JPH08247403A - スートブロワの暖機方法 - Google Patents
スートブロワの暖機方法Info
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- JPH08247403A JPH08247403A JP5561395A JP5561395A JPH08247403A JP H08247403 A JPH08247403 A JP H08247403A JP 5561395 A JP5561395 A JP 5561395A JP 5561395 A JP5561395 A JP 5561395A JP H08247403 A JPH08247403 A JP H08247403A
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- JP
- Japan
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- tube
- soot blower
- steam
- boiler
- drain
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ごみ焼却プラントのボイラに適用するスート
ブロワの暖機運転方法に関し、スートブロワチューブの
ドレンの発生をなくし、ボイラのドレンアタックを防止
する。 【構成】 ボイラ内２０にはランスチューブ１３が挿入
され、蒸気２１が蒸気管１５からヘッドバルブ１１を介
してフィードチューブ１２に供給され、ランスチューブ
１３先端の噴射ノズル１４からボイラ内２０へ噴射さ
れ、ボイラチューブの付着物を除去する。スートブロワ
運転停止中には、ヘッドバルブバイパス管１６の減圧機
構１７、弁１８を通って蒸気管１５から蒸気をバイパス
し、減圧蒸気を供給するのでフィードチューブ１２、ラ
ンスチューブ１３が蒸気の飽和温度に保持され、この両
チューブ１２，１３に発生するドレンを防止するのでボ
イラチューブのドレンアタックが防止される。
ブロワの暖機運転方法に関し、スートブロワチューブの
ドレンの発生をなくし、ボイラのドレンアタックを防止
する。 【構成】 ボイラ内２０にはランスチューブ１３が挿入
され、蒸気２１が蒸気管１５からヘッドバルブ１１を介
してフィードチューブ１２に供給され、ランスチューブ
１３先端の噴射ノズル１４からボイラ内２０へ噴射さ
れ、ボイラチューブの付着物を除去する。スートブロワ
運転停止中には、ヘッドバルブバイパス管１６の減圧機
構１７、弁１８を通って蒸気管１５から蒸気をバイパス
し、減圧蒸気を供給するのでフィードチューブ１２、ラ
ンスチューブ１３が蒸気の飽和温度に保持され、この両
チューブ１２，１３に発生するドレンを防止するのでボ
イラチューブのドレンアタックが防止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はごみ焼却プラントのボイ
ラチューブに付着する灰除去用の長抜き差し型スートブ
ロワに適用されるスートブロワの暖機方法に関する。
ラチューブに付着する灰除去用の長抜き差し型スートブ
ロワに適用されるスートブロワの暖機方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】スートブロワはごみ焼却プラントのボイ
ラチューブに付着するすすや灰を吹き払うものであり、
通常、蒸気又は空気を噴射したり、水を使用するものが
あるが、ごみ焼却プラントにおいては蒸気を使用する長
抜き差し型スートブロワが使用されている。長抜き差し
型スートブロワは先端にノズルを有した噴射管からな
り、使用時のみ炉内に差し込み、蒸気を噴射してチュー
ブに付着している灰、すす、等を吹き払うものである。
又、休止時には炉外に引き抜かれる。
ラチューブに付着するすすや灰を吹き払うものであり、
通常、蒸気又は空気を噴射したり、水を使用するものが
あるが、ごみ焼却プラントにおいては蒸気を使用する長
抜き差し型スートブロワが使用されている。長抜き差し
型スートブロワは先端にノズルを有した噴射管からな
り、使用時のみ炉内に差し込み、蒸気を噴射してチュー
ブに付着している灰、すす、等を吹き払うものである。
又、休止時には炉外に引き抜かれる。
【０００３】図２は従来のこのような長抜き差し型スー
トブロワの構成図である。図において、１はヘッドバル
