JPH08246513A - ユニットメーターボックス - Google Patents

ユニットメーターボックス

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Publication number
JPH08246513A
JPH08246513A JP4721595A JP4721595A JPH08246513A JP H08246513 A JPH08246513 A JP H08246513A JP 4721595 A JP4721595 A JP 4721595A JP 4721595 A JP4721595 A JP 4721595A JP H08246513 A JPH08246513 A JP H08246513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
pipes
meter box
meter
equipment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4721595A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Yamaguchi
正芳 山口
Yuji Suzuki
鈴木  勇二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP4721595A priority Critical patent/JPH08246513A/ja
Publication of JPH08246513A publication Critical patent/JPH08246513A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場作業を容易に行なえるとともに、各種設
備機器をコンパクトに収めることができるユニットメー
ターボックスを提供することである。 【構成】 この発明によるユニットメーターボックス1
は建物の壁5内に配置される各種共通配管6,7の個別
接続位置の周囲を囲う枠組み3と、枠組み3の周囲に貼
着されて捨て型枠を構成するセメント成形板からなる頂
面板4a,両側面板4b及び背面板4cを備える。各種
配管6,7には、後に、ガス給湯機11,ガスメーター
12及び水道メーター14などの設備機器が接続され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種設備機器に接続
されるとともに、壁面を通じて各戸に引き込まれる各種
共通配管,配線を内蔵したユニットメーターボックスに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート集合住宅等において、各戸
に引き込まれる各種共通配管,配線の個別接続位置の壁
面及び床の一部を開口させておき、この開口部に配管,
配線に対する設備機器の接続部を設け、開口部の周囲に
モルタルを充填して閉鎖する構造が一般に採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この部分の工事として
は、予め型枠を開口部の周囲となる位置に建て込み、配
管,配線を縦方向に通すためのスラブスリーブを挿通
し、配筋作業を行なった後にコンクリートを打設し、コ
ンクリートの硬化後に型枠を解体,清掃し、スラブスリ
ーブ貫通位置などを埋め戻し、その後サッシや扉の取付
け、設備配管,配線作業及びメーターその他の機器取付
作業を行なっている。
【0004】したがって、この工事箇所においては狭隘
なスペースにて各種作業が集中して行なわれるため、そ
の工事段取りが錯雑であるほか、開口部内における機器
の配置基準も市町村毎にまちまちであるため、設計,施
工段階での変更等を余儀無くされる場合もあった。
【0005】そこでこの発明は以上の問題を解決するも
のであって、その目的は、現場作業を容易に行なえると
ともに、各種設備機器をコンパクトに収めることができ
るユニットメーターボックスを提供するものである。
【0006】またこの発明は、該種設備機器の配置規格
を全国的に統合できるようにすることを他の目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、建物の壁内に配置される各種共通配
管,配線の個別接続位置の周囲を囲う枠組みと、該枠組
みの周囲に貼着されて捨て型枠を構成するセメント成形
板とを備えたユニットメーターボックス内に、予め各種
設備機器に接続される配管及び配線を適宜の配置で内蔵
させたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】以上のユニットメーターボックスを設置位置に
配置した状態でその上部及び側面にコンクリートを打設
することにより、これを埋め殺した状態で設備配管及び
配線を内蔵し、前部が開口したボックスを壁面に一体に
得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。
【0010】図1,図2はこの発明にかかるユニットメ
ーターボックス1を各階に装備した集合住宅を示してい
る。図1に示されたボックス1は、コンクリート集合住
宅の適宜階Fa1(一階を含む)におけるスラブ2上の
設備機器設置位置に嵌め込み式に設置されるものであ
り、このものは階高に適合する縦長さであって、幅がそ
の約半分程度に設定され、かつ適宜な奥行き寸法で縦横
に組立てられた軽量鉄骨、L形鋼などからなる枠組み3
の上部、両側部及び背面部にそれぞれセメント成形板か
らなる頂面板4a,側面板4b,及び背面板4cを貼着
して枠組み3を閉塞し、前面及び底部を開口させたボッ
クス状のもので、その前面開口は左右の壁部5と同一面
となるようスラブ2上に設置され、かつ背面は該当する
ボックス1を使用する個別住居となっている。
【0011】ボックス1の内側において、向かって左側
には予め各階共通の給水配管6及びガス配管7が縦設さ
れ、これら各配管6,7の上部側は頂面板4aを貫通し
て、上階Fa2のスラブ2を貫通すべく突設され、下端
側はユニオン8,9を介して下階側から突出する各配管
6,7に接続している。
【0012】さらにボックス1内には軽量鉄骨などから
なる複数の取付用ブラケット10が横設され、このブラ
ケット10に前記各配管6,7を支持している。同図で
は、上から順にガス給湯機11,ガスメーター12が支
持されているが、これらはメーターボックス1の施工時
に設置されるのではなく、住宅の引渡前に設置されるの
が一般的であり、本発明にかかるメーターボックス1単
体中に予め設置されているものではない。また、同図で
は、ガスメーター12の下部には水道メーター14が配
置されているが、これも同様にメーターボックス1中に
