JPH08248199A - 紫外線照射装置 - Google Patents

紫外線照射装置

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JPH08248199A
JPH08248199A JP5222795A JP5222795A JPH08248199A JP H08248199 A JPH08248199 A JP H08248199A JP 5222795 A JP5222795 A JP 5222795A JP 5222795 A JP5222795 A JP 5222795A JP H08248199 A JPH08248199 A JP H08248199A
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JP
Japan
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ultraviolet
container
gas
discharge space
electrodes
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JP5222795A
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Tatsuo Hara
龍雄 原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発生する紫外線を有効に利用しうる、簡単な
構造で紫外線照射効率の高い紫外線照射装置を提供す
る。 【構成】 原料ガス導入口9を有するテフロン板6、6
と内面にアルミ蒸着したステンレス電解研磨管4とで円
筒容器を構成する。この円筒容器内に一対のグラスライ
ニング電極1、1を容器長手方向に沿って配置する。容
器中心部の長手方向には、被処理流体の流通する石英ガ
ラス管5が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線を用いて超純水
装置や排水処理回収装置や原子力発電所一次冷却水等の
中の有機物質(TOC)を分解するのに好適な紫外線照
射装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】特定
の気体を封入した容器内に一定電圧を負荷して放電を行
わせることにより特定波長の紫外線を取り出し、この紫
外線を被処理液に照射して化学変化を起こそうとする場
合、発生した紫外線はランダムな方向に放射されるた
め、お互いに衝突してそのエネルギーが減衰される。例
えば、この種の装置として、図16に示すように、内側
の石英ガラス管51に金属メッキ52(または金属蒸着
もしくは金属溶射)を施し、その外側の石英ガラス管5
3に金網54を巻きつけ、この金網54を水槽55内の
被処理水56から隔離するために、さらにその外側に石
英ガラス管57が配され、石英ガラス管51、53で形
成される密閉空間58内には希ガスが封入され、電源5
9により金属メッキ52と金網54との間に一定電圧を
印加し、もって放電を行わしめる構造のものが知られて
いる。しかし、このように金網保護用の石英ガラス管5
7を設置すると、石英ガラス管57および密閉空間60
に紫外線が吸収されるため、紫外線照射効率が低くな
る。その結果、目的とする被処理水56中の有機物分解
処理効率が低下してしまう。また、内面側の紫外線は有
効に利用できないという欠点がある。さらに、石英ガラ
ス管51や53を複雑な形状に加工する必要があるた
め、水処理用の大型設備に適用するのは困難である。
【0003】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、発生
する紫外線を有効に利用しうる、簡単な構造で紫外線照
射効率の高い紫外線照射装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の要旨は、ガスを封入した容器の内面を紫外線
反射材料で構成するとともに該容器内に少なくとも一対
のグラスライニング電極を配置して放電空間を形成し、
紫外線透過材料からなる被処理流体の流通する管体を上
記容器中心部に配置したことを特徴とする紫外線照射装
置を第一の発明とし、ガスを封入した紫外線透過材料か
らなる容器内に少なくとも一対のグラスライニング電極
を配置して放電空間を形成するとともに該容器の中心部
に紫外線反射材料を配置し、上記容器の外側に配置した
外壁管内面と容器外面との間に形成された開口部に被処
理流体を流通させることを特徴とする紫外線照射装置を
第二の発明とし、上記第一または第二の発明において、
