JPH08246370A - 絶乾坪量プロファイル調整指示装置 - Google Patents
絶乾坪量プロファイル調整指示装置Info
- Publication number
- JPH08246370A JPH08246370A JP4190995A JP4190995A JPH08246370A JP H08246370 A JPH08246370 A JP H08246370A JP 4190995 A JP4190995 A JP 4190995A JP 4190995 A JP4190995 A JP 4190995A JP H08246370 A JPH08246370 A JP H08246370A
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- Japan
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- weight profile
- basis weight
- dry basis
- dried weight
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 絶乾坪量プロファイルの調整を手動で行う場
合、過剰調整を防止することができる絶乾坪量プロファ
イル調整指示装置を提供する。 【構成】 時間方向における絶乾坪量プロファイルの最
大値と最小値とを設定する手段、時間方向のN点におけ
る絶乾坪量プロファイルを記憶する手段、該絶乾坪量プ
ロファイルの最大値と最小値から外れた点をプロファイ
ル調整箇所と判定する手段、現時点とそれ以前のN点に
おけるプロファイル調整箇所の絶乾坪量プロファイルデ
ータとの差分を計算する手段、該差分が予め設定された
値よりも大であるときに絶乾坪量プロファイルが変動中
と判断する手段、該判断する手段に基づいてスライスリ
ップの調整を中止させる調整手段とを備えた絶乾坪量プ
ロファイル調整指示装置。
合、過剰調整を防止することができる絶乾坪量プロファ
イル調整指示装置を提供する。 【構成】 時間方向における絶乾坪量プロファイルの最
大値と最小値とを設定する手段、時間方向のN点におけ
る絶乾坪量プロファイルを記憶する手段、該絶乾坪量プ
ロファイルの最大値と最小値から外れた点をプロファイ
ル調整箇所と判定する手段、現時点とそれ以前のN点に
おけるプロファイル調整箇所の絶乾坪量プロファイルデ
ータとの差分を計算する手段、該差分が予め設定された
値よりも大であるときに絶乾坪量プロファイルが変動中
と判断する手段、該判断する手段に基づいてスライスリ
ップの調整を中止させる調整手段とを備えた絶乾坪量プ
ロファイル調整指示装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶乾坪量プロファイル
調整指示装置に関し、さらに詳しくは絶乾坪量プロファ
イルの調整を手動で行う場合の過剰調整を防止するため
の絶乾坪量プロファイル調整指示装置に関するものであ
る。
調整指示装置に関し、さらに詳しくは絶乾坪量プロファ
イルの調整を手動で行う場合の過剰調整を防止するため
の絶乾坪量プロファイル調整指示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、絶乾坪量プロファイルの調整を指
示する場合、現時点の絶乾坪量プロファイルを表示し、
絶乾坪量プロファイルが所定範囲から外れた場合には、
その時点での調整を行っており、その時点での調整が正
しいかの判断のために再度絶乾坪量プロファイルを表示
して、この操作を繰返さねばならなかった。このため、
絶乾坪量プロファイルが所定範囲から外れて高い方向に
上がりすぎたり、あるいは低い方向に下がりすぎたりす
るという弊害が生じていた。
示する場合、現時点の絶乾坪量プロファイルを表示し、
絶乾坪量プロファイルが所定範囲から外れた場合には、
その時点での調整を行っており、その時点での調整が正
しいかの判断のために再度絶乾坪量プロファイルを表示
して、この操作を繰返さねばならなかった。このため、
絶乾坪量プロファイルが所定範囲から外れて高い方向に
上がりすぎたり、あるいは低い方向に下がりすぎたりす
るという弊害が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の絶乾坪量プロフ
ァイル調整指示装置は、現時点の絶乾坪量プロファイル
を表示するのみなので、過去のデータからの変動が把握
しにくく、絶乾坪量プロファイルの変動中にスライスリ
ップを動かして過剰調整を起こす可能性がある。
ァイル調整指示装置は、現時点の絶乾坪量プロファイル
を表示するのみなので、過去のデータからの変動が把握
しにくく、絶乾坪量プロファイルの変動中にスライスリ
ップを動かして過剰調整を起こす可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記から鋭
意検討した結果、本発明の絶乾坪量プロファイル調整指
