JPH08245588A - 2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンのメチル化方法 - Google Patents
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンのメチル化方法Info
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- JPH08245588A JPH08245588A JP8069184A JP6918496A JPH08245588A JP H08245588 A JPH08245588 A JP H08245588A JP 8069184 A JP8069184 A JP 8069184A JP 6918496 A JP6918496 A JP 6918496A JP H08245588 A JPH08245588 A JP H08245588A
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- formic acid
- formaldehyde
- methylating
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D211/00—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings
- C07D211/04—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D211/68—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
- C07D211/72—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
- C07D211/74—Oxygen atoms
Abstract
(57)【要約】
【課題】発がん性や毒性のある物質を使用せずに、工業
的規模で行い得る程度に高い収率で行われ得る2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンのメチル化
方法の提供。 【解決手段】(A)2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン−4−オンへのホルムアルデヒドの添加および1
−ヒドロキシメチル−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−オン中間体の形成と、(B)1−ヒドロ
キシメチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
−4−オン中間体へのギ酸の引き続く添加および1,
2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンの
形成とからなる、有機溶媒中ホルムアルデヒドおよびギ
酸で2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オ
ンをメチル化する方法。
的規模で行い得る程度に高い収率で行われ得る2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンのメチル化
方法の提供。 【解決手段】(A)2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン−4−オンへのホルムアルデヒドの添加および1
−ヒドロキシメチル−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−オン中間体の形成と、(B)1−ヒドロ
キシメチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
−4−オン中間体へのギ酸の引き続く添加および1,
2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンの
形成とからなる、有機溶媒中ホルムアルデヒドおよびギ
酸で2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オ
ンをメチル化する方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン−4−オンのメチル化方法に関す
るものである。
トラメチルピペリジン−4−オンのメチル化方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジン−4−オンを製造するためのいくつかの方法が知
られている。ヨウ化メチルでの2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジン−4−オンのメチル化は、例えば「有
機化学のバイルシュタインハンドブック(Beilsteins Ha
ndbuch der Organischen Chemie)」第4版,第21巻,
第250頁および第1付録,第274頁ならびにJ. Me
d. Chem. 6, 381-384 (1963) に記載されている。1,
2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンを
形成するためのホロンとメチルアミンとの反応は「有機
化学のバイルシュタインハンドブック(Beilsteins Hand
buch der Organischen Chemie)」第4版,第21巻,第
2付録,第222頁および2./3.付録,第3279
頁に開示されている。
リジン−4−オンを製造するためのいくつかの方法が知
られている。ヨウ化メチルでの2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジン−4−オンのメチル化は、例えば「有
機化学のバイルシュタインハンドブック(Beilsteins Ha
ndbuch der Organischen Chemie)」第4版,第21巻,
第250頁および第1付録,第274頁ならびにJ. Me
d. Chem. 6, 381-384 (1963) に記載されている。1,
2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンを
形成するためのホロンとメチルアミンとの反応は「有機
化学のバイルシュタインハンドブック(Beilsteins Hand
buch der Organischen Chemie)」第4版,第21巻,第
2付録,第222頁および2./3.付録,第3279
頁に開示されている。
【0003】発がん性や毒性のある可能性がある試薬、
例えばヨウ化メチルの使用が回避される方法に対する要
望がある。
例えばヨウ化メチルの使用が回避される方法に対する要
望がある。
【0004】2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
−4−イル基を含有するトリアジン化合物のメチル化は
例えばEP−A−319480号に記載されている。こ
のメチル化はホルムアルデヒドおよびギ酸の混合物をメ
チル化剤として使用することにより行われる。
−4−イル基を含有するトリアジン化合物のメチル化は
例えばEP−A−319480号に記載されている。こ
のメチル化はホルムアルデヒドおよびギ酸の混合物をメ
チル化剤として使用することにより行われる。
【0005】しかしながら、ホルムアルデヒドおよびギ
