JPH082483A - 半開放式呼吸装置 - Google Patents

半開放式呼吸装置

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JPH082483A
JPH082483A JP15666194A JP15666194A JPH082483A JP H082483 A JPH082483 A JP H082483A JP 15666194 A JP15666194 A JP 15666194A JP 15666194 A JP15666194 A JP 15666194A JP H082483 A JPH082483 A JP H082483A
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JP
Japan
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breathing
bag
breathing bag
neck
semi
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Pending
Application number
JP15666194A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Yoshida
昭彦 吉田
Kazuyuki Yoshida
和志 吉田
Junichi Shiobara
潤一 塩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Publication of JPH082483A publication Critical patent/JPH082483A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 呼吸し易く、且つ簡易な構成の半開放式呼吸
装置を提供する。 【構成】 本発明の半開放式呼吸装置1は、呼吸回路内
を循環する呼吸気から炭酸ガスを除去して呼吸気を利用
するものであって、その呼吸袋3は、首孔43を有し、
着用者の首回りに装着する構成であるから、遊泳時にお
ける肺の深度と呼吸袋3の深度とが近くに位置し、潜水
中における圧力差をほとんどなくすことができるので、
呼吸が容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中で使用される呼吸
装置、特に、呼吸回路内を循環する呼吸気から炭酸ガス
を除去して呼吸気を利用する半開放式呼吸装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半開放式呼吸装置は、一般に、呼吸袋、
弁ユニット、キャニスタ(炭酸ガス吸着装置)、呼吸ガ
スボンベを備え、呼吸回路内を循環する呼吸気から炭酸
ガスを除去するとともに、呼吸回路内に呼吸ガスを供給
しつつ、呼吸回路から余剰分の呼吸気を排出する構成に
なっている。
【0003】この種の従来の半開放式呼吸装置では、伸
縮自在な呼吸袋を備えているが、かかる呼吸袋は、キャ
ニスタ及び呼吸ガスボンベとともに着用者の背中側や胸
側に配置するのが一般的である。
【0004】例えば、特開平3ー243493号公報に
は、呼吸袋を遊泳者の胸の位置に配置する構成が開示さ
れており、遊泳者の肺の内圧と呼吸袋の内圧との圧力差
を小さくする技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、呼吸袋を着用
者の背中側や胸側に配置すると、潜水時における呼吸袋
と着用者の肺の深度が異なるため、両者に圧力差が生
じ、これが呼吸抵抗となって呼吸しずらいという問題点
があった。
【0006】また、背中側に呼吸袋を配置する構成で
は、背中にはキャニスタや呼吸ガスボンベを配置する必
要があるから、呼吸袋の配置スペースを確保すると全体
として背中側が複雑になるという問題点がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、呼吸し易く、且
つ簡易な構成の半開放式呼吸装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の本発明による半開放式呼吸装置は、呼吸回路
内を循環する呼吸気から炭酸ガスを除去して呼吸気を利
用する半開放式呼吸装置において、その呼吸袋は、着用
