JPH08247623A - 冷凍機用制御装置 - Google Patents

冷凍機用制御装置

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JPH08247623A
JPH08247623A JP5143895A JP5143895A JPH08247623A JP H08247623 A JPH08247623 A JP H08247623A JP 5143895 A JP5143895 A JP 5143895A JP 5143895 A JP5143895 A JP 5143895A JP H08247623 A JPH08247623 A JP H08247623A
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JP
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refrigerator
rotation speed
electric motor
refrigerant
capacity
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Application number
JP5143895A
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English (en)
Inventor
Katsuya Tsuji
勝也 辻
Hiroshi Igawa
博 井川
Hajime Kitauchi
肇 北内
Shigeru Nakayama
茂 中山
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/22Refrigeration systems for supermarkets

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  • Defrosting Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被冷却品の品質を確実に維持するとともにシ
ョ−ケ−ス増設時に冷凍機の運転容量と除霜ヒ−タ容量
のバランスを図り、電源設備容量を維持できる冷凍機用
制御装置を得ることを目的としている。 【構成】 除霜ヒータ9内蔵の複数のショーケース10
に冷媒配管11を通して冷媒を送り出す圧縮機1と、圧
縮機1を駆動する電動機2と、電動機2の回転数制御を
行うインバータ12と、ショーケース10より伝送線1
4を通じて除霜ヒータ通電情報と冷凍機運転情報を入力
してこれら情報に基づいて電動機2の回転数を決め回転
数決定信号をインバータ12に出力するコントローラ1
3Aとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ショーケース用の冷
凍機を駆動制御する冷凍機用制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開平5-288455号公報に示
された従来の冷凍冷蔵ショ−ケ−スの除霜制御装置の構
成を示すブロック図である。図において、400は図示
しない各ショ−ケ−スの除霜のタイミングを指示する除
霜制御回路、402は除霜制御回路400に接続されシ
ョ−ケ−スとの間で信号を入出力する伝送回路、404
除霜制御回路400と伝送回路402で構成される冷凍
機の制御装置である。
【0003】406は除霜開始時間をカウントする除霜
タイマ、408は図示しない冷凍機の停止を検出する低
圧カット検出器、410は冷凍機の制御装置404との
間で信号を入出力する伝送回路、412は冷凍機の制御
回路404からの指示により除霜ヒ−タへの通電を制御
する除霜制御回路、414Aは伝送回路410と除霜制
御回路412から構成されるショ−ケ−スの制御装置で
ある。414Bのショーケースの制御装置も同様な構成
でる。
【0004】416は除霜終了を検出する除霜終了検出
器、418は冷媒回路の途中に設けられ冷媒の供給をオ
ンオフする電磁弁、420は除霜ヒ−タをオンオフする
電磁開閉器、422は冷凍機側の伝送回路402と複数
