki Shimizu
正明 清水
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 絞り径を変化させることにより生ずる所謂シ
ェーディングを防止し、画質の向上を図る。 【構成】 可動羽根8の素通し部8c及び濃度の異なる
2つのNDフィルタ10、11をケーシング2の光通過
孔4a、5bよりもそれぞれ大きく形成し、また、駆動
機構14により段階的に上記可動羽根を移動させると共
に、可動羽根が停止した状態で可動羽根の素通し部又は
上記NDフィルタと上記光通過孔とが対向するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な光量絞り装置及び
これを用いたビデオカメラに関する。詳しくは、絞り径
を変化させることにより生ずる所謂シェーディングを防
止することが出来る新規な光量絞り装置及びこれを用い
たビデオカメラを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等の絞り装置には、複数の
絞り羽根を光軸回りに回動させて絞り径の調整を行う所
謂「虹彩絞り」に替えて、一の直線上を互いに逆方向に
移動する2枚の絞り羽根を用いて小型化と軽量化並びに
コストの低減を図った光量絞り装置が使用されるように
なってきている。
【0003】このような光量絞り装置は、例えば、特開
平5−257188号公報、特開平5−281592号
公報に開示されているように、2枚の絞り羽根に絞り径
形成用切欠をそれぞれ形成し、これら絞り羽根を直線方
向に互いに逆方向に移動させるようにして絞り径を変化
させることにより光量の調節を行なうようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、絞り径を小
さくして行く過程において、CCD(固体撮像素子)の
撮像面においてその中心部と周縁部(特に、四隅部)と
で明るさが異なってしまう、所謂シェーディングが発生
し、画面に明暗が生じてしまうという問題があった。
【0005】また、被写体が明るいときに、絞り径が小
さくなりすぎると、回折による画質の劣化と焦点深度の
増大によるゴミの写り込みが発生するという問題もあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明光量絞り
装置は、上記課題を解決するために、可動羽根の素通し
部及びNDフィルタをケーシングの光通過孔よりも大き
く形成し、また、駆動機構により段階的に上記可動羽根
を移動させると共に、可動羽根が停止した状態で可動羽
根の素通し部又は上記NDフィルタと上記光通過孔と
が、対向するようにしたものである。
【0007】また、別の本発明ビデオカメラは、可動羽
根の素通し部及びNDフィルタをケーシングの光通過孔
よりも大きく形成し、また、駆動機構により段階的に上
記可動羽根を移動させると共に、可動羽根が停止した状
態で可動羽根の素通し部又は上記NDフィルタと上記光
通過孔とが、対向するようにした光量絞り装置を用いた
ものである。
【0008】
【作用】従って、本発明光量絞り装置にあっては、ND
フィルタの有無又はNDフィルタの濃度を段階的に変化
させることにより、光量を調節するようにしたため、絞
り径を変化させる必要がなく、従って、絞り径の変化に
よる所謂シェーディングの発生を防止し、また、絞り径
の縮小による画質の劣化等を防止することができる。
【0009】また、本発明ビデオカメラにあっては、絞
り径の変化による所謂シェーディングの発生を防止し、
また、絞り径の縮小による画質の劣化等を防止すること
ができ、画質の向上を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明光量絞り装置の詳細を添付図に
示す実施例に従って説明する。
【0011】図1乃至図4は本発明光量絞り装置の実施
の一例を示すものである。
【0012】絞り装置1は、薄型のケーシングと、該ケ
ーシング内に上下方向に移動自在に収納された可動羽根
と、該可動羽根を移動させるための駆動機構等から成
る。
【0013】上記ケーシング2は前面が開口した扁平な
皿状をした主部3と該主部3の前面を閉塞する蓋板4と