ブで、蒸気管５をスートブロワのフィードチューブ２に
接続するもの、３はボイラ内２０に挿入されるランスチ
ューブ、４はランスチューブ３の先端に設けられた噴射
ノズル、５は前述の外部から蒸気を導く蒸気管、６はラ
ンスチューブ３先端部のシールボックスで、シール用の
シールエア２２が供給される構成である。
トブロワの構成図である。図において、１はヘッドバル
ブで、蒸気管５をスートブロワのフィードチューブ２に
接続するもの、３はボイラ内２０に挿入されるランスチ
ューブ、４はランスチューブ３の先端に設けられた噴射
ノズル、５は前述の外部から蒸気を導く蒸気管、６はラ
ンスチューブ３先端部のシールボックスで、シール用の
シールエア２２が供給される構成である。
【０００４】このような構成のスートブロワにおいて、
スートブロワ運転時には、ヘッドバルブ１が開き蒸気管
５から蒸気２１がフィードチューブ２に供給され、ラン
スチューブ３の先端の噴射ノズル４からボイラ内２０へ
噴射し、ボイラ内のボイラチューブに付着している灰
や、すすを吹き払うものである。
スートブロワ運転時には、ヘッドバルブ１が開き蒸気管
５から蒸気２１がフィードチューブ２に供給され、ラン
スチューブ３の先端の噴射ノズル４からボイラ内２０へ
噴射し、ボイラ内のボイラチューブに付着している灰
や、すすを吹き払うものである。
【０００５】スートブロワ停止時にはヘッドバルブ１を
閉じて蒸気管５からの蒸気を遮断する。この運転時には
ボイラ内２０から炉内の燃焼ガスがスートブロワ内に侵
入し、スートブロワのランスチューブ３やフィードチュ
ーブ２を腐食させたり、又、噴射ノズル４の近辺がボイ
ラ内２０の燃焼ガスにより過熱するので、これらを防止
するためシールエアをフィードチューブ２及びランスチ
ューブ３先端部のシールボックス６に供給して燃焼ガス
の侵入を防止している。
閉じて蒸気管５からの蒸気を遮断する。この運転時には
ボイラ内２０から炉内の燃焼ガスがスートブロワ内に侵
入し、スートブロワのランスチューブ３やフィードチュ
ーブ２を腐食させたり、又、噴射ノズル４の近辺がボイ
ラ内２０の燃焼ガスにより過熱するので、これらを防止
するためシールエアをフィードチューブ２及びランスチ
ューブ３先端部のシールボックス６に供給して燃焼ガス
の侵入を防止している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来、
長抜き差し型スートブロワのヘッドバルブ１までの蒸気
管５は蒸気により常時暖管されており、放熱による発生
ドレンは、図示省略のドレントラップを介し、随時、系
外に排出され、蒸気管５中のドレン滞留を防止してい
る。一方上記ヘッドバルブ１に接続するスートブロワの
フィードチューブ２は、スートブロワ停止中はヘッドバ
ルブ１により蒸気を遮断されており、常温状態である
為、スートブロワ運転の開始時には、スートブロワチュ
ーブの昇温に従って蒸気の飽和温度にチューブ温度が達
する迄にフィードチューブ２、ランスチューブ３にドレ
ンが発生する。
長抜き差し型スートブロワのヘッドバルブ１までの蒸気
管５は蒸気により常時暖管されており、放熱による発生
ドレンは、図示省略のドレントラップを介し、随時、系
外に排出され、蒸気管５中のドレン滞留を防止してい
る。一方上記ヘッドバルブ１に接続するスートブロワの
フィードチューブ２は、スートブロワ停止中はヘッドバ
ルブ１により蒸気を遮断されており、常温状態である
為、スートブロワ運転の開始時には、スートブロワチュ
ーブの昇温に従って蒸気の飽和温度にチューブ温度が達
する迄にフィードチューブ２、ランスチューブ３にドレ
ンが発生する。
【０００７】このドレンはボイラの缶幅が大きくなる程
スートブロワチューブが太く、長くなる為、発生量が増
大し、ボイラチューブがドレンアタックを引起すことに
なる。この発生ドレン量は蒸気圧力が高い程、飽和温度
が高くなる為増大し、ドレンアタックの主因となる。
スートブロワチューブが太く、長くなる為、発生量が増
大し、ボイラチューブがドレンアタックを引起すことに
なる。この発生ドレン量は蒸気圧力が高い程、飽和温度
が高くなる為増大し、ドレンアタックの主因となる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために、スートブロワ運転停止中にも減圧し
た少量の蒸気をスートチューブに常時流し、ボイラ内に
排出してスートブロワチューブの温度を保持するスート