台のショ−ケ−ス414A,B側の伝送回路を接続する
シリアル伝送線である。
【0005】次に、従来装置の動作を図6、図7のフロ
−チャ−トを用いて説明する。図6は冷凍機側の除霜制
御回路400の動作を示すフロ−チャ−ト、図7はショ
−ケ−ス側の除霜制御回路412の動作を示すフロ−チ
ャ−トである。以下、動作説明中でステップS500番
代を付したものは図6の冷凍機側の除霜制御回路400
の動作フロ−チャ−トを説明したものであり、ステップ
S600番代は図7はショ−ケ−ス側の除霜制御回路4
12の動作フロ−チャ−トを説明したものである。
【0006】冷却運転中、除霜タイマ406は除霜開始
時間をカウントし、カウント値が除霜制御回路400に
入力され(ステップS500)、除霜制御回路400に
設定されている除霜開始時刻になると(ステップS50
2)、伝送回路402からシリアル伝送線422を介し
て全てのショ−ケ−スの伝送回路410に除霜開始指令
が発信される(ステップS504)。
【0007】ショ−ケ−ス側の伝送回路410はこの除
霜開始指令を受信し(ステップS600,602)、除
霜制御回路412から電磁弁418に出力してこれをオ
フし(ステップS604)、冷却器の運転を停止すると
除霜開始指令に対する応答を伝送回路410からシリア
ル伝送線422を介して伝送回路402に出力する(ス
テップS606)。冷凍機側の制御装置404はこの応
答を受けて(ステップS506,508)、低圧カット
検出器408からの信号を検知する(ステップS51
0)。
【0008】低圧カットの信号の入力があれば冷凍機が
オフされたものと判断して(ステップS512)、除霜
ヒ−タへの通電開始指令を伝送回路402からショ−ケ
−スの伝送回路410へ出力する(ステップS51
4)。ショ−ケ−ス側の伝送回路410はこの指令を受
け(ステップS608,610)、除霜制御回路412
から電磁開閉器420に出力して除霜ヒ−タの通電をオ
ンする(ステップS612)。そして、除霜終了検出器
416から除霜制御回路412への出力により除霜終了
が検知されると(ステップS614,616)、除霜制
御回路412からの出力で除霜ヒ−タへの通電がオフし
(ステップS618)、除霜終了が伝送回路410から
冷凍機側の制御装置404の伝送回路402へ出力され
る。
【0009】他のショ−ケ−スについても除霜制御回路
400に設定されている除霜開始時刻になると同様の動
作が行われ、除霜終了が伝送回路410から冷凍機側の
制御装置404の伝送回路402へ出力される。冷凍機
側の制御装置404の除霜制御回路402はこの除霜終
了通知を受け(ステップS516)、全てのショ−ケ−
スで除霜が終了したことを確認したうえで(ステップS
518)、全てのショ−ケ−スに対して冷却運転の開始
指令を出す(ステップS520)。
【0010】ショ−ケ−スはこの指令を受けて(ステッ
プS622,624)、除霜制御回路412の出力で電
磁弁418をオンし(ステップS626)、冷却器に冷
媒を供給して冷却運転を開始する。以上のように従来技
術は、1台の冷凍機で複数台のショ−ケ−スの除霜運転
を同時に行う場合、冷凍機側とショ−ケ−ス側とを伝送
線で接続し、この伝送線を介しての信号の応答により、
冷凍機と除霜ヒ−タへの同時通電を防止するようにした
ものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のショ−ケ−スの
除霜制御装置は以上のように複数台のショ−ケ−スの除
霜運転を同時に行う場合、複数台の中のあるショ−ケ−
ス内の温度が設定値に保たれてなくても、電源設備容量
を超えないようにするため冷凍機の運転を停止しなけれ
ばならず、被冷却品の品質を損なうという問題点があっ
た。
【0012】また、冷凍機と複数台のショ−ケ−スの除
霜ヒ−タに同時に通電がなされた場合やショ−ケ−スを
増設する場合、電源設備の最大容量をオ−バ−するなど
の問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、被冷却品の品質を確実に維持す
るとともにショ−ケ−ス増設時に冷凍機の運転容量と除
霜ヒ−タ容量のバランスを図り、電源設備容量を維持で