者の首回りに装着するための首孔を有することを特徴と
する。
【0009】第2の本発明による半開放式呼吸装置は、
前記呼吸袋は、浮力調節装置に一体に設けられているこ
とを特徴とする。
【0010】第3の本発明による半開放式呼吸装置は、
前記呼吸袋内には、呼吸袋の潰れを防止しする潰れ防止
部材が配置されていることを特徴とする。
【0011】第4の本発明による半開放式呼吸装置は、
呼吸回路内を循環する呼吸気から炭酸ガスを除去して呼
吸気を利用する半開放式呼吸装置において、その呼吸袋
は着用者の首回りに装着するための首孔を有し、且つそ
の呼吸袋には着用時に着用者の肩に位置する部分に呼吸
回路の呼吸管が接続される接続口部が設けられているこ
とを特徴とする。
【0012】第5の本発明による半開放式呼吸装置は、
前記接続口部には、前記呼吸回路の呼吸管が嵌合部材を
介して接続されており、この嵌合部材は前記接続口部に
対して前記呼吸管を回動自在に連結する回動機構を有す
ることを特徴とする。
【0013】
【作用】第1の本発明による半開放式呼吸装置は、首孔
から首を抜き出すようにして呼吸袋を装着し、呼吸袋を
着用者の首回りに装着する構成であるから、遊泳時にお
ける肺の深度と呼吸袋の深度とが近くに位置し、潜水中
における圧力差をほとんどなくすことができるので、呼
吸が容易にできる。
【0014】また、呼吸袋を着用者の首回りに配置する
ことによって着用者の口に近い位置にあるから、呼吸袋
とマウスピースとの間における呼吸管を短くできるとと
もに、呼吸ガスボンベ等の機器との配管も短くでき、構
成が簡易になる。
【0015】第2の本発明による半開放式呼吸装置は、
その呼吸袋は浮力調節装置(「BCジャケット」ともい
う)と一体に設けられているから、装着が容易であると
ともに全体の構成を簡易にできる。
【0016】第3の本発明による半開放式呼吸装置は、
呼吸袋の内側に潰れ防止部材が配置されているから、呼
吸袋が使用時に潰れたり、互いにくっつくのを防止で
き、袋の潰れにより呼吸袋内の容量が減少したり、呼吸
抵抗が大きくなる等の呼吸袋の機能が損なわれることが
ない。更に、呼吸袋内の容量が確保できる。
【0017】第4の本発明による半開放式呼吸装置は、
呼吸回路の呼吸管が接続される接続口部が着用者の肩に
位置する呼吸袋の部分に位置するものであるから、着用
者が口にくわえるマウスピースと呼吸袋とを接続する呼
吸管の長さを短くできるとともに、呼吸袋とキャニスタ
を接続する管の管長も短くできるので、構成が簡易かつ
容易になる。
【0018】第5の本発明による半開放式呼吸装置は、
接続口部が回動自在な構成となっているから、接続部口
部に接続される呼吸管の自由度が増し、固定されている
ために従来生じていた呼吸管の浮き上がりや引っ張りが
なく、特にマウスピースに接続されている呼吸管の場合
にあっては、遊泳中の顔の動きが楽になる。
【0019】
【実施例】以下に、添付図面の図1乃至図7を参照し
て、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0020】本発明の実施例にかかる半開放式呼吸装置
1は、図1に示すように、呼吸袋3、キャニスタ(炭酸
ガス吸着装置)5、呼吸ガスボンベ(ガスボンベ)7及
びマウスピ−ス9から構成されており、排気の場合に
は、マウスピース9から排出された呼吸気が排気管4を
通って、接続口部45を介して呼吸袋3に供給され、吸
気の場合には、呼吸回路内の呼吸気が呼吸袋3内の呼吸
気からキャニスタ5を経て、吸気管10を通ってマウス
ピース9に供給される。また、キャニスタ5には、中圧
管25を介して呼吸ガスボンベ7から定量的に空気が供
給されるようになっている。
【0021】次に、半開放式呼吸装置1の各構成部分に
ついて説明する。
【0022】マウスピ−ス9に接続された吸気管10と
排気管4とは、一本の呼吸管14内において吸気管10
を内側とし、その外側を排気管4が取り囲む二重管構造
の1本の管となっている。このような二重管構造とする
ことにより、半開放式呼吸装置1の脱着動作が容易であ
り、装置全体の外観を損ねないとともに装置全体の構成
を簡略化することができる。また、呼吸管14におい
て、内側通路を吸気管10とする二重管構造にすること
によって、排気管4が外力等により破損した場合であっ
ても吸気管10側の損傷を防止できるので吸気の確保を
図ることができるようになっている。