ブロワの暖機方法を提供する。
を解決するために、スートブロワ運転停止中にも減圧し
た少量の蒸気をスートチューブに常時流し、ボイラ内に
排出してスートブロワチューブの温度を保持するスート
ブロワの暖機方法を提供する。
【０００９】即ち、本発明は、蒸気管から開閉可能な蒸
気元弁を介して蒸気をスートブロワチューブに導き、ご
み焼却プラントのボイラ内に噴射し、ボイラチューブの
付着物を除去するスートブロワにおけるスートブロワチ
ューブの常時暖機方法であって、前記蒸気元弁を閉じた
スートブロワ停止中に前記蒸気元弁をバイパスして減圧
蒸気を常時スートブロワチューブに流して前記ボイラ内
に排出し、前記スートブロワチューブの暖機に使用する
ことを特徴とするスートブロワの暖機方法を提供する。
気元弁を介して蒸気をスートブロワチューブに導き、ご
み焼却プラントのボイラ内に噴射し、ボイラチューブの
付着物を除去するスートブロワにおけるスートブロワチ
ューブの常時暖機方法であって、前記蒸気元弁を閉じた
スートブロワ停止中に前記蒸気元弁をバイパスして減圧
蒸気を常時スートブロワチューブに流して前記ボイラ内
に排出し、前記スートブロワチューブの暖機に使用する
ことを特徴とするスートブロワの暖機方法を提供する。
【００１０】
【作用】本発明はこのような方法により、スートブロワ
が停止中にも蒸気元弁をバイパスして減圧蒸気を少量暖
気用として常時流すことによりスートブロワチューブ、
即ち、蒸気をフィードするチューブ及びボイラ内に挿入
されるランスチューブを蒸気の飽和温度近くに保持でき
る為、スートブロワチューブの昇温に伴うドレン発生が
抑えられる。
が停止中にも蒸気元弁をバイパスして減圧蒸気を少量暖
気用として常時流すことによりスートブロワチューブ、
即ち、蒸気をフィードするチューブ及びボイラ内に挿入
されるランスチューブを蒸気の飽和温度近くに保持でき
る為、スートブロワチューブの昇温に伴うドレン発生が
抑えられる。
【００１１】又、この暖機用蒸気は、スートブロワチュ
ーブ、即ちフィードチューブからランスチューブ内を通
りランスチューブ先端の噴射ノズルからボイラ内に排出
される為、スートブロワ運転停止中にボイラ内からラン
スチューブ内へ燃焼ガスの侵入が防止され、スートブロ
ワのフィードチューブやランスチューブの低温腐食を防
止し、更に、この燃焼ガスの侵入によるランスチューブ
先端部の過熱も防止することができる。
ーブ、即ちフィードチューブからランスチューブ内を通
りランスチューブ先端の噴射ノズルからボイラ内に排出
される為、スートブロワ運転停止中にボイラ内からラン
スチューブ内へ燃焼ガスの侵入が防止され、スートブロ
ワのフィードチューブやランスチューブの低温腐食を防
止し、更に、この燃焼ガスの侵入によるランスチューブ
先端部の過熱も防止することができる。
【００１２】又、フィードチューブ、ランスチューブ内
で発生する少量のドレンは、暖機用蒸気に同伴され、噴
射ノズルから緩やかにボイラ内に排出されるのでドレン
による影響はなくなる。
で発生する少量のドレンは、暖機用蒸気に同伴され、噴
射ノズルから緩やかにボイラ内に排出されるのでドレン
による影響はなくなる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図１は本発明の一実施例に係るスートブ
ロワ暖機方法を適用する場合のスートブロワの構成図で
ある。図において、１１は蒸気元弁（以下、ヘッドバル
ブと呼ぶ）で、蒸気管１５とフィードチューブ１２とを
接続するもの、１３はランスチューブでボイラ内２０へ
挿入されるもの、１４はランスチューブ１３先端に設け
られた噴射ノズル、１５は前述の外部から蒸気を導く蒸
気管、１６はヘッドバルブ１１の両側に設けられたヘッ
ドバルブバイパス管、１７は同バイパス管１６に設けら
れたオリフィス等からなる減圧機構、１８は同バイパス
管１６に設けられた弁である。
的に説明する。図１は本発明の一実施例に係るスートブ
ロワ暖機方法を適用する場合のスートブロワの構成図で
ある。図において、１１は蒸気元弁（以下、ヘッドバル
ブと呼ぶ）で、蒸気管１５とフィードチューブ１２とを
接続するもの、１３はランスチューブでボイラ内２０へ
挿入されるもの、１４はランスチューブ１３先端に設け
られた噴射ノズル、１５は前述の外部から蒸気を導く蒸
気管、１６はヘッドバルブ１１の両側に設けられたヘッ