きる冷凍機用制御装置を得ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る冷
凍機用制御装置は、除霜ヒータ内蔵の複数の冷凍庫に冷
媒配管を通して冷媒を送り出す冷媒圧縮機と、この冷媒
圧縮機を駆動する電動機と、この電動機の回転数制御を
行う制御手段と、前記各冷凍庫より伝送線を通じて除霜
ヒータ通電情報と冷凍機運転情報を入力してこれら情報
に基づいて前記電動機の回転数を決め回転数決定信号を
前記制御手段に出力する回転数決定手段とを備えたもの
である。
【0015】請求項2の発明に係る冷凍機用制御装置
は、請求項1における冷凍機用制御装置において回転数
決定手段は各冷凍庫より入力した除霜ヒータ通電情報と
冷凍機運転情報から冷凍機系の使用電力を演算し、この
使用電力と前記冷凍機系の電源設備の最大容量とを比較
して冷媒圧縮機の回転数を決定するものである。
【0016】請求項3の発明に係る冷凍機用制御装置
は、請求項1または2における冷凍機用制御装置におい
て回転数決定手段は冷凍庫より循環されてくる冷媒の圧
力を検出する圧力センサを備え、この検出圧力値に従っ
て冷媒圧縮機の回転数を決定して冷凍機の運転容量を増
減させるものである。
【0017】請求項4の発明に係る冷凍機用制御装置
は、請求項1における冷凍機用制御装置において冷媒圧
縮機を駆動する電動機を極数変換用電動機とし、回転数
決定手段で決定された回転数に応じて制御手段は極数変
換用電動機の極数を変換するものである。
【0018】請求項5の発明に係る冷凍機用制御装置
は、請求項1ないし4のいずれかにおける冷凍機用制御
装置において冷凍庫の増設時には増設個数に応じて冷媒
圧縮機の回転制御を行い、電源設備の最大容量の範囲で
冷凍機系を駆動するものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明における冷凍機用制御装置は、
各冷凍庫より入力した除霜ヒータ情報と冷凍機運転情報
に基づいて電動機の回転数を制御して冷凍機系の電力消
費量を下げることで、冷却動作中の冷凍庫への冷凍機の
運転を中断せずに除霜対象の冷凍庫を除霜することがで
きる。
【0020】請求項2の発明における冷凍機用制御装置
は、各冷凍庫より入力した除霜ヒータ通電情報と冷凍機
運転情報から冷凍機系の使用電力を演算し、この使用電
力と冷凍機系の電源設備の最大容量とを比較して除霜中
の冷媒圧縮機の回転数を決定する。
【0021】請求項3の発明における冷凍機用制御装置
は、冷凍庫より循環されてくる冷媒の圧力を圧力センサ
により検出し、この検出圧力値に従って冷媒圧縮機の回
転数を決定して冷凍機の運転容量を増減調整する。
【0022】請求項4の発明における冷凍機用制御装置
は、冷媒圧縮機の回転数が決定されたならば極数変換用
電動機の極数を変換することで電動機の回転数を変化さ
せ、冷凍機の運転容量を除霜動作に応じて制御する。
【0023】請求項5の発明における冷凍機用制御装置
は、冷凍庫を増設する場合、冷凍機系の使用電力は除霜
ヒ−タ通電情報と冷凍機運転情報を基に算出され、冷凍
機系の電源設備の最大容量をオ−バ−するようだと電動
機の回転数を下げ冷却容量を低下させ、電源設備の最大
容量以下に保つ。
【0024】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本実施例における冷凍機制御装置の構成図
である。図において、1はショーケースより循環された
冷媒ガスを高温高圧に圧縮して凝縮器3に送り出す圧縮
機、2は圧縮機1を駆動する圧縮機用電動機、4は圧縮
機に吸入される冷媒ガスの圧力を計測する圧力センサ、
5は圧縮機1、圧縮機用電動機2、凝縮器3、圧力セン
サ4から構成される冷凍機である。
【0025】6は凝縮器3より吐出された冷媒液を膨張
弁7に導く電磁弁、8は膨張弁7より送られてきた冷媒
液を通してショーケース内の熱を奪う蒸発器、9は熱を
奪った際に蒸発器に付着した霜を溶かす除霜ヒ−タ、1
0は電磁弁6、膨張弁7、蒸発器7、除霜ヒ−タ9から
構成されるショ−ケ−スである。尚、各ショーケース1
0はそれぞれ独立して冷却動作、除霜運転を行う。
【0026】11は冷凍機5とショ−ケ−ス10を接続