から成る。
【0014】主部3は、上下方向に長いほゞ矩形でその
左側縁の一部が左方に突出する部分(以下「モータ取付
部」という。)5aを有する平板状をした背面壁5と、
該背面壁5の周縁に沿って延びるように前方へ突出した
前後幅の小さい周壁6と、背面壁5の前面の右側縁部の
互いに上下方向に離間した位置に前方へ向けて突出した
小さな支持ピン7、7とが合成樹脂により一体に形成さ
れている。
【0015】尚、図1における左斜め下方へ向かう方向
を前側とし、右斜め上方へ向かう方向を後側とする。ま
た、同図における右斜め下方へ向かう方向を左側とし、
左斜め上方へ向かう方向を右側とする。以下の説明にお
いて向きを示すときはこの方向によるものにする。
【0016】背面壁5の中央部よりやや下方に寄った位
置には円形をした光通過孔5bが形成され、また、該光
通過孔5bよりも下方の位置には前方に向けてやや突出
し上下方向に延びる2本の突条5c、5cが左右に並ん
で形成されている。
【0017】蓋板4は主部3の前後方向から見た形状と
同じ形状を有した平板状をしており、主部3にその前面
を閉塞するように被着され、それにより、薄い箱形をし
たケーシング2が形成される。
【0018】蓋板4のうち主部3の光通過孔5bと対向
した位置には光通過孔4aが形成されている。そして、
光通過孔4aと5bとは同じ大きさをしており、かつ、
互いの位置が一致するように配置されている。
【0019】また、蓋板4の背面であって背面壁5の突
条5c、5cにそれぞれ対向する位置にはこれら突条5
c、5cと同様な突条4b、4bが形成されていて、蓋
板4を主部3に被着した状態で突条5c、5cと突条4
b、4bとの間に僅な間隙が形成されるようになってい
る。
【0020】蓋板4の背面壁5のモータ取付部5aに対
向する位置のほぼ中央には軸孔4cが形成されており、
該軸孔4cには後述するモータの回転軸の先端部が挿通
されるようになっている。
【0021】蓋板4にはその上記軸孔4cを中心とする
円弧状をしたスリット4dが形成されており、後述する
回動アームの連結ピンの先端が挿通されるようになって
いる。
【0022】このようなケーシング2は図示しない外筐
内にそこに配置された撮影レンズの光軸が光通過孔4
a、5bの中心を通るように配置される。
【0023】可動羽根8は、上下方向に長い被支持片8
aと該被支持片8aの下側2/3の部分に左方に突出す
るように取着された枠体部8bとを有し、従って、該枠
体部8bの上方には素通し部8cが形成されている。
【0024】枠体部8bには上下に並んで2つの矩形の
孔9、9が形成されており、該孔9、9はいずれも上記
光通過孔4a、5bよりも大きく形成されている。
【0025】また、上記素通し部8cの大きさも上記光
通過孔4a、5bよりも大きく形成されている。
【0026】NDフィルタ10、11は、上記可動羽根
8の枠体部8bの孔9、9をそれぞれ覆うように取着さ
れている。
【0027】尚、2つのNDフィルタ10、11のうち
中央部側のNDフィルタ10は端部側のNDフィルタ1
1よりも濃度が薄くなっている。
【0028】可動羽根8の被支持片8aには上下方向に
延びる被案内スリット12が、また、被支持片8aの上
端部に左右方向に延びる連結長孔13が形成されてい
る。
【0029】しかして、被案内スリット12にケーシン
グ2が有する右側の2本の支持ピン7、7が摺動自在に
係合することにより、可動羽根8は該ケーシング2に上
下方向へ移動自在に支持される。また、この状態におい
て、可動羽根8の枠体部8bが背面壁5の突条5c、5
cと蓋板4の突条4b、4bとの間にやや余裕をもって
挟まれており、ケーシング2内を可動羽根8が前後方向
に移動しないようになっている。
【0030】絞り装置1の駆動機構14は、モータ15
及び該モータ15により駆動される回動アーム16等か
らなる。
【0031】モータ15は、背面壁5のモータ取付部5
aの背面に取付けられ、その回転軸15aが主部3内に
突出されている。
【0032】回動アーム16は、その左端部には軸挿通
孔16aが形成されており、該軸挿通孔16aに上記モ
ータ15の回転軸15aが貫通した状態で固定されてい