電極が内面側を金属材料とし、外面側をグラスライニン
グ材料とする管状構造であって、内面側の金属材料を貫
通するように冷媒流通経路を形成したことを特徴とする
紫外線照射装置を第三の発明とし、平行に配置した平板
状グラスライニング電極間を紫外線透過窓を有する電気
絶縁材料で接続することによって形成した容器内にガス
を封入して放電空間を形成し、該放電空間内に紫外線反
射板を配置することを特徴とする紫外線照射装置を第四
の発明とし、平行に配置した平板状グラスライニング電
極間を紫外線反射材料からなる内面を有する筒体で接続
することによって形成した容器内にガスを封入して放電
空間を形成し、紫外線透過材料からなる被処理流体の流
通する管体を上記電極または筒体を貫通するように配置
したことを特徴とする紫外線照射装置を第五の発明と
し、平行に配置した平板状グラスライニング電極間を電
気絶縁材料で接続することによって形成した容器内にガ
スを封入して放電空間を形成し、上記各電極に複数の紫
外線透過窓を分散して配置したことを特徴とする紫外線
照射装置を第六の発明とし、上記第四の発明において、
紫外線反射板の形状が曲面状であることを特徴とする紫
外線照射装置を第七の発明とし、上記第一、第二、第
三、第四、第五、第六または第七の発明において、容器
内に封入するガスが、希ガスまたは希ガスとハロゲンガ
スとの混合ガスであることを特徴とする紫外線照射装置
を第八の発明とする。
【0005】本発明における放電には、無声放電、コロ
ナ放電およびグロー放電が含まれる。紫外線反射材料と
しては、例えば、金属材料の全面にアルミを蒸着したも
のや金属材料の表面を研磨仕上げしたもの、反射面に誘
電体多層膜をコーティングした反射鏡またはガラス部分
が合成石英ガラスである鏡などを使用することができ
る。
【0006】紫外線透過材料としては、例えば、石英ガ
ラスまたはCaF2 を使用することができる。封入ガス
として、N2 、H2 、D2 (重水素)、He、Ne、A
r、Kr、Xe、F2 、Cl2 、Br2 、HCl、SF
6 等の単独のものまたは複数を混合したものを使用する
ことができる。好ましくは、希ガスまたは希ガスとハロ
ゲンガスとの混合ガスを封入するのがよい。
【0007】紫外線反射板の形状は曲面状でも平板状で
もよいが、曲面状の方が集光しやすいのでより好まし
い。曲面状のものとしては、球面状または凹レンズ状の
ものを使用することができる。
【0008】
【作用】内面が紫外線反射材料で構成された容器(図1
の4)内にある種のガスを封入し、容器内に配置した少
なくとも一対のグラスライニング電極間(図1の1、
1)に所定の電圧を印加すると放電が起こる。これをプ
ラズマ状態といい、ある種の発光現象が起こる。そのエ
ネルギーにより、封入ガスとして希ガスまたは希ガスと
ハロゲンガスとの混合ガスを用いた場合、これらのガス
が励起されて2量体(いわゆる「エキシマ」)が生成
し、そのエキシマが分解するとき、単一波長の紫外線が
発生する。この容器中心部に紫外線透過材料からなる管
体(図1の5)を入れると、発生した紫外線は容器内面
で反射増幅されて管体に向けて集中的に照射され、この
管体内を流通する被処理流体の化学反応が促進される。
【0009】また、容器が紫外線透過材料からなる場合
(図2の12)、発生した紫外線の一部は容器を直接透
過し、他の紫外線は容器の中心部に配置した紫外線反射
材料(図2の13)で反射された後容器を透過し、この
ようにして強度を高められた紫外線により容器外面側を
流通する被処理流体の化学反応が促進される。
【0010】また、平行に配置した平板状グラスライニ
ング電極(図3の18、18)と電気絶縁材料(図3の
22)で囲まれた容器内に希ガスまたは希ガスとハロゲ
ンガスとの混合ガスを封入し、平板状電極間に所定の電
圧を印加すると放電が起こり、同上作用により単一波長
の紫外線が発生する。放電空間内に曲面状の紫外線反射
板(図3の24)がある場合、発生した紫外線は紫外線
反射板で反射増幅されて紫外線透過窓を透過し、強度の
高い紫外線が照射され、被処理流体の化学反応が促進さ
れる。
【0011】さらに、平行に配置した平板状グラスライ
ニング電極(図10の31、32または図12の36、
37)と紫外線反射材料からなる内面を有する筒体(図
10の34または図12の38)で囲まれた容器内に希
ガスまたは希ガスとハロゲンガスとの混合ガスを封入
し、平板状電極間に所定の電圧を印加すると放電が起こ
り、同上作用により単一波長の紫外線が発生する。発生
した紫外線は筒体内面で反射増幅されて電極または筒体
を貫通するように配置した紫外線透過材料からなる管体
(図10の35または図12の39)に向けて集中的に