する冷媒配管、12は圧縮機用電動機2の回転数を制御
することで圧縮機1の回転数を変化させて冷凍機の出力
調整を行うインバ−タ、13Aはインバ−タ12へ回転
数設定信号を決定するコントロ−ラ、14はショ−ケ−
ス10とコントロ−ラ13Aを接続し各ショ−ケ−スの
除霜ヒ−タ通電情報(例えばヒータ通電ON/OFF)
や冷凍機運転情報(例えば冷凍運転中、除霜運運転中、
運転停止)をコントロ−ラ13Aに伝送するための伝送
線。
【0027】次に、本実施例の動作を図2、図3のフロ
−チャ−トを用いて説明する。図2はコントロ−ラ13
Aの動作を示すフロ−チャ−ト、図3はショ−ケ−ス1
0側の動作を示すフロ−チャ−トである。本装置に電源
が投入されるとコントロ−ラ13Aはインバ−タ12に
始動信号と所定の回転数設定信号を出力する(ステップ
S200)。インバ−タ12はこの回転数設定信号に対
応する電圧を圧縮機用電動機2に供給する。これにより
圧縮機用電動機2は所定の回転速度で回転し、圧縮機1
を駆動して冷却運転が開始される。
【0028】ショ−ケ−ス10側においては、装置の電
源投入により電磁弁6がオンし冷媒液が膨張弁7を通っ
て減圧膨張され、蒸発器8で蒸発されショ−ケ−ス10
内の被冷却物が冷却される。また、各ショ−ケ−ス10
毎に除霜ヒ−タ9が配線され、図示しないタイマにより
自動的に各ショーケースは個々に設定された時刻に除霜
運転が行われる。
【0029】除霜中のショ−ケ−ス10の電磁弁6はオ
フして冷媒は供給されない。コントロ−ラ13Aはイン
バ−タ12に始動信号と回転数設定信号を出力してから
伝送線14を介して1番目のショ−ケ−ス10に運転制
御モニタ(冷凍機運転情報、除霜ヒ−タ通電情報)の要
求信号を出力する(ステップS202)。1番目のショ
−ケ−ス10はこの要求信号を受信するとコントロ−ラ
13Aに運転制御モニタを送信する(ステップS300
〜304)。
【0030】コントロ−ラ13Aは運転制御モニタを受
信すると(ステップS204)、2番目のショ−ケ−ス
10に対しても同じ処理を行う。この処理を全ショ−ケ
−スに対して行う(ステップS202〜206)と、予
め設定された各ショ−ケ−ス10のヒ−タ容量(A)を
基に除霜中のヒ−タ容量を算出する(ステップS20
8)。そしてインバ−タ12の周波数−出力電圧特性か
ら冷凍機運転容量(B)を算出する(ステップS21
0)。
【0031】次に除霜中のヒ−タ容量(A)と冷凍機運
転容量(B)を加算し電源設備容量と比較し(ステップ
S212)、等しいかオ−バ−する場合はインバ−タ1
2に1段階低速の回転数設定信号を出力し冷凍機運転容
量をダウンさせる(ステップS214)。除霜中のヒ−
タ容量と冷凍機運転容量の和が電源設備容量より小さけ
れば冷媒ガスの低圧圧力を入力し(ステップS21
6)、所定の増速設定値と比較する(ステップS21
8)。低圧圧力が増速設定値より大きければ1段階高速
の回転数設定信号を出力し冷凍機運転容量をアップさせ
る(ステップS220)。
【0032】低圧圧力が増速設定値より小さければ所定
の減速設定値と比較し(ステップS222)、小さけれ
ば1段階低速の回転数設定信号を出力し冷凍機運転容量
をダウンさせる(ステップS224)。ステップS22
2において、低圧圧力が減速設定値より大きければ現状
の回転数で運転する。
【0033】以上、ステップS216〜S224の動作
を具体的に述べると、低圧圧力は冷凍機の負荷と同等と
考えれるため、負荷が軽い(ショーケース内の温度が目
標温度に達してすると)と低圧圧力は低く、負荷が重い
(ショーケース内の温度が目標温度に達していないと)
と低圧圧力は高くなる。
【0034】そのため、低圧圧力が増速設定値より大き
いと、冷凍機運転容量をアップしてショーケース10内
の温度が目標温度にする。また、低圧圧力が減速設定値
より小さいと、冷凍機運転容量をダウンしてショーケー
ス10内の過冷却を阻止する。また、圧縮機1の回転数
を増速すると冷凍機の冷凍能力は向上し、圧縮機1の回
転数を減速すると冷凍機5の冷凍能力は低下する。
【0035】以上のように、本発明の冷凍機用制御装置
は除霜ヒ−タ通電情報と冷凍機運転情報から使用電力を
算出し、それが電源設備容量を超えないように冷凍機回