予め設置されているものではない。共通給水管6からは
水道管15が分岐配管され、水道管15は背面板4cの
下部を貫通して室内側に配管されている。
【0013】また、共通ガス配管7からはガス管16が
分岐され、ガス管16は背面板4cを貫通して室内側に
配管される。後に設置されるガス給湯機の給湯管17も
同じく背面板4cの下部を貫通して室内側に配管されて
いる。さらに、ガス給湯機11のリモートコントロール
用の配線は同じく背面板4cの下部を貫通する各種配線
管18を通じて室内に配線が引き回される。
【0014】以上の共通給水配管6、共通ガス配管7、
水道管15、ガス管16、給湯管17、配線管18は予
め工場内でボックス1内にアッセンブリされ、現場まで
搬送されるものであり、これらを装備したボックス1は
現場におけるスラブ2上に設置され、その両側部及び上
部に配筋を施した後これを捨て型枠として使用するとと
もに、これの両側面及び上面に型枠を設置しコンクリー
トを打設することにより、ボックス1の両側部に壁部5
が形成されるとともに、上部にはその上階Fa2のスラ
ブ2が形成される。
【0015】なお、ボックス1の前面開口部には図示し
ないが扉がアッセンブリされ、扉を閉じ、さらにこの表
面に養生シートなどで覆った状態でコンクリート打設作
業がなされる。
【0016】したがって、コンクリートの硬化後に型枠
を撤去すれば、図2に示すように、上階Fa2に各種配
管を予め内蔵したボックス1を設置し、スラブ上に突出
する共通配管6,7の上部突出端を上部側ボックスの共
通配管6,7にユニオン8,9を介して接続すれば、上
階Fa2におけるコンクリート打設準備状態となり、各
階のコンクリート工事毎に配管の設置作業や接続作業を
同時に行なうことができるのである。各戸においては背
面板4cを通じて室内側に突出する各種配管に対する接
続作業により屋内配管を行なうことができる。
【0017】なお、上述したように、メーターボックス
1の施工後は、該ボックス内にガス給湯機11,ガスメ
ーター12,水道メーター14等が設置されるが、電気
積算計WHMも、各図中の破線で示す位置等に設置され
ることは勿論である。
【0018】また、ガス給湯器11や各種メーター類も
予めメーターボックス1内に設置しておけば、作業能率
をさらに向上することができる。
【0019】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明に係るユニットメーターボックスにあって
は、これを設置位置に配置した状態でその上部及び側面
にコンクリートを打設することにより、これを埋め殺し
た状態で設備機器に接続される配管及び配線を内蔵した
ボックスの開口部を壁面に同一面に配置できるため、従
来に比べて、各種作業が錯綜することなく、工事段取り
が容易で、現場作業を簡単に行なえる利点があり、作業
能率を大幅に向上できる。
【0020】またこの発明では、予め各種設備配管及び
配線を工場生産によりアッセンブリしているため、コン
パクトに収めることができる利点があり、該種設備の小
型化を図る上で好適である。
【0021】さらに、この発明は、設備配管及び配線を
工場生産により組立配置するので、設備配管,配線の安
全基準や安全管理を極めて高いものに設定することがで
きるため、該種設備の配置規格を全国的に統合すること
が可能である利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるユニットメーターボックスを適
宜の階に設置した状態を示す断面図である。
【図2】同ボックスを捨て型枠としてその周囲に壁及び
スラブを形成した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ユニットメーターボックス 2 スラブ 3 枠組み 4a,4b,4c セメント成形板(4a 頂面板、4
b 側面板、4c 背面板) 5 壁部 6 共通給水管 7 共通ガス配管 11,12,14 設備機器(11 ガス給湯機、12
ガスメーター、14 水道メーター)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の壁内に配置される各種共通配管,
    配線の個別接続位置の周囲を囲う枠組みと、該枠組みの
    周囲に貼着されて捨て型枠を構成するセメント成形板と
    を備えたユニットメーターボックス内に、予め各種設備
    機器に接続される配管及び配線を適宜の配置で内蔵させ
    たことを特徴とするユニットメーターボックス。
JP4721595A 1995-03-07 1995-03-07 ユニットメーターボックス Pending JPH08246513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4721595A JPH08246513A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 ユニットメーターボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4721595A JPH08246513A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 ユニットメーターボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08246513A true JPH08246513A (ja) 1996-09-24

Family

ID=12768949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4721595A Pending JPH08246513A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 ユニットメーターボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08246513A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001108505A (ja) * 1999-10-04 2001-04-20 Kyushu Sekisui Kogyo Co Ltd 水道メ−タボックス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001108505A (ja) * 1999-10-04 2001-04-20 Kyushu Sekisui Kogyo Co Ltd 水道メ−タボックス

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