照射され、この管体内を流通する被処理流体の化学反応
が促進される。
【0012】そして、平行に配置した平板状グラスライ
ニング電極(図14の41、41)の各々に複数の紫外
線透過窓(図14の42)が分散して配置されている場
合、放電空間(図14の45)で発生した紫外線はいず
れかの紫外線透過窓を透過し、被処理流体に照射されて
所定の化学反応が促進される。
【0013】かくして本発明によれば、発生した紫外線
を遮るものはなく、高効率で被処理物に照射され、被処
理物の化学反応が促進される。
【0014】さらに、電極が冷媒流通経路を有する管状
構造であれば、電極内に冷媒を通入することにより、電
極温度が一定以下に保持され、よりスムーズに放電現象
が進行する。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の紫外線照射装置の断面図であり、図1(a)は縦
断面図、図1(b)は図1(a)のA−A矢視断面図で
ある。図1において、1はグラスライニング2を施した
金属管3(外径10mm、長さ1000mm)からなる電極
で、一対の電極1、1が内面にアルミ蒸着したステンレ
ス電解研磨管4内の長手方向に亘って配置されている。
さらにステンレス電解研磨管4の中心部長手方向には、
石英ガラス管5(外径10mm、長さ1000mm)が配置
されている。6は電気絶縁性のテフロン板で、装置内外
を隔離するとともに、電極1、石英ガラス管5を固定す
るものである。金属管3内の冷媒流通経路7には、通入
口8から冷却水が通入される。9は封入ガス導入口であ
る。10は交流電源であり、絶縁被覆電線11を経て金
属管3と接続されている。
【0016】上記のような構造の紫外線照射装置を用い
て紫外線照射実験を行ったので、以下に説明する。
【0017】通入口8から金属管3内の冷媒流通経路7
に冷却水を通入し、封入ガス導入口9から装置内にXe
ガスを導入し、石英ガラス管5内に原子力発電所1次冷
却水を流した。そして、電源10により電極1、1間に
5kV、20kHzの電圧を印加したところ、電極1、
1間に放電が起こり、Xeガスのエキシマが生成すると
ともに速やかに分解して172nmの単一波長の紫外線
が発生した。このようにして装置内で発生して不特定の
方向に散乱する紫外線はステンレス電解研磨管4の表面
で反射増幅されて中心部に位置する石英ガラス管5に向
けて集中的に照射され、石英ガラス管5内を流通する原
子力発電所一次冷却水中の有機物が迅速に分解され、炭
酸ガス等に変化したことが確認できた。
【0018】図2は本発明の紫外線照射装置の別の例を
示す断面図であり、図2(a)は縦断面図、図2(b)
は図2(a)のB−B矢視断面図である。図2におい
て、12は石英ガラス管であり、この石英ガラス管12
内には、一対の電極1、1とともに、その中心部にはス
テンレス電解研磨管13が長手方向に亘って配置されて
いる。14は被処理水通入口15、排出口16を有する
外壁管である。
【0019】この図2の装置の場合も図1の装置と同様
の作用で電極1、1間での放電により紫外線が発生す
る。発生した紫外線の一部は石英ガラス管12を透過
し、他の紫外線はステンレス電解研磨管13の外面で反
射された後石英ガラス管12を透過し、このようにして
強度を高められた紫外線により外壁管14と石英ガラス
管12との間の開口部17を流通する被処理水中の有機
物は効率的に分解される。
【0020】上記ステンレス電解研磨管4、13に用い
られるステンレス管としては、電解研磨仕上げしたもの
の他に、電解研磨後に酸化性雰囲気中で高温酸化処理し
た後さらに酸液によりウエットエッチング処理を施した
ステンレス電解研磨管を使用することができる。
【0021】図3は本発明の紫外線照射装置の別の例を
示し、図3(a)は縦断面図、図3(b)は図3(a)
のC−C矢視断面図である。図3において、18は金属
板19にグラスライニング2aを施した平板状電極で、
平行に配置した両電極18、18をCaF2 製の紫外線
透過窓20および封入ガス導入口21を有するテフロン
板22で接続することによって容器23を形成した。こ
の容器23内にはアルミを蒸着した金属板からなる球面
状の紫外線反射板24が設置されており、紫外線反射板
24の曲率中心は紫外線透過窓20上に位置している。
このような構造の紫外線照射装置によれば、同上作用で
容器23内の放電空間で発生した紫外線は、紫外線反射
板24で反射増幅されて紫外線透過窓20に集中的に照
射され、外部にある被処理物の化学反応が促進される。
【0022】図4は、図3の装置における平板状の紫外
線透過窓20に代えて凹レンズ状の紫外線透過窓25を
使用したもので、このようにすると集光後に紫外線を拡
散することができるため、窓を小さくすることが可能に
なる。
【0023】図5は、図3の装置における紫外線透過窓
20および紫外線反射板24を2組設けた場合を示す図
である。このようにすると、被処理流体が複数ある場合
に好都合である。
【0024】図6は、図4の装置における矩形状のテフ
ロン板22に代えて、同図に示すように、紫外線反射板
24近傍を該反射板の形状に沿うように球面状とし、同
時に紫外線反射板24から紫外線透過窓25にかけて縮
径状にしたテフロン板26を使用した場合を示す図であ
る。
【0025】図7は、図4の装置における矩形状のテフ
ロン板22に代えて円形のテフロン板27を使用した場
合を示す図である。
【0026】図8は、図3の装置における平板状の紫外
線透過窓20を小さくして複数個の小型紫外線透過窓2
8を設けた場合を示す図である。
【0027】図9は、図8の装置において、容器内の一
方の端面側に被処理水の通入口29と排出口30を設け
た場合を示す図である。このように、容器内に放電空間
と被処理水の流通部を併せて形成することで、装置のコ
ンパクト化を図ることができる。
【0028】図10は、金属板の全面にグラスライニン
グを施した平板状電極31、32を平行に配置し、これ
ら両電極の間を封入ガス導入口33を有する円筒体34
で接続し、紫外線透過材料からなる被処理流体の流通す
る管体35を円筒体34の直径方向を貫通するように配
置した場合を示す図である。この円筒体34の内面は紫
外線反射材料で構成されている。図11は図10の装置
の横断面図である。
【0029】図12は、金属板の全面にグラスライニン
グを施した平板状電極36、37を平行に配置し、これ
ら両電極の間を円筒体38で接続し、紫外線透過材料か
らなる被処理流体の流通する管体39を電極36、37
間を貫通するように配置した場合を示す図である。円筒
体38の内面は紫外線反射材料で構成されている。図1
3は図12の装置の断面を示し、40は封入ガス導入口
である。
【0030】図14、図15に示す例は、金属板の全面
にグラスライニングを施した平板状電極41に複数個の
CaF2 製の紫外線透過窓42を開設し、この平板状電
極41、41を平行に配置して両電極の間を封入ガス導
入口43を有するテフロン板44で接続して放電空間4
5を有する容器46を形成した場合を示す図である。
【0031】本発明の紫外線照射装置は、上記実施例に
示した冷却水中の有機物質の分解以外にも気体中の有機
物質の除去や固体表面の改質にも利用することができ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る紫外線照射装置は簡単な構
造だから、水処理用の大型設備などにも適用可能であ
り、グラスライニング電極を使用するので、漏電・腐食
などの問題が起こらないという効果に加えて、特に次の
ような効果が期待できる。 請求項1、2、4、5、7または8記載の紫外線照
射装置によれば、発生した紫外線は紫外線反射材料で反
射増幅されて被処理物に照射されるので、紫外線照射効
率が向上する。 請求項6記載の紫外線照射装置によれば、放電空間
内で発生し、ランダムな方向に放射される紫外線は、い
ずれかの紫外線透過窓を経て装置外部の被処理物に向け
て照射されるので、紫外線のエネルギーの利用効率が向
上する。 請求項3記載の紫外線照射装置によれば、電極温度
が一定以下に保持されるので、よりスムーズに放電が進
行する。
【0033】 請求項7記載の紫外線照射装置によれ
ば、紫外線反射板の形状が曲面状であるから、集光しや
すくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の紫外線照射装置の縦断面
図、図1(b)は図1(a)のA−A矢視断面図であ
る。
【図2】図2(a)は本発明の紫外線照射装置の別の実
施例の縦断面図、図2(b)は図2(a)のB−B矢視
断面図である。
【図3】図3(a)は本発明の紫外線照射装置のさらに
別の実施例の縦断面図、図3(b)は図3(a)のC−
C矢視断面図である。
【図4】図3の装置における平板状の紫外線透過窓に代
えて凹レンズ状の紫外線透過窓を使用した場合を示す断
面図である。
【図5】図3の装置における紫外線透過窓と紫外線反射
板を2組設けた場合を示す断面図である。
【図6】図4の装置における矩形状のテフロン板に代え
て、紫外線反射板および紫外線透過窓の形状に沿うよう
なテフロン板を使用した場合を示す断面図である。
【図7】図4の装置における矩形状のテフロン板に代え
て円形のテフロン板を使用した場合を示す断面図であ
る。
【図8】図3の装置における平板状の紫外線透過窓を小