転数を制御し、さらに、冷媒ガスの低圧圧力を測定し、
それを所定値と比較して冷凍機運転容量を制御する。
【0036】実施例2.上記、実施例1はインバータに
より圧縮機用の電動機を制御することで圧縮機の回転数
を変えて冷凍能力を制御したが、圧縮機駆動用に備えた
極数変換電動機の極数を変換制御することで圧縮機の回
転数を変えて冷凍能力を制御することもできる。
【0037】以下、この発明の他の実施例を図について
説明する。図4は本実施例における冷凍機用制御装置の
構成図である。尚、図中、図1と同一符号は同一又は相
当部分を示す。図おいて、2Aは極数変換電動機、12
Aは極数変換電動機2Aに極数設定信号を出力する極数
変換回路である。
【0038】本装置に電源が投入されると、コントロ−
ラ13Bは極数変換回路12Aに所定の極数設定信号を
出力する。次に、伝送線14を介してショ−ケ−ス10
から除霜ヒ−タ通電情報、冷凍機運転情報を入手する。
この情報をもとに除霜中のヒ−タ容量を算出する。
【0039】そして、極数変換回路12Aの極数−出力
電圧特性から冷凍機運転容量を算出する。そして、除霜
中のヒ−タ容量と冷凍機運転容量を加算し電源設備容量
と比較し、等しいかオ−バ−する場合は極数変換回路1
2Aに1段階低速の極数設定信号を出力し冷凍機運転容
量をダウンさせる。
【0040】除霜中のヒ−タ容量と冷凍機運転容量の和
が電源設備容量より小さければ冷媒ガスの低圧圧力を入
力し所定の増速設定値と比較する。低圧圧力が増速設定
値より大きければ1段階高速の極数設定信号を出力し冷
凍機運転容量をアップさせる。低圧圧力が増速設定値よ
り小さければ所定の減速設定値と比較し小さければ1段
階低速の極数設定信号を出力し冷凍機運転容量をダウン
させる。減速設定値より大きければ現状の回転数で運転
する。
【0041】以上のように、極数変換電動機の極数を変
化させても冷凍機の運転容量を制御でき、実施例1と同
じ効果を得ることが出来る。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、除霜ヒータ内
蔵の複数の冷凍庫に冷媒配管を通して冷媒を送り出す冷
媒圧縮機と、この冷媒圧縮機を駆動する電動機と、この
電動機の回転数制御を行う制御手段と、前記各冷凍庫よ
り伝送線を通じて除霜ヒータ通電情報と冷凍機運転情報
を入力してこれら情報に基づいて前記電動機の回転数を
決め回転数決定信号を前記制御手段に出力する回転数決
定手段とを備えたので、冷凍機と複数台の冷凍庫除霜ヒ
−タに同時に通電された場合、冷凍機系のトータルの使
用電力を冷凍機系の電源設備容量以下に維持できるため
省電力化が実現できるとい効果がある。
【0043】請求項2の発明によれば、請求項1におけ
る冷凍機用制御装置において回転数決定手段は各冷凍庫
より入力した除霜ヒータ通電情報と冷凍機運転情報から
冷凍機系の使用電力を演算し、この使用電力と前記冷凍
機系の電源設備の最大容量とを比較して冷媒圧縮機の回
転数を決定するようにしたので、請求項1の効果に加え
て冷凍庫の増設に拘わらずトータルの使用電力を所定値
以下に容易に制限できるという効果がある。
【0044】請求項3の発明によれば、請求項1または
2における冷凍機用制御装置において回転数決定手段は
冷凍庫より循環されてくる冷媒の圧力を検出する圧力セ
ンサを備え、この検出圧力値に従って冷媒圧縮機の回転
数を決定して冷凍機の運転容量を増減させるようにした
ので、冷凍庫の冷却運転を効率よく行えるという効果が
ある。
【0045】請求項4の発明によれば、請求項1におけ
る冷凍機用制御装置において冷媒圧縮機を駆動する電動
機を極数変換用電動機とし、回転数決定手段で決定され
た回転数に応じて制御手段は極数変換用電動機の極数を
変換するようにしたので、簡易な構成で冷凍機の運転容
量を制御できるという効果がある。
【0046】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
4のいずれかにおける冷凍機用制御装置において冷凍庫
の増設時には増設個数に応じて冷媒圧縮機の回転制御を
行い、電源設備の最大容量の範囲で冷凍機系を駆動する
ようにしたので、冷媒圧縮機の回転数制御により可能な