ドバルブバイパス管、１７は同バイパス管１６に設けら
れたオリフィス等からなる減圧機構、１８は同バイパス
管１６に設けられた弁である。
【００１４】このような構成の長抜き差し型スートブロ
ワにおいて、その作動はスートブロワ運転時では、ヘッ
ドバルブ１１が開き、蒸気管１５から蒸気２１がフィー
ドチューブ１２に供給され、ランスチューブ１３の先端
の噴射ノズル１４からボイラ内２０へ蒸気を噴射し、ボ
イラ内２０のボイラチューブに付着した灰、すす、等を
蒸気で除去するものである。このような構成は従来と同
じものであるが、本実施例では次のような特徴を有する
ものである。
ワにおいて、その作動はスートブロワ運転時では、ヘッ
ドバルブ１１が開き、蒸気管１５から蒸気２１がフィー
ドチューブ１２に供給され、ランスチューブ１３の先端
の噴射ノズル１４からボイラ内２０へ蒸気を噴射し、ボ
イラ内２０のボイラチューブに付着した灰、すす、等を
蒸気で除去するものである。このような構成は従来と同
じものであるが、本実施例では次のような特徴を有する
ものである。
【００１５】スートブロワ停止時には、ヘッドバルブ１
１を閉じ、蒸気管１５からの蒸気２１を遮断するが、弁
１８を調整し、減圧機構１７を介して必要最小量の蒸気
をヘッドバルブバイパス管１６を介してフィードチュー
ブ１２に流し、ランスチューブ１３先端の噴射ノズル１
４よりボイラ内２０へ蒸気を放出し、チューブ１２，１
３の温度を飽和温度に近い温度で保持し、チューブ１
２，１３でのスートブロワ起動時のドレン発生を抑え
る。
１を閉じ、蒸気管１５からの蒸気２１を遮断するが、弁
１８を調整し、減圧機構１７を介して必要最小量の蒸気
をヘッドバルブバイパス管１６を介してフィードチュー
ブ１２に流し、ランスチューブ１３先端の噴射ノズル１
４よりボイラ内２０へ蒸気を放出し、チューブ１２，１
３の温度を飽和温度に近い温度で保持し、チューブ１
２，１３でのスートブロワ起動時のドレン発生を抑え
る。
【００１６】前述のスートブロワ運転時も、バイパス管
１６中の弁１８は初期流量設定時に操作し、調整するの
みで、何ら操作する必要はなく、初期設定のままでもス
ートブロワ本来のボイラチューブ付着灰除去機能に影響
もない。
１６中の弁１８は初期流量設定時に操作し、調整するの
みで、何ら操作する必要はなく、初期設定のままでもス
ートブロワ本来のボイラチューブ付着灰除去機能に影響
もない。
【００１７】スートブロワ停止時にボイラ中の燃焼ガス
がスートブロワ内に侵入し、スートブロワチューブ内で
低温腐食を起こさせない為、及び噴射ノズル部がボイラ
中の燃焼ガスにより過熱しないようにするために、従来
はシールエア２２をスートブロワチューブ内に送入して
いたが、このシールエア２２を不要とし、そのためにシ
ールボックス６も不要とし、前述の停止時にヘッドバル
ブバイパス管１６から流入する蒸気によりシールエア機
能を代替している。そのために、前述のようにヘッドバ
ルブ１１をバイパスする減圧蒸気ラインを設け、スート
ブロワ停止中にスートブロワチューブを常時暖機できる
ようにしたものである。
がスートブロワ内に侵入し、スートブロワチューブ内で
低温腐食を起こさせない為、及び噴射ノズル部がボイラ
中の燃焼ガスにより過熱しないようにするために、従来
はシールエア２２をスートブロワチューブ内に送入して
いたが、このシールエア２２を不要とし、そのためにシ
ールボックス６も不要とし、前述の停止時にヘッドバル
ブバイパス管１６から流入する蒸気によりシールエア機
能を代替している。そのために、前述のようにヘッドバ
ルブ１１をバイパスする減圧蒸気ラインを設け、スート
ブロワ停止中にスートブロワチューブを常時暖機できる
ようにしたものである。
【００１８】このような実施例によれば、スートブロワ
停止中にスートブロワチューブにヘッドバルブバイパス
管１６を介して常時減圧少流量の蒸気を流すことによ
り、フィードチューブ１２及びランスチューブ１３を蒸
気の飽和温度近くに保持できる為、スートブロワチュー
ブの昇温に伴うドレン発生が抑えることができる。
停止中にスートブロワチューブにヘッドバルブバイパス
管１６を介して常時減圧少流量の蒸気を流すことによ
り、フィードチューブ１２及びランスチューブ１３を蒸
気の飽和温度近くに保持できる為、スートブロワチュー
ブの昇温に伴うドレン発生が抑えることができる。
【００１９】又、フィードチューブ１２、ランスチュー