さくして複数個の小型紫外線透過窓を設けた場合を示す
断面図である。
【図9】図8の装置において、容器内の一方の端面側に
被処理水の通入口と排出口を設けた場合を示す断面図で
ある。
【図10】本発明の紫外線照射装置のさらに別の実施例
を示す斜視図である。
【図11】図10の装置の横断面図である。
【図12】本発明の紫外線照射装置のさらに別の実施例
を示す斜視図である。
【図13】図13(a)は図12の装置の縦断面図、図
13(b)は図12の装置のD−D矢視断面図である。
【図14】本発明の紫外線照射装置のさらに別の実施例
を示す縦断面図である。
【図15】図14の装置の斜視図である。
【図16】従来の紫外線照射装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1…電極 2、2a…グラスライニング 3…金属管 4、13…ステンレス電解研磨管 5、12…石英ガラス管 7…冷媒流通経路 14…外壁管 18、31、32、36、37、41…平板状電極 19…金属板 20、25、42…紫外線透過窓 24…紫外線反射板

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを封入した容器の内面を紫外線反射
    材料で構成するとともに該容器内に少なくとも一対のグ
    ラスライニング電極を配置して放電空間を形成し、紫外
    線透過材料からなる被処理流体の流通する管体を上記容
    器中心部に配置したことを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 【請求項2】 ガスを封入した紫外線透過材料からなる
    容器内に少なくとも一対のグラスライニング電極を配置
    して放電空間を形成するとともに該容器の中心部に紫外
    線反射材料を配置し、上記容器の外側に配置した外壁管
    内面と容器外面との間に形成された開口部に被処理流体
    を流通させることを特徴とする紫外線照射装置。
  3. 【請求項3】 電極が内面側を金属材料とし、外面側を
    グラスライニング材料とする管状構造であって、内面側
    の金属材料を貫通するように冷媒流通経路を形成したこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の紫外線照射装
    置。
  4. 【請求項4】 平行に配置した平板状グラスライニング
    電極間を紫外線透過窓を有する電気絶縁材料で接続する
    ことによって形成した容器内にガスを封入して放電空間
    を形成し、該放電空間内に紫外線反射板を配置すること
    を特徴とする紫外線照射装置。
  5. 【請求項5】 平行に配置した平板状グラスライニング
    電極間を紫外線反射材料からなる内面を有する筒体で接
    続することによって形成した容器内にガスを封入して放
    電空間を形成し、紫外線透過材料からなる被処理流体の
    流通する管体を上記電極または筒体を貫通するように配
    置したことを特徴とする紫外線照射装置。
  6. 【請求項6】 平行に配置した平板状グラスライニング
    電極間を電気絶縁材料で接続することによって形成した
    容器内にガスを封入して放電空間を形成し、上記各電極
    に複数の紫外線透過窓を分散して配置したことを特徴と
    する紫外線照射装置。
  7. 【請求項7】 紫外線反射板の形状が曲面状であること
    を特徴とする請求項4記載の紫外線照射装置。
  8. 【請求項8】 容器内に封入するガスが、希ガスまたは
    希ガスとハロゲンガスとの混合ガスであることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6または7記載の紫外
    線照射装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10106507A (ja) * 1996-09-27 1998-04-24 Toshiba Lighting & Technol Corp 紫外線ランプおよびその点灯装置
JP2002517072A (ja) * 1998-05-26 2002-06-11 トライトン・サラシック・テクノロジーズ・インコーポレイテッド 高電力紫外線発生用ランプ
JP2009230867A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Ushio Inc エキシマランプ

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