限り現状の電源設備容量で冷凍庫を増設できるようにし
たのでイニシャルコストを低減できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による冷凍機用制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施例の冷凍機用制御装置のコントロ−ラ
側の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図3】 本実施例の冷凍機用制御装置のショ−ケ−ス
側の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図4】 この発明の他の実施例による冷凍機用制御装
置の構成図である。
【図5】 従来の冷凍冷蔵ショ−ケ−スの冷凍制御装置
を示すブロック図である。
【図6】 従来の冷凍制御装置の除霜制御回路の動作を
示すフロ−チャ−トである。
【図7】 従来の冷凍制御装置のショ−ケ−ス側の除霜
制御回路の動作を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 圧縮機、2 圧縮機用電動機、2A 極数変換用電
動機、4 圧力センサ、5 冷凍機、9 除霜ヒータ、
10 ショーケース、11 冷媒管、13A,13B
コントローラ、12 インバータ、12A 極数変換回
路、14 伝送線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 茂 長崎県長崎市旭町8番23号 三菱電機エン ジニアリング株式会社長崎事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除霜ヒータ内蔵の複数の冷凍庫に冷媒配
    管を通して冷媒を送り出す冷媒圧縮機と、この冷媒圧縮
    機を駆動する電動機と、この電動機の回転数制御を行う
    制御手段と、前記各冷凍庫より伝送線を通じて除霜ヒー
    タ通電情報と冷凍機運転情報を入力してこれら情報に基
    づいて前記電動機の回転数を決め回転数決定信号を前記
    制御手段に出力する回転数決定手段とを備えたことを特
    徴とする冷凍機用制御装置。
  2. 【請求項2】 回転数決定手段は各冷凍庫より入力した
    除霜ヒータ通電情報と冷凍機運転情報から冷凍機系の使
    用電力を演算し、この使用電力と前記冷凍機系の電源設
    備の最大容量とを比較して冷媒圧縮機の回転数を決定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の冷凍機用制御装
    置。
  3. 【請求項3】 回転数決定手段は冷凍庫より循環されて
    くる冷媒の圧力を検出する圧力センサを備え、この検出
    圧力値に従って冷媒圧縮機の回転数を決定して冷凍機の
    運転容量を増減させることを特徴とする請求項1または
    2に記載の冷凍機用制御装置。
  4. 【請求項4】 冷媒圧縮機を駆動する電動機を極数変換
    用電動機とし、回転数決定手段で決定された回転数に応
    じて制御手段は極数変換用電動機の極数を変換すること
    を特徴とする請求項1に記載の冷凍機用制御装置。
  5. 【請求項5】 冷凍庫の増設時には増設個数に応じて冷
    媒圧縮機の回転制御を行い、電源設備の最大容量の範囲
    で冷凍機を駆動することを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の冷凍機用制御装置。
JP5143895A 1995-03-10 1995-03-10 冷凍機用制御装置 Pending JPH08247623A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006207989A (ja) * 2004-12-27 2006-08-10 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵、冷凍熱源ユニット、冷凍装置及び冷凍空調装置

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