酸の混合物での2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン−4−オンのメチル化はメチル化生成物の収率が非常
に低く、それ故に、工業的規模での製造には適していな
い。
酸の混合物での2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン−4−オンのメチル化はメチル化生成物の収率が非常
に低く、それ故に、工業的規模での製造には適していな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】それ故に、本発明は、
発がん性や毒性のある物質を使用せずに、工業的規模で
行い得る程度に高い収率で行われ得る2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン−4−オンのメチル化方法の提
供を課題とする。
発がん性や毒性のある物質を使用せずに、工業的規模で
行い得る程度に高い収率で行われ得る2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン−4−オンのメチル化方法の提
供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンへのホ
ルムアルデヒドの添加および1−ヒドロキシメチル−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン中
間体の形成、および(B)1−ヒドロキシメチル−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン中間体
へのギ酸の引き続く添加および1,2,2,6,6−ペ
ンタメチルピペリジン−4−オンの形成からなる有機溶
媒中ホルムアルデヒドおよびギ酸で2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン−4−オンをメチル化する方法に
関するものである。
2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンへのホ
ルムアルデヒドの添加および1−ヒドロキシメチル−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン中
間体の形成、および(B)1−ヒドロキシメチル−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン中間体
へのギ酸の引き続く添加および1,2,2,6,6−ペ
ンタメチルピペリジン−4−オンの形成からなる有機溶
媒中ホルムアルデヒドおよびギ酸で2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン−4−オンをメチル化する方法に
関するものである。
【0008】本発明方法は以下の反応スキームにより示
される。
される。
【化1】
【0009】得られる1−ヒドロキシメチル−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン中間体は、
該中間体が不安定であるので、通常は反応混合物から単
離されない。
6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン中間体は、
該中間体が不安定であるので、通常は反応混合物から単
離されない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る方法において純粋な
パラホルムアルデヒドおよび純粋なギ酸を使用すること
が適当である。
パラホルムアルデヒドおよび純粋なギ酸を使用すること
が適当である。
【0011】本発明の方法は、溶媒として芳香族炭化水
素またはアルコール中で行われるのが好ましい。芳香族
炭化水素溶媒が特に好ましい。適当な溶媒の例はベンゼ
ン、トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、クロロ
ベンゼン、n−ブチルアルコールおよびその異性体、お
よび第三アミルアルコールである。特に興味深いのはベ
ンゼン、トルエンおよびキシレン、とりわけトルエンで
ある。
素またはアルコール中で行われるのが好ましい。芳香族
炭化水素溶媒が特に好ましい。適当な溶媒の例はベンゼ
ン、トルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、クロロ
ベンゼン、n−ブチルアルコールおよびその異性体、お
よび第三アミルアルコールである。特に興味深いのはベ
ンゼン、トルエンおよびキシレン、とりわけトルエンで
ある。
【0012】本発明のその他の好ましい態様によれば、
反応水は(B)において共沸蒸留により同時に分離して
除かれる。
反応水は(B)において共沸蒸留により同時に分離して
除かれる。
【0013】2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
−4−オン:ホルムアルデヒド:ギ酸の好ましい比率は
1:1:1ないし1:3:1.2、特に1:1:1ない
し1:2:1または1:1:1ないし1:1.5:1で
ある。
−4−オン:ホルムアルデヒド:ギ酸の好ましい比率は
1:1:1ないし1:3:1.2、特に1:1:1ない
し1:2:1または1:1:1ないし1:1.5:1で
ある。
【0014】出発物質の化学量論的比率が使用される場
合、各成分の比率は例えば±5%の範囲内を変化し得
る。
合、各成分の比率は例えば±5%の範囲内を変化し得
る。
【0015】(A)は好ましくは10ないし60℃、特
に20ないし40℃の温度で行われ、そして(B)は、
例えば70ないし160℃、特に100ないし120℃
または90ないし100℃の温度で行われ得る。
に20ないし40℃の温度で行われ、そして(B)は、
例えば70ないし160℃、特に100ないし120℃
または90ないし100℃の温度で行われ得る。
【0016】反応が終了したら、潜在的な未反応ギ酸お
よび残留CO2 は、所望するならば、無機塩基の水溶液
で、または固体無機塩基、好ましくはNaOHまたはK
2 CO3 で中和される。水相(ギ酸塩および炭酸塩の他
に未反応ギ酸を含有)を分離除去した後、有機相が蒸留
され、所望の生成物が得られ得る。
よび残留CO2 は、所望するならば、無機塩基の水溶液
で、または固体無機塩基、好ましくはNaOHまたはK
2 CO3 で中和される。水相(ギ酸塩および炭酸塩の他
に未反応ギ酸を含有)を分離除去した後、有機相が蒸留
され、所望の生成物が得られ得る。
【0017】本発明に従って製造される1,2,2,
6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンは種々の光
安定剤の製造のための出発物質として直接使用され得る
か、または所望するならば、結晶化などの慣用の方法に
より精製され得る。
6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンは種々の光
安定剤の製造のための出発物質として直接使用され得る
か、または所望するならば、結晶化などの慣用の方法に
より精製され得る。
【0018】
【実施例】以下の実施例は本発明をより明確に説明す
る。 実施例1 トルエン1500ml中の2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン−4−オン300g(1.83モル)(表
記物質94.5%)の溶液に、パラホルムアルデヒド8
2.2g(2.74モル)を室温で攪拌しながら添加す
る。次に、溶液を90℃まで加熱し、そしてギ酸84.
2g(1.83モル)をゆっくり添加し、反応水を共沸
蒸留により除く。溶液を次いで100℃まで加熱し、そ
して100℃に1時間維持する。室温まで冷却した後、
粉砕水酸化ナトリウム3.65g(0.09モル)を攪
拌しながら添加する。混合物を次に1時間攪拌し、そし
て水酸化ナトリウムを濾別する。溶液を蒸留すると、
1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オ
ンが淡黄色油状物として得られる。 収量:275g(収率88.8%) 沸点:65−66℃/0.3ミリバール(NMRおよび
GLC−MS分析により1,2,2,6,6−ペンタメ
チルピペリジン−4−オンに一致する)
る。 実施例1 トルエン1500ml中の2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン−4−オン300g(1.83モル)(表
記物質94.5%)の溶液に、パラホルムアルデヒド8
2.2g(2.74モル)を室温で攪拌しながら添加す
る。次に、溶液を90℃まで加熱し、そしてギ酸84.
2g(1.83モル)をゆっくり添加し、反応水を共沸
蒸留により除く。溶液を次いで100℃まで加熱し、そ
して100℃に1時間維持する。室温まで冷却した後、
粉砕水酸化ナトリウム3.65g(0.09モル)を攪
拌しながら添加する。混合物を次に1時間攪拌し、そし
て水酸化ナトリウムを濾別する。溶液を蒸留すると、
1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オ
ンが淡黄色油状物として得られる。 収量:275g(収率88.8%) 沸点:65−66℃/0.3ミリバール(NMRおよび
GLC−MS分析により1,2,2,6,6−ペンタメ
チルピペリジン−4−オンに一致する)
【0019】実施例2 実施例1に記載した一般的方法に従い、そして表1に示
した反応条件を用いると、示された収率で1,2,2,
6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンが得られ
る。
した反応条件を用いると、示された収率で1,2,2,
6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンが得られ
る。
【0020】
【表1】
【0021】実施例5 トルエン100ml中の2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン−4−オン20g(0.13モル)の溶液
に、パラホルムアルデヒド5.8(0.195モル)を
室温で攪拌しながら添加する。引続き、溶液を90℃ま
で加熱し、そしてギ酸6.4g(0.14モル)をゆっ
くり添加し、反応水を共沸蒸留により除く。溶液を次い
で100℃まで加熱し、そして100℃に1時間維持す
る。室温まで冷却した後、粉砕水酸化ナトリウム0.6
6g(16ミリモル)を攪拌しながら添加する。次いで
混合物を1時間攪拌し、そして水酸化ナトリウムを濾別
する。溶液をGLCにより分析する。1,2,2,6,
6−ペンタメチルピペリジン−4−オンへの変換は98
%である。溶液を蒸留すると1,2,2,6,6−ペン
タメチルピペリジン−4−オンが19.4g得られる
(収率88.2%)。
ピペリジン−4−オン20g(0.13モル)の溶液
に、パラホルムアルデヒド5.8(0.195モル)を
室温で攪拌しながら添加する。引続き、溶液を90℃ま
で加熱し、そしてギ酸6.4g(0.14モル)をゆっ
くり添加し、反応水を共沸蒸留により除く。溶液を次い
で100℃まで加熱し、そして100℃に1時間維持す
る。室温まで冷却した後、粉砕水酸化ナトリウム0.6
6g(16ミリモル)を攪拌しながら添加する。次いで
混合物を1時間攪拌し、そして水酸化ナトリウムを濾別
する。溶液をGLCにより分析する。1,2,2,6,
6−ペンタメチルピペリジン−4−オンへの変換は98
%である。溶液を蒸留すると1,2,2,6,6−ペン
タメチルピペリジン−4−オンが19.4g得られる
(収率88.2%)。
【0022】2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
−4−オンのギ酸およびホルムアルデヒドの混合物での
メチル化 90℃まで加熱された、トルエン100ml中の2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン20g
(0.13モル)の溶液に、ギ酸6.4g(0.14モ
ル)およびNaOH2%水溶液10.5ml中のパラホ
ルムアルデヒド5.8(0.195モル)の溶液の混合
物をゆっくり添加し、反応水を共沸蒸留により除く。溶
液を次いで100℃まで加熱し、そして100℃に1時
間維持する。室温まで冷却した後、粉砕水酸化ナトリウ
ム0.66g(16ミリモル)を添加し、そして混合物
をさらに1時間攪拌する。残渣を濾別すると、GLCに
より分析される赤褐色溶液が得られる。1,2,2,
6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンへの変換は
22.7%である。GLCは5つのその他のピークを含
む。従って、この方法は工業的規模での製造に適当では
ない。
−4−オンのギ酸およびホルムアルデヒドの混合物での
メチル化 90℃まで加熱された、トルエン100ml中の2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン20g
(0.13モル)の溶液に、ギ酸6.4g(0.14モ
ル)およびNaOH2%水溶液10.5ml中のパラホ
ルムアルデヒド5.8(0.195モル)の溶液の混合
物をゆっくり添加し、反応水を共沸蒸留により除く。溶
液を次いで100℃まで加熱し、そして100℃に1時
間維持する。室温まで冷却した後、粉砕水酸化ナトリウ
ム0.66g(16ミリモル)を添加し、そして混合物
をさらに1時間攪拌する。残渣を濾別すると、GLCに
より分析される赤褐色溶液が得られる。1,2,2,
6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オンへの変換は
22.7%である。GLCは5つのその他のピークを含
む。従って、この方法は工業的規模での製造に適当では
ない。
Claims (10)
- 【請求項1】(A)2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン−4−オンへのホルムアルデヒドの添加および1
−ヒドロキシメチル−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−オン中間体の形成、および(B)1−ヒ
ドロキシメチル−2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジン−4−オン中間体へのギ酸の引き続く添加および
1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン−4−オ
ンの形成からなる有機溶媒中ホルムアルデヒドおよびギ
酸で2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オ
ンをメチル化する方法。 - 【請求項2】 芳香族炭化水素またはアルコールが溶媒
として使用される請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 ベンゼン、トルエンまたはキシレンが溶
媒として使用される請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 反応水が(B)において共沸蒸留により
同時に分離される請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン−4−オン:ホルムアルデヒド:ギ酸の比率が1:
1:1ないし1:3:1.2である請求項1記載の方
法。 - 【請求項6】 2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン−4−オン:ホルムアルデヒド:ギ酸の比率が1:
1:1ないし1:2:1である請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン−4−オン:ホルムアルデヒド:ギ酸の比率が1:
1:1ないし1:1.5:1である請求項1記載の方
法。 - 【請求項8】 (A)において温度が10ないし60℃
である請求項1記載の方法。 - 【請求項9】 (B)において温度が70ないし160
℃である請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 (B)において温度が100ないし1
20℃である請求項1記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT95MI000389A IT1277329B1 (it) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | Procedimento per la metilazione del 2,2,6,6-tetrametil-4-piperidone (triacetonammina) |
IT95A000389 | 1995-03-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08245588A true JPH08245588A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=11370735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8069184A Pending JPH08245588A (ja) | 1995-03-01 | 1996-02-29 | 2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンのメチル化方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0729947A1 (ja) |
JP (1) | JPH08245588A (ja) |
KR (1) | KR960034173A (ja) |
BR (1) | BR9600847A (ja) |
CA (1) | CA2170588A1 (ja) |
IT (1) | IT1277329B1 (ja) |
SK (1) | SK27696A3 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2789609A1 (en) | 2013-04-11 | 2014-10-15 | Bruker Biospin (SAS) | Highly efficient polarizing agents for dynamic nuclear polarization |
MX2016000700A (es) | 2015-01-22 | 2017-04-06 | Evonik Degussa Gmbh | Sintesis de compuestos de triacetonadiamina mediante procedimiento de aminacion reductora de triacetonadiamina y derivados de los mismos. |
MX2016000701A (es) | 2015-01-22 | 2016-11-24 | Evonik Degussa Gmbh | Proceso para preparar un compuesto de triacetonamina n-metil sustituida. |
DE102016212379A1 (de) | 2016-07-07 | 2018-01-11 | Evonik Degussa Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer N-methylsubstituierten Triacetonaminverbindung |
DE102016212378A1 (de) | 2016-07-07 | 2018-01-11 | Evonik Degussa Gmbh | Synthese von Triacetondiaminverbindungen durch reduktive Aminierung ausgehend von Triacetondiamin und dessen Derivaten |
MX2022007419A (es) | 2019-12-16 | 2022-07-13 | Basf Se | Proceso para la preparacion de compuestos de piperidina. |
CN110950794A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-04-03 | 宿迁联盛科技股份有限公司 | 一种1,2,2,6,6-五甲基-4-哌啶酮的制备方法 |
CN111116457A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-05-08 | 宿迁联盛科技股份有限公司 | 一种1,2,2,6,6-五甲基-4-哌啶酮的绿色合成方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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IT1223405B (it) * | 1987-12-04 | 1990-09-19 | Ciba Geigy Spa | Procedimento per la metilazione di composti triazinici contenenti gruppi 2,2,6,6 tetrametilpiperidinici |
-
1995
- 1995-03-01 IT IT95MI000389A patent/IT1277329B1/it active IP Right Grant
-
1996
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