示装置を発明するに至った。
意検討した結果、本発明の絶乾坪量プロファイル調整指
示装置を発明するに至った。
【0005】即ち、本発明の絶乾坪量プロファイル調整
指示装置は、時間方向における絶乾坪量プロファイルの
最大値と最小値とを設定する手段、時間方向のN点にお
ける絶乾坪量プロファイルを記憶する手段、該絶乾坪量
プロファイルの最大値と最小値から外れた点をプロファ
イル調整箇所と判定する手段、現時点とそれ以前のN点
におけるプロファイル調整箇所の絶乾坪量プロファイル
データとの差分を計算する手段、該差分が予め設定され
た値よりも大であるときに絶乾坪量プロファイルが変動
中と判断する手段、該判断する手段に基づいてスライス
リップの調整を中止させる調整手段とを備えたものであ
る。
指示装置は、時間方向における絶乾坪量プロファイルの
最大値と最小値とを設定する手段、時間方向のN点にお
ける絶乾坪量プロファイルを記憶する手段、該絶乾坪量
プロファイルの最大値と最小値から外れた点をプロファ
イル調整箇所と判定する手段、現時点とそれ以前のN点
におけるプロファイル調整箇所の絶乾坪量プロファイル
データとの差分を計算する手段、該差分が予め設定され
た値よりも大であるときに絶乾坪量プロファイルが変動
中と判断する手段、該判断する手段に基づいてスライス
リップの調整を中止させる調整手段とを備えたものであ
る。
【0006】
【作用】絶乾坪量プロファイルの時間方向での変動を判
断し、絶乾坪量プロファイルが移動しているか否かを調
整者へ指示し、スライスリップを調整する際の過剰調整
が軽減できるようにしている。
断し、絶乾坪量プロファイルが移動しているか否かを調
整者へ指示し、スライスリップを調整する際の過剰調整
が軽減できるようにしている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の絶乾坪量プロファイル調整指
示装置について実施例で説明する。
示装置について実施例で説明する。
【0008】本発明の絶乾坪量プロファイル調整指示装
置において、図1は、抄紙機と絶乾坪量プロファイル調
整指示装置との関係を示す概略図である。図1におい
て、抄紙機は、ヘッドボックス1、スライスリップ2、
ワイヤーパート3、プレスパート4、ドライパート5か
らなり、BM計からなる測定センサー6を備えている。
該測定センサー6より取り込んだ坪量プロファイル(B
W)および水分プロファイル(MP)をプロファイル記
憶、演算装置7に入力し、このデータをもとに指示する
絶乾坪量プロファイル調整指示装置8が接続されてい
る。
置において、図1は、抄紙機と絶乾坪量プロファイル調
整指示装置との関係を示す概略図である。図1におい
て、抄紙機は、ヘッドボックス1、スライスリップ2、
ワイヤーパート3、プレスパート4、ドライパート5か
らなり、BM計からなる測定センサー6を備えている。
該測定センサー6より取り込んだ坪量プロファイル(B
W)および水分プロファイル(MP)をプロファイル記
憶、演算装置7に入力し、このデータをもとに指示する
絶乾坪量プロファイル調整指示装置8が接続されてい
る。
【0009】図2は、絶乾坪量変動判断フローチャート
である。まず、坪量プロファイル(BW)および水分プ
ロファイル(MP)をステップ1で測定し、下記数1に
より絶乾坪量プロファイル(BD)の計算をステップ2
で行う。これより以下の操作は、プロファイルのデータ
点数分だけ繰り返す。図2中のroopはこれより以下の操
作が、プロファイルのデータ点数分、繰り返されたかを
判定する変数である。これより以下の操作がプロファイ
ルのデータ点数分だけ繰り返された場合、一連の操作は
完了する。
である。まず、坪量プロファイル(BW)および水分プ
ロファイル(MP)をステップ1で測定し、下記数1に
より絶乾坪量プロファイル(BD)の計算をステップ2
で行う。これより以下の操作は、プロファイルのデータ
点数分だけ繰り返す。図2中のroopはこれより以下の操
作が、プロファイルのデータ点数分、繰り返されたかを
判定する変数である。これより以下の操作がプロファイ
ルのデータ点数分だけ繰り返された場合、一連の操作は
完了する。
【0010】
【数1】BD=BW−MP
【0011】一方、予め絶乾坪量プロファイルの最大値
BDmaxおよび最小値BDminを設定する。ここで、絶乾
坪量プロファイルの最大値BDmaxおよび最小値BDmin
の範囲内に入っている場合は、調整の指示を与える必要
がなく、設定範囲から外れている場合に、外れた部分を
調整箇所として本発明の絶乾坪量プロファイル調整指示
装置を作動させる。
BDmaxおよび最小値BDminを設定する。ここで、絶乾
坪量プロファイルの最大値BDmaxおよび最小値BDmin
の範囲内に入っている場合は、調整の指示を与える必要
がなく、設定範囲から外れている場合に、外れた部分を
調整箇所として本発明の絶乾坪量プロファイル調整指示
装置を作動させる。
【0012】次に、調整箇所における絶乾坪量BDと同
位置にある過去のN点前の絶乾坪量絶乾坪量プロファイ
ルの最大値BDmaxおよび最小値BDminBDnの差分を
計算し、その値を△T(△T=BD−BDn)とし、ス
テップ4に示す。ここで、過去のNの時点は、予め設定
した時点である。
位置にある過去のN点前の絶乾坪量絶乾坪量プロファイ
ルの最大値BDmaxおよび最小値BDminBDnの差分を
計算し、その値を△T(△T=BD−BDn)とし、ス
テップ4に示す。ここで、過去のNの時点は、予め設定
した時点である。
【0013】時間方向N点における絶乾坪量プロファイ
ルの差分△Tについては、ステップ5に示すとおり、予
め設定しておいた移動量Tを比較する。
ルの差分△Tについては、ステップ5に示すとおり、予
め設定しておいた移動量Tを比較する。
【0014】絶乾坪量プロファイルの差分△Tが次の
である時、絶乾坪量プロファイルが安定しているため、
スライスリップを操作しても良いと判断する。 T>△T>−T
である時、絶乾坪量プロファイルが安定しているため、
スライスリップを操作しても良いと判断する。 T>△T>−T
【0015】絶乾坪量プロファイルの差分△Tが次の
である時、絶乾坪量プロファイルが変動中であるためス
ライスリップの操作を禁止する。 T≦△Tまたは−T≧△T
である時、絶乾坪量プロファイルが変動中であるためス
ライスリップの操作を禁止する。 T≦△Tまたは−T≧△T
【0016】上記またはの判断の結果については、
図1に示す絶乾坪量プロファイル調整指示装置8に表示
され、図2ではステップ5で示されるものである。
図1に示す絶乾坪量プロファイル調整指示装置8に表示
され、図2ではステップ5で示されるものである。
【0017】
【発明の効果】絶乾坪量プロファイルを時間方向で、予
め設定した点数分を蓄えているので、時間方向で絶乾坪
量が急激に変動していないか判断できる。このため、ス
ライスリップの過剰調整が防止できる。
め設定した点数分を蓄えているので、時間方向で絶乾坪
量が急激に変動していないか判断できる。このため、ス
ライスリップの過剰調整が防止できる。
【図1】抄紙機と絶乾坪量プロファイル調整指示装置と
の関係を示す概略図
の関係を示す概略図
【図2】絶乾坪量変動判断フローチャート
1 ヘッドボックス 2 スライスリップ 3 ワイヤーパート 4 プレスパート 5 ドライパート 6 測定センサー(BM計) 7 プロファイル記憶・演算装置 8 絶乾坪量プロファイル調整指示装置
Claims (1)
- 【請求項1】 時間方向における絶乾坪量プロファイル
の最大値と最小値とを設定する手段、時間方向のN点に
おける絶乾坪量プロファイルを記憶する手段、該絶乾坪
量プロファイルの最大値と最小値から外れた点をプロフ
ァイル調整箇所と判定する手段、現時点とそれ以前のN
点におけるプロファイル調整箇所の絶乾坪量プロファイ
ルデータとの差分を計算する手段、該差分が予め設定さ
れた値よりも大であるときに絶乾坪量プロファイルが変
動中と判断する手段、該判断する手段に基づいてスライ
スリップの調整を中止させる調整手段とを備えた絶乾坪
量プロファイル調整指示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4190995A JPH08246370A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 絶乾坪量プロファイル調整指示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4190995A JPH08246370A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 絶乾坪量プロファイル調整指示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08246370A true JPH08246370A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=12621416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4190995A Pending JPH08246370A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 絶乾坪量プロファイル調整指示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08246370A (ja) |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP4190995A patent/JPH08246370A/ja active Pending
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