ブ１３内で発生する少量ドレンは、暖機用蒸気に同伴さ
れ、噴射ノズル１４から緩やかにボイラ内に排出され
る。
ブ１３内で発生する少量ドレンは、暖機用蒸気に同伴さ
れ、噴射ノズル１４から緩やかにボイラ内に排出され
る。
【００２０】更に、暖機用蒸気はフィードチューブ１
２、ランスチューブ１３内を通り、ランスチューブ１３
先端の噴射ノズル１４からボイラ内に排出される為、ス
ートブロワ停止時にランスチューブ１３内へのボイラ内
燃焼ガスの侵入防止及びランスチューブ１３先端部の過
熱を防止することができる。
２、ランスチューブ１３内を通り、ランスチューブ１３
先端の噴射ノズル１４からボイラ内に排出される為、ス
ートブロワ停止時にランスチューブ１３内へのボイラ内
燃焼ガスの侵入防止及びランスチューブ１３先端部の過
熱を防止することができる。
【００２１】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
によれば、スートブロワ運転停止中にも減圧した少量の
蒸気をスートブロワチューブに常時流し、ボイラ内に排
出してスートブロワチューブの温度を保持するようなス
ートブロワの暖機方法を採用するので次のような効果を
有するものである。
によれば、スートブロワ運転停止中にも減圧した少量の
蒸気をスートブロワチューブに常時流し、ボイラ内に排
出してスートブロワチューブの温度を保持するようなス
ートブロワの暖機方法を採用するので次のような効果を
有するものである。
【００２２】（１）従来のスートブロワは停止中は常温
であり、昇温に伴う発生ドレン量は多くボイラチューブ
のドレンアタックと主因となっていたが、本発明の方法
によりスートブロワチューブ昇温に伴う発生ドレンを抑
えることができ、ボイラチューブのドレンアタックを防
止することができる。
であり、昇温に伴う発生ドレン量は多くボイラチューブ
のドレンアタックと主因となっていたが、本発明の方法
によりスートブロワチューブ昇温に伴う発生ドレンを抑
えることができ、ボイラチューブのドレンアタックを防
止することができる。
【００２３】（２）運転停止中にも蒸気をスートブロワ
チューブに流すので、ボイラの燃焼ガスがスートブロワ
チューブ内に流入することがなく、燃焼ガスによるチュ
ーブ内の低温腐食、噴射ノズル部の過熱が防止できる。
そのために、従来用いていたエアーの供給、シールエア
用のシールボックス等が不要となり、蒸気のみでこれら
を防止できるものである。
チューブに流すので、ボイラの燃焼ガスがスートブロワ
チューブ内に流入することがなく、燃焼ガスによるチュ
ーブ内の低温腐食、噴射ノズル部の過熱が防止できる。
そのために、従来用いていたエアーの供給、シールエア
用のシールボックス等が不要となり、蒸気のみでこれら
を防止できるものである。
【図１】本発明の一実施例に係るスートブロワ暖気方法
を適用するスートブロワの構成図である。
を適用するスートブロワの構成図である。
【図２】従来のスートブロワの構成図である。
１１ ヘッドバルブ １２ フィードチューブ １３ ランスチューブ １４ 噴射ノズル １５ 蒸気管 １６ ヘッドバルブバイパス管 １７ 減圧機構 １８ 弁 ２０ ボイラ内
Claims (1)
- 【請求項１】 蒸気管から開閉可能な蒸気元弁を介して
蒸気をスートブロワチューブに導き、ごみ焼却プラント
のボイラ内に噴射し、ボイラチューブの付着物を除去す
るスートブロワにおけるスートブロワチューブの常時暖
機方法であって、前記蒸気元弁を閉じたスートブロワ停
止中に前記蒸気元弁をバイパスして減圧蒸気を常時スー
トブロワチューブに流して前記ボイラ内に排出し、前記
スートブロワチューブの暖機に使用することを特徴とす
るスートブロワの暖機方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5561395A JPH08247403A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | スートブロワの暖機方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5561395A JPH08247403A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | スートブロワの暖機方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08247403A