る。
【0033】また、回動アーム16の軸挿通孔16aの
やや右側にはバネ引掛ピン16bが、右端部には連結ピ
ン16cがそれぞれ前方に向かって突設されている。
尚、連結ピン16cの方がバネ引掛ピン16bよりやや
突出量が大きく、蓋板4で主部3の前面を覆ったとき
に、連結ピン16cは蓋板4の円弧状スリット4dから
やや前方に突出するようになっている。
【0034】そして、右端に位置した連結ピン16cが
上記可動羽根8の連結長孔13に、摺動自在に係合され
る。
【0035】これにより、回動アーム16を回動させる
と、その連結ピン16cがほぼ上下方向へ変位するの
で、可動羽根8が上下方向へ移動されることになる。
【0036】また、モータ15は段階的に回動するよう
に制御されており、上記回動アーム16がほゞ水平な状
態とその回動端の連結ピン16cが上方へ移動された状
態と下方に移動された状態との3つの位置でそれぞれ停
止し、それら間を回動アーム16が回動するようになっ
ている。
【0037】尚、図示は省略したが、周壁6のうちモー
タ取付部5aに対応した部分の下側の位置には他方のバ
ネ引掛ピンが形成され、該バネ引掛ピンと上記バネ引掛
ピン16bとの間にコイルバネが張設されており、これ
により、回動アーム16には正面から見て反時計回り方
向への回動力が付勢されている。従って、可動羽根8の
上昇は上記図示しないコイルバネの弾発力に抗してモー
タ15の回転力により回動アーム16を時計回り方向に
回動させることにより行い、また、可動羽根8の降下は
モータ15への給電を停止してコイルバネの弾発力によ
り行なうようになっている。
【0038】しかして、可動羽根8はモータ15の回転
により、所定の位置に移動されて、ケーシング2の2つ
の光通過孔4a、5bを通過する光量を制御するように
なっている。
【0039】即ち、回動アーム16の右端が下がってい
る状態においては、可動羽根8は最も下方に位置されて
いて、蓋板4の光通過孔4aと背面壁5の光通過孔5b
との間には可動羽根8の素通し部8cが対向した状態と
なり、これにより、2つの光通過孔4a、5bを通過す
る光量はもっとも多い状態、即ち、光量絞り装置1は開
放された状態(開放状態)となっている(図2参照)。
【0040】次に、モータ15の回動により回動アーム
16がほゞ水平な状態にされると、可動羽根8が上方に
移動されて上記濃度の薄い方のNDフィルタ10が2つ
の光通過孔4aと5bとの間に位置される。これによ
り、光通過孔4aを通過した光量が該NDフィルタ10
の濃度に見合った光量に調節され、光量絞り装置1は上
記開放状態よりは光量が絞られた状態(中間絞り状態)
とされる(図3参照)。
【0041】更に、モータ15の回動により回動アーム
16の連結ピン16cが最も上方に位置されると、可動
羽根8が更に上方に移動されて上記濃度の濃い方のND
フィルタ11が2つの光通過孔4aと5bとの間に位置
される。これにより、光通過孔4aを通過した光量が該
NDフィルタ11の濃度に見合った光量に調節され、光
量絞り装置1は最も絞られた状態とされる(図4参
照)。
【0042】しかして、本発明光量絞り装置1はモータ
15の回転を制御して光通過孔4aと5bとの間を素通
し部8c(何もない状態)にするか又はいずれかのND
フィルタ10又は11を位置させるかの3つのモードを
段階的に形成することとなり、これにより光量を3段階
に調節するようになっている。
【0043】そして、このように光量を調節するのに絞
り径を変化させることがないため、絞り径の変化による
所謂シェーディングが生ずることはなく、また、小絞り
状態になることがなく、これにより、絞り径が小さくな
りすぎて生ずる回折による画質の劣化と焦点深度の増大
によるゴミの写り込みが発生するとこともない。
【0044】尚、上記実施例にあっては、可動羽根を上
下方向に移動するようにしたため、駆動機構の簡素化を
図ることができ装置の小型化を図ることができるが、本
発明光量絞り装置はこれに限らず、いわゆるターレット
方式のように回転板にその周方向に濃度の異なったND
フィルタを複数配設しておいて、適宜、回転板を回転さ
せ所望の濃度のNDフィルタを光通過孔に対向させて光
量を調節するようにしてもよい。
【0045】図5は上記本発明光量絞り装置1を用いた
ビデオカメラ17を示すものである。
【0046】このビデオカメラ17はいわゆる4群構成
のレンズ群を備え、第1レンズ群18が正のレンズ群で
あり、第2レンズ群19が負のレンズ群であり、第3レ
ンズ群20が正のレンズ群であり、第4レンズ群21が
正のレンズ群であり、これら4つのレンズ群18、1
9、20及び21は、外筐22の前後方向から見た中心
を通って前後方向へ延びる光軸xーxを共通にして前側
から上記した順序で配列されている。
【0047】第1レンズ群18と第2レンズ群19は前
部鏡筒23に配設され、第3レンズ群20と第4レンズ
群21は後部鏡筒24に配設されており、前部鏡筒23
の後端部と後部鏡筒24の前端部とが光量絞り装置1を
挟んだ状態で突き合わさるように結合されて上記外筐2
2が形成される。
【0048】第2レンズ群19は外筐22に対して摺動
自在に支持されたレンズホルダに保持されており、ズー
ミングレンズとして機能するようになっている。
【0049】また、第4レンズ群21は外筐22に対し
て摺動自在に支持されたレンズホルダに保持されてお
り、フォーカシングレンズとして機能するようになって
いる。
【0050】上記光量絞り装置1は上記実施例に示した
ものであり、その蓋板4の光通過孔4a及び背面壁5の
光通過孔5bのそれぞれの中心軸と上記各レンズ群1
8、19、20及び21の光軸とが一致するようになっ
ている。
【0051】後部鏡筒24の後端部には、CCD(固体
撮像素子)25が配設されており、外部からの光は上記
レンズ群18、19、20及び21と上記光量絞り装置
1を通してCCD25の受光面で受光される。
【0052】しかして、ビデオカメラ17にあっては、
その光量絞り装置1とCCD25の電子シャッタを併用
することで、広範なダイナミックレンジを実現すること
ができる。
【0053】通常、撮影時の明るさの変化量は全環境下
で100dBと言われているが、CCD25のダイナミ
ックレンジを50dBとし、光量絞り装置1による3段
階の光量調整がND1=0dB(開放状態)、ND2=
30dB(中間絞り状態)、ND3=60dB(最も絞
られた状態)とすると、上記光量絞り装置1だけでその
光量を3段階で調整することにより、110dBの範囲
をカバーすることができる(図6参照)。
【0054】即ち、CCD25の電子シャッタが最も遅
い状態(1/60秒)で、光量絞り装置1を開放状態
(ND1=0dB)で暗い方から50dBの範囲をカバ
ーし、中間絞り状態(ND2=30dB)で30dBか
ら80dBまでの範囲をカバーし、最も絞られた状態
(ND3=60dB)で60dBから110dBまでの
範囲をカバーすることができる。
【0055】そして、これにCCD25の電子シャッタ
を併用することにより、更に、ダイナミックレンジを広
くすることができる。
【0056】即ち、CCD25の電子シャッタが最も速
くて1/2000秒である場合で、光量絞り装置1によ
る光量調整が上記同様にND1=0dB(開放状態)、
ND2=30dB(中間絞り状態)、ND3=60dB
(最も絞られた状態)とすると、図6に示すように、光
量絞り装置の最も絞られた状態で電子シャッタを最も速
くした状態(ND3=60dB、1/2000秒)では
90dBから140dBまでの範囲をカバーすることが
でき、結局、0dBから140dBの範囲をカバーする
ことができることになる。
【0057】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明光量絞り装置は、光通過孔が形成されたケー
シングと、該ケーシング内を摺動自在に支持された可動
羽根と、該可動羽根に取着されたNDフィルタと、上記
可動羽根を移動させる駆動機構とを備え、上記NDフィ
ルタはケーシングの光通過孔よりも大きく形成されてお
り、また、可動羽根は上記駆動機構により段階的に移動
されると共に、可動羽根が停止した状態で可動羽根の素
通し部又は上記NDフィルタと上記光通過孔とが、対向
するようにしたので、NDフィルタの有無又はNDフィ
ルタの濃度を段階的に変化させることがにより、光量を
調節するようにしたので、絞り径を変化させる必要がな
く、従って、絞り径の変化による所謂シェーディングの
発生を防止し、また、絞り径の縮小による画質の劣化等
を防止することができる。
【0058】また、本発明ビデオカメラにあっては、上
記光量絞り装置を用いたので、絞り径の縮小による画質
の劣化等を防止することができ、画質の向上を図ること
ができる。
【0059】尚、上記実施例において本発明光量絞り装
置を濃度の異なる2つのNDフィルタを用いて3段階の
光量調節を行なうようにしたものについて説明したが、
本発明はこれに限らず、3枚、4枚などの多数のNDフ
ィルタを用いて更に多段階の光量調節を行なうようにし
てもよい。
【0060】また、上記実施例において示した具体的な
形状乃至構造は何れも本発明の具体化に当たってのほん
の一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の
技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4と共に本発明光量絞り装置の実施
の一例を示すもので本図は分解斜視図である。
【図2】開放状態を蓋板を外して示す正面図である。
【図3】中間絞り状態を蓋板を外して示す正面図であ
る。
【図4】最も絞った状態を蓋板を外して示す正面図であ
る。
【図5】本発明ビデオカメラの実施の一例の概略を示す
縦断面図である。
【図6】ダイナミックレンジを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 絞り装置 2 ケーシング 4a 光通過孔 5b 光通過孔 8 可動羽根 10 NDフィルタ 11 NDフィルタ 14 駆動機構 17 ビデオカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 泰夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 清水 正明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光通過孔が形成されたケーシングと、該
    ケーシング内を摺動自在に支持された可動羽根と、該可
    動羽根に取着されたNDフィルタと、上記可動羽根を移
    動させる駆動機構とを備え、上記NDフィルタはケーシ
    ングの光通過孔よりも大きく形成されており、また、可
    動羽根は上記駆動機構により段階的に移動されると共
    に、可動羽根が停止した状態で可動羽根のNDフィルタ
    が無い部分(以下、「素通し部」という。)又は上記N
    Dフィルタと上記光通過孔とが、対向するようにされた
    ことを特徴とする光量絞り装置。
  2. 【請求項2】 可動羽根が直進方向に移動自在にされた
    ことを特徴とする請求項1に記載の光量絞り装置。
  3. 【請求項3】 濃度の異なる複数のNDフィルタを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の光量絞り装置。
  4. 【請求項4】 濃度の異なる複数のNDフィルタを備え
    たことを特徴とする請求項2に記載の光量絞り装置。
  5. 【請求項5】 光通過孔が形成されたケーシングと、該
    ケーシング内を摺動自在に支持された可動羽根と、該可
    動羽根に取着されたNDフィルタと、上記可動羽根を移
    動させる駆動機構とを備え、上記NDフィルタはケーシ
    ングの光通過孔よりも大きく形成されており、また、可
    動羽根は上記駆動機構により段階的に移動されると共
    に、可動羽根が停止した状態で可動羽根のNDフィルタ
    が無い部分(以下、「素通し部」という。)又は上記N
    Dフィルタと上記光通過孔とが、対向するようにされた
    光量絞り装置を用いたビデオカメラ。
JP12036395A 1995-01-13 1995-04-24 光量絞り装置及びこれを用いたビデオカメラ Pending JPH08248472A (ja)

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