【0023】キャニスタ5は、呼吸袋3と呼吸ガスボン
ベ7とに接続されており、その一側に設けられた吸気口
19に排気管15が接続され、排気口21に前述の吸気
管10が接続されている。また、キャニスタ5内には、
炭酸ガス吸着剤が充填された吸着剤カートリッジ16が
収納されており、キャニスタ内の一側には空気の流入側
通路5aが、他側には流出側通路5bが形成されてい
る。
【0024】尚、キャニスタ5内には、吸着剤カートリ
ッジ16を入れ忘れた場合に、流出入側通路5bを閉じ
る吸着剤カートリッジ16の入れ忘れ防止弁26が設け
られている。
【0025】呼吸袋3は、その袋本体29が、ゴム等の
弾性材料から形成されており、呼吸気の流出入により、
図1に矢印Aに示す方向に、伸縮するようになってい
る。
【0026】この袋本体29の一側に袋本体29内の呼
吸気を排出する弁ユニット30が設けられており、この
弁ユニット30は、袋本体29が拡張して所定量の呼吸
気が溜まった場合に、呼吸気を排出するものである。
【0027】呼吸袋3は、図2乃至図4に示すように、
浮力調節装置41に一体に設けられている。呼吸袋3を
浮力調節装置41と一体に設けることにより、装着が容
易であるとともに全体の構成を簡易にできる。
【0028】この浮力調節装置41は、その首回りから
前部にかけて呼吸袋3の袋本体29を備えており、着用
者の背側に、浮力調節部42及び呼吸ガスボンベ7やキ
ャニスタ5を装着するカバー部46が設けられている。
【0029】呼吸袋3を着用者の首回りに装着する構成
とすることによって、遊泳時における遊泳者の肺S(図
7参照)の深度と呼吸袋3の深度とが近くに位置し、潜
水中における圧力差をほとんどなくすことができるの
で、呼吸が容易にできる。
【0030】着用者の首から前に位置する呼吸袋3と浮
力調節部42とは、着用者の肩の後ろ側において、ファ
スナや係止具等により切り離し自在に接合されている。
尚、図4に示すように、本実施例では、呼吸袋3は袋本
体29とカバー29Aとの2重構成としているが、カバ
ー29Aを用いない構成であっても同様な効果を得るこ
とができる。
【0031】袋本体29は、その略中央に着用者の首を
入れるための首孔43が形成されており、呼吸袋3が着
用者の首の回りに配置されるが、浮輪状に連続した環状
に配置されるのでなく、本実施例では着用者の胸側で端
部が合わせられ、係止具44により止められている。
【0032】この袋本体29には、弁ユニット30の
他、着用者の肩に位置する部分に呼吸管14の接続口部
45が形成されている。このような位置に、呼吸管14
が接続される接続口部45を形成することにより、マウ
スピース9と呼吸袋3と接続する呼吸管14の接続長さ
を短くできるとともに、呼吸袋3とキャニスタ5を接続
するの管15の呼吸管長さも短くできるので、全体の構
成が簡易になる。
【0033】図3に示すように、袋本体29内には、呼
吸袋29の潰れを防止する潰れ防止部材47が配置され
ている。この潰れ防止部材47は、袋本体29の内側ど
うしが面接触してくっついたり、袋本体29が折れたり
するのを防止するものであり、これにより、呼吸袋3が
潰れて呼吸が阻止されるのを防止し、更に、呼吸袋内の
容量を確保することができる。
【0034】尚、潰れ防止部材47として、本実施例で
は多数の孔が形成されたホースを用いているが、このよ
うなホースに限るものでなく、袋本体29の内側どうし
が面接触するのを防止するものであればよく、袋本体2
9の内側に多数のリブを形成したり、コイル状に巻かれ
た線状の部材等を配置するものであっても同様な効果を
得ることができる。
【0035】この袋本体29の接続口部45には、図5
に示すように、回動機構49を介して呼吸管14が接続
されており、呼吸管14が接続口部45に対して、自由
に回動できるようになっている。
【0036】次に、図6を参照して、この回動機構49
について説明する。
【0037】回動機構49は、接続口(図3参照)部4
5に嵌合される嵌合部材51と、この嵌合部材51に一
体に構成された筒部53、及びこの筒部53の外側周囲
に摺動自在に設けられた摺動筒55とから構成されてい
る。摺動筒55にはゴムパッキン57を介して蛇腹状の
ホース56が接続されており、これらの摺動筒55及び
蛇腹状のホース56が上述の呼吸管14を構成してい
る。従って、図6に示す呼吸管14の一端(図6中左
側)にはマウスピース9が連結されており、他端(図6
中右側)はキャニスタ5に連結されている。
【0038】筒部53の周囲にはOリング58を介して
片59が嵌着されており、気密に保持しつつ、矢印Bに
示す方向に摺動可能な構成となっている。
【0039】このように、回動機構49により、呼吸管
14は接続口部45に対して回動自在な構成となってい
るから、接続部口45に接続される呼吸管14の自由度
が増し、呼吸管を簡単にできる。従って、呼吸管14の
浮き上がりや呼吸管14の引っ張りがなく、特にマウス
ピース9が引っ張られるのが防止されるから、遊泳中の
顔の動きが楽になる。
【0040】尚、蛇腹ホース56と摺動筒55とは、蛇
腹の凹凸に嵌合するように形成されたゴムパッキン57
により、蛇腹を数枚重ねて嵌合する構成であり、簡単且
つ容易に接続することができる。
【0041】再び図1を参照して説明するが、マウスピ
−ス9は、吸気弁11と排気弁13とを備え、吸気弁1
1と排気弁13とはそれぞれ逆止弁であり、吸気の場合
には吸気弁11のみが開き、排気の場合には排気弁13
のみが開くようになっている。尚、排気弁13はダイヤ
フラム33によるオン、オフ弁となっている。
【0042】更に、マウスピース9のケーシング31に
は、ケーシング内に浸入した水を排出する排水弁41が
設けられている。この排水弁41は、排水口に着座して
排水口を閉じる排水弁体と該弁体を付勢するコイルスプ
リングとから構成されており、コイルスプリングの付勢
力に抗して弁体を押圧することによって、排水口を開く
ものである。
【0043】マウスピース9内には、その他、デマント
供給弁34が設けられており、内圧に応じて呼吸ガスボ
ンベから呼吸気が供給されるようになっている。
【0044】次に、本実施例の作用について説明する。
【0045】半開放式呼吸装置1の着用時には、図2に
示すように、浮力調節装置41を着用し、図5に示すよ
うに、キャニスタ5及び呼吸ガスボンベ7を背負うこと
によって、簡単に浮力調節装置41及び半開放式呼吸装
置1を装着することができる。
【0046】このように、半開放式呼吸装置1の機能部
品であるキャニスタ5及び呼吸ガスボンベ7が直接背中
に設けられて、且つ呼吸袋3が着用者の肩において、首
回りから胸にかけて配置されることにより、半開放式呼
吸装置1は地上及び水中において安定な状態となり、ま
た、良好なフィット感覚を得ることができる。
【0047】しかも、本実施例では、呼吸袋3は、浮力
調節装置41に一体に構成され、この浮力調節装置のス
トラップとして首から胸にかけて設けられていることか
ら、通常の浮力調節装置と同様に着用できる。
【0048】潜水時における俯せ状態にあっては、図7
に示すように、着用者の肺Sの位置が呼吸袋3と略等し
い水準にあるため、肺と呼吸袋3との深度差から生じる
圧力差を小さくすることができる。従って、潜水時にお
ける呼吸がしやすい。
【0049】また、呼吸袋の接続口部45が着用者の肩
に位置することにより、着用者が口にくわえるマウスピ
ース9と呼吸袋とをつなぐ呼吸管14の長さを短くでき
るとともに、呼吸袋とキャニスタを接続する管14の長
さも短くできるので、全体の構成が簡易かつ容易になる
ばかりでなく、遊泳しやすくなる。更に、呼吸管14の
接続口部45が回動機構と9により回動自在な構成とな
ているから、呼吸管14の浮き上がりやマウスピース9
が引っ張られるのが防止されており、遊泳中に顔を自由
に動かすことができる。
【0050】また、呼吸管14は、肩に位置する呼吸袋
3の接続口部45を介してキャニスタ5に接続されてい
るから、排気管4に水が侵入した場合に、水はキャニス
タでなく、呼吸袋3に入るようになるので、キャニスタ
内の炭酸ガス吸着剤が溶解するのを防止でき、安全性を
高めることができる。
【0051】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0052】例えば、呼吸袋3に設ける接続口部45
は、両肩の2箇所に設け、呼吸管14を両側から延出す
るものであっても同様な効果を得ることができる。
【0053】また、呼吸袋3内に配置される潰れ防止部
材47は、その位置が呼吸袋内で固定されるものであっ
ても、固定されていないものであってもいずれでもよ
い。
【0054】
【発明の効果】第1の本発明の半開放式呼吸装置は、そ
の呼吸袋を首回りに装着する構成であるから、遊泳時に
おける肺の深度と呼吸袋の深度とが近くに位置し、潜水
中における圧力差をほとんどなくすことができるので、
呼吸が容易にできる。
【0055】しかも、呼吸袋は、浮力調節装置の背面側
等に配置される従来と異なり、浮力袋の容量を制限せ
ず、浮力調節装置の安全能力を害することがない。
【0056】また、呼吸袋を着用者の首回りに配置する
ことによって着用者の口に近い位置にあるから、呼吸袋
とマウスピースとの間における呼吸管を短くできるとと
もに、呼吸ガスボンベ等の機器との呼吸管も短くしかも
簡単にできる。
【0057】第2の本発明による半開放式呼吸装置によ
れば、その呼吸袋は浮力調節装置(BCジャケットとも
いう)と一体に設けられているから、装着が容易である
とともに全体の構成を簡易にできる。
【0058】第3の本発明による半開放式呼吸装置によ
れば、呼吸袋の内側に潰れ防止部材が配置されているか
ら、呼吸袋が使用時に潰れるのを防止でき、呼吸袋の機
能が損なわれることがない。従って、呼吸袋内の容量を
確保できる。
【0059】第4の本発明による半開放式呼吸装置によ
れば、呼吸回路の呼吸管が接続される接続口部が着用者
の肩に位置する呼吸袋の部分に位置するものであるか
ら、着用者が口にくわえるマウスピースと呼吸袋を接続
する呼吸管の長さを短くできるとともに、呼吸袋とキャ
ニスタを接続するの呼吸管長さも短くできるので、構成
が簡易かつ容易になる。
【0060】第5の本発明による半開放式呼吸装置によ
れば、回動機構により接続口部が回動自在な構成となて
いるから、接続部口部に接続される呼吸管の自由度が増
し、呼吸管の浮き上がりや呼吸管の引っ張りがなく、マ
ウスピースが引っ張られるのが防止されるから、遊泳中
の顔の動きが楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる半開放式呼吸装置の回
路図である。
【図2】本発明の実施例による半開放式呼吸装置の着用
状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示す呼吸袋の平面図である。
【図4】図2に示す浮力調節装置の分解斜視図である。
【図5】本発明の実施例による半開放式呼吸装置の着用
状態を示す側面図である。
【図6】呼吸袋に接続する接続口部に取り付けられた回
動機構示す断面図である。
【図7】本発明の実施例による半開放式呼吸装置の水中
での使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半開放式呼吸装置 3 呼吸袋 43 首孔 41 浮力調節装置 47 潰れ防止部材 45 接続口部 49 回動機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼吸回路内を循環する呼吸気から炭酸ガ
    スを除去して呼吸気を利用する半開放式呼吸装置におい
    て、その呼吸袋は、着用者の首回りに装着するための首
    孔を有することを特徴とする半開放式呼吸装置。
  2. 【請求項2】 前記呼吸袋は、浮力調節装置に一体に設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の半開放
    式呼吸装置。
  3. 【請求項3】 前記呼吸袋内には、呼吸袋の潰れを防止
    しする潰れ防止部材が配置されていることを特徴とする
    請求項1に記載の半開放式呼吸装置。
  4. 【請求項4】 呼吸回路内を循環する呼吸気から炭酸ガ
    スを除去して呼吸気を利用する半開放式呼吸装置におい
    て、その呼吸袋は着用者の首回りに装着するための首孔
    を有し、且つその呼吸袋には着用時に着用者の肩に位置
    する部分に呼吸回路の呼吸管が接続される接続口部が設
    けられていることを特徴とする半開放式呼吸装置。
  5. 【請求項5】 前記接続口部には、前記呼吸回路の呼吸
    管が嵌合部材を介して接続されており、この嵌合部材は
    前記接続口部に対して前記呼吸管を回動自在に連結する
    回動機構を有することを特徴とする請求項4に記載の半
    開放式呼吸装置。
JP15666194A 1994-06-15 1994-06-15 半開放式呼吸装置 Pending JPH082483A (ja)

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