true JPH08247403A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13003629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5561395A Withdrawn JPH08247403A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | スートブロワの暖機方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08247403A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0874196A3 (de) * | 1997-04-24 | 1999-11-03 | MARTIN GmbH für Umwelt- und Energietechnik | Verfahren und Vorrichtung zum Entfernen von Ablagerungen in und an Zuführungsdüsen oder Zuführungsrohren von Feuerungsanlagen |
| DE10217182A1 (de) * | 2002-04-18 | 2003-11-06 | Zimmer Ag | Vorrichtung zum Wechseln von Düsen |
| JP2006035115A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Toshiba Corp | 廃棄物熱分解処理システム |
| JP2011196604A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 放散弁制御装置及び蒸気制御システム |
| CN113375177A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-09-10 | 国能神皖池州发电有限责任公司 | 一种锅炉及密封方法 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP5561395A patent/JPH08247403A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0874196A3 (de) * | 1997-04-24 | 1999-11-03 | MARTIN GmbH für Umwelt- und Energietechnik | Verfahren und Vorrichtung zum Entfernen von Ablagerungen in und an Zuführungsdüsen oder Zuführungsrohren von Feuerungsanlagen |
| DE10217182A1 (de) * | 2002-04-18 | 2003-11-06 | Zimmer Ag | Vorrichtung zum Wechseln von Düsen |
| DE10217182B4 (de) * | 2002-04-18 | 2009-05-07 | Lurgi Zimmer Gmbh | Vorrichtung zum Wechseln von Düsen |
| JP2006035115A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Toshiba Corp | 廃棄物熱分解処理システム |
| JP4550512B2 (ja) * | 2004-07-28 | 2010-09-22 | 株式会社東芝 | 廃棄物熱分解処理システム |
| JP2011196604A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 放散弁制御装置及び蒸気制御システム |
| CN113375177A (zh) * | 2021-05-28 | 2021-09-10 | 国能神皖池州发电有限责任公司 | 一种锅炉及密封方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |